JP2003081658A - 陰極線管用ファンネルガラス - Google Patents

陰極線管用ファンネルガラス

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Yoshiharu Miwa
義治 三和
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 破砕、洗浄した陰極線管用バルブのガラス片
を多量に含有する原料を用いても求められる特性を満足
する陰極線管用ファンネルガラスを提供することであ
る。 【構成】 本発明の陰極線管用ファンネルガラスは、質
量百分率で、SiO248〜62%、Al23 1.4
〜4.1%、PbO 5〜15%、MgO 0〜2%、
CaO 0.1〜4%、SrO 3〜8%、BaO 3
〜8%、ZnO0〜2%、Na2O 4〜9%、K2
4〜9%、ZrO2 0.3〜2%、TiO2 0〜1
%、CeO2 0〜1%、Sb23 0〜2%、Fe2
3 0.03〜1%、(SrO+BaO)/PbO
1.0〜3.2、Al23/PbO0.13〜0.4で
あり、0.6ÅにおけるX線吸収係数が40cm-1以上
であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管用ファンネル
ガラスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】陰極線管の外囲器は、映像が映し出され
るパネル部と、電子銃が装着される管状のネック部と、
パネル部とネック部を接続する漏斗状のファンネル部か
ら構成される。電子銃から出た電子線は、パネル部の内
面に設けられた蛍光体を発光させてパネル部に映像を映
し出すが、この時に制動X線が管内に発生し、これが外
囲器を通して管外に漏れると人体に悪影響を及ぼすた
め、この種の外囲器には高いX線吸収能を有することが
要求されている。
【0003】そのため、ファンネルガラスやネックガラ
スには、X線吸収能が高いPbOを15%以上含有させ
てX線吸収係数を40cm-1以上にした鉛ガラスが用い
られている。特にネックガラスの場合、肉厚が薄いた
め、より高いX線吸収係数が要求され、PbOを20%
以上含有させてX線吸収係数を80cm-1以上にした鉛
ガラスが用いられている。また、パネルガラスには、電
子線及びX線等によってガラスが着色しないことが厳し
く要求されるため、電子線及びX線による着色の原因と
なるPbOの代わりに、SrO及びBaOを含有させて
X線吸収係数を28cm-1以上にしたガラスが用いられ
ている。
【0004】これらのパネルガラスとファンネルガラス
は、通常、PbO系フリットにより接合される。また、
ファンネルガラスとネックガラスは、熔着により接合さ
れる。
【0005】ところで、近年、廃棄物の減量化、有害成
分による環境汚染の防止、資源の再利用化が強く求めら
れ、陰極線管バルブガラスのリサイクルが進んでいる。
具体的には、まず、陰極線管バルブガラスをパネルガラ
ス、ファンネルガラス及びネックガラスの各部材に分割
する。次に、各部材を薬液に浸漬し、蛍光体、カーボン
ダグ、フリット等を除去する。続いて、各部材ごとに破
砕し、洗浄したガラス片を各部材のガラス原料として使
用することでリサイクルしている。
【0006】このように各々のパーツ毎に完全に分別し
なければならない理由は、例えば、ファンネルガラスや
ネックガラスのようにPbOを含有するガラスがパネル
ガラスの原料に混入すると、これを用いて作製したパネ
ルガラスに電子線及びX線による着色が生じるためであ
る。
【0007】しかしながら、環境に与える影響から、埋
め立て廃棄される陰極線管バルブの量が減少し、リサイ
クルせざるを得ない陰極線管バルブの量が増加する中
で、泡、ブツ等のガラス欠陥の許容レベルが厳しいパネ
ルガラスに、破砕したパネルガラスのガラス片を原料と
して多量に使用することは困難となってきている。
【0008】そのため、消化しきれずに余ったパネルの
ガラス片をファンネルガラスの原料としてリサイクルす
ることが検討されつつある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パネル
ガラスは、ファンネルガラスよりもX線吸収係数が低い
ため、パネルのガラス片をファンネルガラスの原料に使
用することは、X線吸収係数が低下することになる。ま
た、その他の求められる特性も変化することになる。こ
れらの理由から、パネルのガラス片は使用されても少量
であり、増加する一方であった。
【0010】また、先述したように各部材ごとに完全に
分離することは、手間が掛かり、製品のコストアップに
なるという問題もあった。
【0011】本発明の目的は、陰極線管用バルブのガラ
ス片を多量に含有する原料を用いても求められる特性を
満足する陰極線管用ファンネルガラスを提供することで
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の陰極線管用ファ
ンネルガラスは、質量百分率で、SiO2 48〜62
%、Al23 1.4〜4.1%、PbO 5〜15
%、MgO 0〜2%、CaO 0.1〜4%、SrO
3〜8%、BaO 3〜8%、ZnO 0〜2%、N
2O 4〜9%、K2O 4〜9%、ZrO2 0.3
〜2%、TiO20〜1%、CeO2 0〜1%、Sb2
3 0〜2%、Fe23 0〜1%、(SrO+Ba
O)/PbO 1.0〜3.2、Al23/PbO
0.13〜0.40であり、0.6ÅにおけるX線吸収
係数が40cm-1以上であることを特徴とする。
【0013】
【作用】パネルのガラス片をファンネルガラス原料に多
く使用すると、PbO含有量が減少し、X線吸収係数が
低下するが、本発明の陰極線管用ファンネルガラスは、
SrOやBaOをそれぞれ3〜8%含有させ、(SrO
+BaO)/PbOの値を1.0〜3.2の範囲にする
ことでX線吸収係数を補正している。また、PbO含有
量の減少によってガラスの粘度が上昇するため、Al2
3/PbOの値を0.13〜0.40の範囲にするこ
とでガラスの粘度の上昇を抑えている。
【0014】また、本発明の陰極線管用ファンネルガラ
スは、質量百分率でPbOを5〜11%、SrOを3〜
8%、BaOを3〜8%含有しているため、0.6Åに
おけるX線吸収係数も40cm-1以上と高いものが得ら
れる。
【0015】また、ガラス原料中に、陰極線管バルブの
破砕ガラス片混合物を55質量%(好ましくは70%)
以上含有させることで、リサイクルせざるを得ない陰極
線管バルブを消化することができる。
【0016】尚、破砕ガラス片混合物の平均組成によっ
ては、原料バッチと混合することなく、そのままファン
ネルガラス用調合バッチとして使用することも可能であ
る。
【0017】本発明においてガラスの組成を先記のよう
に限定した理由は、次のとおりである。
【0018】SiO2は、ガラスのネットワークフォー
マーとなる成分である。その含有量が48〜62%のと
き、成型が容易になり、しかも、ネックガラスの熱膨張
係数との整合性が良くなる。好ましい範囲は49〜60
%である。
【0019】Al23もガラスのネットワークフォーマ
ーとなる成分である。その含有量が1.4〜4.1%の
とき、成型が容易になり、しかも、ネックガラスの熱膨
張係数との整合性が良くなる。好ましい範囲は1.5〜
4%である。
【0020】PbOは、ガラスのX線吸収係数を高める
成分である。その含有量が5〜15%のとき、十分なX
線吸収能力を得ることができ、しかも、成型に適した粘
度にすることができる。好ましい範囲は5.5%以上、
10%未満である。
【0021】MgOは、ガラスを熔融しやすくすると共
に、熱膨張係数と粘度を調整する成分である。その含有
量が2%以下のとき、ガラスが失透しにくく、液相温度
が低くなるため成型が容易となる。好ましくは1.9%
以下である。
【0022】CaOは、ガラスの熱膨張係数と粘度を調
整すると共に、ガラスの耐水性を向上させる成分であ
る。その含有量が0.1%より少ないと、耐水性が悪化
する。一方、含有量が多いとガラスが失透しやすくなる
傾向にあるが、含有量が4%以下であれば、ガラスを失
透させずに熔融することができる。好ましくは0.5〜
4%である。
【0023】SrOとBaOは、ガラスを熔融しやすく
すると共に、熱膨張係数と粘度を調整し、さらにX線吸
収能を高める成分である。その含有量がそれぞれ3%以
上であれば、陰極線管バルブガラスのガラス片の使用に
よって低下したX線吸収係数を高めることができる。一
方、含有量が多いとガラスが失透しやすくなる傾向にあ
るが、含有量がそれぞれ8%以下であれば、ガラスを失
透させずに熔融することができる。好ましくはそれぞれ
3.5〜8%である。
【0024】ZnOは、ガラスの耐水性を向上させる成
分である。その含有量が2%以下であれば、ガラスを失
透させずに熔融することができる。好ましくは0.1〜
1.5%である。
【0025】Na2OとK2Oは、熱膨張係数と粘度を調
整する成分である。その含有量がそれぞれ4〜9%のと
き、ネックガラスの熱膨張係数との整合性が良くなり、
しかも、成型に適した粘度にすることができる。好まし
い範囲はそれぞれ4〜8%である。
【0026】ZrO2は、ガラスのX線吸収係数を高め
る成分である。その含有量が0.3%より少ないと、X
線吸収係数を高める効果が小さい。一方、含有量が多い
とガラスが失透しやすくなる傾向にあるが、2%以下で
あれば、ガラスを失透させずに熔融することができる。
好ましくは0.4〜1.8%である。
【0027】TiO2は、ガラスの耐水性を向上させる
成分である。その含有量が1%以下であれば、ガラスを
失透させずに熔融することができる。好ましくは0.8
%以下である。
【0028】CeO2は、清澄剤として働く成分であ
る。その含有量が多くなると、ガラスが失透しやすくな
るが、1%までの添加であれば問題はない。好ましくは
0.8%以下である。
【0029】Sb23は、清澄剤として働く成分であ
る。Sb23が多くなると、ガラスが失透しやすくなる
が、2%までの添加であれば問題はない。好ましくは
0.05〜1%である。
【0030】Fe23は、溶融ガラスの赤外線透過率安
定させて、ガラスを溶融しやすくさせる成分である。一
方、含有量が多くなると溶融ガラスの赤外線透過率が低
下し大型溶融炉で溶融する際、ブツ等が発生しやすくな
る傾向にあるが、1%以下であれば、ブツ等を発生させ
ずに熔融することができる。好ましくは0.08〜0.
9%である。
【0031】陰極線管バルブのガラス片の使用によるX
線吸収係数の低下を防止するには、(SrO+BaO)
/PbOの値を1.0〜3.2の範囲に調整する必要が
ある。この値が1.0より小さいと、X線吸収係数が低
下する。また、この値が3.2より大きくなると、ガラ
スが失透しやすくなる。好ましい範囲は1.0〜2.9
である。
【0032】また、ガラスの粘度の上昇を抑えるには、
Al23/PbOの値を0.13〜0.40の範囲に調
整する必要がある。この値が0.13より小さいと熱膨
張係数が大きくなりネックガラスの熱膨張係数との整合
性が悪化する。また、この値が0.40より大きくなる
と、ガラスの粘度が上昇する。好ましい範囲は、0.1
5〜0.40である。
【0033】また、上記以外にも、不純物としてCo3
4、NiOをそれぞれ1%まで含有させても良い。
【0034】次に、陰極線管用ファンネルガラスの製造
方法について説明する。
【0035】まず、陰極線管バルブをパネル、ファンネ
ル、ネックの各部材ごとに完全に分離してピンやシャド
ウマスクを取り除く。次に、各材質ごとにガラスを1〜
10mmの大きさに破砕しガラス片を作製し、薬液処理
やブラスト処理を行ってガラスに付着している蛍光体や
カーボンダグを除去した後、ガラス片を洗浄する。続い
て、パネル、ファンネル、ネックの各ガラス片を40〜
70%、25〜50%、1〜10%の割合で混合するこ
とで、ガラス片混合物を得ることができる。
【0036】尚、陰極線管バルブを直接1〜10mmの
大きさに破砕し、蛍光体やカーボンダグを除去後、洗浄
してガラス片混合物を得ても良い。このようにすること
によって、陰極線管バルブを各部材ごとに完全に分離す
る手間が省け、コストを抑えることができる。
【0037】このようにして得たガラス片混合物をファ
ンネルガラスの原料と混合して上記組成となるように調
合バッチを作製し、この調合バッチを熔融炉で熔融し成
型することで本発明のファンネルガラスを得ることがで
きる。
【0038】
【実施例】以下、本発明の陰極線管用ファンネルガラス
を実施例に基づいて詳細に説明する。
【0039】表1は、破砕した陰極線管バルブのガラス
片混合物の平均組成を示すものである。
【0040】
【表1】
【0041】本発明の実施例(試料No.1〜5)と比
較例(試料No.6〜7)を表2及び3に示す。
【0042】
【表2】
【0043】
【表3】
【0044】表中の各試料は、次のようにして調製し
た。
【0045】まず、表1の平均組成を有する陰極線管の
破砕ガラス片混合物を用意し、表2及び表3に示す組成
になるように、試料No.1〜4、6及び7については
原料バッチと混合し、試料No.5についてはガラス片
混合物100%でファンネルガラス用調合バッチを作製
した。次に、白金製坩堝に調合したバッチを入れ、熔融
炉で1550℃、4時間の条件で調合バッチを熔融し
た。尚、均質なガラスを得るため、途中で白金攪拌棒を
使って3分間攪拌して脱泡を行った。その後、熔融ガラ
スを所定形状に成型した後、徐冷した。
【0046】こうして得られた各試料の熱膨張係数、徐
冷点、成型温度及びX線吸収係数を測定し表に示した。
【0047】熱膨張係数については、ディラトメーター
で30〜380℃における平均熱膨張係数を測定した。
また、徐冷点については、ASTM C336に基づい
て測定した。成型温度については、ガラスの粘度が10
4dPa・sに相当する温度を白金球引き上げ法により
測定した。
【0048】X線吸収係数は、ガラス組成と密度に基づ
いて、0.6オングストロームの波長に対する吸収係数
を計算して求めたものである。
【0049】表2から明らかなように実施例である試料
No.1〜5は、SrO、BaOの含有量がそれぞれ3
〜8%であり、(SrO+BaO)/PbOの値も1.
0〜3.2の範囲内であるため、X線吸収係数が47c
-1と高かった。また、Al 23/PbOの値が0.1
3〜0.40の範囲内であるため、徐冷点は500〜5
02℃で、成型温度は989〜992℃であった。ま
た、熱膨張係数は100〜101×10-7/℃であっ
た。
【0050】これに対し、比較例である試料No.6及
びNo.7は、X線吸収係数が39cm-1と低く、ま
た、徐冷点は506℃以上と高かった。
【0051】
【発明の効果】以上のように本発明の組成範囲となるよ
うに調整すれば、陰極線管バルブガラスを各材質に分別
することなく、多量にファンネルガラスの原料に使用し
ても、ファンネルガラスの特性を変化させることなく生
産することができるため、陰極線管用ファンネルガラス
として好適である。
フロントページの続き Fターム(参考) 4G062 AA03 BB01 CC01 DA05 DA06 DB03 DC01 DD01 DE01 DE02 DF03 DF04 EA01 EB03 EC03 ED01 ED02 ED03 EE02 EE03 EF03 EG03 FA01 FB01 FB02 FC02 FC03 FD01 FE01 FF01 FG01 FH01 FJ01 FK01 FL01 FL02 GA01 GA10 GB01 GC01 GD01 GE01 HH01 HH03 HH05 HH07 HH09 HH11 HH12 HH13 HH15 HH17 HH20 JJ01 JJ03 JJ04 JJ05 JJ07 JJ10 KK01 KK03 KK05 KK07 KK10 LA01 LA03 LA05 LA07 LA10 MM25 NN14 5C032 BB10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 質量百分率で、SiO2 48〜62
    %、Al23 1.4〜4.1%、PbO 5〜15
    %、MgO 0〜2%、CaO 0.1〜4%、SrO
    3〜8%、BaO 3〜8%、ZnO 0〜2%、N
    2O 4〜9%、K2O 4〜9%、ZrO2 0.3
    〜2%、TiO2 0〜1%、CeO2 0〜1%、Sb
    23 0〜2%、Fe23 0〜1%、(SrO+Ba
    O)/PbO 1.0〜3.2、Al23/PbO
    0.13〜0.40であり、0.6ÅにおけるX線吸収
    係数が40cm-1以上であることを特徴とする陰極線管
    用ファンネルガラス。
  2. 【請求項2】 陰極線管用バルブを構成するパネル、フ
    ァンネル及びネックのガラス片混合物を55質量%以上
    含有するガラス原料を用いて製造されてなることを特徴
    とする請求項1記載の陰極線管用ファンネルガラス。
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