JP2003078808A - 動きベクトル検出装置および方法、手振れ補正装置および方法、並びに撮像装置 - Google Patents

動きベクトル検出装置および方法、手振れ補正装置および方法、並びに撮像装置

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JP2003078808A
JP2003078808A JP2001264382A JP2001264382A JP2003078808A JP 2003078808 A JP2003078808 A JP 2003078808A JP 2001264382 A JP2001264382 A JP 2001264382A JP 2001264382 A JP2001264382 A JP 2001264382A JP 2003078808 A JP2003078808 A JP 2003078808A
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JP
Japan
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motion vector
field
frame
video signal
representative point
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Application number
JP2001264382A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Nomura
博文 野村
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像信号が欠落したフィールドが存在する場
合でも、動きベクトルを検出し、手振れ補正を可能とす
る。 【解決手段】 入力映像信号がフィルタ処理回路42を
介して代表点記憶回路43および減算器44に供給さ
れ、前フィールドの代表点と現フィールドの画素との差
分が演算される。差分が絶対値変換回路45で絶対値に
変換され、累算加算回路46において、積分され、積分
値に基づいて動きベクトル発生回路47が動きベクトル
を発生する。動きベクトルによって手振れ補正がなされ
る。端子48からの代表点記憶許可信号によって、映像
信号が欠落するフィールドでは、代表点が記憶されな
い。代表点記憶回路43が記憶動作を行なわない結果、
以前に記憶された代表点のデータが保存される。前フィ
ールドが欠落する場合でも、減算器44によって、相関
値を演算することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば手振れに
よる動きベクトルを検出する動きベクトル検出装置およ
び方法、手振れ補正装置および方法、並びに撮像装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラ一体型撮像装置により被写体を撮
影する時に、手振れによって撮像画像が揺れる問題があ
り、これを補正するために、動きベクトルを検出し、撮
像画像の揺れを補正する手振れ補正が行なわれている。
動きベクトルは、前のフィールド(またはフレーム)と
現在のフィールド(またはフレーム)間の相関を検出す
ることで求められる。手振れ補正による動きは、画面全
体の動きであり、画面全体の動きベクトルが検出され
る。
【0003】従来の動きベクトル検出装置は、前フィー
ルドに設定された代表点と現フィールドにおける画素の
輝度レベルの相関を演算することで動きベクトルを検出
していた。すなわち、代表点の記憶周期は、1フィール
ドであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、カメラ
一体型撮像装置において、暗い被写体を撮影するため
に、撮像素子の露光時間を1フィールドより長い時間と
する場合がある。この場合では、映像信号が欠落したフ
ィールドが発生する。そこでは、比較元の代表点のデー
タが記憶できないために、動きベクトルの検出が不可能
となる問題があった。
【0005】したがって、この発明の目的は、かかる問
題を解決し、代表点を露光時間に応じた周期で記憶する
ことによって、1フィールドより長い露光時間において
も動きベクトルの検出と手振れ補正とを可能とする動き
ベクトル検出装置および方法、手振れ補正装置および方
法、並びに撮像装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、撮像装置の手振れにより生
じる動きベクトルを入力映像信号から検出する動きベク
トル検出装置において、時間的に前のフィールドまたは
フレームから複数の代表点を抽出して記憶する代表点記
憶手段と、現在のフィールドまたはフレームに代表点の
それぞれと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定
し、各領域内の複数の画素と代表点との相関値を演算す
る相関値演算手段と、相関値演算手段からの相関値を所
定の範囲で積分する積分手段と、積分手段からの相関値
の積分値に基づいて所定の範囲の動きベクトルを決定す
る動きベクトル決定手段とを備え、露光時間が1フィー
ルドまたは1フレームより長い結果、映像信号が欠落し
たフィールドまたはフレームが発生する場合では、映像
信号が存在するフィールドまたはフレームにおいての
み、代表点記憶手段が代表点の記憶動作を行うようにし
た動きベクトル検出装置である。請求項2の発明は、露
光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結果、
映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発生す
る場合では、映像信号が存在するフィールドまたはフレ
ームにおいてのみ、代表点記憶ステップの処理を行うよ
うにした動きベクトル検出方法である。
【0007】請求項3の発明は、撮像装置の手振れによ
り生じる動きベクトルを入力映像信号から検出し、検出
された動きベクトルによって手振れを補正する手振れ補
正装置において、補正すべき映像信号を蓄積するメモリ
と、動きベクトル検出装置と、補正制御手段とを備え、
動きベクトル検出装置は、時間的に前のフィールドまた
はフレームから複数の代表点を抽出して記憶する代表点
記憶手段と、現在のフィールドまたはフレームに代表点
のそれぞれと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定
し、各領域内の複数の画素と代表点との相関値を演算す
る相関値演算手段と、相関値演算手段からの相関値を所
定の範囲で積分する積分手段と、積分手段からの相関値
の積分値に基づいて所定の範囲の動きベクトルを決定す
る動きベクトル決定手段とを備え、露光時間が1フィー
ルドまたは1フレームより長い結果、映像信号が欠落し
たフィールドまたはフレームが発生する場合では、映像
信号が存在するフィールドまたはフレームにおいての
み、代表点記憶手段が代表点の記憶動作を行うようにな
され、補正制御手段は、動きベクトル決定手段からの動
きベクトルが供給され、動きベクトルに基づいて、手振
れを補正するように、メモリを制御する構成とされ、露
光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結果、
映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発生す
る場合では、映像信号が存在するフィールドまたはフレ
ームにおいてのみ、制御動作を行うようにされた手振れ
補正装置である。請求項4の発明は、露光時間が1フィ
ールドまたは1フレームより長い結果、映像信号が欠落
したフィールドまたはフレームが発生する場合では、映
像信号が存在するフィールドまたはフレームにおいての
み、代表点の記憶ステップの処理を行うようになされ、
露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
フレームにおいてのみ、補正制御のステップの処理を行
うようにされた手振れ補正方法である。
【0008】請求項5の発明は、撮像装置の手振れによ
り生じる動きベクトルを入力映像信号から検出し、検出
された動きベクトルによって手振れを補正する手振れ補
正装置を備えた撮像装置において、手振れ補正装置は、
補正すべき映像信号を蓄積するメモリと、動きベクトル
検出装置と、補正制御手段とを備え、動きベクトル検出
装置は、時間的に前のフィールドまたはフレームから複
数の代表点を抽出して記憶する代表点記憶手段と、現在
のフィールドまたはフレームに代表点のそれぞれと同一
の位置の画素を含む複数の領域を設定し、各領域内の複
数の画素と代表点との相関値を演算する相関値演算手段
と、相関値演算手段からの相関値を所定の範囲で積分す
る積分手段と、積分手段からの相関値の積分値に基づい
て所定の範囲の動きベクトルを決定する動きベクトル決
定手段とを備え、露光時間が1フィールドまたは1フレ
ームより長い結果、映像信号が欠落したフィールドまた
はフレームが発生する場合では、映像信号が存在するフ
ィールドまたはフレームにおいてのみ、代表点記憶手段
が代表点の記憶動作を行うようになされ、補正制御手段
は、動きベクトル決定手段からの動きベクトルが供給さ
れ、動きベクトルに基づいて、手振れを補正するよう
に、メモリを制御する構成とされ、露光時間が1フィー
ルドまたは1フレームより長い結果、映像信号が欠落し
たフィールドまたはフレームが発生する場合では、映像
信号が存在するフィールドまたはフレームにおいての
み、制御動作を行うようにされた撮像装置である。
【0009】この発明では、映像信号が存在するフィー
ルドまたはフレームにおいてのみ、代表点の記憶動作を
行うようになされているので、露光時間が1フィールド
を越えるような動作時でも、動きベクトルの検出並びに
手振れ補正が不可能となる問題を回避することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態につ
いて図面を参照して説明する。この発明の理解を容易と
するために、手振れ補正装置の一例を説明する。図1
は、かかる手振れ補正装置を示し、参照符号1は、手振
れ補正の対象となるディジタル映像信号の入力端子であ
る。入力映像信号は、撮像装置により撮像されたもので
ある。入力映像信号が動きベクトル検出装置2およびフ
ィールドメモリ4に供給される。動きベクトル検出装置
2が動きベクトルを検出し、検出した動きベクトルの信
頼性を判断し、信頼性の高い動きベクトルから画面全体
の動きベクトルを検出する。動きベクトル検出装置2で
検出された動きベクトルが補正制御部3に供給される。
【0011】補正制御部3は、検出された動きベクトル
に基づいた手振れ補正を行う。補正制御部3からの動き
ベクトルがフィールドメモリ4に供給される。フィール
ドメモリ4には、撮像部からの入力映像信号(ディジタ
ル)が蓄積されている。例えば撮像部は、出力画像領域
より大きな領域とされ、それによって生じた余剰エリア
を使用して手振れ補正を行うようにされている。フィー
ルドメモリ4には、かかる余剰エリアを含む画像が蓄積
され、動きベクトルに基づいて出力画像領域として切り
出す位置を変更することによって手振れを補正してい
る。フィールドメモリ4は、手振れ補正の内で、整数画
素単位の補正を行う。すなわち、手振れと逆の方向に画
像をシフトする処理がなさる。このシフトの処理を行う
時に、余剰エリアを利用することによって画像の欠落を
生じないようになされる。撮像部の読み出しを制御した
り、撮像した画像を拡大してフィールドメモリ4に蓄積
しても良い。
【0012】フィールドメモリ4から読み出された映像
信号が補間部5に供給される。補間部5では、補正制御
部3で求められた動きベクトルに基づく補正量のうち
で、整数画素以下の補正量が補間によって補正される。
補間は、整数画素以下の補正量に応じた重み付け加算で
実現される。水平方向の動きベクトルの成分が例えば
0.5画素であれば、隣接する2画素の平均値によって
水平方向に0.5画素ずれた画像が生成される。垂直方
向に関しても同様の補間がなされる。
【0013】なお、本説明では、1フィールドを1画面
として扱うが、1フレームを1画面として扱うようにし
ても良い。また、映像信号は、インターレース信号およ
びノンインターレース信号の何れでも良い。さらに、こ
の発明は、カラー映像信号の手振れ補正に対しても適用
できる。但し、動きベクトルは、輝度信号を使用して検
出され、手振れ補正が輝度信号およびカラーコンポーネ
ント信号の両者に施される。
【0014】動きベクトル検出装置2では、代表点マッ
チング法によって動きベクトルを検出する。代表点マッ
チング法は、前フィールドに代表点を設定し、現フィー
ルドのサーチ範囲の画素の輝度レベルと前フィールドの
代表点の輝度レベルとを比較し、サーチ範囲の画素のう
ち代表点の画素に最も近い画素から動きベクトルを検出
する方法である。
【0015】図2は、代表点マッチング法による動きベ
クトル検出方法を示すものである。現フィールドに複数
の画素からなるサーチ範囲SRnが設定される。サーチ
範囲SRnと同一位置で、同一の大きさの前フィールド
の領域SRn-1 の例えば中心位置の画素の値が代表点S
t-1(Xk,Yk)とされる。代表点St-1(Xk,Y
k)と 、サーチ範囲SRn内の複数の画素との輝度レ
ベルの差の絶対値が演算される。サーチ範囲で発生した
差の絶対値が相関値である。1フィールド内には、複数
のサーチ範囲が設定され、各サーチ範囲で求められた相
関値が1フィールドにわたって積分されることによっ
て、相関値の積分値が形成される。この積分値から動き
ベクトルが検出される。
【0016】このように、輝度レベルの相関を表す相関
値は、代表点の輝度レベルとサーチ範囲SRnの各画素
の輝度レベルの差の絶対値である。相関値としては、差
の自乗を使用しても良い。相関値が積分された積分値か
ら動きベクトルが検出される。サーチ範囲SRnを相関
値の積分値とした場合、積分値が最小の位置aが検出さ
れる。代表点の位置と検出された位置aとの偏移から動
きベクトルMvが検出される。
【0017】撮影時の手振れにより発生する画像の揺れ
は、画面全体の揺れであり、手振れ補正は、フィールド
メモリ4を使用して画面全体を手振れで発生した動きベ
クトルと逆の方向にシフトする処理である。画面全体の
動きベクトルを求める方法の一例についてより具体的に
説明する。
【0018】図3は、撮像された1画面に設定される検
出領域の例である。各フィールド(各画面)をほぼ4分
割した各分割領域に検出領域D0,D1,D2,D3が
設定される。各検出領域の動きベクトルが求められ、各
検出領域の動きベクトルから画面全体の動きベクトルが
求められる。なお、検出領域を設定することは、必ずし
も必要ではなく、画面全体で相関値の積分値を求め、積
分値から画面全体の動きベクトルを検出するようにして
も良い。
【0019】図4は、検出領域Di(i=0,1,2,
3)の一例を詳細に示す。前フィールドの検出領域に
は、複数例えば水平方向に8個、垂直方向に6個の合計
48個の代表点が含まれる。各代表点に対応する空間的
位置に、代表点と同数のサーチ範囲SRn(n=0〜4
7)が現フィールドに設定される。サーチ範囲は、水平
方向の位置が(0,1,2,・・・,X)とされ、垂直
方向の位置が(0,1,2,・・・,Y)とされる。こ
の両方の位置によって、各画素の位置が規定される。代
表点の位置は、例えばサーチ範囲と同一位置の領域の中
心位置である。そして、代表点の位置に対する偏移x、
偏移yが規定される。代表点と同一位置では、偏移xお
よびyが共に0である。
【0020】検出領域Diのそれぞれにおいて、各サー
チ範囲で、各画素毎に相関値例えば代表点と各画素の差
の絶対値が求められる。相関値が検出領域毎に積分さ
れ、相関値の積分値(以下、適宜検出領域の積分値と称
する)からその検出領域の動きベクトルが求められる。
図5は、相関値の積分値を求める方法を示す。図5で
は、1つの検出領域内にZ+1個のサーチ範囲SR0〜
SRzが含まれる例である。
【0021】図5の最上段には、サーチ範囲SR0で求
められた相関値が示されている。各画素の位置に対応し
て相関値が発生するので、各相関値の位置が示されてい
る。他のサーチ範囲の相関値も、同様に各画素の位置で
発生する。そして、検出領域内の全てのサーチ範囲の相
関値の中で、同じ位置のものが加算されることによっ
て、相関値の積分値SRdが求められる。例えば(0,
0,0)の位置の相関値、(0,0,1)の位置き相関
値、・・・、(0,0,Z)の位置の相関値が合計され
た値が相関値の積分値SRdの(0,0)の位置の成分
である。
【0022】図6は、このようにして求められた1つの
検出領域の相関値の積分値を3次元(偏移xおよびyと
相関値の大きさ)で表すものである。図6において、積
分値が最小となる位置aから動きベクトルを検出する。
すなわち、位置aに対応する偏移xおよびyの値をその
検出領域の相関値積分値の最小値とする。なお、上述し
たように、1つの検出領域内に複数のサーチ範囲を持つ
ことによって、検出精度の低下を防止することができ
る。さらに、1つの検出領域内に設定される複数のサー
チ範囲が互いにオーバーラップ部分を持つようにしても
良い。
【0023】図7は、動きベクトル検出装置2における
動きベクトル検出部20の一例の構成を示す。入力端子
21から映像信号が入力され、フィルタ処理回路22に
供給される。フィルタ処理回路22によって動き検出に
不要な周波数成分を除去する。フィルタ処理回路22の
出力信号が代表点記憶回路23および減算器24の一方
の入力端子に供給される。減算器24の他方の入力端子
には、代表点記憶回路23からの代表点の値が供給され
る。
【0024】代表点記憶回路23によって、サーチ範囲
に対応する2次元領域の中心位置の画素の値が代表点と
して記憶される。例えば、代表点記憶回路23は、現フ
ィールドの代表点を選択的に記憶するメモリと、前フィ
ールドの代表点を保持するメモリとから構成される。代
表点記憶回路23から減算器24の他方の入力端子に対
しては、前フィールドの代表点の値が供給される。
【0025】減算器24では、代表点からサーチ範囲内
の各画素値が減算される。減算器24からの差のデータ
が絶対値変換回路25に供給され、差の絶対値に変換さ
れる。差の絶対値が相関値である。相関値が累積加算回
路26に供給され、図5を参照して説明したように、検
出領域に含まれる全ての相関値が積分される。累積加算
回路26によって、1検出領域の相関値の積分値が得ら
れる。
【0026】累積加算回路26からの相関値の積分値が
動きベクトル発生回路27に供給される。動きベクトル
発生回路27では、積分値の最小値を検出し、その偏移
xおよびyから動きベクトルを検出し、出力する。出力
される動きベクトルは、1つの検出領域で検出されたも
のである。
【0027】図8は、動きベクトル検出装置2の構成の
一例を示す。動きベクトル検出装置2の内の動きベクト
ル検出部20については、図7と対応する部分に同一符
号を付してその説明は、重複を避けるために省略する。
動きベクトル検出装置2は、動きベクトル検出部20の
他に、ベクトル特徴検出回路31、信頼性判別回路32
およびベクトル検出回路33によって構成される。動き
ベクトル検出部20の累算加算回路26から出力される
相関値の積分値が動きベクトル発生回路27と共に、ベ
クトル特徴検出回路31に供給される。
【0028】ベクトル特徴検出回路31は、図6に示す
最小値の点aの周辺の特徴、相関値積分値の特徴を検出
する回路である。ベクトル特徴検出回路31で検出され
た特徴が信頼性判別回路32に供給される。信頼性判別
回路32は、検出された特徴に基づいて信頼性の程度を
示す信頼性情報を生成し、信頼性情報をベクトル決定回
路33に供給する。ベクトル決定回路33では、信頼性
情報を使用して信頼性の高い動きベクトルを決定する。
動きベクトル決定回路33は、信頼性情報と各検出領域
の動きベクトルとを使用して画面全体の動きベクトルを
決定し、決定された動きベクトルを出力する。
【0029】図3を参照して説明したように、1画面に
4個の検出領域D1〜D4を設定している。動きベクト
ル検出部20では、D1から順に各検出領域の動きベク
トルを検出し、ベクトル決定回路33には、検出領域D
1、D2、D3、D4の順で、検出された動きベクトル
と各検出領域の信頼性情報とが供給される。なお、各検
出領域の動きベクトルを並列的に求めても良い。また、
動きベクトル検出装置2の全体または一部の機能をソフ
トウェア処理で実現しても良い。
【0030】信頼性判別回路32は、例えば、撮像面の
被写体のコントラストが低い場合に、動きベクトル検出
装置2から出力される動きベクトルが本来の手振れによ
る動きベクトルと異なることがあるために設けられてい
る。図9は、信頼性の判別に使用される相関値の積分値
の特徴を説明するものである。積分値の特徴例えば最小
値、積分値の平均値に基づいて信頼性が判別される。最
小値が大きい値である場合は、移動物体が画面に進入し
た時に生じ、平均値が小さい場合は、コントラストが低
い時に生じる。これらの場合に検出された動きベクトル
は、手振れを正確に反映しないことが多いので、信頼性
が低いものと判別される。
【0031】ベクトル決定回路33では、4個の検出領
域でそれぞれ求められた動きベクトルと信頼性の情報か
ら画面全体の動きベクトルを検出する。このアルゴリズ
ムは、種々のものが可能である。単純な例としては、最
も信頼性が高いと判別された動きベクトルが画面全体の
動きベクトルとして選択される。他の例としては、信頼
性の高い動きベクトルが複数あった場合に、それらの平
均値を画面全体の動きベクトルとして採用する。これら
以外の方法も可能である。
【0032】上述した動きベクトル検出装置において
は、前フィールドで設定された代表点と、現フィールド
の画素との比較を行なっているので、時間的に連続する
2フィールドの中で、1フィールドが欠落すると、動き
ベクトルを検出することが不可能となる問題が生じる。
この問題について、図10を参照して説明する。
【0033】図10Aが1フィールドの期間を規定する
垂直同期信号を示し、図10Bが露光期間を示し、図1
0Cが映像信号入力を示す。1フィールド以上の露光時
間によって、1フィールドおきに映像信号が発生する。
図10の例では、フィールドFn-2 ,Fn,・・・に映
像信号が存在し、フィールドFn-1 ,Fn+1 では、映像
信号が欠落している。記録再生装置とビデオカメラが一
体とされたカメラ一体型記録再生装置では、暗い被写体
も撮影することを可能とするために、1フィールド以上
の露光を行う動作モードが用意されていることがあり、
そのような動作モードでは、1フィールド以上の長さの
露光期間が生じる。
【0034】この発明では、図11に示すように、映像
信号が欠落するフィールド例えばFn-1 がある場合で
は、代表点データを記憶しないで、実際に映像信号が入
力されるフィールドFnにおいて、フィールドFn-2 で
記憶した代表点データとフィールドFnの画素との相関
演算を行うことによって、フィールドFn-2 からフィー
ルドFnまでの間で変化した動きベクトルMvを検出す
ることが可能となる。なお、図11において、SRn
は、図2と同様に、現フィールドFnに設定されたサー
チ範囲SRnを示す。サーチ範囲SRnと同一位置で、
同一の大きさのフィールドFn-2 の領域SRn-2 の例え
ば中心位置の画素の値が代表点Sn-2 とされる。代表点
Sn-2 と 、サーチ範囲SRn内の複数の画素との輝度
レベルの差の絶対値が演算される。サーチ範囲で発生し
た差の絶対値が相関値である。1フィールド内には、複
数のサーチ範囲が設定され、各サーチ範囲で求められた
相関値が1フィールド(または1検出領域)にわたって
積分されることによって、相関値の積分値が形成され
る。この積分値から1フィールド(または1検出領域)
の動きベクトルMvが検出される。但し、この場合で
は、動きベクトルMvが2フィールド期間での動き量を
示している。
【0035】図12において、参照符号40は、この発
明が適用された動きベクトル検出部の一実施形態であ
る。上述した図7に示す動きベクトル検出部20と同様
に、動きベクトル検出部40は、入力端子41からの映
像信号が入力されるフィルタ処理回路42と、代表点記
憶回路43と、代表点と画素の差分を演算する減算器4
4と、差を絶対値へ変換する絶対値変換回路45と、累
算加算回路46と、動きベクトル発生回路47とから構
成される。なお、図8と同様に、検出された動きベクト
ルの信頼性を判別する信頼性判別のための構成が付加さ
れることによって、動きベクトル検出装置(参照符号
2’)が構成される。
【0036】代表点記憶回路43に対して、端子48か
ら代表点記憶許可信号が供給される。代表点記憶許可信
号は、映像信号が欠落するフィールドでは、代表点を記
憶させないように、記憶動作を制御するための信号であ
る。代表点記憶回路43が記憶動作を行なわない結果、
以前に記憶された代表点のデータがそのまま保存され
る。したがって、前フィールドが欠落する場合でも、減
算器44によって、相関値を演算することが可能とな
る。
【0037】図13は、一実施形態における手振れ補正
装置の構成を示す。手振れ補正装置は、入力端子51か
らの入力映像信号から動きベクトルを検出する動きベク
トル検出装置2’と、検出された動きベクトルが供給さ
れる補正制御部53と、補正制御部53からの補正制御
信号によって手振れ補正を行うためのフィールドメモリ
54および補間部55とから構成され、手振れ補正され
た映像信号が出力される。動きベクトル検出装置2’に
対して、端子48から代表点記憶許可信号が供給され、
入力映像信号が存在するフィールドで代表点が記憶され
る。代表点記憶許可信号と同期した補正制御許可信号が
入力端子56から補正制御部53に供給され、映像信号
が欠落しているフィールドでは、補正動作を行なわない
ように制御される。
【0038】図14は、動きベクトル検出装置2’の動
作を示すタイミングチャートである。図14Aが垂直同
期信号を示し、図14Bが露光動作を示し、図14Cが
映像信号入力を示す。例えばフィールドFn-2 とフィー
ルドFn-1 にまたがる1フィールド期間以上の露光によ
って、フィールドFnの映像信号が形成される。映像信
号が存在するフィールドに対応して、ハイレベルとなる
代表点記憶許可信号(図14D)が形成される。さら
に、代表点記憶許可信号と同期した補正制御許可信号
(図14E)が生成される。代表点記憶許可信号は、例
えばカメラ一体型記録再生装置の場合であれば、設定さ
れた動作モードに応じて生成される。
【0039】図15は、この発明の一実施形態における
相関演算動作を示し、図15Aが垂直同期信号を示し、
図15Bが露光期間を示す。図15Cに示すように、フ
ィールドFn-2 に存在する映像信号から代表点が抽出さ
れ、代表点記憶回路43に記憶される。代表点とフィー
ルドFnの画素値とが減算器44において減算され、絶
対値に変換されることによって、相関値が生成される。
【0040】この発明は、上述したこの発明の一実施形
態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱
しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば
2フィールド期間を越える露光を行う場合に対してもこ
の発明を適用できる。また、この発明は、動画および静
止画の何れの撮像画像を得る場合に対しても適用でき
る。
【0041】
【発明の効果】この発明では、露光時間に応じた周期で
代表点記憶の記憶許可を制御することによって、露光時
間が数フィールドにわたる場合でも、動きベクトルを検
出することが可能となり、検出された動きベクトルによ
って手振れ補正を行うことが可能となる。また、この発
明では、露光時間が1フィールドまたは1フレームを越
える場合に、補正制御を映像信号が存在するフィールド
でのみ行うので、補正動作を正しく行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】手振れ補正装置の一例を示すブロック図であ
る。
【図2】動きベクトル検出方法の説明に用いる略線図で
ある。
【図3】動きベクトル検出のための検出領域を示す略線
図である。
【図4】動きベクトル検出のための代表点とサーチ範囲
の関係を示す略線図である。
【図5】相関値の積分値を説明するための略線図であ
る。
【図6】相関値の積分値を3次元的に示す略線図であ
る。
【図7】動きベクトル検出装置の一例のブロック図であ
る。
【図8】動きベクトル検出装置の一例のブロック図であ
る。
【図9】検出された動きベクトルの信頼性評価の説明に
用いる略線図である。
【図10】動きベクトル検出動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。
【図11】この発明による動きベクトル検出動作を説明
するための略線図である。
【図12】この発明による動きベクトル検出装置の一実
施形態のブロック図である。
【図13】この発明による手振れ補正装置の一実施形態
のブロック図である。
【図14】この発明による手振れ補正の説明に用いるタ
イミングチャートである。
【図15】この発明による動きベクトル検出動作を説明
するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
2,2’・・・動きベクトル検出装置、20,40・・
・動きベクトル検出部、43・・・代表点記憶回路、4
4・・・減算器、46・・・累算加算回路、48・・・
代表点記憶許可信号の入力端子、53・・・補正制御
部、54・・・フィールドメモリ、56・・・補正制御
許可信号の入力端子

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置の手振れにより生じる動きベク
    トルを入力映像信号から検出する動きベクトル検出装置
    において、 時間的に前のフィールドまたはフレームから複数の代表
    点を抽出して記憶する代表点記憶手段と、 現在のフィールドまたはフレームに上記代表点のそれぞ
    れと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定し、各領
    域内の複数の画素と上記代表点との相関値を演算する相
    関値演算手段と、 上記相関値演算手段からの相関値を所定の範囲で積分す
    る積分手段と、 上記積分手段からの相関値の積分値に基づいて上記所定
    の範囲の動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段
    とを備え、 露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
    果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
    生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
    フレームにおいてのみ、上記代表点記憶手段が上記代表
    点の記憶動作を行うようにした動きベクトル検出装置。
  2. 【請求項2】 撮像装置の手振れにより生じる動きベク
    トルを入力映像信号から検出する動きベクトル検出方法
    において、 時間的に前のフィールドまたはフレームから複数の代表
    点を抽出して記憶する代表点記憶ステップと、 現在のフィールドまたはフレームに上記代表点のそれぞ
    れと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定し、各領
    域内の複数の画素と上記代表点との相関値を演算する相
    関値演算ステップと、 演算された上記相関値を所定の範囲で積分する積分ステ
    ップと、 求められた相関値の積分値に基づいて上記所定の範囲の
    動きベクトルを決定する動きベクトル決定ステップとか
    らなり、 露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
    果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
    生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
    フレームにおいてのみ、上記代表点記憶ステップの処理
    を行うようにした動きベクトル検出方法。
  3. 【請求項3】 撮像装置の手振れにより生じる動きベク
    トルを入力映像信号から検出し、検出された動きベクト
    ルによって手振れを補正する手振れ補正装置において、 補正すべき映像信号を蓄積するメモリと、動きベクトル
    検出装置と、補正制御手段とを備え、 上記動きベクトル検出装置は、時間的に前のフィールド
    またはフレームから複数の代表点を抽出して記憶する代
    表点記憶手段と、 現在のフィールドまたはフレームに上記代表点のそれぞ
    れと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定し、各領
    域内の複数の画素と上記代表点との相関値を演算する相
    関値演算手段と、 上記相関値演算手段からの相関値を所定の範囲で積分す
    る積分手段と、 上記積分手段からの相関値の積分値に基づいて上記所定
    の範囲の動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段
    とを備え、 露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
    果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
    生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
    フレームにおいてのみ、上記代表点記憶手段が上記代表
    点の記憶動作を行うようになされ、 上記補正制御手段は、上記動きベクトル決定手段からの
    動きベクトルが供給され、上記動きベクトルに基づい
    て、手振れを補正するように、上記メモリを制御する構
    成とされ、露光時間が1フィールドまたは1フレームよ
    り長い結果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレ
    ームが発生する場合では、映像信号が存在するフィール
    ドまたはフレームにおいてのみ、制御動作を行うように
    された手振れ補正装置。
  4. 【請求項4】 撮像装置の手振れにより生じる動きベク
    トルを入力映像信号から検出し、検出された動きベクト
    ルによって手振れを補正する手振れ補正方法において、 時間的に前のフィールドまたはフレームから複数の代表
    点を抽出して記憶する代表点記憶ステップと、 現在のフィールドまたはフレームに上記代表点のそれぞ
    れと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定し、各領
    域内の複数の画素と上記代表点との相関値を演算する相
    関値演算ステップと、 演算された上記相関値を所定の範囲で積分する積分ステ
    ップと、 求められた相関値の積分値に基づいて上記所定の範囲の
    動きベクトルを決定する動きベクトル決定ステップと、 動きベクトル決定ステップで求められた動きベクトルに
    基づいて、手振れを補正するように、入力映像信号が蓄
    積されているメモリを制御する補正制御のステップとか
    らなり、 露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
    果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
    生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
    フレームにおいてのみ、上記代表点の記憶ステップの処
    理を行うようになされ、 露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
    果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
    生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
    フレームにおいてのみ、上記補正制御のステップの処理
    を行うようにされた手振れ補正方法。
  5. 【請求項5】 撮像装置の手振れにより生じる動きベク
    トルを入力映像信号から検出し、検出された動きベクト
    ルによって手振れを補正する手振れ補正装置を備えた撮
    像装置において、 手振れ補正装置は、補正すべき映像信号を蓄積するメモ
    リと、動きベクトル検出装置と、補正制御手段とを備
    え、 上記動きベクトル検出装置は、時間的に前のフィールド
    またはフレームから複数の代表点を抽出して記憶する代
    表点記憶手段と、 現在のフィールドまたはフレームに上記代表点のそれぞ
    れと同一の位置の画素を含む複数の領域を設定し、各領
    域内の複数の画素と上記代表点との相関値を演算する相
    関値演算手段と、 上記相関値演算手段からの相関値を所定の範囲で積分す
    る積分手段と、 上記積分手段からの相関値の積分値に基づいて上記所定
    の範囲の動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段
    とを備え、 露光時間が1フィールドまたは1フレームより長い結
    果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレームが発
    生する場合では、映像信号が存在するフィールドまたは
    フレームにおいてのみ、上記代表点記憶手段が上記代表
    点の記憶動作を行うようになされ、 上記補正制御手段は、上記動きベクトル決定手段からの
    動きベクトルが供給され、上記動きベクトルに基づい
    て、手振れを補正するように、上記メモリを制御する構
    成とされ、露光時間が1フィールドまたは1フレームよ
    り長い結果、映像信号が欠落したフィールドまたはフレ
    ームが発生する場合では、映像信号が存在するフィール
    ドまたはフレームにおいてのみ、制御動作を行うように
    された撮像装置。
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