JP2003083691A - 熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法 - Google Patents
熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法Info
- Publication number
- JP2003083691A JP2003083691A JP2001270618A JP2001270618A JP2003083691A JP 2003083691 A JP2003083691 A JP 2003083691A JP 2001270618 A JP2001270618 A JP 2001270618A JP 2001270618 A JP2001270618 A JP 2001270618A JP 2003083691 A JP2003083691 A JP 2003083691A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- corrugated
- edge
- corrugated fin
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F1/00—Tubular elements; Assemblies of tubular elements
- F28F1/10—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses
- F28F1/12—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element
- F28F1/126—Tubular elements and assemblies thereof with means for increasing heat-transfer area, e.g. with fins, with projections, with recesses the means being only outside the tubular element consisting of zig-zag shaped fins
- F28F1/128—Fins with openings, e.g. louvered fins
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geometry (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コルゲートフィンのルーバの傾斜方向を一方
向のみに形成すると共に、その形成に伴い、フィン全体
が平面扇状に湾曲変形することを防止する。 【解決手段】 コルゲートフィンの波の稜線方向の少な
くとも一方側の縁部に、連続的に折り曲げられて二重と
なる縁折り２を形成する。
向のみに形成すると共に、その形成に伴い、フィン全体
が平面扇状に湾曲変形することを防止する。 【解決手段】 コルゲートフィンの波の稜線方向の少な
くとも一方側の縁部に、連続的に折り曲げられて二重と
なる縁折り２を形成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数並列された偏
平チューブ間に挟持されて固定され、放熱面積を増大さ
せるコルゲートフィンに関し、特に一対の成形ロールに
よって多数のルーバが一方向のみに傾斜して切り起こし
形成される熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造
方法に関する。
平チューブ間に挟持されて固定され、放熱面積を増大さ
せるコルゲートフィンに関し、特に一対の成形ロールに
よって多数のルーバが一方向のみに傾斜して切り起こし
形成される熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造
方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱交換器の偏平チューブ間に配置される
コルゲートフィンは、一対のフィン成形ロールによって
波形に曲折形成されると共に、その波の頂部と谷部との
間に多数のルーバが切り起こし形成される。通常使用さ
れているコルゲートフィン８のルーバ１の横断面は、図
７の如く形成されている。即ち、幅方向中間に配置され
たリターンルーバ６の上流側に第１ルーバ群４が設けら
れ、下流側に第２ルーバ群５が設けられる。その第１ル
ーバ群４と第２ルーバ群５の各ルーバ１の傾斜方向は互
いに逆向きで、その傾斜角度αは同一である。
コルゲートフィンは、一対のフィン成形ロールによって
波形に曲折形成されると共に、その波の頂部と谷部との
間に多数のルーバが切り起こし形成される。通常使用さ
れているコルゲートフィン８のルーバ１の横断面は、図
７の如く形成されている。即ち、幅方向中間に配置され
たリターンルーバ６の上流側に第１ルーバ群４が設けら
れ、下流側に第２ルーバ群５が設けられる。その第１ル
ーバ群４と第２ルーバ群５の各ルーバ１の傾斜方向は互
いに逆向きで、その傾斜角度αは同一である。
【０００３】なお、コルゲートフィンにおいてリターン
ルーバ６を設けず、全てのルーバ１の傾き方向を一方の
みに形成したものも提案されている。本発明者の実験に
よれば、コルゲートフィン８の空気流通方向の幅Ｂが２
４ｍｍ以下の場合には、リターンルーバ６を設けず、略
全長に渡って同一方向に切り起こしたルーバ１を並列し
た方が、図７のように第１ルーバ群４と第２ルーバ群５
との切り起こし向きを変化させたものよりも放熱性が良
好であることが判った。
ルーバ６を設けず、全てのルーバ１の傾き方向を一方の
みに形成したものも提案されている。本発明者の実験に
よれば、コルゲートフィン８の空気流通方向の幅Ｂが２
４ｍｍ以下の場合には、リターンルーバ６を設けず、略
全長に渡って同一方向に切り起こしたルーバ１を並列し
た方が、図７のように第１ルーバ群４と第２ルーバ群５
との切り起こし向きを変化させたものよりも放熱性が良
好であることが判った。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図６（Ｃ）
の如くコルゲートフィン８のルーバ１を全て同一方向に
切り起こすように一対のフィン成形ロールで成形する
と、図６（Ｂ）の如く成形されたコルゲートフィン８は
全体として扇状に変形することが、本発明者の実験によ
り確かめられた。これはコルゲートフィン８の素材であ
る帯状金属板の板厚が０．２ｍｍ〜０．５ｍｍと極めて
薄いこと、およびルーバ１の切り起こし方向が一方向の
みであることの両者が相まって、図６（Ｂ）のような変
形をおこすものと推測される。
の如くコルゲートフィン８のルーバ１を全て同一方向に
切り起こすように一対のフィン成形ロールで成形する
と、図６（Ｂ）の如く成形されたコルゲートフィン８は
全体として扇状に変形することが、本発明者の実験によ
り確かめられた。これはコルゲートフィン８の素材であ
る帯状金属板の板厚が０．２ｍｍ〜０．５ｍｍと極めて
薄いこと、およびルーバ１の切り起こし方向が一方向の
みであることの両者が相まって、図６（Ｂ）のような変
形をおこすものと推測される。
【０００５】このように全体的に平面が湾曲すると、並
列された一対の真っ直ぐな偏平チューブ間にコルゲート
フィン８を整列して保持させることができない。そこで
本発明は、コルゲートフィン８のルーバ１を一方向のみ
に全て切り起こしつつ、コルゲートフィン８の全体的な
平面が直線状になるようにした組立性の良い熱交換器用
コルゲートフィンおよびその製造方法を提供することを
課題とする。
列された一対の真っ直ぐな偏平チューブ間にコルゲート
フィン８を整列して保持させることができない。そこで
本発明は、コルゲートフィン８のルーバ１を一方向のみ
に全て切り起こしつつ、コルゲートフィン８の全体的な
平面が直線状になるようにした組立性の良い熱交換器用
コルゲートフィンおよびその製造方法を提供することを
課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、帯状金属板が一対のフィン成形ロール間で波形に曲
折され、その際にその波の頂部と谷部との間に多数のル
ーバが切り起こされる熱交換器用コルゲートフィンにお
いて、前記波の頂部と谷部との間に切り起こし形成され
た多数のルーバ(1) は、フィンの全幅に渡って一方向に
のみ傾斜して形成され且つ、その一方向にのみ傾斜して
切り起こされることに基づき、フィン成形の際にその送
り方向に対してフィン全体が平面扇状に湾曲変形するこ
とを防止するため、そのフィンの前記波の稜線方向の少
なくとも一方側の縁部が、連続的に折り曲げられて二重
となる縁折り(2) が形成されたことを特徴とする熱交換
器用コルゲートフィン。
は、帯状金属板が一対のフィン成形ロール間で波形に曲
折され、その際にその波の頂部と谷部との間に多数のル
ーバが切り起こされる熱交換器用コルゲートフィンにお
いて、前記波の頂部と谷部との間に切り起こし形成され
た多数のルーバ(1) は、フィンの全幅に渡って一方向に
のみ傾斜して形成され且つ、その一方向にのみ傾斜して
切り起こされることに基づき、フィン成形の際にその送
り方向に対してフィン全体が平面扇状に湾曲変形するこ
とを防止するため、そのフィンの前記波の稜線方向の少
なくとも一方側の縁部が、連続的に折り曲げられて二重
となる縁折り(2) が形成されたことを特徴とする熱交換
器用コルゲートフィン。
【０００７】請求項２に記載の本発明は、請求項１にお
いて、フィンの前記波の稜線方向の両縁部に一対の縁折
り(2) (3) が、形成されたことを特徴とする熱交換器用
コルゲートフィンである。請求項３に記載の本発明は、
請求項１において、前記縁折りがない状態で、コルゲー
トフィンを成形したとき、送り方向に対してフィン全体
が平面扇状に湾曲変形する場合において、その扇状の凸
側の縁部に縁折り(2) が形成された熱交換器用コルゲー
トフィンである。請求項４に記載の本発明は、請求項２
において、前記縁折りがない状態で、コルゲートフィン
を成形したとき、送り方向に対してフィン全体が平面扇
状に湾曲変形する場合において、その扇状の凸側の縁部
の縁折り(2) の幅を、凹側の縁折り(3) より広く形成し
た熱交換器用コルゲートフィンである。
いて、フィンの前記波の稜線方向の両縁部に一対の縁折
り(2) (3) が、形成されたことを特徴とする熱交換器用
コルゲートフィンである。請求項３に記載の本発明は、
請求項１において、前記縁折りがない状態で、コルゲー
トフィンを成形したとき、送り方向に対してフィン全体
が平面扇状に湾曲変形する場合において、その扇状の凸
側の縁部に縁折り(2) が形成された熱交換器用コルゲー
トフィンである。請求項４に記載の本発明は、請求項２
において、前記縁折りがない状態で、コルゲートフィン
を成形したとき、送り方向に対してフィン全体が平面扇
状に湾曲変形する場合において、その扇状の凸側の縁部
の縁折り(2) の幅を、凹側の縁折り(3) より広く形成し
た熱交換器用コルゲートフィンである。
【０００８】請求項５に記載の本発明は、請求項１〜請
求項４に記載の熱交換器用コルゲートフィンを製造する
方法において、帯状金属板(7) の幅方向の縁部を連続的
に折り曲げて、そこに二重となる縁折り(2) を形成する
工程と、ついで、その帯状金属板(7) を一対のフィン成
形ロール間で波形に曲折すると共に、多数のルーバ(1)
を一方向にのみ傾斜して切り起こし形成する工程と、を
具備することを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン
の製造方法である。
求項４に記載の熱交換器用コルゲートフィンを製造する
方法において、帯状金属板(7) の幅方向の縁部を連続的
に折り曲げて、そこに二重となる縁折り(2) を形成する
工程と、ついで、その帯状金属板(7) を一対のフィン成
形ロール間で波形に曲折すると共に、多数のルーバ(1)
を一方向にのみ傾斜して切り起こし形成する工程と、を
具備することを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン
の製造方法である。
【０００９】
【発明の実施の形態】図１は本発明のコルゲートフィン
の製造方法の第１工程を示し、図２はその第２工程を示
し、図３は図２の III− III矢視断面略図である。この
コルゲートフィン８は、次の工程により制作される。先
ず、厚さ0.2 mm〜0.5 mm程の極めて薄い、銅板、アルミ
ニューム板等の帯状金属板７の幅方向の両縁部を折り曲
げて、縁折り２，縁折り３をその帯状金属板７の長手方
向に平行に形成する。次いで、図示しない一対の成形ロ
ール間に縁折り後の帯状金属板７を供給し、図２及び図
３に示すコルゲートフィン８を得る。
の製造方法の第１工程を示し、図２はその第２工程を示
し、図３は図２の III− III矢視断面略図である。この
コルゲートフィン８は、次の工程により制作される。先
ず、厚さ0.2 mm〜0.5 mm程の極めて薄い、銅板、アルミ
ニューム板等の帯状金属板７の幅方向の両縁部を折り曲
げて、縁折り２，縁折り３をその帯状金属板７の長手方
向に平行に形成する。次いで、図示しない一対の成形ロ
ール間に縁折り後の帯状金属板７を供給し、図２及び図
３に示すコルゲートフィン８を得る。
【００１０】一対の成形ロールは、夫々多数の薄い歯車
状の成形刃を軸方向に重ねたものからなる。夫々の成形
刃はその先端部に多数の歯形が周方向に並列形成され、
各歯形の横断面の先端は一方側のみに傾斜した山形を有
する。そして、このような上下一対の成形ロールが互い
に歯合して、帯状金属板７を波形に曲折すると共に、多
数のルーバ１を切り起こし形成するものである。図２及
び図３に示すものは、その成形ロールの全ての歯形の切
り起こし方向が同一方向に向けられたものである。この
場合コルゲートフィン８の幅方向の両縁には、夫々縁折
り２，縁折り３が予め形成されているから、その剛性の
ためコルゲートフィン８の成形時に図６（Ｂ）に示すよ
うな変形はおこらない。
状の成形刃を軸方向に重ねたものからなる。夫々の成形
刃はその先端部に多数の歯形が周方向に並列形成され、
各歯形の横断面の先端は一方側のみに傾斜した山形を有
する。そして、このような上下一対の成形ロールが互い
に歯合して、帯状金属板７を波形に曲折すると共に、多
数のルーバ１を切り起こし形成するものである。図２及
び図３に示すものは、その成形ロールの全ての歯形の切
り起こし方向が同一方向に向けられたものである。この
場合コルゲートフィン８の幅方向の両縁には、夫々縁折
り２，縁折り３が予め形成されているから、その剛性の
ためコルゲートフィン８の成形時に図６（Ｂ）に示すよ
うな変形はおこらない。
【００１１】次に、図４は本発明の他の実施の形態を示
し、この例が図３のそれと異なる点は、帯状金属板７の
一方の縁部のみに縁折り２を形成し、次いで一対のフィ
ン成形ロールにより多数のルーバ１を切り起こし、その
ルーバ１の開口を縁折り２側に向けたものである。この
場合にも縁折り２の存在によりフィンの剛性が強くな
り、コルゲートフィン８の成形後に図６（Ｂ）のように
変形することを防止できる。次に、図５は図４のそれと
は反対側の縁部に縁折り３を形成した例である。この場
合にも、その縁折り３の存在によりフィンの全体の剛性
が高まり、コルゲートフィン８の成形後に全体として変
形することを可及的に防止できる。
し、この例が図３のそれと異なる点は、帯状金属板７の
一方の縁部のみに縁折り２を形成し、次いで一対のフィ
ン成形ロールにより多数のルーバ１を切り起こし、その
ルーバ１の開口を縁折り２側に向けたものである。この
場合にも縁折り２の存在によりフィンの剛性が強くな
り、コルゲートフィン８の成形後に図６（Ｂ）のように
変形することを防止できる。次に、図５は図４のそれと
は反対側の縁部に縁折り３を形成した例である。この場
合にも、その縁折り３の存在によりフィンの全体の剛性
が高まり、コルゲートフィン８の成形後に全体として変
形することを可及的に防止できる。
【００１２】
【発明の作用・効果】請求項１に記載の本発明は、一対
のフィン成形ロール間で曲折されるコルゲートフィンに
おいて、多数のルーバ１がフィンの全幅に渡って一方向
のみに傾斜して形成され且つ、その一方向のみに傾斜し
て切り起こされることに基づきフィン成形の際にその送
り方向に対してフィン全体が平面扇状に湾曲変形するこ
とを防止するため、そのフィンの波の稜線方向の少なく
とも一方側の縁部が、連続的に折り曲げ形成されて二重
となる縁折り２が形成されたものである。それ故、成形
後にフィン全体が平面扇状に湾曲変形することを防止し
た組立て易いコルゲートフィンを提供できる。
のフィン成形ロール間で曲折されるコルゲートフィンに
おいて、多数のルーバ１がフィンの全幅に渡って一方向
のみに傾斜して形成され且つ、その一方向のみに傾斜し
て切り起こされることに基づきフィン成形の際にその送
り方向に対してフィン全体が平面扇状に湾曲変形するこ
とを防止するため、そのフィンの波の稜線方向の少なく
とも一方側の縁部が、連続的に折り曲げ形成されて二重
となる縁折り２が形成されたものである。それ故、成形
後にフィン全体が平面扇状に湾曲変形することを防止し
た組立て易いコルゲートフィンを提供できる。
【００１３】請求項２に記載の本発明によれば、フィン
の波の稜線方向の両縁部に一対の縁折り２，３が形成さ
れたから、剛性を増してフィン全体が平面扇状に湾曲変
形することを確実に防止し得る。請求項３に記載の本発
明によれば、一対の成形ロールでコルゲートフィンを作
る際、湾曲変形しそうな凸側の縁部に縁折り２が形成さ
れたものであるから、より有効にその変形を防止でき
る。請求項４に記載の本発明によれば、湾曲変形しそう
な扇状の凸側の縁部に設ける縁折り２の幅を、凹側の縁
折り３より広く形成したから、さらに有効にフィン全体
の湾曲変形を防止できる。
の波の稜線方向の両縁部に一対の縁折り２，３が形成さ
れたから、剛性を増してフィン全体が平面扇状に湾曲変
形することを確実に防止し得る。請求項３に記載の本発
明によれば、一対の成形ロールでコルゲートフィンを作
る際、湾曲変形しそうな凸側の縁部に縁折り２が形成さ
れたものであるから、より有効にその変形を防止でき
る。請求項４に記載の本発明によれば、湾曲変形しそう
な扇状の凸側の縁部に設ける縁折り２の幅を、凹側の縁
折り３より広く形成したから、さらに有効にフィン全体
の湾曲変形を防止できる。
【００１４】請求項５に記載の本発明は、先ず、帯状金
属板７の幅方向の縁部に縁折り２を形成し、次いでそれ
を一対のフィン成形ロール間に供給して波形に曲折形成
すると共に、多数のルーバ１をフィンの全幅方向に渡っ
て一方向のみに傾斜して切り起こし形成したものであ
る。このような工程をとることにより、一方向にのみル
ーバが切り起こし形成されたコルゲートフィンにおい
て、それに基づくフィン全体の湾曲変形を容易に且つ確
実に防止できる。
属板７の幅方向の縁部に縁折り２を形成し、次いでそれ
を一対のフィン成形ロール間に供給して波形に曲折形成
すると共に、多数のルーバ１をフィンの全幅方向に渡っ
て一方向のみに傾斜して切り起こし形成したものであ
る。このような工程をとることにより、一方向にのみル
ーバが切り起こし形成されたコルゲートフィンにおい
て、それに基づくフィン全体の湾曲変形を容易に且つ確
実に防止できる。
【図１】本発明のコルゲートフィンの製造方法の第１工
程を示す斜視説明図。
程を示す斜視説明図。
【図２】同コルゲートフィンの製造方法の第２工程を示
す斜視説明図。
す斜視説明図。
【図３】本発明の熱交換器用コルゲートフィンの第１の
実施の形態を示す要部横断面略図であって、図２の III
− III矢視断面略図。
実施の形態を示す要部横断面略図であって、図２の III
− III矢視断面略図。
【図４】本発明の熱交換器用コルゲートフィンの第２の
実施の形態を示す要部横断面略図。
実施の形態を示す要部横断面略図。
【図５】本発明の熱交換器用コルゲートフィンの第３の
実施の形態を示す要部横断面略図。
実施の形態を示す要部横断面略図。
【図６】帯状金属板７にルーバ１を一方向にのみ形成し
た場合のフィンの出来上がり状態を示す説明図であっ
て、（Ａ）は（Ｂ）のＡ−Ａ矢視図、（Ｂ）はコルゲー
トフィン８の平面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ−Ｃ断面略
図。
た場合のフィンの出来上がり状態を示す説明図であっ
て、（Ａ）は（Ｂ）のＡ−Ａ矢視図、（Ｂ）はコルゲー
トフィン８の平面図、（Ｃ）は（Ｂ）のＣ−Ｃ断面略
図。
【図７】従来型熱交換器用コルゲートフィンの要部断面
説明図。
説明図。
１ ルーバ
２ 縁折り
３ 縁折り
４ 第１ルーバ群
５ 第２ルーバ群
６ リターンルーバ
７ 帯状金属板
８ コルゲートフィン
９ 空気流
Claims (5)
- 【請求項１】 帯状金属板が一対のフィン成形ロール間
で波形に曲折され、その際にその波の頂部と谷部との間
に多数のルーバが切り起こされる熱交換器用コルゲート
フィンにおいて、 前記波の頂部と谷部との間に切り起こし形成された多数
のルーバ(1) は、フィンの全幅に渡って一方向にのみ傾
斜して形成され且つ、 その一方向にのみ傾斜して切り起こされることに基づ
き、フィン成形の際にその送り方向に対してフィン全体
が平面扇状に湾曲変形することを防止するため、そのフ
ィンの前記波の稜線方向の少なくとも一方側の縁部が、
連続的に折り曲げられて二重となる縁折り(2) が形成さ
れたことを特徴とする熱交換器用コルゲートフィン。 - 【請求項２】 請求項１において、 フィンの前記波の稜線方向の両縁部に一対の縁折り(2)
(3) が、形成されたことを特徴とする熱交換器用コルゲ
ートフィン。 - 【請求項３】 請求項１において、 前記縁折りがない状態で、コルゲートフィンを成形した
とき、送り方向に対してフィン全体が平面扇状に湾曲変
形する場合において、 その扇状の凸側の縁部に縁折り(2) が形成された熱交換
器用コルゲートフィン。 - 【請求項４】 請求項２において、 前記縁折りがない状態で、コルゲートフィンを成形した
とき、送り方向に対してフィン全体が平面扇状に湾曲変
形する場合において、 その扇状の凸側の縁部の縁折り(2) の幅を、凹側の縁折
り(3) より広く形成した熱交換器用コルゲートフィン。 - 【請求項５】 請求項１〜請求項４に記載の熱交換器用
コルゲートフィンを製造する方法において、 帯状金属板(7) の幅方向の縁部を連続的に折り曲げて、
そこに二重となる縁折り(2) を形成する工程と、 ついで、その帯状金属板(7) を一対のフィン成形ロール
間で波形に曲折すると共に、多数のルーバ(1) を一方向
にのみ傾斜して切り起こし形成する工程と、 を具備することを特徴とする熱交換器用コルゲートフィ
ンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001270618A JP2003083691A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001270618A JP2003083691A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003083691A true JP2003083691A (ja) | 2003-03-19 |
Family
ID=19096247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001270618A Pending JP2003083691A (ja) | 2001-09-06 | 2001-09-06 | 熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003083691A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006162227A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換器用コルゲートフィン |
| JP2010118497A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | ルーバー付きフィンを備えた熱交換器 |
| FR2941040A1 (fr) * | 2009-01-15 | 2010-07-16 | Valeo Systemes Thermiques | Intercalaire d'echange de chaleur pour un dispositif d'echange de chaleur |
| JP2018009731A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 株式会社ティラド | 熱交換器のコア部構造 |
| CN109405621A (zh) * | 2018-08-30 | 2019-03-01 | 纳百川控股有限公司 | 水箱翅片 |
| US11327540B2 (en) * | 2014-02-18 | 2022-05-10 | Forced Physics Llc | Assembly and method for cooling |
-
2001
- 2001-09-06 JP JP2001270618A patent/JP2003083691A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006162227A (ja) * | 2004-12-10 | 2006-06-22 | Calsonic Kansei Corp | 熱交換器用コルゲートフィン |
| JP2010118497A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Furukawa-Sky Aluminum Corp | ルーバー付きフィンを備えた熱交換器 |
| FR2941040A1 (fr) * | 2009-01-15 | 2010-07-16 | Valeo Systemes Thermiques | Intercalaire d'echange de chaleur pour un dispositif d'echange de chaleur |
| EP2208955A1 (fr) | 2009-01-15 | 2010-07-21 | Valeo Systèmes Thermiques | Intercalaire d'échange de chaleur pour un dispositif d'échange de chaleur. |
| JP2010181140A (ja) * | 2009-01-15 | 2010-08-19 | Valeo Systemes Thermiques | 熱交換器用の熱交換インサート |
| US11327540B2 (en) * | 2014-02-18 | 2022-05-10 | Forced Physics Llc | Assembly and method for cooling |
| JP2018009731A (ja) * | 2016-07-13 | 2018-01-18 | 株式会社ティラド | 熱交換器のコア部構造 |
| CN109405621A (zh) * | 2018-08-30 | 2019-03-01 | 纳百川控股有限公司 | 水箱翅片 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3784735B2 (ja) | ルーバーフィン | |
| US8910703B2 (en) | Heat exchanger | |
| US4756362A (en) | Heat exchanger | |
| JP4482991B2 (ja) | 複式熱交換器 | |
| US20150096728A1 (en) | Corrugated fin and method for producing it | |
| US20080179048A1 (en) | Louver Fin and Corrugation Cutter | |
| JPH0459556B2 (ja) | ||
| JPS616588A (ja) | フインチユ−ブ式熱交換器 | |
| JP2003083691A (ja) | 熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法 | |
| JPH08313183A (ja) | 熱交換器、および熱交換器用コルゲートフィンの製造方法 | |
| JPH0780558A (ja) | コルゲートフィン用成形ローラ | |
| US20050167088A1 (en) | Fin array for heat transfer assemblies and method of making same | |
| EP2106520B1 (en) | Heat exchanger fin | |
| JP3766914B2 (ja) | 熱交換器用オフセットフィン | |
| JPH11159987A (ja) | 複合型熱交換器用コルゲートフィンおよびその製造方法 | |
| JPS6152592A (ja) | 熱交換器コア及びその製作方法 | |
| US8732952B2 (en) | Heat exchanger fin with ribbed hem | |
| JP4513207B2 (ja) | 空気熱交換器 | |
| JP2004025257A (ja) | 熱交換器用コルゲートフィンの製造装置 | |
| JP2003294383A (ja) | 熱交換器用フィンおよび熱交換器用フィン製造装置 | |
| JPH0719777A (ja) | 熱交換器用フィン | |
| JPS6229136Y2 (ja) | ||
| JP2015001307A (ja) | フィンチューブ熱交換器 | |
| JPS6122757B2 (ja) | ||
| US20030094267A1 (en) | Multi-edge folded louvered fin for heat exchanger |