JP2003097331A - 内燃機関への燃料調量を制御する方法及び装置 - Google Patents

内燃機関への燃料調量を制御する方法及び装置

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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 部分噴射が相互に影響を及ぼさない、内燃機
関への燃料調量を制御する方法及び装置を提供する。 【解決手段】 少なくとも2つの計算ステップにおい
て、部分噴射の少なくとも1つの制御値をそれぞれ求
め、状態レジスタが所定のパターンを有する場合に、そ
れぞれの計算ステップを処理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関への燃料
調量を制御する方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】DE-198 60 398から内燃機関への燃料調
量を制御するための方法及び装置が公知である。そこで
は調量サイクルが、少なくとも1つの第1の部分噴射と
メイン噴射に分割される。より新しいシステムでは、さ
らに別の部分噴射、例えば別のポスト噴射を行うことが
できる。
【0003】個々の部分噴射の開始及び/又は持続時間
を確定する制御値の計算は非常に煩雑である。つまり2
つの噴射が相互に影響を及ぼす場合が発生する可能性が
ある。このことは例えば2つの部分噴射の間隔が閾値よ
りも小さい場合である。さらには計算の結果、部分噴射
において噴射時間及び/又は噴射量が過度に少ないない
しは過度に短い場合、したがってこの部分噴射が行われ
ないという場合が生じる可能性がある。個々の部分噴射
が行われなかったということは、別の部分噴射の際に再
び考慮されなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、部分
噴射が相互に影響を及ぼさない、内燃機関への燃料調量
を制御する方法及び装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、少なくとも
2つの計算ステップにおいて、部分噴射の少なくとも1
つの制御値をそれぞれ求め、状態レジスタが所定のパタ
ーンを有する場合に、それぞれの計算ステップを処理す
ることによって解決される。
【0006】
【発明の実施の形態】燃料調量の際に燃料が少なくとも
1つの第1の部分噴射及び1つの第2の部分噴射でもっ
て調量される、内燃機関への燃料調量の制御時に、少な
くとも2つの計算ステップにおいて部分噴射の少なくと
も1つの制御値がそれぞれ求められ、状態レジスタが所
定のパターンを有する場合にそれぞれの計算ステップが
処理されることによって、相互の影響を考量することが
でき且つ計算は相互に妨げとはならないように部分噴射
の計算を行うことができる。さらにはリソース、例えば
計算時間及び計算機の容量の消費を明確に最小限に抑え
ることができる。
【0007】ここで、計算ステップは一定の順序で行わ
れ、所定の計算ステップはただ一度のみ、別の計算ステ
ップは反復的に行われることが殊に適切な措置であるこ
とが証明された。殊に有利には、他の計算値の変化によ
って影響を受けない制御値の計算ステップがただ一度の
み最初に行われる。他の制御値の変化によって影響を受
ける制御値の計算ステップは、他の制御値が変化した際
に反復的に行われる。この新たな計算は、計算の結果に
おいて許容できない制御値が生じた場合に行われる。許
容できない制御値は、例えば制御時間を表す量が過度に
小さく及び/又は制御の開始及び/又は制御の終了を表
す量が所定の角度領域外にある場合に生じる。
【0008】計算ステップを行う必要があるか否かは、
1つの部分噴射の各計算ステップに1つのビットが割り
当てられている場合に殊に簡単に監視できる。有利に
は、1つの部分噴射に割り当てられている複数のビット
が1つの状態レジスタに包括される。
【0009】殊に有利には、計算ステップは非常に類似
して構成されている。つまり、計算ステップは有利には
以下のステップを有する。状態レジスタの判定に続い
て、制御値の計算及び計算ステップに割り当てられた状
態レジスタの条件ビットをセットできるか否かの検査が
行われる。
【0010】本発明の方式の殊に有利な別の実施形態は
従属請求項に記載されている。
【0011】本発明を以下図面に図示した実施形態に基
づき説明する。
【0012】
【実施例】図1には、内燃機関への燃料調量を制御する
システムの実質的な構成要素が図示されている。制御装
置が参照記号100で表されている。この制御装置10
0は調整器110に制御信号Aを印加する。さらにパル
ス歯車125が設けられている。このパルス歯車125
はクランクシャフト及び/又はカムシャフトに配置され
ており、制御装置100と接続されているセンサ120
によってサンプリングされる。さらには、内燃機関の動
作状態及び周辺条件を表す信号を形成する別のセンサ1
30及び140が設けられている。
【0013】センサ120は、クランクシャフト及び/
又はカムシャフトの所定の角度位置において生じるパル
スを供給する。有利には、パルス歯車125におけるマ
ークは、それぞれ内燃機関のシリンダの上死点において
1つのパルスが生じるように配置されている。さらに
は、約6°の比較的短い間隔でパルスを供給するインク
リメント歯車を設けることも可能である。別のセンサ1
40は、ドライバの要求を表す信号Mを供給する。ここ
では有利には内燃機関への目下の要求を表す信号であ
る。この量を別の制御ユニットから供給することもでき
る。
【0014】別のセンサ130は、有利には燃料圧を表
す信号Pを供給する。いわゆるコモンレールシステムの
場合には、有利にはレール圧である。別の動作特性量及
び周辺条件を図示していないセンサによって検出するこ
とができる。
【0015】種々の動作特性量及び/又は周辺条件に基
づいて、制御装置100は調整器110に印加する制御
信号Aを計算する。ドライバの要求ないし目下の要求M
及び内燃機関の回転数Nに基づいて、制御措置100は
噴射すべき燃料量を決定する量を求める。さらには、例
えばこの噴射すべき燃料量のような種々の量に基づい
て、噴射の開始を確定する量が求められる。目下の要求
及び回転数の他に、車両及び/又は内燃機関の動作状態
を表す別の量も考慮することができる。噴射の開始及び
噴射すべき燃料量を表す量に基づいて、制御装置100
は調整器110に印加する制御信号Aを計算する。
【0016】調整器110は有利には電磁弁または圧電
アクチュエータである。制御信号Aに依存して、調整器
110は噴射を行うないし行わない位置に着く。有利に
は制御の開始を確定する信号及び制御の終了を確定する
信号が送出される。
【0017】シリンダにおける燃焼サイクルの燃料調量
は頻繁に複数の部分噴射に分割されている。有利には燃
焼サイクル毎に小さいパイロット噴射、比較的大きいメ
イン噴射及び所定の動作状態においては、例えば排ガス
後処理を行うためのポスト噴射が行われる。メイン噴射
は、実質的に内燃機関によって発生されるトルクを表す
ことによって特徴付けられている。さらにはパイロット
噴射、メイン噴射またはポスト噴射をそれぞれ複数のパ
イロット噴射、メイン噴射及び/又はポスト噴射に分割
することができる。
【0018】以下では本発明の方式を、2つのパイロッ
ト噴射及びメイン噴射を例にして説明する。しかしなが
ら本発明の方式を、別の部分噴射にも使用することがで
きる。少なくとも1つの第1の部分噴射及び少なくとも
1つの第2の部分噴射が行われる場合に本発明の方式を
使用することができる。
【0019】本発明によれば、個々の部分噴射のための
制御値の計算は種々の計算ステップに分割される。各計
算ステップでは、部分噴射の1つまたは複数の制御値が
計算される。各部分噴射には1つの状態レジスタが割り
当てられており、この状態レジスタは部分噴射がイネー
ブルされているか否かを示す。各部分噴射には少なくと
も1つのイネーブル条件が割り当てられている。各イネ
ーブル条件には状態レジスタにおける1つの条件ビット
が割り当てられている。さらに状態レジスタは相応の部
分噴射のための1つのイネーブルビットを含む。このイ
ネーブルビットは相応の部分噴射を実施しても良いかを
示す。以下では状態レジスタをステータスと称す。
【0020】ステータスはそれぞれビット列として構成
されている。このビット列では部分噴射の各制御値に1
つの条件ビットが割り当てられている。すなわち部分噴
射の各計算ステップに1つのイネーブル条件、したがっ
てステータスの1つの条件ビットが割り当てられてい
る。計算ステップのうちの1つにおいて許容されない値
が存在するという結果が生じた場合には、その計算ステ
ップに割り当てられているこのイネーブル条件の条件ビ
ットはリセットされる。このことはステータスのパター
ンがもはや所定のパターンと一致しない結果となる。こ
れらの条件ビットのうちの1つがリセットされている場
合には、この部分噴射を行うことはできない。ステータ
スはさらに、例えばノイズの低減または排ガス後処理の
ような所定の条件に基づいてこの部分噴射が所望される
ことを示す1つのビットを有する。さらにステータスは
イネーブルビットを有し、このイネーブルビットは噴射
が行われるかまたは遮断されるかを示す。ここでイネー
ブルビットは、部分噴射が所望されておりかつ可能であ
る場合、すなわち条件ビットがいずれもリセットされて
いない場合に初めてセットされる。条件ビットのうちの
1つがリセットされると直ぐに、この部分噴射に対して
は更なる計算ステップはもはや行わない。
【0021】各計算ステップの開始時にステータスが所
定のパターンと比較され、計算ステップのさらなる計算
が行われるべきか否かが検査される。計算ステップの終
了時にはイネーブル条件が検査され、相応のイネーブル
条件の条件ビットがセットされる。
【0022】全てのイネーブル条件が充足されている場
合には、イネーブルビットがセットされ、部分噴射が行
われる。イネーブル条件が充足されていない場合または
部分噴射が所望されない場合には、この部分噴射の所属
のイネーブルビットはセットされない。
【0023】本発明の方式が図2に例示されている。第
1のステップ200では、全ての部分噴射のステータス
Sに相応の値が割り当てられる。例えば、ノイズの低減
または排ガス後処理のような所定の条件に基づいて部分
噴射が所望されることを示すビットがセットされる。部
分噴射が所望される場合には、図示した例ではイネーブ
ルビット以外の全てのビットには値1が記録される。相
応にループ値SVが0にセットされる。所望されない部
分噴射のステータスには値0が割り当てられる。
【0024】続くステップ210からは種々の計算ステ
ップが行われる。これらの計算ステップでは制御値が検
出される。ステップ210では第1のパイロット噴射V
E1の際に調量される量ME1が決定される。
【0025】この際図3のフローチャートに示したよう
な方式がとられる。第1の判定ステップ300では、第
1の部分噴射のステータスSが所定のパターンを有して
いるか否かが検査される。図示した実施形態では、ステ
ータスSが1にセットされているか否かの検査が行われ
る。セットされていない場合には、ステップ340にお
いてプログラムは終了する。ステータスSが1にセット
されている場合には、すなわち第1のパイロット噴射V
E1が行われるべき場合には、ステップ310において
パイロット噴射1の間に調量されるべき量M1が計算さ
れる。続いて判定ステップ320では、量M1が閾値S
Wよりも小さいか否かが検査される。この閾値は、最低
量以下の燃料量では実行されないように選定される。す
なわち、量M1が最低量よりも小さいことが識別された
場合には、続くステップ330において第1のパイロッ
ト噴射のステータスBSにおける相応の条件ビットが0
にセットされる。ステップ330に続いて、ステップ3
40ではプログラムが終了する。判定ステップ320に
おいて、量M1が閾値よりも小さくないことが識別され
た場合には、同様にステップ340においてプログラム
は終了する。
【0026】ステップ210に続くステップ220で
は、第3のパイロット噴射の量M3が計算される。この
計算は図3に図示した方式に応じて行われる。続くステ
ップ230では、第1のパイロット噴射1の制御時間が
設定される。このことは図3に図示した方式に応じて行
われ、この際ステップ310では制御時間D1が計算さ
れ、この制御時間D1はステップ320において閾値と
比較される。
【0027】引き続きステップ240においては、第2
のパイロット噴射の量M2が、図3に図示した方式に応
じて決定される。
【0028】後続の計算ステップ250、260、27
0及び280は反復的に処理される。ステップ250で
は、第1のパイロット噴射、第2のパイロット噴射及び
第3のパイロット噴射の制御開始B1、B2、B3が計
算される。計算された制御開始が不可能な場合、ステー
タスにおける相応の条件ビットが消去される。このこと
は図3に図示した方式に応じて行われる。
【0029】さらにステップ250では、第2及び第3
のパイロット噴射の制御時間D2及びD3が計算され
る。相応の制御時間が過度に短い場合には、同様にステ
ータスにおける相応の条件ビットが消去される。パイロ
ット噴射が他のパイロット噴射の影響に依存しない場合
には、ステップ260においてメイン噴射に対する最低
量D0の計算が行われる。計算された最低量D0が閾値
よりも小さい場合には、ステータスにおける相応の条件
ビットが消去される。
【0030】続くステップ270では、他のパイロット
噴射の影響を受けるパイロット噴射に対するデータが訂
正される。続くステップ280では、イネーブルされた
パイロット噴射に依存するパイロット噴射に対する最低
量D0の計算が圧力波を訂正することによって行われ
る。計算された最低量が閾値よりも小さい場合には、ス
テータスにおける相応の条件ビットが消去され、ループ
値SVはループを離れないことを示す値0にセットされ
る。ループ値が相応にセットされた場合には計算ステッ
プ250から280が新たに行われる。ループ値がルー
プを離れるような値を有する場合には、ステップ290
において全ての条件ビット及び所定の条件に基づき部分
噴射が所望されることを示すビットがセットされている
か否かが検査される。肯定の場合にはイネーブルビット
がセットされ、それに続き、計算された制御値が制御装
置に伝送され、この制御装置はこの制御値を制御信号A
に変換する。
【0031】図4には、別のフローチャートに基づいた
ステップ250から280の計算が図示されている。第
1のステップ400では、ループ値SVが1にセットさ
れているか否かが検査される。セットされている場合に
はステップ410においてプログラムは終了する。セッ
トされていない場合には、ステップ420において、第
1、第2及び第3のパイロット噴射の制御開始B1、B
2及びB3の計算が行われる。さらに制御時間D2及び
D3の計算が行われる。このことは実質的に図2のステ
ップ250に相応する。個々の制御値、すなわち値B
1、B2、B3、D2及びD3の計算は、図3に図示し
た方式と類似のやり方で行われる。ここでは相応にステ
ップ320のように制御開始が可能であるか否か、すな
わち有利には制御がクランクシャフトの所定の角度領域
内で開始されるか否かが検査される。可能でない場合に
はステータス内の相応の条件ビットがリセットされる。
制御時間D2及びD3に関しては、これらの制御時間D
2及びD3が閾値よりも小さいか否かが検査される。閾
値よりも小さい場合には、同様にステータス内の相応の
条件ビットがリセットされる。
【0032】ステップ420に続いて、個々のパイロッ
ト噴射に対してさらなるプログラムステップが順に処理
される。プログラムステップ430から457が1つの
部分噴射に対して処理される場合には、次の部分噴射に
対してはステップ430から457が新たに処理され
る。これらの計算ステップが全ての部分噴射に対して処
理されている場合には、新たにステップ400が行われ
る。このことは図示した実施形態においてはカウンタK
を用いて実現される。
【0033】ステップ420に続きカウンタKが1つ高
められる。続く判定ステップ424ではカウンタKの内
容がTZよりも大きいか否かが検査される。ここでTZ
は部分噴射の最大数である。TZよりも大きい場合に
は、すなわちステップ430から457が全ての部分噴
射のために処理されている場合には、カウンタKはリセ
ットされ、プログラムをステップ400から継続する。
カウンタの内容がTZよりも大きくない場合、すなわち
ステップ430から457はまだ全ての部分噴射に対し
ては処理されていない場合には、判定ステップ426で
は次に処理すべき部分噴射のステータスが所定のパター
ンと一致するか否かが検査される。一致しない場合には
新たにステップ422が行われる。一致する場合にはこ
の部分噴射に対してステップ430から457が処理さ
れる。
【0034】判定ステップ430では、パイロット噴射
が他のパイロット噴射に依存していないか否かが検査さ
れる。このことは判定ステップ430では圧力波の訂正
が必要であるか否かが検査されるということを意味して
いる。このことは有利には部分噴射の相互の間隔に基づ
いて行われる。
【0035】依存していない場合には、ステップ440
においてメイン噴射に対する噴射量D0が計算される。
続く判定ステップ445では、この噴射量が最低量SW
よりも小さいか否かが検査される。小さい場合には、ス
テップ447aにおいてループ値が、ループの新たな計
算が必要あることを示す値0にセットされる。同時にス
テップ447aでは、この部分噴射に対してはステータ
ス内の相応のイネーブルビットが0にリセットされる。
メイン噴射の最低噴射量が閾値よりも小さくない場合に
は、ステップ449aにおいてループ値はループを離れ
ることができる値1にセットされる。引き続き次の部分
噴射を計算するためにステップ422が行われる。
【0036】判定ステップ430においてパイロット噴
射は他の噴射に依存していることが識別された場合に
は、判定ステップ450ではこのパイロット噴射のステ
ータスSが所定のパターンに相応するか否かを検査す
る。相応する場合にはステップ452において、このパ
イロット噴射によって影響が及ぼされる可能性のあるパ
イロット噴射の訂正が行われる。引き続きステップ45
4では、ステップ440のように相応に最低量D0の計
算が行われる。続いて判定ステップ456では、最低量
D0が閾値SWよりも小さいか否かが検査される。小さ
い場合にはステップ447のように相応にステップ45
7においてループ値が0にセットされ、またステータス
ビットが0にセットされる。値D0が閾値よりも小さく
ない場合、ないしステータスビットが0でない場合に
は、ステップ449においてループ値SVは1にセット
される。ステップ449及び457に続いて、次の部分
噴射を計算するためにステップ422が行われる。この
ことは、他の部分噴射の訂正が行われず且つメイン噴射
に対する最低量D0は達成されている場合には、ループ
値はループを離れる値にセットされることを意味してい
る。このことは、他の部分噴射の訂正は行われず且つメ
イン噴射に対する最低量D0は達成されている場合に
は、制御値の新たな計算は行われないということを意味
している。
【0037】本発明によれば、個々の部分噴射に対する
種々の制御値の計算は一定の順序で行われる。ここで計
算ステップの第1のグループ、例えば計算ステップ21
0から240は開始時に一度行われる。別の計算ステッ
プ、例えば計算ステップ250から280は、これに対
して反復的に行われる。
【0038】計算ステップの第1のグループは、他の噴
射によって影響されない計算を行う。他の計算によって
影響を受ける制御値は第2のグループに包括されてい
る。訂正によって制御値のうちの1つが変化した場合に
は、その他の部分噴射のこの計算ステップはもう一度処
理される。
【0039】個々の計算ステップの構成は非常に類似し
ており、また図3に図示されている。各計算ステップで
は最初に相応の部分噴射の制御値の判定を行う。続いて
制御値が計算される。さらに計算された制御値が許容で
きる値であるか否かが検査される。噴射量ないし制御時
間が計算された場合には、これらが閾値よりも大きいか
否かが検査される。制御開始が計算された場合には、こ
の制御開始が許容できる範囲内にあるか否かが検査され
る。肯定である場合には、すなわち制御開始が許容範囲
内にあり且つ制御時間ないし噴射量が閾値を上回る場合
には、制御値がこの噴射を行えるように相応にセットさ
れる。これらの値が許容できず、ないし閾値よりも小さ
い場合には、相応の制御値はリセットされる。
【0040】図2に図示した計算ステップによって、ス
テータスが所定のパターンを有する場合にのみこの計算
ステップが実行される。計算ステップにおける計算の間
に、許容領域外の制御値が識別された場合には、相応の
イネーブル条件が消去される。このことはステータスが
もはや所望のパターンに相応しないという結果となる。
このことは他方では、相応の部分噴射の後続の計算はも
はや行われないという結果となる。部分噴射のうちの1
つがもはや行われないこと、すなわち部分噴射を遮断す
べきことが識別された場合には、その他の部分噴射に対
する所定の計算ステップ、例えばステップ250から2
80が新たに行われる。
【0041】イネーブルビットを用いることにより、別
の噴射システムにこの噴射は遮断されていることが伝達
される。個々のビットに基づいて、どの条件によって相
応の部分噴射が遮断されたかを示すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料調量を制御する装置のブロック図である。
【図2】本発明の方式を表すフローチャートである。
【図3】本発明の方式を表すフローチャートである。
【図4】本発明の方式を表すフローチャートである。
【符号の説明】
100 制御装置、 110 調整器、 120、13
0、140 センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウルリッヒ ブランケンホルン ドイツ連邦共和国 グロースボットヴァー フラウエンキルヒヴェーク 2 (72)発明者 ティモ マイアー ドイツ連邦共和国 アイジンゲン ヴァル トシュトラーセ 12 Fターム(参考) 3G084 AA01 BA13 BA15 DA04 DA20 EA01 EA11 EB02 EB06 EC02 EC05 FA00 FA39 3G301 HA02 JA04 JA08 KA08 LB11 LC01 MA11 MA18 MA23 MA26 NA07 NB06 NB07 NB12 NB16 NC01 NE23 PB08Z PE04Z

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料調量時に燃料を少なくとも1つの第
    1の部分噴射及び少なくとも1つの第2の部分噴射でも
    って調量する、内燃機関への燃料調量を制御する方法に
    おいて、 少なくとも2つの計算ステップにおいて、1つの部分噴
    射の少なくとも1つの制御値をそれぞれ求め、 状態レジスタが所定のパターンを有する場合に、それぞ
    れの計算ステップを処理することを特徴とする、内燃機
    関への燃料調量を制御する方法。
  2. 【請求項2】 計算ステップを一定の順序で行う、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 各部分噴射に、状態レジスタの少なくと
    も1つのビットを割り当てる、請求項1または2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 各計算ステップに、状態レジスタの1つ
    のビットを割り当てる、請求項1から3のいずれか1項
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記計算ステップは前記状態レジスタの
    判定と、制御値の計算と、前記計算ステップに割り当て
    られた状態レジスタのビットをセットできるか否かの検
    査とを内容とする、請求項1から4のいずれか1項記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 前記計算ステップの少なくとも1つの第
    1のグループを一度行う、請求項1から5のいずれか1
    項記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記計算ステップの少なくとも1つの第
    2のグループを反復的に行う、請求項1から6のいずれ
    か1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 1つの部分噴射の状態レジスタが変化し
    た場合には、少なくとも計算ステップの第2のグループ
    を他の部分噴射に対して繰り返す、請求項7記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 制御値が許容されない値である場合に、
    1つの部分噴射の状態レジスタが変化する、請求項8記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 燃料調量時に燃料が少なくとも1つの
    第1の部分噴射及び少なくとも1つの第2の部分噴射で
    もって調量される、内燃機関への燃料調量を制御する装
    置において、 少なくとも2つの計算ステップにおいて、1つの部分噴
    射の少なくとも1つの制御値をそれぞれ求める手段を有
    し、状態レジスタが所定のパターンを有する場合にそれ
    ぞれの計算ステップが処理されることを特徴とする、内
    燃機関への燃料調量を制御する装置。
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