JP2003092707A - 不良ピクセルを検出し補正するセンサ装置 - Google Patents

不良ピクセルを検出し補正するセンサ装置

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JP2003092707A JP2002182265A JP2002182265A JP2003092707A JP 2003092707 A JP2003092707 A JP 2003092707A JP 2002182265 A JP2002182265 A JP 2002182265A JP 2002182265 A JP2002182265 A JP 2002182265A JP 2003092707 A JP2003092707 A JP 2003092707A
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    • H04N25/00Circuitry of solid-state image sensors [SSIS]; Control thereof
    • H04N25/60Noise processing, e.g. detecting, correcting, reducing or removing noise
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良ピクセルを検出/補正するセンサ装置に
おいて、バッファのメモリ要件を最小限にする。 【解決手段】 センサ装置は入射光強度を表すピクセル
・データの出力信号を生成する複数の光検出器からなる
アレイを含む。このピクセル・データは一度に1ライン
ずつアレイから読み出され、ラインバッファ(104)
に記憶される。不良ピクセル・プロセッサ(110)は
現在読み出しているラインにおける特定のピクセルにつ
いてラインバッファから得られるピクセル・データを記
憶し(116)、特定のピクセル(108)に隣接する
ピクセルについてのピクセル信号光データを記憶する。
第2のバッファ(122)は、前に読み出されたライン
におけるピクセルが不良ピクセルと識別されたか否かを
示す特徴(124)を記憶する。第1及び第2のバッフ
ァの情報を使用して、プロセッサは特定のピクセルが不
良ピクセルであるか否かを識別する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、アレイ状の複数の
光検出器を含む画像検出装置に関し、より詳細には、か
かる装置における不良ピクセルの検出及び不良ピクセル
から出力されたピクセル・データの補正に関する。 【0002】 【従来の技術】複数の光検出器(当技術分野では「フォ
トサイト」とも言う)をアレイ状に集合させて画像検出
装置を形成することは、当技術分野において周知であ
る。個々の光検出器は、光検出器のサイトに入射する光
の強度に比例した大きさの信号を出力する働きをする。
この出力信号を続けて処理及び操作して、複数の個別の
画素(当技術分野では「ピクセル」とも言う)からなる
画像を生成することができる。この場合、画像の各ピク
セルは1つの光検出器に対応している。 【0003】このような検出装置に用いられる個々の光
検出器は、一般に、半導体基板すなわちチップ上に形成
されるフォトダイオードである。これらの光検出器のア
レイは(数十万または数百万ではないにしても)数千の
光検出器を含むことが可能である。半導体の製造プロセ
スによる歩留まりが99%であっても、検出装置がいく
つかの不良の光検出器(本明細書では「不良ピクセル」
と呼ぶ)を含むのは避けられないことは認められよう。
不良ピクセルを全く含まないセンサを製造する半導体製
造ラインを要求することは、大変困難であり、おそらく
は経済的に実行できない実現不可能な要求である。従っ
て、不良ピクセルを検出し、光検出器の出力信号を十分
補正するのに適したメカニズムを利用できる限りは、セ
ンサが多少の不良ピクセルを含むことは容認される。こ
れらの検出/補正メカニズムには、一般に、出力信号に
基づいて不良ピクセルを検出し、光検出器に入射した光
の強度をより正確に反映するように不良ピクセルの出力
信号を変更/置換するハードウェアまたはソフトウェア
によるプロセスが含まれる。 【0004】センサ内の不良ピクセルの生じ方には何通
りかある。第1に、光検出器から出力される信号が常に
高い読み取り値を示すことがある(ホット・ピクセ
ル)。この欠陥では、生成された画像に予測される点
(spot)よりも明るい点が生じる。第2に、光検出器か
ら出力される信号が常に低い読み取り値を示すことがあ
る(デッド・ピクセル)。この欠陥では、生成された画
像に予測される点よりも暗い点が生じる。第3に、入射
光に比例した信号の生成はできるが、その信号は(例え
ば、不正確なフォトダイオード利得、暗電流、及び/ま
たはオフセットのために)他の同様の状況にある光検出
器が発生する信号とは異なるという意味で、入射光を正
確には表していない場合(ノイジー(noisy)ピクセ
ル)である。この欠陥では、生成された画像に(色、強
度、コントラスト等の)異常のある点が生じる。 【0005】図1は、先行技術によるセンサ読み出し操
作の簡略化した模式図である。センサ・アレイ10は複
数の光検出器12を含む。各光検出器12は、理想的に
は光検出器に入射する光の強度と所定の単調関係を持つ
大きさの信号(本明細書では「ピクセル・データ」と呼
ぶ)を出力する。明示していないが、各ピクセル毎に発
生する信号は、通常10〜12ビットのサイズの(適切
なアナログ・ディジタル変換によって得られる)ディジ
タル形式を有している。 【0006】読み出しバッファ14を使用して、光検出
器から生成される個々のピクセル・データの水平行また
は垂直列が読み出され取り込まれる。この文脈では、水
平行または垂直列は「ライン」16と呼ばれる。ピクセ
ル・データのライン16をバッファ14に取り込んだ
後、ピクセル・データ18の個々の部分が不良ピクセル
・プロセッサ20によって処理される。プロセッサ20
は、ライン16におけるピクセル・データ18の各部分
を順次検査して、ピクセル・データのその部分が不良ピ
クセルによって出力された場合を検出し。この場合に
は、光検出器に入射する光の強度をより正確に表わすよ
うにピクセル・データに補正を実施する。そして、ピク
セル・データは、プロセッサ20によって各ピクセル毎
にその元の(すなわち、バッファ14によって読み出さ
れたままの)形24または修正された(すなわち、不良
ピクセルの検出時に補正された)形24’で順次出力さ
れる(22)。 【0007】図2は、図1のプロセッサ20によって実
行される不良ピクセル処理に関する既知の操作の1つを
示したブロック図である。不良ピクセル・プロセッサ2
0は、検査するピクセル・データの各部分が不良ピクセ
ルによって生成されたものであるか否かを判定するため
に、1つのライン16(図1を参照)についてバッファ
14によって取り込まれたピクセル・データ18を一度
に1ピクセルずつ(一般的にピクセル「X」で示す)順
次処理する。この判定を助けるため、このメカニズム
は、検査するピクセルXだけではなく、同一の読み出し
ライン16におけるピクセルXの近傍の(例えば、すぐ
隣にある)ピクセルY及びZについてのピクセル・デー
タ18も(バッファ14に取り込むように)記憶するデ
ータ・バッファ26を含む。 【0008】検出アルゴリズム28は、ピクセルX、
Y、及びZについてのピクセル・データ18を処理し、
あるしきい値を超える偏差によって、ピクセルXについ
てのピクセル・データがピクセルY及びZについてのピ
クセル・データと異なるか否か(それぞれ異なるか、ま
たは中間値や平均値が異なるか否か)を判定する。異な
らない場合、ピクセルXについてのピクセル・データ1
8は、良好なピクセルから生成された有効ピクセルデー
タを表すとみなされ、その元の形24で順次出力される
(22)。(しきい値を超える)過大な偏差がある場
合、ピクセルXについてのピクセル・データ18は、不
良ピクセルから生成されたとみなされ、補正アルゴリズ
ム30を実行してピクセル・データを修正し、光検出器
に入射する光の強度をより正確に表そうとする修正ピク
セル・データ24’を生成する。一例を挙げると、補正
アルゴリズムは、ピクセルXについてのピクセル・デー
タ18を、同一のライン16において隣接するピクセル
Y及びZについてのピクセル・データ18の中間値又は
平均値を含むピクセル・データ24で置き換えることが
できる。別の例では、補正アルゴリズムは、ピクセルX
についてのピクセル・データ18を、同一のライン16
において隣接するピクセルY及びZのいずれか一方につ
いてのピクセル・データ18を含むピクセル・データ2
4’で置き換えることができる。不良ピクセルからのピ
クセル・データ18を補正する操作は当技術分野におい
て他にも数多く知られている。補正後、ピクセルXに関
する修正データ24’は順次、出力22に送られる。 【0009】図3は、図1のプロセッサ20によって実
行される不良ピクセル処理に関するもう1つの既知の操
作を示したブロック図である。不良ピクセル・プロセッ
サ20は、検査するピクセル・データの何れが不良ピク
セルによって生成されたものであるかを判定するため
に、1つのライン16(図1を参照)についてバッファ
14によって取り込まれたピクセル・データ18を一度
に1ピクセルずつ(一般的にピクセル「X」で示す)順
次処理する。この判定を助けるため、プロセッサ20
は、検査するピクセルXだけではなく、現在の読み出し
ライン16(n)におけるピクセルXの近傍の(例えば、
すぐ隣にある)ピクセルY及びZについてのピクセル・
データ18も(バッファ14に現在取り込まれているよ
うに)記憶するデータ・バッファ26を含む。さらに、
この判定を助けるため、プロセッサ20は、隣接する前
に読み出されたライン16(n−1)に対してバッファ1
4に以前に取り込まれたピクセル・データ18を記憶す
るデータ・バッファ32を含む。より具体的には、当該
ピクセル・データ18には、前に読み出されたライン1
6(n−1)においてピクセルXに最も近接するピクセル
A、B、及びCについてのピクセル・データが含まれ
る。 【0010】検出アルゴリズム28は、ピクセルA、
B、C、X、Y、及びZについてのピクセル・データ1
8を処理し、あるしきい値を超える偏差によって、ピク
セルXについてのピクセル・データがピクセルA、B、
C、Y、及びZについてのピクセル・データと異なるか
否か(それぞれ異なるか、組またはグループにしたとき
に異なるか、または中間値や平均値で異なるか)を判定
する。異ならない場合、ピクセルXについてのピクセル
・データ18は、良好なピクセルから生成された有効ピ
クセルデータを表すものとみなされ、その元の形24で
順次出力される(22)。(しきい値を超える)過大な
偏差がある場合、ピクセルXについてのピクセル・デー
タ18は不良ピクセルから生成されたものとみなされ、
補正アルゴリズム30を実行してピクセル・データを修
正し、光検出器に入射する光の強度をより正確に表す修
正ピクセル・データ24’を生成する。上述のように、
不良ピクセル信号の光データを補正するための任意の既
知の操作を使用することができ、有利なことに、この補
正中にその他のピクセル(例えば、ピクセルA、B、
C)からのピクセル・データを評価することができる。
補正後、ピクセルXについての修正ピクセル・データ2
4’は順次出力に送られる(22)。 【0011】図3の不良ピクセル処理操作では、不良ピ
クセルの検出(操作28)と、検出された不良ピクセル
についてのピクセル・データの補正/修正(操作30)
の両方を実行するために、図2の操作よりも多くのピク
セル・データ18を考慮する。しかし、図3に示した操
作はかなりのメモリ・オーバヘッドを必要とする。例え
ば、各光検出器12について大きさが10〜12ビット
のディジタル化ピクセル・データ18を生成し、各ライ
ン16が1000個の光検出器を含むアレイ10(例え
ば、1メガピクセルのセンサ・アレイ)について考察し
よう。図3に示す実施例の場合では、不良ピクセル・プ
ロセッサ20は、バッファ26に必要なメモリ以外に、
10〜12キロビットのデータを記憶可能なバッファ3
2用のメモリを必要とする。 【0012】ライン読み出しバッファ14及び不良ピク
セル・プロセッサ20を伴うアレイ10は、単一の集積
回路チップ(すなわち、同じ半導体基板)上に実装可能
であることは認められる。これは、例えば、構成要素及
び機能のこのような集積化を可能にするCMOS製造技
術を用いることによって可能となる。しかし同時に、集
積回路の製造によって可能になる小型化を考慮しても、
関連する回路要素(例えば、A/D変換回路、ライン読
み出しバッファ14、検出器28、及び補正器30)を
伴うアレイ10自体がかなりの量の半導体領域を占める
ので、少なくとも前のライン16(n−1)用のバッフ
ァ32のメモリ要件を最小限にすることができれば、多
くのセンサ用途にとって有利になる。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】従って、バッファのメ
モリ要件を最小限にするセンサ装置に対する必要性が存
在する。 【0014】 【課題を解決するための手段】本発明は、センサ・アレ
イ状に構成された複数の光検出器を含むセンサ装置を提
供する。各光検出器は、入射光の強度を表すピクセル・
データの出力信号を発生する。このピクセル・データ
は、一度に1ラインずつアレイから読み出され、ライン
・バッファに記憶される。本発明は、現在の読み出しラ
インにおける特定のピクセルについてライン・バッファ
から得られるピクセル・データと、その特定のピクセル
に隣接するピクセルについてのピクセル・データとを記
憶する第1のバッファを含む不良ピクセル・プロセッサ
をさらに含む。プロセッサに含まれる第2のバッファ
は、アレイから読み出された、現在の読み出しラインの
前のラインにおける各ピクセルについての固有の特徴が
記憶される。さらに、第1のバッファに記憶されたピク
セル・データと第2のバッファに記憶された固有の特徴
とを処理することにより、現在の読み出しラインにおけ
る特定のピクセルが不良ピクセルであるか否かが識別さ
れる。 【0015】一実施形態では、不良ピクセル検出処理に
は、第2のバッファの固有の特徴が、現在のラインの特
定のピクセルに隣接する前のラインのピクセルが不良ピ
クセルであると識別されたことを示している場合、該特
定のピクセルを不良ピクセルであるとするどのような発
見をも排除する操作が含まれる。 【0016】別の実施形態では、不良ピクセル検出処理
には、第2のバッファに記憶されている固有の特徴が、
現在のラインの特定のピクセルに隣接する前のラインの
ピクセルが不良ピクセルであると識別されたことを示し
ている場合、該特定のピクセルに対して高い方に設定さ
れているしきい値を持つ可変検出しきい値を適用する操
作が含まれる。 【0017】 【発明の実施の形態】図4は、本発明の一実施形態によ
るセンサ読み出し操作の簡略化された模式図である。セ
ンサ・アレイ100は複数の光検出器102を含む。各
光検出器102は、理想的には光検出器に入射する光の
強度と所定の単調な関係を持つ大きさの信号(本明細書
では「ピクセル・データ」と呼ぶ)を出力する。明示し
ていないが、各ピクセルについて生成される信号は、通
常10〜12ビットのサイズの(適切なアナログ・ディ
ジタル変換によって得られる)ディジタル形式を有して
いる。 【0018】読み出しバッファ104を使用して、光検
出器から生成される個々のピクセル・データの水平行ま
たは垂直列が読み出され取り込まれる。この文脈では、
水平行または垂直列は、「ライン」106と呼ばれる。
ピクセル・データのライン106をバッファ104に取
り込んだ後、ピクセル・データ108の各個別の部分が
不良ピクセル・プロセッサ110によって順次処理され
る。プロセッサ110は、ピクセル・データ108の各
部分を順次検査して、ピクセル・データのその部分が不
良ピクセルによって出力された場合を検出し、この場合
には、光検出器に入射する光の強度をより正確に表わす
ようにピクセル・データを補正する。そして、ピクセル
・データは、プロセッサ110によって各ピクセル毎に
その元の(すなわち、バッファ104によって読み出さ
れたままの)形114または修正された(すなわち、不
良ピクセルの検出時に補正された)形114’で順次出
力される(112)。 【0019】図5は、本発明の一実施形態に従って、プ
ロセッサ110によって実行される不良ピクセル処理に
関する操作を示したブロック図である。不良ピクセル・
プロセッサ110は、検査するピクセル・データの各部
分が不良ピクセルによって生成されたものであるか否か
を判定するために、1つのライン106(図4を参照)
についてバッファ104によって取り込まれたピクセル
・データ108を一度に1ピクセルずつ(一般的にピク
セル「X」で示す)処理する。この判定を助けるため、
プロセッサ110は、検査するピクセルXだけではな
く、現在の読み出しライン106(n)においてピクセル
Xの近傍にある(例えば、同じライン106においてす
ぐ隣にある、または近接した)ピクセルY及びZについ
てのピクセル・データ108も(バッファ104に現在
取り込まれているように)記憶するデータ・バッファ1
16を含む。この判定を助けるため、プロセッサ110
は、隣接する前に読み出されたライン106(n−1)に
おける各ピクセルについての固有の特徴(F)124
(詳細に後述する)を記憶する特徴バッファ122をさ
らに含む。 【0020】一般的に述べると、ピクセルの固有の特徴
124は、入射光の強さを表すのではなく、強さではな
いピクセルに関係する何らかの特性を表すという点で、
ピクセルについてのピクセル・データとはかなり異なっ
ている。一例として、固有の特徴124は、不良ピクセ
ル識別子、エッジ方向識別子、ライン遷移識別子等を含
むことが可能である。重要なことは、ピクセルについて
の固有の特徴は、ピクセル・データに比べて必要となる
ピクセル当たりのメモリ量が少なく(図3のバッファ3
2を参照)、従って、特徴バッファ122のサイズを可
能な限り小さくすることができる。 【0021】検出アルゴリズム128は、現在の読み出
しラインにおけるピクセルX、Y、及びZについてのピ
クセル・データ108と同様に、前の読み出しライン1
06(n−1)におけるピクセルの固有の特徴(F)12
4を処理して、ピクセルXが不良ピクセルであるか否か
を判定する。アルゴリズム128によって実行されるプ
ロセスは、望ましければ、他の近傍ピクセルについての
ピクセル・データを考慮することも可能であることは理
解されよう。ピクセルが不良でない場合、ピクセルXに
ついてのピクセル・データ108は良好なピクセルから
生成された有効ピクセル・データを表すとみなされ、そ
の元の形114で出力される(112)。ピクセルXが
不良ピクセルであると判定された場合は、補正アルゴリ
ズム130を実行してピクセル・データ108を修正
し、光検出器に入射する光の強度をより正確に表す修正
ピクセル・データ114’を生成する。不良ピクセルか
らのピクセル・データを補正するために、いくつかの周
知の操作から選択した任意の1つを使用することができ
る。しかし、いかなる補正操作を用いようと、補正を行
うに当たっては、現在のライン106(n)におけるピク
セルY及びZ(及び、おそらくは他の近傍ピクセル)に
ついてのピクセル・データを含んだできる限り多くのピ
クセル・データを考慮するのが好ましい。本発明のさら
なる拡張として、補正を行う際に、補正操作において、
前のライン106(n−1)におけるピクセルの固有の特
徴(F)124を考慮することもできる。補正の後、ピ
クセルXについての修正データ114’は順次出力に送
られる(112)。 【0022】図6は、図5のプロセッサ110によって
実行される不良ピクセル検出プロセスの一実施形態を説
明する流れ図である。前のライン106(n−1)のピク
セルに関するこの実施形態では、検出アルゴリズム12
8によって前に行われた不良/良好ピクセルの決定が、
特徴バッファ122に記憶される固有の特徴(F)12
4として使用される。この固有の特徴は、2進(1/
0)記憶のみ、すなわちピクセル毎に1ビットしか必要
としない。これは、先行技術のバッファ32(図3)が
必要とするメモリ・サイズに比べ、特徴バッファ122
に必要なメモリ・サイズを大幅に削減するのに役立つ。
ステップ200で、検出アルゴリズム128は、バッフ
ァ116に記憶されたピクセル・データを使用して、基
準値として用いる、(同一ライン106(n)において)
被検査ピクセルXに隣接するピクセルY及びZについて
のピクセル・データ108の平均値または中間値(V)
を計算する。ステップ200の計算には、ライン106
(n)における他の近傍ピクセルについてのピクセル・デ
ータを使用することもできることは理解されよう。 【0023】次に、検出アルゴリズム128はステップ
202を実行し、基準値(V)とバッファ116に記憶
されたピクセルXについてのピクセル・データ108を
処理する。より具体的には、この処理ステップ202で
は、ピクセルXのデータ値108から値Vを減算して差
分値(D)を求める。続いて、検出アルゴリズム128
は、特徴バッファ122に記憶された固有の特徴(F)
124を使用して、ステップ204で、前のライン10
6(n−1)において現在のライン106(n)の被検査ピ
クセルXと同じ相対位置を占めるピクセル(P)が、前
に不良ピクセルとして検出されたか否かを判定する。こ
のピクセル(P)は、本明細書において、「垂直方向で
隣接する」ピクセルと呼ばれる。ステップ204で「N
O」の場合、ステップ208において、ステップ202
で計算した差分値(D)と第1のしきい値(TH1)が
比較される。より具体的には、このステップ208の比
較によって、差分値(D)の大きさが第1のしきい値
(TH1)を超えるか否かが判定される。一方、ステッ
プ204における判定が「YES」の場合、ステップ2
10において、ステップ202で計算した差分値(D)
と第2の異なるしきい値(TH2)が比較される。より
具体的には、このステップ210の比較によって、差分
値(D)の大きさが第2のしきい値(TH2)を超える
か否かが判定される。 【0024】実行されたステップ208または210の
比較操作の要件が満たされる(すなわち、適正なしきい
値を超えた)場合、検出アルゴリズム128は、ステッ
プ212で、被検査ピクセルXを「不良ピクセル」であ
ると識別する。このピクセルXを不良ピクセルとした識
別結果は、ステップ214で特徴バッファ122に記録
される。次に、ピクセルXに関連する操作は補正アルゴ
リズム130に進み、望ましい補正操作に従ってピクセ
ル・データ108を修正し、光検出器に入射する光の強
度をより正確に表した修正ピクセル・データ114’を
求める。一方、実行されたステップ208または210
の比較操作の要件が満たされない場合は、ピクセルが
「良好なピクセル」であることを示しており、ピクセル
Xについてのデータ108は、良好なピクセルから生成
された有効ピクセル・データを表すとみなされ、その元
の形114で出力される(112)。そしてプロセスは
もとに戻り(ステップ214)、次のピクセルの処理を
行う。 【0025】しきい値TH1またはTH2と比較するた
めに差分値(D)を求めるステップ200及び202に
関して特定の実施例を示したが、任意の適切な手順を使
用して、(ピクセル・データによって得られる)測定さ
れたピクセルXの値と基準値の差を表した情報を求める
ことができることは理解されよう。 【0026】第2のしきい値(TH2)は、第1のしき
い値(TH1)より大きく設定(すなわち、TH2>T
H1)するのが好ましい。この結果、ライン106(n)
のピクセルXがライン106(n−1)における前に検出
された不良ピクセルに垂直方向で隣接している場合に、
ステップ210の比較操作の要件を満たすのがより困難
になり、従って、被検査ピクセルXを「不良ピクセル」
と識別するのが困難になる。この理由の1つは、連続す
るライン106に2つの不良ピクセルが隣接して存在す
ることは、統計的に起こりそうもないからである。これ
に関する別の理由は、図2の先行技術による単一しきい
値プロセスでは、大抵の場合不良ピクセルを正確に識別
するが、良好ピクセルを誤って不良ピクセルと識別する
望ましくない副作用もあるためである。従って、不良ピ
クセルを誤って1つ検出すると後続ラインのいくつかの
隣接するピクセルに誤りが伝搬していくドミノ現象が生
じることになる。図6の二重しきい値の手法は、被検査
ピクセルが前に不良ピクセルと識別されたピクセルと垂
直方向で隣接している場合、不良ピクセルを識別するた
めに満たさなければならないしきい値のレベルを高める
ことによって、この望ましくない副作用を軽減する働き
をする。 【0027】図6に示した不良ピクセルを識別するため
のプロセスの望ましくない副作用の軽減に関する効果を
図7に図式的に示す。これは、受信者動作特性(RO
C)グラフである。ROCグラフは、必要がないのに補
正された良好ピクセル数(すなわち、望ましくない副作
用)を表した誤り検出率を、正しく補正されている不良
ピクセル数を表したヒット率と対比させてプロットして
いる。曲線220は、図3に示す単一しきい値プロセス
の典型的なROC曲線であり、一方、曲線222は、図
5及び図6に示す二重しきい値プロセスの典型的なRO
C曲線である。グラフの左上角方向への(すなわち、ヒ
ット率1と誤り検出率0に向かう)ROC曲線の移動
は、性能の改善を表す。図7に示すように、曲線222
は曲線220に対してその方向に移動している。従っ
て、ステップ208及び210の比較について異なるし
きい値を用いることによって、性能の改善にかなりの利
点があると結論される。これは、上述の固有の特徴
(F)124を用いることによって可能になる。また、
固有の特徴(F)124はピクセル毎に1ビットの記憶
しか必要としないので、バッファ122のサイズが大幅
に削減され、性能が改善することにも注意されたい。 【0028】図6のプロセスの実施形態において、第2
のしきい値(TH2)は第1のしきい値(TH1)の整
数倍(n)になるように設定される(すなわち、TH2
=nTH1)。より具体的には、図7に示す典型的なR
OC曲線220及び222に関して、整数倍は2であ
る。当然であるが、倍数「n」は必ずしも整数値である
必要はなく、また、その対応するROC曲線によって測
定される性能の改善が得られるならば、任意の適切な倍
率を使用することができる。また、倍数「n」は、記憶
されている固有の特徴データに基づいて、他のやり方で
可変に設定することもできることは認められよう。一例
として、固有の特徴に不良/良好ピクセル以外の特性が
記録される状況、特にデータが可能性のある値を3つ以
上有する状況においては、対応する複数のしきい値を適
用して、検出判定がよりロバストな応答を示し、そして
おそらくはより正確なものとすることができる。例え
ば、固有の特徴は、ピクセルが画像全体で関連するエッ
ジ方向(右エッジ、左エッジ、無エッジの平滑、無エッ
ジのテクスチャ)を有するか否かを示すことができる。
このシナリオでは、各エッジ方向に異なるしきい値を関
連づけることができる。別の例では、固有の特徴は、ピ
クセルが画像全体で関連するライン遷移(line transit
ion)(山、谷、傾斜、平坦)を有するか否かを示すこ
とができる。同様に、このシナリオでは、例えば、各ラ
イン遷移に異なるしきい値を関連づけることができる。 【0029】図8は、図5のプロセッサ110によって
実行される不良ピクセル検出プロセスの別の実施形態を
説明する流れ図である。この実施形態では、前のライン
106(n−1)のピクセルに対して検出アルゴリズム1
28によって前に実施された不良/良好ピクセルの決定
が、特徴バッファ122に記憶される前のライン106
(n−1)のピクセルの固有の特徴(F)124として使
用される。この固有の特徴(F)124は、2進(1/
0)記憶のみ、すなわちピクセル毎に1ビットしか必要
としない。これは、先行技術のバッファ32(図3)が
必要とするメモリ・サイズに比べ、特徴バッファ122
が必要とするメモリ・サイズを大幅に削減するのに役立
つ。ステップ250で、検出アルゴリズム128は、特
徴バッファ122に記憶された固有の特徴(F)124
を使用して、被検査ピクセルXに垂直方向で隣接するピ
クセル(P)が前に不良ピクセルとして検出されたか否
かを判定する。ステップ250における判定が「YE
S」の場合、ピクセルXが「不良ピクセル」であること
の発見は排除され、ピクセルXについてのピクセル・デ
ータ108は有効ピクセル・データと表すとみなされ、
その元の形114で出力される(112)。プロセスは
もとに戻り(ステップ252)、次のピクセルが処理さ
れる。言い換えると、ピクセルXに対応する前のライン
106(n−1)のピクセル(P)が(記憶されている固
有の特徴によって示されるように)不良ピクセルである
とプロセスが判定すると、現在のライン106(n)のピ
クセルXを不良ピクセルとして識別することができなく
なる。 【0030】一方、実行されたステップ250の判定操
作が「NO」の場合、検出アルゴリズム128は、バッ
ファ116に記憶されている情報を使用して、(同じラ
イン106(n)で)被検査ピクセルXに隣接するピクセ
ルY及びZについてのピクセル・データ108の平均値
または中間値(V)を基準値として計算する。ステップ
254の計算では、ライン106(n)における他の近傍
ピクセルについてのピクセル・データを使用することも
可能であることは理解されよう。次に、検出アルゴリズ
ム128は、実行ステップ256を実行して、基準値
(V)とバッファ116に記憶されたピクセルXについ
てのピクセル・データ108を処理する。より具体的に
は、このステップ256の処理では、ピクセルXのデー
タ値108から値Vを減算して差分値(D)を求める。 【0031】ステップ258では、ステップ256で計
算された差分値(D)としきい値(TH)の比較が行わ
れる。より具体的には、このステップ258の比較で
は、差分値(D)の大きさがしきい値(TH)を超える
か否かが判定される。「YES」の場合、ステップ26
0で、検出アルゴリズム128は被検査ピクセルXを
「不良ピクセル」と識別する。このピクセルXを不良ピ
クセルとした識別結果は、ステップ262で特徴バッフ
ァに記録される。次に、ピクセルXに関連する操作は補
正アルゴリズム130に進み、ピクセル・データ108
を修正して光検出器に入射する光の強度をより正確に表
した修正ピクセル・データ114’にする。一方、実行
されたステップ258の比較操作の要件が満たされない
場合は、ピクセルが「良好なピクセル」であることを示
しており、ピクセルXに関するデータ108は有効なピ
クセル・データを表すとみなされ、その元の形式114
で出力される(112)。プロセスはもとに戻り(ステ
ップ252)、次のピクセルの処理を行う。 【0032】しきい値THと比較するために差分値
(D)を求めるステップ254及び256に関して特定
の実施例を示したが、任意の適切な手順を使用して、
(ピクセル・データによって得られる)測定されたピク
セルXの値と基準値の差を表した情報を求めることがで
きることは理解されよう。 【0033】不良/良好ピクセル検出以外の固有の特徴
を使用して、ステップ250及び252の排除判定を行
うこともできる。一例として、固有の特徴が不良/良好
ピクセル以外の特性を記録する場合、特にデータが可能
性のある値を3つ以上有する状態である場合、誤った不
良ピクセル検出と特徴との間に何らかの関係が認められ
る特定の1つまたは複数の固有の特徴によって、排除判
定を行うことができる。例えば、固有の特徴は、ピクセ
ルが画像全体で関連するエッジ方向(右エッジ、左エッ
ジ、無エッジの平滑、無エッジのテクスチャ)を有する
か否かを示すことができる。このシナリオでは、右/左
エッジ方向のみについて不良ピクセルの識別を排除する
ことができる。別の例では、固有の特徴は、ピクセルが
画像全体で関連するライン遷移(山、谷、傾斜、平坦)
を有するか否かを示すことができる。同様に、このシナ
リオでは、例えば、傾斜遷移だけについて不良ピクセル
の識別を排除することができる。 【0034】図9は、本発明の一実施形態に従って、プ
ロセッサ110によって実行される不良ピクセル処理の
別の操作を説明するブロック図である。不良ピクセル・
プロセッサ110は、被検査ピクセル・データの各部分
が不良ピクセルによって生成されたものか否かを判定す
るために、1つのライン106(図4を参照)について
バッファ104によって取り込まれたピクセル・データ
108を一度に1ピクセルずつ(一般的に「X」ピクセ
ルで示す)処理する。この判定を助けるため、プロセッ
サ110は、検査するピクセルXだけではなく、ピクセ
ルXと同一のライン106(n)及び前のライン106
(n−1)に位置するm個の近傍(例えば、すぐ隣にあ
る)ピクセルNについてのピクセル・データ108も
(現在バッファ104に取り込まれているように)記憶
する2つのライン・データ・バッファ116’を含む。
一実施形態では、mは、ライン106(n)の6つのピク
セル及びライン106(n−1)の7つのピクセルについ
てのピクセル・データを記憶するために、(図10に示
すように)13に設定される。しかし、mは任意の適切
な整数値と等しく設定することができ、またピクセル・
データのうち望ましい任意の部分を記憶することができ
る。この判定を助けるため、プロセッサ110は、隣接
する前の読み出しライン106(n−1)における各ピク
セルについての固有の特徴(F)124(詳細に後述す
る)を記憶する特徴バッファ122をさらに含む。 【0035】検出アルゴリズム128は、ピクセルX及
びNについてのピクセル・データ108、並びに、前の
読み出しライン106(n−1)におけるピクセルの固有
の特徴(F)124を処理して、ピクセルXが不良ピク
セルであるか否かを判定する。ピクセルが不良でない場
合、ピクセルXについてのピクセル・データ108は良
好ピクセルから生成された有効なピクセル・データを表
すとみなされ、その元の形114で出力される(11
2)。ピクセルXが不良ピクセルであると判定された場
合、補正アルゴリズム130を実行して、望ましい補正
操作に従ってピクセル・データ108を修正し、光検出
器に入射する光の強度をより正確に表す修正ピクセル・
データ114’にする。不良ピクセルについてのピクセ
ル・データを補正するために、いくつかの周知の操作か
ら選択した任意の1つを使用することができる。しか
し、いかなる補正操作を用いようと、補正を行うに当た
っては、現在のライン106(n)及び前のライン106
(n−1)におけるピクセルNについてのピクセル・デー
タを含んだできる限り多くのピクセル・データを考慮す
るのが好ましい。本発明の別の拡張として、補正を行う
際に、補正操作において、前のライン106(n−1)に
おけるピクセルの固有の特徴(F)124を考慮するこ
ともできる。補正の後、ピクセルXについての修正デー
タ114’は順次出力に送られる(112)。 【0036】図10は、図9のプロセッサ110によっ
て実行される不良ピクセル検出に関するプロセスの一実
施形態を説明する流れ図である。この実施形態では、前
のライン106(n−1)のピクセルに関して検出アルゴ
リズム128によって前に行われた不良/良好ピクセル
の決定が、特徴バッファ122に記憶される固有の特徴
(F)124として使用される。この固有の特徴(F)
124は、2進(1/0)記憶のみ、すなわちピクセル
毎に1ビットしか必要としない。これは、先行技術のバ
ッファ32(図3)が必要とするメモリ・サイズに比
べ、特徴バッファ122に必要なメモリ・サイズを大幅
に削減するのに役立つ。ステップ350で、検出アルゴ
リズム128は、特徴バッファ122に記憶された固有
の特徴(F)124を使用して、被検査ピクセルXに垂
直方向で隣接するピクセル(P)が前に不良ピクセルと
して検出されたか否かを判定する。ステップ350にお
ける判定が「YES」であれば、プロセスは、ピクセル
Xが「不良ピクセル」であることの発見は排除され、ピ
クセルXについてのピクセル・データ108が有効ピク
セル・データを表すとみなされ、その元の形114で出
力される(112)。プロセスはもとに戻り(ステップ
352)、次のピクセルの処理される。言い換えると、
ピクセルXに位置が対応する前のライン106(n−1)
のピクセル(P)が(記憶されている固有の特徴によっ
て示されるように)不良ピクセルであるとプロセスが判
定すると、現在のライン106(n)のピクセルXを不良
ピクセルとして識別することができなくなる。 【0037】一方、実行されたステップ350の判定操
作が「NO」の場合、検出アルゴリズム128は、バッ
ファ116’に記憶されているピクセル・データを使用
して、ピクセルX及びNに関する局所色相関を計算する
(ステップ354)。ステップ356で、アルゴリズム
128は、この求めた色相関から不良ピクセル検出用の
しきい値(TH)を選択する。これに関して、不良ピク
セルは近傍のピクセルとは異なる色を持つ傾向がある点
に注意されたい。ピクセルNの間に強い色相関がある被
検査領域について、近傍ピクセルとの色相関によって、
ピクセルXを不良ピクセルとする識別に正確な判定を行
うことが可能となる。従って、ピクセルXと比較するた
めのしきい値(TH)は比較的低く設定される。一方、
ピクセルNの間に弱い色相関がある被検査領域について
は、比較を使用して画像の特徴から不良ピクセルを区別
するのはより困難である。従って、ピクセルXと比較す
るためのしきい値(TH)は比較的高く設定される。 【0038】より具体的には、ステップ354の局所色
相関プロセスは、バッファ116’のピクセルX及びN
を2つのタイプ(例えば、図10に示す「奇数/偶数」
構成のようなA及びB)に分割することを伴う。そし
て、バッファ116’に保存された各ライン106(n)
及び106(n−1)について、2つのピクセル・タイプ
の局所分散(Var)及び共分散(Cov)が計算され
る。計算は、例えば以下のように行うことができる。 Var(A)=E(A)−E(A) Var(B)=E(B)−E(B) Cov(A,B)=E(AB)−E(A)E(B) ここで、E()は、中間値または平均値を定義する。ステ
ップ356に関しては、条件付き分散を以下のようにし
て計算する。 Var(A|B)=Var(A)−Cov(A,B)/Va
r(B) 【0039】条件付き分散では、近傍ピクセルの値が与
えられると、ピクセルXの値の推定の確実性が評価され
る(以下のE(A|B)の計算を参照されたい)。確実性
が低い場合は、比較のためのしきい値を比較的高く設定
すべきであるということを表しており、逆もまた同じで
ある。条件付き分散の標準偏差(S)は、周知のやり方
で条件付き分散の平方根をとることによって求められ
る。次に、しきい値(TH)は、以下のように標準偏差
のn(一般に、負でない整数、または他の適切な倍率)
倍に等しい値に設定される。 TH=n*S 従って、しきい値(TH)の値は、ピクセルXの推定に
関して確実性を評価する、求めた条件付き分散の関数と
して設定される。 【0040】上記については、いくつかの例を参考にす
ることによってより明確に理解することができる。画像
が色相関の強い平坦な領域を含む第1の事例では、求め
られる分散(Var)は低く、共分散(Cov)は低
く、また条件付き分散も低い。得られる標準偏差も低
く、また色相関の強いこうした画像の場合、不良ピクセ
ルは比較的容易に識別することができるので、しきい値
は比較的低い値に設定される。画像が多少の色相関を持
つエッジ及び/またはテクスチャを含む第2の事例で
は、求められる分散は高く、共分散は高く、条件付き分
散は比較的低い。得られる標準偏差は中間であり、画像
の中には不良ピクセルの識別が困難なものも含まれる可
能性があるので、しきい値は中間に設定される。画像が
色相関のほとんどないランダム・ノイズを含む第3の事
例では、求められる分散は高く、共分散は低く、条件付
き分散は高い。得られる標準偏差は高く、こうした色相
関の弱い画像では不良ピクセルの識別は極めて困難であ
るため、しきい値は比較的高い値に設定される。 【0041】次にアルゴリズムは、ステップ358を実
行し、同じライン106(n)の隣接したピクセルの値か
らピクセルXの推定値を計算する。より具体的には、ピ
クセルXの値は、下記のようにライン106(n)におけ
るその左右の近傍ピクセルから推定される。 E(A|B)=E(A)+(Cov(A,B)/Var(B))*
(B−E(B)) 上述の条件付き分散の算出によって、適用されるしきい
値(TH)の決定に用いられるこの推定値の信頼性レベ
ルが評価されることを記憶されたい。次に、ステップ3
60において、アルゴリズムは、バッファ116’に記
憶されたピクセルXについてのピクセル・データ10
8、及びステップ358において算出された推定値を処
理する。より具体的には、このステップ360の処理で
は、以下に従ってピクセルXのデータ値108からステ
ップ358の推定値を減算して差分値(D)を求める。 D=X−E(A|B) 【0042】次に、ステップ362において、ステップ
360で計算された差分値(D)と所定のしきい値(T
H)が比較される。より具体的には、このステップ36
2の比較によって、差分値(D)の大きさがしきい値
(TH)を超えるか否かが判定される。「YES」の場
合、ステップ364において、検出アルゴリズム128
は被検査ピクセルXを「不良ピクセル」と識別する。こ
のピクセルXを不良ピクセルとした識別結果は、ステッ
プ366で特徴バッファ122に記録される。次に、ピ
クセルXに関係する操作は補正アルゴリズム130に進
み、ピクセル・データ108を修正して光検出器に入射
する光の強度をより正確に表す修正ピクセル・データ1
14’にする。一方、実行されたステップ362の比較
操作の要件が満たされない場合は、ピクセルが「良好ピ
クセル」であることを示しており、ピクセルXについて
のピクセル・データ108は有効(すなわち、良好)な
ピクセル・データを表すとみなされ、その元の形114
で出力される(112)。プロセスはもとに戻り(ステ
ップ352)、次のピクセルの処理を行う。 【0043】しきい値(TH)は、ライン106(n)の
ピクセルXが色相関の弱い画像の領域に配置されている
場合に、ステップ362の比較操作が要件を満たされ
て、ピクセルXを「不良ピクセル」と識別するのをより
困難とするために、計算した条件付き分散によって変化
する。図10に示すような可変の画像相関をベースにし
たしきい値を用いることによって、不良ピクセル検出に
おける精度が強化されるにもかかわらず、局所色相関プ
ロセスは、誤った不良ピクセルの識別が垂直方向に伝搬
し、結果として、画像の垂直方向における光検出器ピク
セル・データ108が除去されることになるという、望
ましくない副作用を単独で生じる可能性がある。固有の
特徴(F)124の使用、より具体的には、前のライン
106(n−1)において垂直方向で隣接するピクセルが
不良ピクセルであると識別されたときに不良ピクセル検
出アルゴリズムを強制的に終了させるステップ350の
プロセスは、誤った不良ピクセルの識別が垂直方向に伝
搬するのを阻止することによって、この望ましくない副
作用を軽減する働きをする。 【0044】図10に示した不良ピクセル識別に関する
プロセスによって望ましくない副作用が軽減される効果
を図11に図式的に示す。これは、受信者動作特性(R
OC)グラフである。ROCグラフは、誤って補正され
ている良好ピクセル数(すなわち、望ましくない副作
用)を表した誤り検出率をと、正しく補正されている不
良ピクセル数を表したヒット率と対比させてプロットし
ている。曲線224は、局所色相関だけを使用して不良
ピクセルの識別を行うプロセスの典型的なROC曲線で
あり、一方、曲線226は、図10に示したプロセスの
典型的なROC曲線である。グラフの左上角方向への
(すなわち、ヒット率1と誤り検出率0に向かう)RO
C曲線の移動は、いずれも性能の改善を表す。図11に
示すように、曲線226は曲線224に対してその方向
に移動している。従って、垂直方向に隣接する固有の特
徴(F)124のテストを適用することによって、性能
の改善に関してかなりの利点があると結論される。ま
た、固有の特徴(F)124は、ピクセル毎に1ビット
の記憶しか必要としないので、バッファ122のサイズ
が大幅に削減され、性能の改善が得られる。 【0045】開示した本発明は、全ての(またはほぼ全
ての)構成要素及び機能を単一集積回路チップ上に持つ
CMOSテクノロジを用いて実装するのが好ましいが、
他の半導体製造技術を使用することもでき、さらに、複
数チップ及び/またはデバイスに構成要素及び機能を分
けることもできることは理解されよう。 【0046】検出及び補正アルゴリズムに関して開示し
方法の処理操作は、マイクロプロセッサまたは特定用途
向け集積回路(ASIC)技術を用いて実装するのが好
ましい。当然のことであるが、特定の用途では、別々の
処理装置をセンサ・アレイに相互接続することもできる
ことは理解されよう。 【0047】本明細書において説明した方法、システ
ム、及びプロセスは、色センサ及び白黒センサの両方に
対して等しく有効であることは認められよう。 【0048】本明細書で説明したしきい値は、ユーザが
ROC曲線に関して操作を行うことを望む場合に応じ
て、いくつかのやり方のうち何れかによって変更し設定
することができる。例えば、装置を値の設定が可能なチ
ップとして製造することができ、さらに、ユーザが優先
的に設定値を変更できるようにする入力機構を含むこと
ができる。 【0049】当業者は、図5及び9の実施例に関して、
検出/補正機能(128及び130)が望ましくない場
合があり得ることを理解するであろう。この場合には、
ユーザの制御下で機能128及び130を選択的にバイ
パスし、バッファ104からの生の出力データをそのま
ま通して、より高度の処理を受けさせることができる。 【0050】特徴バッファ122は、単一の先行ライン
106(n−1)のピクセルの固有の特徴(F)を保存す
るものとして開示される。これは1つの実施形態である
が、特徴バッファ122は、複数の先行ライン(例え
ば、図9に想像線で示した106(n−1)及び106
(n−2))のピクセルについての固有の特徴を記憶する
のに十分なメモリを含むことができる。さらに、異なる
ラインのピクセルについて異なる固有の特徴をバッファ
に記憶することが可能であることは認められよう。一例
を挙げると、マルチライン特徴バッファ122は、前の
2つのライン106(n−1)及び106(n−2)につい
て不良ピクセルの識別を含む固有の特徴を記憶すること
ができる。別の例では、マルチライン特徴バッファ12
2によって記憶された直前のライン106(n−1)につ
いての固有の特徴は、不良ピクセルの識別だけではな
く、他の固有の特徴も含むことができるが、その1つ前
のライン106(n−2)については、不良ピクセルの識
別データしか含まない。さらに前のラインの固有の特徴
(すなわち、ライン106(n−1)を越えたラインにつ
いての特徴)の価値を記憶する場合、検出アルゴリズム
128によって実施される評価の際に、これらの追加特
徴を含めて考慮することができる。このような記憶によ
って得られる利点には、特徴バッファ122に必要なデ
ータ記憶量がごくわずかしか増加しない、「コーナ事例
(corner cases)」を捕捉するアルゴリズム性能の改善
が含まれる。 【0051】特徴バッファ122は、計算を節約するた
めに使用されることが認められる。例えば、現在のライ
ンと前のラインの両方のピクセルデータがそれらのライ
ンのピクセルについての固有の特徴と共に記憶される場
合を考えよう。理論的に言えば、記憶された前のライン
値を使用して、固有の特徴を生成することができる。し
かし、一般的に言って、これらの計算は、不良ピクセル
を識別するために現在のライン値の処理に関連して実行
される計算と、全く同一ではないとしても同種のもので
ある。従って、現在のラインに関する値を走査し処理す
るとき、不良ピクセル識別が判定されて特徴バッファに
記憶され、従って、前のラインのピクセル・データを記
憶してもう一度計算を実施する必要がなくなる。本発明
には例として以下の実施形態が含まれる。 (1)入射光を表すピクセル・データ(108)を生成
する複数の光検出器(102)からなるアレイと、不良
ピクセル・プロセッサ(110)とを含むセンサ装置
(100)であって、前記不良ピクセル・プロセッサ
は、前記アレイの現在のラインにおける特定のピクセル
についてのピクセル・データ(108)と前記特定のピ
クセルに隣接するピクセルについてのピクセル・データ
(108)とを記憶する第1のバッファ(104)と、
前記アレイの前記現在のラインの前のラインにおける各
ピクセルについて固有の特徴(124)を記憶する第2
のバッファ(122)と、前記第1のバッファ(10
4)に記憶された前記ピクセル・データ(108)と前
記第2のバッファ(122)に記憶された前記固有の特
徴を処理して、前記現在のラインにおける特定のピクセ
ルが不良ピクセルであるか否かを識別する検出器(12
8)とを含む、センサ装置。 (2)前記検出器(128)が前記特定のピクセルを不
良ピクセルと識別したとき、前記第1のバッファ(10
4)に記憶された前記ピクセル・データ(108)を処
理し、該特定のピクセルについての補正ピクセル・デー
タを求める補正器をさらに含む、上記(1)に記載のセ
ンサ装置(100)。 (3)前記求められた補正ピクセル・データは、現在の
読出しラインにおいて前記特定のピクセルに隣接する少
なくとも1つのピクセルについて前記第1のバッファ
(104)に記憶されたピクセル・データ(108)を
含む、上記(2)に記載のセンサ装置(100)。 (4)前記求められた補正ピクセル・データは、前記特
定のピクセルに隣接する前記ピクセルについて前記第1
のバッファ(104)に記憶されたピクセル・データ
(108)の平均値または中間値を含む、上記(2)に
記載のセンサ装置(100)。 (5)前記固有の特徴(124)は、前記前のラインの
ピクセルが不良ピクセルと識別されたか否かを特定する
データを含む、上記(1)に記載のセンサ装置(10
0)。 (6)前記現在のラインにおいて前記特定のピクセルに
隣接する前のラインのピクセルについての固有の特徴
(124)によって前記隣接するピクセルが不良ピクセ
ルであると識別される場合、前記第2のバッファ(12
2)に記憶された前記固有の特徴を処理する際に、前記
検出器(128)は現在のラインにおける前記特定のピ
クセルを不良ピクセルと識別しない、上記(5)に記載
のセンサ装置(100)。 (7)前記検出器(128)は、前記第1のバッファ
(104)からの前記ピクセル・データ(108)を処
理して、前記特定のピクセルについてのピクセル・デー
タ(108)と基準ピクセル値との差を表す差分値を求
める、上記(5)に記載のセンサ装置(100)。 (8)前記基準ピクセル値は、前記現在のラインにおい
て前記特定のピクセルに隣接するピクセルについての前
記第1のバッファ(104)に記憶された前記ピクセル
・データ(108)の平均値または中間値を含む、上記
(7)に記載のセンサ装置(100)。 (9)前記現在のラインの特定のピクセルに隣接する前
のラインのピクセルについての固有の特徴(124)に
よって前記隣接ピクセルが不良ピクセルであると識別さ
れる場合、前記検出器(128)は、前記隣接ピクセル
が不良ピクセルでないときは前記差分値と第1のしきい
値を比較し、前記隣接ピクセルが不良ピクセルであると
きは前記差分値と前記第1のしきい値より大きい第2の
しきい値を比較する、上記(7)に記載のセンサ装置
(100)。 (10)前記比較のいずれかによって前記差分値が前記
第1または第2のしきい値を超えることを示す場合、前
記検出器(128)は前記現在のラインにおける前記特
定のピクセルを不良ピクセルと識別する、上記(9)に
記載のセンサ装置(100)。 (11)前記固有の特徴(124)は、入射光に関係し
ない前記前のラインにおけるピクセルの特性を表す、上
記(1)に記載のセンサ装置(100)。 (12)前記第1のバッファ(104)は、前記前のラ
インにおけるピクセルについてのピクセル・データ(1
08)をさらに記憶する、上記(1)に記載のセンサ装
置(100)。 (13)光検出器アレイにおけるピクセルから出力され
る、入射光を表したピクセル・データの処理方法であっ
て、前記アレイの現在のラインにおける特定のピクセル
についてのピクセル・データ(108)と前記特定のピ
クセルに隣接するピクセルについてのピクセル・データ
(108)を記憶するステップと、前記アレイの前記現
在のラインの前のラインにおける各ピクセルについて固
有の特徴(124)を記憶するステップと、前記記憶さ
れたピクセル・データ(108)と前記固有の特徴を処
理して、前記現在のラインにおける前記特定のピクセル
が不良ピクセルであるか否かを識別するステップと、を
含む処理方法。 (14)前記検出器(128)が前記特定のピクセルを
不良ピクセルと識別したとき、前記第1のバッファ(1
04)に記憶された前記ピクセル・データ(108)を
処理し、該特定のピクセルについての補正ピクセル・デ
ータを決定するステップをさらに含む、上記(13)に
記載の処理方法。 (15)前記処理ステップは、前記特定のピクセルにつ
いての前記ピクセル・データ(108)を、前記現在の
ラインにおいて前記特定のピクセルに隣接する前記ピク
セルの少なくとも1つについての前記ピクセル・データ
と置き換えるステップを含む、上記(14)に記載の処
理方法。 (16)前記処理ステップは、前記特定のピクセルにつ
いての前記ピクセル・データ(108)を、前記特定の
ピクセルに隣接する前記ピクセルについてのピクセル・
データの平均値または中間値に置き換えるステップを含
む、上記(14)に記載の処理方法。 (17)前記固有の特徴(124)は、前記前のライン
のピクセルが不良ピクセルと識別されたか否かを特定す
るデータを含む、上記(13)に記載の処理方法。 (18)前記現在のラインにおいて前記特定のピクセル
に隣接する前のラインのピクセルについての固有の特徴
(124)によって前記隣接ピクセルが不良ピクセルで
あると識別される場合、前記処理ステップは、前記現在
のラインにおける前記特定のピクセルを不良ピクセルと
識別しないステップを含む、上記(17)に記載の処理
方法。 (19)前記処理ステップは、前記特定のピクセルにつ
いてのピクセル・データ(108)と基準ピクセル値と
の差を表した差分値を求めるステップを含む、上記(1
7)に記載の処理方法。 (20)前記基準ピクセル値は、現在のラインにおいて
前記特定のピクセルに隣接するピクセルについての前記
第1のバッファ(104)に記憶された前記ピクセル・
データの平均値または中間値を含む、上記(19)に記
載の処理方法。 (21)前記処理ステップは、前記現在のラインの前記
特定のピクセルに隣接する前のラインのピクセルについ
ての固有の特徴(124)によって前記隣接ピクセルが
不良ピクセルであると識別されるか否かを判定するステ
ップと、前記差分値としきい値を比較するステップをさ
らに含み、前記しきい値は、前記隣接ピクセルが不良ピ
クセルでないときは第1のしきい値であり、前記隣接ピ
クセルが不良ピクセルであるときは前記第1のしきい値
より大きい第2のしきい値である、上記(19)に記載
の処理方法。 (22)前記比較ステップによって前記差分値が前記し
きい値を超えることを示す場合、前記処理ステップは前
記特定のピクセルを不良ピクセルとして識別する、上記
(21)に記載の処理方法。 (23)前記固有の特徴(124)は、入射光に関係し
ない前記前のラインにおけるピクセルの特性を表す、上
記(13)に記載の処理方法。 (24)前記ピクセル・データ(108)を記憶するス
テップは、前記前のラインにおけるピクセルについての
ピクセル・データ(108)を記憶するステップをさら
に含む、上記(13)に記載の処理方法。 【0052】本発明の方法及び装置の好ましい実施形態
を図面と共に示し説明してきたが、本発明は、開示した
実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に
より記載され定義される発明から逸脱することなく種々
の構成、修正、及び置換を行うことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】先行技術によるセンサ読み出し操作の模式図で
ある。 【図2】不良ピクセルを処理する既知の操作の1つを示
すブロック図である。 【図3】不良ピクセルを処理する既知の操作の1つを示
すブロック図である。 【図4】本発明の一実施形態によるセンサ読み出し操作
の模式図である。 【図5】本発明の一実施形態による不良ピクセル処理の
操作を示すブロック図である。 【図6】図5の処理操作を使用して不良ピクセルを検出
するプロセスの一実施形態を示す流れ図である。 【図7】図6のプロセスを使用した不良ピクセル検出操
作の改善を示す受信者動作特性(ROC)グラフであ
る。 【図8】図5の処理操作を使用した不良ピクセル検出プ
ロセスの別の実施形態を示す流れ図である。 【図9】本発明の一実施形態による別の不良ピクセル処
理操作を示すブロック図である。 【図10】図9の処理操作を使用した不良ピクセル検出
プロセスの別の実施形態を示す流れ図である。 【図11】図10のプロセスを使用した不良ピクセル検
出操作の改善を示すROCグラフである。 【符号の説明】 100 センサ装置 102 光検出器 104 第1のバッファ 108 ピクセル・データ 110 不良ピクセル・プロセッサ 122 第2のバッファ 128 検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イザック・バハラヴ アメリカ合衆国95124カリフォルニア州サ ンノゼ、セント・ローレンス・ドライヴ 2548 (72)発明者 ラマクリシュナ・カカララ アメリカ合衆国94086カリフォルニア州サ ニーヴェール、イースト・イヴリン・アヴ ェニュー 1055、ナンバー ビー−9 (72)発明者 シューメイ・ツァン アメリカ合衆国94043カリフォルニア州マ ウンテン・ビュー、マグノリア・エル・エ ヌ 104 (72)発明者 ディートリッヒ・ワーナー・ヴォーク アメリカ合衆国94025カリフォルニア州メ ンロ・パーク、ロボル・アヴェニュー 960,アパートメント・ナンバー シー Fターム(参考) 4M118 AA07 AA09 AB01 BA06 CA02 FA06 5B047 BB04 BC01 CB05 CB17 CB22 DA06 EA02 EA07 5C024 AX01 CX22 GX03 HX57 JX11 5C051 AA01 BA02 DA06 DB01 DB08 DB18 DC02 DC03 DC07 DE02 DE11

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】入射光を表すピクセル・データを生成する
    複数の光検出器からなるアレイと、不良ピクセル・プロ
    セッサとを含むセンサ装置であって、 前記不良ピクセル・プロセッサは、 前記アレイの現在のラインにおける特定のピクセルにつ
    いてのピクセル・データと、前記特定のピクセルに隣接
    したピクセルについてのピクセル・データとを記憶する
    第1のバッファと、 前記現在のラインの前にある前記アレイのラインにおけ
    る各ピクセルについて固有の特徴を記憶する第2のバッ
    ファと、 前記第1のバッファに記憶された前記ピクセル・データ
    と前記第2のバッファに記憶された前記固有の特徴を処
    理して、前記現在のラインにおける特定のピクセルが不
    良ピクセルであるか否かを識別する検出器とを含む、セ
    ンサ装置。
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