JP3636778B2 - アスファルト系シート類の粉砕方法 - Google Patents

アスファルト系シート類の粉砕方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、アスファルト系シート類の粉砕方法および該方法により得られたアスファルト用または樹脂用添加剤に関する。
【0002】
【従来技術】
周知のように産業廃棄物に対する規制は強化される一方であり、発生者責任が強く問われている。防水材料メーカーにおいても生産時発生する製品屑の再生処理に苦慮している。これらは一旦粗く粉砕したのち、さらに細かく粉砕すると合理的な粉砕ができ、後の利用方法の範囲も拡がる。
【0003】
加硫ゴムシートや塩化ビニールシートは汎用の粉砕機によって容易に粉砕可能であるので、一度粉砕してから再び加硫ゴムや塩化ビニールにブレンドしたり、フィラーとして再利用されている。
【0004】
しかし、アスファルト系の防水材料等は一般に自己癒着性が強いため、従来の粉砕技術では粉砕が極めて困難でしかも非経済的である。すなわち、該材料はギロチンカッター等で一旦粗くカッティングすることはできるが、さらに細かくするには固定刃・回転刃による機械的粉砕機に依存せざるを得ない。しかし、これらの粉砕機は剪断により発熱し温度上昇がおこり粉砕物が刃に粘着し粉砕効果が著しく低下してしまう。そのうえ、この方法では粉砕粒径を小さくすることができず、その後の再利用範囲が制約されてしまう。冷凍粉砕も考えられるがコストの点で全く実用化は無理である。従ってこれらの材料は再利用の手だてがなく、埋め立てあるいは焼却処分に頼らざるを得ないのが現状である。
【0005】
更に、改修防水工事の際に発生する撤去された防水層の処理も、実は大変大きな問題として存在する。改修防水工事の場合、既存防水層を残してその上から新規に防水層を被せる方式が採用できれば良いが、実際には既存防水層の傷みが激しかったり建物の構造上の問題からやむを得ず、既存防水層を撤去しなければならないケースが多い。これら撤去された防水層は、その種類を問わずほぼ100%廃棄処分に付されている。推定ではアスファルト防水の場合で年間約15000トンの防水層が発生すると考えられ、少なく見ても3億円以上の処理費用が発生する。アスファルト防水以外の防水層も含めると約55000トンの廃材と推定される。これらの再利用が可能になれば、環境保全および資源節約の点から極めて有意義なことといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、本発明の目的は、アスファルト系シート類を例えば30〜100メッシュといった再利用可能なサイズに粉砕する新規な方法を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、円筒状ケーシング、その下部に設けられた気体と被粉砕物を前記円筒状ケーシングに供給するための入口部、その上部に設けられた気体と粉砕物を排出するための排出部、前記円筒状ケーシングの中央に縦方向に設けられた回転軸、回転軸に取付けられた粉砕部よりなり、前記粉砕部は、回転軸に直角に一定の間隔をおいて設けられた多数の円板と、各円板の間にあってその外周部近傍にのみ設けられており、その外側は前記円筒状ケーシング壁面との間に狭い間隙をもって固定された多数の垂直板よりなる粉砕機を用いてアスファルト系シート類を粉砕する方法であって、あらかじめ前記アスファルト系シート類を厚さ1cm以下、長径10cm以下の形状に粗砕したものを前記入口部に供給することを特徴とするアスファルト系シート類を粉砕する方法に関する。
【0008】
前記アスファルト系シート類としては、アスファルト系の防水材、ルーフィング類、下張材、これらの層構成材およびこれらの製造時に発生する廃材、さらにはこれらが施工されて部分を修理、解体するさいに発生するアスファルト系シート類の廃材を意味する。
【0009】
前記粉砕機に、これらのアスファルト系シート類を直接供給することはできないので、アスファルト系シート類は、厚さ1cm以下、長径10cm以下、好ましくは5cm以下に粗砕する。厚さは1cm以下、長径10cm以下であれば、その下限はとくに問題はないが、粗砕であるからその下限は厚さで0.5mm程度、長径で2mm程度が一般的である。
【0010】
前記アスファルト系シート類は、そのなかに含まれているアスファルトや時として使用されている自己粘着性層などのため自己癒着性が非常に強いので、以下の対策を適宜組み合わせたり、あるいは単独で講じることが好ましい。
1.アンチブロッキング材を、被粉砕物と同時に供給
2.円筒状ケーシングと粉砕部の間隙調整
1、2を併用すれば自己癒着性の強い材料でも粉砕機内部でブロッキングすることなく容易に粉砕できる。
【0011】
前記アンチブロッキング材としては、ゴムおよび/または樹脂用の粉末状無機および/または有機フィラーを挙げることができる。具体的には、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、クレー、タルク、シリカ、カーボンブラックあるいはステアリン酸金属塩などの粉末を挙げることができるが、とくに炭酸カルシウムやタルクが好ましい。
【0012】
アンチブロッキング材の使用量は、被粉砕物の性質によって異るが一般に被粉砕物100重量部に対し、50〜1000重量部を使用すれば、おおむねその目的を達することができる。
【0013】
被粉砕物のルーツに応じた好ましいアンチブロッキング材の使用量は、被粉砕物100重量部に対する使用量で示すとつぎのとおりである。
Figure 0003636778
【0014】
これらのアンチブロッキング材は、粉砕機の後段に設置したサイクロンやバグフィルターのいずれかを用いて分離されリサイクルできる。たゞしその場合、一度使用したアンチブロッキング材にはアスファルトが吸着しているので、リサイクルを繰り返すとアンチブロッキング効果が少しずつ低下する。したがって3〜4回のリサイクルに留めた方が良い。
【0015】
前記円筒状ケーシングと粉砕部との間隙について説明する前にまず、本発明に用いる粉砕機の具体例について説明する。その粉砕機は、図1および図2に示されている。
円筒状ケーシング1、その下部に設けられた気体と被粉砕物を前記円筒状ケーシングに供給するための入口部2、その上部に設けられた気体と粉砕物を排出するための排出部4、前記円筒状ケーシングの中央に縦方向に設けられた回転軸3、回転軸3に取付けられた粉砕部5よりなり、前記粉砕部5は、回転軸3に直角に一定の間隔をおいて設けられた多数の円板7、7、……と、各円板の間にあってその外周部近傍にのみ設けられており、その外側は前記円筒状ケーシング壁面との間に狭い間隙をもって固定された多数の垂直板6、6……よりなるものを挙げることができ、通常前記上下の円板でかこまれた粉砕部5は3〜7段として用いることができるが、好ましくは4〜5段である。
【0016】
垂直板6は、1段目、2段目と下るにつれて、その位置が少しづつ、づれてゆくようにとりつけることが好ましい。垂直板は2枚6、6′を重ねて使用し、1枚をずらせて固定することにより、垂直板6′と円筒状ケーシング壁面との間の間隔を任意の調整手段で調節することが好ましい。
【0017】
この間隙調節について詳述すると、自己癒着性の殆どない防水材の場合、間隙が狭い程粉砕効果が高まるので普通、粉砕部5が4段の場合には最下段部から順次5mm、3mm、3mm、2mmになるように設定することが好ましい。
しかし、自己癒着性の強い材料の場合は、最下段の間隙を広げた方がブロッキングを起こしにくく、しかも粉砕効果もそれほど低下しない。経験的には最下段から順次7mm、5mm、5mm、3mm位に設定することが好ましい。それでも連続運転するとブロッキングを起こす場合があるので、アンチブロッキング材の併用が好ましい。
【0018】
この粉砕機の使用により、図3に示すようにアスファルト片は垂直板と円筒状壁面との間隔、前記空所内に発生する高速衝撃的乱気流、垂直板と円板とに対する衝突など、極めて複雑な動きのなかで、その衝突により粉砕されるとともに、搬送流あるいは撹拌流ともなっている気体によって、いわゆる空冷式に冷却されるので、粉砕時の剪断発熱が抑止でき、室温付近での連続粉砕が可能となり、従ってアスファルトの温度上昇に伴う軟化によるブロッキングを抑えることができる。
【0019】
入口部に供給される気体流は別途設けられたファンによってその流量を制御することが好ましい。これにより、もっとも好適な流量に保つことができ、粉砕機内の温度上昇も抑えることができる。
【0020】
粉砕機の排出部4には、サイクロン等の分級器を複数段それぞれ性能を異ならしめて直列に設置することができる。そしてこれらの分級器の後段にはさらに、バグフィルターなどを用いて微細粒子を捕集し、次いで、気体を大気に放出するか、あるいはリサイクルすることができる。
【0021】
被粉砕物は、補強材として合成繊維やガラスからなる不織布・織布、紙等が使用されており、これらの補強材も粉砕できるが、合成繊維不織布は繊維長が長く、複雑に絡まりあっているため、完全に粉砕することはできず数mm〜数10mmの長さの繊維状になって、粉砕物中に混在する。それらの繊維がその後の再利用に支障を来す場合には、粉砕機の後段に分級機を設置し、繊維のみを分離すれば良い。
【0022】
本発明方法で得られた粉砕物は、ストレートアスファルト、ブローンアスファルト、改質アスファルトなどのアスファルト類あるいは樹脂の添加剤として有用であり、アスファルト類や樹脂類に対して5〜100重量%程度配合して使用することができる。
【0023】
【実施例】
以下に実施例を挙げて本発明を説明するが本発明はこれにより限定されるものではない。
【0024】
実施例1(生産時スペックアウトしたアスファルト系製品を粉砕)
直径約25cm、長さ1mのロール状の上記製品を回転刃による粉砕機によりあらかじめ幅0.5cm、長さ8cmに粗粉砕し、本発明の被粉砕物とした。これに対して、アンチブロッキング材として炭酸カルシウムを以下の条件で使用し、原料投入口より、被粉砕物と炭酸カルシウムを同時に投入した。
【0025】
【表1】
Figure 0003636778
送風量 55m3/min
回転数 2000rpm
【0026】
前記表中の2.自己粘着型製品の場合はポリエステルスパンボンドを基材として使用しており、それらが繊維状になって粉砕物中に混入していたので、分級機にて除去した。粉砕物はいずれも6〜140メッシュのサイズのものが得られた。
【0027】
実施例2(防水改修工事の際に発生した撤去した防水層の粉砕)
アスファルトルーフィング4層からなる防水層を撤去した。撤去時に厚さ12mm、1m×1mのサイズに切断した防水層を実施例1と同様の粗粉砕機で厚さ0.8cm、2×8cmのサイズに粗粉砕し、被粉砕物とした。
これを前記実施例1の1.アスファルト・ルーフィングの場合と同一の粉砕条件で粉砕した。粉砕物は上記と同様のものが得られた。
【0028】
応用例
以上の粉砕物を次のような方法で再利用した。
普通、アスファルトルーフィングの生産時にはコーティングアスファルト中に30〜50wt%のフィラーを添加している。そこで上記フィラーの代替品として前記実施例1の1.アスファルトルーフィング粉砕物を適用し、ブローンアスファルト100重量部に対して粉砕物50重量部を添加した。
【0029】
【表2】
Figure 0003636778
炭酸カルシウム添加の場合に比較して遜色のない品質のものが得られた。
【0030】
【効果】
これまで焼却するか埋め立て処分するかしか対策のなかったアスファルト系シート類を、本発明により世界ではじめて原料として再利用することが可能になった。このように本発明は環境保全上、資源節減上極めて好ましい結果をもたらすものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアスファルト系シート類の粉砕方法で採用した粉砕機を概念的に示す斜視図である。
【図2】本発明に係るアスファルト系シート類の粉砕方法で採用した粉砕機を概念的に示す平面図である。
【図3】本発明に係るアスファルト系シート類の粉砕方法で採用した粉砕機の粉砕の様子を概念的に示す平面図である。
【符号の説明】
1 円筒状ケーシング
2 入口部
3 回転軸
4 排出部
5 粉砕部
6 垂直板
6′ 垂直板
7 円板

Claims (5)

  1. 円筒状ケーシング、その下部に設けられた気体と被粉砕物を前記円筒状ケーシングに供給するための入口部、その上部に設けられた気体と粉砕物を排出するための排出部、前記円筒状ケーシングの中央に縦方向に設けられた回転軸、回転軸に取付けられた粉砕部よりなり、前記粉砕部は、回転軸に直角に一定の間隔をおいて設けられた多数の円板と、各円板の間にあってその外周部近傍にのみ設けられており、その外側は前記円筒状ケーシング壁面との間に狭い間隙をもって固定された多数の垂直板よりなる粉砕機を用いてアスファルト系シート類を粉砕する方法であって、あらかじめ前記アスファルト系シート類を厚さ1cm以下、長径10cm以下の形状に粗砕したものを前記入口部に供給することを特徴とするアスファルト系シート類を粉砕する方法。
  2. アンチブロッキング材を添加して行う請求項1記載の方法。
  3. 前記アンチブロッキング材がゴムおよび/または樹脂用の粉末状無機および/または有機フィラーである請求項1または2記載の方法。
  4. 前記アスファルト系シート類がアスファルト系シート類の廃材である請求項1、2または3記載の方法。
  5. 請求項1、2、3または4記載の方法により得られたアスファルト用または樹脂用添加剤。
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