JP2003094751A - 熱転写プリンタ - Google Patents

熱転写プリンタ

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JP2003094751A
JP2003094751A JP2001286613A JP2001286613A JP2003094751A JP 2003094751 A JP2003094751 A JP 2003094751A JP 2001286613 A JP2001286613 A JP 2001286613A JP 2001286613 A JP2001286613 A JP 2001286613A JP 2003094751 A JP2003094751 A JP 2003094751A
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core
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JP2001286613A
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Masahiko Mori
雅彦 森
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、記録媒体を搬送しながら、サーマ
ルヘッドをアップ/ダウン時において、記録媒体にイン
クリボンが擦れないように、インクリボンを弛ませるこ
とが可能な、印刷時に発生する用紙汚れを無くすること
ができる熱転写プリンタを提供すること。 【解決手段】 本発明の熱転写プリンタは、搬送ローラ
3を回転させて記録媒体1を所定の搬送速度でヤジ利子
Aの搬送方向に搬送しながら、サーマルヘッド1をダウ
ンさせてインクリボン9を記録媒体1に圧接を始める
時、またはサーマルヘッド5をアップさせて、媒体1に
圧接状態のインクリボン9の圧接を解除し始める時の、
少なくともサーマルヘッド5のアップ/ダウン途中で
は、サーマルヘッド5と供給コア11との間に位置する
インクリボンを弛ませるようにしたので、搬送中の記録
媒体1とインクリボン9との擦れが無くなり、印刷後の
記録媒体1の汚れを無くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱転写プリンタ係わ
り、特に搬送中の記録媒体に、サーマルヘッドでインク
リボンのインクを転写して所望の画像等を印刷可能な熱
転写プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写プリンタは、ラインヘッド
からなるサーマルヘッドを有し、このサーマルヘッドを
ヘッドアップさせた状態で、プラテンローラとの間に記
録媒体である用紙、及びインクリボンを位置させるよう
になっている。前記インクリボンは、巻取りコアと供給
コアとに巻回されており、巻取りコアを回転駆動するこ
とにより、供給コアから巻取りコアに巻取り可能になっ
ている。
【0003】そして、サーマルヘッドをダウンさせて、
プラテンローラに圧接することにより、インクリボンが
用紙に圧接される。この状態で、サーマルヘッドを、選
択的に発熱させると共に、用紙を搬送することにより、
インクリボンのインクが用紙に熱転写されて、用紙に所
望の文字等を印刷できるようになっている。このような
従来の熱転写プリンタは、サーマルヘッドのアップ/ダ
ウン時に、用紙の搬送を、その都度停止させていたので
は、用紙への印刷速度(スループット)が遅くなるの
で、用紙を所定速度で搬送しながら、サーマルヘッドを
アップ/ダウンさせることにより、印刷速度であるスル
ープットを速くしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の熱転写
プリンタでは、特に高温の環境下などにおいて、用紙に
印刷汚れが発生することがった。これは、通常の熱転写
プリンタでは、供給コアから繰り出されるインクリボン
の量に対して、巻取りコアで巻取るインクリボンの速度
を多めに設定するために、特にサーマルヘッドのアップ
/ダウン時において、サーマルヘッドの用紙への圧接
が、インクリボンを介して完全になされていない状態
で、インクリボンが記録媒体に対しスリップする。この
インクリボンが記録媒体に対してスリップすることによ
り、インクリボンが用紙に擦れて、インクリボンのイン
クが用紙に付着し、印刷汚れが発生するおそれがあっ
た。
【0005】本発明は、前述した点に鑑みてなされたも
ので、記録媒体を搬送しながら、サーマルヘッドのアッ
プ/ダウン途中において、供給コアとサーマルヘッドと
の間のインクリボンを弛ませて、インクリボンが記録媒
体に対してスリップしないようにして、記録媒体の印刷
汚れを無くすることができる熱転写プリンタを提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の第1の手段として本発明の熱転写プリンタは、記録媒
体と、巻取りコアと供給コアとに巻回されたインクリボ
ンと、前記巻取りコアと前記供給コアとの間に位置して
前記インクリボンのインクを前記記録媒体に熱転写可能
なサーマルヘッドと、前記記録媒体を搬送可能な搬送ロ
ーラとを備え、前記搬送ローラを回転させて前記記録媒
体を所定の搬送速度で搬送しながら、前記インクリボン
を前記記録媒体に圧接を始める時、または前記記録媒体
に圧接状態の前記インクリボンの圧接を解除し始める時
の、少なくとも前記サーマルヘッドのアップ/ダウン途
中においては、前記サーマルヘッドと前記供給コアとの
間に位置する前記インクリボンを弛ませるような構成と
した。
【0007】また、前記課題を解決するための第2の手
段として、前記供給コアが係合可能な供給ボビンを配設
し、この供給ボビンには、前記供給ボビンに所定の付勢
力を付勢可能な付勢部材を有し、前記サーマルヘッドを
ダウンさせて前記インクリボンのインクを前記記録媒体
に熱転写して印刷中は、前記付勢部材の前記付勢力を前
記供給ボビンを介して前記供給コアに付勢し、前記サー
マルヘッドの前記アップ/ダウン途中においては、前記
供給ボビンに付勢していた前記付勢部材の前記付勢力を
解除するような構成とした。
【0008】また、前記課題を解決するための第3の手
段として、前記付勢部材は、所定の回転付勢力が付勢さ
れた付勢ギアを有し、前記記録媒体に前記印刷中は、前
記付勢ギアを前記供給ボビンに噛み合わせて、前記巻取
りコアに巻取りする前記インクリボンに張力を負荷し、
前記サーマルヘッドの前記アップ/ダウン途中では、前
記付勢ギアと前記供給ボビンとの噛み合いを解除して、
前記供給ボビンを前記回転自在にした構成とした。
【0009】また、前記課題を解決するための第4の手
段として、前記供給コアが係合可能で回転駆動可能な供
給ボビンを配設し、前記サーマルヘッドの前記アップ/
ダウン途中では、前記供給ボビンの回転駆動により前記
供給コアを回転させて、前記記録媒体の前記搬送速度よ
り、前記供給コアから前記サーマルヘッド側に供給され
る前記インクリボンの供給速度を速くするような構成と
した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の熱転写プリンタ
を、図1〜図5に基づいて説明する。図1は本発明の熱
転写プリンタを説明する概略図であり、図2は本発明の
動作を説明する概略図であり、図3は本発明に係わる供
給ボビンと付勢部材の側面図であり、図4、図5は本発
明に係わる供給ボビンと付勢部材との動作を説明する平
面図である。
【0011】まず、本発明の熱転写プリンタの一実施の
形態を、図1、図2に基づいて説明すると、図示を省略
したケース内の所定位置には、例えばロール状に巻取り
された記録媒体1が収納されている。前記記録媒体1
は、矢印Aの搬送方向に搬送可能になっている。また、
矢印Aの搬送方向の記録媒体1の搬送経路には、回転自
在のガイドローラ2が配設され、このガイドローラ2で
記録媒体1の搬送をガイドするするようになっている。
【0012】また、矢印Aの搬送方向におけるガイドロ
ーラ2より下流側に、プラテンローラからなる搬送ロー
ラ3が配設されており、この搬送ローラ3の外周部に
は、搬送ローラ3に圧接する圧接ローラ4が配設されて
いる。そして、搬送ローラ3と圧接ローラ4との間に搬
送されてきた記録媒体1は、搬送ローラ3の矢印Bの方
向への回転で、記録媒体1は矢印Aの搬送方向に所定の
搬送速度で搬送可能になっている。また、記録媒体1の
矢印Aの搬送方向における搬送ローラ3より下流側には
用紙切断装置(図示せず)が配設されて、印刷後の記録
媒体1を所定の長さに切断可能になっている。
【0013】また、矢印Aの搬送方向における圧接ロー
ラ4より上流側で、圧接ローラ4近傍には、搬送ローラ
3に圧接可能なサーマルヘッド5が配設されている。前
記サーマルヘッド5は、ラインヘッドからなり、複数の
発熱素子が、記録媒体1の幅方向に整列形成されてい
る。そして、サーマルヘッド5は、支軸6を支点として
回動可能な回動アーム7に取り付けられており、回動ア
ーム7が回動することにより、図1に示すように、サー
マルヘッド5が搬送ローラ3に圧接するダウン状態、ま
たは図2に示すように、サーマルヘッド5が搬送ローラ
3から離間するアップ状態になるようになっている。即
ちサーマルヘッド5は、アップ/ダウンにより搬送ロー
ラ3に接離可能になっている。
【0014】また、回動アーム7は、サーマルヘッド5
の図示左右に、回転自在の一対のピンチローラ8が軸支
されている。また、図2に示すアップ状態のサーマルヘ
ッド5と搬送ローラ3との間には、インクリボン9が配
置されており、このインクリボン9は、サーマルヘッド
5をダウンさせることにより、搬送ローラ3と圧接ロー
ラ4とに狭持されている記録媒体1に圧接可能になって
いる。前記インクリボン9の一端部は、巻取りコア10
に巻回されて、インクを転写後のインクリボン9が巻取
りされるようになっている。また、インクリボン9の他
端部は、供給コア11に巻回され、この供給コア11に
インクを転写する前の未使用状態のインクリボン9が巻
回されている。
【0015】前記巻取りコア10は、モータ等の駆動源
(図示せず)に連結される巻取りボビン(図示せず)に
係合されて、巻取りボビンを回転させて、巻取りコア1
0を矢印Cの方向に回転駆動することにより、供給コア
11に巻回したインクリボン9がサーマルヘッド9側に
供給されると共に、矢印Dの巻取り方向に巻取り可能に
なっている。また、供給コア11の係合穴11aは、供
給ボビン12に係合可能になっている。前記供給ボビン
12は、図3に示すように、係合穴11aが係合可能な
係合部12aと、この係合部12aを軸止する回転軸1
2bと、この回転軸12bに直結、または一体形成され
たボビンギア12cとからなり、回転自在にケースKに
支持されている。
【0016】また、供給ボビン12近傍には、供給ボビ
ン12に所定の回転付勢力を付勢可能な付勢部材13が
配設されている。前記付勢部材13は、図3、図4に示
すように、供給ボビン12のボビンギア12cに噛み合
い可能な付勢ギア13aを有し、この付勢ギア13a
は、支軸13bを支点として揺動可能な揺動板13cに
軸支されて回転自在になっている。また、付勢ギア13
aと揺動板13cとの間には、革材等からなる摩擦部材
13dが配設されている。
【0017】そして、付勢部材13は、付勢ギャ13a
をバネ部材(図示せず)で上方から弾性付勢することに
より、摩擦部材13dとの間で発生する回転摩擦によ
り、付勢ギア13dに所定の回転付勢力を付勢可能にな
っている。このような回転付勢力が付勢された付勢ギア
13aは、揺動板13cを矢印F方向に揺動させて、付
勢ギア13aとボビンギア12cとを噛み合わせると、
回転自在の供給ボビン12に、所定の回転付勢力が付勢
されて、供給ボビン12の回転トルクが大きくなるよう
になっている。即ち、供給ボビン11の回転トルクを大
きくすることにより、供給コア11から巻取りコア10
に巻取るインクリボン9に張力が働いて、弛みなくイン
クリボン9を巻取り可能になっている。また、付勢ギア
13aとボビンギア12cとの噛み合いを解除すると、
供給ボビン12が回転自在になるようになっている。即
ち、供給ボビン12が回転自在にすることで、供給コア
11から巻取りコア10に巻取るインクリボン9を弛ま
せることができるようになっている。
【0018】前述のような本発明の熱転写プリンタによ
る印刷動作は、図2に示すように、記録媒体1を矢印A
方向に搬送すると、ガイドローラ2と矢印B方向に回転
中のプラテンローラからなる搬送ローラ3とに案内され
て、ヘッドアップ状態のサーマルヘッド5と搬送ローラ
3との間に給紙され、記録媒体1の先端部が搬送ローラ
3と圧接ローラ4との間に圧接狭持される。そして、サ
ーマルヘッド5と搬送ローラ3との間には、一対のピン
チローラ8にガイドされてインクリボン9が供給されて
いる。
【0019】この時の供給コア11には、図5に示すよ
うな、付勢部材13の付勢ギア13aが供給ボビン13
に噛み合っているので、巻取りコア10で矢印Dの巻取
り方向に巻取りされるインクリボン9に所定の張力が負
荷されるようになっている。そのために、サーマルヘッ
ド5をアップさせた状態で巻取りコア190に巻取りさ
れるインクリボン9は、弛まないようになっている。
【0020】そして、搬送ローラ3を矢印Bの方向に回
転させて、記録媒体1を矢印Aの搬送方向に、所定の搬
送速度で搬送しながら、図1に示すように、サーマルヘ
ッド5をダウンさせる。すると、巻取りコア10を回転
させて、矢印Dの巻取り方向に巻取り中のインクリボン
9が記録媒体1に圧接される。このような、インクリボ
ン9を記録媒体1に圧接を始めるとき時の、サーマルヘ
ッド5のダウン途中では、図4に示すように、付勢ギア
13aと供給ボビン12との噛み合いを解除して、供給
ボビン12を回転自在にする。
【0021】すると、サーマルヘッド5のダウン途中に
おいて、サーマルヘッド5と供給コア11との間に位置
するインクリボン9に加わっていた張力が小さくなり、
図1に示すように、サーマルヘッド5と供給コア11と
の間のインクリボン9に弛みが発生する。このインクリ
ボン9の弛みによって、記録媒体1の搬送速度と、ンク
リボン9の巻取り速度とに速度差があったとしても、サ
ーマルヘッド5のダウン途中における記録用紙1の搬送
速度とインクリボン9の巻取り速度とを同じにすること
ができ、記録媒体1にインクリボン9が擦れるのを防ぐ
ことができる。そのために、インクリボン9の擦れによ
る記録媒体1の汚れを無くすることができる。
【0022】そして、サーマルヘッド5を完全にダウン
後、サーマルヘッド5の複数の発熱素子(図示せず)を
印刷情報に基づいて選択的に発熱させると共に、記録媒
体1を搬送手段(図示せず)で矢印Aの搬送方向に搬送
することにより、インクリボン9のインクが記録媒体1
に転写されて、記録媒体1に所望の文字、あるいは画像
が印刷される。前記記録媒体1に印刷中におけるインク
リボン9は、図5に示すように、付勢部材13の付勢ギ
ア13aが供給ボビン12に噛み合わされて、サーマル
ヘッド5と供給コア11との間に所定の張力が負荷され
る。そのために、印刷中のインクリボン9に弛みが発生
することがない。
【0023】即ち、記録媒体1に印刷中は、付勢部材1
3で供給ボビン12を介して供給コア11に所定の付勢
力を付勢するようになっている。そのために、印刷中に
おいては、サーマルヘッド5と供給コア11との間のイ
ンクリボン9に弛みが発生することなく、記録媒体1に
高品質な画像印刷を行うことができる。
【0024】また、記録媒体1への印刷が終了すると、
サーマルヘッド9をアップさせて搬送ローラ3から離間
させる。このような、インクリボン9の搬送ローラ3へ
の圧接を解除し始める時で、記録媒体1に圧接状態にお
けるサーマルヘッド5のアップ途中では、ダウン途中と
同様に、付勢ギア13aと供給ボビン12との噛み合い
を解除して、供給ボビン12を回転自在にする。
【0025】このようにすることによって、サーマルヘ
ッド5のアップ途中においても、サーマルヘッド5と供
給コア11との間に位置するインクリボン9を弛ませる
ことができ、インクリボン9が記録媒体1に擦れるのを
防いで、記録媒体1の汚れをなくすることができる。本
発明の熱転写プリンタにおいて、サーマルヘッド5と供
給コア11との間に位置するインクリボン9を弛ませる
動作は、サーマルヘッド5のアップ/ダウン途中だけに
限定されず、例えばサーマルヘッド5のダウン前からイ
ンクリボン9を弛ませるようにしたものでも良い。即
ち、少なくともサーマルヘッド5のアップ/ダウン途中
では、サーマルヘッド5と供給コア11との間に位置す
るインクリボン9を弛ませるようにしたものであれば良
い。
【0026】また、本発明のその他の実施の形態とし
て、供給コア11を係合させた供給ボビン12に、付勢
部材13を付勢せずに、供給ボビン12をモータ等で直
接回転駆動するようにしたものでも良い。そして、サー
マルヘッド9のアップ/ダウン途中では、供給ボビン1
2の回転駆動により供給コア11を回転させて、記録媒
体1の搬送速度より供給コア11からサーマルヘッド5
側に供給するインクリボン9の供給速度を速くして、イ
ンクリボン9を弛ませるようにしたものでも良い。この
ような熱転写プリンタは、供給ボビン12を回転駆動す
る駆動源を、巻取りコア10、あるいは搬送ローラ3の
駆動源と兼用することにより、付勢部材13等の部品を
不要にすることができ、部品点数を削減できる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の熱転写プリ
ンタは、少なくともサーマルヘッドのアップ/ダウン途
中では、サーマルヘッドと供給コアとの間に位置するイ
ンクリボンを弛ませるようにしたので、インクリボンを
記録媒体に圧接を始める時、または記録媒体に圧接状態
のインクリボンの圧接を解除し始める時の、搬送中の記
録媒体とインクリボンの供給速度とを同じにすることが
できる。そのために、記録媒体にインクリボンが擦れる
ことがなく、印刷時における記録媒体の汚れを無くする
ことができる。
【0028】また、サーマルヘッドのアップ/ダウン途
中では、供給ボビンに付勢していた付勢部材の付勢力を
解除するようにしたので、サーマルヘッドのアップ/ダ
ウン途中において、インクリボンを確実に弛ませること
ができる。そのために、印刷時における記録媒体の汚れ
を無くすることができる。
【0029】また、サーマルヘッドのアップ/ダウン途
中では、付勢ギアと供給ボビンとの噛み合いを解除して
供給ボビンを回転自在にしたので、サーマルヘッドのア
ップ/ダウン途中において、インクリボンを確実に弛ま
せることができる。
【0030】また、サーマルヘッドのアップ/ダウン途
中では、供給ボビンの回転駆動により供給コアを回転さ
せて、記録媒体の搬送速度より、供給コアからサーマル
ヘッド側に供給されるインクリボンの供給速度を速くす
るようにしたので、供給ボビンを回転駆動する駆動源を
搬送ローラ等の駆動源と兼用することにより、付勢部材
等の部品点数を削減できると共に、サーマルヘッドのア
ップ/ダウン途中において、インクリボンを確実に弛ま
せることができる熱転写プリンタを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の熱転写プリンタを説明する概略図であ
る。
【図2】本発明の動作を説明する概略図である。
【図3】本発明に係わる供給ボビンと付勢部材の側面図
である。
【図4】本発明に係わる供給ボビンと付勢部材との動作
を説明する平面図である。
【図5】本発明に係わる供給ボビンと付勢部材との動作
を説明する平面図である。
【符号の鋭明】
1 記録媒体 2 ガイドローラ 3 搬送ローラ 4 圧接ローラ 6 サーマルヘッド 7 回動アーム 9 インクリボン 10 巻取りコア 11 供給コア 12 供給ボビン 13 付勢部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体と、巻取りコアと供給コアとに
    巻回されたインクリボンと、前記巻取りコアと前記供給
    コアとの間に位置して前記インクリボンのインクを前記
    記録媒体に熱転写可能なサーマルヘッドと、前記記録媒
    体を搬送可能な搬送ローラとを備え、前記搬送ローラを
    回転させて前記記録媒体を所定の搬送速度で搬送しなが
    ら、前記インクリボンを前記記録媒体に圧接を始める
    時、または前記記録媒体に圧接状態の前記インクリボン
    の圧接を解除し始める時の、少なくとも前記サーマルヘ
    ッドのアップ/ダウン途中においては、前記サーマルヘ
    ッドと前記供給コアとの間に位置する前記インクリボン
    を弛ませるようにしたことを特徴とする熱転写プリン
    タ。
  2. 【請求項2】 前記供給コアが係合可能な供給ボビンを
    配設し、この供給ボビンには、前記供給ボビンに所定の
    付勢力を付勢可能な付勢部材を有し、前記サーマルヘッ
    ドをダウンさせて前記インクリボンのインクを前記記録
    媒体に熱転写して印刷中は、前記付勢部材の前記付勢力
    を前記供給ボビンを介して前記供給コアに付勢し、前記
    サーマルヘッドの前記アップ/ダウン途中においては、
    前記供給ボビンに付勢していた前記付勢部材の前記付勢
    力を解除するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の熱転写プリンタ。
  3. 【請求項3】 前記付勢部材は、所定の回転付勢力が付
    勢された付勢ギアを有し、前記記録媒体に前記印刷中
    は、前記付勢ギアを前記供給ボビンに噛み合わせて、前
    記巻取りコアに巻取りする前記インクリボンに張力を負
    荷し、前記サーマルヘッドの前記アップ/ダウン途中で
    は、前記付勢ギアと前記供給ボビンとの噛み合いを解除
    して、前記供給ボビンを前記回転自在にしたことを特徴
    とする請求項2記載の熱転写プリンタ。
  4. 【請求項4】 前記供給コアが係合可能で回転駆動可能
    な供給ボビンを配設し、前記サーマルヘッドの前記アッ
    プ/ダウン途中では、前記供給ボビンの回転駆動により
    前記供給コアを回転させて、前記記録媒体の前記搬送速
    度より、前記供給コアから前記サーマルヘッド側に供給
    される前記インクリボンの供給速度を速くするようにし
    たことを特徴とする請求項1記載の熱転写プリンタ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015009437A (ja) * 2013-06-28 2015-01-19 ニスカ株式会社 印刷装置
JP2020069738A (ja) * 2018-10-31 2020-05-07 ブラザー工業株式会社 印刷システム

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