JP2003088772A - 産業廃棄物の切削粉砕装置及び処理方法 - Google Patents

産業廃棄物の切削粉砕装置及び処理方法

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吉之助 網本
Kazuko Ito
和子 伊藤
Yuji Kaga
祐司 加賀
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塩ビ系廃床材の効率的な微粉化処理によりマテ
リアルリサイクルを実現する。 【解決手段】廃床材等の微粉化に際し、階段状に多数の
切れ刃を有する円筒状工具ユニットを高速回転させ、工
具の回転、被加工物の投入速度や角度等を自在に制御す
ることにより、廃床材等の微粉化してリサイクル原料化
を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設廃材として廃
棄される内装廃材のうち、とくにダイオキシン等の発生
により焼却が困難な塩ビ系廃材およびその他産業廃棄物
について、低コストで微粉化し、マテリアルリサイクル
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】建設廃材のうち内装廃材は、「廃プラス
チック類」に分類され、従来は最大径150mm以内に
破砕して、埋め立てなどの方法で処分されている。建設
廃材リサイクル法の施行に伴い建設現場での分別が義務
付けられるとともに、埋め立て以外の手法でリサイクル
することの必要に迫られてきている。
【0003】例えば、塩ビ系床材である塩ビホモジニア
スタイルやコンポジションタイルあるいは塩ビ長尺シー
トなどは、年間6640万mが国内生産され、使用に
供せられている(平成11年度実績・インテリア産業セ
ンター編統計年鑑2000)。また、主として塩ビ材を
バックアップ材として複層化したタイルカーペットも約
2040万m(平成11年度同上資料)生産されてい
る。
【0004】このように塩ビ系床材は、新規生産着工部
分のみでも約8680万mあり、その他に既設の床材
はその10倍以上はあると推定され、順次改装に際し、
廃棄物(約10億m=400万トン)となリ、その量
は年間40〜50万トンに達するものと推定される。
【0005】これらの廃床材について、埋め立て以外の
方法としては、各種の粉砕機を用いて微粉化し、再度床
材等のバッキング材としてマテリアルリサイクルする方
法が試されているが、塩ビ系内装廃床材は、融点も低く
かつ多くの可塑剤を含有しているため柔らかく、従来の
せん断(ひきちぎり)方法や圧力によるクラッシャー
(すりつぶし)方式などによる高速での微粉化工程で
は、融着現象などが起きやすく、速やかな粉砕が困難で
あり、したがって、多くのエネルギーを要し、装置も大
型化している。ちなみに、1トンを3mm程度の粒径に
するための電力量は、60KW/時を超えるものがほと
んどである。
【0006】さらに、リサイクル原料として使用するた
めには、500ミクロン程度のパウダー状の粒径にする
ことが望まれており、このため現状では、いわゆる碾き
臼方式のすりつぶしによる手法が主流であり、極めて効
率が悪く、したがって粗粉砕等の何回かの工程を経て微
粉を得ることになる。例えば時間当たり 1トンの微粉
を得るためには、時間当たり250〜300KWの電力
量を必要としており、装置コストも高価である。また、
塩ビ系廃床材専用の微粉砕機は、現状ではほとんど皆無
である。
【0007】また、自動車に使用されている内装廃材
や、廃発泡スチロールあるいは廃石膏ボードなど異形や
厚物の廃棄物も急増し、その対策も急務となっており、
現状では、粗破砕の上埋立処分に付されているが、分別
後リサイクルすることが要望されている。
【0008】一方、内装廃材の中で、かなりのウェイト
を占める廃壁装材は、可塑剤を多く含んだ塩ビ層と紙バ
ッキング層とで構成され、その分離が極めて困難なた
め、現状では、管理型処分場において高額な処理費用
で、焼却処分に付されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、すでに記
述した塩ビ系廃床材やその他産業廃棄物を500ミクロ
ン程度の微粉にする上での困難性を解決し、細分化や粗
粉砕の工程をできるだけ省いて、省エネルギー、低コス
トで量産性に優れたリサイクル材として再使用に耐えう
る微粉を得る方式の実現を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】出願人等は「特願200
1−268010」において、「あらかじめ5mm角程
度まで細分化された廃床材に氷片またはスラリー状氷を
混合して、微粉砕の工程で生じる発熱を防止するととも
に、撹拌装置(ミキサー)に設けられた多数の回転ブレ
ードによる切断力と氷が破砕される際に生じるせん断圧
力により、微粉化を実現することとし、また廃床材を冷
水中に浸漬含水させて凍結し、微粉化すること」を提言
しているが、本発明では、階段状に構成された多数の切
れ刃を有する円筒状の回転工具ユニットを用いることに
より、廃床材等の細分化や粗粉砕の工程を省いて直接的
に微粉化することとした。
【0011】
【発明の実施形態】図1は本発明の実施形態の一例をと
して、廃塩ビタイル450mm角(3mm厚み)を50
0ミクロン程度の微粉にする工程をフロー図化してい
る。
【0012】すでに先願の「特願2001・21732
4」および「特願2001・248356」等において
記載したように、まず450mm角廃タイルを5分割し
て短冊状に形成し、さらにモルタル粉や接着材等の裏面
附着物を超音波スクレーパーあるいは電動回転式カンナ
等によって除去する。
【0013】切削粉砕装置は、図2に示すように、裏面
附着物が除去された該タイルは、あらかじめ冷却ユニッ
トにて所定の温度に冷却され、切削粉砕用工具の直前に
設けたワークガイドユニットを介して該工具の中心軸方
向に圧送投入される。冷却の手段としては、該素材の搬
送路上に、冷却ゾーンを設けても良い。
【0014】塩ビ系廃床材や熱可塑性廃材等のように、
切削による発熱によって素材の変質や融着が生じるおそ
れのある場合や、柔軟素材で回転工具から逃げてしまう
現象が生じる場合には、素材の冷却を行うことが極めて
効果的である。
【0015】図3に示すように、回転工具ユニットは、
一例として直径125mm、長さ100mmの円筒で、
その外周面上に中心軸に平行もしくはスパイラルに10
mmピッチで40本の溝と山が形成されており、それぞ
れの山に沿って、0.5〜1.0mmの間隔に超硬チッ
プ等の切れ刃がロー付けされている。したがって、円筒
状母材の外周面には約8000ヶの切れ刃が配列される
ことになる。該溝は、切削粉の排出が容易になるような
構造とする。
【0017】時間当たり100mm巾×450mm長×
3mm厚の廃タイル5000枚(1000kg)の微粉
化処理に要する素材の送り速度は、約40m/分であ
り、直径125mmの工具ユニットを6000rpmで
回転させ、前述の速度で素材を投入すると、超硬チップ
1ヶによる切削長は165ミクロンとなり、目標とする
500ミクロンレベルの粉体を得ることができる。
【0018】この場合、切削抵抗を考慮して、目標の5
00ミクロン以下の粉体を得ることができる範囲で、刃
数あるいは工具回転数を減じることにしてもよい。
【0019】さらに、切れ刃部分の発熱を防止し、同時
に切削粉による回転工具の目詰まりを防止するため、冷
風発生装置により供給される冷却空気をコンプレッサー
を介して高圧化し、切れ刃部分や切削粉の排出用溝に対
し、吹き付ける構造としている。
【0020】前述した該ワークガイドユニットは、モー
ター及びエアシリンダー等により、前後および上下に可
動し、傾斜可能な構造となっており、該タイルと回転工
具との接触位置や角度を自在に変化させることができ
る。このことは、例えば廃素材の上面のみ切削粉砕した
い場合などに非常に有効である。
【0021】この機構は、素材と回転工具との隙間の微
調整を可能とし、また該ワークガイドユニットが固定刃
の役割を果たすことにより、排出切削粉の粒度や排出方
向の制御が可能となる。
【0022】また該ワークガイドユニットに超音波振動
を与えて、切削された素材をより細分化することも可能
である。
【0023】回転工具ユニット部は、集塵用フードによ
って素材の投入口を除いて密閉されており、フードの下
部に落下した切削粉は、排出用バケットに収納される。
あるいは、吸引用ブロアー等により、吸引されてバグフ
ィルターに収納される。(図示せず)
【0024】バグフィルターは、定量に達すると振動フ
ルイや分及装置に移送され、粒度調整や異物等の選別工
程を経て、梱包出荷される。
【0025】本発明による切削粉砕方法は、一般的に行
われている衝撃、圧縮、すり潰し、剪断、裁断等による
従来の方法と比べ、被粉砕物を切削粉砕用切れ刃に確実
に圧送する方式であり、100%近い捕捉率を実現し
て、粉砕効率を高めることができる。また、従来方法で
は粉砕用工具部分が重く、高速化が困難であるが(50
0〜1000rpm以下が限度)、本発明による方式で
は、10,000rpmでも可能である。
【0026】本発明による切削粉砕方法において、素材
に対し、ダウンカットが適しており、素材を接触投入す
る場合、図2のように、接触点が回転工具の中心軸と水
平の位置になるように、回転工具の中心軸に向かって素
材を水平に投入することにより、切削粉を切れ刃と素材
の接触点の直下に落下させやすくなるとともに、素材の
保持や投入が容易となる。この場合、素材を回転工具の
底部に投入すると、素材が工具の回転によって、未加工
のまま飛ばされることになり、素材の保持が困難であ
る。また、アッパーカットの回転では、切削粉が上方に
飛び散るため、捕捉が困難となってしまう。
【0027】本発明による切削粉砕装置は、送り込みロ
ーラ、ワークガイドユニット、回転工具の駆動用モータ
ー等をコンピューター制御することにより、素材の圧送
速度、廃棄物等の切れ刃に対する投入角度、投入位置お
よび、回転工具の回転数等が制御され、極めて正確な粒
度調整が可能となり、所定の粉体を得ることができる。
また、切れ刃の厚み、形状、材質、刃数等を変えること
により、例えば多様な素材のミクロンレベルの粉体を得
ることも可能である。
【0028】この切削粉砕方法は、また三次元形状の廃
発泡ポリスチレンや、例えば自動車等の廃内装材等異形
の素材についても、工具径をある一定の大きさに設定す
れば、粗粉砕の工程を経ないで容易に微粉化できる。
【0029】また塩ビ紙壁紙は、壁装仕上げ材として9
0%以上のシェアを占めており、DOP等の可塑剤を多
く含み環境ホルモンを排出するため、新規工事では徐々
に減少する傾向にあるが、すでに施工されている量は膨
大であり、建設廃材として今後十数年にわたり排出され
る。
【0030】通常塩ビ紙壁紙は、塩ビシートの裏面に紙
がバッキング材として貼り合わされているため、その分
離が極めて困難である。
【0031】最近では、塩ビ層と紙の接着に低融点の接
着剤を用いて、加熱することにより、容易に剥離する構
造の製品も開発されているが、現在廃棄されるものにつ
いては、対策が講じられていない。
【0032】本発明の切削粉砕装置では、冷水中に塩ビ
紙壁紙を浸漬して、紙バッキング層を、膨潤させるとと
もに、冷却装置あるいは凍結装置により硬化させたうえ
で、切削粉砕装置に投入する。
【0033】該素材は、塩ビ層のみが切削粉砕されるよ
うに、ワークガイドユニットを制御し、紙バッキング層
はそのまま下方に未加工のまま送り出され、塩ビ層は粉
体として回収される。(図示せず)
【0034】前述のような異種素材が多積層された複合
材の粉砕の場合、本発明による、一部の層は直接粉砕
し、残りの層は未加工のままその素材に適した処理をす
る方法は、あらかじめ層間分離の工程を経て、それぞれ
粉砕する方法や、分離せずに粉砕した後、分級等の方法
で分離する方法に比べてはるかに合理的である。
【0035】繊維状廃床材のうち、ナイロン繊維やアク
リル繊維などのカーペットに使用されている化学繊維は
極めて高価であり、廃床材の繊維部分の微粉化が実現す
ると、再度それぞれのバージン粉末と混合し、溶融及び
紡糸した後、再び床材等の表面材として使用することが
可能である。あるいは、異なった繊維素材の積層用バイ
ンダーとしても使用可能である。
【0036】溶融工程において、空気の巻き込みなど仕
上がり製品に支障をきたすことが多いため、できる限り
微細化することが望ましい。これは、塩ビ再生原料につ
いても同様のことが言える。
【0037】図2に示す切削粉砕装置において、繊維素
材を冷却装置に投入する前段階として、繊維部分のみを
あらかじめ基布あるいはバッキング材から反毛分離した
うえで、冷水中に浸漬含水させる。
【0038】こうして得られる含水した当該繊維部分を
フィルタープレス等により適度に脱水し、厚み調整ロー
ラーを用いて、3〜5mm厚みのシートに形成する。
【0039】こうした工程を経て、該繊維シート材を、
図2に示す冷却装置に投入して氷結させ、切削粉砕用工
具を用いて微粉化する。
【0040】通常極短繊維は、そのままの状態では、飛
散しやすいため、氷結という手法によってシート化で
き、連続的な切断が可能となる。
【0041】このようにして、0.5mm程度の長さに
切り分けられた当該氷結繊維は、下部より熱風によって
乾燥され、同時に分級されて、500ミクロン程度の粉
体として回収される。
【0042】また本発明による切削粉砕方法は、図4に
示すように、繊維系素材をあらかじめ反毛した後、水溶
性接着剤例えば、澱粉系接着剤中に適度に分散浸漬さ
せ、加熱装置等を用いて乾燥硬化させて形成したシート
状繊維素材を、切削粉砕装置にを介して直接微粉化す
る。
【0043】本発明による、切削粉砕装置と該装置を用
いた処理方法は、産業廃棄物の粉体化に役立つだけでな
く、微粉砕が要求される多様な素材に応用できることは
言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
産業廃棄物である塩ビ系廃床材や自動車用内装廃材、塩
ビ紙壁紙、廃繊維等を冷却装置等により硬化させ、多数
の階段状に構成された切れ刃を持つ回転工具ユニットを
用いて、該廃素材等を粗破砕の工程を経ることなく、高
速に微粉化することにより、極めて省エネかつ経済的な
産業廃棄物等のリサイクル原料化の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す工程のフロー図である。
【図2】切削粉砕装置の一例を示す図である。
【図3】切削粉砕用工具の一例を示す図である。
【図4】切削粉砕装置の構成図の一例を示す図である。
【符号の説明】
1. 切削粉砕用工具ユニット駆動用モーター 2. 回転工具 3. 防塵防音用カバー 4. 高圧冷風供給用ノズル 5. 送り込み用ローラー 6. 廃床材 7. 冷却装置 8. 送り込み搬送コンベアー 9. ワークガイドユニット 10.粉体排出用バケット 11.廃繊維の微分と接着剤溶液の混合液 12.撹拌器 13.撹拌用モーター 14.分配器 15.スクリーンコンベアー 16.被加工物 17.ダブルフィルタープレス 18.乾燥用熱源 19.切削粉砕装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 5/00 ZAB B29B 17/02 B29B 17/00 B29K 25:00 17/02 27:06 // B29K 25:00 B09B 5/00 ZABZ 27:06 3/00 Z Fターム(参考) 4D004 AA08 AA12 AA46 BA07 BA09 CA04 CA08 CA32 CB13 CB31 4D065 CA06 CB01 CC01 DD05 DD24 EA07 EB11 EB14 ED02 ED06 ED16 ED18 ED27 ED31 4F301 AA15 AA17 BF03 BF12 BF13 BF31

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業廃棄物である廃プラスチックス類の
    マテリアルリサイクルに適合した微粉体を得る場合にお
    いて、多数の切れ刃を有する円筒状回転工具ユニットを
    備え、該廃棄物等素材と切れ刃部分を冷却する手段、お
    よび該素材の切込量や切削粉の粒度等を制御可能にする
    手段を有する該素材の搬送装置からなる産業廃棄物の切
    削粉砕装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した回転工具ユニットに
    おける切削工具は、円筒状金属製母材に、所定の深さと
    間隔で、階段状に切れ刃を構成し、モーターにより中心
    軸を介して高速回転する構造とし、産業廃棄物等素材を
    微粉化することを特長とする産業廃棄物の切削粉砕用工
    具。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載した切削粉砕用工具にお
    いて、外周に階段状切れ刃を有する金属製薄板を多数枚
    重ね合せ、モーターにより中心軸を介して高速回転する
    構造とし、産業廃棄物等素材を微粉化することを特長と
    する産業廃棄物の切削粉砕用工具。
  4. 【請求項4】 産業廃棄物として排出される廃床材例
    えば、塩ビホモジニアスタイル、コンポジションタイ
    ル、塩ビ長尺シート、タイルカーペット等のタイル状あ
    るいはシート状廃床材において、請求項1、2および3
    に記載した切削粉砕装置および切削粉砕工具を用いて、
    あらかじめ粗粉砕等の工程を経ないで、直接微粉化する
    ことを特長とする廃床材の処理方法。
  5. 【請求項5】 車両用内装廃材、廃発泡スチレンフォー
    ム、廃石膏ボードなど各種異形あるいは厚物の産業廃棄
    物において、請求項1、2および3に記載した切削粉砕
    装置および切削粉砕工具を用いて、あらかじめ粗粉砕等
    の工程を経ないで、直接微粉化することを特長とする産
    業廃棄物の処理方法。
  6. 【請求項6】 産業廃棄物として排出される塩ビ層と紙
    との複合材であり、柔軟な素材である廃塩ビ紙壁紙にお
    いて、該素材を冷水中に浸漬して、適度に含水あるいは
    着水させ、冷風発生装置あるいは冷凍装置を用いて硬化
    させ、請求項1,2および3に記載した切削粉砕装置お
    よび切削粉砕工具を用いて、塩ビ層は粉体として回収
    し、同時に裏面紙バッキング層は、紙のまま回収するこ
    とを特長とする廃塩ビ壁紙の処理方法。
  7. 【請求項7】 産業廃棄物として排出される廃カーペッ
    トの繊維部分と繊維系廃材において、該繊維部分を反毛
    のうえ、シート状に形成し、冷水中に浸漬して、適度に
    含水させ、冷風発生装置あるいは冷凍装置を用いて硬化
    させ、請求項1,2および3に記載した切削粉砕装置お
    よび切削粉砕工具を用いて、微粉化することを特長とす
    る繊維系廃材の処理方法
  8. 【請求項8】 産業廃棄物として排出される廃カーペッ
    トの繊維部分と繊維系廃材において、該繊維部分を反毛
    のうえ、所定の濃度の水溶性接着剤溶液に浸漬し、適度
    に含浸させ、シート状に形成し、加圧乾燥により硬化さ
    せ、請求項1,2および3に記載した切削粉砕装置およ
    び切削粉砕工具を用いて、微粉化することを特長とする
    繊維系廃材の処理方法
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