JP2003075492A - 電源装置の寿命予測システム - Google Patents

電源装置の寿命予測システム

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JP2003075492A
JP2003075492A JP2001269445A JP2001269445A JP2003075492A JP 2003075492 A JP2003075492 A JP 2003075492A JP 2001269445 A JP2001269445 A JP 2001269445A JP 2001269445 A JP2001269445 A JP 2001269445A JP 2003075492 A JP2003075492 A JP 2003075492A
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JP
Japan
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power supply
life
circuit
supply device
electrolytic capacitor
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JP2001269445A
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English (en)
Inventor
Takehiro Nasu
威裕 那須
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、電解コンデンサを使用した電源装置の
寿命を予測する回路として、温度センサ、演算回路、V
/Fコンバータ、積算カウンタ、表示器などがあり、こ
れらの多くの回路が電源装置内にあるので、電源装置の
故障率が大きくなり、また、表示器の値を読みとる場合
は電源装置の設置場所まで保守要員が行く必要があっ
た。 【解決手段】 寿命を予測する回路は、電源装置4内部
の電解コンデンサの温度、その他所望の各部の温度、電
源装置4のオン・オフ回数、出力負荷状態などを計測す
る計測回路1と、その計測結果をデジタル化して出力す
る出力回路2との2つのみの回路で構成する。そして遠
隔地に設置された計算機5に計測結果を入力して寿命を
予測演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電源装置の寿命
を予測演算する電源装置の寿命監視システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図3は特開平1−260369号公報に
示された従来の電源装置の寿命予報回路のブロック図で
ある。図3において、7は温度センサ、8は演算回路、
9はV/Fコンバータ、10は積算カウンタ、11は表
示器、12は電解コンデンサの充放電を利用した電源回
路、13は電源装置である。
【0003】次に動作について説明する。温度センサ7
が電源回路12の電解コンデンサの温度を測定し、次の
演算回路8によって測定した温度に従った電圧を出力す
る。そしてV/Fコンバータ9によりこの電圧に比例し
た周波数のパルスを出力し、積算カウンタ10によって
積算する。その積算値は表示器11に表示される。この
積算値の読み取りにより電源回路の寿命を予報する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の電源装置の寿命
予報方式では、電源回路12以外の温度センサ7、演算
回路8、V/Fコンバータ9、積算カウンタ10、表示
器11などの構成要素が多く、故障する確率が高くなる
問題がある。また、表示器11は電源装置13に内蔵さ
れているため、電源装置13の寿命予報を行う上で電源
装置13の設置場所に赴き表示を確認する必要がある。
更には、寿命を予測するための要素と方法が一種類(電
解コンデンサの温度のみ)であり、様々な寿命に係る要
素の影響を加味することが出来ない。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり,電源装置の寿命を予報するた
めの回路を少なくすることで故障率を下げると共に、電
解コンデンサの温度以外の寿命に関する要素を加えてこ
れら複数の要素により総合的に寿命を予測するようにし
た電源装置の寿命予測システムを得ることを目的とす
る。また寿命を予報するための情報を電源装置から離れ
た外部で予測することで、遠隔での電源装置の寿命監視
を可能とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】(1)この発明に係る電
源装置の寿命予測システムは,電解コンデンサの充放電
を利用した電源回路と、上記電解コンデンサの温度、上
記電源回路の稼働時間・オンオフ回数・出力電流・内部
温度などの上記電源回路の寿命に係る要素を計測する計
測回路と、計測値を出力する出力回路とを有する電源装
置を備えると共に、出力された計測値を入力して上記電
源装置の寿命を予測演算する計算機を備えたものであ
る。
【0007】(2)請求項1において、上記電源装置に
計測値を記憶する記憶回路を設け、上記計算機からの指
令により上記記憶回路に記憶した計測値を読み出して上
記電源装置の寿命を予測演算することを可能にしたもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下,この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1は本発明に
よる電源装置の寿命予測システムの構成図であり,図に
おいて、1は計測回路で、電解コンデンサの温度、電源
回路3の稼動時間、電源回路3のオン・オフ回数、出力
負荷状態、電源装置4の所望箇所の内部温度(電解コン
デンサ以外の温度)などの電源回路3の寿命に影響を与
える要素を各種センサで計測する。2は計測結果をデジ
タル化して外部に出力する出力回路、3は電解コンデン
サ(不図示)の充放電を利用した電源回路3で、インバ
ータ、コンバータ、整流器とCRの平滑回路を用いた整
流電源、チョッパ式電源なども含まれる。5は電源装置
4を使用するシステムの計算機である。なお、この計算
機5の電源は電源装置4を使用せず他の電源を使用して
もよい。
【0009】次に動作について説明する。 (1)計測回路2は電源回路1の寿命に影響を与える各
種要素を計測する。 (2)計測した結果の情報(計測値)を、出力回路によ
りデジタル化して外部に出力する。 (3)デジタル化されて出力された計測結果の情報を、
計算機5に入力し、計測結果の情報を表示を行うと共
に、計測結果の情報から寿命の予測演算を行い総合的な
判断により寿命予報を行う。
【0010】ここで、電解コンデンサの温度は、温度セ
ンサ(計測回路1に含む)でその電解コンデンサの表面
温度を計測することによって得られ、その温度に応じた
寿命を予測演算する。また、電源回路3の稼働時間は電
解コンデンサが充放電すると自己発熱して、劣化を引き
起こすので稼働時間に応じた寿命を予測演算する。ま
た、電源回路3のオン・オフ回数は、オン・オフによる
突入電流が電解コンデンサの劣化の原因となるので、オ
ン・オフ回数に応じた寿命を予測演算する。
【0011】また、出力負荷状態は、電源回路1の負荷
への出力電流により電源装置4全体が発熱するので、負
荷が増加すれば発熱量も増え、電解コンデンサの表面温
度も上がることになり、電解コンデンサの寿命、ひいて
は電源装置4全体の寿命に関係するので、出力負荷状態
に応じた電解コンデンサの寿命を予測演算し、上記の温
度センサで計測した温度による寿命に加味して予測す
る。また、電源装置4の内部温度は電解コンデンサ以外
の半導体素子や各種電子回路の部品の劣化を促進するの
で、内部温度に応じた寿命を予測演算する。そして上記
のような各種の予測演算から総合的な判断を行い寿命予
報を行う。
【0012】以上のようにすると、電源の寿命を予報す
るための回路の量が減り、電源装置としての故障率が下
がると共に、電源装置と離れた遠隔地でも寿命の予報で
きる。
【0013】実施の形態2.以下,この発明の実施の形
態2を図に基づいて説明する。図2は本発明による電源
装置の寿命予測システムの構成図であり、6は記憶回路
である。
【0014】次に動作について説明する。実施の形態1
では計測回路2で計測した情報は、計算機5に入力され
寿命が予測演算されるが、計算機5の電源が切られた
り、停電したりして、情報か失われてしまうことがあ
る。そこで、計測回路2で計測した情報をデジタル化し
て記憶回路5に蓄えておき、蓄えられた情報を任意に計
算機5が入力できるようにする。
【0015】以上のようにして,電源装置内に計測した
情報を蓄えておくことにより、計測情報が失われること
無く、計算機5は任意に計測情報を読み出して寿命予測
を演算することができる。
【0016】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、電源装置内における寿命を予測するための回路を削
減して、電源装置全体の故障率を低下させ、また、電源
装置と離れた遠隔地で寿命予測ができる。
【0017】また、この発明の請求項2によれば、電源
装置内で計測値を記憶するようにしたので、任意の時期
に記憶した計測値を用いて寿命を予測することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電源装置の寿
命予測システムを示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2による電源装置の寿
命予測システムを示す構成図である。
【図3】従来の電源の寿命予測方式を示す構成図であ
る。
【符号の説明】
1 計測回路 2出力回路 3 電源回路 4電源装置 5 計算機 6記憶回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解コンデンサの充放電を利用した電源
    回路と、上記電解コンデンサの温度、上記電源回路の稼
    働時間・オンオフ回数・出力電流・内部温度などの上記
    電源回路の寿命に係る要素を計測する計測回路と、計測
    値を出力する出力回路とを有する電源装置を備えると共
    に、出力された計測値を入力して上記電源装置の寿命を
    予測演算する計算機を備えた電源装置の寿命予測システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記電源装置に計測
    値を記憶する記憶回路を設け、上記計算機からの指令に
    より上記記憶回路に記憶した計測値を読み出して上記電
    源装置の寿命を予測演算することを可能にした電源装置
    の寿命監視システム。
JP2001269445A 2001-09-05 2001-09-05 電源装置の寿命予測システム Pending JP2003075492A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006019A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Daihen Corp インバータ装置の制御方法
CN106291174A (zh) * 2016-07-28 2017-01-04 联想(北京)有限公司 一种寿命获得方法、装置、电子设备及服务器
CN110598898A (zh) * 2019-07-30 2019-12-20 深圳供电局有限公司 一种基于开放获取天气数据的光伏预测方法、***以及存储介质
KR102681917B1 (ko) * 2022-09-26 2024-07-05 (주)이데아인포 Dc 전원 공급 장치의 모니터링 장치

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