JP2003087458A - 機密保護機能付き画像形成システム - Google Patents

機密保護機能付き画像形成システム

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JP2003087458A
JP2003087458A JP2001281218A JP2001281218A JP2003087458A JP 2003087458 A JP2003087458 A JP 2003087458A JP 2001281218 A JP2001281218 A JP 2001281218A JP 2001281218 A JP2001281218 A JP 2001281218A JP 2003087458 A JP2003087458 A JP 2003087458A
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JP2001281218A
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Tomoki Tanaka
友輝 田中
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷データの機密保護をより高めた機密保護
機能付き画像形成システムの提供。 【解決手段】 機密保護機能付き画像形成システム10
は、スキャナ12と、プリントデータ解析部23と、H
DD27と、ネットワークインタフェース25と、イン
タフェース制御部24と、バーコード印刷制御部20
と、スキャンデータ解析部14を有する。インタフェー
ス制御部24とネットワークインタフェース25を用い
て情報を外部ファイルサーバ33,34或いはHDD2
7に格納する。スキャンデータ解析部14により得たデ
ータから外部ファイルサーバ33,34或いはHDD2
7中の印刷データを読み出して実際のジョブの印刷を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機密保護機能付き
画像形成システムに関し、特に、印刷データの機密保護
をより高めることと、ネットワーク上に接続された同様
の機能を備えた任意の機器から機密保護された情報を取
り出すことを可能にすることを主目的としたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置のMulti−Fu
nction化が進み、複写機能と、プリンタ機能と、
スキャン機能と、ファクシミリ機能が1台で実現されて
きており、さらに、ネットワークへの接続が進んでいる
が、印刷データはMFP(Multi Functio
n Print)機器内で一旦格納された後に印刷され
るため、いつ出力されるのかが不明である。さらに、ネ
ットワーク等から送られる印刷データは、印刷要求者が
離れていることが多く、機密文書を印刷した場合には、
印刷結果を他人に見られることなく入手するために、M
FP機器の前で自分の印刷が始まってから完了するまで
待ち続ける必要があった。
【0003】このような問題点を解決するものとして、
特開平9−251358号公報に開示されたように、プ
リントアウトデータに識別コードを付加し、ユーザーが
プリンタ部に同一識別コードを入力した時にのみプリン
トアウトを可能とする第1の方法や、ユーザーがプリン
タ部に識別コードを入力する代わりに識別コードを書き
込んだ磁気カードをリーダ部に読み取らせ、その識別コ
ードがプリントアウトデータに含まれる識別コードと一
致した時にのみプリントアウトを可能とする第2の方法
もあった。
【0004】さらに、特開平11−334158号公報
に開示されたように、ユーザー識別コードを記載したカ
ードを各ユーザーに携帯させ、これを画像読み取り手段
にて読み取らせ、このカードに記載されているユーザー
識別コードがプリントアウトデータに含まれる識別コー
ドと一致した時にのみプリントアウトを可能とする第3
の方法もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平9−251358号公報及び特開平11−3341
58号公報に開示された方法では、いずれも最終的に印
刷される印刷データの格納先が当該機器内のメモリであ
ることは明らかであり、当該機器内のメモリをアクセス
することにより、機密性は脆弱なものとなる。また、印
刷物を任意の場所から取得することができず、不便であ
った。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、印刷
データの格納先を他人に漏らすことなく、安全に格納で
き、任意のタイミングで任意の場所からプリントアウト
を得ることができ、印刷ジョブの機密保護性を向上さ
せ、さらに、ネットワーク上に接続された同様の機能を
持つ任意の機械からでも実際のジョブの印刷を可能とし
た機密保護機能付き画像形成システムを提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の機密保護機能付
き画像形成システムは、画像読み取り機能を備えた画像
形成システムにおいて、画像の読み取りを行う画像読み
取り手段と、受信データから印刷ジョブの機密保護要求
を判断する機密保護要求判断手段と、印刷データを記憶
する記憶手段と、ネットワークへの接続可能とするネッ
トワークインタフェース手段と、上記ネットワークイン
タフェース手段を介して外部のファイルサーバ或いは上
記記憶手段に情報を格納する印刷データ格納手段と、上
記外部のファイルサーバ或いは上記記憶手段に格納され
た各ジョブのデータが存在する場所を識別情報として印
刷する識別情報イメージ生成手段と、上記識別情報イメ
ージ生成手段によって生成された印刷物を読み取りその
内容を解析する識別情報イメージ解析手段とを有し、上
記機密保護要求判断手段により機密保護要求がなされて
いると判断した場合に、上記印刷データ格納手段と上記
ネットワークインタフェース手段を用いて印刷に必要な
情報を全て上記外部のファイルサーバ或いは上記記憶手
段に格納し、上記外部のファイルサーバ或いは上記記憶
手段のネットワークアドレスも含めて、格納場所を示す
識別情報のプリントアウトを上記識別情報イメージ生成
手段により作成し、上記識別情報のプリントアウトを上
記画像読み取り手段により読み取り、上記識別情報イメ
ージ解析手段により解析し、上記識別情報イメージ解析
手段によって得たデータから上記外部のファイルサーバ
或いは上記記憶手段中の印刷データを読み出して実際の
ジョブの印刷を行うことを特徴とするものである。
【0008】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ムは、上記実際のジョブの印刷に必要な情報を複数に分
割するデータ分割手段と、分割された情報を再構成する
データ再構成手段とを有し、上記データ分割手段により
分割されたデータを複数の外部ファイルサーバ或いは上
記記憶手段からランダムに選択された1つの外部ファイ
ルサーバ或いは記憶手段にそれぞれ格納し、その格納場
所及びデータの順序或いは位置情報を識別情報化して印
刷し、上記識別情報のプリントアウトを読み込むことに
よって分割されたデータのそれぞれを順次読み出して再
構成し、元データの印刷を可能としたものである。
【0009】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ムは、パスワードを自動的に生成するパスワード自動生
成手段と、印刷する識別情報シートに対して識別情報シ
ート番号を付与する識別情報シート番号付与手段と、上
記パスワード自動生成手段により生成されたパスワード
と識別情報シート番号を機密保護要求が施されたジョブ
を発行したホストPCに通知するパスワード通知手段
と、パスワードを入力するパスワード入力手段とを有
し、上記識別情報シート印刷時に上記識別情報シート番
号付与手段によって識別情報シート番号を付与すると共
に、上記パスワード通知手段によってジョブ発行元の上
記ホストPCに識別情報シート番号と上記パスワード自
動生成手段によって生成されたパスワードを通知し、実
際のジョブの印刷時に上記パスワード入力手段によるパ
スワードの入力を要求するようにしたものである。
【0010】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ムは、データの暗号化手段と復号化手段を有し、機密保
護要求されたジョブの格納時には、パスワード自動生成
手段により生成されたパスワードをキーとして、識別情
報生成用データ及び実際のジョブの印刷データに上記暗
号化手段により暗号化を行い、機密保護要求されて格納
されたデータの印刷時には、パスワード入力手段により
入力されたパスワードをキーとして識別情報生成用デー
タ及び実際のジョブの印刷データの復号化を行うように
したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の実施の形態
における機密保護機能付き画像形成システムを示すブロ
ック図である。本発明の機密保護機能付き画像形成シス
テム10は、図1に示すように、MFP(Multi
Function Print)機器11が画像の読み
取りを行う画像読み取り手段となるスキャナ12と、受
信データから印刷ジョブの機密保護要求を判断する機密
保護要求判断手段となるプリントデータ解析部23と、
印刷データを記憶する記憶手段となるハードディスクド
ライブ(Hard Disk Drive;HDD)2
7と、ローカルエリアネットワーク(LocalAre
a Network;LAN)40への接続可能とする
ネットワークインタフェース手段となるネットワークイ
ンタフェース25と、ネットワークインタフェース25
を介して外部ファイルサーバ33,34或いはハードデ
ィスクドライブ(以下HDDという)27に情報を格納
する印刷データ格納手段となるインタフェース制御部2
4と、外部ファイルサーバ33,34或いはHDD27
に格納された各ジョブのデータが存在する場所を識別情
報として印刷する識別情報イメージ生成手段となるバー
コード印刷制御部20と、バーコード印刷制御部20に
よって生成された印刷物となる識別情報シートを読み取
りその内容を解析する識別情報イメージ解析手段となる
スキャンデータ解析部14とを有し、プリントデータ解
析部23により機密保護要求がなされていると判断した
場合に、インタフェース制御部24とネットワークイン
タフェース25を用いて印刷に必要な情報を全て外部フ
ァイルサーバ33,34或いはHDD27に格納し、外
部ファイルサーバ33,34或いはHDD27のネット
ワークアドレスも含めて、格納場所を示す識別情報のプ
リントアウトをバーコード印刷制御部20により作成
し、識別情報のプリントアウトをスキャナ12により読
み取り、スキャンデータ解析部14により解析し、スキ
ャンデータ解析部14によって得たデータから外部ファ
イルサーバ33,34或いはHDD27中の印刷データ
を読み出して実際のジョブの印刷を行うようになってい
る。
【0012】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ム10は、図1に示すように、MFP機器11が実際の
ジョブの印刷に必要な情報を複数に分割するデータ分割
手段となるデータ分割制御部19と、分割された情報を
再構成するデータ再構成手段となるデータ合成制御部2
8とを有し、データ分割制御部19により分割されたデ
ータを複数の外部ファイルサーバ33,34或いはHD
D27からランダムに選択された1つの外部ファイルサ
ーバ33,34或いはHDD27にそれぞれ格納し、そ
の格納場所及びデータの順序或いは位置情報を識別情報
化して印刷し、識別情報のプリントアウトを読み込むこ
とによって分割されたデータのそれぞれを順次読み出し
て再構成し、元データの印刷を可能としてある。
【0013】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ム10は、図1に示すように、パスワードを自動的に生
成するパスワード自動生成手段となるパスワード生成部
26と、印刷する識別情報シートであるバーコードシー
トに対して識別情報シート番号を付与する識別情報シー
ト番号付与手段となるプリントエンジン22と、パスワ
ード生成部26により生成されたパスワードと識別情報
シート番号を機密保護要求が施されたジョブを発行した
ホストPC32に通知するパスワード通知手段となるフ
ロントパネル制御部15と、パスワードを入力するパス
ワード入力手段となるフロントパネル16とを有し、上
記識別情報シート印刷時にプリントエンジン22によっ
て識別情報シート番号を付与すると共に、フロントパネ
ル制御部15によってジョブ発行元のホストPC32に
識別情報シート番号とパスワード生成部26によって生
成されたパスワードを通知し、実際のジョブの印刷時に
フロントパネル16によるパスワードの入力を要求する
ようになっている。
【0014】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ム10は、図1に示すように、MFP機器11がデータ
の暗号化手段と復号化手段となる暗号復号化制御部29
を有し、機密保護要求されたジョブの格納時には、パス
ワード生成部26により生成されたパスワードをキーと
して、識別情報生成用データ及び実際のジョブの印刷デ
ータに暗号復号化制御部29により暗号化を行い、機密
保護要求されて格納されたデータの印刷時には、フロン
トパネル16により入力されたパスワードをキーとして
識別情報生成用データ及び実際のジョブの印刷データの
復号化を行うようになっている。
【0015】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ム10は、図1に示すように、MFP機器11とMFP
機器31とホストPC32と外部ファイルサーバ33と
外部ファイルサーバ34とがローカルエリアネットワー
ク(以下LANという)40を介して接続され、MFP
機器11はスキャナ12と、スキャナ制御部13と、ス
キャンデータ解析部14と、フロントパネル制御部15
と、フロントパネル16と、ROM(Read Onl
y Memory)17と、RAM(Random A
ccess Memory)18と、データ分割制御部
19と、バーコード印刷制御部20と、プリントエンジ
ン制御部21と、プリントエンジン22と、プリントデ
ータ解析部23と、インタフェース制御部24と、ネッ
トワークインタフェース25と、パスワード生成部26
と、HDD27と、データ合成制御部28と、暗号復号
化制御部29を有している。
【0016】11は本発明の機密保護機能付き画像形成
システム10の中心となるMFP機器であり、MFP機
器11はスキャナ12,スキャナ制御部13,スキャン
データ解析部14,フロントパネル制御部15,フロン
トパネル16,ROM17,RAM18,データ分割制
御部19,バーコード印刷制御部20,プリントエンジ
ン制御部21,プリントエンジン22,プリントデータ
解析部23,インタフェース制御部24,ネットワーク
インタフェース25,パスワード生成部26,HDD2
7,データ合成制御部28,暗号復号化制御部29の要
素を有する。
【0017】12はMFP機器11のうち画像の読み取
りを行うスキャナである。
【0018】13はスキャナ12の制御を行うスキャナ
制御部である。
【0019】14はバーコードのデータ解析及び入力画
像におけるチェックボックスのチェックの有無の判断を
行うスキャンデータ解析部であり、スキャナ12がスキ
ャナ制御部13により制御されて読み取った画像データ
を解析する部分である。
【0020】15はフロントパネル16の制御を行うフ
ロントパネル制御部である。
【0021】16はMFP機器11のユーザーインタフ
ェースを担うフロントパネルである。
【0022】17はMFP機器11の全体の制御を行う
プログラム及びバーコードフォントを含むフォントデー
タを格納するためのROMである。
【0023】18はMFP機器11の動作中の中間デー
タやイメージデータ用のエリア及びワークエリアとして
用いられるRAMである。
【0024】19はRAM18上に展開されたイメージ
データを分割処理するデータ分割制御部であり、イメー
ジデータの分割制御をつかさどる部分である。このデー
タ分割制御部19は、自ら分割制御したイメージデータ
を、インタフェース制御部24により制御されるネット
ワークインタフェース25を介して接続された他のMF
P機器31を含む外部ファイルサーバ33,34に格納
する処理を行う。
【0025】該格納場所に関する情報はRAM18上に
各々記憶され、これをパスワード生成部26によって生
成されるパスワードをキーとして暗号復号化制御部29
にて暗号化され、当該暗号化されたデータはバーコード
印刷制御部20にてバーコードイメージデータに変換さ
れ、RAM18上に展開される。この展開されたデータ
は、プリントエンジン制御部21によってプリントエン
ジン22に送信され、プリントエンジン22により印刷
される。
【0026】20はバーコード印刷制御部であり、RA
M18上に記憶されているデータをROM17内に格納
されているバーコードフォントデータを用いてバーコー
ドイメージデータとしてRAM18上に展開する部分で
ある。該バーコードイメージデータはプリントエンジン
制御部21を介してプリントエンジン22にて印刷処理
される。
【0027】21はプリントエンジン22の制御を行う
プリントエンジン制御部であり、実際の印刷の際には、
プリントデータ解析部23,バーコード印刷制御部20
或いはデータ合成制御部28により作成され、RAM1
8上にイメージデータとして展開されたデータをプリン
トエンジン22に送信することによってプリント処理の
制御を行う部分である。
【0028】22は実際の印刷処理を行うプリントエン
ジンである。
【0029】23はプリントデータ解析部であり、MF
P機器11に対して、インタフェース制御部24によっ
て制御されるネットワークインタフェース25を介し
て、LAN40に接続されたホストPC32から送信さ
れる印刷データを解析し、イメージデータに展開する部
分である。このイメージデータに展開する部分におい
て、プリントデータ解析部23は機密保護要求の判断も
行う。
【0030】24はインタフェース制御部であり、ネッ
トワークインタフェース25の制御を行う部分である。
このインタフェース制御部24により、ネットワークイ
ンタフェース25を介して、LAN40に接続されたホ
ストPC32からの印刷データの受信制御、或いは、同
じくLAN40に接続された各外部ファイルサーバ3
3,34や他のMFP機器31へのデータ送信制御、及
び、これらからのデータ取得制御、同じくLAN40に
接続されたホストPC32へのパスワード等の情報送信
制御を行うようになっている。
【0031】25はMFP機器11のLAN40への接
続を可能とするためのネットワークインタフェースであ
る。
【0032】26はパスワード生成部であり、プリント
データ解析部23において機密保持要求がなされている
と判断されたジョブを発行したホストPC32に対し
て、実際のジョブデータ印刷のためのパスワードを生成
する部分である。
【0033】パスワード生成部26で生成されたパスワ
ードは、インタフェース制御部24によって制御される
ネットワークインタフェース25を介して該ジョブを発
行したホストPC32に対してパスワードを通知する。
また、このパスワードは、暗号復号化制御部29におい
てデータの暗号化を行う時にキーとして用いられる。
【0034】27はHDDであり、各ジョブのデータや
他のMFP機器31から格納要求されたデータを保持す
るための記憶手段である。このHDD27を用いて、こ
のMFP機器11はファイルサーバとして動作すること
も可能となる。
【0035】28はイメージデータの合成制御を行うデ
ータ合成制御部であり、上記データ分割制御部19にて
分割処理され、パスワード生成部26により生成された
パスワードをキーとして暗号復号化制御部29において
暗号化されたデータを元のデータに合成しなおし、RA
M18にイメージデータとして展開する制御を行う部分
である。
【0036】この合成に必要な分割されたイメージの格
納場所等の情報は、スキャナ12によって読み取られた
バーコードイメージをスキャンデータ解析部14にて解
析処理し、フロントパネル16から入力されたパスワー
ドをキーとして、暗号復号化制御部29にて復号化され
ることによって得られる。復号化することによって得ら
れたこれらの情報が無効な場合、フロントパネル制御部
15を介してフロントパネル16上にエラーメッセージ
を表示する。
【0037】また、RAM18上に展開されたイメージ
データは、プリントエンジン制御部21を介してプリン
トエンジン22に送信されて印刷処理される。
【0038】29は暗号復号化制御部であり、データ分
割制御部19において分割されて外部ファイルサーバ3
3,34等に送信されたイメージデータの所在や位置情
報等の各種情報及びデータ分割制御部19にて分割され
たイメージデータを、パスワード生成部26によって生
成されたパスワードをキーとした暗号化処理を行い、処
理後のデータはバーコード印刷制御部20に渡される。
【0039】また、スキャンデータ解析部14によって
バーコード情報から電子情報に変換されたデータ及びこ
れら情報を用いて外部ファイルサーバ33,34や他の
MFP機器31から取得した暗号化済みのイメージデー
タの一部を、フロントパネル16から入力されたパスワ
ード情報をフロントパネル制御部15から受け取り、こ
れをキーとして復号化処理を行い、処理後のデータはデ
ータ合成制御部28に渡される。
【0040】以上までが、本発明の中心となるMFP機
器11に内蔵されるブロックである。
【0041】40はLANであり、複数の情報機器を接
続して任意の機器間でのデータ交換を可能にする。
【0042】LAN40には、図1に示すように、MF
P機器11と、MFP機器31と、文書の作成/編集を
行うホストPC32と、外部ファイルサーバ33,34
がそれぞれ接続されている。
【0043】MFP機器11,31は、それぞれ印刷機
器・画像読み取り機器として動作するだけでなく、ファ
イルサーバとしても動作可能とすることができる。その
ため、自分自身も本発明に記述されたファイルサーバと
して動作することができる。
【0044】図2は本発明の機密保護機能付き画像形成
システムに係わる受信ジョブ印刷処理の処理フロー図で
ある。まず、印刷ジョブが機密保護機能付き画像形成シ
ステム10のホストPC32よりMFP機器11に送信
された時に、MFP機器11のプリントデータ解析部2
3において印刷データの解析を行い、機密保護印刷(S
ecure Print)要求が有るか否かを判断(ス
テップ101)する。
【0045】ステップ101において、機密保護印刷
(Secure Print)要求が有ると判断された
場合は、機密保護印刷フラグ(Secure Prin
t Flag)をON(ステップ102)する。
【0046】ステップ101において、機密保護印刷
(Secure Print)要求がないと判断された
場合は、MFP機器11のプリントデータ解析部23に
おいて印刷データの解析(ステップ103)を続けて行
い、次いで、1ページ分のイメージデータの生成(ステ
ップ104)を行い、このイメージデータをMFP機器
11のRAM18に展開する。
【0047】ステップ104において、1ページ分のイ
メージデータの生成が完了した後、機密保護印刷フラグ
がONされているか否かを判断(ステップ105)す
る。
【0048】ステップ105において、機密保護印刷フ
ラグがONされていると判断された場合は、MFP機器
11のパスワード生成部26においてパスワードの生成
(ステップ106)を行い、次いで、ステップ104に
おいてMFP機器11のRAM18に展開されたイメー
ジデータを、MFP機器11のデータ分割制御部19に
おいてイメージデータの分割処理(ステップ107)を
行う。
【0049】さらに、ステップ107にて得られた分割
済みのイメージデータを、MFP機器11の暗号復号化
制御部29において、ステップ106にて得られたパス
ワードをキーとした暗号化処理を行い、処理済のデータ
をLAN40を介してMFP機器11に接続された他の
MFP機器31や外部ファイルサーバ33,34にファ
イルとして送信して保持(ステップ108)させる。
【0050】この時、ステップ107にて分割したイメ
ージデータの位置情報やページ情報、及び、ステップ1
08にて送信した送信先のサーバアドレスやファイル名
等の情報を、MFP機器11のRAM18に保持蓄積す
る。
【0051】ステップ105において、機密保護印刷フ
ラグがOFFされていると判断された場合には、このペ
ージの通常印刷処理(ステップ109)を行い、次い
で、通常印刷処理がジョブエンドであるか否かを判断
(ステップ110)する。
【0052】ステップ110において、通常印刷処理が
ジョブエンドでない場合は、ステップ103に戻り、上
記ページの通常印刷処理をジョブエンドまで実行する。
【0053】ステップ110において、通常印刷処理が
ジョブエンドである場合は、再度機密保護印刷フラグが
ONされているか否かを判断(ステップ111)する。
【0054】ステップ111において、機密保護印刷フ
ラグがONされていると判断された場合には、ステップ
108において保持蓄積した各種情報を、ステップ10
6にて得られたパスワードをキーとして、MFP機器1
1の暗号復号化制御部29において暗号化し、この暗号
化された情報をMFP機器11のROM17に格納され
たバーコードフォントデータを用いて、MFP機器11
のバーコード印刷制御部20にてバーコードイメージデ
ータを生成(ステップ112)する。
【0055】次いで、ステップ112において生成され
たバーコードイメージデータを、MFP機器11のプリ
ントエンジン制御部21を介してMFP機器11のプリ
ントエンジン22に転送し、バーコードイメージデータ
の印刷処理(ステップ113)を行う。
【0056】次いで、ステップ106にて得られたパス
ワードを、LAN40を介してこのMFP機器11と接
続され、現在処理を行っているジョブの発行元であるホ
ストPC32に対して送信(ステップ114)し、パス
ワードとステップ113において印刷されたバーコード
シートに記載されるバーコードシート番号をユーザーに
通知し、次いで、機密保護印刷フラグをOFF(ステッ
プ115)にし、その後、現在のジョブを完了し、次の
ジョブに備える。
【0057】ステップ111において、機密保護印刷フ
ラグがOFFされていると判断された場合には、何も行
わずに現在のジョブを完了し、次のジョブに備える。以
上が、図2の受信ジョブ印刷処理の処理フローの流れで
ある。
【0058】図3は図1のMFP機器11に機密保持要
求がなされた時に印刷されるバーコードシートの一例を
示す図である。このバーコードシート50には、図3に
示すように、タイトル51と、バーコードシート番号5
2と、バーコード53と、印刷後にデータを保存してお
くか否かを指示するチェックボックス54と、印刷せず
に保存されたデータを削除するか否かを指示するチェッ
クボックス55が印刷されている。
【0059】特に、バーコードシート50に印刷された
バーコード53の部分には、このジョブに対する出力者
IDやジョブID等のジョブ情報、各ページに対する用
紙サイズや両面指示等の情報を含むページ情報、各ペー
ジにおいて分割された部品の位置情報とイメージデータ
の格納先情報が記述されている。
【0060】なお、このバーコードシートの一例におい
ては、理解しやすいように各情報ブロック毎に改行処理
が施されているが、実際にはその必要はない。
【0061】図4は図1のMFP機器11において、画
像読み取り要求がなされた時のスキャンジョブ処理の処
理フロー図である。まず、ユーザーが画像読み取りを指
示した時、機密保護ジョブ印刷用のバーコード読み取り
モードであるか否かを判断(ステップ201)し、ステ
ップ201において、機密保護ジョブ印刷用のバーコー
ド読み取りモードであると判断した場合には、MFP機
器11のフロントパネル制御部15を介して、MFP機
器11のフロントパネル16にパスワードの入力の要求
を促すメッセージを表示(ステップ202)し、ユーザ
ーによるパスワードの入力を待つ。
【0062】次いで、パスワードが入力されると、MF
P機器11のスキャナ12において読み込んだイメージ
データをMFP機器11のスキャナ制御部13から受け
取り、MFP機器11のスキャンデータ解析部14にお
いてバーコードデータの解析(ステップ203)を行
い、次いで、バーコードデータの解析にエラーがあるか
否かを判断(ステップ204)する。
【0063】ステップ204において、このバーコード
データの解析にエラーがあったと判断された場合には、
読み込んだイメージデータが機密保護ジョブの再構成用
バーコードイメージではないと判断し、MFP機器11
のフロントパネル制御部15を介してMFP機器11の
フロントパネル16にその旨を示すエラーメッセージを
表示(ステップ209)し、その後、ジョブを終了す
る。
【0064】ステップ204において、バーコードデー
タの解析にエラーがないと判断された場合には、MFP
機器11の暗号複号化制御部29において、解析後のバ
ーコードデータをステップ202において得たパスワー
ドをキーとして復号化処理(ステップ205)を行い、
次いで、復号化された情報から印刷要求されている機密
保護ジョブにおいて分割/暗号化/保存された全てのデ
ータの存在を検証(ステップ206)し、次いで、全デ
ータが存在するか否かを判断(ステップ207)する。
【0065】ステップ207において、全データの存在
が確認された場合には、元イメージデータの復元処理
(ステップ208)を行った後、このジョブを終了す
る。
【0066】ステップ207において、一部のデータが
欠損していると判断した場合には、外部接続されている
外部ファイルサーバ33,34に問題があると判断し、
MFP機器11のフロントパネル制御部15を介してM
FP機器11のフロントパネル16にその旨を示すエラ
ーメッセージを表示(ステップ209)し、その後、ジ
ョブを終了する。
【0067】ステップ207において、全てのデータが
存在しない場合には、ステップ202において入力され
たパスワードが不正なものであると判断し、MFP機器
11のフロントパネル制御部15を介してMFP機器1
1のフロントパネル16にその旨を示すエラーメッセー
ジを表示(ステップ209)し、その後、ジョブを終了
する。
【0068】ステップ201において、機密保護ジョブ
印刷用のバーコード読み取りモードでないと判断した場
合には、通常の画像読み取り処理であるスキャン処理
(ステップ210)を行い、その後、ジョブを終了す
る。
【0069】図5は図4の元イメージデータの復元処理
(ステップ208)の詳細な処理フロー図である。ま
ず、MFP機器11のスキャンデータ解析部14におい
て、読み取られた図3のバーコードシート50上で、印
刷せずに保存されたデータを削除するか否かを指示する
図3のチェックボックス55にユーザーによるチェック
が施されているか否かを判断(ステップ301)し、ス
テップ301において、バーコードシート50のチェッ
クボックス55にユーザーによるデータ削除のチェック
が施されていると判断した場合には、図4の全データの
存在検証処理(ステップ206)において得られた、読
み取られたバーコードシート50に対応する図1の外部
ファイルサーバ33,34上の全てのデータの削除処理
(ステップ306)を行い、この処理を抜ける。
【0070】ステップ301において、バーコードシー
ト50のチェックボックス55にユーザーによるデータ
削除のチェックが施されていないと判断した場合には、
図4のバーコード解析処理(ステップ203)、図4の
パスワードによる復号化処理(ステップ205)、図4
の全データの存在検証処理(ステップ206)において
得られた各種情報から、図1の外部ファイルサーバ3
3,34等に格納されたデータを順次取得(ステップ3
02)し、取得したデータを、図4のステップ202に
て得られたパスワードをキーとしてMFP機器11の暗
号復号化制御部29において復号化を行い、ページ単位
でイメージデータの再構成(ステップ303)を行う。
【0071】再構成されたページデータは、MFP機器
11のRAM18上に展開され、MFP機器11のプリ
ントエンジン制御部21を介してMFP機器11のプリ
ントエンジン22に転送され、印刷処理される。
【0072】次いで、ステップ303において印刷処理
されたページにてジョブが完了しているか否かを判断
(ステップ304)し、ステップ304において、ジョ
ブが完了していると判断した場合には、MFP機器11
のスキャンデータ解析部14において、読み取られた図
3のバーコードシート50上で、印刷後にデータを保存
しておくか否かを指示する図3のチェックボックス54
にユーザーによるチェックが施されているか否かを判断
(ステップ305)し、ステップ305において、バー
コードシート50のチェックボックス54にユーザーに
よるデータ保存のチェックが施されていないと判断した
場合には、図4の全データの存在検証処理(ステップ2
06)において得られた、読み取られたバーコードシー
ト50に対応する図1の外部ファイルサーバ33,34
上の全てのデータの削除処理(ステップ306)を行
い、この処理を抜ける。
【0073】上記ステップ305において、バーコード
シート50のチェックボックス54にユーザーによるデ
ータ保存のチェックが施されていると判断した場合に
は、読み取られたバーコードシート50に対応する外部
データの削除処理は行わず、この処理を抜ける。
【0074】このことによって、同じバーコードシート
とパスワードを用いて、ユーザーはこのジョブの再出力
を行うことができる。
【0075】ステップ304において、ジョブが完了し
ていないと判断した湯合には、ステップ302に戻っ
て、次のページの処理を続ける。
【0076】なお、本発明の実施の形態では、特許請求
の範囲にて記述された識別情報としてバーコードを用い
ているが、特にバーコードに限定するものではなく、例
えば数字列や文字列を用いて識別を行うことも可能であ
ることはいうまでもない。
【0077】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の機密保護
機能付き画像形成システムによれば、機密保護要求判断
手段により受信データから印刷ジョブの機密保護要求が
なされていると判断した場合に、印刷データ格納手段と
ネットワークインタフェース手段を用いて印刷に必要な
情報を全て外部ファイルサーバ或いは記憶手段に格納す
ることができ、外部ファイルサーバ或いは記憶手段のネ
ットワークアドレスも含めて、格納場所を示す識別情報
のプリントアウトを識別情報イメージ生成手段により生
成することができ、画像読み取り手段が識別情報イメー
ジ生成手段により生成された識別情報のプリントアウト
した印刷物を読み取るので、その内容を識別情報イメー
ジ解析手段により解析することができ、識別情報イメー
ジ解析手段により得られたデータから外部ファイルサー
バ或いは記憶手段中の印刷データを読み出して実際のジ
ョブの印刷を行え、機密保護された印刷データを印刷す
るトリガとして、識別情報(例えばバーコード)の印刷
物を用いているため、印刷システム単体ではその機密保
護要求された印刷データそのものが存在することが漏れ
こともなく、印刷ジョブのより高い機密保護を行うこと
ができる。また、ネットワークに接続された外部ファイ
ルサーバへもデータの保存が可能であるので、機密保護
要求された印刷データの所在も隠蔽することができ、印
刷ジョブのより高い機密保護性の向上が図れ、ネットワ
ークに接続された同様の機能を持つ別のマシンからで
も、実際のジョブの印刷を行うことが可能である。
【0078】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ムによれば、機密保護を要求された印刷に対して、デー
タ分割手段が実際のジョブの印刷に必要な情報を複数に
分割するので、データ分割手段により分割されたデータ
を外部ファイルサーバ或いは記憶手段にばらばらに格納
することができ、分割された一つ一つのデータは、その
全体の部分でしかない。また、分割されたデータを再構
成するに際し、その格納場所及びデータの順序或いは位
置情報を識別情報化して印刷し、識別情報のプリントア
ウトを読み込むことにより、データ再構成手段が分割さ
れたデータのそれぞれを順次読み出して再構成するの
で、元データの印刷を行うことができ、別途出力した識
別情報のプリントアウトした印刷物を用いるため、印刷
ジョブのより高い機密保護性の向上を図ることができ
る。
【0079】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ムによれば、識別情報シート印刷時に、識別情報シート
に対して識別情報シート番号付与手段により識別情報シ
ート番号を付与することができ、パスワード自動生成手
段がパスワードを自動的に生成するので、ジョブ発行元
のホストPCにパスワード通知手段により識別情報シー
ト番号とパスワードを通知することができ、実際のジョ
ブの印刷時に、パスワードのパスワード入力手段による
入力を要求するようにしたので、識別情報シートそのも
のを期待しない者に使用された場合にも、実際のジョブ
の印刷のためには、パスワード入力手段にパスワードを
入力しなければならず、印刷ジョブのより高い機密保護
性の向上を図ることができる。
【0080】本発明の機密保護機能付き画像形成システ
ムによれば、機密保護要求されたジョブの格納時に、パ
スワード自動生成手段により生成されたパスワードをキ
ーとして、識別情報生成用データ及び実際のジョブの印
刷データに暗号化手段により暗号化を行うことができ、
識別情報シートを期待しない者により識別情報データが
解析された場合にも、識別情報データは暗号化手段によ
り暗号化されているため、パスワードを知らなければ、
実際のジョブの印刷データの格納場所の機密を保つこと
ができる。また、この実際のジョブの印刷データは同じ
く暗号化手段によって暗号化されているため、自分自身
を含むファイルサーバ内のファイルを期待しない者が覗
いても、意味のあるデータは存在しないため、印刷ジョ
ブのより高い機密保護性の向上を図ることができる。さ
らに、機密保護要求されて格納されたデータの印刷時
に、パスワード入力手段により入力されたパスワードを
キーとして、識別情報生成用データ及び実際のジョブの
印刷データの復号化を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における機密保護機能付き
画像形成システムを示すブロック図。
【図2】本発明の機密保護機能付き画像形成システムに
係わる受信ジョブ印刷処理の処理フローチャート図。
【図3】図1のMFP機器に機密保持要求がなされた時
に印刷されるバーコードシートの一例を示す図。
【図4】図1のMFP機器において画像読み取り要求が
なされた時のスキャンジョブ処理の処理フローチャート
図。
【図5】図4の元イメージデータの復元処理の詳細な処
理フローチャート図。
【符号の説明】 10 機密保護機能付き画像形成システム 11 MFP機器 12 スキャナ 13 スキャナ制御部 14 スキャンデータ解析部 15 フロントパネル制御部 16 フロントパネル 17 ROM 18 RAM 19 データ分割制御部 20 バーコード印刷制御部 21 プリントエンジン制御部 22 プリントエンジン 23 プリントデータ解析部 24 インタフェース制御部 25 ネットワークインタフェース 26 パスワード生成部 27 ハードディスクドライブ 28 データ合成制御部 29 暗号復号化制御部 31 MFP機器 32 ホストPC 33 外部ファイルサーバ 34 外部ファイルサーバ 40 LAN 50 バーコードシート 51 タイトル 52 バーコードシート番号 53 バーコード 54 チェックボックス 55 チェックボックス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像読み取り機能を備えた画像形成シス
    テムにおいて、 画像の読み取りを行う画像読み取り手段と、受信データ
    から印刷ジョブの機密保護要求を判断する機密保護要求
    判断手段と、印刷データを記憶する記憶手段と、ネット
    ワークへの接続可能とするネットワークインタフェース
    手段と、上記ネットワークインタフェース手段を介して
    外部ファイルサーバ或いは上記記憶手段に情報を格納す
    る印刷データ格納手段と、上記外部ファイルサーバ或い
    は上記記憶手段に格納された各ジョブのデータが存在す
    る場所を識別情報として印刷する識別情報イメージ生成
    手段と、上記識別情報イメージ生成手段によって生成さ
    れた印刷物を読み取りその内容を解析する識別情報イメ
    ージ解析手段とを有し、上記機密保護要求判断手段によ
    り機密保護要求がなされていると判断した場合に、上記
    印刷データ格納手段と上記ネットワークインタフェース
    手段を用いて印刷に必要な情報を全て上記外部ファイル
    サーバ或いは上記記憶手段に格納し、上記外部ファイル
    サーバ或いは上記記憶手段のネットワークアドレスも含
    めて、格納場所を示す識別情報のプリントアウトを上記
    識別情報イメージ生成手段により作成し、上記識別情報
    のプリントアウトを上記画像読み取り手段により読み取
    り、上記識別情報イメージ解析手段により解析し、上記
    識別情報イメージ解析手段によって得たデータから上記
    外部ファイルサーバ或いは上記記憶手段中の印刷データ
    を読み出して実際のジョブの印刷を行うことを特徴とす
    る機密保護機能付き画像形成システム。
  2. 【請求項2】 上記実際のジョブの印刷に必要な情報を
    複数に分割するデータ分割手段と、分割された情報を再
    構成するデータ再構成手段とを有し、上記データ分割手
    段により分割されたデータを複数の外部ファイルサーバ
    或いは上記記憶手段からランダムに選択された1つの外
    部ファイルサーバ或いは記憶手段にそれぞれ格納し、そ
    の格納場所及びデータの順序或いは位置情報を識別情報
    化して印刷し、上記識別情報のプリントアウトを読み込
    むことによって分割されたデータのそれぞれを順次読み
    出して再構成し、元データの印刷を可能とした請求項1
    に記載の機密保護機能付き画像形成システム。
  3. 【請求項3】 パスワードを自動的に生成するパスワー
    ド自動生成手段と、印刷する識別情報シートに対して識
    別情報シート番号を付与する識別情報シート番号付与手
    段と、上記パスワード自動生成手段により生成されたパ
    スワードと識別情報シート番号を機密保護要求が施され
    たジョブを発行したホストPCに通知するパスワード通
    知手段と、パスワードを入力するパスワード入力手段と
    を有し、上記識別情報シート印刷時に上記識別情報シー
    ト番号付与手段によって識別情報シート番号を付与する
    と共に、上記パスワード通知手段によってジョブ発行元
    の上記ホストPCに識別情報シート番号と上記パスワー
    ド自動生成手段によって生成されたパスワードを通知
    し、実際のジョブの印刷時に上記パスワード入力手段に
    よるパスワードの入力を要求するようにした請求項1に
    記載の機密保護機能付き画像形成システム。
  4. 【請求項4】 データの暗号化手段と復号化手段を有
    し、機密保護要求されたジョブの格納時には、パスワー
    ド自動生成手段により生成されたパスワードをキーとし
    て、識別情報生成用データ及び実際のジョブの印刷デー
    タに上記暗号化手段により暗号化を行い、機密保護要求
    されて格納されたデータの印刷時には、パスワード入力
    手段により入力されたパスワードをキーとして識別情報
    生成用データ及び実際のジョブの印刷データの復号化を
    行うようにした請求項3に記載の機密保護機能付き画像
    形成システム。
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