JP2003078421A - 符号系列の先頭位置検出方法とその装置、それを用いた復号方法とその装置 - Google Patents

符号系列の先頭位置検出方法とその装置、それを用いた復号方法とその装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な処理構成で高速に符号系列の先頭位置
を検出し、また、検出された先頭位置に基づいて、符号
系列を復号できる符号系列の先頭位置検出方法とその装
置、それを用いた復号方法とその装置を提供する。 【解決手段】 符号長nの巡回符号系列を入力して、そ
の先頭位置を検出する先頭位置検出にために、符号長n
の巡回符号系列を順に入力し、乗算器gとレジスタrと
加算器+とにより、入力した巡回符号系列の第1の符号
開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置C
i-1+nまでの符号語に対するシンドロームをレジスタr
に生成し、次に、nビットバッファに記憶される第2の
符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデータを
用いて、重付け乗算器wと加算機+とにより、生成され
たシンドロームを補正して、補正されたシンドロームに
基づきNORにより前記符号長nの巡回符号系列の先頭
位置を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号系列先頭位置
検出方法とその装置、それを用いた通信方法とその装
置、さらに、それを用いた復号方法とその装置、特に、
誤り訂正符号を用いて、ATMやB−ISDN等におけ
るセル同期、または、パケット同期を確立し、復号化す
る符号系列先頭位置検出方法とその装置、それを用いた
復号方法とその装置、さらに、それを用いた通信方法と
その装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、巡回符号は符号の取り扱い易さか
ら、ハミング符号やCRC、ファイヤ符号、BCH符
号、リード・ソロモン符号などが非常に多くの通信シス
テムや記録システムにおいて用いられている。
【0003】“符号理論”(今井秀樹著、電子情報通信
学会編)に示されているように、これらの巡回符号の誤
り検出器としては、図1に示される回路がよく用いられ
る。図1は、(式1)に示す受信語R(x)を入力とし、
(式2)の生成多項式G(x)で割った剰余S(x)(以後、
シンドロームと呼ぶ)をとる(式3)の処理を行う。た
だし、R(x)は、誤りがなければG(x)で割った剰余が0
になるように構成されている。
【0004】 R(x)=RN-1・xN-1+RN-2・xN-2+…+R1・x+RO (式1) G(x)=Xm+gm-1・xm-1+…+g1・x+g0 (式2) S(x)=R(x)・xm mod G(x) (式3) 図1の回路は、単位時間(クロック)毎に動作する。ま
た、以後、図中のri(i=0,…,m−1)と表され
た四角は、1単位時間の遅延素子(レジスタ)を示す。
また、giで表された四角は入力をgi倍して出力する乗
算器(但し、g i=0ならば結線自体が不要、gi=1な
らば、乗算器不要で結線のみ)である。また、“+”は
EXOR(排他的論理和)演算器(ここでは、有限体G
F(q)上の演算を考えるのでEXORになる。一般的
には減算器となる。)を表す。“NOR”はNOR演算
器を表す。
【0005】この回路に、Rj(j=N−1,…,0)
を単位時間毎に高次から順に入れ終わったとき、誤りが
なければ、S(x)=0、即ち、各レジスタrj(i=0,
…,m−1)は全て“0”になる。また、誤りが生じて
いる場合、S(x)=0にならないので、NOR演算器出
力が0でないことから受信語に誤りが生じていることを
検出できる。さらに、誤りを検出するだけでなく、訂正
する符号器を構成する場合は、図1に特定のパターンを
検出するNOR回路20を加え、Nビットバッファ22
を加えた図2の構成の回路が用いられ、以下のような処
理を行う。
【0006】まず、右のNOR回路21によって“0”
検出を行い、図1と同様の処理の後、S(x)=0なら
ば、誤りなしとして終了する。しかし、S(x)≠0であ
れば、入力を“0”にして、さらに、シフトレジスタを
最大N回までシフトさせ続け、左のNOR回路20によ
って符号による特定のパターンにレジスタの値がなった
ことを検出したときに、“1”を出力して、Nビット遅
延させた受信語の誤り訂正を行う。シフトレジスタを1
回シフトさせることは、S(x)にxをかけてG(x)で割っ
た剰余をとることに相当するので、 E(x)=S(x)・xj mod G(x) (j=0,…,N-1) (式4) の演算をシフト毎、即ち、各j毎に行い、E(x)が特定
のパターンになったときの受信シンボルRN-jの誤り訂
正を行う。例えば、位置N−iに単一誤りが生じている
とすると、 S(x)=x-1+m mod G(x) であり、i−1回目のシフト(j=i−1)において、 E(x)=S(x)・xi-1 mod G(x)=xm-1 である。よって、左のNOR回路20によって rm-j=0 (j=2,…,m) rm-1=1 を検出する。
【0007】さらに、巡回符号を実際に用いる場合に
は、符号語を短縮化(前記“符号理論”参照)して用い
ることが多い。これは、(式1)の上位次数のシンボル
を“0”とした巡回符号と等価であり、符号の訂正能力
は変わらない。このような符号を、短縮巡回符号と呼
ぶ。例えば、次世代通信方式として注目されているAT
M(Asynchronous Transfer Mode:非同期転送モード)
のヘッダ誤り制御に用いられる生成多項式 G(x)=x8+x2+x+1 のCRC符号長は、 N=27−1=127 ビットであるが、通常、40ビット程度に短縮して用い
られることが多い。以後、生成多項式G(x)で規定され
る巡回符号の符号長をN、それを短縮した符号長をnと
する。
【0008】図2の回路によって短縮巡回符号の復号を
行う場合、受信語R(x)を入力した後、やはり、最大N
回シフトと受信語を蓄えるバッファが必要である。ま
た、図1の検出器を同期検出に用いることもできる。こ
の場合、1ビットずつ順にずらして先頭位置とみなして
誤り検出を行い、誤りが検出されなかった先頭位置から
の符号語を採用し、符号語毎の同期を合わせる。
【0009】図3を用いて、その同期検出動作を説明す
る。
【0010】図3の第1先頭位置から第1最終位置まで
を1つの符号語とした場合、次のように表される。
【0011】 c1(x)=c1・xn-1+c2・xn-2+…+cn-1・x+cn これを、(式2)の生成多項式で割ったシンドロームs
1(x)は、次式のように表される。
【0012】s1(x)=c1(x)・xm mod G(x) c1(x)が正しい符号語であった場合、s1(x)=0であ
り、符号語の同期が取れたことになる。しかし、s1(x)
≠0である場合、c1(x)は正しい符号語ではないので、
第2先頭位置から第2最終位置までの符号語c2(x)に対
するシンドロームs2(x)を次のように求める。
【0013】 c2(x)=c2・xn-1+c3・xn-2+…+cn・x+cn+12(x)=c2(x)・xm mod G(x) 更に、Si-1(x)≠0(i=3,…)ならば、(式6)の
i(x)に対するシンドロームSi(x)を(式7)により計
算し、これをSi(x)=0となるまで、即ち同期がとれる
まで続ける。
【0014】 Ci(x)=Ci・xn-1+Ci+1・xn-2+…+Ci+n-2・x+Ci+n-1 (式6) Si(x)=Ci(x)・xm mod G(x) (式7) 従って、この同期処理を行うために、各si(x)(i=
1,…)毎に、図1に示す回路を複数用いることよって
同期検出が可能である。
【0015】また、図2に示す復号器も、S(x)=0の
検出が行えるので、図1の検出器の代わりに図2の回路
を複数用いて同様の動作を行えば、同期検出回路として
用いられることは明らかである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来の同期回路は、複数の検出器、または、復号器を用
いるために、回路規模が大きくなると言う問題があっ
た。
【0017】本発明は、上記従来例に鑑みてなされたも
ので、簡単な処理構成で高速に符号系列の先頭位置を検
出し、また、検出された先頭位置に基づいて、符号系列
を復号できる符号系列の先頭位置検出方法とその装置、
それを用いた復号方法とその装置を提供することを目的
とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の符号系列の先頭位置検出方法とその装置、
それを用いた復号方法とその装置、さらに、それを用い
た通信方法とその装置は以下の構成を備える。即ち、符
号長nの巡回符号系列を入力して、その先頭位置を検出
する先頭位置検出方法であって、前記符号長nの巡回符
号系列を順に入力する入力工程と、前記入力工程で入力
した巡回符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,
2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語に
対するシンドロームを生成するシンドローム生成工程
と、第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づ
くデータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成さ
れたシンドロームを補正する補正シンドローム生成工程
と、前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正さ
れたシンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列
の先頭位置を検出する検出工程とを備える。
【0019】また、別の発明は、上述の先頭位置検出方
法で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する。
【0020】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を復号する復号方法であって、前記符号長
nの短縮巡回符号を順に入力する入力工程と、前記入力
工程で入力した短縮巡回符号の符号語に対するシンドロ
ームを生成するシンドローム生成工程と、前記シンドロ
ーム生成工程で生成されたシンドロームに基づいて、誤
りパターンE(x)を検出することで、前記符号語に対す
る誤り訂正を行う誤り訂正工程とを備える。
【0021】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を系列を入力して、その先頭位置を検出し
て復号する復号方法であって、前記符号長nの短縮巡回
符号系列を順に入力する入力工程と、前記入力工程で入
力した短縮巡回符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=
1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語
に対するシンドロームを生成するシンドローム生成工程
と、第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づ
くデータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成さ
れたシンドロームを補正する補正シンドローム生成工程
と、前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正さ
れたシンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列
の先頭位置を検出する検出工程と、前記検出方法で検出
された符号長nの短縮巡回符号系列の先頭位置に基づ
き、前記符号長nの短縮巡回符号系列を復号する復号工
程とを備える。
【0022】また、別の発明は、符号長nの巡回符号系
列を入力して、その先頭位置を検出する先頭位置検出方
法であって、前記符号長nの巡回符号系列をdビット並
列に順に入力する入力工程と、前記入力工程で入力した
巡回符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)か
ら第1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシ
ンドロームを生成するシンドローム生成工程と、第2の
符号開始位置Cd+nから始まる符号語に基づくデータを
用いて、前記シンドローム生成工程で生成されたシンド
ロームを補正する補正シンドローム生成工程と、前記補
正シンドローム生成工程で得られた、補正されたシンド
ロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先頭位置
を検出する検出工程とを備える。
【0023】また、別の発明は、上述の先頭位置検出方
法で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する。
【0024】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を復号する復号方法であって、前記符号長
nの短縮巡回符号をdビット並列に順に入力する入力工
程と、前記入力工程で入力した短縮巡回符号の符号語に
対するシンドロームを生成するシンドローム生成工程
と、前記シンドローム生成工程で生成されたシンドロー
ムに基づいて、誤りパターンE(x)を検出することで、
前記符号語に対する誤り訂正を行う誤り訂正工程とを備
える。
【0025】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を系列をdビット並列に入力して、その先
頭位置を検出して復号する復号方法であって、前記符号
長nの短縮巡回符号系列をdビット並列に順に入力する
入力工程と、前記入力工程で入力した短縮巡回符号系列
の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号
最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンドロームを
生成するシンドローム生成工程と、第2の符号開始位置
d+nから始まる符号語に基づくデータを用いて、前記
シンドローム生成工程で生成されたシンドロームを補正
する補正シンドローム生成工程と、前記補正シンドロー
ム生成工程で得られた、補正されたシンドロームに基づ
き前記符号長nの巡回符号系列の先頭位置を検出する検
出工程と、前記検出方法で検出された符号長nの短縮巡
回符号系列の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡
回符号系列を復号する復号工程とを備える。
【0026】また、別の発明は、第1の所定パターンA
(x)がXaの位置に足し込まれている符号長nの符号語を
含む巡回符号系列を入力して、その先頭位置を検出する
先頭位置検出方法であって、前記巡回符号系列を順に入
力する入力工程と、前記入力工程で入力した巡回符号系
列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符
号最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンドローム
を生成するシンドローム生成工程と、第2の符号開始位
置Ci+nから始まる符号語に基づくデータを用いて、前
記シンドローム生成工程で生成されたシンドロームを補
正する補正シンドローム生成工程と、前記補正シンドロ
ーム生成工程で得られた、補正されたシンドロームが第
2の所定パターンB(x)に等しい前記巡回符号系列の先
頭位置を検出する検出工程とを備える。
【0027】また、別の発明は、上述の先頭位置検出方
法で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する。
【0028】また、別の発明は、第1の所定パターンA
(x)がxaの位置に足し込まれている次数mの生成多項式
G(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮し
た短縮巡回符号を復号する復号方法であって、前記符号
長nの短縮巡回符号を順に入力する入力工程と、前記入
力工程で入力した短縮巡回符号の符号語に対するシンド
ロームを生成するシンドローム生成工程と、前記シンド
ローム生成工程で生成されたシンドロームに基づいて、
第2の所定パターン誤りパターンE(x)を検出すること
で、前記符号語に対する誤り訂正を行う誤り訂正工程と
を備える。
【0029】また、別の発明は、第1の所定パターンA
(x)がxaの位置に足し込まれている次数mの生成多項式
G(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮し
た短縮巡回符号を系列を入力して、その先頭位置を検出
して復号する復号方法であって、前記符号長nの短縮巡
回符号系列を順に入力する入力工程と、前記入力工程で
入力した短縮巡回符号系列の第1の符号開始位置C
i-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+nまでの
符号語に対するシンドロームを生成するシンドローム生
成工程と、第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語
に基づくデータを用いて、前記シンドローム生成工程で
生成されたシンドロームを補正する補正シンドローム生
成工程と、前記補正シンドローム生成工程で得られた、
補正されたシンドロームに基づき前記符号長nの巡回符
号系列の先頭位置を検出する検出工程と、前記検出方法
で検出された符号長nの短縮巡回符号系列の先頭位置に
基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列を復号する復
号工程とを備える。
【0030】また、別の発明は、上述の先頭位置検出方
法で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する。
【0031】また、別の発明は、符号長nの巡回符号系
列を入力して、その先頭位置を検出する先頭位置検出装
置であって、前記符号長nの巡回符号系列を順に入力す
る入力手段と、前記入力手段で入力した巡回符号系列の
第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最
終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンドロームを生
成するシンドローム生成手段と、第2の符号開始位置C
i+nから始まる符号語に基づくデータを用いて、前記シ
ンドローム生成手段で生成されたシンドロームを補正す
る補正シンドローム生成手段と、前記補正シンドローム
生成手段で得られた、補正されたシンドロームに基づき
前記符号長nの巡回符号系列の先頭位置を検出する検出
手段とを備える。
【0032】また、別の発明は、上述の先頭位置検出装
置で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段
を備える。
【0033】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を復号する復号装置であって、前記符号長
nの短縮巡回符号を順に入力する入力手段と、前記入力
手段で入力した短縮巡回符号の符号語に対するシンドロ
ームを生成するシンドローム生成手段と、前記シンドロ
ーム生成手段で生成されたシンドロームに基づいて、誤
りパターンE(x)を検出することで、前記符号語に対す
る誤り訂正を行う誤り訂正手段とを備える。
【0034】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を系列を入力して、その先頭位置を検出し
て復号する復号装置であって、前記符号長nの短縮巡回
符号系列を順に入力する入力手段と、前記入力手段で入
力した短縮巡回符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=
1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語
に対するシンドロームを生成するシンドローム生成手段
と、第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づ
くデータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成さ
れたシンドロームを補正する補正シンドローム生成手段
と、前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正さ
れたシンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列
の先頭位置を検出する検出手段と、前記検出装置で検出
された符号長nの短縮巡回符号系列の先頭位置に基づ
き、前記符号長nの短縮巡回符号系列を復号する復号手
段とを備える。
【0035】また、別の発明は、符号長nの巡回符号系
列を入力して、その先頭位置を検出する先頭位置検出装
置であって、前記符号長nの巡回符号系列をdビット並
列に順に入力する入力手段と、前記入力手段で入力した
巡回符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)か
ら第1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシ
ンドロームを生成するシンドローム生成手段と、第2の
符号開始位置Cd+nから始まる符号語に基づくデータを
用いて、前記シンドローム生成手段で生成されたシンド
ロームを補正する補正シンドローム生成手段と、前記補
正シンドローム生成手段で得られた、補正されたシンド
ロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先頭位置
を検出する検出手段とを備える。
【0036】また、別の発明は、上述の先頭位置検出装
置で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段
を備える。
【0037】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を復号する復号装置であって、前記符号長
nの短縮巡回符号をdビット並列に順に入力する入力手
段と、前記入力手段で入力した短縮巡回符号の符号語に
対するシンドロームを生成するシンドローム生成手段
と、前記シンドローム生成手段で生成されたシンドロー
ムに基づいて、誤りパターンE(x)を検出することで、
前記符号語に対する誤り訂正を行う誤り訂正手段とを備
える。
【0038】また、別の発明は、次数mの生成多項式G
(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した
短縮巡回符号を系列をdビット並列に入力して、その先
頭位置を検出して復号する復号装置であって、前記符号
長nの短縮巡回符号系列をdビット並列に順に入力する
入力手段と、前記入力手段で入力した短縮巡回符号系列
の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号
最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンドロームを
生成するシンドローム生成手段と、第2の符号開始位置
d+nから始まる符号語に基づくデータを用いて、前記
シンドローム生成手段で生成されたシンドロームを補正
する補正シンドローム生成手段と、前記補正シンドロー
ム生成手段で得られた、補正されたシンドロームに基づ
き前記符号長nの巡回符号系列の先頭位置を検出する検
出手段と、前記検出装置で検出された符号長nの短縮巡
回符号系列の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡
回符号系列を復号する復号手段とを備える。
【0039】また、別の発明は、第1の所定パターンA
(x)がxaの位置に足し込まれている符号長nの符号語を
含む巡回符号系列を入力して、その先頭位置を検出する
先頭位置検出装置であって、前記巡回符号系列を順に入
力する入力手段と、前記入力手段で入力した巡回符号系
列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符
号最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンドローム
を生成するシンドローム生成手段と、第2の符号開始位
置Ci+nから始まる符号語に基づくデータを用いて、前
記シンドローム生成手段で生成されたシンドロームを補
正する補正シンドローム生成手段と、前記補正シンドロ
ーム生成手段で得られた、補正されたシンドロームが第
2の所定パターンB(x)に等しい前記巡回符号系列の先
頭位置を検出する検出手段とを備える。
【0040】また、別の発明は、上述の先頭位置検出装
置で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段
を備える。
【0041】また、別の発明は、第1の所定パターンA
(x)がxaの位置に足し込まれている次数mの生成多項式
G(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮し
た短縮巡回符号を復号する復号装置であって、前記符号
長nの短縮巡回符号を順に入力する入力手段と、前記入
力手段で入力した短縮巡回符号の符号語に対するシンド
ロームを生成するシンドローム生成手段と、前記シンド
ローム生成手段で生成されたシンドロームに基づいて、
第2の所定パターン誤りパターンE(x)を検出すること
で、前記符号語に対する誤り訂正を行う誤り訂正手段と
を備える。
【0042】また、別の発明は、第1の所定パターンA
(x)がxaの位置に足し込まれている次数mの生成多項式
G(x)に基づく符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮し
た短縮巡回符号を系列を入力して、その先頭位置を検出
して復号する復号装置であって、前記符号長nの短縮巡
回符号系列を順に入力する入力手段と、前記入力手段で
入力した短縮巡回符号系列の第1の符号開始位置C
i-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+nまでの
符号語に対するシンドロームを生成するシンドローム生
成手段と、第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語
に基づくデータを用いて、前記シンドローム生成手段で
生成されたシンドロームを補正する補正シンドローム生
成手段と、前記補正シンドローム生成手段で得られた、
補正されたシンドロームに基づき前記符号長nの巡回符
号系列の先頭位置を検出する検出手段と、前記検出装置
で検出された符号長nの短縮巡回符号系列の先頭位置に
基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列を復号する復
号手段とを備える。
【0043】また、別の発明は、上述の先頭位置検出装
置で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基
づき、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段
を備える。
【0044】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]本実施の形
態では、図1の検出器を複数用いなくても同期検出が行
える回路構成を示す。
【0045】(式6),(式7)から、si-1(x)とs
i(x)のシンドロームは、次のような関係をもつ。
【0046】 si(x)=ci(x)・xm mod G(x) =(ci-1(x)・x+ci+n-1−ci-1・xn)・xm mod G(x) =(si-1(x)・x+ci+n-1−xm) mod G(x)−ci-1・w(x) (式8) ここで、(si-1(x)・x+ci+n-1・xm) mod G(x)
は、図1の検出器にsi- 1(x)のシンドロームが得られて
いる場合、ci+n-1を入力して、もう1クロック分シフ
トレジスタをシフトさせることによって得られる。ここ
で、ci+n-1はci +n-2の次のビットであるので、(s
i-1(x)・x+ci+n-1・xm) mod G(x)は検出器の動作
を続けることによって得られる。また、w(x)は、以下
のように定義される多項式であり、nとG(x)(mはG
(x)の次数)がわかれば、予め求めておくことができ
る。
【0047】 従って、Ci-1が“1”のときに限り、前述の (si-1(x)・x+ci+n-1・xm) mod G(x) からw(x)を引くことによって、si(x)を求めることが
できる。ただし、ci-1はci+n-1に対してnビット前の
ビットであるので、図3のビット列はバッファ等により
nビット分遅延させておく必要がある。
【0048】よって、本実施の形態による検出器を用い
た同期回路は、図4のようになる。この回路の動作は次
のようになる。ここで、入力は、図3のビット列が第1
先頭位置のビットc1から順次入力されているとする。
図4のgi,riによって構成される回路は、図1に示す
検出器と同じであるので、第1最終位置のビットcn
で入力したときに、レジスタri(i=0,…,m−
1)にはシンドロームs1(x)が生成されている。ただ
し、検出器に入力されたビット列は、nビットバッファ
にも入力され、nビット遅延させられ、第1最終位置に
なるまでこのバッファ出力は“0”である。
【0049】このs1(x)をNOR回路によって検査し、
1(x)=0であれば、同期検出信号として“1”を出力
する。また、s1(x)≠0であれば、第2最終位置のビッ
トc n+1を連続して入力し検出動作を続ける。このと
き、nビットバッファからは、遅延させたc1が出力さ
れるので、c1=1であれば、各レジスタからwi(i=
0,…,m−1)、即ち、w(x)を引く(ここでは、2
進演算であるのでEXOR演算によって実現される)。
これによって、s2(x)が得られる。このs2(x)の“0”
検査をNOR回路によって行い、s2(x)=0ならば、同
期検出信号を出力し、s2(x)≠0ならば、入力を連続し
て行い、cn+i(i=2,…)として上述の動作をs
i(x)=0となるまで繰り返す。si(x)=0となると、同
期検出信号を出力する。
【0050】[第2の実施の形態]第2の実施の形態
は、N=n、即ち、符号が短縮されていない場合につい
て示す。本実施の形態では、図2の復号器を複数用いな
くても同期検出が行える回路構成を図5に示す。
【0051】図5に示す回路によって、図8Aのように
符号語が連続して入力されるか、または、図8Bのよう
に符号語がある間隔毎に連続して入力される場合、初期
の符号語によって同期を検出し、同期が取れた後、即
ち、符号語の区切りが判定できた後に復号器の本来の目
的である誤り訂正を行うことができる。例えば、図8A
の符号語1の途中からデータが入力された場合、最初は
同期がとれていない、すなわち、符号語の区切りはわか
らない。そこで、前述したようなビットをずらしながら
検出動作を行うことによって、符号語2(誤りは発生し
ていないとする)の最後で、 S(x)=0 が検出され、区切り(同期)が検出される。同期が確立
された符号語3以降では、復号器は本来の復号動作を行
う。ただし、同期の確立は最初の同期検出後の符号語か
らでなく、数個の符号語の同期検出後に行ってもよい。
【0052】図8Bの場合では、符号語2で同期検出で
きた後、符号語間の間隔を考慮して符号語3の処理を始
めればよい。
【0053】次に、図5の回路の動作を説明する。
【0054】同期検出動作の時は、スイッチSを接続状
態にし、NOR論理演算を行うNOR回路(51)によ
って“0”検出を行えば、図5の回路によって、第1の
実施の形態に示した検出動作が行えることは明らかであ
る。
【0055】次に、“0”が検出され同期が確立された
場合、スイッチSを開くことによって式(9)のw(x)
の影響をなくし、符号に応じた特定のパターンの検出
(ここでは、N=nであるので、E(x)=Xm-1の検出)
によって、誤り訂正を行えるようにする。これによっ
て、図5の回路は、図2の復号器と同じ復号動作を行う
ことができる。
【0056】同期確立まで数個の符号語によって同期を
検出する場合は、スイッチSの開閉のタイミングを遅ら
せればよい。
【0057】[第3の実施の形態]第3の実施の形態で
は、短縮巡回符号に対して最大n回のシフトとnビット
バッファで復号が行える回路を図6を参照して説明す
る。
【0058】生成多項式G(x)で規定される巡回符号の
符号長をN、それを短縮した符号長をnとしたとき、位
置n−iに誤りがある場合のシンドロームS(x)は次の
ようになる。
【0059】 S(x)=xn-i+m mod G(x) (式10) よって、(式4)の処理を各j(j=0,…,n−1)
毎に繰り返すことによってi−1回目のクロック(j=
i−1)では、次のような値になる。
【0060】 このE’(x)は、短縮符号長nと生成多項式G(x)によっ
て、予め求めておくとができる。
【0061】従って、図2の左のE(x)=xm-1検出回路
(NOR回路20)を(式11)の E’(x)=xn+m-1 mod G(x) を検出する回路にすれば、最大n回のシフトで誤り位置
を検出できる。よって、受信語の遅延もnビットバッフ
ァでよいことになる。その回路を図6に示す。図6に示
すei(i=0,…,m−1)を含む三角形はei=1の
時反転させる回路(ei=1のときインバータ、ei=0
のとき結線であればよい)を表す。この回路の動作は図
2と基本的に同様であるが、NOR論理演算を実行する
NOR回路(60)の検出パターンがNOR回路20と
は異なり、S(x)≠0の後のシフトもn回でよい。
【0062】また、一般的にバッファをLビットバッフ
ァ(n≦L≦N)とする場合は、検出するE’(x)を次
のようにすればよい。
【0063】 E’(x)=S(x)・xj mod G(x) =XL+m-1 mod G(x) (式12) [第4の実施の形態]第4の実施の形態の、短縮巡回符
号に対する同期検出と複号を効率的に行える回路構成を
図7に示す。この回路も第2の実施の形態と同様に、図
8Aや図8Bのような符号語系列に対して同期検出と復
号動作が行えるが、本実施の形態の復号対象は第3の実
施の形態と同じく短縮された符号(n<N)である。
【0064】次に、図7の回路の動作を説明する。
【0065】第2の実施の形態と同様にスイッチSを接
続状態にすることによって、まず、NOR論理演算を行
うNOR回路(71)によって“0”検出を行い、同期
検出を行う。同期確立後は、スイッチSを開くことによ
って(式9)のw(x)の影響をなくし、第3の実施の形
態に示す特定のパターンE’(x)の検出によって、誤り
訂正が行えるようにする。これによって、図7の回路は
図6の復号器と同じになり、同様の復号動作を行うこと
ができる。
【0066】[第5の実施の形態]第5の実施の形態で
は、入力がdビット並列に行われる、または、入力が動
作クロックより高速に行われる場合の同期検出回路を示
す。
【0067】まず、通常の1ビット毎のシリアル入力の
同期検出回路である図4について説明する。
【0068】図4の同期検出器において、時点iのレジ
スタrj(j=0,…,m−1)の値をrj,i、入力をc
i、該入力とレジスタ値rm-1,mのEXOR論理演算結果
をei、nビットバッファからの出力をci-nと表すと、
次時点i+1における各レジスタの値は次のようにな
る。
【0069】 ei=Ci+rm-1,i (式13) rj,i+1=ei・gj+ci-n・wj+rj-1,i (式14) 同様に、時点i+2における各レジスタの値は次のよう
になる。
【0070】 ei+1=ci+1+rm-1,i+1 (式15) rj,i+2=ei+1・gj+ci-n+1・wj+rj-1,i+1 (式16) (式16)に(式14)を代入することによって、次式
が得られる。
【0071】 rj,i+2=ei+1・gj+ci-n+1・wj +(ei・gj-1+ci-n・wj-1+rj-2,i) (式17) これは、時点i+2における各レジスタの値r
j,i+2は、時点iにおけるレジスタの値rj-2,iとci
i+1とnビットバッファからの出力ci-n,ci-n+1
ら直接求められることを意味している。
【0072】また、(式17)の( )内の値は時点i
+1におけるレジスタ値である。よって、(式17)の
関係を満足する論理演算回路を持つ回路は図4の検出器
に比べて、2クロック分の処理が1クロックで行える。
または、2ビットの並列入力に対しても同期検出が行え
ることになり、高速処理が実現できる。
【0073】ただし、2ビット並列の場合のnビットバ
ッファは、n/2ビットバッファを2つ持つことに相当
する。また、NOR回路等によって構成される“0”検
出回路は、現時点iのレジスタ値と式(17)の( )
内の時点i+1の値を検査するため2つ必要である。
【0074】一般的に時点i+dにおけるレジスタ値は
次のように表せる。
【0075】 (式19)から時点i+dにおけるレジスタ値rj,i+d
は、時点iにおけるレジスタ値rj-d,iと、並列に入力
されるd個の入力ci〜ci+d-1と、nビットバッファか
らのd個の並列出力ci-n〜ci-n+d-1から直接合成でき
ることがいえる。
【0076】よって、(式19)の結線を持つ回路は、
dクロック分の同期検出処理を1クロックで行うことが
できる、または、dビットの並列入力に対して、同期検
出処理を実現することができる。ただし、この場合もn
ビットバッファはn/dビットバッファをd個持つこと
に相当する。また、NOR論理演算等の“0”検出回路
も各時点毎の同期を検出するためにd個必要である。
【0077】説明を容易にするために、一例として、図
10Aにd=2の場合の本実施の形態による高速同期検
出器を示す。
【0078】図10Aの回路は、図9Bのように1クロ
ックで2つの情報記号ci,ci+1(i=1,…)を受け
付ける。また、図10Aに示すnビットバッファは、d
個のn/dビットバッファから構成されているので、並
列に入力されるci〜ci+d-1を同時に受け付け、n/d
クロック遅らせたci-n〜Ci-n+d-1を同時に出力する。
ここでは、d=2であるので、ci,ci+1を同時に受け
付け、n/2クロック遅らせたci-n,ci-n+1を同時に
出力する。
【0079】また、図10Aの回路は、d=2とした
(式19)を満たす論理演算回路、即ち、(式17)の
論理演算回路をもつ。ここで、図10Aで、2重の面取
り四角で表されるfjの回路は、図10Bに示すよう
に、入力ei,ci-nに対して fj=ei・gj+ci-n・wi の演算を行う回路である。
【0080】さらに、図10AのNOR演算回路である
NOR(101)は、時点i+1に対する“0”検出を
行い、別のNOR演算回路であるNOR(100)は、
時点iに対する“0”検出を行う。ただし、NOR(1
00)の入力を、各レジスタの出力ではなく入力にし
て、時点iの代わりに時点i+2に対する“0”検出を
行ってもよい。
【0081】以下、図10Aの回路の動作を説明する。
ここで、入力は、図3のビット列が、第1先頭位置のビ
ットc1から2ビットずつ並列に図9Bのように入力さ
れるとする。まず、図10Aのciにc1が、ci+1にc2
が入力されたとする(nビットバッファの出力は0)
と、c1とrm-1の加算によってe1が生成され、1番左
のfm-1回路から1つおきに各々入力される。よって、
その出力は、gj・e1(j=m−1,…,0)であり、
j-1と加算することによって、次時点の値rj,2が生成
される。
【0082】そのうち、j=m−1の出力rm-1,2(下
段1番左のEXOR演算器の出力)は、ci+1であるc2
と加算されることによって、e2が生成される。これを
左から2番目のfm-1から1つおきに各々入力すること
によって、gj・e2が出力される。ここで、隣のEXO
R演算器からの次時点のrj-1,2に相当する信号と加算
することによって、rj,3が生成され、次のクロックで
各レジスタにラッチされる。
【0083】このクロックに同期して、ciとci+1のラ
インには、次の並列入力であるc3とc4が入力され、同
様の結線によりe3とe4が生成され、同様の動作が繰り
返される。これによって、cn-1,cnが入力された次の
クロックで、最初のシンドロームs1(x)が各レジスタに
生成される。
【0084】このクロックに同期して、ci,ci+1から
はcn+1,cn+2が並列に入力され、nビットバッファか
らは、nビット分遅らせた最初の入力c1,c2が並列に
出力されるので、fj(j=m−1,…,0)の各出力
は入力に応じて、 gj・en+1+wj・c1 または、 gj・en+2+wj・c2 が出力され、下段1番左のEXOR演算器から1つおき
のEXOR演算器の各出力は、次時点のシンドロームs
2(x)になる(ただし、各レジスタの直前入力は次々時点
のシンドロームs3(x)になることは明らかである)。
【0085】よって、この時点のシンドロームである s1(x)=0 または、生成された次時点のシンドローム s2(x)=0 がNOR演算器100、101によって検出されるなら
ば、同期検出は終了する。しかし、そうでなければ、前
述の次々時点のシンドロームs3(x)が次のクロックでラ
ッチされ、同様の処理が繰り返されることによって、 si(x)=0 または、 si+1(x)=0 (i=3,…) が検査され、 si(x)=0 または、 si+1(x)=0 となった時点で同期が検出され処理が終了する。
【0086】図10Aでは、簡単のためにd=2の場合
を示したが、本実施の形態では、任意のdに対して実現
できることは(式19)の記述からも明らかであり、本
発明は任意のdの場合を含む。
【0087】[第6の実施の形態]第6の実施の形態で
は、入力がdビット並列に行われる、または、入力が動
作クロックより高速に行われる場合に対しても、短縮巡
回符号に対する復号が最大n/d回のシフトとd個のn
/dビットバッファで行える回路構成を示す。
【0088】まず、前述の1ビット毎のシリアル入力回
路である図6について説明する。
【0089】図6の短縮巡回符号復号器において、時点
iのレジスタrj(j=0,…,m−1)の値をrj,i
入力をci、該入力とレジスタ値rm-1,iのEXOR演算
結果をeiと表すと、次時点i+1における各レジスタ
の値は次のようになる。
【0090】 ei=ci+rm-1,i (式21) rj,i+1=ei・gj+rj-1,i (式22) 同様に、時点i+2における各レジスタの値は次のよう
になる。
【0091】 ei+1=ci+1+rm-1,i+1 (式23) rj,i+2=ei+1・gj+rj-1,i+1 (式24) (式24)に(式22)を代入することによって、次式
が得られる。
【0092】 rj,i+2=ei+1・gj+(ei・gj-1+rj-2,i) (式25) これは、時点i+2における各レジスタの値r
j,i+2は、時点iにおけるレジスタの値rj-2,iと並列入
力ci,ci+1から求められることを意味している。
【0093】また、(式25)の( )内の値は時点i
+1におけるレジスタ値である。よって、(式25)の
関係を満足する論理演算回路を持つ回路は、図4の復号
器に比べて、2クロック分の処理が1クロックで行え
る、または、2ビットの並列入力に対しても復号処理が
行えることになり、高速処理が実現できる。
【0094】よって、誤りがなければ、全入力を入れ終
わるn/2クロック目に、 S(x)=0 となり、処理が終了する。
【0095】次に、S(x)≠0であれば、並列入力を各
々“0”にしてシフトを続ける。
【0096】生成多項式G(x)で規定される巡回符号の
符号長をN、それを短縮した符号長をnとしたとき、位
置n−iに限りがある場合のシンドロームS(x)は(式
10)と同様である。その後、(式4)の処理を各j
(j=0,…,n−1)毎に繰り返すことによって、i
−1回目のクロック(j=1−1)において、(式1
1)と同じ E’(x)=S(x)・xj mod G(x) =xn+m-1 mod G(x)=Σei・xi になる。
【0097】また、一般的に、バッファをLビットバッ
ファ(n≦L≦N)とする場合は、検出するE’(x)を
次のようにすればよい。
【0098】 E’(x)=S(x)・xj mod G(x)=xL+m-1 mod G(x) (式26) さらに、一般的に、時点i+dにおけるレジスタ値は次
のように表せる。
【0099】 (式28)から時点i+dにおけるレジスタ値rj,i+d
は、時点iにおけるレジスタ値rj-d,iと、並列に入力
されるd個の入力ci〜ci+d-1から直接合成できること
がいえる。よって、(式28)の結線をもつ回路はdク
ロック分の復号処理を1クロックで行うことができる、
または、dビットの並列入力に対して復号処理を実現す
ることができる。ただし、この場合も、nビットバッフ
ァはn/dビットバッファをd個持つことに相当する。
また、0やE’(x)を検出する回路は、1クロック内で
d個分の時点のパターン検出を行う必要があるのでd個
必要である。
【0100】図11Aに、d=2とした場合の本実施の
形態による短縮符号復号器を示す。ただし、図11Aに
おけるE’(x)&“0”検出器(110、111)は、
図11Bに示すように、図6のNOR回路60、61と
同様の構成をもつ。
【0101】従って、図11BのNOR回路(112)
で E’(x)=S(x)・xj mod G(x) =xn+m-1 mod G(x) =ΣEi・xi の検出が行える。また、NOR回路(113)で“0”
検出が行える。
【0102】このE’(x)&“0”検出回路は、各時点
毎に検出するために、図11Aにおいて2個(110、
111)必要である。また、nビットバッファは、2個
のn/2ビットバッファによって構成される。
【0103】次に、図11Aの回路の動作を説明する。
【0104】入力は、図3に示したようなビット列が、
第1先頭位置のビットc1から2ビットずつ並列に、図
9Bに示したように入力されているとする。
【0105】まず、図11Aのciにc1が、ci+1にc2
が入力されたとする。c1とrm-1の加算によってe1
生成され、1番左のgm-1から1つおきに各々入力され
る。よって、その出力はgj・e1(j=m−1,…,
0)であり、rj-1と加算することによって、次時点の
値rj,2が生成される。
【0106】そのうち、j=m−1の出力rm-1,2(E
XOR論理回路(114)の出力)は、ci+1であるc2
と加算されることによってe2が生成される。
【0107】これを、左から2番目のgm-1から1つお
きに各々入力することによってgj・e2が出力される。
ここで、隣のEXOR論理演算回路からの次時点のr
j-1,2に相当する信号と加算することによってrj,3が生
成され、次のクロックで、各レジスタにラッチされる。
このクロックに同期して、ciとci+1のラインには次の
並列入力であるc3とc4が入力されており、同様の結線
によってe3とe4が生成され同様の動作が繰り返され
る。これによって、cn-1,cnが入力された次のクロッ
クでシンドロームS(x)がレジスタに生成される。この
とき、S(x)=0を図11BのNOR回路(113)に
よって検出すれば、誤りなしとして処理が終了する。
【0108】しかし、S(x)≠0であれば、並列入力を
各々“0”として処理を続け、NOR回路(112)に
よってE’(x)を検出するか、最大シフト回数n/d
(ここではd=2)になるまで処理を続ける。
【0109】E’(x)を検出したのが、E’(x)&“0”
検出回路(110)であれば、ci- nの誤りを訂正し、
E’(x)&“0”検出回路(111)であれば、ci-n+1
の誤りを訂正して終了する。最大n/2回の処理続行の
後も誤りが検出できなければ、訂正不能として処理を終
了する。
【0110】図11Aでは、簡単のために、d=2の場
合を示したが、本発明に係る実施の形態は任意のdに対
して実現できることは、(式28)の記述からも明らか
であり、本発明に係る実施の形態は任意のdの場合を含
む。また、第2の実施の形態で述べたように同期確立ま
でに図8Bの数個の符号語によって同期検出をする場合
は、スイッチSの開閉のタイミングを遅らせればよい。
【0111】[第7の実施の形態]第7の実施の形態で
は、入力がdビット並列に行われる、または、入力が動
作クロックより高速に行われる場合に対しても、短縮巡
回符号に対する同期検出と復号を効率的に行える回路構
成を示す。
【0112】この回路も、図8Aのような連続する符号
語系列に対して、同期検出と復号動作が行える。ただ
し、本実施の形態の復号対象は、第3、または、第4の
実施の形態と同じく、短縮された符号(n<N)であ
る。また、図8A、図8Bの符号語は、図9Bのように
dビット毎並列に入力されるとする(図9Bはd=
2)。
【0113】便宜上、d=2とした場合の短縮巡回符号
の同期検出と復号を行える回路を図12Aに示す。図1
2Aは、図11Aのgjの回路を図10Bに示すfjの回
路に変更し、nビットバッファからの出力をスイッチS
を介してfjのもう1つの入力としたものである。
【0114】図12Aの回路の動作を説明する。各E’
(x)&“0”検出回路(120、121)の詳細構成を
図12Bに示す。図12Bの122では、E’(x)検
出、123では、“0”検出を行う。
【0115】同期検出動作は、スイッチSを接続状態に
し、各E’(x)&“0”検出回路のNOR回路(12
3)によって0検出を行えば、第5の実施の形態と同様
の同期検出が行えることは明らかである。
【0116】同期確立後は、スイッチSを開くことによ
って、(式9)のw(x)の影響をなくし、fj(j=m−
1,…,0)の回路をgjの回路とし、E’(x)&“0”
検出回路のNOR回路(122)によってE’(x)の検
出を行えば、第6の実施の形態と同様の短縮巡回符号の
復号動作が行えることも明らかである。
【0117】図12Aでは、簡単のためにd=2の場合
を示したが、本発明に係る実施の形態では、任意のdに
対して実現できることは、第5、第6の実施の形態から
も明らかであり、本発明に係る実施の形態は任意のdの
場合を含む。
【0118】[第8の実施の形態]第8の実施の形態で
は、入力がdビット並列に行われる、または、入力が動
作クロックより高速に行われる場合に対しても、巡回符
号に対する同期検出と復号を効率的に行える回路構成を
示す。
【0119】この回路も、図8A、図8Bのような符号
語系列に対して同期検出と復号動作が行える。ただし、
本実施の形態の復号対象は、第2の実施の形態と同じく
短縮されていない符号(n=N)である。また、図8
A、図8Bの符号語は、図9Bのようにdビット毎並列
に入力されるとする(図9Bでは、d=2)。
【0120】簡単のために、d=2とした場合の短縮巡
回符号の同期検出と復号を行える回路を図13Aに示
す。
【0121】図13AのE’(x)&“0”検出回路(1
30、131)は、図12AのE’(x)&“0”検出回
路(120、121)を、図13Bに示すE(x)&
“0”検出回路に変更したものである。図13Bを参照
して、NOR回路(132)がE(x)=xm-1を検出し、
NOR回路(133)が“0”検出を行う。
【0122】次に、図13Aの回路の動作を説明する。
同期検出動作はSで示されるスイッチを接続状態にし、
図13BのNOR回路(133)によって“0”検出を
行えば、第5の実施の形態に示した検出動作が行えるこ
とは明らかである。
【0123】次に、同期が確立された場合、スイッチS
を開くことによって、(式9)のw(x)の影響をなく
し、fj(j=m−1,…,0)の回路をgjの回路と
し、E(x)&“0”検出回路のNOR回路(132)に
よってE(x)の検出を行えば、復号動作が行えることも
明らかである。
【0124】ここで、短縮していない復号長Nに対する
誤りパターンE(x)は、第6の実施の形態の(式26)
において、L=Nとした場合に相当し、 E(x)=S(x)・xj mod G(x)=xm-1 mod G(x) である。よって、図13BのNOR回路(132)によ
って、 E(x)=xm-1 mod G(x) を検出することができ、短縮していない符号の復号が行
える。
【0125】図13Aでは、簡単のため、d=2の場合
を示したが、本発明に係る実施の形態では、任意のdに
対して実現できることは、第5〜第7の実施の形態から
も明らかであり、本発明に係る実施の形態では任意のd
の場合を含む。
【0126】[第9の実施の形態]符号語がオール0に
なることを防止するために、符号化時に符号語にあるパ
ターンを足し込む処理がよく行われる。ここで、このパ
ターンをA(x)、足し込まれ位置をxaの位置とすると、
受信後を入力し終えた直後のシンドロームは0になら
ず、以下のようになる。
【0127】 よって、この場合、誤りがないことを検出する。“0”
検出回路をB(x)検出回路に変更すれば、同様の誤り検
出、及び、同期検出が行えることは明らかである。
【0128】また、このB(x)検出回路は、図6等に示
したE’(x)のejをbjに変えたものによって実現でき
る。
【0129】さらに、誤り検出、及び、同期検出後に誤
り訂正を行う場合は、受信語を入力し終ったとき、(式
29)のB(x)のパターンをそのシンドロームに足し込
み、B(x)の影響をなくすことによって、前述の各実施
の形態と同様の誤り訂正動作が実現できることも明らか
である。
【0130】以上のような変更を、図7、図12Aの回
路を例に行うと、図14、図15Aのようになる。図1
4、図15Aにおいて、“制御信号”は、受信後が入力
し終ったときのみ1、それ以外は0となる信号である。
【0131】また、図15AのE’(x)&B(x)検出回路
は、図15Bに示される。図5、図6、及び、図13A
の復号器に対しても、同様の変更によって実現できるこ
とは明らかである。
【0132】[第10の実施の形態]“0”検出やE
(x)検出、E’(x)検出には、必ずしもNOR演算論理で
構成される回路を用いる必要はなく、プール代数の意味
で等価であれば、他の回路によって構成しても良い。
【0133】また、図9Aのように、動作クロックより
高速にデータが転送される場合は、シリアル/パラレル
変換によって入力を並列化する処理構成を有する場合で
も、その処理構成を本発明に係る実施の形態に含むこと
ができる。
【0134】また、各同期検出回路を、同期検出のため
でなく、誤り検出器、または、復号器として用いる場合
もあることは言うまでもない。
【0135】[本実施の形態の同期検出器及び復号器の
適用例]上記の各実施の形態に示した同期検出器は、各
種ディジタルシステムの信頼性向上のために用いられて
いる。図16は、本発明による上述の各実施の形態を、
ディジタル通信システムに適用した場合での実施の形態
を示している。
【0136】ディジタル通信システムの例としては、前
述のATMなどを用いるLAN(Local Area Network)を
初め衛星通信、SS(Spread Spectrum)通信等が上げら
れる。この場合、図16に示す通信路(172)は、空
間やファイバ等となり、送受信機(170、171)は
各通信端末やコンピュータ等になる。
【0137】図16を参照して、送受信器170は、デ
ータの符号化を行う符号化部173、符号化データを通
信のために変調する変調部174、通信路172を経由
して入力する符号系列を受信して復調する復調器17
5、復調信号の先頭位置を検出する同期検出器177、
同期検出器177で検出された先頭位置に基づいて、復
調信号を復号化する復号部176を備える。また、送受
信器171も同様の構成を備え、データの符号化を行う
符号化部182、符号化データを通信のために変調する
変調部179、通信路172を経由して入力する符号系
列を受信して復調する復調器178、復調信号の先頭位
置を検出する同期検出器180、同期検出器180で検
出された先頭位置に基づいて、復調信号を復号化する復
号部181を備える。
【0138】同期検出器177、180と復号部17
6、181は、上述の各実施の形態で示した構成を備え
る。
【0139】また、この例では、送受信機には、本発明
に係る実施の形態よる同期検出器が含まれているが、符
号化は公知の手法によって実現すればよい。
【0140】また、図17には、本発明に係る実施の形
態による前述の各同期検出器をディジタル記憶システム
に用いた場合を示している。ディジタル記憶システムと
しては、光ディスク装置や光時期ディスク装置等が上げ
られる。
【0141】図17を参照して、記録媒体190には、
符号データが格納されている。そして、この符号データ
をアクセス装置200が読み出して、各実施の形態で説
明した同期検出の処理構成を備える同期検出器201
が、符号語データの先頭位置を検出する。
【0142】なお、本発明は、複数の機器(例えば、ホ
ストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリ
ンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つ
の機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装
置など)に適用してもよい。
【0143】以上説明したように、本発明に係る実施の
形態によれば、w(x)に関する回路を付加するだけで、
1つの検出器、または、復号器によって同期検出が行え
る回路が実現できる。
【0144】このw(x)に関する上述の面取り四角で表
される回路は、既に説明したが、係数が0の場合は結線
自体が存在せず、係数が1の場合は結線のみで構成でき
る。
【0145】従って、w(x)に関して増加するのは、wj
(j=0,…,m−1)の出力を受けるEXOR論理演
算器の入力が1入力増すだけである。
【0146】また、短縮巡回符号に対して短縮に応じた
シフト回数やバッファで復号できる復号器や同期検出機
能つき復号器も構成できる。
【0147】また、動作クロック以上に高速にデータが
転送、または、複数ビットが同時に転送されても、EX
OR論理演算器の入力数と、“0”検出回路や特定パタ
ーンの検出回路のみを増すだけで、それに対応できる回
路を構成できる。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡単な処理構成で高速に符号系列の先頭位置を検出し、
また、検出された先頭位置に基づいて、符号系列を復号
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の誤り検出器を示す図である。
【図2】従来の復号器を示す図である。
【図3】同期検出の概念を説明するための図である。
【図4】本発明に係る第1の実施の形態の同期検出回路
を示す図である。
【図5】本発明に係る第2の実施の形態の同期検出/復
号器を示す図である。
【図6】本発明に係る第3の実施の形態の短縮符号復号
器を示す図である。
【図7】本発明に係る第4の実施の形態の同期検出機能
/短縮符号復号器を示す図である。
【図8A】本発明に係る実施の形態の同期検出と復号処
理を説明するための図である。
【図8B】本発明に係る実施の形態の同期検出と復号処
理を説明するための図である。
【図9A】本発明に係る実施の形態の高速入力を説明す
るための図である。
【図9B】本発明に係る実施の形態の並列入力を説明す
るための図である。
【図10A】本発明に係る第5の実施の形態の高速同期
検出回路を示す図である。
【図10B】図10Aのfjの回路の構成を示す図であ
る。
【図11A】本発明に係る第6の実施の形態の高速短縮
符号復号器を示す図である。
【図11B】図11AのE’(x)&“0”検出器の構成
を示す図である。
【図12A】本発明に係第7の実施の形態の高速同期検
出機能つき短縮符号復号器を示す図である。
【図12B】図12AのE’(x)&“0”検出器の構成
を示す図である。
【図13A】本発明に係る第8の実施の形態の高速同期
検出機能つき復号器を示す図である。
【図13B】図13AのE’(x)&“0”検出器の構成
を示す図である。
【図14】本発明に係る第9の実施の形態に対する短縮
符号復号器を示す図である。
【図15A】本発明に係る第9の実施の形態に対する並
列短縮符号復号器を示す図である。
【図15B】図15AのE’(x)&“0”検出器の構成
を示す図である。
【図16】本発明に係る各実施の形態の同期検出器を用
いたディジタル通信システムを示す図である。
【図17】本発明に係る各実施の形態の同期検出器を用
いたディジタル記憶システムを示す図である。

Claims (51)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号長nの巡回符号系列を入力して、そ
    の先頭位置を検出する先頭位置検出方法であって、 前記符号長nの巡回符号系列を順に入力する入力工程
    と、 前記入力工程で入力した巡回符号系列の第1の符号開始
    位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+n
    までの符号語に対するシンドロームを生成するシンドロ
    ーム生成工程と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成工程と、 前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出工程とを備えることを特徴とする
    先頭位置検出方法。
  2. 【請求項2】 前記補正シンドローム生成工程は、 前記第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づ
    くデータを前記シンドローム生成工程で生成されたシン
    ドロームから引くことで、補正されたシンドロームを生
    成することを特徴とする請求項1に記載の先頭位置検出
    方法。
  3. 【請求項3】 前記シンドローム生成工程は、前記入力
    工程で入力した巡回符号系列の第1の符号開始位置C
    i-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+ nまでの
    符号語に対応する生成多項式G(x)を作用させてシンド
    ロームを生成することを特徴とする請求項1に記載の先
    頭位置検出方法。
  4. 【請求項4】 前記第2の符号開始位置Ci+nから始ま
    る符号語に基づくデータは、 前記符号長nと前記生成多項式G(x)に基づいて生成さ
    れる補正多項式W(x)の係数であることを特徴とする請
    求項3に記載の先頭位置検出方法。
  5. 【請求項5】 前記検出工程は、 前記補正シンドローム生成工程で生成された、補正され
    たシンドロームの前ビットの論理和に基づき前記符号長
    nの巡回符号系列の先頭位置を検出することを特徴とす
    る請求項1に記載の先頭位置検出方法。
  6. 【請求項6】 前記符号長nと前記生成多項式G(x)に
    基づいて生成される補正多項式W(x)の係数は、以下の
    式: W(x)=xn+m mod G(x) (mはG(x)の次数) に基づいて生成されることを特徴とする請求項3に記載
    の先頭位置検出方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の先頭位置検出方法で検
    出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基づき、
    前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号工程を備え
    ることを特徴とする復号方法。
  8. 【請求項8】 前記復号工程は、前記符号長nの巡回符
    号系列の前記先頭位置から始まる符号語に対する誤りパ
    ターンE(x)を検出することで、前記符号語に対する誤
    り訂正を行うことを特徴とする請求項7に記載の復号方
    法。
  9. 【請求項9】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=xm-1 であることを特徴とする請求項8に記載の復号方法。
  10. 【請求項10】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    復号する復号方法であって、 前記符号長nの短縮巡回符号を順に入力する入力工程
    と、 前記入力工程で入力した短縮巡回符号の符号語に対する
    シンドロームを生成するシンドローム生成工程と、 前記シンドローム生成工程で生成されたシンドロームに
    基づいて、誤りパターンE(x)を検出することで、前記
    符号語に対する誤り訂正を行う誤り訂正工程とを備える
    ことを特徴とする復号方法。
  11. 【請求項11】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=xn+m-1 mod G(x) であることを特徴とする請求項10に記載の復号方法。
  12. 【請求項12】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    系列を入力して、その先頭位置を検出して復号する復号
    方法であって、 前記符号長nの短縮巡回符号系列を順に入力する入力工
    程と、 前記入力工程で入力した短縮巡回符号系列の第1の符号
    開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置C
    i-1+nまでの符号語に対するシンドロームを生成するシ
    ンドローム生成工程と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成工程と、 前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出工程と、 前記検出方法で検出された符号長nの短縮巡回符号系列
    の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列
    を復号する復号工程とを備えることを特徴とする復号方
    法。
  13. 【請求項13】 前記復号工程は、前記符号長nの短縮
    巡回符号系列の前記先頭位置から始まる符号語に対する
    誤りパターンE(x)を検出することで、前記符号語に対
    する誤り訂正を行うことを特徴とする請求項12に記載
    の復号方法。
  14. 【請求項14】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=xn+m-1 mod G(x) であることを特徴とする請求項13に記載の復号方法。
  15. 【請求項15】 前記補正シンドローム生成工程は、 前記第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づ
    くデータを前記シンドローム生成工程で生成されたシン
    ドロームから引くことで、補正されたシンドロームを生
    成することを特徴とする請求項12に記載の復号方法。
  16. 【請求項16】 前記シンドローム生成工程は、前記入
    力工程で入力した巡回符号系列の第1の符号開始位置C
    i-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci- 1+nまでの
    符号語に対応する生成多項式G(x)を作用させてシンド
    ロームを生成することを特徴とする請求項12に記載の
    復号方法。
  17. 【請求項17】 前記第2の符号開始位置Ci+nから始
    まる符号語に基づくデータは、 前記符号長nと前記生成多項式G(x)に基づいて生成さ
    れる補正多項式W(x)の係数であることを特徴とする請
    求項16に記載の復号方法。
  18. 【請求項18】 前記検出工程は、 前記補正シンドローム生成工程で生成された、補正され
    たシンドロームの前ビットの論理和に基づき前記符号長
    nの短縮巡回符号系列の先頭位置を検出することを特徴
    とする請求項12に記載の復号方法。
  19. 【請求項19】 前記符号長nと前記生成多項式G(x)
    に基づいて生成される補正多項式W(x)の係数は、以下
    の式: W(x)=xn+m mod G(x) (mはG(x)の次数) に基づいて生成されることを特徴とする請求項17に記
    載の復号方法。
  20. 【請求項20】 符号長nの巡回符号系列を入力して、
    その先頭位置を検出する先頭位置検出方法であって、 前記符号長nの巡回符号系列をdビット並列に順に入力
    する入力工程と、 前記入力工程で入力した巡回符号系列の第1の符号開始
    位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+n
    までの符号語に対するシンドロームを生成するシンドロ
    ーム生成工程と、 第2の符号開始位置Cd+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成工程と、 前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出工程とを備えることを特徴とする
    先頭位置検出方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の先頭位置検出方法
    で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基づ
    き、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号工程を
    備えることを特徴とする復号方法。
  22. 【請求項22】 前記復号工程は、前記符号長nの巡回
    符号系列の前記先頭位置から始まる符号語に対する誤り
    パターンE(x)を検出することで、前記符号語に対する
    誤り訂正を行うことを特徴とする請求項21に記載の復
    号方法。
  23. 【請求項23】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=Xm-1 であることを特徴とする請求項22に記載の復号方法。
  24. 【請求項24】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    復号する復号方法であって、 前記符号長nの短縮巡回符号をdビット並列に順に入力
    する入力工程と、 前記入力工程で入力した短縮巡回符号の符号語に対する
    シンドロームを生成するシンドローム生成工程と、 前記シンドローム生成工程で生成されたシンドロームに
    基づいて、誤りパターンE(x)を検出することで、前記
    符号語に対する誤り訂正を行うことを特徴とする復号方
    法。
  25. 【請求項25】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=xn+m-1 mod G(x) であることを特徴とする請求項24に記載の復号方法。
  26. 【請求項26】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    系列をdビット並列に入力して、その先頭位置を検出し
    て復号する復号方法であって、 前記符号長nの短縮巡回符号系列をdビット並列に順に
    入力する入力工程と、前記入力工程で入力した短縮巡回
    符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第
    1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンド
    ロームを生成するシンドローム生成工程と、 第2の符号開始位置Cd+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成工程と、 前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出工程と、 前記検出方法で検出された符号長nの短縮巡回符号系列
    の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列
    を復号する復号工程とを備えることを特徴とする復号方
    法。
  27. 【請求項27】 第1の所定パターンA(x)がxaの位置
    に足し込まれている符号長nの符号語を含む巡回符号系
    列を入力して、その先頭位置を検出する先頭位置検出方
    法であって、 前記巡回符号系列を順に入力する入力工程と、 前記入力工程で入力した巡回符号系列の第1の符号開始
    位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+n
    までの符号語に対するシンドロームを生成するシンドロ
    ーム生成工程と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成工程と、 前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正された
    シンドロームが第2の所定パターンB(x)に等しい前記
    巡回符号系列の先頭位置を検出する検出工程とを備える
    ことを特徴とする先頭位置検出方法。
  28. 【請求項28】 前記第2の所定パターンB(x)は、 B(x)=A(x)・xa+m mod G(x) (a:G(x)の次
    数) であることを特徴とする請求項27に記載の先頭位置検
    出方法。
  29. 【請求項29】 請求項27に記載の先頭位置検出方法
    で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基づ
    き、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号工程を
    備えることを特徴とする復号方法。
  30. 【請求項30】 前記復号工程は、前記符号長nの巡回
    符号系列の前記先頭位置から始まる符号語に対する誤り
    パターンE(x)を検出することで、前記符号語に対する
    誤り訂正を行うことを特徴とする請求項29に記載の復
    号方法。
  31. 【請求項31】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=B(x) であることを特徴とする請求項30に記載の復号方法。
  32. 【請求項32】 第1の所定パターンA(x)がxaの位置
    に足し込まれている次数mの生成多項式G(x)に基づく
    符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号
    を復号する復号方法であって、 前記符号長nの短縮巡回符号を順に入力する入力工程
    と、 前記入力工程で入力した短縮巡回符号の符号語に対する
    シンドロームを生成するシンドローム生成工程と、 前記シンドローム生成工程で生成されたシンドロームに
    基づいて、第2の所定パターン誤りパターンE(x)を検
    出することで、前記符号語に対する誤り訂正を行う誤り
    訂正工程とを備えることを特徴とする復号方法。
  33. 【請求項33】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=A(x)・xa+m mod G(x) であることを特徴とする請求項32に記載の先頭位置検
    出方法。
  34. 【請求項34】 第1の所定パターンA(x)がxaの位置
    に足し込まれている次数mの生成多項式G(x)に基づく
    符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号
    を系列を入力して、その先頭位置を検出して復号する復
    号方法であって、 前記符号長nの短縮巡回符号系列を順に入力する入力工
    程と、 前記入力工程で入力した短縮巡回符号系列の第1の符号
    開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置C
    i-1+nまでの符号語に対するシンドロームを生成するシ
    ンドローム生成工程と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成工程で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成工程と、 前記補正シンドローム生成工程で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出工程と、 前記検出方法で検出された符号長nの短縮巡回符号系列
    の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列
    を復号する復号工程とを備えることを特徴とする復号方
    法。
  35. 【請求項35】 前記復号工程は、前記符号長nの短縮
    巡回符号系列の前記先頭位置から始まる符号語に対する
    誤りパターンE(x)を検出することで、前記符号語に対
    する誤り訂正を行うことを特徴とする請求項34に記載
    の復号方法。
  36. 【請求項36】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=A(x)・xa+m mod G(x) であることを特徴とする請求項35に記載の復号方法。
  37. 【請求項37】 請求項34に記載の先頭位置検出工程
    で検出された符号長nの短縮巡回符号系列の先頭位置に
    基づき、前記符号長Nの巡回符号系列を復号する復号工
    程を備えることを特徴とする復号方法。
  38. 【請求項38】 前記復号工程は、前記符号長nの短縮
    巡回符号系列の前記先頭位置から始まる符号語に対する
    誤りパターンE(x)を検出することで、前記符号語に対
    する誤り訂正を行うことを特徴とする請求項37に記載
    の復号方法。
  39. 【請求項39】 前記誤りパターンE(x)は、 E(x)=A(x)・xa+m mod G(x) であることを特徴とする請求項38に記載の復号方法。
  40. 【請求項40】 符号長nの巡回符号系列を入力して、
    その先頭位置を検出する先頭位置検出装置であって、 前記符号長nの巡回符号系列を順に入力する入力手段
    と、 前記入力手段で入力した巡回符号系列の第1の符号開始
    位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+n
    までの符号語に対するシンドロームを生成するシンドロ
    ーム生成手段と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成手段と、 前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出手段とを備えることを特徴とする
    先頭位置検出装置。
  41. 【請求項41】 請求項40に記載の先頭位置検出装置
    で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基づ
    き、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段を
    備えることを特徴とする復号装置。
  42. 【請求項42】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    復号する復号装置であって、 前記符号長nの短縮巡回符号を順に入力する入力手段
    と、 前記入力手段で入力した短縮巡回符号の符号語に対する
    シンドロームを生成するシンドローム生成手段と、 前記シンドローム生成手段で生成されたシンドロームに
    基づいて、誤りパターンE(x)を検出することで、前記
    符号語に対する誤り訂正を行うことを特徴とする復号装
    置。
  43. 【請求項43】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    系列を入力して、その先頭位置を検出して復号する復号
    装置であって、 前記符号長nの短縮巡回符号系列を順に入力する入力手
    段と、 前記入力手段で入力した短縮巡回符号系列の第1の符号
    開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置C
    i-1+nまでの符号語に対するシンドロームを生成するシ
    ンドローム生成手段と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成手段と、 前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出手段と、 前記検出装置で検出された符号長nの短縮巡回符号系列
    の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列
    を復号する復号手段とを備えることを特徴とする復号装
    置。
  44. 【請求項44】 符号長nの巡回符号系列を入力して、
    その先頭位置を検出する先頭位置検出装置であって、 前記符号長nの巡回符号系列をdビット並列に順に入力
    する入力手段と、 前記入力手段で入力した巡回符号系列の第1の符号開始
    位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+n
    までの符号語に対するシンドロームを生成するシンドロ
    ーム生成手段と、 第2の符号開始位置Cd+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成手段と、 前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出手段とを備えることを特徴とする
    先頭位置検出装置。
  45. 【請求項45】 請求項44に記載の先頭位置検出装置
    で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基づ
    き、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段を
    備えることを特徴とする復号装置。
  46. 【請求項46】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    復号する復号装置であって、 前記符号長nの短縮巡回符号をdビット並列に順に入力
    する入力手段と、 前記入力手段で入力した短縮巡回符号の符号語に対する
    シンドロームを生成するシンドローム生成手段と、 前記シンドローム生成手段で生成されたシンドロームに
    基づいて、誤りパターンE(x)を検出することで、前記
    符号語に対する誤り訂正を行う誤り訂正手段とを備える
    ことを特徴とする復号装置。
  47. 【請求項47】 次数mの生成多項式G(x)に基づく符
    号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号を
    系列をdビット並列に入力して、その先頭位置を検出し
    て復号する復号装置であって、 前記符号長nの短縮巡回符号系列をdビット並列に順に
    入力する入力手段と、前記入力手段で入力した短縮巡回
    符号系列の第1の符号開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第
    1の符号最終位置Ci-1+nまでの符号語に対するシンド
    ロームを生成するシンドローム生成手段と、 第2の符号開始位置Cd+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成手段と、 前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出手段と、 前記検出装置で検出された符号長nの短縮巡回符号系列
    の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列
    を復号する復号手段とを備えることを特徴とする復号装
    置。
  48. 【請求項48】 第1の所定パターンA(x)がxaの位置
    に足し込まれている符号長nの符号語を含む巡回符号系
    列を入力して、その先頭位置を検出する先頭位置検出装
    置であって、 前記巡回符号系列を順に入力する入力手段と、 前記入力手段で入力した巡回符号系列の第1の符号開始
    位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置Ci-1+n
    までの符号語に対するシンドロームを生成するシンドロ
    ーム生成手段と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成手段と、 前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正された
    シンドロームが第2の所定パターンB(x)に等しい前記
    巡回符号系列の先頭位置を検出する検出手段とを備える
    ことを特徴とする先頭位置検出装置。
  49. 【請求項49】 請求項48に記載の先頭位置検出装置
    で検出された符号長nの巡回符号系列の先頭位置に基づ
    き、前記符号長nの巡回符号系列を復号する復号手段を
    備えることを特徴とする復号装置。
  50. 【請求項50】 第1の所定パターンA(x)がxaの位置
    に足し込まれている次数mの生成多項式G(x)に基づく
    符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号
    を復号する復号装置であって、 前記符号長nの短縮巡回符号を順に入力する入力手段
    と、 前記入力手段で入力した短縮巡回符号の符号語に対する
    シンドロームを生成するシンドローム生成手段と、 前記シンドローム生成手段で生成されたシンドロームに
    基づいて、第2の所定パターン誤りパターンE(x)を検
    出することで、前記符号語に対する誤り訂正を行う誤り
    訂正手段とを備えることを特徴とする復号装置。
  51. 【請求項51】 第1の所定パターンA(x)がxaの位置
    に足し込まれている次数mの生成多項式G(x)に基づく
    符号長Nの巡回符号を符号長nに短縮した短縮巡回符号
    を系列を入力して、その先頭位置を検出して復号する復
    号装置であって、 前記符号長nの短縮巡回符号系列を順に入力する入力手
    段と、 前記入力手段で入力した短縮巡回符号系列の第1の符号
    開始位置Ci-1(i=1,2,...)から第1の符号最終位置C
    i-1+nまでの符号語に対するシンドロームを生成するシ
    ンドローム生成手段と、 第2の符号開始位置Ci+nから始まる符号語に基づくデ
    ータを用いて、前記シンドローム生成手段で生成された
    シンドロームを補正する補正シンドローム生成手段と、 前記補正シンドローム生成手段で得られた、補正された
    シンドロームに基づき前記符号長nの巡回符号系列の先
    頭位置を検出する検出手段と、 前記検出装置で検出された符号長nの短縮巡回符号系列
    の先頭位置に基づき、前記符号長nの短縮巡回符号系列
    を復号する復号手段とを備えることを特徴とする復号装
    置。
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