JP2003087372A - 携帯電話機 - Google Patents

携帯電話機

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JP2003087372A
JP2003087372A JP2001281453A JP2001281453A JP2003087372A JP 2003087372 A JP2003087372 A JP 2003087372A JP 2001281453 A JP2001281453 A JP 2001281453A JP 2001281453 A JP2001281453 A JP 2001281453A JP 2003087372 A JP2003087372 A JP 2003087372A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を阻害することなしに表示部の面積の
拡大を可能にした折り畳み型の携帯電話機を提供する。 【解決手段】 上側筐体2と下側筐体3とがヒンジ4を
介して折り畳み自在に結合されており、上側筐体2は、
折り畳んだ状態で下側筐体に対向する内面に該内面のほ
ぼ全体を表示面とする主表示部5を備えると共に外面に
副表示部8とヒンジ4近傍に配設された受話部7を備え
る。下側筐体3は、折り畳んだ状態で上側筐体2に対向
する内面に主操作部10を備え、且つ、折り畳まれた状
態で外部に露出する箇所であってヒンジ4から離れた箇
所に送話部11を備える。また折り畳んだ状態で外部か
ら操作可能な任意の箇所に、着信に対する応答操作、内
蔵記憶装置に記憶された発信先相手情報を副表示部8に
順次表示させてその何れか1つを選択する操作、選択し
た発信先相手に対する発信操作を行う副操作部9、16
を備える。通話時には折り畳んだ状態で使用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話機に関し、
特に持ち運びに便利な折り畳み型の携帯電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯電話機をその構造面で分類す
ると、一体型と折り畳み型とに分けられる。一体型は、
受話部、送話部、表示部、操作部を1つの筐体に実装し
たタイプであり、収納時と同じ状態で通話やボタン操作
が行える。但し、受話部、送話部、表示部、操作部が同
一面に配設されているため、キーピッチを広くとれな
い、表示部の大画面化が困難、表示部や操作部の機械的
な衝撃に対する保護が不十分、といった課題がある。
【0003】他方、従来の折り畳み型の携帯電話機は、
受話部及び表示部と送話部及び操作部を別々の筐体に実
装し、2つの筐体をヒンジで折り畳み自在に構成したタ
イプであり、折り畳んで収納し、開いて通話やボタン操
作、表示の確認を行う。折り畳んだ状態では、操作部及
び表示部が他方の筐体で覆われる為、それらの保護が可
能であり、また操作部及び表示部として使用できる面積
を同サイズの一体型携帯電話機に比べて2倍近く確保で
きるため、キーピッチを広くとれ、表示部の大画面化が
可能であるという利点がある。
【0004】なお、一体型の携帯電話機における操作部
にフリップと呼ばれる開閉自在な蓋を設けたフリップ型
と呼ばれる携帯電話機では、フリップを閉じることで操
作部を保護することができるようになっている。しか
し、表示部や応答ボタン等の一部のファンクションキー
は常に露出しているため、それらに対する保護は充分で
なく、また、キーピッチを広くとれない、表示部の大画
面化が困難といった一体型本来の課題を内在している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】昨今の携帯電話機は、
音声通信としての単なる電話機としての機能以外に、電
話機能に関連する付加機能や電話機能以外の機能を内蔵
している。例えば電話機能に関連する付加機能の例とし
て、電話帳として電話番号と名前を登録し、後の操作で
電話帳を呼び出して電話をかけれるようにする電話帳機
能、短縮ダイヤル機能、オリジナルな着信音の作曲機能
など多種多用なものが知られている。また、電話機能以
外の機能の例として、NTTドコモのiモードに代表さ
れるようなコンテンツ配信サービスを利用するためのブ
ラウザ機能、電子メール機能、テレビゲーム機能、携帯
テレビ機能、電子手帳機能、パソコン機能などがある。
【0006】このように携帯電話機が多機能化してくる
と、ユーザインタフェースの良否が装置の使い勝手の良
さを左右する鍵になる。ユーザインタフェースの主要部
は表示部及び操作部であり、その使い良さはキーピッチ
の拡大、大画面化にあるため、今後は今以上に上述した
折り畳み型の携帯電話機が注目されるものと予想され
る。
【0007】しかしながら、従来の折り畳み型の携帯電
話機は、開いた状態で通話を行う形態をとっているた
め、図9に示すように上側筐体51の内面に受話部52
と表示部53とが上下に配設されている。このため、表
示部53の表示面積を拡大するためには、上側筐体51
自体のサイズを拡大するしか手だてがなく、それでは携
帯電話機の小型化が阻害されるという課題があった。
【0008】本発明の目的は、小型化を阻害することな
しに表示部の面積の拡大を可能にした折り畳み型の携帯
電話機を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の携帯電話機
は、上側筐体及び下側筐体をヒンジにより折り畳み自在
に結合した折り畳み型携帯電話機であって、前記上側筐
体の外面における前記ヒンジ近傍に受話部を備え、折り
畳まれた状態で外部に露出する箇所であって前記ヒンジ
から離れた箇所に送話部を備え、前記上側筐体の内面の
ほぼ全体を表示面としている。
【0010】第2の発明にかかる携帯電話機は、上側筐
体と下側筐体とがヒンジを介して折り畳み自在に結合さ
れており、前記上側筐体は、折り畳んだ状態で前記下側
筐体に対向する面である内面に該内面のほぼ全体を表示
面とする表示部を備えると共に前記内面の反対面である
外面における前記ヒンジの近傍に受話部を備え、前記下
側筐体は、折り畳んだ状態で前記上側筐体に対向する面
である内面に主操作部を備え、且つ、折り畳まれた状態
で外部に露出する箇所であって前記ヒンジから離れた箇
所に送話部を備え、且つ、折り畳んだ状態で外部から操
作可能な任意の箇所に着信に対する応答操作を行う副操
作部を備えている。
【0011】第3の発明の携帯電話機は、上側筐体と下
側筐体とがヒンジを介して折り畳み自在に結合されてお
り、前記上側筐体は、折り畳んだ状態で前記下側筐体に
対向する面である内面に該内面のほぼ全体を表示面とす
る主表示部を備えると共に前記内面の反対面である外面
に副表示部と前記ヒンジの近傍に配設された受話部を備
え、前記下側筐体は、折り畳んだ状態で前記上側筐体に
対向する面である内面に主操作部を備え、且つ、折り畳
まれた状態で外部に露出する箇所であって前記ヒンジか
ら離れた箇所に送話部を備え、且つ、折り畳んだ状態で
外部から操作可能な任意の箇所に、着信に対する応答操
作、内蔵記憶装置に記憶された発信先相手情報を前記副
表示部に順次表示させてその何れか1つを選択する操
作、選択した発信先相手に対する発信操作を行う副操作
部を備えている。
【0012】ここで、第1乃至第3の発明において、送
話部は具体的には例えば以下の何れかの形態で配置する
ことが可能である。 (1)下側筐体を上側筐体より若干長尺に構成し、折り
畳んだ状態で上側筐体に覆われない下側筐体の内面のヒ
ンジから離れた箇所に送話部を配置する。 (2)上側筐体のヒンジから遠い端部に切り欠き部を設
け、折り畳んだ状態で切り欠き部に対向する下側筐体の
面に送話部を配置する。 (3)上側筐体の外面におけるヒンジから離れた箇所に
送話部を配置する。また、主操作部は、0から9までの
数字キーと#キーと*キーを含む数字・記号キー群及び
幾つかのファンクションキーを含んで構成される。副操
作部は、押しボタンやダイヤルキーやロータリースイッ
チ等の何れか、またはその組み合わせで構成される。ロ
ータリースイッチを含んで構成される場合、このロータ
リースイッチは、開いた状態で前記主表示部に表示され
るデータのスクロール操作用として使用するのが好まし
い。
【0013】第4の発明にかかる携帯電話機は、第1乃
至第3の発明にかかる携帯電話機において、音声通信と
しての電話機能以外に、電話機能に関連する付加機能を
1以上備えている。
【0014】第5の発明にかかる携帯電話機は、第1乃
至第3の発明にかかる携帯電話機において、音声通信と
しての電話機能以外に、電話機能以外の機能を1以上備
えている。
【0015】
【作用】第1の発明にあっては、折り畳んだ状態の携帯
電話機を、下側筐体が手のひらに接しヒンジが上側に位
置するように把持すると、上側筐体に設けられた受話部
と、折り畳んだ状態で外部に露出する箇所であってヒン
ジから離れた箇所、例えば下側筐体の内面のヒンジから
離れた箇所や上側筐体の外面におけるヒンジから離れた
箇所に設けられた送話部とを送受話部として使って、折
り畳んだ状態で通話が行える。また、上側筐体を開く
と、上側筐体のほぼ内面全体を表示面とする大型の表示
部を利用することができる。
【0016】第2の発明にあっては、第1の発明と同様
に折り畳んだ状態で通話でき、開いた状態で大型の表示
部を利用することができると共に、着信があった場合に
副操作部を操作することで応答できるため、折り畳んだ
状態で応答し即通話が可能となる。
【0017】第3の発明にあっては、第1の発明と同様
に折り畳んだ状態で通話でき、開いた状態で大型の表示
部を利用することができると共に、第2の発明と同様に
着信があった場合に折り畳んだ状態で応答し即通話する
ことができ、更に、副操作部の操作によって、装置本体
に内蔵された記憶装置に記憶された発信先相手情報を副
表示部に順次表示して1つを選択し且つ発信を指示する
ことで、折り畳んだ状態で発信操作が行える。
【0018】第4の発明にあっては、音声通信として電
話機能以外に、電話機能に関連する付加機能として、電
話帳機能、短縮ダイヤル機能、オリジナルな着信音の作
曲機能などを1以上備え、これらの付加機能に関し、大
きなサイズの表示部、キーピッチの広い主操作部による
使い勝手の良いユーザインタフェースを利用者に提供す
る。
【0019】第5の発明にあっては、音声通信として電
話機能以外に、電話機能以外の機能として、ブラウザ機
能、電子メール機能、テレビゲーム機能、携帯テレビ機
能、電子手帳機能、パソコン機能などを1以上備え、こ
れらの付加機能に関し、大きなサイズの表示部、キーピ
ッチの広い主操作部による使い勝手の良いユーザインタ
フェースを利用者に提供する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態の例につ
いて図面を参照して詳細に説明する。
【0021】図1は本発明の携帯電話機の一実施の形態
にかかる外観図であり、(a)は折り畳んだ状態の外観
斜視図、(b)は折り畳んだ状態の左側面図、(c)は
開いた状態の外観斜視図である。図1に示されるよう
に、本実施の形態にかかる携帯電話機1は、上側筐体2
とそれより若干長尺な下側筐体3とをヒンジ4を介して
折り畳み自在に結合した折り畳み型携帯電話機である。
【0022】上側筐体2は、折り畳んだ状態で下側筐体
3に対向する面である内面に主表示部5を備え、従来の
折り畳み型携帯電話機のように受話部は配設されていな
い。従って、主表示部5は、上側筐体2の内面のほぼ全
体を表示面とする大型の表示部として設けられている。
主表示部5は、例えば液晶表示器(LCD)で構成され
る。
【0023】また、上側筐体2は、折り畳んだ状態で下
側筐体3に対向しない面(外面)に受話部7と副表示部
8と応答ボタン9とを備える。受話部7は、後述する送
話部11との距離を長くするためにヒンジ4の近傍に配
設するのが望ましい。応答ボタン9は、折り畳んだ状態
の携帯電話機1を片手で把持したときに親指で操作し易
い箇所に配設するのが望ましい。副表示部8は、携帯電
話機1を把持して操作する手で覆われず、且つ見やすい
箇所に配設するのが望ましい。このようなことを考慮
し、本例では、ヒンジ4の近傍に受話部7を、外面の中
央より若干上側に応答ボタン9を、受話部7と応答ボタ
ン9の間に小型の副表示部8を配設している。受話部7
は、音孔、内蔵されたレシーバ等を含んで構成される。
副表示部8は、例えば小型の液晶表示器で構成される。
応答ボタン9は、例えば押しボタン型のスイッチで構成
される。
【0024】他方、下側筐体3は、折り畳んだ状態で上
側筐体2に対応する面(内面)に主操作部10と送話部
11とを備える。送話部11は、折り畳んだ状態で露出
させる必要があるため、折り畳んだときに上側筐体2で
覆われない部分である先端付近(ヒンジ4から遠い側)
に配設される。送話部11は、音孔、内蔵されたマイク
ロフォン等を含んで構成される。他方、主操作部10
は、使わないときの保護のために折り畳んだときに上側
筐体2で覆われる部分に配設される。主操作部10は、
0から9までの数字キーと#キーと*キーを含む数字・
記号キー群12、各種のファンクションキーを含むファ
ンクションキー群13を含んで構成される。ファンクシ
ョンキー群13には、電話の発信、着信時に使用する開
始キー14、終話するときや携帯電話機1の電源をオ
ン,オフするときに使用する終了キー15、その他のキ
ーが含まれる。その他のキーとしては、メニューの呼び
出しに使用するメニューキー、iモードメニューの表示
などに使用するiモードキー、上下左右へのスクロー
ル、電話帳の呼出し、着信履歴の表示、リダイヤル時や
操作の決定時などに使用するコマンドキー等、本携帯電
話機1の有する機能や機種に応じて適宜設けられてい
る。なお、ファンクションキー群13のキーのうち、使
用頻度の高いキーは操作性を高めるためにヒンジ4に近
い側に配設される。
【0025】また、下側筐体3は、その左側面にロータ
リー&プッシュスイッチ(略してRPスイッチと称す)
16が配設されている。RPスイッチ16は、回転させ
ると回転方向に応じた回転信号を出力し、またプッシュ
するとプッシュ信号を出力するスイッチである。PRス
イッチ16は、折り畳んだ状態の携帯電話機1を左手で
把持したときに親指で操作し易い箇所に配置するのが望
ましい。本例の場合、このRPスイッチ16と前述した
応答ボタン9とで副操作部が構成される。
【0026】その他、携帯電話機1の外面には、アンテ
ナ17、着信ランプ18等、必要な他の部品が幾つか実
装されている。アンテナ17は、折り畳んだ状態でも開
いた状態でも上方を向くように、下側筐体3の外面にお
けるヒンジ4近傍に設けられている。着信ランプ18
は、上側筐体2の内面上端部以外に外面下端部(ヒンジ
側端部)にも設け、折り畳んだ状態でも視認し易くして
いる。また、図1では図示されていないが、着信音を発
するサウンダーが下側筐体3の背面に設けられている。
【0027】上側筐体2に実装された上記の各構成要素
は上側筐体2の内部に収納された回路基板の回路要素に
接続され、同じく下側筐体3に実装された上記の各構成
要素は下側筐体3の内部に収納された回路基板の回路要
素に接続され、上側筐体2の回路基板と下側筐体3の回
路基板とがヒンジ4の内部を経由する多数の信号線によ
って相互に接続され、上側筐体2及び下側筐体3が物理
的かつ電気的に一体となって携帯電話機1を構成してい
る。下側筐体3の背面には電池パックを収納するケース
があり、内蔵された電池パックの電力が各部に供給され
る。
【0028】図2は本実施の形態にかかる携帯電話機1
の電気的な構成を示すブロック図である。携帯電話機1
の全体を制御する制御部21はMPU等を含んで構成さ
れ、この制御部21にEEPROM22、RAM23、
無線部24、主操作部10、副操作部25、報知駆動部
26、受話用の駆動部27、送話用の駆動部29、表示
用の主及び副駆動部30及び31が接続されている。ま
た、無線部24にはアンテナ17が、報知駆動部26に
は着信ランプ18、サウンダー33及びバイブレータ3
4が、受話用の駆動部27には受話部7が、送話用の駆
動部29には送話部11が、表示用の主及び副駆動部3
0及び31には主及び副表示部5及び8が、それぞれ接
続されている。更に、上側及び下側筐体2及び3が折り
畳まれた状態か否かを検出する開閉検知器36が備えら
れ、その検知信号が表示用の主駆動部30に出力されて
いる。
【0029】EEPROM22は、各種のプログラム及
びデータを記憶する。制御部21はEEPROM22に
記憶されたプログラムを実行することにより、携帯電話
機1の主たる制御を行う。記憶されるプログラムは、本
携帯電話機1を音声通信としての電話機として機能させ
るプログラム、本携帯電話機1に電話機能に関連する付
加機能や電話機能以外の機能を持たせるための1以上の
プログラムを含む。電話機能に関連する付加機能を持た
せるためのプログラムとしては、電話帳機能を実現する
プログラム、短縮ダイヤル機能を実現するプログラム等
がある。また、電話機能以外の機能を実現するプログラ
ムとしては、ブラウザ機能を実現するプログラム、電子
メール機能を実現するプログラム、テレビゲーム機能を
実現するプログラム、電子手帳機能を実現するプログラ
ム、パソコン機能を実現するプログラム等がある。記憶
されるデータは、電話帳、発信履歴、着信履歴等のデー
タである。
【0030】RAM23は、制御部21の制御に際して
一時的に保持するデータの記憶用に使用される。無線部
24は、アンテナ17を介して基地局と無線信号を送受
信する部分である。この無線部24は、本携帯電話機1
を電話として使用する際に必要な基地局との間のダイヤ
ル信号等の制御データや送受話信号を無線電波に変換し
て送受信する機能と、電子メールの送受信やコンテンツ
の受信を例えばパケット通信で行うデータ通信機能とを
有している。
【0031】主操作部10は、図1に示した数字・記号
キー群12及びファンクションキー群13で構成され、
副操作部25は、図1に示した応答ボタン9及びRRス
イッチ16で構成される。
【0032】報知駆動部26は、着信があった旨を着信
ランプ18の点滅、サウンダー33の鳴動、バイブレー
タ34の振動の何れか1つ又はその組み合わせで利用者
に通知する部分である。何れの形態で報知を行うかは利
用者による事前の設定に従う。
【0033】開閉検知器36は、例えば上側筐体2の内
面の空き部分に埋め込まれたマグネットと、折り畳まれ
たときにマグネットに対向する下側筐体3に設けられた
磁力検知センサで構成され、上及び下側筐体2及び3が
折り畳まれた状態か否かの検知信号を出力する。マグネ
ット方式でなく、上及び下側筐体2及び3の何れか一方
の内面に、折り畳まれたときに他方の筐体で押下される
スイッチを用いた機械的なもの等、任意の構成とするこ
とができる。検知信号は、例えば折り畳まれているとき
は論理“1”、開いているときは論理“0”となる1ビ
ットで構成される。
【0034】受話用の駆動部27は、制御部21から送
出される受話信号を増幅して受話部7を駆動する。送話
用の駆動部29は、送話部11からの送話信号を増幅し
て制御部21へ出力する。
【0035】表示用の駆動部30は、制御部21から出
力される主表示部用の画像情報を受け取って内蔵の表示
メモリを更新し、この表示メモリから画像情報を読み出
して主表示部5に表示する。但し、開閉検知器36の検
知出力が携帯電話機1が折り畳まれていることを示す場
合、表示メモリの更新は続行するが、主表示部5は非表
示状態とする(消灯する)。従って、携帯電話機1が再
び開かれると、最新の画像情報が主表示部5に表示され
る。
【0036】表示用の副駆動部31は、制御部21から
出力される副表示部用の画像情報を受け取って内蔵の表
示メモリを更新し、この表示メモリから画像情報を読み
出して副表示部8に表示する。
【0037】次に本実施の形態にかかる携帯電話機1の
動作を説明する。
【0038】電源が投入された直後においては、携帯電
話機1は待ち受け状態に遷移している。待ち受け状態で
は、制御部21は、主駆動部30を通じて主表示部5に
主表示部用の待ち受け画面を表示すると共に副駆動部3
1を通じて副表示部8に副表示部用の待ち受け画面を表
示し、イベントの発生を監視している。主及び副表示部
用の待ち受け画面には、例えば現在日時及び時刻、電池
レベル等を表示する。主及び副表示部に同じ情報を表示
するのではなく、異なる情報を表示するようにしても良
い。監視するイベントの主なものは、主及び副操作部1
0及び25からの入力、基地局からの着信信号の受信な
どである。
【0039】何らかのイベントが発生した場合、発生し
たイベントに応じた状態へ遷移し、制御部21の制御の
下で必要な処理が行われた後、再び待ち受け状態へ戻
る。以下、代表的な動作例について説明する。
【0040】(1)着信 着信があった際の制御部21の処理例を図3に示す。ア
ンテナ17を通じて基地局から発信者電話番号を含む自
携帯電話機1宛の着信信号が無線部24で受信される
と、制御部21は、報知駆動部26を起動して着信ラン
プ18、サウンダー33、バイブレータ34によって着
信報知を行い(ステップS1)、主及び副駆動部30及
び31を通じて主及び副表示部5及び8の画面を待ち受
け画面から着信時画面に更新する(ステップS2)。着
信時画面では、例えば発信者電話番号が表示される。次
に制御部21は、携帯電話機1の利用者が応答したか否
か、利用者が応答せず発信者側が切断してしまったか否
かを監視する(ステップS3、S4)。本携帯電話機1
では、利用者は、応答ボタン9またはRPスイッチ16
のプッシュ、開始キー14のプッシュの何れかによって
応答することができる。なお、エニーアンサー機能を持
つ携帯電話機では、その他の任意のキーによる応答が可
能である。
【0041】利用者が応答した場合(ステップS3でY
ES)、制御部21は着信報知を停止させ(ステップS
5)、通話制御を実施することにより発信者との通話を
可能にする(ステップS6)。そして、通話が終了する
と、EEPROM22の着信履歴領域に、今回の発信者
電話番号を記録し(ステップS7)、待ち受け状態へ戻
る。他方、利用者が応答せずに相手が回線を切断した場
合(ステップS4でYES)、制御部21は、今回の発
信者電話番号をEEPROM22の着信履歴領域に「不
在」の印を付けて記録し(ステップS7)、待ち受け状
態へ戻る。
【0042】ステップS6の通話制御では、制御部21
は、無線部24で受信される発信者の音声信号を受話用
の駆動部27に送出し、また送話用の駆動部29から入
力される音声信号を無線部24に出力することで、発信
者との通話を可能にしている。また、終話したか否かを
発信者側からの回線断、着信者側の入力操作によって監
視し、終話した場合、通話制御を終了する。本携帯電話
機1では、利用者は、応答ボタン9またはRPスイッチ
16のダブルプッシュ、終了キー15のプッシュの何れ
かによって終話することができる。ここで、ダブルプッ
シュとは、短時間の間にプッシュを2回行う操作を意味
する。また、制御部21は、通話制御中、主及び副表示
部5及び8の画面に通話時間などの情報を適宜表示する
制御を実施する。
【0043】図4に、待ち受け状態で着信があった際の
副表示部8の画面の遷移と利用者の操作例を示す。この
例では副表示部8が3行分の表示エリアを有するものと
している。以下、図4を参照して、携帯電話機1を折り
畳んだ状態で利用者が応答、通話、終話する際の動作を
説明する。
【0044】待ち受け状態において、副表示部8には、
1行目に電池レベル及び無線レベルが、2行目に現在日
時と曜日がそれぞれ表示されている。着信があると、着
信時画面に切り替わり、発信者電話番号が3行目に表示
される。利用者は着信報知で着信があったことを認識で
き、この発信者電話番号で発信者を認識できる。利用者
が応答ボタン9をプッシュするか、またはRPスイッチ
16をプッシュして応答すると、通話状態となり、受話
部7を耳に当て、送話部11を口元に近付けることで通
話が行える。このとき、副表示部8の2行目は通話時間
に切り替わっており、時々刻々と通話時間がカウント表
示される。なお、携帯電話機1が折り畳まれているの
で、表示用の主駆動部30は主表示部5を消灯してい
る。終話する際、利用者は応答ボタン9をダブルプッシ
ュするか、またはRPスイッチ16をダブルプッシュす
る。終話すると、副表示部8は待ち受け画面に戻る。こ
のように本携帯電話機1では、着信があった場合、着信
携帯電話機1を折り畳んだ状態のまま一度も開くことな
く、応答、通話、終話することができる。
【0045】図4で示したような画面の遷移と同様な遷
移は主表示部5でも実施されているため、携帯電話機1
を開けた状態で着信があった場合、主表示部5で発信先
相手の電話番号を確認することができる。そして、利用
者が応答ボタン9またはRPスイッチ16をプッシュす
るか、開始キー14をプッシュして応答すると、通話状
態となり、携帯電話機1を折り畳んで受話部7を耳に当
て、送話部11を口元に近付ければ通話が行える。
【0046】(2)発信 本携帯電話機1には、副操作部25の操作により、EE
PROM22に記憶された発信先相手情報を主及び副表
示部5及び8に順次表示させてその何れか1つを選択
し、この選択した発信先相手に対して発信することがで
きる機能が備えられている。この機能を副操作部起動式
発信機能と呼ぶ。ここで、EEPROM22に記憶され
た発信先相手情報として、本例では着信履歴、発信履
歴、電話帳の3つのうち、事前に利用者が選択したもの
を使用する。この選択はメニューキーによって主表示部
5に発信先相手情報選択画面を呼び出し、着信履歴、発
信履歴、電話帳の中から1つを選択することで行える。
【0047】図5に副操作部起動式発信機能にかかる制
御部21の処理例を示す。待ち受け状態において、利用
者がRPスイッチ16をプッシュすると、制御部21は
副操作部起動式発信機能が起動されたものと認識し、図
5に示す処理を開始する。先ず、着信履歴、発信履歴、
電話帳の3つの発信先相手情報のうちの事前に設定され
た発信先相手情報に登録された3件分の情報を主及び副
表示部5及び8に表示し、その中央の1つを選択中を示
す反転表示とする(ステップS11)。ここで、表示す
る情報は、電話帳の場合には電話番号に対応して登録さ
れた相手名称、着信履歴及び発信履歴の場合には電話番
号である。次に制御部21は、利用者の入力を待ち合わ
せ(ステップS12)、次の入力がスクロール指示であ
った場合、その指示方向に従って表示する3件分の情報
のスクロールを行い、新たに中央に表示されることにな
った1つを選択中を示す反転表示とする(ステップS1
3)。スクロールの指示は、RPスイッチ16の回転に
よって入力でき、また開いているときは主操作部10に
おけるスクロール用のファンクションキーでも行える。
【0048】次の利用者の入力が終了指示であった場合
は、制御部21は副操作部起動式発信機能を停止し、待
ち受け状態に戻る。副操作部起動式発信機能の起動中に
おける終了指示は、本携帯電話機1ではRPスイッチ1
6または応答ボタン9のダブルプッシュで行え、また開
いているときは主操作部10における終了キー15でも
行える。
【0049】他方、利用者からの次の入力が発信指示で
あった場合、制御部21は、現に反転表示されている中
央の情報が選択されたものと判断し、選択された相手の
電話番号を無線部24を通じて基地局へ送信することで
発信処理を行う(ステップS14)。発信の指示は、R
Pスイッチ16または応答ボタン9のプッシュで行え、
また開いているときは主操作部10の開始キー14のプ
ッシュでも行える。
【0050】次に制御部21は発信先が話中か否かを無
線部24を通じて基地局から受信する信号によって判定
し(ステップS15)、話中でなく相手が応答すれば、
通話制御を実施することにより発信先との通話を可能に
する(ステップS16)。この通話制御は図3のステッ
プS6と同様に無線部24で受信される相手の音声信号
を受話用の駆動部27に送出し、また送話用の駆動部2
9から入力される音声信号を無線部24に出力すること
で、相手との通話を可能にする。また、終話したか否か
を相手からの回線断、本携帯電話機1の入力操作によっ
て監視し、終話した場合、通話制御を終了する。本携帯
電話機1では、利用者は、応答ボタン9またはRPスイ
ッチ16のダブルプッシュ、終了キー15のプッシュの
何れかによって終話することができる。そして、通話が
終了すると、EEPROM22の発信履歴領域に、今回
の発信先相手の電話番号を記録し(ステップS17)、
待ち受け状態へ戻る。他方、利用者が話中であった場合
(ステップS15でYES)、制御部21は、今回の発
信先相手の電話番号をEEPROM22の発信履歴領域
に「不在」の印を付けて記録し(ステップS17)、待
ち受け状態へ戻る。
【0051】図6に、副操作部起動式発信機能を使って
発信を行った際の副表示部8の画面の遷移と利用者の操
作例を示す。この例では副表示部8が3行分の表示エリ
アを有するものとしている。以下、図6を参照して、携
帯電話機1を折り畳んだ状態で利用者が発信、通話、終
話する際の動作を説明する。
【0052】待ち受け状態において、副表示部8には、
1行目に電池レベル及び無線レベルが、2行目に現在日
時と曜日がそれぞれ表示されている。RPスイッチ16
のプッシュ操作によって副操作部起動式発信機能が起動
されると、発信履歴、着信履歴および電話帳の3つの発
信先相手情報のうち事前に設定された発信先相手情報に
登録された3件分の情報が副表示部8に表示される。図
6の例は電話帳の場合を示し、中央の×××商店が反転
表示されている。この状態でRPスイッチ16を手前方
向に回転させると、3件分の情報が手前側に1件分ずつ
スクロールされ、新たに中央に位置する□□□会社が反
転表示される。因みに、RPスイッチ16を反対方向に
回転させると3件分の情報が反対側に1件分ずつスクロ
ールされ、新たに中央に位置する○○○会社が反転表示
される。
【0053】□□□会社の情報が反転表示されている状
態で、RPスイッチ16または応答ボタン9がプッシュ
されると、発信処理が行われ、□□□会社に対応して電
話帳に登録されている電話番号を用いて発信が行われ
る。そして、相手が応答し通話状態になると、受話部7
を耳に当て、送話部11を口元に近付けることで通話が
行える。このとき、副表示部8の1行目は電池レベル及
び無線レベルに、2行目は通話時間に、3行目は発信し
た電話番号にそれぞれ切り替わっており、時々刻々と通
話時間がカウント表示される。なお、携帯電話機1が折
り畳まれているので、表示用の主駆動部30は主表示部
5を消灯している。利用者が終話するために応答ボタン
9をダブルプッシュするか、またはRPスイッチ16を
ダブルプッシュすると、副表示部8は待ち受け画面に戻
る。このように本携帯電話機1では、携帯電話機1を折
り畳んだ状態のまま一度も開くことなく、発信、通話、
終話することができる。
【0054】副操作部起動式発信機能では、図6で示し
たような画面の遷移と同様な遷移は主表示部5でも実施
されているため、携帯電話機1を開けた状態でも前述と
同様の操作で発信、通話、終話することができる。但
し、通話時には携帯電話機1を折り畳む必要がある。そ
の他、折り畳んだ状態で発信、通話し、開いて終話する
利用形態や、開いた状態で発信し、折り畳んで通話、終
話する利用形態など各種の利用形態が可能である。
【0055】本携帯電話機1は、副操作部起動式発信機
能以外に、既存の折り畳み型携帯電話機と同様な発信操
作でも発信が行える。即ち、携帯電話機1を開いて、数
字・記号キー群12によるダイヤル番号入力と開始キー
14のプッシュによって任意の相手への発信が可能であ
り、また、ファンクションキー群13の操作によって、
電話帳、着信履歴、発信履歴の何れかを主表示部5に呼
出し、画面のスクロール、該当する相手の選択、開始キ
ー14のプッシュによって、事前に登録された任意の相
手への発信も可能である。但し、通話時には携帯電話機
1を折り畳む必要がある。
【0056】(3)電話機能に関連する付加機能 本携帯電話機1では、既存の折り畳み型携帯電話機と同
じ方法で、電話機能に関連する付加機能を利用すること
ができる。例えば、付加機能の1つとして電話帳登録機
能を例にすると、携帯電話機1を開き、ファンクション
キー群13の操作で電話帳登録機能プログラムを起動す
ると、主表示部5に電話帳登録用画面が表示され、一連
の操作を行うことで相手名称、電話番号の対をEEPR
OM22の電話帳領域に登録することができる。その
他、短縮ダイヤル機能、着信報知形態の設定等、各種の
付加機能が利用可能である。これらの付加機能は、主表
示部5を出力インタフェースとして、主操作部10を入
力インタフェースとして利用することで、使い勝手の良
いユーザインタフェースを利用者に提供することができ
る。また、電話機能に関連する付加機能の起動中、RP
スイッチ16は例えば主表示部5の画面のスクロール用
に利用可能になっている。
【0057】(4)電話機能以外の機能 本携帯電話機1には、電話機能以外の機能として、ブラ
ウザ機能、電子メール機能、テレビゲーム機能、携帯テ
レビ機能、電子手帳機能、パソコン機能などの電話機能
以外の機能が搭載されており、これらの機能は、主表示
部5を出力インタフェースとして、主操作部10を入力
インタフェースとして利用者に提供される。例えば、i
モードを例に説明すると、携帯電話機1を開き、ファン
クションキー群13の操作でiモード機能プログラムを
起動すると、主表示部5にiモードメニューが表示さ
れ、その任意の項目を選択することで各種のサービスを
利用することができるようになっている。また、電話機
能以外の機能の起動中、RPスイッチ16は例えば主表
示部5の画面のスクロール用に利用可能になっている。
【0058】
【発明の他の実施の形態】前述した実施の形態では、下
側筐体3を上側筐体2より若干長尺にし、折り畳んだ状
態で上側筐体2で覆われない下側筐体3の内面部分に送
話部11を設けたが、折り畳んだ状態の正面図を示す図
7のように、上側筐体2の先端部分(ヒンジ4から遠い
側)に略U字状等の切り欠き部(孔を含む)41を設
け、折り畳まれた状態で切り欠き部41に対向する下側
筐体3の内面に送話部11を設けるようにしても良い。
この場合、下側筐体3は上側筐体2より長尺にしても良
いし、同じか若干短くすることも可能である。
【0059】また、閉じた状態の正面図を示す図8のよ
うに、上側筐体2の外面におけるヒンジ4から離れた箇
所に送話部11を設けるようにしても良い。
【0060】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明は以上の実施の形態にのみ限定されず、その
他各種の付加変更が可能である。例えば、副操作部25
をRPスイッチ16だけで構成したり、RPスイッチ1
6の代わりに幾つかの押しボタンを使ったり等、任意の
構成を採用することができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、以
下のような効果が得られる。
【0062】小型化を阻害することなしに表示部の面積
の拡大が可能である。その理由は、上側筐体の内面のほ
ぼ全体が表示面になっているからである。
【0063】着信時の操作性が向上する。その理由は、
副操作部を操作することで折り畳んだ状態で応答でき、
且つ折り畳んだまま通話できるため、従来の折り畳み型
携帯電話機のように一々開く必要がないためである。
【0064】事前に登録してある相手に対する発信時の
操作性が向上する。その理由は、副操作部を操作するこ
とにより、折り畳んだ状態で、内蔵記憶装置に記憶して
ある発信先相手情報の表示と選択、この選択した相手先
への発信指示が行え、且つ折り畳んだまま通話できるた
め、従来の折り畳み型携帯電話機のように一々開く必要
がないためである。現状の携帯電話機の利用状況を見る
と、ダイヤルキーで相手先を指定するより電話帳、発信
履歴、着信履歴に登録されている相手を指定して電話を
かける場合の方が圧倒的に多いため、殆どの場合、折り
畳んだ状態のままで利用できることになる。なお、ダイ
ヤルキーで相手先を指定する場合には、携帯電話機を開
いて主操作部からダイヤルし、閉じて通話することにな
り、従来の折り畳み型携帯電話機と比べて、閉じる操作
が1度介在するだけで、操作性はそれほど悪化すること
はない。
【0065】電話帳機能、短縮ダイヤル機能などの電話
機能に関連する付加機能を使い勝手の良いユーザインタ
フェースで利用者に提供できる。その理由は、サイズの
大きな主表示部、キーピッチの広い主操作部によるユー
ザインタフェースが利用できるからである。
【0066】ブラウザ機能、電子メール機能などの電話
機能以外の機能を使い勝手の良いユーザインタフェース
で利用者に提供できる。その理由は、サイズの大きな主
表示部、キーピッチの広い主操作部によるユーザインタ
フェースが利用できるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の携帯電話機の一実施の形態にかかる外
観図であり、(a)は折り畳んだ状態の外観斜視図、
(b)は折り畳んだ状態の左側面図、(c)は開いた状
態の外観斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかる携帯電話機の電
気的な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態にかかる携帯電話機に着
信があった際の制御部の処理例を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の一実施の形態にかかる携帯電話機にお
いて、待ち受け状態で着信があった際の副表示部の画面
の遷移と利用者の操作例を示す図である。
【図5】本発明の一実施の形態にかかる携帯電話機を有
する副操作部起動式発信機能にかかる制御部の処理例を
示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態にかかる携帯電話機を有
する副操作部起動式発信機能を使って発信を行った際の
副表示部の画面の遷移と利用者の操作例を示す図であ
る。
【図7】本発明の携帯電話機の別の実施の形態にかかる
折り畳んだ状態の正面図である。
【図8】本発明の携帯電話機の更に別の実施の形態にか
かる折り畳んだ状態の正面図である。
【図9】従来の折り畳み型携帯電話機における上側筐体
の内面の正面図である。
【符号の説明】
1…携帯電話機 2…上側筐体 3…下側筐体 4…ヒンジ 5…主表示部 7…受話部 8…副表示部 9…応答ボタン 10…主操作部 11…送話部 12…数字・記号キー群 13…ファンクションキー群 14…開始キー 15…終了キー 16…RPスイッチ 17…アンテナ 18…着信ランプ 21…制御部 22…EEPROM 23…RAM 24…無線部 25…副操作部 26…報知駆動部 27…駆動部 29…駆動部 30…主駆動部 31…副駆動部 33…サウンダー 34…バイブレータ 36…開閉検知器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上側筐体及び下側筐体をヒンジにより折
    り畳み自在に結合した折り畳み型携帯電話機であって、
    前記上側筐体の外面における前記ヒンジ近傍に受話部を
    備え、折り畳まれた状態で外部に露出する箇所であって
    前記ヒンジから離れた箇所に送話部を備え、前記上側筐
    体の内面のほぼ全体を表示面とした携帯電話機。
  2. 【請求項2】 上側筐体と下側筐体とがヒンジを介して
    折り畳み自在に結合されており、前記上側筐体は、折り
    畳んだ状態で前記下側筐体に対向する面である内面に該
    内面のほぼ全体を表示面とする表示部を備えると共に前
    記内面の反対面である外面における前記ヒンジの近傍に
    受話部を備え、前記下側筐体は、折り畳んだ状態で前記
    上側筐体に対向する面である内面に主操作部を備え、且
    つ、折り畳まれた状態で外部に露出する箇所であって前
    記ヒンジから離れた箇所に送話部を備え、且つ、折り畳
    んだ状態で外部から操作可能な任意の箇所に着信に対す
    る応答操作を行う副操作部を備えた携帯電話機。
  3. 【請求項3】 上側筐体と下側筐体とがヒンジを介して
    折り畳み自在に結合されており、前記上側筐体は、折り
    畳んだ状態で前記下側筐体に対向する面である内面に該
    内面のほぼ全体を表示面とする主表示部を備えると共に
    前記内面の反対面である外面に副表示部と前記ヒンジの
    近傍に配設された受話部を備え、前記下側筐体は、折り
    畳んだ状態で前記上側筐体に対向する面である内面に主
    操作部を備え、且つ、折り畳まれた状態で外部に露出す
    る箇所であって前記ヒンジから離れた箇所に送話部を備
    え、且つ、折り畳んだ状態で外部から操作可能な任意の
    箇所に、着信に対する応答操作、内蔵記憶装置に記憶さ
    れた発信先相手情報を前記副表示部に順次表示させてそ
    の何れか1つを選択する操作、選択した発信先相手に対
    する発信操作を行う副操作部を備えた携帯電話機。
  4. 【請求項4】 前記副操作部は前記下側筐体の側面に設
    けられたロータリースイッチを含んで構成され、前記ロ
    ータリースイッチは、開いた状態で前記主表示部に表示
    されるデータのスクロール操作用として使用される請求
    項2または3記載の携帯電話機。
  5. 【請求項5】 前記下側筐体が前記上側筐体より若干長
    尺に構成され、折り畳んだ状態で前記上側筐体に覆われ
    ない前記下側筐体の内面の前記ヒンジから離れた箇所に
    前記送話部を備える請求項1、2、3または4記載の携
    帯電話機。
  6. 【請求項6】 前記上側筐体の前記ヒンジから遠い端部
    に切り欠き部を備え、折り畳んだ状態で前記切り欠き部
    に対向する前記下側筐体の面に前記送話部を備える請求
    項1、2、3または4記載の携帯電話機。
  7. 【請求項7】 前記上側筐体の外面における前記ヒンジ
    から離れた箇所に前記送話部を備える請求項1、2、3
    または4記載の携帯電話機。
  8. 【請求項8】 音声通信としての電話機能以外に、電話
    機能に関連する付加機能を1以上備えた請求項1乃至7
    の何れか1項に記載の携帯電話機。
  9. 【請求項9】 音声通信としての電話機能以外に、電話
    機能以外の機能を1以上備えた請求項1乃至7の何れか
    1項に記載の携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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