JP2003080963A - 走行装置 - Google Patents

走行装置

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JP2003080963A
JP2003080963A JP2001275232A JP2001275232A JP2003080963A JP 2003080963 A JP2003080963 A JP 2003080963A JP 2001275232 A JP2001275232 A JP 2001275232A JP 2001275232 A JP2001275232 A JP 2001275232A JP 2003080963 A JP2003080963 A JP 2003080963A
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gears
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 差動歯車装置と同等の旋回性能を備え、かつ
コスト的にも不利でない走行トランスミッション基本伝
動系を備えた走行装置を提供すること。 【解決手段】 例えば右側旋回時は、サンギアZ1R
は、直進時と同様に駆動軸4との一体化により一定の回
転数で回転しているが、パワステレバー88の傾動操作
角度に応じてキャリア20Rの回転数が減速していき、
回転ギアZ4Rの回転数も減速していく。このように、
旋回外側と内側とが同方向回転で且つ旋回内側が外側よ
り低回転している間は緩旋回する。また、キャリア20
Rの回転数がサンギアZ1Rの回転数の、例えば1/3
(これはギア比によって変更可能)となると、ギアZ4
Rは零回転となり、旋回内側の車軸bが回転停止した時
はブレーキターンとなる。さらに、キャリア20Rの回
転数が減速していくと、ギアZ4Rは逆転状態となり、
旋回外側と内側とが逆方向回転してスピンターンとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クローラを走行手
段とする作業機などの走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】クローラを走行手段とする作業機などの
走行装置として、農業用のコンバインを例に従来の技術
を説明する。コンバインはクローラを構成する無限履帯
の接地面積を広くし、水田など軟弱な圃場でも自由に走
行して刈取作業などの農業作業を可能としている。
【0003】コンバインは動力源としてエンジンを搭載
し、エンジンの発生する動力をコンバインの走行、刈
取、脱穀などに使用するが、そのクローラは、エンジン
の動力を走行トランスミッションにより変速して駆動す
る。走行トランスミッションは、静油圧式無段変速装置
(以下、無段変速装置をHSTという)、歯車列機械的
変速手段、クラッチ手段、ブレーキ手段などにより構成
されている。
【0004】コンバインを直進走行させるときは、左右
一対のクローラを等速で駆動し、コンバインを左右に旋
回させるときは、左右のクローラに速度差を与えて駆動
し、高速側のクローラを外側に、低速側、停止側または
後退側のクローラを内側とする旋回が可能な構成として
いる。
【0005】コンバインは走行装置としてクローラを用
いるために、その運転操作は必ずしも容易ではなかった
が、コンバインの走行トランスミッションに無段階変速
できる走行用油圧無段変速装置(以下、走行用HSTと
いう)および旋回用の油圧無段変速装置(以下、旋回用
HSTという)を用いることにより、コンバインの走
行、操舵の運転操作はきわめて容易に行えるようにな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、走行用HST
および旋回用HSTは高価であり、コンバインの価格が
高くなる欠点がある。
【0007】本発明の課題は、差動歯車(デフェレンシ
ャル)装置と同等の旋回性能を備え、かつコスト的にも
不利でない走行トランスミッション基本伝動系を備え、
しかもその操作性が良い走行装置を提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題は次の
構成により解決される。請求項1記載の発明は、エンジ
ンからの駆動力を入力した後、複数段に副変速する副変
速機構70と、副変速後の駆動力を左右一対の車軸b、
bへ断続的に伝動可能な左右のサイドクラッチ17R、
17Lと、左右のサイドクラッチ17R、17Lに連動
する遊星歯車機構71と、該遊星歯車機構71の出力を
左右一対の車軸b、bへ伝動する出力軸5系とを備えた
走行装置において、前記遊星歯車機構71は、左右のサ
イドクラッチ17R、17Lの出力ギア18R、18L
にそれぞれ噛合するキャリア20R、20Lと、該キャ
リア20R、20Lにそれぞれ遊嵌する遊星ギア21
R、21Lと、キャリア20R、20Lにそれぞれ遊嵌
し、遊星ギア21R、21Lにそれぞれ噛合した遊星ギ
ア23R、23Lと、該遊星ギア23R、23Lとそれ
ぞれ噛合し、かつ走行装置の出力軸5側に動力伝達する
出力ギア24R、24Lと、遊星ギア21R、21Lに
それぞれ噛合したサンギアZ1R、Z1Lと、該サンギ
アZ1R、Z1Lに動力を伝達する駆動軸4とからなる
走行装置である。
【0009】請求項1記載の発明により、例えば右側旋
回時は、サンギアZ1Rは、直進時と同様に駆動軸4と
の一体化により一定の回転数で回転しているが、パワス
テレバー88の傾動操作角度に応じてキャリア20Rの
回転数が減速していき、回転ギアZ4Rの回転数も減速
していく。このように、旋回外側と内側とが同方向回転
で且つ旋回内側の車軸bが外側の車軸bより低速回転し
ている間は緩速旋回する。また、キャリア20Rの回転
数がサンギアZ1Rの回転数の、例えば1/3(これは
ギア比によって変更可能)となると、ギアZ4Rは零回
転となり、旋回内側の車軸bが回転停止した時はブレー
キターンとなる。さらに、キャリア20Rの回転数が減
速していくと、ギアZ4Rは逆転状態となり、旋回外側
の車軸bと内側の車軸bとが逆方向回転してスピンター
ンとなる。
【0010】請求項2記載の発明は、前記遊星歯車機構
71のキャリア20R、20Lに、それぞれキャリアブ
レーキ33R、33Lを直結して設け、該キャリア20
R、20Lの回転速度が制御される構成を備えた前記遊
星歯車走行装置である。
【0011】請求項2記載の発明により、キャリア20
にキャリアブレーキ33を接続することにより、サイド
クラッチ17R又はサイドクラッチ17Lを「切」った
場合に、その「切」側の、例えば摩擦多板式のキャリア
ブレーキ33R又は33Lの油圧制御で自動方向修正時
の追従性確保が容易となる。
【0012】また、旋回時の遊星歯車機構71の制御を
従来方式、即ち遊星歯車機構71を用いない走行系と同
様に、パワステレバー88の操作で行うことができ、オ
ペレータに負担が掛からない利点もある。
【0013】
【発明の効果】請求項1記載の発明により、緩速旋回、
ブレーキ旋回、スピン旋回を容易に行うことができ、旋
回内側のクローラ83に任意の回転方向、回転速度を与
えて、特に湿田での駆動力確保、旋回の安定性が向上す
る。
【0014】請求項2記載の発明により、「切」側のサ
イドクラッチ17に対応したキャリアブレーキ33の油
圧制御で自動方向修正時の追従性確保が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて具体的に説明する。図1は本発明のコンバイン
の前面図であり、図2は本発明のコンバインの左側面図
である。
【0016】図1および図2に示すように、コンバイン
81の車体フレーム82の下部側に土壌面を走行する左
右一対の走行クローラ83を有する走行装置本体84を
配設し、車体フレーム82の前端側に分草具85を備え
た刈取装置86が設けられている。刈取装置86は車体
フレーム82の上方の支点を中心にして上下動する刈取
装置支持フレーム(図示せず)で支持されているので、
コンバインに搭乗したオペレータが操縦室87のパワス
テレバー88を前後に傾倒操作することにより、刈取装
置支持フレーム(図示せず)と共に上下に昇降する構成
である。
【0017】車体フレーム82の上方には、刈取装置8
6から搬送されてくる穀稈を引き継いで搬送して脱穀、
選別する脱穀装置89と該脱穀装置89で脱穀選別され
た穀粒を一時貯溜するグレンタンク90が載置され、グ
レンタンク90の後部にオーガ91を連接して、グレン
タンク90内の穀粒をコンバインの外部に排出する構成
としている。
【0018】すなわち、コンバインはオペレータが操縦
室87において主変速HSTレバー92および副変速レ
バー93を操作し、エンジン35(図10)の動力を図
3、図5に示す走行トランスミッションケース94内の
主変速機の走行用HST9および副変速軸1に設けられ
る歯車変速手段及び後述の遊星歯車機構71を介して変
速し、左右のクローラ83、83に伝動して任意の速度
で走行する。
【0019】また、コンバインは、オペレータが操縦室
87においてパワステレバー88を左右に傾倒操作する
ことにより各種旋回走行することができる。すなわち、
パワステレバー88をコンバインを旋回させようとする
方向に傾倒操作することにより、図3、図5に示す走行
ミッションケース94内のサイドクラッチ17等が作動
し、左右のクローラ駆動スプロケット31R、31Lに
選択的に伝動されるので、左右のクローラ83、83に
速度差が与えられて走行方向の変更が行われる構成とし
ている。
【0020】次に、伝動装置の構成について説明する。
図3は本発明の実施の形態の走行装置の断面図、図4は
その一部拡大図、図5はその側面図、図6はその伝動線
図、図7は遊星歯車機構71の外観斜視図、図8はその
側断面図である。
【0021】エンジンの出力軸に取り付けられたエンジ
ンプーリとベルトで巻回された入力プーリ8を介して走
行用HST9の入力軸7にエンジンからの動力が伝達さ
れる。そして、走行用HST9の出力軸10の駆動によ
り、該出力軸10に設けられたギア11に噛合する副変
速機構70の副変速軸1のギア12を介して該副変速軸
1が駆動する。該副変速軸1には上記ギア12の他に大
ギア14aと中ギア14bと小ギア14cとが設けら
れ、該副変速ギア14a、14b、14cとそれぞれ噛
合するカウンタ軸2の小ギア15a、中ギア15b、大
ギア15cを介して該カウンタ軸2が駆動する。
【0022】図示しないシフタの切換えによって、副変
速ギア14a、14b、14cとカウンタ軸2のギア1
5a、15b、15cとの噛合位置が切り換わり、これ
によりカウンタ軸2は高速、中速、低速にそれぞれ変速
されて駆動する。また、上記副変速軸1の一端には刈取
出力プーリ13が取り付けられ、刈取装置86を駆動す
る刈取入力プーリ8(図3参照)とベルト(図示せず)
で巻回されている。副変速軸1と刈取出力プーリ13と
の間にはワンウェイクラッチが介装されている。
【0023】上記カウンタ軸2の駆動により、同じカウ
ンタ軸2に設けられた上記ギア15bと噛合するセンタ
ーギア16を介してサイドクラッチ軸3が駆動する。
【0024】上記サイドクラッチ軸3には、そのセンタ
ーギア16に対して左右対称にクラッチ17Rとクラッ
チ17Lの2つの摩擦多板式クラッチが介装されてお
り、前記パワステレバー88の傾動操作により、その傾
動操作角度(図示しないポテンショメータにより検出)
に応じて油圧シリンダを作動し、クラッチ17Rとクラ
ッチ17Lをそれぞれ接続状態と非接続状態とに制御す
る。機体の直進時には、左右のクラッチ17Rとクラッ
チ17Lは共に圧縮バネ(図示せず)と油圧により常時
接続状態となって駆動力を伝達する。
【0025】また、上記サイドクラッチ軸3に設けたセ
ンターギア16は遊星歯車機構71の駆動軸4に固定さ
れたセンターギア19と噛合する。
【0026】ここで、上記遊星歯車機構について図3、
図4、図6ないし図8を参照して説明する。
【0027】遊星歯車機構71は上記駆動軸4のセンタ
ーギア19に対してコンバインの進行方向に対して左右
対称に設けられている。右側の遊星歯車機構71は浅い
円筒形を横にした形状のキャリア20Rの内周面側に、
ギア径の異なる2つのギアZ2R及びZ3Rからなる遊
星ギア21Rがキャリア20Rに固定された中心軸21
Raに遊嵌し、またキャリア20Rに固定された中心軸
21Rbに遊嵌する遊星ギア23Rとをそれぞれ3個づ
つ交互に配設し、一方の遊星ギア21Rはその中心軸2
1Raによって上記キャリア20Rに回転自在に軸支さ
れ、またもう一方の遊星ギア23Rはその中心軸21R
bによって上記キャリア20Rに回転自在に軸支され
る。また、上記キャリア20Rの周面には2種類の開口
孔38と39が穿設され、一方の開口孔38からは遊星
ギア21RのギアZ2Rの一部外周が露出し、もう一方
の開口孔39からは遊星ギア23Rの一部外周が露出す
る。
【0028】また、前記駆動軸4に固定されたサンギア
Z1Rは前記キャリア20Rの中心に配設され、キャリ
ア20Rが駆動軸4側に軸受けされて駆動軸4の周りを
回転自在に構成している。さらに、ギア径の異なる2つ
のギアZ4Rと出力ギア24Rを有する回転ギア22R
は上記キャリア20Rの内方に装填されると共に駆動軸
4側に軸受けされて駆動軸4の回りを回転自在に構成し
ている。
【0029】ここで、図6を参照してわかるように、上
記サンギアZ1Rは遊星ギア21RのギアZ2Rと噛合
し、遊星ギア21RのギアZ3Rは遊星ギア23Rと噛
合し、さらに該遊星ギア23Rは回転ギア22Rのギア
Z4Rと噛合する。また、前記サイドクラッチ軸3に介
装されたサイドクラッチギア18Rは上記キャリア20
Rと噛合する。
【0030】上記キャリア20Rには、摩擦多板式のブ
レーキ33R(ブレーキケース62Rに係合する)が連
結されており、パワステレバー88の傾動操作により、
その傾動操作角度(図示しないポテンショメータにより
検出)に応じて図示しない油圧シリンダを作動し、ブレ
ーキ33Rを連続的に摩擦力を変化させてその回転速度
を制御する。
【0031】なお、以上は右側の差動伝動機構について
説明したが、左側の差動伝動機構についても構成は同じ
である。
【0032】また、駐車ブレーキ25は、駆動軸4の駆
動を停止することにより、機械を停止することができ
る。
【0033】そして、左右のサイドクラッチ17R、1
7Lが「入」、つまり接続状態のときは、サイドクラッ
チ軸3の駆動力は、サイドクラッチギア18R、18L
へ伝達されると同時に、駆動軸4のセンターギア19を
介して該駆動軸4へも伝達され、遊星歯車機構71のサ
ンギアZ1と同じ位置関係を保って回転する出力ギア2
4R、24Lに伝達される。出力ギア24R、24Lの
駆動力は出力歯車機構72を構成する互いに噛合関係に
あるギア26R、26L、ギア27R、27L、ギア2
8R、28L、ギア29R、29L、ギア30R、30
Lへと順に伝達され、左右の車軸b、bを駆動し、左右
の車軸b、bにそれぞれ取り付けられたスプロケット3
1R、31Lがクローラ83を回転させる。
【0034】以上の構成において、エンジン35が始動
し、機体の直進走行時には、走行用HST9の出力軸1
0より副変速軸1及びカウンタ軸2へと動力が伝達され
る。そして、カウンタ軸2のギア15bと噛合するサイ
ドクラッチ軸3のセンターギア16を介して該サイドク
ラッチ軸3が駆動する。直進時は左右のサイドクラッチ
17R、17Lが共に「入」になっていて接続状態であ
る。したがって、サイドクラッチ軸3の駆動力は左右の
サイドクラッチギア18R、18Lに伝達され、該サイ
ドクラッチギア18R、18Lがともに回転駆動する。
【0035】そして、上記左右のサイドクラッチギア1
8R、18Lとそれぞれ噛合する遊星歯車機構71のキ
ャリア20R、20Lに動力が伝達されると同時に、上
記サイドクラッチ軸3のセンターギア16と噛合する駆
動軸4のセンターギア19に動力が伝達され、該駆動軸
4が回転駆動する。該駆動軸4の回転により、サンギア
Z1R、Z1Lが回転し、さらに互いに噛合関係にある
遊星ギア21R、21LのギアZ2R、Z1L、ギアZ
3R、Z3L、遊星ギア23R、23L、回転ギア22
R、22LのギアZ4R、Z4L、出力ギア24R、2
4Lへと順に駆動力が伝達される。直進時は駆動軸4の
センターギア19と上記キャリア20R、20Lの回転
数が同じになるようにサンギアZ1とキャリア20のギ
ア上下が設定されているので、サンギアZ1、キャリア
20及び遊星ギア23の位置関係が変わらず回転する。
そして、左右の車軸b、bが同方向へ同速で回転駆動す
る。
【0036】次に、機体の旋回時について説明する。前
記パワステレバー88を、例えば右側に倒して機体を右
旋回させる場合、パワステレバー88を傾動操作する
と、この傾動操作側のサイドクラッチ17Rの摩擦多板
式ディスクの押圧を解除し、キャリアブレーキ33Rの
摩擦板の押圧力を調整していく。これにより、パワステ
レバー88の傾動操作角に応じて、サンギアZ1R、遊
星ギア21RのギアZ2R、ギアZ3R、回転ギア22
RのギアZ4Rのギア変速比によって旋回時の出力ギア
24Rの回転数が変わる。
【0037】図9は上記キャリア20R、サンギアZ1
R、回転ギアZ4Rの回転数の関係を示す線図である。
右側旋回時は、前記サンギアZ1Rは、直進時と同様に
駆動軸4との一体化により一定の回転数で回転してい
る。そして、パワステレバー88の傾動操作角度に応じ
て前記キャリア20Rの回転数が減速していくと、前記
回転ギアZ4Rの回転数も減速していく。このように、
旋回外側と内側とが同方向回転で且つ旋回内側が外側よ
り低速回転している間は緩やかな旋回角度での旋回(こ
こでは「マイルドターン」と称する)となる。そして、
キャリア20Rの回転数がサンギアZ1Rの回転数の1
/3(遊星ギア比を1/3に設定しておくとサンギアZ
1Rの回転数の1/3になる。すなわちギア比によって
この回転数は変更可能である。)となると図示するよう
にギアZ4Rは零回転となり、旋回内側の車軸bが回転
停止した時はブレーキターンとなる。さらに、キャリア
20Rの回転数が減速していくと、ギアZ4Rは逆転状
態となり、旋回外側と内側とが逆方向回転してスピンタ
ーンとなる。図8では上記ギアZ4が逆転する場合の他
のギアの回転方向を矢印で示している。
【0038】このように、ギア変速比を設定すれば、上
述のマイルドターン及びブレーキターン並びに1/3ス
ピンターンが可能となる。そして、キャリア20Rの回
転速度をキャリアブレーキ33Rの摩擦板の押圧力の調
整で制御することで、前記1/3スピンターンまで無段
階変速制御が可能となる。
【0039】こうして旋回内側のクローラ83に任意の
回転方向、回転速度を与えることができ、特に湿田での
駆動力確保、旋回の安定性が向上する。
【0040】また、サイドクラッチ17Rとキャリアブ
レーキ33Rとを介在することにより、サイドクラッチ
17Rを「切」った場合に、摩擦多板式のキャリアブレ
ーキ33Rの油圧制御で自動方向修正時の追従性確保が
容易となる。
【0041】また、旋回時の遊星歯車機構71の制御を
従来の旋回用HSTを用いる変速機構と同じく、パワス
テレバー88の操作で行うことができ、オペレータに負
担が掛からない利点もある。
【0042】なお、いずれかの伝動軸の回転数を回転セ
ンサで検出して油圧シリンダへフィードバック制御する
ことにより、より正確な旋回制御が行える。例えばキャ
リア20RのギアZ5Rの回転数を検出する回転センサ
34(図5)を設ける。
【0043】以上は右旋回時について説明したが、左旋
回の場合は、前記サイドクラッチ17Lが切りとなり、
あとは上述した右旋回の場合の動作と同様である。
【0044】ここで、図10に示した油圧配置図につい
て説明すると、エンジン35を始動すると、オイルタン
ク52から走行用HST9に送油されトランスミッショ
ン内の駆動系を作動させた後、オイルクーラ54を経
て、エンジン35に隣接したギアポンプ50により送油
圧を得てコントロールバルブ56を駆動させる。コント
ロールバルブ56からの送油の一部でトランスミッショ
ンのサイドクラッチ17及びキャリアブレーキ33を作
動させ、他の一部でコントロールバルブ53を経て刈取
上下シリンダ58、オーガ上下シリンダ59、車体のピ
ッチングシリンダ60、ローリングシリンダ61R、6
1Lを作動させることができる。
【0045】上記遊星歯車機構71で遊星ギア23R、
23Lにそれぞれ噛合する回転ギア22R、22Lのギ
アZ4R、Z4Lと下手側の出力歯車機構72の伝動ギ
アであるギア26R、26Lにそれぞれ噛合する出力ギ
ア24R、24Lは駆動軸4に遊嵌された中空筒に一体
的に設けられており、キャリア20内部の遊星ギア系の
下手側の出力歯車機構72の伝動ギア系へ出力する。ま
た、回転ギア22R、22LのギアZ4R、Z4Lと出
力ギア24R、24Lを二段ギアとして一体構成とする
ことで組立が容易になる。
【0046】また、出力ギア24R、24Lをトランス
ミッションのサイド側でなく、中央寄りに設けたため、
下手側の出力歯車機構72の伝動ギア系をミッション中
央寄りに配置でき、トランスミッションの幅方向をコン
パクト化できる。
【0047】さらに、遊星歯車機構71から下手側のホ
イルシャフト6R、6Lへ伝動する出力ギア24R、2
4Lを、キャリア20R、20Lとセンターギア19の
間に設けているので、センターギア19より下手側の出
力歯車機構72の伝動ギア系の配置をトランスミッショ
ンの中央寄りに配置でき、トランスミッションの幅方向
の寸法を小さくできる。
【0048】また、遊星歯車機構71の出力ギア24
R、24Lの外径を、キャリア20R、20Lと出力歯
車機構72のセンターギア19の外径より小さくしたの
で、ユニット化した遊星歯車機構71を組み付けたり、
取り外したりする場合に、遊星歯車機構より上手側のサ
イドクラッチ17R、17Lの各ギア18R、18Lと
下手側の出力歯車機構72の伝動ギア系との干渉がな
く、作業が極めて容易である。
【0049】また、上手側のサイドクラッチ17R、1
7Lをサイドクラッチ出力ギア18R、18L及び下手
側の遊星歯車機構71の出力ギア24R、24Lより外
側に配置したので、サイドクラッチ17R、17Lをミ
ッションケース94の側面側に配置でき、サイドクラッ
チ17R、17Lの組立、分解が容易である。
【0050】トランスミッションケース94端面に固定
したサイドクラッチ17R、17Lは油圧でオン、オフ
するが、サイドクラッチ軸3とミッションケース94の
間にラジアル軸受37R、37Lの他にスラスト軸受3
6R、36Lを設けて、これらによりサイドクラッチ軸
3を支持する構成にしている。
【0051】そのため、外部油圧によりピストンを作動
させるサイドクラッチ17R、17Lにはサイドクラッ
チ軸3を介して軸支持ベアリングに大きなスラスト力が
加わるが、スラスト軸受36R、36Lを追加すること
で、これらの軸受部が破損することはない。
【0052】また、図3、図5で示す構成では遊星歯車
機構71のキャリア20R、20Lの回転を制御する摩
擦多板式のブレーキ33R、33Lを遊星歯車機構71
に組み込んでいるが、キャリア20R、20Lの回転を
制御するブレーキ33R、33Lをサイドクラッチ17
R、17L側に設け、その下手側に遊星歯車機構71を
配置した構成にしても良い。
【0053】上記構成により、 トランスミッション全体の幅寸法を短くでき、刈取伝
動パイプと運転席の間の限られたスペースでのミッショ
ン搭載が容易となる。 クラッチ、ブレーキアッセイと、遊星歯車機構71が
それぞれ独立してメンテナンスが可能となる。 1個の走行用HST9と2個の遊星歯車ギア21とギ
ア23のシンプルな構成で旋回内側のクローラ83に駆
動力を与えて無段変速による旋回が行える。
【0054】ブレーキ33のブレーキ圧の制御のみで
シンプルな旋回制御ができ、故障の発生が少ない。 サイドクラッチ17の機構があるため、ACD制御が
容易である。 サイドクラッチ17の機構があるため、方向修正、条
合せが容易である。 2個のHST(走行用HSTと旋回用HST)を使用
する構成より馬力ロスが少ない。
【0055】また、図11に示すようにサイドクラッチ
17R、17Lとキャリア20R、20Lの回転を制御
するブレーキ33R、33Lを遊星歯車機構71の駆動
軸4上に左右対称に配置した構成とすることもできる。
【0056】この場合には、 遊星歯車機構71とクラッチ17、ブレーキ33が一
体構成となり、組立性、メンテ性が良い。 1個の走行用HST9及び2個の遊星歯車(ギア2
1、ギア23)のシンプルな構成で、旋回内側のクロー
ラ83に駆動力を与えた無段階な旋回が行える。 旋回は、ブレーキ圧力の制御のみででき、シンプルな
構成であるため故障の発生が少ない。
【0057】サイドクラッチ機構があるため、ACD
制御が容易である。 サイドクラッチ機構があるため、方向修正、条合わせ
が容易である。 部品点数が少なく、コスト、組立に有利である。 2個のHST(走行用HSTと旋回用HST)を使用
する構成に比べ、馬力ロスが少ない。
【0058】また、図12に示すように、駆動軸4R、
4Lに分けて左右一対の遊星歯車機構を設け、さらに左
右一対のサイドクラッチ17R、17Lとブレーキ33
R、33Lをそれぞれ前記左右に分けた遊星歯車機構に
連結する。このとき左右一対の遊星歯車機構の出力ギア
24R、24Lからの動力はギア26R、26L及びギ
ア28R、28L及びギア32R、32Lを経由して車
輪に出力する。
【0059】上記図12に記載の構成により次のような
機能、効果がある。 遊星歯車機構71と、クラッチ17及びブレーキ33
が一体構成となり、組立性、メンテ性が良い。 トランスミッションの幅寸法を短くでき、刈取伝動パ
イプと操作席の間の限られたスペースでのミッション搭
載が容易となる。 1個の走行用HST9及び2個の遊星歯車機構(ギア
21、ギア23)の組み合わせのシンプルな構成で、旋
回内側のクローラ83に駆動力を与えた無段階な旋回が
行える。
【0060】旋回はブレーキ圧制御のみで、シンプル
であり、故障の発生が少ない。 サイドクラッチ機構があるため、ACD制御が容易で
ある。 サイドクラッチ機構があるため、方向修正、条合わせ
が容易である。 2個のHSTを使用する場合に比べ、馬力ロスが少な
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のコンバインの前面図で
ある。
【図2】 図1のコンバインの左側面図である。
【図3】 図1のコンバインの走行装置の断面図であ
る。
【図4】 図3の一部拡大図である。
【図5】 図1のコンバインの走行装置の側面図であ
る。
【図6】 図1のコンバインの走行装置の伝動線図であ
る。
【図7】 図1のコンバインの走行装置の遊星歯車機構
の外観斜視図である。
【図8】 図1のコンバインの走行装置の側断面図であ
【図9】 図1のコンバインの走行装置のキャリア、サ
ンギア、回転ギアの回転数の関係を示す線図である。
【図10】 図1のコンバインの走行装置の油圧配置図
である。
【図11】 本発明の実施の形態のコンバインの走行装
置の伝動線図である。
【図12】 本発明の実施の形態のコンバインの走行装
置の伝動線図である。
【符号の説明】
1 副変速軸 2 カウンタ軸 3 サイドクラッチ軸 4 駆動軸 5 駆動軸 6 ホイルシャ
フト 7 入力軸 8 刈取入力プ
ーリ 9 走行用HST 10 出力軸 11、12 ギア Z1 サンギア Z2、Z3 ギア Z4 回転ギア Z5 ギア 13 刈取出力
プーリ 14 副変速ギア 15 ギア 16 センターギア 17 サイドク
ラッチ 18 サイドクラッチギア 19 センター
ギア 20 キャリア 21a 中心軸 21b 中心軸 21 遊星ギア 22 回転ギア 23 遊星ギア 24 出力ギア 25 駐車ブレ
ーキ 26、27、28、29、30 ギア 31 スプロケ
ット 32 ギア 33 キャリア
ブレーキ 34 回転センサ 35 エンジン 36 スラスト軸受 37 ラジアル
軸受 38、39 開口孔 50 ギアポン
プ 52 オイルタンク 53 コントロ
ールバルブ 54 オイルクーラ 56 コントロ
ールバルブ 58 刈取上下シリンダ 59 オーガ上
下シリンダ 60 車体のピッチングシリンダ 61 ローリン
グシリンダ 62 ブレーキケース 70 副変速機
構 71 遊星歯車機構 72 出力歯車
機構 81 コンバイン 82 車体フレ
ーム 83 走行クローラ 84 走行装置
本体 85 分草具 86 刈取装置 87 操縦室 88 パワステ
レバー 89 脱穀装置 90 グレンタ
ンク 91 オーガ 92 主変速H
STレバー 93 副変速レバー 94 走行トランスミッションケース b、b 車軸
【手続補正書】
【提出日】平成14年7月12日(2002.7.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】ここで、図6を参照してわかるように、上
記サンギアZ1Rは遊星ギア21RのギアZ2Rと噛合
し、遊星ギア21RのギアZ3Rは遊星ギア23Rと噛
合し、さらに該遊星ギア23Rは回転ギア22Rのギア
Z4Rと噛合する。また、前記サイドクラッチ軸3に介
装されたサイドクラッチギア18Rは上記キャリア20
のギアZ5Rと噛合する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】そして、上記左右のサイドクラッチギア1
8R、18Lとそれぞれ噛合する遊星歯車機構71のキ
ャリア20R、20Lに動力が伝達されると同時に、上
記サイドクラッチ軸3のセンターギア16と噛合する駆
動軸4のセンターギア19に動力が伝達され、該駆動軸
4が回転駆動する。該駆動軸4の回転により、サンギア
Z1R、Z1Lが回転し、さらに互いに噛合関係にある
遊星ギア21R、21LのギアZ2R、Z2L、ギアZ
3R、Z3L、遊星ギア23R、23L、回転ギア22
R、22LのギアZ4R、Z4L、出力ギア24R、2
4Lへと順に駆動力が伝達される。直進時は駆動軸4の
センターギア19と上記キャリア20R、20Lの回転
数が同じになるようにサンギアZ1とキャリア20のギ
ア上下が設定されているので、サンギアZ1、キャリア
20及び遊星ギア23の位置関係が変わらず回転する。
そして、左右の車軸b、bが同方向へ同速で回転駆動す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B043 AA03 AB20 BA02 BA05 BB14 DB04 DB05 DB06 DC01 2B074 AB01 AC02 AD05 AF02 BA15 CA01 CD07 DA02 DA06 DB03 DB04 DD01 DD02 2B076 AA03 DA03 DB04 DB06 DB08 DB09 3D036 GB08 GC01 GD02 GF08 GF09 GG42 GH06 GH20 GJ08 GJ11 3D042 AA03 AB07 AB10 BA02 CA01 CA05 CA12 CA18 CB01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンからの駆動力を入力した後、複
    数段に副変速する副変速機構(70)と、副変速後の駆
    動力を左右一対の車軸(b、b)へ断続的に伝動可能な
    左右のサイドクラッチ(17R、17L)と、左右のサ
    イドクラッチ(17R、17L)に連動する遊星歯車機
    構(71)と、該遊星歯車機構(71)の出力を左右一
    対の車軸(b、b)へ伝動する出力軸(5)系とを備え
    た走行装置において、 前記遊星歯車機構(71)は、左右のサイドクラッチ
    (17R、17L)の出力ギア(18R、18L)にそ
    れぞれ噛合するキャリア(20R、20L)と、該キャ
    リア(20R、20L)にそれぞれ遊嵌する遊星ギア
    (21R、21L)と、キャリア(20R、20L)に
    それぞれ遊嵌し、遊星ギア(21R、21L)にそれぞ
    れ噛合した遊星ギア(23R、23L)と、該遊星ギア
    (23R、23L)とそれぞれ噛合し、かつ走行装置の
    出力軸(5)側に動力伝達する出力ギア(24R、24
    L)と、遊星ギア(21R、21L)にそれぞれ噛合し
    たサンギア(Z1R、Z1L)と、該サンギア(Z1
    R、Z1L)に動力を伝達する駆動軸(4)とからなる
    ことを特徴とする走行装置。
  2. 【請求項2】 前記遊星歯車機構(71)のキャリア
    (20R、20L)に、それぞれキャリアブレーキ(3
    3R、33L)を直結して設け、該キャリア(20R、
    20L)の回転速度が制御される構成を備えたことを特
    徴とする請求項1記載の走行装置。
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