JP2003093360A - 心拍揺らぎ表示システム - Google Patents

心拍揺らぎ表示システム

Info

Publication number
JP2003093360A
JP2003093360A JP2001293689A JP2001293689A JP2003093360A JP 2003093360 A JP2003093360 A JP 2003093360A JP 2001293689 A JP2001293689 A JP 2001293689A JP 2001293689 A JP2001293689 A JP 2001293689A JP 2003093360 A JP2003093360 A JP 2003093360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heartbeat
heartbeat data
time
data
markers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001293689A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Fujii
元 藤井
Satoshi Fujita
智 藤田
Hiroaki Izuma
弘昭 出馬
Tomoaki Ueda
智章 上田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2001293689A priority Critical patent/JP2003093360A/ja
Publication of JP2003093360A publication Critical patent/JP2003093360A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Pulse, Heart Rate, Blood Pressure Or Blood Flow (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 心拍データの時系列情報を心拍揺らぎが認識
可能であるように表示する表示システムを提供する。 【解決手段】 被測定者の心拍データを測定する心拍デ
ータ測定手段2と、上記心拍データの時系列情報を、縦
軸および横軸が規定された2次元座標(横軸,縦軸)上
に表示する表示手段3とを備えてなる心拍揺らぎ表示シ
ステム1において、上記表示手段3は、上記時系列情報
における所定の時点の第1心拍データを上記横軸または
上記縦軸の何れか一方の軸にとり、他方の軸には上記第
1心拍データの次の時点の第2心拍データをとること
で、上記第1心拍データおよび上記第2心拍データの大
小関係を識別可能な座標点(第1心拍データ,第2心拍
データ)または(第2心拍データ,第1心拍データ)に
上記時系列情報を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は被測定者の心拍デー
タの揺らぎを測定して表示する心拍揺らぎ表示システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】人間の心拍データ、例えば心拍数や心拍
間隔(心電波形のR−R間隔)は心身の状態によって増
減することが知られている。例えば、運動中の被測定者
の瞬時心拍数(拍/分)を測定し、随時、その瞬時心拍
数の数値を被測定者に表示するような装置があり、被測
定者は運動中の心拍数の数値を見て、心臓にどの程度の
負荷がかかっているのかを知ることができる。また、瞬
時心拍数の数値を表示するのではなく、横軸に経過時間
をとり、縦軸に瞬時心拍数をとった折れ線グラフを用い
て、瞬時心拍数の時間経過を表示する方法もある。
【0003】更に、負荷が加えられていない安静時であ
っても人間の心拍数または心拍間隔は時間的に変動する
(揺らぐ)ことが知られており、この心拍揺らぎの状態
から人間の自律神経(交感神経、副交感神経)の状態を
推測することが行われている。一般的には、心拍数また
は心拍間隔の揺らぎが大きいほど自律神経の働きが活発
でリラックスしている状態にあると見なすことができ
る。ここで、心拍揺らぎの状態を求めるための従来の方
法には、心拍数の標準偏差を求める方法と、心拍数の時
間変化を周波数解析して、ピーク周波数およびピーク値
の高さを求める方法などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、瞬時心
拍数を数値で表示する方法では、被測定者は心拍揺らぎ
の状態を知ることができず、その結果、自身の自律神経
の状態を評価することができないという問題がある。ま
た、瞬時心拍数の時間経過を折れ線グラフで表示する方
法では、測定が長時間になればグラフが見難くなるとい
う問題がある。
【0005】更に、心拍揺らぎの状態を知るために心拍
数の標準偏差を求める方法、或いは心拍数の時間変化を
周波数解析して、ピーク周波数およびピーク値の高さを
求める方法では、要求される計算量が多く、その結果、
心拍揺らぎを導出して表示するような装置構成において
必要とされるメモリ量も多くなるという問題もある。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、心拍データの時系列情報を心拍
揺らぎが認識可能であるように表示する表示システムを
提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る心拍揺らぎ表示システムの第一の特徴構
成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に記載の如く、被
測定者の心拍データを測定する心拍データ測定手段と、
前記心拍データの時系列情報を、縦軸および横軸が規定
された2次元座標(横軸,縦軸)上に表示する表示手段
とを備えてなり、前記表示手段は、前記時系列情報にお
ける所定の時点の第1心拍データを前記横軸または前記
縦軸の何れか一方の軸にとり、他方の軸には前記第1心
拍データの次の時点の第2心拍データをとることで、前
記第1心拍データおよび前記第2心拍データの大小関係
を識別可能な座標点(第1心拍データ,第2心拍デー
タ)または(第2心拍データ,第1心拍データ)に所定
のマーカを表示する点にある。
【0008】上記課題を解決するための本発明に係る心
拍揺らぎ表示システムの第二の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項2に記載の如く、上記第一の特徴構成
に加えて、前記表示手段が複数個の前記マーカを累積表
示する点にある。
【0009】上記課題を解決するための本発明に係る心
拍揺らぎ表示システムの第三の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項3に記載の如く、上記第二の特徴構成
に加えて、前記複数個のマーカが、時系列順にグループ
化された異なる種類のマーカで表示される点にある。
【0010】上記課題を解決するための本発明に係る心
拍揺らぎ表示システムの第四の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項4に記載の如く、上記第二または第三
の特徴構成に加えて、所定の時系列範囲に対応する1以
上の前記マーカを包囲する図形を、前記1以上のマーカ
に重ねて表示する点にある。
【0011】上記課題を解決するための本発明に係る心
拍揺らぎ表示システムの第五の特徴構成は、特許請求の
範囲の欄の請求項5に記載の如く、上記第一から第四の
何れかの特徴構成に加えて、前記心拍データの時系列情
報を、時間の目盛りを有する横軸と、心拍データの目盛
りを有する縦軸とが規定された2次元画面(横軸,縦
軸)上に表示する第2表示手段を更に備えてなる点にあ
る。
【0012】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る心拍揺らぎ表示システムの第一の特徴構成によれ
ば、心拍データ測定手段が、被測定者の心拍データ(心
拍数または心拍間隔)を測定して、心拍データの時系列
情報を出力することができ、表示手段が、上記心拍デー
タ測定手段から出力された心拍データの時系列情報を、
縦軸および横軸が規定された2次元座標(横軸,縦軸)
上に表示することができる。ここで、表示手段は更に、
時系列情報における所定の時点の第1心拍データを前記
横軸または前記縦軸の何れか一方の軸にとり、他方の軸
には前記第1心拍データの次の時点の第2心拍データを
とることで、前記第1心拍データおよび前記第2心拍デ
ータの大小関係を識別可能な座標点(第1心拍データ,
第2心拍データ)または(第2心拍データ,第1心拍デ
ータ)に所定のマーカを表示することができる。つま
り、第1心拍データおよび第2心拍データが同じである
場合(例えば、心拍や心拍間隔が揺らいでいない場合)
には、マーカは縦軸および横軸から等距離の座標位置に
表示され、何れかが大きい場合または小さい場合(心拍
数や心拍間隔が揺らいでいる場合)には、何れかの軸に
近い座標位置にマーカが表示されることから、マーカの
表示位置から心拍揺らぎの状態を知ることができる。
【0013】本発明に係る心拍揺らぎ表示システムの第
二の特徴構成によれば、複数個のマーカが累積表示され
ることから、マーカの表示位置の分布状態から心拍揺ら
ぎの時間的な変動状態を知ることができる。
【0014】本発明に係る心拍揺らぎ表示システムの第
三の特徴構成によれば、複数個のマーカが表示される場
合、それらが時間順にグループ化された異なる種類のマ
ーカで表示されることから、心拍データおよび心拍揺ら
ぎが時間と共にどのように変化しているのかを知ること
ができる。例えば、マーカが時間順に15個表示されて
おり、時間順に初めの5個が三角形のマーカで、次の5
個が円型のマーカで、次のマーカが四角形のマーカとい
うルールに基づく表示形式で、それぞれの心拍データに
対応する座標位置に表示されている場合、15個のマー
カの推移を追うのではなく、3種類のマーカの推移を追
うことで、心拍データおよび心拍揺らぎの大まかな時間
変化の傾向を知ることができる。
【0015】本発明に係る心拍揺らぎ表示システムの第
四の特徴構成によれば、表示された複数個のマーカの内
の所定の時間帯に対応する1以上のマーカを包囲する図
形を、上記マーカに重ねて表示することで、特定の時間
帯に測定されたマーカがどの座標位置に表示されている
のか、つまり、その際の図形の大きさから心拍揺らぎの
大きさを明確にすることができる。例えば、マーカが時
間順に15個表示されている場合、最近の5個のマーカ
を包囲する四角形を更に表示することで、従来は15個
のマーカの中に埋もれて明確に判別することが出来なか
った5個のマーカの座標位置が明確になり、最近の心拍
データおよび心拍揺らぎの状態を明確に判別することが
できる。
【0016】本発明に係る心拍揺らぎ表示システムの第
五の特徴構成によれば、心拍データの時間変動を折れ線
グラフを用いて更に表示できることで、心拍データの時
間経過をより明確に知ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1に示す心拍揺らぎ表示システ
ム1は、被測定者の心拍データ(例えば、心拍数や心拍
間隔(心電波形のR−R間隔など))を測定する心拍デ
ータ測定手段2と、測定された心拍データ(時系列情
報)を表示する表示手段3とを備えてなる。表示手段3
は、心拍データ測定手段2において測定された心拍デー
タを直接送信してもらうことで、心拍データをリアルタ
イムで表示可能である。或いは、心拍データ測定手段2
において測定した心拍データを制御手段4に送信してメ
モリ5に格納し、制御手段4において所定の演算処理を
行った後のデータを表示手段3において表示することも
できる。ここで、心拍データ測定手段2には、瞬時心拍
データを測定可能な既存の測定手段を使用することがで
き、例えば、エアロバイクに備え付けの心拍数測定装置
などから出力信号を取り出してもよい。または、通常の
心電信号計測装置によって測定された心電波形のR−R
間隔(心拍間隔)を出力すること、或いは、上記R−R
間隔の逆数から瞬時心拍数(拍/分)を導出し、その値
を使用しても心拍データの時系列情報を作成することが
できる。他にも、浴槽の内壁に電極を設置し、入浴者の
心電信号を非接触で計測する浴槽心電計などを用いて心
電波形のR−R間隔(心拍間隔)を測定すること、並び
にそのR−R間隔の逆数から心拍数を導出して、心拍デ
ータを作成することもできる。尚、以下の図2〜図5で
は心拍数(単位は拍/分)を用いて心拍揺らぎを表示
し、図6〜図9では心拍間隔(R−R間隔)(単位はm
sec)を用いて心拍揺らぎを表示している。
【0018】図2に示すのは、表示手段3における表示
例である。この表示手段3は、縦軸および横軸が規定さ
れた2次元画面を有しており、縦軸および横軸のスケー
ルは共に瞬時心拍数の値(最小値:68拍/分〜最大
値:90拍/分)である。図2中では、時間的に連続す
る2つの心拍データがある場合、先の心拍データの値
(第1心拍データ)を横軸にとり、後の心拍データの値
(第2心拍データ)を縦軸にとった場合の座標(第1心
拍データ,第2心拍データ)上に所定のマーカをプロッ
トしている。従って、マーカがプロットされた座標位置
からは、第1心拍データと第2心拍データの大小関係を
知ることが出来る。
【0019】例えば、第1心拍データと第2心拍データ
とが等しい場合(心拍揺らぎが無い場合)、マーカは横
軸および縦軸から等距離の位置にプロットされる。言い
換えると、横軸をx軸とみなし、縦軸をy軸とみなした
場合には、y=xで表される直線上にマーカがプロット
される。従って、心拍揺らぎがある状態とは、y=xで
表される直線上から外れてマーカがプロットされた状態
である。よって、マーカがプロットされた座標位置を見
ることで、心拍揺らぎの状態を知ることができる。ま
た、マーカを、時系列順にグループ化して、そのグルー
プ毎に異なる種類・形状(三角形、四角形、丸形)のマ
ーカを用いてプロットしており、時間経過と共に心拍デ
ータおよび心拍揺らぎがどのように変化したのかの傾向
をマーカの分布状態から即座に知ることができる。
【0020】図3〜図5は、時間経過と共に表示画面が
どのように変化するかを示すものである。図3〜図5で
は、図2に示したのと同様に、心拍データの測定時間の
経過と共に異なる形状のマーカがプロットされること
で、心拍揺らぎの推移を知ることができる。更に、図3
〜図5では、最近の20個(図中では矩形表示間隔:2
0として示す)のマーカを包囲する図形7(ここでは四
角形)を描くことで、その四角形7の大きさから現在の
心拍データの揺らぎの大きさを知ることができる。従っ
て、描かれた四角形7が大きい程、心拍データの揺らぎ
が大きいといえる。また更に、図3〜図5では、時間の
スケールの横軸と、心拍データのスケールの縦軸とが規
定された2次元画面(横軸,縦軸)とを更に備え、心拍
データの折れ線グラフを表示している。また、上記四角
形7で包囲された心拍データに対応する時間帯(20個
の測定データ)を示すための網目状部分6が描かれてい
る。尚、図中ではマーカを包囲する四角形7を描いてい
るが、三角形など他の任意の図形であっても構わない。
【0021】以下に図3〜図5を参照して、時間が経過
するに従って表示画面がどのように変化するのかを説明
する。まず図3は、心拍数の折れ線グラフからも分かる
ように、測定開始後すぐの時点における画面例である。
心拍数はある程度揺らいでおり、マーカを包囲した四角
形7aの大きさからも被測定者が適度にリラックスした
状態にあることが見て取れる。尚、包囲されたマーカに
対応するのは、同時に表示された折れ線グラフにおいて
網目状部分6aの心拍数データである。
【0022】次に図4は、図3で示した時点から所定時
間だけ経過後の表示例である。心拍数の時間変動を示す
折れ線グラフの網目状部分6bから見て取れるように、
図4に示す時点での心拍数は図3に示す時点での心拍数
よりも低くなっている。しかし、マーカを包囲する四角
形7bの大きさで表される心拍揺らぎの大きさは図3で
示した時点とほとんど変化はなく、被測定者が適度にリ
ラックスした状態にあることが分かる。
【0023】次に図5は、図4で示した時点から所定時
間だけ経過後の表示例である。心拍数の事件変動を示す
折れ線グラフの網目状部分6cから見て取れるように、
図5に示す時点での心拍数は図3に示す時点での心拍数
とほぼ同数になっている。しかし、マーカを包囲する四
角形7cの大きさは図3に示した四角形7aよりも非常
に大きく、図3に示した時点に比べて心拍揺らぎが非常
に大きくなったことが分かる。
【0024】以上のように図3〜図5を参照して、心拍
データの時間変化と、その際の心拍揺らぎの状態とを説
明したが、それらの推移から被測定者の心身の状態を推
測することができる。例えば、心臓に疾患を持っていな
い健康な者であれば、平常時には心拍揺らぎは大きく見
られるが、運動を開始して心臓に負荷をかけていくと、
心拍数は上昇し、且つ心拍揺らぎは小さくなる。つま
り、図3に示したような表示方法においては、マーカを
包囲する四角形7が小さくなる。心拍揺らぎが小さい状
態で維持されている場合、被測定者に対するその負荷レ
ベルは、安全で且つ効果の高い運動状態であることが知
られており、図3に示した表示画面をリアルタイムで見
ながら運動を行っている被測定者は、マーカを包囲する
四角形7の大きさが小さくなるような負荷を体にかけた
状態で運動を行うなどの綿密なトレーニングメニューの
作成などを行うことができる。
【0025】或いは、入浴中の心拍数および心拍数の揺
らぎ状態は、一般的に次のようになる。例えば、熱めの
湯に入浴した場合は、時間経過と共に体が活性化されて
上述の運動状態と同様に心拍数が上昇し、心拍揺らぎが
小さくなる。また、ぬるめの湯に入浴した場合は、時間
経過と共に体が鎮静化されて心拍数が下降し、心拍揺ら
ぎが大きくなる(リラックス状態になる)。このよう
に、入浴中の心拍数を測定し、その際の入浴者の心拍揺
らぎの状態を表示させた場合、上述したような湯温に応
じた心拍揺らぎの状態変化を確認することができる。従
って、心拍揺らぎの状態変化が分かれば、入浴中の体の
状態(リラックス度合、暖まり度合など)を知ることが
できることで、最適な入浴時間や、湯温の判断が可能に
なり、更に出浴タイミングをリアルタイムで知ることが
できるなどの効果を得ることができる。
【0026】以上のように図3〜図5では心拍数データ
を網目状の四角形で包囲して特徴づけたが、図6(心拍
間隔を表示)に示すように、任意のキャラクタマーク
(図形)を四角形の中に表示させても良い。この場合、
心拍間隔が平常時に近い場合(例えば、600msec
以上(心拍数に換算すると100拍/分以下))にはゆ
ったりとしたキャラクタの画像(図6に示す)を表示さ
せ、運動などを行ったことで心拍間隔が短い状態にある
場合(例えば、500msec〜600msec(心拍
数に換算すると100拍/分〜120拍/分))には活
発なキャラクタの画像を表示させ、更に心拍間隔が短く
なった場合(例えば、500msec以下(心拍数に換
算すると120拍/分以上))には、疲れたキャラクタ
の画像などを表示させることもできる。
【0027】以上のように心拍揺らぎ表示システム1に
おける表示画面例を図示したが、以下には入浴中に測定
された心拍揺らぎの幾つかのパターンについて説明す
る。
【0028】図7〜図9に示す画面例では、何れも入浴
中の被測定者の心拍データを収集した場合の例を示すの
だが、縦軸および横軸を共に心拍間隔(心電波形のR−
R間隔)(単位はmsec)として、測定されたR−R
間隔データをプロットしている。また、一定時間経過毎
に黒四角、白四角、黒丸、白丸、黒三角、白三角の順に
マーカの種類を変えてプロットしている。
【0029】図7に示す画面例では、入浴直後のR−R
間隔が小さく(心拍数が大きく)て心拍揺らぎが小さい
状態から、時間経過と共にR−R間隔が大きく(心拍数
が小さく)て心拍揺らぎが大きい状態に推移し、入浴に
よって入浴者の心身がリラックスした状態となったこと
が分かる。図8に示す画面例では、被測定者が心疾患
(不整脈)を持っている場合の測定結果を示している。
この場合、入浴時間が経過するにつれてR−R間隔が小
さくなり、不整脈によりR−R間隔(心拍間隔)が突然
大きく変化する様子が見て取れる。また、図9に示す画
面例では、被測定者が糖尿病や重い心疾患を持っている
場合の測定結果を示している。この場合、入浴時間が経
過するにつれてR−R間隔が小さくなるという変化は見
られるものの、常に心拍揺らぎはほとんど見られないこ
とが分かる。
【図面の簡単な説明】
【図1】心拍揺らぎ表示システムの構成図である。
【図2】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図3】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図4】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図5】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図6】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図7】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図8】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【図9】心拍揺らぎ表示システムにおける表示例を示す
図である。
【符号の説明】
1 心拍揺らぎ表示システム 2 心拍データ測定手段 3 表示手段 4 制御手段 5 メモリ 6 網目状部分 7 図形(四角形)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 出馬 弘昭 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 上田 智章 京都府京都市下京区中堂寺南町17 株式会 社関西新技術研究所内 Fターム(参考) 4C017 AA02 AA10 BC16 BC21 CC03 FF06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定者の心拍データを測定する心拍デ
    ータ測定手段と、 前記心拍データの時系列情報を、縦軸および横軸が規定
    された2次元座標(横軸,縦軸)上に表示する表示手段
    とを備えてなり、 前記表示手段は、前記時系列情報における所定の時点の
    第1心拍データを前記横軸または前記縦軸の何れか一方
    の軸にとり、他方の軸には前記第1心拍データの次の時
    点の第2心拍データをとることで、前記第1心拍データ
    および前記第2心拍データの大小関係を識別可能な座標
    点(第1心拍データ,第2心拍データ)または(第2心
    拍データ,第1心拍データ)に所定のマーカを表示する
    心拍揺らぎ表示システム。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が複数個の前記マーカを累
    積表示する請求項1に記載の心拍揺らぎ表示システム。
  3. 【請求項3】 前記複数個のマーカが、時系列順にグル
    ープ化された異なる種類のマーカで表示される請求項2
    に記載の心拍揺らぎ表示システム。
  4. 【請求項4】 所定の時系列範囲に対応する1以上の前
    記マーカを包囲する図形を、前記1以上のマーカに重ね
    て表示する請求項2または請求項3に記載の心拍揺らぎ
    表示システム。
  5. 【請求項5】 前記心拍データの時系列情報を、時間の
    目盛りを有する横軸と、心拍データの目盛りを有する縦
    軸とが規定された2次元画面(横軸,縦軸)上に表示す
    る第2表示手段を更に備えてなる請求項1から請求項4
    の何れかに記載の心拍揺らぎ表示システム。
JP2001293689A 2001-09-26 2001-09-26 心拍揺らぎ表示システム Pending JP2003093360A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293689A JP2003093360A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 心拍揺らぎ表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001293689A JP2003093360A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 心拍揺らぎ表示システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003093360A true JP2003093360A (ja) 2003-04-02

Family

ID=19115431

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001293689A Pending JP2003093360A (ja) 2001-09-26 2001-09-26 心拍揺らぎ表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003093360A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008067858A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Terumo Corp 心拍ゆらぎ検出装置およびその情報処理方法
JP2008108005A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2008104597A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 心拍ゆらぎ検出装置および情報処理方法
JP2008108004A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 心拍ゆらぎ検出システムおよび情報処理方法
JP2008279127A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Terumo Corp 拍動ゆらぎ測定装置およびその情報処理方法
JP2008279126A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Terumo Corp 拍動ゆらぎ測定装置およびその情報処理方法
JP2017164491A (ja) * 2016-03-10 2017-09-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 自律神経の揺らぎの利用方法およびシステム
JP2019071966A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 日本光電工業株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法、プログラム及び記憶媒体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1189802A (ja) * 1997-09-16 1999-04-06 Fukuda Denshi Co Ltd 在宅医療システム及び医療情報処理方法
JP2001212089A (ja) * 2000-02-07 2001-08-07 Terumo Corp 心拍間隔表示方法および心拍間隔表示装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1189802A (ja) * 1997-09-16 1999-04-06 Fukuda Denshi Co Ltd 在宅医療システム及び医療情報処理方法
JP2001212089A (ja) * 2000-02-07 2001-08-07 Terumo Corp 心拍間隔表示方法および心拍間隔表示装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008067858A (ja) * 2006-09-13 2008-03-27 Terumo Corp 心拍ゆらぎ検出装置およびその情報処理方法
JP2008108005A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 情報処理システムおよび情報処理方法
JP2008104597A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 心拍ゆらぎ検出装置および情報処理方法
JP2008108004A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Terumo Corp 心拍ゆらぎ検出システムおよび情報処理方法
JP2008279127A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Terumo Corp 拍動ゆらぎ測定装置およびその情報処理方法
JP2008279126A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Terumo Corp 拍動ゆらぎ測定装置およびその情報処理方法
JP2017164491A (ja) * 2016-03-10 2017-09-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 自律神経の揺らぎの利用方法およびシステム
JP2019071966A (ja) * 2017-10-12 2019-05-16 日本光電工業株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
JP6997581B2 (ja) 2017-10-12 2022-01-17 日本光電工業株式会社 生体情報処理装置、生体情報処理方法、プログラム及び記憶媒体
US11284829B2 (en) 2017-10-12 2022-03-29 Nihon Kohden Corporation Apparatus and method for processing physiological information

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Laborde et al. Heart rate variability and cardiac vagal tone in psychophysiological research–recommendations for experiment planning, data analysis, and data reporting
US8594787B2 (en) Synchronising a heart rate parameter of multiple users
US4896675A (en) Apparatus for monitoring degree of mental tension
KR100738074B1 (ko) 건강관리장치 및 방법
EP1156851B1 (en) Method and apparatus for facilitating physiological coherence and autonomic balance
US7163512B1 (en) Method and apparatus for facilitating physiological coherence and autonomic balance
JP4706962B2 (ja) 筋弛緩パラメータの表示方法および筋弛緩状態表示モニタ装置
US4800893A (en) Kinesthetic physical movement feedback display for controlling the nervous system of a living organism
CN106037702A (zh) 生物体信息处理***、生物体信息处理装置及终端装置
US20060025698A1 (en) Method and device for displaying living body information
JP6755356B2 (ja) 検出装置
JPH07143972A (ja) 睡眠状態判定方法及びその装置
JP2003093360A (ja) 心拍揺らぎ表示システム
EP3402390B1 (en) Index output device, index output method, and index output program
KR20120106339A (ko) 침 자극과 결합된 뇌파 분석 시스템
JPH09308770A (ja) 心身状態を反映させたゲーム機及び心身状態の判断のためのデータを表示する方法及び心身状態を判定して表明する方法及び心身状態に基づいて制御対象を制御する方法
Lindskog Development and evaluation of a HRV biofeedback system
JP2017532170A (ja) ポリグラフ
JP2008036294A (ja) 心拍ゆらぎ検出装置およびその情報処理方法
JP7256936B2 (ja) ストレス測定装置、ストレス測定方法およびプログラム
JP2008067860A (ja) 心拍ゆらぎ検出装置およびその情報処理方法
KR101530957B1 (ko) 복수 개의 경혈점을 표시하는 방법 및 그 시스템
JP2024022065A (ja) 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及び情報処理プログラム
CN112587117A (zh) 一种用于实时监控心率的检测装置及其检测方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080401

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101021

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110303