JP2003100322A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP2003100322A
JP2003100322A JP2001285546A JP2001285546A JP2003100322A JP 2003100322 A JP2003100322 A JP 2003100322A JP 2001285546 A JP2001285546 A JP 2001285546A JP 2001285546 A JP2001285546 A JP 2001285546A JP 2003100322 A JP2003100322 A JP 2003100322A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 セパレータおよび電極構造体の間の各シール
部材により各種流路を確実に密封しながら、燃料電池を
小型軽量化する。 【解決手段】 各セパレータ4,5に、ガスシール部材
6,7の外側に設けられる反応ガスおよび冷却媒体の連
通孔18と、ガスシール部材6,7をセパレータ4,5
の厚さ方向に迂回して反応ガスの連通孔18とガス流路
8,9とを連絡する連絡路25とを設け、冷却媒体流路
を反応ガスの連通孔18に対して密封する冷却面シール
部材27を、連絡路25から連通孔18側にずれた位置
に配置する。一方のセパレータ5の連通孔18と反応ガ
ス流路9との間に凸部30を設けるとともに、他方のセ
パレータ4に前記凸部30を受け入れる凹部32を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電極構造体をセパ
レータで挟持してなる燃料電池セルを複数積層して構成
された燃料電池に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料電池セルには、固体高分子電解質膜
の両側にそれぞれアノード電極およびカソード電極を配
置してなる電極構造体を、一対のセパレータで挟持する
ことにより平板状に構成されたものがある。このように
構成された燃料電池セルは、その厚さ方向に複数積層さ
れることにより燃料電池を構成している。
【0003】各燃料電池セルでは、アノード電極に対向
配置されるアノード側セパレータの一面に燃料ガス(例
えば、水素)の流路が設けられ、カソード電極に対向配
置されるカソード側セパレータの一面に酸化剤ガス(例
えば、酸素を含む空気)の流路が設けられている。ま
た、隣接する燃料電池セルの隣接するセパレータ間に
は、冷却媒体(例えば、純水)の流路が設けられてい
る。
【0004】そして、アノード電極の電極反応面に燃料
ガスを供給すると、ここで水素がイオン化され、固体高
分子電解質膜を介してカソード電極に移動する。この間
に生じた電子は外部回路に取り出され、直流の電気エネ
ルギとして利用される。カソード電極においては、酸化
剤ガスが供給されているため、水素イオン、電子、およ
び酸素が反応して、水が生成される。電極反応面では、
水が生成される際に熱が発生するので、セパレータ間に
流通させられる冷却媒体によって冷却されるようになっ
ている。
【0005】これら燃料ガス、酸化剤ガス(総称して反
応ガス)および冷却媒体は、各々独立した流路に流通さ
せる必要があるため、各流路間を液密または気密状態に
仕切るシール技術が重要となる。密封すべき部位として
は、例えば、反応ガスおよび冷却媒体を燃料電池の各燃
料電池セルに分配供給するために貫通形成された供給口
の周囲、各燃料電池セルから排出された反応ガスおよび
冷却媒体をそれぞれ収集して排出する排出口の周囲、電
極構造体の外周、隣接する燃料電池セルのセパレータ間
の外周等がある。シール部材としては、有機ゴム等の柔
らかくて、適度に反発力のある材質のものが採用されて
いる。
【0006】一方、近年、実車への搭載に向けた実用化
の動きの中で、燃料電池の小型軽量化、低コスト化が大
きな課題となっている。燃料電池を小型化するために
は、燃料電池を構成する各燃料電池セルを薄くするこ
と、具体的には、各燃料電池セル内部に形成されている
反応ガスの流路を十分に確保しながら、セパレータ間の
間隔寸法を小さくすることや、セパレータを薄肉化する
ことが考えられる。
【0007】ところが、セパレータを薄肉化することに
は、セパレータの強度や燃料電池の剛性上限界がある。
また、セパレータ間の間隔寸法を小さくするには、シー
ル部材の高さ寸法を低減することが効果的であるが、必
要十分な密封性を確保するためには、十分な潰れ代を確
保し得る高さ寸法が必要となるため、その低減にも自ず
と限界がある。
【0008】さらに、燃料電池セルにおいて、シール部
材が占有する体積は、反応ガスおよび冷却媒体を密封す
るために必要不可欠ではあるものの、実質的に発電に寄
与しない空間であるため、極力小さくする必要がある。
【0009】図23は、従来の燃料電池を示す平面図で
ある。図中、符号107は、燃料電池106をセパレー
タ109、110の積層方向に貫通する燃料ガス供給
口、排出口、酸化剤ガス供給口、排出口、冷却媒体供給
口、排出口などの連通孔である。また、符号112は、
セパレータ109,110に沿って複数の燃料ガス流
路、酸化剤ガス流路および冷却媒体流路が形成されてい
る領域である。
【0010】図24は、図23の線X−Xで切断した従
来の燃料電池106を示す縦断面図である。平面視にお
いて、発電に寄与しないシール部材の占有体積を極力小
さくするために、従来は、燃料ガス流路100および酸
化剤ガス流路101をそれぞれ密封するガスシール部材
102,103と、冷却媒体流路を密封する冷却面シー
ル部材104とを、燃料電池セル105の積層方向に一
列に並べて配置することにより、燃料電池106の積層
方向の外形寸法を最小限に抑制している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに構成される燃料電池106の場合に、各流路10
0,101を密封するガスシール部材102,103お
よび冷却面シール部材104の全てを燃料電池セル10
5の積層方向に一列に並べて配置すると、燃料電池10
6の厚さ寸法を、各燃料電池セル105の最小厚み寸法
に冷却面シール部材104の高さ寸法を加えて積層数倍
した値より小さくすることができないという不都合があ
る。
【0012】このことをさらに詳しく説明するために、
再度図24を参照する。図24は、燃料電池106を燃
料ガス供給口107近傍で燃料電池セル105の積層方
向に切断した縦断面図である。この図24によれば、ガ
スシール部材102、103によって密封状態に隔離さ
れた燃料ガス供給口107と燃料ガス流路100とが連
絡路108によって連絡されている。該連絡路108
は、燃料ガス流路100の周囲を全周にわたって密封し
ているガスシール部材102をセパレータ109の厚さ
方向に迂回するようにセパレータ109に設けられてい
る。また、セパレータ110も酸化剤ガス供給口(図示
略)において同様の連絡路(図示略)を有している。
【0013】したがって、各セパレータ109,110
は、連絡路108を形成するために比較的厚く形成され
ているが、各シール部材102〜104が配置されてい
るシールラインの位置においては、図24の断面に見ら
れるように、強度を確保するための最小限度の肉厚寸法
となっており、それ以上の薄肉化を図ることができな
い。
【0014】また、各シール部材102〜104は、密
封性を確保するために必要最小限の高さ寸法とされてい
るので、これらシール部材102〜104の高さ寸法も
それ以上低減することはできない。
【0015】その結果、燃料電池106の厚さ寸法は、
2枚のセパレータ109,110の最小肉厚寸法、連絡
路108を構成するための厚さ寸法、2つのガスシール
部材102,103の高さ寸法、固体高分子電解質膜1
11の厚さ寸法および冷却面シール部材104の高さ寸
法を加えたものを積層数倍した寸法となるが、これらは
全て必要不可欠な寸法であるため、それ以上の寸法低減
を図ることは困難であった。
【0016】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであって、燃料電池を構成するセパレータおよび電
極構造体の間の各シール部材により各種流路を確実に密
封しながら、積層方向の寸法を低減して小型軽量化した
燃料電池を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明に係る燃料電池は、電解質の両面に
それぞれ電極を配した電極構造体(例えば、実施形態に
おける電極構造体10)と、該電極構造体を厚さ方向に
挟む一対のセパレータ(例えば、実施形態におけるセパ
レータ4,5)と、前記電極構造体の外周部に配置さ
れ、各セパレータと前記電極構造体との間に挟まれて両
者間に形成される反応ガス流路(例えば、実施形態にお
ける燃料ガス流路8,酸化剤ガス流路9)をそれぞれ密
封するガスシール部材(例えば、実施形態におけるガス
シール部材6,7)とから構成された複数の燃料電池セ
ル(例えば、実施形態における燃料電池セル2)を、こ
れら燃料電池セル間に形成される冷却媒体流路を密封す
る冷却面シール部材(例えば、実施形態における冷却面
シール部材27)を挟んで積層してなる燃料電池(例え
ば、実施形態における燃料電池1)であって、前記各セ
パレータに、前記ガスシール部材の電極構造体シール部
(主環状部6a,7a)外側に設けられる反応ガス連通
孔(例えば、実施形態における燃料ガス供給口17,酸
化剤ガス供給口18,燃料ガス排出口20,酸化剤ガス
排出口21)および冷却媒体連通孔(例えば、実施形態
における冷却媒体供給口19,冷却媒体排出口22)と
前記各セパレータに、前記ガスシール部材の電極構造体
シール部外側に設けられる反応ガス連通孔および冷却媒
体連通孔と、前記ガスシール部材の電極構造体シール部
をセパレータの厚さ方向に迂回して反応ガス連通孔と反
応ガス流路を連絡する反応ガス連絡路(例えば、実施形
態における燃料ガス連絡路23,酸化剤ガス連絡路2
5)とが設けられ、少なくとも一方のセパレータ(例え
ば、実施形態におけるセパレータ5)に前記反応ガス連
絡路(例えば、実施形態における酸化剤ガス連絡路2
5)の裏側を少なくとも反応ガス連絡路に対応する領域
にわたって突出させた凸部(例えば、実施形態における
凸部30)が設けられるとともに、他方のセパレータ
(例えば、実施形態におけるセパレータ4)に前記凸部
を受け入れる凹部(例えば、実施形態における凹部3
2)が設けられていることを特徴とする。
【0018】この発明に係る燃料電池によれば、前記一
方のセパレータに凸部を設けたので、このセパレータの
厚みを最小限度まで薄くして、反応ガス連絡路を形成す
るのに必要な厚みを確保することができる。また、前記
他方のセパレータに前記凸部を受け入れる凹部を設けた
ので、前記凸部による厚みの増加を前記凹部で打ち消す
ことができる。したがって、反応ガス連絡路を形成する
のに必要な厚みを、一方のセパレータと他方のセパレー
タとの双方で確保していればよく、各セパレータごとに
反応ガス連絡路を形成するのに必要な厚みを確保する必
要がない。このため、その分だけそれぞれのセパレータ
に必要な厚みを低減することができ、各燃料電池セル毎
に厚さ寸法を低減することができる。なお、一対のセパ
レータのうち、一方のセパレータに前記反応ガス連絡路
を形成するのに必要な厚みを確保させておけば、前記凸
部を設けなくても反応ガス連絡路を形成することができ
る。したがって、他方のセパレータに前記凸部に対応す
る凹部を設ける必要がなくなるため、他方のセパレータ
の厚みを最小限度とすることができる。このようにすれ
ば、双方のセパレータを合わせた厚みを最小限度に保持
するとともに、凸部と凹部を双方のセパレータに形成す
る場合に比べて形成する箇所が半減するため、製造工程
が容易となる。燃料電池では、数百に及ぶ燃料電池セル
を積層するので、燃料電池全体としては、各燃料電池セ
ル毎に低減された厚さの積層数倍の大幅な小型化を図る
ことができる。
【0019】請求項2の発明に係る燃料電池は、前記冷
却媒体流路を前記反応ガス連通孔に対して密封する冷却
面シール部材が、前記反応ガス連絡路に対して前記反応
ガス連通孔側にずれた位置に設けられていることを特徴
とする。
【0020】この発明に係る燃料電池によれば、冷却媒
体流路を密封する冷却面シール部材が連絡路から連通孔
側にずれた位置に配置されているので、冷却面シール部
材の積層方向の位置をガスシール部材の近傍に設けられ
ている連絡路とは無関係に決定することが可能となる。
その結果、燃料電池セルの積層方向に沿う連絡路の位置
と冷却面シール部材の位置とを重なり合わせることが可
能となる。これにより、その重なり合った寸法分だけ、
各燃料電池セル毎に厚さ寸法を低減することが可能とな
る。
【0021】請求項3の発明に係る燃料電池は、前記冷
却面シール部材が、前記反応ガス連絡路近傍を除き、積
層方向からみて、前記ガスシール部材と略同一位置に配
置されていることを特徴とする。
【0022】この発明に係る燃料電池によれば、ガスシ
ール部材を厚さ方向に迂回して形成される連絡路近傍
は、該連絡路の高さ分だけセパレータを厚くせざるを得
ないため、冷却面シール部材を連通孔側にずらして、ガ
スシール部材と冷却面シール部材とが、同一のシールラ
インに配されることを回避し、連絡路近傍以外の部分で
は、ガスシール部材と冷却面シール部材とを燃料電池セ
ルの積層方向に一列に並んだ位置に配することにより、
燃料電池セルの面積を低減することが可能となる。ま
た、連通孔近傍でシールラインをずらすことにより、請
求項1記載の燃料電池と同様に、冷却面シール部材と連
絡路とを積層方向に重なり合う位置に配置することが可
能となり、冷却面シール部材とガスシール部材とを積層
方向に近接させて燃料電池の厚さを低減することができ
る。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
係る燃料電池1について、図面を用いて詳細に説明す
る。本実施形態に係る燃料電池1は、図12に示される
ように、燃料電池セル2を複数積層して構成されてい
る。燃料電池セル2は、図1に示されるように、電極構
造体3を一対のセパレータ4,5で挟持することにより
構成されている。電極構造体3と各セパレータ4,5と
の間には、ガスシール部材6,7がそれぞれ配置されて
いる。これらガスシール部材6,7は、図12に示され
るように、電極構造体3の両側に燃料ガス流路8と酸化
剤ガス流路9とを密封状態に画定している。
【0024】前記電極構造体3は、例えば、図2および
図12に示されるように、ペルフルオロスルホン酸ポリ
マーからなる固体高分子電解質膜10(以下、単に電解
質膜という。)と、この電解質膜10の両面を挟むアノ
ード電極11およびカソード電極12とを有している。
電解質膜10は、例えば、図2に示されるように、複数
の貫通孔10aを有している。電解質膜10は、後述す
るセパレータ4,5と同等の大きさを有し、各貫通孔1
0aは、セパレータ4,5の各供給口17〜19および
各排出口20〜22に対応する位置に配置されている。
【0025】前記アノード電極11およびカソード電極
12は、例えば、多孔質カーボンクロスまたは多孔質カ
ーボンペーパーからなるガス拡散層の電解質膜10と接
する一表面に、Ptを主体とする合金からなる触媒層を
積層させることにより構成されている。
【0026】燃料電池セル2を構成するセパレータ4,
5には、2種類のセパレータ4,5がある。各セパレー
タ4,5は、図3および図4に示されるように、いずれ
もカーボン製平板の表面に、複数の溝13〜16(図1
3(b)参照)を削り込むことにより、一定の高さを有
する凹凸が一定のパターンで多数形成された波板部4
a,5aと、該波板部4a,5aに流通させる燃料ガス
(例えば、水素ガス)、酸化剤ガス(例えば、酸素を含
む空気)および冷却媒体(例えば、純水)をそれぞれ供
給、排出させるように各セパレータ4,5を貫通する燃
料ガス供給口(反応ガス連通孔)17、酸化剤ガス供給
口(反応ガス連通孔)18、冷却媒体供給口(冷却媒体
連通孔)19、燃料ガス排出口(反応ガス連通孔)2
0、酸化剤ガス排出口(反応ガス連通孔)21および冷
却媒体排出口(冷却媒体連通孔)22と、これら供給口
17〜19、排出口20〜22および前記波板部4a,
5aをそれぞれ取り囲むように配置される平面部4b,
5bとを具備している。
【0027】前記冷却媒体供給口19および冷却媒体排
出口22は、図3および図4に示されるように、セパレ
ータ4,5の幅方向(矢印P)のほぼ中央に配置されて
いる。また、前記燃料ガス供給口17と酸化剤ガス供給
口18は、前記冷却媒体供給口19を挟んでセパレータ
4,5の幅方向(矢印P)の両側に配置されている。さ
らに、前記燃料ガス排出口20と酸化剤ガス排出口21
は、前記冷却媒体排出口22を挟んでセパレータ4,5
の幅方向(矢印P)の両側に配置されている。これら燃
料ガス排出口20および酸化剤ガス排出口21は、それ
ぞれ燃料ガス供給口17および酸化剤ガス供給口18に
対して対角位置となるように配置されている。
【0028】各セパレータ4,5の長さ方向(矢印Q)
に沿う、燃料ガス供給口17および排出口20、酸化剤
ガス供給口18および排出口21の長さ寸法(矢印R)
は、隣接する冷却媒体供給口19および排出口22の長
さ寸法(矢印S)よりも短く形成されている。これによ
り、燃料ガス供給口17および排出口20、酸化剤ガス
供給口18および排出口21と波板部4a,5aとの間
の間隔寸法(矢印T)は、冷却媒体供給口19および排
出口22と波板部4a,5aとの間の間隔寸法(矢印
U)よりも大きく形成されている。
【0029】セパレータ4の一面側には、図3に示され
るように、燃料ガス供給口17と波板部4aとの間およ
び該波板部4aと燃料ガス排出口20との間に、燃料ガ
ス供給口17から供給されてきた燃料ガスを波板部4a
に流通させ、波板部4aを通過した燃料ガスを燃料ガス
排出口20から排出させるための燃料ガス連絡路23が
それぞれ形成されている。該燃料ガス連絡路23は、セ
パレータの一面側に形成された複数の溝23aと、該溝
23a上に掛け渡される平板上のブリッジ板23bとを
備えている。ブリッジ板23bが配置されるセパレータ
4の表面には、該ブリッジ板23bをはめ込む凹部24
が形成されており、それによってブリッジ板23bの表
面は、セパレータ4の表面4bと同一平面内に配されて
いる。
【0030】また、セパレータ5の一面側にも、図4に
示されるように、酸化剤ガス供給口18と波板部5aと
の間、および、該波板部5aと酸化剤ガス排出口21と
の間に、セパレータ4と同様に、複数の溝25aとブリ
ッジ板25bとからなる酸化剤ガス連絡路25が設けら
れている。なお、両セパレータ4,5の他面側には、図
5(a)、(b)に示されるように、冷却媒体供給口1
9と波板部4a,5aとを結ぶ冷却媒体連絡路26およ
び該波板部4a,5aと冷却媒体排出口22とを結ぶ冷
却媒体連絡路26が設けられている。そして、図5
(a)に示されるように一方のセパレータ5には凸部3
0が設けられるとともに、図5(b)に示されるように
他方のセパレータ4には前記凸部30を受け入れる凹部
32が設けられている。これらについては詳細を後述す
る。
【0031】前記ガスシール部材6,7は、図6に示さ
れるように、波板部4a,5aの外周を取り囲む主環状
部6a,7aの両側に、各供給口17〜19および排出
口20〜22をそれぞれ取り囲む複数の副環状部6b,
7bを有する形状に一体的に構成されている。このよう
なガスシール部材6,7を、前記セパレータ4の一面側
に配置した状態、電極構造体3の一面側に配置した状
態、および、前記セパレータ5の一面側に配置した状態
をそれぞれ、図7〜図9に示す。
【0032】これらの図7〜図9によれば、ガスシール
部材6,7の主環状部6a,7aは、各供給口17〜1
9および排出口20〜22と波板部4a,5aとの間の
平面部4b,5bを通過するように配置される。これに
より、主環状部6a,7aは、連絡路23,25に設け
られたブリッジ板23b,25bの上を通過して、各供
給口17〜19および排出口20〜22と波板部4a,
5aとの間を連絡路23,25を構成する溝23a,2
5aのみによって連絡し、他の部分は密封状態に保持す
るようになっている。
【0033】このように構成された燃料電池セル2は、
図12に示されるように、冷却面シール部材27を挟ん
で複数積層される。冷却面シール部材27は、図10に
示されるように、主環状部27aと副環状部27bとを
一体的に連結した構造を有している。
【0034】このような冷却面シール部材27を、各セ
パレータ4,5の他面側に配置した状態を図11に示
す。これによれば、冷却面シール部材27の主環状部2
7aは、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給口17,18
と波板部4a,5aとの間、排出口20,21と波板部
4a,5aとの間を通過して、冷却媒体供給口19から
冷却媒体連絡路26を介して波板部4a,5aに接続
し、波板部4a,5aから冷却媒体連絡路26を介して
冷却媒体排出口22に接続する冷却媒体流路28の周囲
を密封している。また、冷却面シール部材27の副環状
部27bは、燃料ガスおよび酸化剤ガスの各供給口1
7,18および各排出口20,21をそれぞれ独立して
密封している。なお、図11においては、図示都合上、
詳細を後述する凸部30や凹部32を省略している(図
5参照)。
【0035】冷却面シール部材27の主環状部27aの
うち、燃料ガスおよび酸化剤ガスの供給口17,18と
波板部4a,5aとの間、排出口20,21と波板部4
a,5aとの間を通過する部分は、破線で示された上記
ガスシール部材の主環状部6a,7aの通過位置と比較
すると、供給口17,18または排出口20,21に、
より近い位置を通過するようにずれた位置に配置されて
いる。
【0036】このように構成された燃料電池1の各部の
断面を図12に示す。図12(a)は、図9に示される
線A−Aに沿って切断した縦断面図である。また、図1
4は、図9に示された線E−Eに沿う縦断面図を示して
いる。この図12(a)によれば、各セパレータ4,5
を厚さ方向に貫通する酸化剤ガス供給口18から酸化剤
ガス連絡路25を通してカソード電極12とセパレータ
5との間に形成されている酸化剤ガス流路9へ酸化剤ガ
スを流通させる経路が示されている。
【0037】この図12(a)を見ると、電極構造体3
とその両側に配される一対のセパレータ4,5との間を
密封するガスシール部材6,7が、燃料電池セル2の積
層方向に対向する位置で電解質膜10を厚さ方向に挟ん
で配置されている。酸化剤ガス流路9のガスシール部材
7の主環状部7aは、セパレータ5に形成されている酸
化剤ガス連絡路25に掛け渡されたブリッジ板25b上
に配置されている。すなわち、酸化剤ガス連絡路25
は、ガスシール部材7の主環状部7aをセパレータ5の
厚さ方向に迂回して、該ガスシール部材7の主環状部7
aの内外を連通させ、ガスシール部材7の主環状部7a
の外側の酸化剤ガス供給口18から供給される酸化剤ガ
スを、ガスシール部材7の主環状部7aの内側の酸化剤
ガス流路9に流通させることを可能としている。
【0038】この場合において、各燃料電池セル2間を
密封し冷却媒体流路28を画定している冷却面シール部
材27は、前記ガスシール部材7が配置されている酸化
剤ガス連絡路25よりも酸化剤ガス供給口18側にずれ
た位置に配置されている。その結果、冷却面シール部材
27は、セパレータ5の一表面を厚さ方向に彫り込んで
形成した酸化剤ガス連絡路25の溝25aと厚さ方向に
重なる位置に配置することが可能となる。
【0039】また、一方のセパレータ5には、図12
(a)や図14に示したように、前記酸化剤ガス連絡路
25に対応する領域にわたって凸部30が設けられてい
る。これにより、当該凸部30の溝25aの厚みが、酸
化剤ガス連絡路25を形成するのに必要な厚みとなるよ
うにしている。そして、他方のセパレータ4には、前記
凸部30を受け入れる凹部32が設けられ、当該凹部3
2内に前記凸部30を収納している。このように、一方
のセパレータ5の凸部30を、他方のセパレータ4の凹
部32で収納しているため、酸化剤ガス連絡路25を形
成するのに必要な厚みを、一方のセパレータ5と他方の
セパレータ4との双方で確保していればよい。従って、
従来のように、各セパレータ4,5ごとに酸化剤ガス連
絡路25を形成するのに必要な厚みを確保する必要がな
いため、その分だけそれぞれのセパレータ4,5に必要
な厚みを低減することができる。よって、各燃料電池セ
ル2毎に厚さ寸法を低減することができる。なお、前記
凹部32は、前記凸部30よりも平面寸法を大きくして
あり、これにより、凹部32内に凸部30部を収納する
際の位置合わせを容易にしている。上記においては、酸
化剤ガス供給口18について説明したが、酸化剤ガス排
出口21側においても同様のことが言える。
【0040】さらに、図12(b)は、図9に示される
線B−Bに沿って切断した縦断面図である。この図12
(b)によれば、各セパレータ6,7を厚さ方向に貫通
する燃料ガス供給口17から燃料ガス連絡路23を通し
てアノード電極11とセパレータ4との間に形成されて
いる燃料ガス流路8への燃料ガスを流通させる経路が示
されている。
【0041】この図12(b)においても、電極構造体
3とその両側に配される一対のセパレータ4,5との間
を密封するガスシール部材6,7が、燃料電池セル2の
積層方向に対向する位置で電解質膜10を厚さ方向に挟
んで配置されており、燃料ガス流路8のガスシール部材
6の主環状部6aは、セパレータ4に形成されている燃
料ガス連絡路23よりも燃料ガス供給口17側にずれた
位置に配置されている。すなわち、燃料ガス連絡路23
は、ガスシール部材6の主環状部6aをセパレータ4の
厚さ方向に迂回して、該ガスシール部材6の主環状部6
aの内外を連通させ、ガスシール部材6の主環状部6a
の外側の燃料ガス供給口17から供給される燃料ガス
を、ガスシール部材6の主環状部6a内側の燃料ガス流
路8に流通させることを可能としている。
【0042】なお、セパレータ4は、酸化剤ガス連絡路
25を形成するセパレータ5と異なり、燃料ガス連絡路
23を形成するのに十分な厚みを有しているため、凸部
を設けなくても前記燃料ガス連絡路23を形成すること
ができる。したがって、セパレータ5にも前記凸部に対
応する凹部を設ける必要がなくなるため、図12に示し
たように、セパレータ5の厚みを最小限度とすることが
できる。このようにすれば、双方のセパレータ4,5に
凸部30とこれを受け入れる凹部32とそれぞれ設ける
場合に比べて、双方のセパレータ4,5を合わせた厚み
を変えることなく、かつ、製造工程が容易となる。な
お、本実施形態においては、酸化剤ガス連絡路25を形
成するセパレータ5のみに凸部30を設け、セパレータ
4のみに前記凸部30を受け入れる凹部32を設ける場
合について説明したが、これに限らず、セパレータ4の
みに凸部30を設けるとともにセパレータ5のみに前記
凸部30を受け入れる凹部32を設けてもよく、また双
方のセパレータ4,5に凸部30と、これを受け入れる
凹部32をそれぞれ設けてもよい。
【0043】この場合において、各燃料電池セル2間を
密封して冷却媒体流路28を画定している冷却面シール
部材27は、前記ガスシール部材6,7が配置されてい
る燃料ガス連絡路23よりも燃料ガス供給口17側にず
れた位置に配置されている。その結果、冷却面シール部
材27は、セパレータ4の一表面を厚さ方向に彫り込ん
で形成した燃料ガス連絡路23を構成する溝23aとは
セパレータ4の厚さ方向に重なる位置に配置することが
可能となる。燃料ガス排出口20においても同様のこと
が言える。
【0044】したがって、連絡路23,25の形成され
ている位置におけるセパレータ4,5の肉厚寸法を確保
しつつ、冷却面シール部材27が十分な密封性を確保す
るために必要な、冷却面シール部材27の占有高さを節
約することができる。また、連絡路23,25を形成す
るのに必要な厚みを、双方のセパレータ4,5で確保し
ていればよく、各セパレータ4,5ごとに連絡路23,
25を形成するのに必要な厚みを確保する必要がないた
め、その分だけそれぞれのセパレータ4,5に必要な厚
みを低減することができる。ゆえに、燃料電池1の高さ
を大幅に低減することができる。
【0045】なお、図13(a)、13(b)は、それ
ぞれ、図9に示された線C−C、線D−Dに沿う縦断面
図を示している。これによれば、冷却媒体供給口19か
ら隣接する燃料電池セル2間に画定された冷却媒体流路
28に接続する冷却媒体の経路、並びに、波板部4a,
5aによって画定された燃料ガス流路8、酸化剤ガス流
路9および冷却媒体流路28がそれぞれ示されている。
【0046】次に、図15(a)、(b)は本発明の第
2実施形態を示すものであり、第1実施形態の図12
(a)、(b)にそれぞれ相当する縦断面図である。な
お、以下の実施形態において第1実施形態の部材に対応
する部材については、同一の符号を付して適宜その説明
を省略する。この実施形態は、2つの燃料電池セル2ご
とに冷却媒体流路28を形成して、2セル(2つの燃料
電池セル)ごとに冷却を行っている点が異なるものであ
る。本実施形態の燃料電池1は、冷却媒体流路28を形
成しないセパレータ33を備えており、このセパレータ
33は、連絡路23,25を形成できるだけの十分な厚
みを備えている。この実施形態においても、第1実施形
態と同様に、セパレータ4,5の厚みを低減できる効果
がある。また、冷却媒体流路28の形成箇所が少なくな
る分、冷却面シール部材27などの冷却用部材を低減で
き、製造を容易化することができるという効果がある。
なお、本実施形態においては、2セルごとに冷却を行う
場合について説明したが、これに限らず、3つ以上の燃
料電池セル2ごとに冷却を行うように燃料電池1を構成
してもよい。
【0047】次に、図16(a)、(b)は本発明の第
3実施形態を示すものであり、第1実施形態の図12
(a)、(b)にそれぞれ相当する縦断面図である。こ
の実施形態においては、電極構造体3のシールを、一方
のシール部材6のみで行っている。このシール部材6
は、固体高分子電解質膜10の周縁部に接する主環状部
6aと、当該主環状部6aの外周に配される主環状部6
cとを備え、これらの主環状部6a、6cにより電極構
造体3を2重にシールしている。このため、第1実施形
態で述べた効果に加えて、電極構造体3から外部へのガ
ス漏れをより確実に防止できる効果がある。本実施形態
においては、燃料ガス連絡路23を形成するセパレータ
4のみに凸部30を設けるとともに、セパレータ5に当
該凸部30を受け入れる凹部32を設けているが、これ
に限らず、セパレータ5のみに凸部30を設けるととも
に、セパレータ4のみに当該凸部30を受け入れる凹部
32を設けてもよく、また双方のセパレータ4,5にそ
れぞれ凸部30と、この凸部30を受け入れる凹部32
とを設けてもよい。また、電極構造体3のシールを、2
重の他側のシール部材7のみで行ってもよい。また、2
重シール構造に限らず、3重以上の多重シール構造とし
てもよい。さらに、本実施形態の多重シール構造と、前
実施形態の多セルごとに冷却する構造とを組み合わせて
もよい。
【0048】次に、図17(a)、(b)は本発明の第
4実施形態を示すものであり、第1実施形態の図12
(a)、(b)にそれぞれ相当する縦断面図である。こ
の実施形態においては、カソード電極12をアノード電
極11よりも大きな固体高分子電解質膜10と同等の大
きさに形成した点が異なっている。この実施形態におい
ては、第1実施形態の効果に加えて、固体高分子電解質
膜10をカソード電極12で補強して電極構造体3の厚
さ方向の強度を高めることができるという効果がある。
なお、アノード電極11をカソード電極12よりも大き
く形成してもよく、さらに前実施形態と同様に構成を変
えることができる。
【0049】次に、図18(a)、(b)および図19
(a)、(b)は本発明の第5実施形態を示すものであ
り、それぞれ第1実施形態の図12(a)、(b)およ
び図13(a)、(b)に相当する縦断面図である。こ
の実施形態においては、セパレータ4およびセパレータ
5は、いずれも板厚0.2〜0.5mm程度のステンレ
ス製板材をプレス成形することにより、図1に示すよう
な、波板部4a、5aと、供給口17〜19と、排出口
20〜22と、平面部4b、5bとを具備している。本
実施形態における燃料電池1は、第1実施形態の場合と
同様に、各燃料電池セル2間を密封して冷却媒体流路2
8を画定している冷却面シール部材27は、前記ガスシ
ール部材7の主環状部7aが配置されている連絡路2
3,25よりもそれぞれ供給口17,18側にずれた位
置に配置されている。その結果、冷却面シール部材27
は、セパレータ4,5表面同士を合わせて形成した連絡
路23,25の溝23a、25aと厚さ方向に重なる位
置に配置することが可能となる。これにより、その重な
りあった寸法分だけ、各燃料電池セル2毎に厚さ寸法を
低減することが可能となる。また、セパレータ4に、ガ
ス連絡路23に対応する領域にわたって凸部30を設け
るとともに、セパレータ5に前記凸部30を受け入れる
凹部32を設けて、燃料ガス連絡路23を形成するのに
必要な厚みとなるようにしている。したがって、金属材
料をプレス成形したセパレータ4,5であっても、第1
実施形態の場合と同様に、燃料電池セル2ごとの厚みを
低減することができ、燃料電池1の高さを大幅に低減す
ることができる。
【0050】次に、図20(a)、(b)は本発明の第
6実施形態を示すものであり、第1実施形態の図12
(a)、(b)にそれぞれ相当する縦断面図である。こ
の実施形態においては、第5実施形態と同様に、セパレ
ータ4およびセパレータ5は、ステンレス製板材をプレ
ス成形することにより、図1に示すような、波板部4
a、5aと、供給口17〜19と、排出口20〜22
と、平面部4b、5bとを具備している。また、この実
施形態においては、第2実施形態と同様に、2つの燃料
電池セル2ごとに冷却媒体流路28を形成して、2セル
(2つの燃料電池セル)ごとに冷却を行っており、第2
実施形態の場合と同様の効果がある。
【0051】次に、図21(a)、(b)は本発明の第
7実施形態を示すものであり、第1実施形態の図12
(a)、(b)に相当する縦断面図である。この実施形
態においては、第5実施形態と同様に、セパレータ4お
よびセパレータ5は、ステンレス製板材をプレス成形す
ることにより、図1に示すような、波板部4a、5a
と、供給口17〜19と、排出口20〜22と、平面部
4b、5bとを具備している。また、この実施形態にお
いては、第3実施形態と同様に、電極構造体3のシール
を一方のシール部材6のみで行うとともに、2重にシー
ルしており、第3実施形態の場合と同様の効果がある。
【0052】次に、図22(a)、(b)は本発明の第
8実施形態を示すものであり、第1実施形態の図12
(a)、(b)に相当する縦断面図である。この実施形
態においては、第5実施形態と同様に、セパレータ4お
よびセパレータ5は、ステンレス製板材をプレス成形す
ることにより、図1に示すような、波板部4a、5a
と、供給口17〜19と、排出口20〜22と、平面部
4b、5bとを具備している。また、この実施形態にお
いては、第4実施形態と同様に、カソード電極12をア
ノード電極11よりも大きな固体高分子電解質膜10と
同等の大きさに形成しており、第4実施形態の場合と同
様の効果がある。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は以下の効果を奏する。 (1) 請求項1記載の発明に係る燃料電池によれば、
反応ガス連絡路を形成するのに必要な厚みを、一方のセ
パレータと他方のセパレータとの双方で確保していれば
よく、各セパレータごとに反応ガス連絡路を形成するの
に必要な厚みを確保する必要がないため、その分だけそ
れぞれのセパレータに必要な厚みを低減することがで
き、各燃料電池セル毎に厚さ寸法を低減することができ
る。その結果、複数の燃料電池セルを積層状態に配して
なる燃料電池の厚さ寸法を大幅に削減することができる
という効果がある。
【0054】(2) 請求項2記載の発明に係る燃料電
池によれば、燃料電池セルの厚さ方向に沿う冷却面シー
ル部材の位置と連絡路の位置とを重ならせることができ
るので、その重なった分の厚さ寸法を燃料電池セルごと
に節約することができる。その結果、複数の燃料電池セ
ルを積層状態に配してなる燃料電池の厚さ寸法を大幅に
削減することができるという効果がある。
【0055】(3) 請求項3記載の発明に係る燃料電
池によれば、連絡路の近傍においては、上述した冷却面
シール部材を連絡路からずらし、それ以外の部分におい
ては、ガスシール部材と厚さ方向に一列に並べるように
配置することにより、燃料電池の面積の増加を抑えつ
つ、厚さ寸法を大幅に低減することができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施形態に係る燃料電池を構
成する燃料電池セルを模式的に示す分解斜視図である。
【図2】 図1の燃料電池セルを構成する電極構造体を
示す平面図である。
【図3】 図1の燃料電池セルを構成する一方のセパレ
ータを示す平面図である。
【図4】 図1の燃料電池セルを構成する他方のセパレ
ータを示す平面図である。
【図5】 図3および図4のセパレータの裏面を示す平
面図である。
【図6】 図1の燃料電池セルを構成するガスシール部
材を示す平面図である。
【図7】 図6のガスシール部材を図3のセパレータ上
に配置した状態を示す平面図である。
【図8】 図6のガスシール部材を図2の電極構造体上
に配置した状態を示す平面図である。
【図9】 図6のガスシール部材を図4の電極構造体上
に配置した状態を示す平面図である。
【図10】 図1の燃料電池を構成する冷却面シール部
材を示す平面図である。
【図11】 図10の冷却面シール部材を図5のセパレ
ータ上に配置した状態を示す平面図である。
【図12】 図9の線A−A断面、線B−B断面でそれ
ぞれ切断した図1の燃料電池を示す縦断面図である。
【図13】 図9の線C−C断面、線D−D断面でそれ
ぞれ切断した図1の燃料電池を示す縦断面図である。
【図14】 図9の線E−E断面で切断した図1の燃料
電池を示す縦断面図である。
【図15】 本発明の第2実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図16】 本発明の第3実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図17】 本発明の第4実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図18】 本発明の第5実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図19】 本発明の第5実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図13に相当する縦断面図である。
【図20】 本発明の第6実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図21】 本発明の第7実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図22】 本発明の第8実施形態を示すものであり、
第1実施形態の図12に相当する縦断面図である。
【図23】 従来の燃料電池の燃料電池セルを概略的に
示す平面図である。
【図24】 図23の燃料電池を線X−Xで切断した燃
料ガス供給口近傍を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 燃料電池 2 燃料電池セル 3 電極構造体 4,5 セパレータ 6,7 ガスシール部材 8,9 ガス流路 10 固体高分子電解質膜(電解質膜) 11 アノード電極(電極) 12 カソード電極(電極) 17 燃料ガス供給口(反応ガス連通孔) 18 酸化剤ガス供給口(反応ガス連通孔) 19 冷却媒体供給口(冷却媒体連通孔) 20 燃料ガス排出口(反応ガス連通孔) 21 酸化剤ガス排出口(反応ガス連通孔) 22 冷却媒体排出口(冷却媒体連通孔) 23 燃料ガス連絡路(反応ガス連絡路) 25 酸化剤ガス連絡路(反応ガス連絡路) 27 冷却面シール部材 28 冷却媒体流路 30 凸部 32 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質の両面にそれぞれ電極を配した電
    極構造体と、該電極構造体を厚さ方向に挟む一対のセパ
    レータと、前記電極構造体の外周部に配置され、各セパ
    レータと前記電極構造体との間に挟まれて両者間に形成
    される反応ガス流路をそれぞれ密封するガスシール部材
    とから構成された複数の燃料電池セルを、これら燃料電
    池セル間に形成される冷却媒体流路を密封する冷却面シ
    ール部材を挟んで積層してなる燃料電池であって、 前記各セパレータに、前記ガスシール部材の電極構造体
    シール部外側に設けられる反応ガス連通孔および冷却媒
    体連通孔と、前記ガスシール部材の電極構造体シール部
    をセパレータの厚さ方向に迂回して反応ガス連通孔と反
    応ガス流路を連絡する反応ガス連絡路とが設けられ、 少なくとも一方のセパレータに前記反応ガス連絡路の裏
    側を少なくとも反応ガス連絡路に対応する領域にわたっ
    て突出させた凸部が設けられるとともに、他方のセパレ
    ータに前記凸部を受け入れる凹部が設けられている燃料
    電池。
  2. 【請求項2】 前記冷却媒体流路を前記反応ガス連通孔
    に対して密封する冷却面シール部材が、前記反応ガス連
    絡路に対して前記反応ガス連通孔側にずれた位置に設け
    られている請求項1に記載の燃料電池。
  3. 【請求項3】 前記冷却面シール部材が、前記反応ガス
    連絡路近傍を除き、積層方向からみて、前記ガスシール
    部材と略同一位置に配置されている請求項1または請求
    項2に記載の燃料電池。
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