JP2003081101A - ハンドホイール位置のロバスト決定 - Google Patents

ハンドホイール位置のロバスト決定

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JP2003081101A
JP2003081101A JP2002222802A JP2002222802A JP2003081101A JP 2003081101 A JP2003081101 A JP 2003081101A JP 2002222802 A JP2002222802 A JP 2002222802A JP 2002222802 A JP2002222802 A JP 2002222802A JP 2003081101 A JP2003081101 A JP 2003081101A
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handwheel
absolute
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motor
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JP2002222802A
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Aparna S Amberkar
アパーナ・エス・アムバーカー
Mark Philip Colosky
マーク・フィリップ・コロスキー
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D15/00Steering not otherwise provided for
    • B62D15/02Steering position indicators ; Steering position determination; Steering aids
    • B62D15/021Determination of steering angle
    • B62D15/0235Determination of steering angle by measuring or deriving directly at the electric power steering motor

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドホイール位置トラッキングのプロセス
を、ハンドホイール位置センサ故障に対して非常にロバ
ストであり、かつソフトウェアオーバヘッドの点からよ
り複雑でないものとする。 【解決手段】 電気パワーステアリングシステムのため
の絶対ハンドホイール位置トラッキングシステム10
は、ハンドホイールに応答するハンドホイール位置初期
化ファンクション12と、モータ位置センサに応答し、
かつアシストトルクに応答するモータ位置訂正およびス
ケーリングファンクション16と、アシストトルクに応
答し、かつハンドホイール位置初期化ファンクションに
応答するイネーブルファンクション14と、ハンドホイ
ール位置初期化ファンクション、モータ位置訂正および
スケーリングファンクションおよびイネーブルファンク
ションと通信する絶対ハンドホイール位置生成ファンク
ション18と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気パワーステ
アリングシステムの絶対ハンドホイール位置トラッキン
グシステムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】電気パワーステアリン
グ(「EPS」)システムでは、絶対ハンドホイール位
置を提供することが望ましい。この位置は、例えば、ハ
ンドホイールがステアリング入力に続いて中心に戻るよ
うにするために使用されてよい。中心に戻る効果は、従
来の手動式ステアリングシステムのポジティブキャスタ
によるセルフアライニングトルクをシミュレートし、車
両が運転手によってより快適に制御されるようにする。
中心を決定するために、絶対ハンドホイール位置情報が
使用される場合がある。一般に、絶対ハンドホイール位
置は、360ハンドホイール度以内の相対位置が取得さ
れる2つの位置信号を提供するデュアル三角波(dual t
riangular wave)(「DTW」)センサを使用すること
によって導出される。そして、この情報は、絶対ハンド
ホイール位置を決定する一般に複雑なアルゴリズムによ
って使用される。アルゴリズムのファンクションは、ハ
ンドホイールが目下配置されている回転オフセットまた
は「ターン」を提供することである。
【0003】このタスクを実行するために、一般的なア
ルゴリズムは、トルク信号と相対位置信号とを利用して
運転状態および車両ダイナミクスを推定し、ハンドホイ
ールに対し移動排除信号を生成するために所定移動距離
を移動することを要求し、および/またはマイクロプロ
セッサメモリから受取られる以前の位置信号を使用する
ことができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述したおよび他の特徴
を、ハンドホイールと、ハンドホイールに対して配置さ
れたアシストトルクを提供するアシストモータと、アシ
ストモータに応答するモータ位置センサと、を有する電
気パワーステアリングシステムのための絶対ハンドホイ
ール位置トラッキングシステムが、ハンドホイールに応
答するハンドホイール位置初期化ファンクションと、モ
ータ位置センサに応答し、かつアシストトルクに応答す
るモータ位置訂正およびスケーリングファンクション
と、アシストトルクに応答し、かつハンドホイール位置
初期化ファンクションに応答するイネーブルファンクシ
ョンと、ハンドホイール位置初期化ファンクション、モ
ータ位置訂正およびスケーリングファンクションおよび
イネーブルファンクションと通信する絶対ハンドホイー
ル位置生成ファンクションと、を有する、以下の図面お
よび説明によって例証する。
【0005】
【発明の実施の形態】電気パワーステアリング(「EP
S」)システムの絶対ハンドホイール位置トラッキング
システムは、ハンドホイール位置トラッキングのプロセ
スを、ハンドホイール位置センサ故障に対して非常にロ
バストであり、かつソフトウェアオーバヘッドの点から
より複雑でないものとする。さらに、トラッキングシス
テムの方法および装置は、多くの用途において直接的な
絶対ハンドホイール位置検出の代りに用いられてよい。
【0006】新たな方法は、ハンドホイール位置情報を
使用してモータ位置情報を較正または初期化し、その
後、最初の位置情報のソースとして対応するモータ位置
信号を使用する。モータ位置情報は、モータ通信用にか
かるセンサ信号を使用する多くのEPSシステム内です
でに利用可能である。
【0007】図1を参照すると、参照符号70は、概し
て自動車用のEPSシステムを示す。ステアリング機構
72は、ギアハウジング74の下に配置された歯付きラ
ック(図示せず)とピニオンギア(同様に図示せず)と
を有するラックピニオン型機構である。ステアリングホ
イール76は、上部ステアリングシャフト78に連結さ
れている。ステアリングホイール76が回転されると、
自在継手82を通して下部ステアリングシャフト80に
接続された上部ステアリングシャフト78が、ピニオン
ギアを回転する。ピニオンギアの回転により歯付きラッ
クが移動し、それによってタイロッド84(1つのみ示
す)が移動し、それによってステアリングナックル86
(1つのみ示す)が移動し、ホイール88(1つのみ示
す)が回転する。
【0008】コントローラ92と電気モータ94とを有
する、概して参照符号90で示すアシストユニットを通
して、EPSアシストトルクが提供される。モータ位置
通信センサ95は、モータ94の相対位置を測定する。
コントローラ92は、電源ライン98を通して車両電源
96によって電力が供給される。コントローラ92は、
信号ライン100において車両速度を示す信号を受信す
る。初期ハンドホイール位置は、ハンドホイール位置セ
ンサ102によって測定され、ライン104を通してコ
ントローラ92に供給される。位置センサ102は、光
符号化タイプのセンサか、可変抵抗タイプのセンサか、
またはハンドホイール位置センサ102のファンクショ
ンを実行するために適当な他のあらゆるタイプの位置セ
ンサであってよい。
【0009】ステアリングホイール76がターンされる
と、トルクセンサ103は、車両運転者によってステア
リングホイール76に与えられるトルクを検出する。ト
ルクセンサ103は、トーションバー(図示せず)と、
トーションバーにおけるねじれの量に関しライン106
を通してコントローラ92に可変抵抗信号を出力する可
変抵抗タイプのセンサ(同様に図示せず)と、を有して
よい。代替実施形態では、既知の信号処理技術と共に使
用される他の適当なトルク検出装置で十分である。
【0010】ライン100、104および106におけ
る入力に応じて、コントローラ92は、ライン108を
通して電気モータ94にコマンド信号を送信する。それ
によって、モータ94は、ウォーム107およびウォー
ムギア109を通してステアリングシステムにトルクア
シストを供給することにより、車両ステアリングシステ
ムに対し車両運転者が与えたステアリング力に加えてス
テアリングトルクアシストを提供する。
【0011】ここで図2を参照すると、図1のコントロ
ーラ92は、初期化状態62と動作状態66とを含む、
概して参照符号60で示す状態図を有するハンドホイー
ル位置初期化ファンクションを有する。初期化状態62
では、ハンドホイール位置初期化ファンクション(後述
する)は、ある期間に亙って複数のセンサ読取りを行う
ことによって受信センサ信号の妥当性を判断することに
より、測定されたハンドホイール位置を計算するため
に、ハンドホイール位置センサ信号の妥当性を判断す
る。
【0012】位置初期化ファンクションは、図3に関し
て後述するように、信号が所与の期間無効であると判断
した場合、初期化が失敗したことを示す信号を生成し、
初期化失敗状態64に入る。ハンドホイール位置初期化
ファンクションの現状態が初期化状態62かまたは初期
化失敗(「Failed Init」)状態64であ
り、位置ファンクションが、信号が所与の期間有効であ
ると判断した場合、ハンドホイール位置初期化ファンク
ションは、初期化の成功を示す信号を返し、動作状態6
6に入る。動作状態66では、ハンドホイール位置初期
化ファンクションは、動作がディスエーブルされ、測定
されたハンドホイール位置が使用されない動作ディスエ
ーブル状態68に入るまで、計算ファンクション(後述
する)を用いて測定されたハンドホイール位置を計算す
る。
【0013】このように、初期化状態62の動作中、ソ
フトウェアは、ハンドホイール位置信号が有効であるか
否かを判断することにより、絶対ハンドホイール位置の
計算を可能にし、システムタイマを初期化し、タイマ持
続時間に妥当性入力を監視し、それに応じて状態遷移ベ
クトルを更新し、状態関数論理(図3に関して後述す
る)を実行することで出力を設定することができる。
【0014】ハンドホイール位置初期化ファンクション
は、ハンドホイール位置信号が初期化中有効であったと
判断しなかった場合、FAILED INIT状態64
で動作する。適当な誤差フラグがセットされ、ソフトウ
ェアは、タイマファンクションを実行し妥当性入力を監
視することにより、初期化が成功するとそれに応じて遷
移ベクトルを更新し、状態関数論理を実行して出力を設
定する。
【0015】ハンドホイール位置初期化ファンクション
は、OPERATE状態66において、後述するように
ハンドホイール位置を計算するように動作する。ハンド
ホイール位置初期化ファンクションは、妥当性入力を監
視し続けることにより、それに応じて状態遷移ベクトル
を更新し、状態関数論理を実行して出力を設定する。ハ
ンドホイール位置初期化ファンクションは、信号が無効
となった時に動作ディスエーブル状態68に入り、タイ
マのチェックを開始する。
【0016】図3に示すように、ハンドホイール位置状
態論理関数を、概して参照符号270によって示す。状
態論理ユニット272は、有効なハンドホイールセンサ
信号を示す信号と、短時間タイマ274からの短時間タ
イマ値を示す信号と、長時間タイマ276からの長時間
タイマ値を示す信号と、を受信する。状態関数270
は、積分初期化フラグと、有効ハンドホイール位置初期
化フラグと、ハンドホイール位置誤差フラグと、短時間
タイマ274に対する短時間タイマリセット値と、長時
間タイマ276に対する長時間タイマリセット値と、を
含む出力を生成する。
【0017】オペレーションにおいて、有効ハンドホイ
ール位置初期化フラグは、すべてのステータスチェック
信号が真である場合はTRUEであり、いずれかのステ
ータスチェック信号が偽である場合はFALSEであ
る。短時間タイマは、信号ステータスを検査するために
使用される。有効ハンドホイール位置フラグの現在の値
が以前の値と等しくない場合、タイマはリセットされ
る。短時間タイマは、インクリメントされ、第1の較正
可能閾値に制限される。タイマステータスは、状態論理
ユニット272に対する「T」入力を生成するために使
用される。タイマ値が第1の較正可能閾値以上である場
合、「T」はTRUEであり、タイマは閾値に制限され
る。タイマが第1の較正可能閾値未満である場合、
「T」はFALSEであり、タイマは動作を継続する。
【0018】長時間タイマは、短時間タイマより長い時
間、信号のステータスを検査するために使用される。長
時間タイマもまた、有効ハンドホイール位置初期化フラ
グの現在の値が以前の値と等しくない場合にリセットさ
れる。タイマはインクリメントされ第2の較正可能閾値
に制限される。タイマステータスは、「L」入力を生成
するために使用される。タイマ値が第2の較正可能閾値
以上である場合、「L」はTRUEであり、タイマは閾
値に制限される。タイマが第2の較正可能閾値未満であ
る場合、「L」はFALSEであり、タイマは動作を継
続する。
【0019】このように、短い方の時間のタイマフラグ
Tは、有効センサ信号をチェックするために監視される
が、センサがこの短い方の期間中に無効な信号を生成し
た場合、センサ信号が最初の無効信号に続くより長い期
間に有効なままであることを保障するために、長い方の
時間のタイマフラグLが監視される。ハンドホイール位
置誤差フラグ「F」は、誤差を示すために使用される。
「F」は、後述する図4のハンドホイール位置ファンク
ション12におけるハンドホイール位置誤差出力であ
る。「F」は、誤差が存在することを示すためにはTR
UEであり、ハンドホイール位置誤差が存在しないこと
を示すためにはFALSEである。「F」は、FALS
Eに初期化される。
【0020】有効ハンドホイール位置初期化フラグ
「I」は、ハンドホイール位置ファンクションが正しく
初期化されるとTRUEである。「I」は、図4のハン
ドホイール位置ファンクション12の有効な初期化フラ
グである。「I」は、ファンクションが正しく初期化さ
れたことを示すためにはTRUEであり、ファンクショ
ンが正しく初期化されなかったことを示すためにはFA
LSEである。開始時、「I」はFALSEに初期化さ
れる。
【0021】積分器初期化状態フラグ「S」は、ソフト
ウェアがINITIALIZEまたはFAILED I
NIT状態のいずれかからOPERATE状態に遷移し
たことを示すためにはTRUEである。開始時、「S」
はFALSEに初期化される。このフラグは、後述する
オフセット誤差積分器ファンクションの状態変数を初期
化するために使用される。TおよびLタイマは、状態論
理ユニット272によってのみ使用される。
【0022】ここで図4を参照すると、参照符号10
は、概して、図1のコントローラ92の絶対ハンドホイ
ール位置トラッキングシステムを示す。ハンドホイール
位置および初期化ファンクション・ブロック12は、例
えばデュアル三角波(「DTW」)センサ(図示せず)
等のセンサまたは予測推定器から、測定されたハンドホ
イール位置を示す信号を受取り、測定されたハンドホイ
ール位置を直接決定する。
【0023】また、ハンドホイール位置初期化ファンク
ション・ブロック12は、有効な絶対ハンドホイール位
置初期化を示す2値信号を、あらゆるハンドホイール位
置誤差を示す2値信号と共に生成する。それら2値信号
とアシストトルクを示す信号とが、イネーブルファンク
ション・ブロック14によって受取られ、イネーブルフ
ァンクション・ブロック14は、有効初期化があり、現
ハンドホイール位置誤差が無く、アシストトルクが過度
なワインドアップをもたらす閾値トルクより小さい場
合、2値イネーブル信号を生成する。
【0024】モータ位置訂正およびスケーリングファン
クション・ブロック16は、図1のモータ位置センサ9
5からのモータ位置を示す信号と、図1のトルクセンサ
103の1つからのアシストトルクを示す信号かまたは
アシストトルクコマンド信号と、を受取り、定数により
モータ位置を示す信号をスケーリングし、アシストトル
クによるコンプライアンス誤差を訂正し、スケーリング
され訂正されたモータ位置を示す信号を絶対ハンドホイ
ール位置生成ファンクション・ブロック18に供給す
る。
【0025】絶対ハンドホイール位置生成ファンクショ
ン・ブロック18はまた、ハンドホイール位置初期化フ
ァンクション・ブロック12から測定されたハンドホイ
ール位置を示す信号を受取り、イネーブルファンクショ
ン・ブロック14から2値イネーブル信号を受取る。絶
対ハンドホイール位置生成ファンクション・ブロック1
8は、絶対ハンドホイール位置を示す信号を生成する。
【0026】このように、動作時、絶対ハンドホイール
位置トラッキングシステム10の入力は、アシストトル
ク、ハンドホイール位置センサおよびモータ位置信号で
あり、出力は、絶対ハンドホイール位置信号である。測
定されたハンドホイール位置は、モータ位置を初期化す
るために使用され、それによってモータ位置は、目下測
定されたハンドホイール位置信号が有効であるか否かに
関わらず出力絶対ハンドホイール位置信号を提供するた
めに使用される。
【0027】ステアリングアシストが提供された場合、
モータ位置は、モータカップリングにより出力シャフト
に関してわずかなコンプライアンスを有する。絶対ハン
ドホイール位置トラッキングシステム10は、絶対位置
信号の精度を向上させるためにこのコンプライアンスを
補償する。
【0028】ここで図5を参照すると、代替実施形態の
絶対ハンドホイール位置トラッキングシステムを、概し
て参照符号110によって示す。絶対ハンドホイール位
置トラッキングシステム110は、絶対ハンドホイール
位置トラッキングシステム10と類似している。したが
って、数字「1」に続く同様の参照符号を、同様の特徴
を参照するために使用する。
【0029】ハンドホイール位置初期化ファンクション
・ブロック112は、測定されたハンドホイール位置を
示す信号を受取り、イネーブルファンクション・ブロッ
ク114に入力するための位置信号入力の妥当性を決定
し、最初の測定ハンドホイール位置を出力する。また、
ハンドホイール位置初期化ファンクション・ブロック1
12は、あらゆるハンドホイール位置センサ誤差を示す
2値信号と、ハンドホイール位置初期化ファンクション
112の有効な初期化を示す信号と、を生成する。妥当
性信号とアシストトルクを示す信号とが、2値イネーブ
ル信号を生成するイネーブルファンクション・ブロック
114によって受取られる。モータ位置訂正およびスケ
ーリングファンクション・ブロック116は、モータコ
ンプライアンス補償ブロック122においてアシストト
ルクを示す信号を受取り、コンプライアンス誤差を計算
する。加算接続部124は、図1のモータ位置センサ9
5からモータ位置を示す信号を受取り、その反転入力に
おいて受取ったコンプライアンス誤差を減算することに
よりあらゆる計算されたコンプライアンス誤差に対しモ
ータ位置信号を訂正する。加算接続部124の出力は、
モータギア比に対応する定数によって信号をスケーリン
グし、ハンドホイールユニットにおけるスケーリングさ
れ訂正されたモータ位置を示す信号を絶対ハンドホイー
ル位置生成ファンクション・ブロック118に供給す
る、スケーリングファンクション126によって受取ら
れる。
【0030】絶対ハンドホイール位置生成ファンクショ
ン・ブロック118は、加算接続部128の反転入力に
おいてハンドホイール位置初期化ファンクション・ブロ
ック112から測定されたハンドホイール位置を示す信
号を受取り、加算接続部128は、ハンドホイール位置
オフセット誤差を示す信号を誤差積分ファンクション・
ブロック120に供給する。誤差積分ファンクション・
ブロック120は、イネーブルファンクション・ブロッ
ク114から受取った2値イネーブル信号にしたがって
イネーブルにされる。誤差積分ファンクション・ブロッ
ク120は、論理的に偽である2値イネーブル信号を受
取った場合、オフセット誤差を調整するのをやめるが、
最新の有効なモータ位置ゼロを保持することによってモ
ータ位置ゼロを示す信号を出力し続ける。
【0031】モータ位置ゼロは、測定されたハンドホイ
ール位置信号が再び有効になるまでさらなる訂正の積分
をディスエーブルにすることによって最新の値に保持さ
れる。モータ位置ゼロを示す信号は、加算接続部130
の反転入力において受取られ、加算接続部130は、そ
の非反転入力においてスケーリングファンクション12
6からスケーリングされ訂正されたモータ位置を示す信
号を受取り、加算接続部128の非反転入力にフィード
バックする計算された絶対ハンドホイール位置を示す信
号を生成する。
【0032】計算された絶対ハンドホイール位置を示す
信号は、スイッチファンクション・ブロック132によ
って受取られる。また、スイッチファンクション・ブロ
ック132は、ハンドホイール位置ファンクション・ブ
ロック112から有効なハンドホイール初期化を示す信
号を受取る。有効なハンドホイール初期化を示す信号が
論理的に偽である場合、スイッチファンクション・ブロ
ック132は、ゼロまたはヌル信号を出力する。有効な
ハンドホイール初期化を示す信号が論理的に真である場
合、スイッチファンクション・ブロック132は、加算
接続部130から受取った計算された絶対ハンドホイー
ル位置を示す信号を出力する。
【0033】このように、動作時、絶対ハンドホイール
位置トラッキングシステム110の入力は、測定された
ハンドホイール位置、モータ位置およびアシストトルク
を示す信号であり、主な出力は、絶対ハンドホイール位
置を示す信号である。測定されたハンドホイール位置
は、モータ位置を初期化するために使用され、それによ
って、モータ位置は、出力絶対ハンドホイール位置信号
を提供するために使用される。
【0034】ステアリングアシストが提供される場合、
モータ位置は、モータカップリングにより出力シャフト
に関するわずかなコンプライアンスを有する。絶対ハン
ドホイール位置トラッキングシステム110は、絶対ハ
ンドホイール位置信号の精度を向上させるためにこのコ
ンプライアンスを補償する。
【0035】ここで図6を参照して、図5の誤差積分フ
ァンクション120の一部をより詳細に示し、また、概
して参照符号121で示す。誤差積分ファンクションの
一部121は、誤差制限ファンクション・ブロック16
0においてハンドホイール位置オフセット誤差信号を受
取る。誤差制限ファンクション160の出力は、スケー
ラ162に入力される。
【0036】スケーラ162のスケーリングされた出力
は、加算接続部164の非反転入力に入力される。オフ
セット状態を示す接続部164の出力は、シリーズディ
バイダ(series divider)166に入力される。ゼロに
されたモータ位置を示すディバイダ166の出力は、フ
ァンクション・ブロック114のイネーブル信号が論理
的に真である場合にのみ渡される。加算接続部164の
出力は、モータに対するハンドホイールオフセットを示
す状態変数であり、それは加算接続部164の非反転入
力にフィードバックする出力を有する遅延または積分要
素168にフィードバックされる。
【0037】図7および図8に示すように、図4の絶対
ハンドホイール位置トラッキングシステム10と図5の
絶対ハンドホイール位置トラッキングシステム110と
のそれぞれにおいて使用されてよいハンドホイール位置
計算ファンクションの2つの例示的な構成を示す。この
ように、代替実施形態では、図4のハンドホイール位置
初期化ファンクション・ブロック12と図5のハンドホ
イール位置初期化ファンクション・ブロック112と
は、ハンドホイール位置センサかまたは匹敵するソース
からの初期ハンドホイール位置を計算するあらゆるファ
ンクション・ブロックとすることができる。
【0038】図7において、図4のハンドホイール位置
初期化ファンクション・ブロック12は、DTWセンサ
位置信号P1およびP2を受取り、相対ハンドホイール
位置を示す信号を生成する、相対ハンドホイール位置フ
ァンクション・ブロック33を有する。回転オフセット
インデクス決定ファンクション・ブロック34は、ハン
ドホイールの回転の数を示す第3の信号を受取り、回転
オフセットインデクスを示す信号を生成する。それによ
って、回転オフセットインデクスを示す信号と相対ハン
ドホイール位置を示す信号とが、ハンドホイール位置を
示す信号を加算接続部38の非反転入力に出力するハン
ドホイール位置計算ファンクション・ブロック36への
入力として受取られる。加算接続部38の反転入力は、
ファンクション・ブロック40から一定の位置ゼロ較正
信号を受取り、出力として、絶対ハンドホイール位置を
示す信号を生成する。
【0039】動作時、図4のハンドホイール位置初期化
ファンクション・ブロック12は、ハンドホイールのタ
ーン情報を与える第3のセンサ信号P3と共に、P1お
よびP2信号を提供するDTWセンサを利用する。この
信号は、ハンドホイールのロックからロックへの移動を
通して180度毎に段階的に発生するが、代替実施形態
では、例えば90度毎等、他のステップ増分が使用され
てよい。本ファンクション・ブロックは、P1およびP
2を使用して、360ハンドホイール度内の相対位置を
提供する。そして、この情報がP3信号と共に使用され
ることにより、全ハンドホイール移動に亙り絶対ハンド
ホイール位置を与える絶対ハンドホイール位置が計算さ
れる。
【0040】同様に、図8において、図5のハンドホイ
ール位置初期化ファンクション・ブロック112は、D
TWセンサ位置信号P1およびP2を受取る相対ハンド
ホイール位置ファンクション・ブロック133を含み、
相対ハンドホイール位置を示す信号を生成する。未調整
位置ファンクション142は、ファンクション・ブロッ
ク133からの相対ハンドホイール位置と、モータ位置
を示す信号と、を受取り、出力として、未調整ハンドホ
イール位置を示す信号を生成する。
【0041】車両ダイナミクス・ファンクション144
は、ファンクション142からの未調整ハンドホイール
位置を示す信号と、トルクアシストコマンドを示す信号
と、運転者によりハンドホイールに与えられたトルクを
示す信号と、車両スピードを示す信号と、アシストモー
タ速度を示す信号と、を受取り、ハンドホイール回転ま
たはターンオフセットを示す第1の信号とラッチ信号と
を生成する。移動排除ファンクション146もまた、ア
ルゴリズム142から未調整ハンドホイール位置を示す
信号を受取り、目下可能なハンドホイール回転またはタ
ーンオフセット信号のセットを生成する。記憶された絶
対位置が、それが最近のEPSシステムシャットダウン
中に配置されたメモリロケーション147から検索さ
れ、最新位置記憶ファンクション148によって受取ら
れる。アルゴリズム148もまた、ファンクション14
2から未調整ハンドホイール位置を示す信号を受取り、
記憶された位置の実際の回転オフセットを示す信号と共
に、記憶された位置の妥当性を示す信号を生成する。
【0042】意思決定ファンクション150は、ファン
クション142からの未調整ハンドホイール位置を示す
信号と、ファンクション144からのハンドホイール回
転またはターンオフセットおよびラッチ信号と、ファン
クション146からの目下可能なハンドホイール回転ま
たはターンオフセット信号のセットと、ファンクション
148からの記憶された位置の妥当性および記憶された
位置の実際の回転オフセットと、の各々を受取り、選択
された回転オフセットを示す信号と、ハンドホイールの
移動の中心に向かう戻り動作のパーセンテージを示す信
号と、を生成する。スルーランプ(slew ramp)ファンク
ション・ブロック152は、戻り動作のパーセントを示
す信号を受取り、戻りスルーレートのパーセンテージの
信号を生成する。
【0043】ウォーキングファンクション・ブロック1
54は、ファンクション150からの選択された回転オ
フセットを示す信号と、ファンクション142からの未
調整ハンドホイール位置を示す信号と、を受取り、戻り
状態を示す信号(図2に関して上述した)とフィルタリ
ングされた回転オフセットを示す信号と、を生成する。
加算接続部156は、非反転端子においてファンクショ
ン142から未調整ハンドホイール位置を示す信号を受
取り、反転端子においてウォーキングファンクション・
ブロック154からフィルタリングされた回転オフセッ
トを示す信号を受取り、ハンドホイールの絶対位置を示
す信号を生成する。
【0044】このように、絶対ハンドホイール位置トラ
ッキングシステムの動作時、モータ位置信号は、ラック
移動全体にわたって相対位置を提供する。測定されたハ
ンドホイール位置と絶対位置との間のゼロオフセット誤
差が計算される。誤差が積分されることにより、モータ
位置較正またはゼロ点が提供され、それは、最終出力の
絶対ハンドホイール位置を提供するためにモータ位置か
ら減算される。誤差積分器は、イネーブルファンクショ
ンによって決定される条件下においてのみ動作する。モ
ータ位置ゼロ点が初期化されると、誤差積分器がイネー
ブルであるか否かに関わらず、モータ位置を使用するこ
とによって絶対位置が更新され続ける。
【0045】ハンドホイール位置信号の有効ステータス
と対応する誤差ステータスとは、誤差積分器をイネーブ
ルにするための条件として使用される。さらに、誤差が
積分されることが可能であった場合に絶対位置の間違っ
た値をもたらす可能性のある、ハンドホイールに関する
モータワインドアップもまた、誤差積分器に対するイネ
ーブル条件として使用される。本方法は、アシストトル
クを入力として使用することにより、モータワインドア
ップを決定する。
【0046】使用される診断戦略は、ハンドホイール位
置が初期化時に計算されたか否かをチェックし、その後
そのイグニションサイクルの時間に絶対位置情報を提供
する。したがって、図7と図8とに示すハンドホイール
位置に対する信号が、初期化時に無効であると判断され
た場合、誤差が記録される。動作中に無効なハンドホイ
ール信号が検出された場合は、絶対位置はモータ位置信
号に基づいて更新され続け、いかなる重大な誤差も記録
されない。
【0047】絶対ハンドホイール位置トラッキングシス
テムの利点は、有効な最初に測定されたハンドホイール
位置信号が、そのイグニションサイクルの時間に提供さ
れるモータ位置に基づく絶対ハンドホイール位置信号を
可能にする、ということである。誤差積分器とモータ位
置とを使用する一意の手法は、動作中に無効なハンドホ
イール位置信号を可能にする。また、それは、絶対ハン
ドホイール位置の確実かつ頑強な間接的測定をも行う。
これにより、ファンクションが、初期化された後にハン
ドホイール位置信号に、より依存しなくなる。正しく初
期化された場合、動作中のカラムハンドホイール位置誤
差は記録される必要がなく、そのため品質保証費が低減
される。これにより、有効な初期化時に測定されたハン
ドホイール位置のみ提供すればよいハンドホイール位置
センサの使用が可能となる。
【0048】したがって、絶対ハンドホイール位置トラ
ッキングシステムの実施形態は、動作中に発生する可能
性のあるセンサ故障に対して頑強であるハンドホイール
位置の決定を提供し、さらにソフトウェアオーバヘッド
が低いという利点がある、EPSシステムを有する。
【0049】例示的な実施形態を参照して説明したが、
当業者には、種々の変更を行うことが可能であり、本開
示の範囲から逸脱することなくその要素の代りに等価物
を用いることが可能である、ということが理解されよ
う。さらに、本開示の教示を、その本質的な範囲から逸
脱することなく特定の目的または状況に適合させるため
に、多数の変更が行われてよい。したがって、特許請求
の範囲は、本明細書における教示を実行するために考慮
される目下好ましい最良の形態として開示した特定の実
施形態に限定されないが、本開示の真の範囲および精神
の範囲内に含まれるすべての実施形態を包含するもので
ある、ということが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】コントローラを有する電気パワーステアリング
システムの概略図である。
【図2】図1のコントローラのハンドホイール位置初期
化ファンクションの状態遷移図である。
【図3】図2の状態遷移図に対応するハンドホイール位
置トラッキング状態遷移ファンクションの概略図であ
る。
【図4】図1のコントローラの絶対ハンドホイール位置
トラッキングシステム部の概略図である。
【図5】代替的な絶対ハンドホイール位置トラッキング
システムの概略図である。
【図6】絶対ハンドホイール位置トラッキングシステム
のためのオフセット誤差積分ファンクションである。
【図7】絶対ハンドホイール位置トラッキングシステム
のためのハンドホイール位置初期化ファンクションの概
略図である。
【図8】絶対ハンドホイール位置トラッキングシステム
のための代替的な絶対ハンドホイール位置初期化ファン
クションの概略図である。
【符号の説明】
10、110 絶対ハンドホイール位置トラッキ
ングシステム 12、112 ハンドホイール位置ファンクショ
ン 14、114 イネーブルファンクション 16、116 モータ位置訂正&スケーリングフ
ァンクション 18 絶対ハンドホイール位置生成ファ
ンクション 102 ハンドホイール位置センサ 120 誤差積分ファンクション 122 モータコンプライアンス補償
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・フィリップ・コロスキー アメリカ合衆国ミシガン州48768,ヴァッ サー,ピンカートン・ロード 6095 Fターム(参考) 3D033 CA17 CA24 CA29

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドホイールと、該ハンドホイールに
    対して配置されたアシストトルクを提供するアシストモ
    ータと、該アシストモータに配置された該アシストモー
    タに応答するモータ位置センサと、を有する電気パワー
    ステアリングシステムのための絶対ハンドホイール位置
    トラッキングシステムであって、 前記ハンドホイールに応答するハンドホイール位置初期
    化ファンクションと、 前記モータ位置センサに応答し、かつ前記アシストトル
    クに応答するモータ位置訂正およびスケーリングファン
    クションと、 前記アシストトルクに応答し、かつ前記ハンドホイール
    位置初期化ファンクションに応答するイネーブルファン
    クションと、 前記ハンドホイール位置初期化ファンクション、前記モ
    ータ位置訂正およびスケーリングファンクション、およ
    び前記イネーブルファンクションと通信する絶対ハンド
    ホイール位置生成ファンクションと、を備える絶対ハン
    ドホイール位置トラッキングシステム。
  2. 【請求項2】 前記ハンドホイール位置初期化ファンク
    ションと通信する、前記ハンドホイールに対して配置さ
    れたハンドホイール位置センサを、さらに備える請求項
    1記載のトラッキングシステム。
  3. 【請求項3】 前記ハンドホイール位置センサと通信す
    る絶対ハンドホイール位置初期化ファンクションを、さ
    らに備える請求項2記載のトラッキングシステム。
  4. 【請求項4】 絶対ハンドホイール位置初期化ファンク
    ションを、さらに備える請求項1記載のトラッキングシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記モータ位置センサと通信するモータ
    位置スケーラを、さらに備える請求項1記載のトラッキ
    ングシステム。
  6. 【請求項6】 前記アシストトルクに応答するモータコ
    ンプライアンス補償ファンクションを、さらに備える請
    求項5記載のトラッキングシステム。
  7. 【請求項7】 前記ハンドホイールと通信するトルクセ
    ンサを、さらに備える請求項1記載のトラッキングシス
    テム。
  8. 【請求項8】 前記ハンドホイール位置初期化ファンク
    ションおよび前記イネーブルファンクションと通信する
    誤差積分ファンクションを、さらに備える請求項1記載
    のトラッキングシステム。
  9. 【請求項9】 前記ハンドホイールに応答する相対ハン
    ドホイール位置ファンクションと、 該相対ハンドホイール位置ファンクションと通信する絶
    対ハンドホイール位置初期化ファンクションと、をさら
    に備える請求項1記載のトラッキングシステム。
  10. 【請求項10】 前記ハンドホイール位置初期化ファン
    クションと通信する誤差積分ファンクションと、 絶対ハンドホイール位置を示す信号を生成するために前
    記ハンドホイール位置生成ファンクションと通信するフ
    ィルタリングファンクションと、をさらに備える請求項
    1記載のトラッキングシステム。
  11. 【請求項11】 前記フィルタリングファンクション
    は、 前記ハンドホイール位置初期化ファンクションと通信す
    るスイッチボックスファンクションを備える請求項10
    記載のトラッキングシステム。
  12. 【請求項12】 前記フィルタリングファンクション
    は、 前記ハンドホイール位置生成ファンクションと通信する
    ウォークファンクションを備える請求項10記載のトラ
    ッキングシステム。
  13. 【請求項13】 前記ハンドホイールに応答する相対ハ
    ンドホイール位置ファンクションと、 該ハンドホイールに応答する回転オフセットインデクス
    決定ファンクションと、 前記相対ハンドホイール位置ファンクションおよび前記
    回転オフセットインデクス決定ファンクションと通信す
    るハンドホイール位置計算ファンクションと、 初期化された絶対ハンドホイール位置を示す信号を生成
    するために前記ハンドホイール位置計算ファンクション
    と通信するゼロ位置較正ファンクションと、を備える請
    求項10記載のトラッキングシステム。
  14. 【請求項14】 前記ハンドホイール位置初期化ファン
    クションと通信する誤差制限ファンクションと、 モータ位置を示す信号に対する訂正を施すために、前記
    誤差制限ファンクションおよび前記イネーブルファンク
    ションと通信するオフセット誤差積分ファンクション
    と、をさらに備える請求項1記載のトラッキングシステ
    ム。
  15. 【請求項15】 前記ハンドホイールに応答する相対ハ
    ンドホイール位置ファンクションと、 該ハンドホイールに応答する回転オフセットインデクス
    決定ファンクションと、 前記相対ハンドホイール位置ファンクションおよび前記
    回転オフセットインデクス決定ファンクションと通信す
    るハンドホイール位置計算ファンクションと、 初期絶対ハンドホイール位置を示す信号を生成するため
    に前記ハンドホイール位置計算ファンクションと通信す
    るゼロ位置較正ファンクションと、をさらに備える請求
    項1記載のトラッキングシステム。
  16. 【請求項16】 前記ハンドホイールに応答する相対ハ
    ンドホイール位置ファンクションと、 該相対ハンドホイール位置ファンクションと通信する未
    調整位置ファンクションと、 該未調整位置ファンクションと通信する車両ダイナミク
    スファンクションと、 該未調整位置ファンクションと通信する移動排除ファン
    クションと、 該未調整位置ファンクションと通信する最新位置記憶フ
    ァンクションと、 前記車両ダイナミクスファンクション、前記移動排除フ
    ァンクションおよび前記最新位置記憶ファンクションの
    うちの少なくとも1つと通信する意思決定ファンクショ
    ンと、 該意思決定ファンクションとおよび前記未調整位置ファ
    ンクションと通信するウォークファンクションと、 絶対ハンドホイール位置を示す信号を生成するために前
    記ウォークファンクションとおよび前記未調整位置ファ
    ンクションと通信する加算ファンクションと、をさらに
    備える請求項1記載のトラッキングシステム。
  17. 【請求項17】 戻り状態発生器をさらに備える請求項
    16記載のトラッキングシステム。
  18. 【請求項18】 スルーレートを示す信号を生成するス
    ルーランプファンクションをさらに備える請求項16記
    載のトラッキングシステム。
  19. 【請求項19】 シャットダウン中に記憶された絶対位
    置を維持する記憶ロケーションをさらに備える請求項1
    6記載のトラッキングシステム。
  20. 【請求項20】 電気パワーステアリングシステムの絶
    対ハンドホイール位置をトラッキングする方法であっ
    て、 ハンドホイール位置を示す信号を初期化するステップ
    と、 モータ位置を示す信号を受取るステップと、 前記初期化された信号にしたがって該受取られた信号を
    訂正するステップと、 モータギア比にしたがって該訂正された信号をスケーリ
    ングするステップと、 前記初期化された信号にしたがって該訂正されスケーリ
    ングされたモータ位置信号に対応する絶対ハンドホイー
    ル位置をトラッキングするステップと、を含む方法。
  21. 【請求項21】 中心戻りアシストトルクを提供するた
    めに前記トラッキングされた絶対ハンドホイール位置に
    したがってアシストモータを制御するステップをさらに
    含む請求項20記載の方法。
  22. 【請求項22】 初期ハンドホイール位置を測定するス
    テップと、 該測定されたハンドホイール位置に対応して積分ファン
    クションをイネーブルにするステップと、 モータ位置を検出するステップと、 ハンドホイール位置を示す信号に対する訂正を示す信号
    を生成するために該検出されたモータ位置に対するオフ
    セットを積分するステップと、 該検出されたモータ位置と該積分されたオフセットとに
    対応して絶対ハンドホイール位置を示す信号を生成する
    ステップと、をさらに含む請求項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 絶対ハンドホイール位置トラッキング
    システムであって、 ハンドホイール位置を示す信号を初期化する手段と、 モータ位置を示す信号を受取る手段と、 前記初期化された信号にしたがって該受取られ信号を訂
    正する手段と、 モータギア比にしたがって該訂正された信号をスケーリ
    ングする手段と、 前記初期化された信号にしたがって該訂正されスケーリ
    ングされたモータ位置信号に対応する絶対ハンドホイー
    ル位置をトラッキングする手段と、を備えるトラッキン
    グシステム。
  24. 【請求項24】 運転手からステアリング入力を受取る
    手段と、 該ステアリング入力に対しアシストトルクを提供する手
    段と、 該提供する手段の位置を検出する手段と、 該検出された位置を前記受取る手段の位置と相関させる
    手段と、 該相関させる手段にしたがって前記受取る手段の現絶対
    位置をトラッキングする手段と、 前記受取る手段の中心戻りを誘発するために前記決定す
    る手段にしたがって前記提供する手段を制御する手段
    と、をさらに備える請求項23記載のトラッキングシス
    テム。
  25. 【請求項25】 初期ハンドホイール位置を決定する手
    段と、 該決定する手段に関連して積分ファンクションをイネー
    ブルにする手段と、 モータ位置を検出する手段と、 ハンドホイール位置を示す信号に対する訂正を示す信号
    を生成するために該検出する手段に対するオフセットを
    積分する手段と、 該検出する手段と該積分する手段とに対応して絶対ハン
    ドホイール位置を示す信号を生成する手段と、をさらに
    備える請求項23記載のトラッキングシステム。
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