JP2003088940A - シリンダヘッドの鋳造装置 - Google Patents

シリンダヘッドの鋳造装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単かつ安価な構成で、カムシャフトジャーナ
ル孔を有するシリンダヘッドを効率的に得ることを可能
にする。 【解決手段】矢印A方向に摺動可能な第1摺動型44
a、44bと、前記第1摺動型44a、44bに対して
摺動可能な鋳抜きピン60a、60bと、前記鋳抜きピ
ン60a、60bと前記第1摺動型44a、44bとを
駆動させる駆動機構62a、62bと、矢印B方向に進
退可能な第2摺動型46a、46bとを備え、前記第1
摺動型44a、44bに設けられる第1係止部材84
a、84bと、前記第2摺動型46bに設けられる第2
係止部材86a、86bとを互いに係合させることによ
り、型締め時に該第1摺動型44a、44bを所定位置
に拘束する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダヘッドの
カムシャフトジャーナル孔を鋳抜くための鋳抜きピンを
備えたシリンダヘッドの鋳造装置に関する。 【0002】 【従来の技術】一般的に、内燃機関を構成するシリンダ
ヘッドには、カムシャフトを支持するためのカムシャフ
トジャーナル孔が設けられている。このため、シリンダ
ヘッドを鋳造する際には、カムシャフトジャーナル孔に
対応するピン状中子が用いられている。 【0003】例えば、特開平2−59141号公報に開
示されている鋳造装置では、図9に示すように、下型1
と上型2とを備えており、この下型1には、複数の突出
部3にわたって貫通孔4が一体的に形成されている。上
型2のキャビティ形成面側には、外壁成形用ブロック5
が、外壁成形位置と離型位置との間をシリンダ6の作用
下に進退可能に設けられている。 【0004】シリンダ6のロッド6aには、断続機構7
を介してブロック5が係脱自在であるとともに、前記ロ
ッド6aには、カムシャフトジャーナル孔形成用のピン
状中子8が連結されている。ピン状中子8の途上には凹
部9が形成されており、この凹部9には、型締め時に下
型1に装着されている係止機構10が係合可能である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、ブロック5をシリンダ6のロッド6aに
係脱するための断続機構7と、ピン状中子8を型締め時
にキャビティに固定するための係止機構10とを備える
とともに、前記断続機構7および前記係止機構10は、
それぞれ昇降シリンダ11、12を備えている。このた
め、鋳造装置全体として構成が複雑化するとともに、部
品点数が増加し、前記鋳造装置の製造コストが高騰する
という問題がある。 【0006】そこで、ピン状中子8等を用いることなく
ムクの状態(孔部のない状態)で鋳造し、後工程により
カムシャフトジャーナル孔を孔加工することが考えられ
ている。ところが、この孔加工での取り代が増加してし
まい、加工作業が煩雑で時間のかかるものとなるという
問題が指摘される。 【0007】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単かつ安価な構成で、シリンダヘッドのカムシャ
フトジャーナル孔を良好かつ確実に鋳抜くことができ、
前記シリンダヘッドを経済的に得ることが可能なシリン
ダヘッドの鋳造装置を提供することを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明に係るシリンダヘ
ッドの鋳造装置では、まず、カムシャフトジャーナル孔
の軸方向に互いに対向する一対の第1摺動型と、前記第
1摺動型に対して摺動可能な一対の鋳抜きピンとが、駆
動機構を介して互いに近接する方向(型締め方向)に摺
動する一方、前記軸方向に交差する径方向に互いに対向
する一対の第2摺動型が、同様に型締め方向に摺動す
る。このため、第1および第2摺動型に設けられた第1
および第2係止部材が互いに係合し、前記第1摺動型が
所定位置に拘束される。 【0009】次いで、駆動機構の作用下に、鋳抜きピン
のみが軸方向に互いに離間する方向に移動した後、第1
および第2摺動型に他の型(例えば、上型)が型締めさ
れる。この状態で、駆動機構の作用下に一対の鋳抜きピ
ンが互いに近接する方向に移動し、所望のシリンダヘッ
ド用キャビティが形成される。さらに、キャビティに溶
湯が注湯されて鋳造が行われた後、鋳抜きピンが退避さ
れるともに、離型処理が施されていることにより、カム
シャフトジャーナル孔を有したシリンダヘッドが鋳造さ
れることになる。 【0010】このように、鋳抜きピンを第1摺動型に固
定する際にアクチュエータを用いる必要がなく、しか
も、前記第1摺動型を第2摺動型に対して固定するため
のアクチュエータが不要になる。従って、鋳造装置全体
の構成が有効に簡素化されるとともに、部分点数を大幅
に削減することができ、前記鋳造装置を経済的に製造す
ることが可能になる。 【0011】さらに、一対の鋳抜きピンを介してカムシ
ャフトジャーナル孔が鋳ぬかれるため、後工程の孔加工
により前記カムシャフトジャーナル孔を加工する従来方
式に比べ、作業の簡素化および作業時間の短縮化が容易
に図られる。 【0012】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
シリンダヘッドの鋳造装置20の概略斜視説明図であ
り、図2は、前記鋳造装置20の一部断面平面図であ
り、図3は、前記鋳造装置20の断面図である。 【0013】図4は、鋳造装置20により鋳造されるシ
リンダヘッド素材22の一部断面図であり、このシリン
ダヘッド素材22は、外壁部24a、24bと仕切壁部
26a、26bおよび26cとを備えている。外壁部2
4a側から仕切壁部26a、26bに向かって縮径する
テーパ孔28a、28bおよび28cが形成されるとと
もに、外壁部24b側から仕切壁部26cに向かってそ
れぞれ縮径するテーパ孔30a、30bが形成される。
テーパ孔28a〜28c、30aおよび30bによりカ
ムシャフトジャーナル孔32が構成される。 【0014】なお、テーパ孔28aの縮径側端部直径と
テーパ孔28bの拡径側端部直径とは同一寸法に設定さ
れ、前記テーパ孔28bの縮径側端部直径とテーパ孔2
8cの拡径側端部直径とは同一寸法に設定され、さら
に、テーパ孔30aの縮径側端部直径とテーパ孔30b
の拡径側端部直径とは同一寸法に設定されている。 【0015】図1乃至図3に示すように、鋳造装置20
は、固定された下型40と、昇降可能な上型42と、矢
印A方向に進退自在な第1摺動型44a、44bと、矢
印A方向に交差(直交)する矢印B方向に進退可能な一
対の第2摺動型46a、46bとを備え、これらが型締
めされることによって、シリンダヘッド素材22に対応
するキャビテイ48が形成される。 【0016】第1摺動型44aはシリンダヘッドのミッ
ションケース側に対応し、第1摺動型44bはタイミン
グチェーン(またはタイミングベルト)側に対応すると
ともに、第2摺動型46aは吸気側に対応し、さらに、
第2摺動型46bは排気側に対応している。 【0017】下型40には、例えば、4箇所に湯口50
が設けられており、この湯口50が図示しない溶湯貯留
用密封容器に連通して、低圧鋳造用の鋳造装置20が構
成されている。 【0018】上型42は、図3に示すように、キャビテ
イ48側に突出し、シリンダヘッド素材22の外壁部2
4a、24bと仕切壁部26a〜26cとの間の空間部
を形成するための複数の突部52a〜52dを備え、前
記突部52a、52bおよび52dには、カムシャフト
ジャーナル孔32の軸方向(矢印A方向)にそれぞれ貫
通して孔部54が設けられる。 【0019】下型40上には、図1に示すように、キャ
ビテイ48の両側に矢印A方向に延在して第1ガイドレ
ール56a、56bが設けられるとともに、前記キャビ
テイ48を挟んで矢印B方向に延在するそれぞれ一組の
第2ガイドレール58a、58bが設けられる。第1ガ
イドレール56a、56bには、第1摺動型44a、4
4bが配置されている。 【0020】第1摺動型44a、44bには、矢印A方
向に摺動可能な一対の鋳抜きピン60a、60bが配設
されるとともに、この鋳抜きピン60a、60bは、駆
動機構62a、62bを介して前記矢印A方向に進退可
能である。駆動機構62a、62bは、シリンダ64
a、64bを備え、前記シリンダ64a、64bから矢
印A方向にかつ互いに近接する方向に延在するロッド6
6a、66bに固定部材68a、68bを介して押圧ブ
ロック体70a、70bが固着される。 【0021】図1乃至図3に示すように、押圧ブロック
体70a、70bには、鋳抜きピン60a、60bが固
着されるとともに、前記鋳抜きピン60a、60bの両
側に位置してガイドロッド72a、72bが螺合する。
第1摺動型44a、44bには、鋳抜きピン60a、6
0bを摺動自在に嵌合する孔部74a、74bと、前記
孔部74a、74bの両側に位置してそれぞれ一対の段
付孔部76a、76bとが設けられる。段付孔部76
a、76bには、ガイドロッド72a、72bの頭部7
8a、78b側が挿入されるとともに、この頭部78
a、78bは、前記段付孔部76a、76bの端部に係
合自在である。 【0022】第2ガイドレール58a、58bに支持さ
れる第2摺動型46a、46bは、それぞれシリンダ8
0a、80bから矢印B方向にかつ互いに近接する方向
に延在するロッド82a、82bに連結されている。第
1摺動型44a、44bと少なくとも一方の第2摺動型
46bとには、型締め時に互いに係合して前記第1摺動
型44a、44bを所定位置に拘束するための第1係止
部材84a、84bと第2係止部材86a、86bとが
設けられる。 【0023】図2に示すように、第1係止部材84a、
84bは、第1および第2摺動型44a、44bの第2
摺動型46bに対向する面に設けられており、前記第2
摺動型46bに向かってキャビテイ48側に傾斜する第
1テーパ面88a、88bを有するブロック体で構成さ
れる。第2係止部材86a、86bは、第1摺動型44
a、44bに向かってキャビテイ48から離間する方向
に傾斜し、第1テーパ面88a、88bに係合する第2
テーパ面90a、90bを有するブロック体で構成され
る。 【0024】なお、第2係止部材86a、86bを、第
2摺動型46bに代替して、あるいは、前記第2摺動型
46bとともに、第2摺動型46aに設けるようにして
もよい。 【0025】図5に示すように、鋳抜きピン60a、6
0bは、その内部に管路92a、92bを介して冷却流
路94a、94bが形成されており、この冷却流路94
a、94bは入口管路96a、96bと出口管路98
a、98bとに連通している。鋳抜きピン60a、60
bの外形形状は、カムシャフトジャーナル孔32に対応
しており、前記鋳抜きピン60aがテーパ孔28a、2
8bおよび28cに対応するテーパ形状を有する一方、
前記鋳抜きピン60bがテーパ孔30a、30bに対応
するテーパ形状を有している。 【0026】このように構成される鋳造装置20の動作
について、図6に示すフローチャートに基づいて以下に
説明する。 【0027】第1摺動型44aはシリンダヘッドのミッ
ションケース側に対応し、第1摺動型44bはタイミン
グチェーン(またはタイミングベルト)側に対応すると
ともに、第2摺動型46aは吸気側に対応し、さらに、
第2摺動型46bは排気側に対応している。 【0028】そこで、まず、駆動機構62a、62bが
駆動され、シリンダ64a、64bを介して押圧ブロッ
ク体70a、70bが互いに近接する方向に移動する。
このため、押圧ブロック体70a、70bと一体的に鋳
抜きピン60a、60bが第1摺動型44a、44b側
に移動して、前記鋳抜きピン60a、60bが前記第1
摺動型44a、44bからキャビテイ48側に突出す
る。この状態で、押圧ブロック体70a、70bの押圧
作用下に、第1摺動型44a、44bがキャビテイ48
側に前進する(ステップS1および図7参照)。 【0029】次いで、シリンダ80a、80bが駆動さ
れ、第2摺動型46a、46bが前進する(ステップS
2)。従って、第2摺動型46bに設けられている第2
係止部材86a、86bは、第1摺動型44a、44b
の一方の側面に設けられている第1係止部材84a、8
4bに係合する。これにより、第1および第2テーパ面
88a、88bおよび90a、90bが互いに係合し、
第1摺動型44a、44bは第2摺動型46a、46b
に保持されて所定位置に拘束される。 【0030】この状態で、駆動機構62a、62bを構
成するシリンダ64a、64bが駆動され、ロッド66
a、66bが互いに離間する方向に変位する。ロッド6
6a、66bに連結された押圧ブロック体70a、70
bは、ガイドロッド72a、72bと段付孔部76a、
76bとの案内作用下に、第1摺動型44a、44bに
対して後退する。このため、押圧ブロック体70a、7
0bに固着されている鋳抜きピン60a、60bが、第
1摺動型44a、44bに対して後退する(ステップS
3および図8参照)。 【0031】そして、上型42が下降され、この上型4
2が下型40、第1摺動型44a、44bおよび第2摺
動型46a、46bに対して型締めされる(ステップS
4)。次に、シリンダ64a、64bの駆動作用下に、
押圧ブロック体70a、70bが第1摺動型44a、4
4b側に移動して、鋳抜きピン60a、60bを前進さ
せる(ステップS5)。このため、鋳抜きピン60a、
60bは、上型42の複数の突部52a〜52dに形成
されている孔部54に両側から挿入される(図3参
照)。 【0032】これにより、鋳造装置20が型締めされて
前記鋳造装置20の内部にキャビテイ48が形成され
る。さらに、低圧鋳造法により、複数の湯口50に溶湯
が供給されると、この溶湯がキャビテイ48に充填され
る(ステップS6)。 【0033】上記の鋳造作業が終了し、駆動機構62
a、62bを構成するシリンダ64a、64bを介して
鋳抜きピン60a、60bが後退した後(ステップS
7)、ステップS8に進んで、シリンダ80a、80b
の駆動作用下に第2摺動型46a、46bが後退する。
さらに、駆動機構62a、62bを介して押圧ブロック
体70a、70bが互いに離間する方向に移動し、ガイ
ドロッド72a、72bが段付孔部76a、76bの段
部に係合して、第1摺動型44a、44bが互いに離間
する方向に移動する。これにより、第1摺動型44a、
44bが後退し(ステップS9)、上型42が上昇され
ることによって離型処理が行われる(ステップS1
0)。 【0034】この場合、本実施形態では、鋳抜きピン6
0a、60bの進退動作と、第1摺動型44a、44b
の進退動作とを単一の駆動機構62a、62bを介して
行うとともに、型締め時に前記第1摺動型44a、44
bを所定位置に拘束するために、前記第1摺動型44
a、44bと第2摺動型46bとに、互いに係合する第
1係止部材84a、84bと第2係止部材86a、86
bとが設けられている。 【0035】従って、第2摺動型46a、46bをシリ
ンダ80a、80bを介して前進させるだけで、第1係
止部材84a、84bの第1テーパ面88a、88bに
第2係止部材86a、86bの第2テーパ面90a、9
0bが互いに係合し、第1摺動型44a、44bを型締
め位置に拘束することができる。 【0036】これにより、第1摺動型44a、44bを
鋳抜きピン60a、60bに対して係脱させるためのア
クチュエータや、第1摺動型44a、44bを型締め時
に所定位置に拘束するためのアクチュエータが不要にな
り、鋳造装置20全体の構成が有効に簡素化されるとと
もに、製造コストを削減して経済的なものとなる効果が
得られる。 【0037】しかも、互いに対向する鋳抜きピン60
a、60bを用いてカムシャフトジャーナル孔32を鋳
抜くことができ、後工程で前記カムシャフトジャーナル
孔32を孔加工する従来技術に比べ、後加工の作業性が
大幅に向上するとともに、シリンダヘッドの製造作業全
体の効率化が容易に図られるという利点がある。 【0038】なお、駆動機構62a、62bでは、鋳抜
きピン60a、60bのみを進退させる動作と、第1摺
動型44a、44bを同時に進退させる動作とを行うた
めに、前進端位置、中間位置および後退位置の3位置に
制御可能なシリンダ64a、64bを用いているが、こ
れに限定されるものではなく、例えば、それぞれ2本の
シリンダを直列に連結した構造や、ボールねじとモータ
を用いる構造等、種々の構成が採用可能である。 【0039】 【発明の効果】本発明に係るシリンダヘッドの鋳造装置
では、鋳抜きピンの進退動作と第1摺動型の進退動作と
を、同一の駆動機構で行うとともに、型締め時に前記第
1摺動型を所定位置に拘束するために、該第1摺動型と
第2摺動型とに設けられた第1および第2係止部材を互
いに係合させている。このため、アクチュエータの個数
が大幅に削減するとともに、構成が有効に簡素化され
る。これにより、鋳造装置が経済的に構成されるととも
に、カムシャフトジャーナル孔を有するシリンダヘッド
を効率的に得ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施形態に係るシリンダヘッドの鋳造
装置の概略斜視説明図である。 【図2】前記鋳造装置の一部断面平面図である。 【図3】前記鋳造装置の断面図である。 【図4】前記鋳造装置の一部断面図である。 【図5】前記鋳造装置を構成する鋳抜きピンの断面説明
図である。 【図6】前記鋳造装置による鋳造作業を説明するフロー
チャートである。 【図7】前記鋳造装置を構成する第1摺動型を前進させ
る際の平面図である。 【図8】第1および第2摺動型を型締めした状態で鋳抜
きピンを後退させる際の平面図である。 【図9】従来技術に係る鋳造装置の断面説明図である。 【符号の説明】 20…鋳造装置 22…シリンダヘ
ッド素材 28a〜28c、30a、30b…テーパ孔 32…カムシャフトジャーナル孔 42…上型 44a、44b、46a、46b…摺動型 48…キャビテイ 50…湯口 52a〜52d…突部 54…孔部 60a、60b…鋳抜きピン 62a、62b…
駆動機構 64a、64b、80a、80b…シリンダ 70a、70b…押圧ブロック体 72a、72b…
ガイドロッド 76a、76b…段付孔部 84a、84b、86a、86b…係止部材 88a、88b、90a、90b…テーパ面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 謙次 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 (72)発明者 吉荒 敬太 埼玉県狭山市新狭山1−10−1 ホンダエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 4E093 NA01 NB01 QA04 QB05 QB07 QB10 QD01

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】シリンダヘッドのカムシャフトジャーナル
    孔を鋳抜くための鋳抜きピンを備えたシリンダヘッドの
    鋳造装置であって、 前記カムシャフトジャーナル孔の軸方向に互いに対向
    し、前記軸方向に進退可能な一対の第1摺動型と、 前記第1摺動型に対して前記軸方向に摺動可能な一対の
    鋳抜きピンと、 前記鋳抜きピンを前記軸方向に進退させるとともに、前
    記第1摺動型を該軸方向に進退可能な駆動機構と、 前記軸方向に交差する径方向に互いに対向し、前記径方
    向に進退可能な一対の第2摺動型と、 前記第1摺動型と少なくとも一方の前記第2摺動型とに
    設けられ、型締め時に互いに係合して該第1摺動型を所
    定位置に拘束するための第1および第2係止部と、 を備えることを特徴とするシリンダヘッドの鋳造装置。
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