JP2003106790A - 排気熱交換器 - Google Patents

排気熱交換器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換性能の向上 【解決手段】 コアプレート103はボンネット10
6,107側へと折り曲げられており、タンク102の
内壁面とコアプレート103とはろう付けされる。コア
プレート103はボンネット106、107側へと折り
曲げられているので、コアプレート103と近接する位
置に冷却水入口管104、冷却水出口管105とを接続
することができる。したがって、冷却水をコアプレート
103に沿って流すことができ、冷却水の淀みを抑制す
ることができる。その結果、熱交換性能を向上させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼により発生し
た排気と水などの冷却流体との間で熱交換を行う排気熱
交換器に関するもので、EGR(排気再循環装置)用の
排気を冷却する排気熱交換器(以下、EGRガス熱交換
器と呼ぶ。)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、EGRガス熱交換器としては、図
8に示すように、タンク102の内部に、積層された複
数本の排気チューブ101が納められた構造のものが知
られている。チューブ101の両端部はコアプレート1
30に挿通され、接合される。コアプレート130の周
縁部はタンク102側に折り曲げられ、タンク102の
外壁面と接合される。コアプレート130によってタン
ク102は閉塞され、タンク102内部の冷却水通路と
ボンネット106とは区画される。タンク102の壁面
には冷却水入口管104および冷却水出口管(図示せ
ず)が接続されており、タンク102内部に冷却水を流
出入させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、接合強度を
得るために、コアプレート130の周縁部とタンク10
2との間には十分な接合面積が必要とされる。図8に示
されたように、コアプレート130の周縁部がタンク1
02側に折り曲げられた構造であると、コアプレート1
30から離れた位置(コアプレート130から冷却水入
口管104までの距離lが約20〜30mmとなる位
置)にしか冷却水入口管104もしくは冷却水出口管を
設けることができない。そのため、冷却水通路の、冷却
水入口管104(もしくは冷却水出口管)と、コアプレ
ート130との間の部分において、冷却水流れが淀みや
すくなってしまう。その結果、熱交換効率が低下し、コ
アプレート130近傍において冷却水の沸騰が発生しや
すくなってしまうといった問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、コアプレートとタンク
とを接合させる熱交換器において、冷却水入口管および
冷却水出口管をコアプレートに近接して配し、熱交換効
率および耐沸騰性を向上させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の技術的手段を採用する。請求項1記
載の発明では、前記コアプレートの周縁部は前記ボンネ
ット側に折り曲げられており、前記タンクの内周面と接
合する第1接合部を有することを特徴とすることを特徴
とする。
【0006】上述した請求項1の発明によれば、コアプ
レートの周縁部はボンネット側に折り曲げられているの
で、冷却水入口管もしくは冷却水出口管をコアプレート
に近接して接続することができる。そのため、冷却水通
路において、冷却水流れはコアプレートに沿った流れと
なり、冷却水流れの淀みの発生、及び耐沸騰性を抑制す
ることができる。また、コアプレートはタンク内壁面と
接合されるため、十分な接合面積を確保しつつ、冷却水
入口管もしくは冷却水出口管をコアプレートに近接して
接続する構造とすることができる。
【0007】ところで、チューブの排気流れ上流側を、
より高温の排気ガスが通過するため、チューブの排気流
れ上流側で冷却水によどみが生じると、冷却水の沸騰が
起こりやすい。そこで、請求項2の発明によれば、チュ
ーブの排気流れ上流側に配されるコアプレートに近接し
て冷却水入口管を接続することができ、より高温の排気
ガスが通過するチューブ上流側端部近傍においても冷却
水を淀みなく流すことができ、冷却水の沸騰を抑制する
ことができる。
【0008】さらに、請求項3の発明によれば、前記第
1壁部と前記平坦部との間の折曲部が曲面形状となって
いたとしても、タンクの端部にはテーパ面が形成されて
いるので、タンク内壁面と第1壁部とを当接させること
ができ、ろう付け性を向上させることができる。
【0009】また、特に、タンクが、一方のプレートの
端部に形成された段差に、他方のプレートの端部を嵌め
合わさせる構造である場合、プレートが特に平板形状で
あると、プレート同士の嵌合部とコアプレートの平坦部
との間に隙間ができ、ろう付け不良が生じやすい。そこ
で、請求項4に記載された構造のタンクを有する熱交換
器に、請求項3の発明を適用することが特に望ましい。
【0010】また、請求項5の発明によれば、冷却水入
口管もしくは冷却水出口管をコアプレート近傍に接続す
るので、冷却水通路において、冷却水流れはコアプレー
トに沿った流れとなり、冷却水の流れの淀みの発生を抑
制することができ、耐沸騰性を向上させることができ
る。その結果、熱交換性能を向上させることができる。
また、コアプレートはタンク内壁面と接合されるため、
十分な接合面積を確保することができる。特に、請求項
6の発明に記載した位置に冷却水入口管もしくは冷却水
出口管を接続させるのが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、本発
明に係る排気熱交換装置をディーゼルエンジン(内燃機
関)用のEGRガス冷却装置に適用したものであり、図
1は本実施形態に係る排気熱交換器(以下、EGRガス
熱交換器と呼ぶ。)100を用いたEGR(排気再循環
装置)の模式図である。図1中、200はディーゼルエ
ンジン(以下、エンジンと略す。)であり、210はエ
ンジン200から排出される排気の一部をエンジンの吸
気側に貫流させる排気再循環管である。
【0012】220は排気再循環管210の排気流れ途
中に配設されて、エンジン200の稼動状態に応じてE
GRガス量を調節する周知のEGRバルブであり、EG
Rガス熱交換器100は、エンジン200の排気側とE
GRバルブ220との間に配設されてEGRガスとエン
ジン冷却水(以下、冷却水と略す。)との間で熱交換を
行い、EGRガスを冷却する。
【0013】続いて、EGRガス熱交換器100の構造
について述べる。なお、従来技術とほぼ同様の構造を有
する構成には同一の符号を付した。図2はEGRガス熱
交換器100を示す一部破断図であり、図3は図2
(a)中IV―IV線断面図である。
【0014】101は内部を排気が流れる排気チューブ
であり、偏平な略矩形の断面形状を有する。排気チュー
ブ101は、対抗して嵌め合わされるプレート111
a、111b、およびチューブ101の内部に配される
インナーフィン101bとからなる。プレート111
a、111bには外方に突出するリブ108が形成され
ている。対向するチューブ101の壁面に形成されたリ
ブ108同士は当接しており、各チューブ101の間隔
を所定間隔となるように保持するとともに、冷却水通路
の耐圧性を高めている。
【0015】102は筒形状のタンクであり、その断面
は略矩形形状を有する。タンク102は、プレート10
2a、102bを嵌め合わせ、嵌合部102dをろう付
けによって接合することにより形成される。プレート1
02a、102bの一端には外方に突出する段差102
cが形成されており、この段差102cに、他方のプレ
ート102b(102a)の段差が形成されていない端
部がはめ込まれる。なお、一方の嵌合部102dではプ
レート102aが外側となるように、他方の嵌合部10
2dではプレート102bが外側となるように、プレー
ト102a、102bは嵌め合わされている。
【0016】タンク102の両端はコアプレート103
によって閉塞されている。コアプレート103には開口
部が形成されており、コアプレート103の開口部に
は、タンク102内部に納められた各チューブ101の
両端部がコアプレート103に捜通され、ろう付けによ
り接合される。
【0017】チューブ101の上流側端部が配される側
のタンク102の端部には冷却水入口管104がコアプ
レート103に近接して接続されており、この冷却水入
口管104を介して冷却水はタンク102内部に流入す
る。タンク102の他端には、冷却水をタンク102外
部へと流出させる冷却水出口管105がコアプレート1
03に近接して接続されており、タンク102の内部は
冷却水通路となっている。なお、タンク102の内部に
おいて、冷却水の主流は、排気チューブ101を通過す
る排気流れとほぼ同じ方向に流れている。
【0018】冷却水入口管104および冷却水出口管1
05は、コアプレート103までの距離(l−t)が冷
却水入口管104、冷却水出口管105の半径d/2と
略等しくなるような位置に接続されている。lとはコア
プレート103のボンネット(後述する)側の面から冷
却水入口管104、冷却水出口管105の中心間での距
離であり、tとはコアプレート103の板厚である。な
お、l、t、dは、図8に示すl、t、dと同一である
ため、図2における図示は省略する。
【0019】コアプレート103を挟んで、熱交換コア
110の反対側となる、タンク102の長手方向両端部
にはボンネット106,107が接続されており、ボン
ネット106,107の周囲を覆うようにコアプレート
103は熱交換コア110とは反対側に折り曲げられ、
ろう付けされる。冷却水入口管104側に配されるボン
ネット106端部には、排気ガスをボンネット106に
導入する排気入口106aが形成されており、冷却水出
口管105側に配されるボンネット107端部には、排
気ガスをボンネット107から外部へと導出する排気出
口107aが形成される。ボンネット106、107は
熱交換コア110側となるにつれて徐々に流路面積が増
大するような略四角錐形状を有しており、各排気チュー
ブ110への排気ガスの分配を良好なものとしている。
【0020】EGRガス熱交換器100において排気入
口106aから導入された排気ガスはボンネット106
を通過し、各チューブ101内を通過する。チューブ1
01の周囲を流れる冷却水によって冷却された排気ガス
はボンネット107を通過し、排気出口107aから導
出される。一方、冷却水は、冷却水入口管104を介し
てタンク102内部に流入する。タンク102内部にお
いて、チューブ101を通過する排気ガスを冷却し、冷
却水出口管105を介して外部へと流出する。
【0021】以下、本発明の要部であるコアプレート1
03について説明する。
【0022】コアプレート103の周縁部は、ボンネッ
ト106、107側に伸びるように略クランク状に折り
曲げられており、チューブ101が接続される根付部1
01aから外縁部にかけて、第1壁部103a、平坦部
103b、第2壁部103cを有している。第1壁部1
03aはタンク102の内壁面と当接しており、タンク
102との接合部となっている。第1壁部103aと連
続する平坦部103bには、プレート102a、102
bの端部が当接する。最も外周縁部となる第2壁部10
3cはボンネット106、107の外壁面と当接してお
り、ボンネット106、107との接合部となってい
る。
【0023】平坦部103bと当接するプレート102
a、102bの端部はつぶされており、第1壁部103
aと平坦部103bとの間の折曲部103dの曲げRと
干渉しない角度を有するテーパ面120が形成されてい
る。
【0024】続いて、EGRガス熱交換器100の製造
方法について述べる。
【0025】インナーフィン101bを挟みこむよう
に、第1、第2プレート111a、111bを嵌め合わ
せ、チューブ101を積層し、プレート102a、10
2bを嵌め合わせたタンク102の内部に納められる。
タンク102の内壁面にはリブ109が形成されてお
り、最外側のチューブ101のリブ108と当接する。
チューブ101の両端をコアプレート103に挿通する
とともに、タンク102の両端部を閉塞するようにコア
プレート103を組付ける。この際、第1壁部103a
がタンク102の内壁面に、平坦部103bがプレート
102a、102bの端部に当接するようにコアプレー
ト103をタンク102に組み付ける。
【0026】続いて、第2壁部103cがボンネット1
06、107の外壁面と当接するように、コアプレート
103にボンネット106、107を組み付け、タンク
102に冷却水入口管104および冷却水出口管105
を組み付ける。このようにして各部材を組み付けた後、
熱交換器100はろう付けされる。
【0027】本実施の形態では、コアプレート103は
ボンネット106、107に向かって折り曲げられ、第
1壁部103aにおいてタンク102の内壁面とろう付
けされるため、冷却水入口管104および冷却水出口管
105をコアプレート103に近接する位置でタンク1
02に接続することができる。そのため、タンク102
内部へと流入、もしくはタンク102から流出する冷却
水流れをコアプレート103に沿った流れとすることが
でき、タンク102内部における冷却水の淀みを抑制す
ることができる。その結果、排気ガスとの熱交換に寄与
しない冷却水を減らすことができ、熱交換性能を向上さ
せることができる。
【0028】特に、チューブ101の排気流れ上流側
は、より高温の排気ガスが通過するので、チューブ10
1の排気流れ上流側端部(冷却水入口管104側)にお
いて冷却水の淀みが発生すると、冷却水の沸騰が起こり
やすい。しかしながら、本実施の形態によれば、冷却水
入口管104はコアプレート103に近接して配される
ので、排気流れ上流側における淀みの発生が抑制され、
冷却水の沸騰を抑制することができる。
【0029】ところで、コアプレート103の周縁部
は、第1壁部103a、第2壁部103cはチューブ根
付部101a、平坦部103bに対して略垂直な方向に
伸びるようにプレス成形などによって折り曲げ成形され
る。しかし、第1壁部103aと平坦部103bとの間
の折曲部103dとして、曲げRが0となるよう曲げる
ことは実質的に製造上困難であり、図4〜7に示すよう
に曲面を有する形状となる。
【0030】タンク102を構成するプレート102’
a、102’bが平板形状であると、プレート102’
b(102’a)の端部の角部が折曲部103dにあた
ってしまうので、図6に示すように、第1壁部103a
をタンク102の内壁面に当接させると、平坦部103
bにプレート102’b(102’a)の端部を当接さ
せることができず、平坦部103bとプレート102’
b(102’a)の端部との間に隙間ができてしまう。
【0031】しかしながら、本実施の形態によれば、プ
レート102b(102a)の端部にはテーパ面120
が形成されているので、図4に示すように、プレート1
02b(102a)の端部は折曲部103dと干渉しな
い。そのため、折曲部103dが曲面を有していても、
タンク102の内壁面に第1壁部103aを当接させな
がら、プレート102b(102a)の端部を平坦部1
03bに当接させることができ、良好なろう付け性を得
ることができる。
【0032】段差102cは、プレート102a,10
2bの一端を折り曲げ成形することによって形成される
が、この段差102cの曲げRが0となるように曲げる
ことは製造上、実質的に困難である。そのため、段差1
02cの付け根の部分に、内側に嵌めこまれるプレート
102b(102a)の端部を当接させることができ
ず、嵌合部102dにおいて外側に配されるプレート1
02aとコアプレート103の第1壁部103aとの間
には隙間ができる。
【0033】ところで、図3に示すように、一方の嵌合
部102dではプレート102’aが外側となるよう
に、他方の嵌合部102dではプレート102’bが外
側となるように、プレート102’a、102’bが嵌
め合わされているので、タンク102を構成するプレー
トとして、図7に示すような平板プレート102’a、
102’bを用いる場合、図7において外側に位置する
プレート102’aは、他方の嵌合部102dでは内側
に位置する。そのため、プレート102’aの端部を平
坦部103bに当接させることができない。したがっ
て、図7において内側に配されたプレート102’bと
同様に、平坦部103bと当接せず、プレート102’
aと平坦部103bとの間にも隙間ができてしまう。
【0034】しかしながら、本実施の形態によれば、図
5に示すように、段差102cの付け根の部分(図3中
VI−VI線で示される部分)においても外側のプレー
ト102aの端部も平坦部103bに当接することがで
きるので、ろう付け性を向上させることができる。
【0035】以上述べたように、コアプレート103の
平坦部103bと当接するプレート102a、102b
の端部にテーパ面120を形成することによって、コア
プレート103とタンク102とのろう付けを確実に行
うことができ、ろう付け不良による冷却水通路と排気通
路との間の漏れを防止することができる。
【0036】なお、上述した実施の形態では、1組のプ
レートを嵌め合わせるタンク、および1組のプレートを
嵌め合わせるチューブを有するEGRガス熱交換器につ
いて述べたが、チューブ及びタンクの構造は特に限定さ
れない。また、チューブの積層本数、列についても特に
限定されない。さらに、インナーフィンに熱交換性能を
向上させるためのルーバを設けてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態おけるEGRガス熱交換器を
用いたEGRガス冷却装置の模式図である。
【図2】図2(a)は本発明の実施形態におけるEGR
ガス熱交換器を示す一部破断図であり、図2(b)は図
2(a)中III−III線断面を含む一部破断図であ
る。
【図3】図2(a)中IV―IV線断面図である。
【図4】本発明のコアプレートの要部拡大図であり、図
3中V−V線断面図である。
【図5】本発明のコアプレートの要部拡大図であり、図
3中VI−VI線断面図である。
【図6】プレートが平板形状である場合の、図3中V−
V線断面図である。
【図7】プレートが平板形状である場合の、図3中VI
−VI線断面図である。
【図8】従来技術を示す一部破断図である。
【符号の説明】
100…EGRガス熱交換器 101…チューブ 102…タンク 102a、102b…プレート 103…コアプレート 103a…第1壁部 103b…平坦部 103c…第2壁部 104…冷却水入口管 105…冷却水出口管 106、107…ボンネット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3G062 AA01 ED08 3L103 AA11 AA13 AA27 BB39 CC02 CC27 DD12 DD54 DD55 DD56 DD62

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにほぼ平行となるように積層され、
    内燃機関の排気ガスが通過する複数のチューブと、 これらのチューブを内部に納めたタンクと、 このタンクの内部に形成され、前記排気通路の周囲を冷
    却水が流れる冷却水通路と、 前記タンクに接続され、前記冷却水通路内に冷却水を流
    入させる冷却水入口管と、 前記タンクに接続され、前記冷却水通路から冷却水を流
    出させる冷却水出口管と、 前記チューブの端部と連結し、前記複数のチューブへと
    排気ガスを分配する、または前記複数のチューブを通過
    した排気ガスを集めるボンネットと、 前記チューブの両端が挿通され、前記ボンネットと前記
    冷却水通路とを区画するコアプレートとを有する排気熱
    交換器であって、 前記コアプレートの周縁部は前記ボンネット側に折り曲
    げられ、前記タンクの内周面と接合する第1接合部を有
    することを特徴とする排気熱交換器。
  2. 【請求項2】 前記コアプレートのうち前記チューブの
    排気流れ上流側端部が接続される前記コアプレートの周
    縁部が前記ボンネット側に折り曲げられていることを特
    徴とする請求項1記載の排気熱交換器。
  3. 【請求項3】 前記コアプレートの周縁部はクランク状
    に折り曲げられ、前記第1接合部となる第1壁部と、 この第1壁部と連続して設けられ、前記タンクタンクの
    端部が当接する平坦部と、 この平坦部よりも外周側に配され、前記ボンネットと接
    合される第2壁部とを有し、 前記タンクの端部に前記第1壁部と前記平坦部との間の
    折曲部のRと干渉しない角度を有するテーパ面が形成さ
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の排気
    熱交換器。
  4. 【請求項4】 前記タンクは対向するように嵌め合わさ
    れた1組のプレートからなり、これらのプレート同士の
    嵌合部において、外側に配される前記プレートには外方
    へ突出する段差が形成されていることを特徴とする請求
    項3記載の排気熱交換器。
  5. 【請求項5】 互いにほぼ平行となるように積層され、
    内燃機関の排気ガスが通過する複数のチューブと、 これらのチューブを内部に納めたタンクと、 このタンクの内部に形成され、前記排気通路の周囲を冷
    却水が流れる冷却水通路と、 前記タンクに接続され、前記冷却水通路内に冷却水を流
    入させる冷却水入口管と、 前記タンクに接続され、前記冷却水通路から冷却水を流
    出させる冷却水出口管と、 前記チューブの端部と連結し、前記複数のチューブへと
    排気ガスを分配する、または前記複数のチューブを通過
    した排気ガスを集めるボンネットと、 前記チューブの両端が挿通され、前記ボンネットと前記
    冷却水通路とを区画するコアプレートとを有する排気熱
    交換器であって、 前記冷却水入口管もしくは前記冷却水出口管から前記コ
    アプレートまでの距離が前記冷却水入口管の直径もしく
    は前記冷却水出口管の直径以下となる位置に、前記冷却
    水入口管もしくは前記冷却水出口管が接続されているこ
    とを特徴とする排気熱交換器。
  6. 【請求項6】 前記冷却水入口管もしくは前記冷却水出
    口管から前記コアプレートまでの距離が前記冷却水入口
    管の半径もしくは前記冷却水出口管の半径とほぼ等しく
    なる位置に、前記冷却水入口管もしくは前記冷却水出口
    管が接続されていることを特徴とする請求項5記載の排
    気熱交換器。
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