JP2003075136A - 計測内視鏡装置 - Google Patents

計測内視鏡装置

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JP2003075136A
JP2003075136A JP2001264847A JP2001264847A JP2003075136A JP 2003075136 A JP2003075136 A JP 2003075136A JP 2001264847 A JP2001264847 A JP 2001264847A JP 2001264847 A JP2001264847 A JP 2001264847A JP 2003075136 A JP2003075136 A JP 2003075136A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録されている計測画像で再計測を行なう場
合に、誤った計測環境で計測を行なってしまうことを防
止することができるとともに、簡単な操作で正しい計測
環境で再計測ができるようにすることによって、計測環
境を意識しなくてもすぐに再計測が行え、その時の操作
性を向上させる。 【解決手段】 コントロールユニット12内に搭載され
た主要回路群は、主要プログラムに基づき各種機能を実
行し動作させるように制御を行うCPU26,ROM2
7,RAM28,PCカードI/F30,USBI/F
31,RS−232CI/F29,音声信号処理回路3
2及び映像信号処理回路33とを含んで構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被検物(対象物)
を撮影して計測を行なうのに必要な複数のステレオ計測
用光学アダプタが内視鏡本体に着脱可能な計測内視鏡装
置に関わり、本装置で計測を行なった画像を記録してお
く場合には、光学アダプタと内視鏡本体の間の位置ずれ
誤差および光学アダプタそのものの光学特性の補正を行
なうための計測環境設定処理に必要な情報(校正デー
タ)も画像と関連付けて記録しておき、後でこのような
画像で再び計測を行う場合には、画像に関連付けられて
いるキャリブレーション用の校正データを読み出して本
被写体像に適用することにより、簡便に再計測を行う事
のできる計測内視鏡装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、内視鏡によって被検物をさらに
詳細に調べるためには、その被検物を計測することが必
要であり、このような要求を満足するために、従来から
内視鏡を用いて被検物の計測が可能な計測手段が様々な
提案によって開示されている。
【0003】例えば、特開平10−248806号公報
に記載の提案では、ステレオ計測による計測内視鏡装置
が示されている。また、本出願人が先に出願した特願2
000−101122号に記載の提案では、光学アダプ
タの種類によって異なる計測手法を、光学アダプタの種
類に応じて自動的に選択して実行する計測内視鏡装置が
示されている。
【0004】前者の特開平10−248806号公報に
記載の計測内視鏡装置では、内視鏡本体に、被検物を撮
像して計測を行うのに必要な2つの光学系を有する光学
アダプタを着脱自在に設け、光学アダプタ内の2つのレ
ンズ系の画像を1つの撮像素子上に結像し、少なくとも
この得られた内視鏡画像を用いた画像処理により計測を
行うもので、光学アダプタの光学データを記録した記録
媒体から情報を読み込む処理と、内視鏡本体の撮像系の
位置誤差を基に光学データを補正する処理と、補正した
光学データを基に計測する画像を座標変換する処理と、
座標変換された2つの画像を基に2画像のマッチングに
より任意の点の3次元座標を求める処理と、を行う計測
処理手段を有して構成されている上記構成の計測内視鏡
装置においては、前記光学アダプタを介して撮像素子に
より取り込まれた被検物(被写体)の2つの画像を座標
変換して求めた2つの画像情報を基に、2画像のマッチ
ングにより被検物上の任意の点の3次元座標を求める。
これにより、安価でしかも計測精度の優れた計測内視鏡
装置の実現を可能にしている。
【0005】一方、後者の特願2000−101122
号に記載の計測内視鏡装置は、内視鏡先端部に設けられ
た接続部と、前記接続部に着脱可能な被写体像を撮像素
子に結像させる複数種の光学アダプタと、前記光学アダ
プタの1つを接続し、前記撮像素子の画像信号を画像処
理により計測を行う計測内視鏡装置において、前記複数
の光学アダプタに予め関係付けられた表示データにて、
選択操作するメニュー表示処理と、前記メニュー表示処
理による選択結果に基づいて、計測処理を行う計測処理
手段とを有して構成されている。
【0006】上記構成の計測内視鏡装置においては、前
記メニュー上で光学アダプタを選択すると、その光学ア
ダプタに対応した計測方法が自動的に選択され、計測を
実行する場合は内視鏡操作部に設けた計測実行スイッチ
を押下するのみで、前記選択された計測方法に対応した
計測処理を実行させることが可能となる。
【0007】また、上記公報にある実施例の中で複数の
光学アダプタそれぞれについてキャリブレーション処理
を行なった結果を外部記憶媒体であるコンパクトフラッ
シュ(R)メモリカードに計測環境データとして保存し
ておき、前記メニュー上で適切な光学アダプタを選択す
ることで該当する光学アダプタに合った前記計測環境デ
ータが使用される構成が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】通常、計測画像は、ビ
デオ内視鏡本体、対物レンズを有する計測用光学アダプ
タ、ビデオ内視鏡から出力される信号をTV信号に変換
するためのカメラコントロールユニット(CCU)、T
V信号をデジタル信号に変換して記録するための記録装
置の種類あるいは個体の違いによって画像の写り具合の
特性が変化する。このために、計測内視鏡装置の設定
を、計測画像を撮影したときのそれぞの装置の組み合わ
せに適した状態になるようにさまざまな補正を行なわな
ければ、正しく計測を行うことができない。すなわち、
計測環境の設定が必ず必要である。
【0009】また、最近では、さまざまな計測の用途に
合うように、内視鏡本体、光学アダプタやCCUなどの
種類も増えてきたのに伴って、さまざまな装置の組み合
わせ(計測環境)で記録された計測画像で再計測を行な
う機会が増えてきている。
【0010】しかしながら、従来の装置では、各々の計
測画像の中にどういう計測環境で撮影したものであるの
かを記録しておく手段がなかったために、しばらく経っ
てから同じ画像で再計測を行おうとした場合、撮影した
ときの計測環境を操作者が忘れてしまったために計測環
境の再設定を行うことができなかったり、誤った装置を
接続して計測環境設定を行ない再計測を行ってしまうと
いうような恐れがあった。
【0011】また、従来の装置で設定されている計測環
境データは、ある計測環境に限定されたものであるの
で、計測内視鏡装置の中に存在する計測環境データには
適さない画像、例えば光学アダプタの種類が異なる計測
画像、で再計測を行なおうとすると、実際に再計測を行
う前に、まず、この装置に全ての装置を接続し、再たび
手動で計測環境の設定を行なわなければならなかった。
このため、再計測の作業が非常に煩雑であり、面倒なも
のであった。
【0012】さらに、特願2000−101122号に
示す装置の中に、撮影した画像をフロッピー(R)ディ
スクなどの脱着自在な記録媒体に記録する機能や、記録
媒体に記録された画像を別の個体の計測内視鏡装置に取
り込むことができる機能が設けられていたとしても、画
像を実際に撮影した計測内視鏡装置とは異なる別の個体
の装置上で再計測しようとする場合においても、その計
測画像を撮影したときに実際に使用した内視鏡、光学ア
ダプタやCCUを、使用したい計測内視鏡装置にこれら
を実際に接続して、計測ができるように設定を行う必要
があった。
【0013】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、記録されている計測画像で再計測を行なう場合
に、誤った計測環境で計測を行なってしまうことを防止
することができるとともに、簡単な操作で正しい計測環
境で再計測ができるようにすることによって、計測環境
を意識しなくてもすぐに再計測が行え、その時の操作性
を向上させることのできる計測内視鏡装置を提供するこ
とを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の計測内視鏡装置
は、内視鏡先端部に設けられた接続部と、前記接続部に
着脱可能な被写体像を撮像素子に結合させる複数種類の
光学アダプタと、前記光学アダプタの一つを接続し、前
記撮像素子の画像信号を画像処理によって計測を行なう
処理と、前記複数の光学アダプタを用いて計測環境の設
定を行なうことで作成された計測環境データを複数保存
および管理できる手段と、前記複数の計測環境データを
表示する手段と、前記表示手段から計測環境データを選
択して計測処理を行なう手段と、脱着自在な記録媒体に
計測画像を記録する手段と、既に記録媒体に記録されて
いる計測画像を選択して計測処理を実行させることがで
きる手段とを具備している計測内視鏡において、被写体
を撮影したときに使用した機器の種類などを示す計測環
境情報を計測画像に記録する手段と、光学アダプタの光
学特性などを含み計測環境を設定するために必要な情報
(校正データ)を計測画像に記録する手段と、装置の中
に記録されている計測画像を計測環境情報および校正デ
ータと共に脱着可能な記録媒体に複製する手段と、前記
記録媒体に複製された画像を計測環境情報および校正デ
ータと共に装置の中に取り込む手段と、計測画像に記録
されている計測環境情報を参照して装置の中に既に管理
されているデータ群の中から同じものを検索する手段
と、前記検索結果のデータを使用して自動的に計測環境
の設定を変更する手段と、計測画像に記録されている校
正データを使用して自動的に計測環境の設定を行う手段
と、計測画像に計測環境情報や校正データが記録されて
いない場合にそれを告知する手段とを備えて構成され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について述べる。
【0016】第1の実施の形態:図1ないし図14は本
発明の第1の実施の形態に係わり、図1は計測内視鏡装
置のシステム構成を示す斜視図、図2は図1の計測内視
鏡装置の電気的回路構成を示すブロック図、図3は図1
のリモートコントローラの構成を示す斜視図、図4はス
テレオ計測アダプタを付けた図1の内視鏡挿入部の内視
鏡先端部の構成を示す斜視図、図5は図4のA−A線断
面図、図6は図4のステレオ計測アダプタを付けた内視
鏡画像を示す図、図7は図4のステレオ計測アダプタの
マスク形状の画像を示す図、図8は図1の計測内視鏡装
置での計測環境の設定を説明するための元画像と補正画
像の関係を示す図、図9は図1のLCDに表示された光
学アダプタの選択画面の一例を示す図、図10は通常光
学アダプタを付けた図1の内視鏡挿入部の内視鏡先端部
の構成を示す斜視図、図11は図10のA−A線断面
図、図12は図10の通常光学アダプタを付けた内視鏡
画像を示す図、図13は図2のCPUによる特徴となる
制御動作例を示す第1のフローチャート、図14は図2
のCPUによる特徴となる制御動作例を示す第2のフロ
ーチャートである。
【0017】(構成)本実施の形態の計測内視鏡装置1
0のシステム構成を説明すると、該計測内視鏡装置10
は、図1に示すように、撮像素子を内蔵し複数のステレ
オ計測用光学アダプタと通常計測用光学アダプタを着脱
自在に構成された内視鏡挿入部11と、該内視鏡挿入部
11を収納するコントロールユニット12と、該計測内
視鏡装置10のシステム全体の各種動作制御を実行する
のに必要な操作を行うリモートコントローラ13と、内
視鏡画像、あるいは操作制御内容(例えば処理メニュ
ー)等の表示を行う液晶モニタ(以下、LCDと記載)
14と、通常の内視鏡画像、あるいはその内視鏡画像を
擬似的にステレオ画像として立体視可能なフェイスマウ
ントディスプレイ(以下、FMDと記載)17及び該F
MD17に画像データを供給するFMDアダプタ18と
を含んで構成されている。
【0018】さらに図2を参照しながら該装置のシステ
ム構成を詳細に説明する。図2に示すように、前記内視
鏡挿入部11は、内視鏡ユニット24に接続され、この
内視鏡ユニット24は、例えば図1に示すようにコント
ロールユニット12内に搭載される。この内視鏡ユニッ
ト24は、図示はしないが撮像時に必要な照明光を得る
ための光源装置と、前記内視鏡挿入部11を電気的に自
在に湾曲させるための電動湾曲装置とを含んで構成され
ている。
【0019】内視鏡挿入部先端の固体撮像素子43(図
5参照)からの撮像信号は、カメラコントロールユニッ
ト(以下、CCUと記載)25に入力される。該CCU
25は、供給された撮像信号をNTSC信号等の映像信
号に変換し、前記コントロールユニット12内の主要処
理回路群へと供給する。
【0020】前記コントロールユニット12内に搭載さ
れた主要回路群は、例えば図2に示すように、主要プロ
グラムに基づき各種機能を実行し動作させるように制御
を行うCPU26,ROM27,RAM28,PCカー
ドインターフェイス(以下、PCカードI/Fと記載)
30,USBインターフェイス(以下、USBI/Fと
記載)31,RS−232Cインターフェイス(以下、
RS−232CI/Fと記載)29,音声信号処理回路
32及び映像信号処理回路33とを含んで構成されてい
る。
【0021】前記RS−232CI/F29は、CCU
25,内視鏡ユニット24及びリモートコントローラ1
3にそれぞれ接続され、CCU25,内視鏡ユニット2
4の制御及び、動作指示を行うリモートコントローラ1
3による操作に基づく動作制御するのに必要な通信をそ
れぞれ行うためのものである。
【0022】前記USBI/F21は、該コントロール
ユニット12とパーソナルコンピュータ21とを電気的
に接続するためのインターフェイスであり、該USBI
/F21を介して接続した場合には、パーソナルコンピ
ュータ21側でもコントロールユニット12における内
視鏡画像の表示指示や計測時における画像処理等の各種
の指示制御を行うことが可能であり、またコントロール
ユニット12,パーソナルコンピュータ21間とで各種
の処理に必要な制御情報やデータ等の入出力を行うこと
が可能である。
【0023】また、前記PCカードI/F30は、PC
MCIAメモリカード22及びコンパクトフラッシュ
(R)メモリカード23が着脱自由に接続されるように
なっている。つまり、上記いずれかのメモリカードが装
着された場合には、CPU26による制御によって、記
録媒体としてのメモリーカードに記憶された制御処理情
報や画像情報等のデータを再生し、該PCカードI/F
30を介してコントロールユニット内に取り込むことが
でき、あるいは制御処理情報や画像情報等のデータを該
PCカードI/F30を介してメモリカードに供給して
記録することができる。
【0024】前記映像信号処理回路33は、CCU25
から供給された内視鏡画像とグラフィックによる操作メ
ニューとを合成した合成画像を表示するように、CCU
25からの映像信号とCPU26の制御により生成され
る操作メニューに基づく表示信号とを合成処理し、さら
にLCD14の画面上に表示するのに必要な処理を施し
てLCD14に供給することにより、内視鏡画像と操作
メニューとの合成画像がLCD14に表示される。な
お、映像信号処理回路33では、単に内視鏡画像、ある
いは操作メニュー等の画像を単独で表示するための処理
を行うことも可能である。
【0025】前記音声信号処理回路32は、マイク20
により集音されて生成され、メモリカード等の記録媒体
に記録する音声信号、あるいはメモリカード等の記録媒
体の再生によって得られた音声信号が供給され、供給さ
れた音声信号に再生するのに必要な処理(増幅処理等)
を施し、スピーカ19に出力する。これにより、スピー
カ19によって音声信号が再生される。
【0026】前記CPU26は、ROM27に格納され
ているプログラムを実行し、目的に応じた処理を行うよ
うに各種の回路部を制御してシステム全体の動作制御を
行う。
【0027】次に、図3を参照しながらリモートコント
ローラ13の構成とその操作に基づくCPU26のプロ
グラム動作制御例を説明する。
【0028】本実施の形態の計測内視鏡装置10に用い
られるリモートコントローラ13は、計測時等の使用時
における操作性をより向上させるための改良がなされて
いる。
【0029】リモートコントローラ13は、図3に示す
ようにジョイスティック47,レバースイッチ48,フ
リーズスイッチ49,ストアースイッチ50及び計測実
行スイッチ51を少なくとも上面に併設して構成され、
つまり、使用者にとって操作し易い配置形態が採用され
ている。上記構成のリモートコントローラ13におい
て、ジョイスティック47は内視鏡先端部の湾曲動作を
行うスイッチであり、360度のいずれの方向に自在に
操作指示を与えることが可能である。また、レバースイ
ッチ48は、グラフィック表示される各種メニュー操作
や計測を行う場合のポインター操作を行うためのスイッ
チであり、前記ジョイスティックスイッチ47と略同形
状に構成されたものである。フリーズスイッチ49は、
LCD14に表示された内視鏡動画画像を静止画像とし
て表示する際に用いられるスイッチである。ストアース
イッチ50は、前記フリーズスイッチ49の押下によっ
て静止画像を表示した場合に、該静止画像をPCMCI
Aメモリカード22(図2参照)に記録する場合に用い
られるスイッチである。また、計測実行スイッチ51
は、計測ソフトを実行する際に用いられるスイッチであ
る。
【0030】なお、前記フリーズスイッチ49,ストア
ースイッチ50及び計測実行スイッチ51は、例えばオ
ン/オフの押下式を採用して構成されている。また、前
記レバースイッチ48には、上記以外の機能を割り当て
ることも可能である。
【0031】例えば、レバースイッチ48を右に倒すと
画像のズームUP機能、レバーを左に倒すとズームDO
WN機能を実行することができるようにこれらの機能を
該レバースイッチ48に割り当てて構成しても良い。ま
た、通常、ズーム画像で計測を行った場合は画像の倍率
が変化しているため正しく計測できない。このような場
合は、前記計測実行スイッチ51を押下すると、CPU
26はこの操作信号を受け、瞬時ズーム機能を解除し
て、画像をフリーズしてから計測を実行するように制御
する。なお、これ以外の方法としては、ズーム倍率を考
慮して画像のまま計測できるように制御するようにして
も良い。
【0032】次に、本実施の形態の計測内視鏡装置10
に用いられるステレオ計測アダプタの構成を図4ないし
図6を参照しながら説明する。
【0033】図4及び図5はステレオ計測アダプタ37
を内視鏡先端部39に取り付けた状態を示しており、該
ステレオ計測アダプタ37は、固定リング38の雌ねじ
53により内視鏡先端部39の雄ねじ54と螺合するこ
とによって固定されるようになっている。
【0034】また、ステレオ計測アダプタ37の先端に
は、一対の照明レンズ36と2つの対物レンズ34,対
物レンズ35が設けられている。2つの対物レンズ3
4,35は、内視鏡先端部39内に配設された撮像素子
43上に2つの画像を結像する。この得られた撮像信号
は、電気的に接続された信号線43a,内視鏡ユニット
24を介してCCU25に供給され、該CCU25によ
り映像信号に変換された後に映像信号処理回路33に供
給されることにより、その結果、例えば図6に示すよう
な画像がLCD14に表示される。
【0035】本実施の形態の計測内視鏡10は、ステレ
オ計測を行う場合、図7に示すような白い被写体を撮影
した内視鏡画像を用い、さらに例えばステレオ計測アダ
プタ37の光学データを記録した記録媒体(例えばコン
パクトフラッシュ(R)メモリカード)から取り込まれ
た光学データに基づいて被計測物のステレオ計測処理を
行う。
【0036】ここで、本計測内視鏡装置10では、実際
にステレオ計測を行う前に計測環境の設定を行い、計測
ができる準備を行っておく必要があるので、実際に計測
を行う動作の説明の前に、計測環境の設定について説明
する。
【0037】ステレオ計測アダプタは、特開平10−2
48806号公報で示されているように、種類が同じで
もその個体によって光学特性が異なっているので、その
生産工程で光学データが測定される。この光学データに
は、以下の情報が含まれている。
【0038】a)2つの光学系の幾何学的歪み補正式 b)2つのレンズ系の焦点距離 c)2つのレンズの光軸間の距離およびこれらの光軸の
位置座標 d)データ測定で使用した内視鏡とこの光学アダプタと
の組み合わせにおける取り付け具合の位置情報 上記d)の位置情報とは、データ測定で使用した内視鏡
とこの光学アダプタとの組み合わせで図7のような白い
被写体(白い紙など)を撮影した内視鏡画像から、2つ
の視野領域の位置座標や傾き角の情報のことである。
【0039】上記の光学データ採りを行った後のステレ
オ計測アダプタは、内視鏡挿入部に取付けられ、内視鏡
装置10において、次に示す処理を行って計測環境の設
定を行う。
【0040】1)ステレオ計測アダプタの光学データが
記録された記録媒体を計測内視鏡装置に装着し、このデ
ータを読み込む。
【0041】2)光学アダプタを実際に使用する内視鏡
挿入部11に取り付けて、図7に示すような白い被写体
を撮影し、その取り付け具合の位置情報を求める。ここ
で求める位置情報は、光学データの中に含まれる位置情
報と同様の内容である。
【0042】3)この光学データの中にある位置情報
と、上記2)で求めた位置情報を比較して、記録媒体に
記録されている光学データのうちのa)とc)の情報
を、実際に使用する内視鏡に適したデータに補正する。
具体的には、各座標に関する回転補正を行う。
【0043】4)生産工程のデータ測定時に使用したC
CUやビデオキャプチャー回路の特性が、実際に計測で
使用する計測内視鏡装置の特性と異なり、画像の拡大率
が装置の種類によって異なる場合もある。この場合に
は、それらの特性の違いをあらかじめ検証しておき、そ
の拡大率に合うように記録媒体に記録されている光学デ
ータを補正する。
【0044】5)上記までの処理で求まった補正後の光
学データを、計測環境の設定で用いる校正データとす
る。
【0045】6)上記校正データを用いて、本内視鏡装
置に対する幾何学的歪み補正を行うための変換テーブル
を作成する。
【0046】7)補正画像上の座標に対する補正前の元
画像上の座標を求めるための逆変換テーブルを作成す
る。
【0047】8)上記5)で示す校正データと上記6)
で求めた変換テーブルと上記7)で求めた逆変換テーブ
ル、および機器の種類を示す計測環境情報とを合わせて
計測環境データとして、装置内に保存しておくために例
えばコンパクトフラツシュカード23に記録する。
【0048】以上が、計測環境の設定に関する処理であ
る。
【0049】次に、上記3)で示した回転補正につい
て、式で説明する。
【0050】回転補正前の幾何学的歪み補正式が、以下
の関係式であったとする。
【0051】 x’=fx(x,y), y’=fy(x,y)・・・(1) (x’,y’):幾何学的歪み補正後の座標 (x,y):幾何学的歪み補正前の画像上における任意
の座標(元画像上の座標) fx(x,y):補正前の元画像上の座標(x,y)を
補正後のx座標に変換する関数 fy(x,y):補正前の元画像上の座標(x,y)を
補正後のy座標に変換する関数 補正前の光学データの中にある位置情報と、実際に使用
する内視鏡とに関する位置情報を比較した時、その差を
示す回転マトリックスがAであらわされたとすると、補
正後の幾何学的歪み補正式は以下のようになる。
【0052】 (x”,y”)=A・(x’,y’)十(a,b)・・・(2) (x”,y”):回転補正を含んだ幾何学的歪み補正後
の座標(補正画像上の座標) (x’,y’):幾何学的歪み補正後の座標 (a,b):x方向およびy方向の位置ずれ量 また、式(1)を式(2)に代入して行列式を展開する
と、以下のように表すことができる。この関係を図8に
示す。
【0053】 x”=fx’(x,y), y”=fy’(x,y)・・・(3) (x”,y”):回転補正を含んだ幾何学的歪み補正後
の座標(補正画像上の座標) (x,y):幾何学的歪み補正や回転補正前の画像上に
おける任意の座標(元画像上の座標) fx’(x,y):元画像上の座標(x,y)を幾何学
的歪み補正と回転補正を行って補正画像上のx座標を求
める関数 fy’(x,y):元画像上の座標(x,y)を幾何学
的歪み補正と回転補正を行って補正画像上のy座標を求
める関数 光軸の位置座標においても、回転マトリックスAと位置
ずれ量(a,b)を使って、上記と同様な関係式で示す
ことができる。
【0054】上記7)で求める逆変換テーブルを求める
には、変換テーブルを作成するときに同時に作成する。
【0055】つまり、式(3)を使用して元画像上の座
標を補正画像上の座標に変換したとき、補正画像上の座
標に1対1で対応した逆変換テーブルの中の(x”,
y”)の座標に対応した場所に、元画像上の座標(x,
y)を保存する。
【0056】ここで、式(3)で変換した座標は、通常
は実数で求められるので、この値が逆変換テーブルに合
うように整数化する必要がある。
【0057】また、元画像上の座標を変換式にて補正画
像上の座標に変換しているので、逆変換テープルの中に
元画像上の値が直接入らない個所が出てくるが、このよ
うな場合は、隣り合う近傍点で補間することで、逆変換
テーブル内の全ての場所に適当な元画像上の座標が入る
ようにする。
【0058】なお、変換式(1)に対する逆変換式があ
らかじめ定められていたり、または、変換式(1)から
式変換によって逆変換式を求められるときは、この逆変
換式を用いて直接逆変換テーブルを求めてもよい。
【0059】式(2)で用いられている回転マトリック
スの逆マトリックスをA-1とすると、補正画像上の座標
を位置ずれ補正を行う前の座標に戻す式は、 (x’,y’)=A-1・(x”,y”)・(a,b)・・・(4) (x’,y’):幾何学的歪みのみ補正された位置ずれ
補正前の座標 (x”,y”):回転補正を含んだ幾何学的歪み補正後
の座標(補正画像上の座標) (a,b):x方向およびy方向の位置ずれ量 となるので、光学特性を測定したときの幾何学的歪み補
正における逆変換式が関数gx,gyとして定義されてい
れば以下の関係式が成り立つ。
【0060】 x=gx(x’,y’), y=gy(x’,y゛)・・・(5) (x,y):幾何学的歪み補正前の座標(元画像上の座
標) (x’,y’):幾何学的歪みのみ補正された位置ずれ
補正前の座標 gx(x’,y’):幾何学的歪み補正において補正前
のx座標を求める逆変換関数 gy(x’,y’):幾何学的歪み補正において補正前
のy座標を求める逆変換関数 式(4)の行列式を展開して、式(5)に代入すると、
補正画像上の座標を元画像に変換式は、以下のように表
すことができる。この関係を図8に示す。
【0061】 x=gx’(x”,y”), y=gy’(x”,y”)・・・(6) (x,y):幾何学的歪み補正や回転補正前の画像上に
おける任意の座標(元画像上の座標) (x”,y”):回転補正を含んだ幾何学的歪み補正後
の座標(補正画像上の座標) gx’(x,y):補正画像上の座標(x”,y”)を
幾何学的歪み補正と回転補正前の元画像上のx座標を求
める関数 gy’(x,y):補正画像上の座標(x”,y”)を
幾何学的歪み補正と回転補正前の元画像上のy座標を求
める関数 上記8)で示す計測環境情報は、計測環境データ(つま
り、校正データと変換テーブル)の種類を示す情報であ
るため、例えば以下のような情報が含まれている。
【0062】・ステレオ計測アダプタの種類および個体
識別番号 ・内視鏡挿入部の種類および個体識別番号 ・NTSCなどのTVタイプ ・CCUの種類 ・ビデオキャプチャー回路の種類 CCUの種類、ビデオキャプチャー回路の種類は、計測
内視鏡装置の一モジュールとして装備されていることが
多いので、この場合はこれらを計測内視鏡装置の種類と
読み替えてもよい。
【0063】上記のようにして計測環境の設定を行った
ら、被計測物を撮影して計測を実行することができる。
【0064】したがって、本計測内視鏡装置10による
ステレオ計測は、ステレオ計測アダプタ37の光学デー
タを記録した記録媒体(例えばコンパクトフラッシュ
(R)メモリカード)から光学情報を読み込む第1の処
理と、内視鏡先端部39の撮像素子43とステレオ計測
アダプタ37との位置情報を求める第2の処理と、前記
位置情報と生産時に求めた主となる内視鏡と本ステレオ
計測アダプタ37の位置情報から位置誤差を求める第3
の処理と、前記位置誤差から光学データを補正する第4
の処理と、撮影した画像に含まれる幾何学的歪みを補正
するための変換テーブルを作成する第5の処理と、計測
用に撮影した画像を変換テーブルを用いて座標変換をお
こない補正画像を作成する第6の処理と、補正画像を基
にして任意の点で左右2画像のマッチングを行う第7の
処理と、マッチングによって求まった左右2つの座標と
光軸の位置座標と焦点距離から三次元座標を求める第8
の処理と、任意の複数点の三次元座標からあるニ点間距
離や面積などの計測値を求める第9の処理を実行するこ
とにより行われる。
【0065】CPU26は、例えば前記第1〜5の処理
をステレオ計測アダプタ37に対して一度実行し、この
結果をコンパクトフラッシュ(R)メモリカード23上
に計測環境データとして記録しておくように制御する。
これ以降に続けて、ステレオ計測を実行するときは、C
PU26は、先にコンパクトフラッシュ(R)メモリカ
ード23上に記録した前記計測環境データをRAM上に
ロードして前記第6〜9の処理を実行するように制御す
る。脱着自在なメモリカードに画像が記録されているの
で、他の個体の計測内視鏡装置を用いて画像が記録され
ている同種のメモリカードを本装置に装着することで、
他の装置で記録した画像を別の装置上で容易に閲覧する
ことができる効果がある。
【0066】前記第2の処理を行うときに撮影する図7
に示す白色画像の明るさは、CCU25のゲインとシャ
ッター速度によって決まる。通常は、CCU25のダイ
ンおよび撮像素子43のシャッター速度が自動的に最適
になるように制御されているが、前記白色画像を取り込
む場合はCCU25のゲインは低く、撮像素子43のシ
ャッター速度が速く設定されてしまう傾向にあり、これ
により画像が暗くなってしまって光学アダプタのマスク
形状(言い換えると、視野領域)がはっきりと撮れなく
なり、計測精度に悪影響を与えることになる。
【0067】よって、本実施の形態では、CCU25の
ゲインとシャッター速度を固定させるようにCPU26
の制御によって実施するようにしている。これにより、
確実にはっきりと映ったマスク形状を裸りこむことがで
き、計測精度が低下しない。
【0068】また、前記計測環境データは、位置補正後
の校正データと、変換テーブルと逆変換テーブルおよび
計測環境情報からなる。この計測環境データは、脱着自
在なコンパクトフラッシュ(R)メモリカード23上に
記録するように制御する。
【0069】さらに、本実施の形態では、画像の記録
は、CPU26の制御によってPCMCIAメモリカー
ド22上に行い、前記計測環境データを記録するコンパ
クトフラッシュ(R)メモリカード23とは別のメモリ
カードに記録するように制御する。なお、画像を記録す
る際には、同時に計測環境データのうち計測環境情報を
画像ファイルの一部として、あるいは画像ファイルと関
連付けられた別のファイルとして記録する。また、校正
データも画像ファイルの一部として、あるいは画像ファ
イルと関連付けられた別のファイルとして記録する。
【0070】記録されている画像をリストから選択し
て、ステレオ計測を実行する際は、既に登録されている
計測環境データの中に選択した画像と同じ計測環境のも
のが存在するかどうかを検索する。
【0071】もし、同じものが登録されているとその計
測環境データを読み込んで、計測内視鏡装置の設定を変
更し、前記第6の処理を行って計測できる状態にする。
もし、同じものが登録されていないならば、画像に付い
ている校正データを使用して計測環境データを作成し
て、前記第6の処理を行って計測できる状態にする。作
成した計測環境データは計測内視鏡装置内に登録してお
いた方が便利なときもあるし、登録しない方が図9に示
す光学アダプタの選択画面で誤った光学アダプタを選択
するのを防止する効果があるので、計測内視鏡システム
の構成に合わせてどちらかを選択すればよい。
【0072】以上により、計測内視鏡装置に搭載されて
いるソフトウェアで対応している計測環境ならば、どん
な画像でも自動的に計測環境の設定を自動的に行われる
ので簡単に再計測を行えるようになる。
【0073】また、画像に記録されている情報が、校正
データや計測環境情報だけでなく、変換テーブルなども
含んだ計測環境データでもよく、この場合には画像を選
択して計測を実行するときに画像についている計測環境
データを直接読み込んで前記第6の処理を行うと計測の
準備が完了する。しかし、計測環境データを画像ととも
に記録すると、大きな容量になってしまうのであまり好
ましくない。これに対して、計測環境情報と校正データ
は数十Kbyteであることが多いので、画像に記録す
るのは計測環境情報と校正データだけである方が画像の
容量的に大変有効である。
【0074】計測の準備が整うと、例えば図6上のクラ
ック44の長さを測る場合には、左画像上でクラック4
4の上を折れ線でなぞるように計測点を指定する。CP
U26は、新たな計測点が指定されるごとに右画像上で
それぞれの対応点を探索し、計測点と対応点の座標から
各点での3次元座標を求め、それらの3次元座標から隣
り合う二点間の距離を計算し、それらの合計を算出する
ことでクラック44の全長としてその長さをLCD14
上に表示する。
【0075】次に、本実施の形態の計測内視鏡装置10
に用いられる通常光学アダプタの構成を図10ないし図
12を参照しながら説明する。
【0076】図10及び図11は通常光学アダプタ42
を内視鏡先端部39に取り付けた状態を示しており、該
通常光学アダプタ42は、固定リング38の雌ねじ53
により内視鏡先端部39の雄ねじ54と螺合することに
よって固定されるようになっている。
【0077】また、通常光学アダプタ42の先端には、
一対の照明レンズ41と対物レンズ40が設けられてい
る。対物レンズ40は、内視鏡先端部39内に配設され
た撮像素子43上に画像を結像する。この得られた撮像
信号は、前記ステレオ計測アダプタ37と同様に電気的
に接続された信号線43a,内視鏡ユニット24を介し
てCCU25に供給され、該CCU25により映像信号
に変換された後に映像信号処理回路33に供給されるこ
とにより、その結果、例えば図12に示すような画像が
LCD14に表示される。
【0078】本実施の形態の計測内視鏡装置10は、通
常光学アダプタを用いた計測を行う場合、比較計測によ
る方法を用いることによって行う。つまり、比較計測
は、画面の中にある解っている寸法を基準にして計測す
る方法である。
【0079】例えば、図12に示す円の直径がわかって
いる場合には、円の直径の両端にポインターを置き2点
間の長さL1 45を入力する。知りたい寸法L2 4
6は、L1の画面上の大きさからCPU26による演算
処理によって比率で求める。また、このときにレンズの
ディストーション特性の情報を基に、ディストーション
補正を行い、より正確に寸法を求めるように調整され
る。レンズのディストーション特性は、予めROM27
上に記録しておき、CPU26は、選択された通常光学
アダプタ42に対応したデータをRAM2上にロードす
るようにして比較計測が実行される。
【0080】(作用)次に、本実施の形態の計測内視鏡
装置10のCPU26による特徴となる制御動作例を図
13、図14を参照しながら詳細に説明する。
【0081】いま、図1に示す計測内視鏡装置10の電
源を投入し、使用するものとする。すると、CPU26
は主となるプログラム(図13参照)を実行し、ステッ
プS100,S101,S102,S103,S109
の判断処理により構成されたループによって、待機状態
になっている。また、ステップS100,S101,S
102の機能が指示されると、各機能の処理に移行し、
S103の機能が指示されると、ステップS104に移
行する。
【0082】このステップS103の判断処理では、内
視鏡先端部39に装着する光学アダプタの設定、及び光
学アダプタの装着の有無を判断し、光学アダプタの設定
がなされていない場合には続くステップS108の処理
で処理を終了したか否かが判断され、終了したと判断し
た場合には処理を完了し、そうでない場合には処理をス
テップS100に戻す。
【0083】一方、前記ステップS103の判断処理
で、内視鏡先端部39に光学アダプタが装着され、また
装着された光学アダプタの設定がなされている場合に
は、処理をステップS104に移行する。つまり、この
ステップS104の判断処理に処理が移行されることに
よって、光学アダプタの設定機能の入力待ち状態とな
る。
【0084】例えば、内視鏡先端部39にいずれかの光
学アダプタを取り付けた場合、CPU26は、光学アダ
プタの設定機能を呼び出すとともに、処理をステップS
104に移行し、該処理によって該光学アダプタの設定
機能に基づく、光学アダプタの選択画面の表示信号を生
成し、映像信号処理回路33(図2参照)に供給するこ
とにより、LCD14上に図9に示すような光学アダプ
タの選択画面を表示させる。つまり、この光学アダプタ
の選択画面は、例えばステレオ計測アダプタであるAT
60D/60D、AT60S/60S及び通常光学アダ
プタであるAT120D、AT60Dが表示された画面
であり、ユーザはこの選択画面をみながら現在使用して
いる光学アダプタを、例えば図示はしないが画面上に表
示がなされているカーソルをレバースイッチ48により
上下させることにより、選択する。
【0085】その後、CPU26は、続くステップS1
05による判断処理で、前記ユーザにより選択された光
学アダプタが通常光学アダプタであるか否かを判別し、
通常光学アダプタで有る場合には、続くステップS10
6の処理で比較計測フラグを1(TRUE)として処理
をステップS107に移行し、逆に、通常光学アダプタ
でない場合には、処理をステップS107に移行する。
【0086】CPU26は、ステップS107の処理
で、前記ユーザにより選択された光学アダプタがステレ
オ計測アダプタであるか否かを判別し、ステレオ計測ア
ダプタで有る場合には、続くステップS108の処理で
ステレオ計測フラグを1(TRUE)として、ユーザに
よりリモートコントローラ13の計測実行スイッチ51
の押下がなされるまで該計測内視鏡装置10を使用待機
状態とし、またステレオ計測アダプタでない場合にも同
様に使用待機状態とするように制御する。
【0087】計測内視鏡装置10は、通常、被写体を撮
影している状態(ライブビデオ画像表示状態)にあるの
で、ここでユーザによってリモートコントローラ13の
計測実行スイッチ51が押されると、CPU26は静止
画像を表示するように映像信号処理装置33を制御し、
この静止画像に対して図14に示すルーチンのプログラ
ムを実行させる。
【0088】また、計測内祝鏡装置は、図示はしないが
PCMCIAメモリカード22に記録されている複数の
画像一覧の中からレバースイッチ48を上下させること
により、画像を選択することができる。この後でリモー
トコントローラ13の計測実行スイッチ51が押される
と、CPU26は選択した画像に対して図14に示すル
ーチンのプログラムを実行させる。
【0089】CPUが計測実行スイッチが押されたこと
を検知したら、図14のステップS111の判断処理で
PCMCIAメモリ力ード22に記録されている画像で
あるか否かの判断を行い、記録されている画像である場
合にはステップS112判断処理でその画像がステレオ
計測画像か否かの判断を行う。
【0090】ここでステレオ計測画像である場合は、ス
テップS113の判断処理でこの画像ファイルのヘッダ
に計測環境情報が付いているか否かの判断を行い、これ
が記録されている場合には、ステップS114の判断処
理でコンパクトフラッシュ(R)メモリカード23に記
録されている計測環境データの中に同じ計測環境のもの
があるか否かを判断して、同じものがある場合にはステ
ップS115の処理でその計測環境データを読み込んで
ステレオ計測処理を行うように制御し、ステレオ計測が
完了すると、その計測結果の表示、あるいは再度の計測
に備えて装置10を待機状態にする。
【0091】また、ステップS114の判断処理で同じ
計測環境のものがない場合には、ステップS117の判
断処理でこの画像ファイルのヘッダに校正データが付い
ているか否かの判断を行う。ステップS117の判断処
理で画像に校正データが付いている場合は、ステップS
118の判断処理で画像に付いている校正データが本装
置10に搭載されている本計測に関するソフトウェアで
対応しているか否かを判断し、対応している場合にはス
テッブS119の処理でこの校正データを使用して計測
環境データを作成してステレオ計測処理を行うように制
御する。
【0092】一方、ステッブS117の判断処理で校正
データが画像に付いていない場合や、ステップS118
の判断処理で画像に付いている校正データが本ソフトウ
ェアで対応していない場合や、ステップS113の判断
処理でこの画像ファイルのヘッダに計測環境情報が付い
ていない場合は、ステレオ計測を行うことができないこ
とを表示して、別の画像を選択するように装置10を待
機状態にする。
【0093】また、ステップS112判断処理で選択し
た画像がステレオ計測画像でない場合には、ステップS
122の判断処理で比較計測用の画像か否かを判断し、
比較計測用の画像の場合には画像に付いている光学アダ
プタの歪み補正情報を読み込んで比較計測を実行する。
ステップS122の判断処理で比較計測用の画像でない
場合には、ステレオ計測や比較計測を行うことができな
いことを表示して、別の画像を選択するように装置10
を待機状態にする。
【0094】さらに、ステップS111の判断処理で計
測する画像がライブビデオ表示を静止させた画像である
場合には、ステップS126の判断処理でステレオ計測
フラッグが1(TRUE)である場合には図12のステ
ップS104で示す画面で選択したステレオ計測アダプ
タの計測環境データを読み込んでステレオ計測を実行さ
せる。
【0095】ステップS126の判断処理でステレオ計
測フラッグが1(TRUE)でなく、ステップS128
の判断処理で比較計測フラッグが1である場合には先と
同様に、図12のステップS104で示す画面で選択し
た通常光学アダプタの歪み情報を読み込んで比較計測を
実行させる。
【0096】ステップS128の判断処理で比較計測フ
ラッグが1(TRUE)でない場合には、図12のステ
ップS103に戻して、再度、計測実行に必要な設定の
確認を行うように制御する。
【0097】(効果)本実施の形態では、ライブビデオ
表示の場合にリモートコントローラの計測実行スイッチ
51を押すだけで適切な計測プログラムが実行するだけ
でなく、既に記録されている画像で再計測を行う場合に
おいても画像を選択してリモートコントローラの計測実
行スイッチ51を押すだけで正しい計測に必要な情報を
読み込んで適切な計測プログラムが実行することができ
る。つまり、記録された画像で再計測を行う場合に不整
合な計測環境データや歪み補正情報で計測を行うことが
なくなり、これによる計測ミスを防止することができ
る。
【0098】第2の実施形態:図15は本発明の第2の
実施の形態に係るCPUによる特徴となる制御動作例を
示すフローチャートである。
【0099】第2の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0100】(構成)本実施の形態では、記録媒体に記
録されている画像の中に計測環境情報や校正データが記
録されていない場合でも、迅速に最適な計測を実行させ
るために、第一の実施の形態で実行されるプログラムに
改良を施し、追加機能をもたせる。
【0101】具体的には、記録されているステレオ計測
画像を選択し、計測実行スイッチを押したとき、この画
像ファイルのヘッダあるいは、画像ファイルとは別のフ
ァイルに計測環境情報が記録されていない場合や、この
画像ファイルのヘッダあるいは、画像ファイルとは別の
ファイルに計測環境情報は記録されているが校正データ
は記録されていない場合において、既にコンパクトフラ
ッシュ(R)メモリカードの中に記録されている計測環
境データの中から適当なものをユーザが選択すると、そ
の計測環境データを読み込んでステレオ計測が実行され
るように制御する。
【0102】さらに、既に登録されている計測環境デー
タの中に適当なものがないとユーザが判断したときに
は、PCMCIAメモリカードの中の別の画像に記録さ
れている校正データの中から適当なものをユーザが選択
すると、この校正データを使用して計測環境データを作
成してからステレオ計測が実行される。
【0103】この校正データの選択操作においては、ス
テレオ計測の機能の中に、既に登録されている計測環境
データの一部である校正データと計測環境情報だけを、
画像や計測環境データを記録する記録媒体とは別のメモ
リカードに複製できる機能を設けてあるならば、このメ
モリカードを本装置10に装着し、このメモリカードの
中に記録されている複数の校正データの中から適当なデ
ータを選択するというようにさせてもよい。
【0104】また、本機能はステレオ計測だけでなく、
比較計測を行う場合でも容易に応用させることができ
る。
【0105】(作用)本実施の形態では、第1の実施の
形態で示した図14のステップS113あるいはステッ
プS117の判断処理でNGになった場合に図15で示
す処理を動作させる。つまり、ステップS113の判断
処理で画像ファイルにヘッダに計測環境情報が付いてい
ない場合や、ステップS117の判断処理で画像ファイ
ルにヘッダに校正データが付いていない場合に、ステッ
プS201へ進む。
【0106】ステップS201では、既に登録されてい
る計測環境データを用いて計測を行うか、あるいは別の
校正データを用いて計測環境の設定を行って計測を行う
か、またはこの処理を終了させて別の画像で計測を行う
かをユーザに判断させ、それに応じた処理を行う。
【0107】ステップS201で計測環境データから選
択するとした場合は、ステップS203に示すように既
に登録されている計測環境データのリストを表示し、ユ
ーザがこの中から適当なものを選択する。
【0108】そして、ステップS205の判断処理で画
像に計測環境情報が付いているか否かを判断し、ついて
いる場合は、ステップS206の判断処理で画像に付い
ている計測環境情報の内容と選択した計測環境データの
内容が一致しているか否かを比較する。一致していれば
ステップS209に進み、一致していなければS207
に示すようにエラーメッセージを表示してS201で再
度正しい計測環境データまたは校正データを選択させる
ように待機状態にする。
【0109】一方、S205の判断処理で画像に計測環
境情報が付いていない場合には、選択したデータの内容
を表示してユーザに再確認させた後でS209に進む。
【0110】そして、ステップS209で選択した計測
環境データを読み込んだ後、ステレオ計測を実行する。
【0111】一方、ステップS201で別の校正データ
から選択するとした場合は、適当な校正データが記録さ
れているメモリカードを装置10に装着させた後、ステ
ップS212に示すようにその中にある校正データのリ
ストを表示する。そして、ユーザがこの中から適当なも
のを選択した後、ステップS214の判断処理で選択し
た校正データが本ソフトウェアに対応しているか否かを
判断し、対応している場合はS215へ進む。対応して
いなければ、S216に示すようにエラーメッセージを
表示してS201で再度正しい計測環境データまたは校
正データを選択させるように待機状態にする。
【0112】そして、S215の判断処理で画像に計測
環境情報が付いているか否かを判断し、画像に計測環境
情報が付いている場合には、S217でその内容と選択
した校正データの内容を比較し、これが一致していれば
ステップ219へ進む。もし一致していなければ、S2
20に示すようにエラーメッセージを表示してS201
で再度正しい計測環境データまたは校正データを選択さ
せるように待機状態にする。
【0113】また、S215で画像に計測環境情報が付
いていない場合には、選択したデータの内容を表示して
ユーザに再確認させた後でS219に進む。
【0114】そして、ステップS219で選択した選択
した校正データから計測環境データを作成した後で、ス
テレオ計測を実行する。
【0115】また、ステップS209またはS219が
完了すると、ステレオ計測を実行する前に、ユーザの希
望に応じてその画像ファイルのヘッダに計測環境情報お
よび校正データを記録するようにしてもよい。
【0116】(効果)校正データの容量は数十Kbyt
e、計測環境情報は数Kbyteであることが多いの
で、一つの画像ファイルを小さくするために、計測環境
情報だけを画像に記録するようにしておきたいこともあ
る。
【0117】また、画像ファイルとは別のファイルに計
測環境情報や校正データが記録されていると、何らかの
原因で画像に関連付けられて記録されていた計測環境情
報や校正データのファイルが紛失したり削除されてしま
ったりすることも考えられる。
【0118】従来ならこのような画像では再計測を行う
ことができないか、または実際に再計測を行うまでの計
測環境の設定作業が煩雑であった。
【0119】これに対して、本実施例では、既に登録さ
れている計測環境データのリストや、別のメモリカード
に記録されている校正データのリストからそれらを選択
するだけで簡単に計測環境の設定が行え、迅速に再計測
を行うことができる。
【0120】さらに、リストから選択したデータが計測
したい画像に適合しているかどうかの確認がおこなわれ
るので、不整合な状態で計測を行ってしまうケースを少
なくする効果もある。
【0121】第3の実施の形態:図16は本発明の第3
の実施の形態に係るCPUによる特徴となる制御動作例
を示すフローチャートである。
【0122】第3の実施の形態は、第1の実施の形態と
ほとんど同じであるので、異なる点のみ説明し、同一の
構成には同じ符号をつけ説明は省略する。
【0123】(構成)本実施の形態は、画像に付いてい
る校正データの中に含まれている光学アダプタの取付け
具合における位置関係情報の内容と、既に登録されてい
る計測環境データの中に含まれている位置関係情報の内
容を比較して、その差があらかじめ定めた閏値よりも大
きい場合は、画像に付いている校正データを使用して計
測を行うにする処理を、第2の実施の形態で示した機能
を含む第1の実施の形態の中に追加した構成である。
【0124】(作用)計測内視鏡装置10は、図示はし
ないがPCMCIAメモリカード22に記録されている
複数の画像一覧の中から計測したいステレオ計測画像を
選択し、リモートコントローラ13の計測実行スイッチ
51が押されると、CPU26は選択した画像に対して
図16に示すルーチンのプログラムを実行させる。
【0125】図16の中のステップS111からS11
4は第1の実施の形態と同じである。
【0126】ステップS114の判断処理でコンパクト
フラッシュ(R)メモリカード23に記録されている計
測環境データの中に画像に付いている計測環境情報と同
じものがあるか否かを判断して、同じものがある場合に
はステップS305の判断処理で、画像に付いている校
正データの中に含まれている視野領域の位置情報と、登
録されている計測環境データに含まれる視野領域の位置
情報の差があらかじめ定めた閾値よりも小さいかどうか
を判断する。
【0127】ステップS305で閾値よりも小さい場合
は、画像と一致する計測環境データを読み込んでステレ
オ計測処理を行うように制御し、ステレオ計測が完了す
ると、その計測結果の表示、あるいは再度の計測に備え
て計測内視鏡装置10を待機状態にする。
【0128】また、ステップS305の判断処理で閾値
よりも大きい場合には、ステップS308の判断処理で
画像に付いている校正データが本計測内視鏡装置10に
搭載されている本計測に関するソフトウェアで対応して
いるか否かを判断し、対応している場合にはステップS
309の処理でこの校正データを使用して計測環境デー
タを作成してステレオ計測処理を行うように制御する。
【0129】一方、ステップS308の判断処理で画像
に付いている校正データが本ソフトウェアで対応してい
ない場合は、ステレオ計測を行うことができないことを
表示して、別の画像を選択するように計測内視鏡装置1
0を待機状態にする。
【0130】(効果)これにより、画像を撮影するとき
に使用した機器の種類を示した計測環境情報が一致して
いても、視野領域の位置を検査するために撮影する白い
画像の写り具合が何らかの原因で変化し、これに伴って
位置関係の情報も変化したのが原因で計測精度が低下す
る可能性のあるケースを低減するだけでなく、画像にあ
らかじめ付いている校正データを使用して自動的に計測
環境の設定を行って計測できるようにしているので、安
全性が高く、しかも迅速、簡便に計測を行う準備を整え
ることができる。
【0131】ところで、ステレオ計測の計測環境の設定
が完了し、静止画像または記録媒体に記録されているス
テレオ計測画像を前記計測環境データを使用して補正画
像の作成を行うと、図17に示すようなステレオ計測用
の画面が表示され、ユーザが計測点を指定するように待
機状態になる。
【0132】図17は、各種計測機能を実行するための
各種メニューボタン55や、操作に関するメッセージな
どを表示するメッセージ表示欄57、さらに計測を行っ
た結果(数値)を表示する各種数値表示欄56が左右2
つの視野領域をさけて元画像上に表示されている例を示
している。
【0133】また、光学アダプタの設計値によって2つ
の視野領域の中で計測可能な大きさとその位置があらか
じめ定められているので、生産時に作成された光学デー
タを実際に使用する内視鏡との取付け具合に応じてそれ
を補正することで、実際に計測できる大きさとその位置
を定めることができる。
【0134】ステレオ計測では、左右の視野領域に同時
に被計測物が写っていないとそれを計測することができ
ないので、計測可能な視野領域内で点を指定して計測を
行うことが必要になる。
【0135】したがって、本開示例では、以下の機能を
つけることで計測できる範囲か否かを簡単にユーザに認
識させることができるとともに、範囲外に点を指定する
ことによる計測ミスを防ぐ効果が得られる。
【0136】・前記で定まった計測可能な視野領域58
の枠を、図17に示すように計測画像上に表示する。
【0137】・図示はしないが計測エリア内に点を指定
するときは、リモートコントロールのレバースイッチに
よって画面上のカーソルを上下左右に移動させるので、
このカーソルの位置が視野領域58内か外かでカーソル
形状を変更する。
【0138】例えば、視野領域58内のときは十字形状
にし、視野領域58外のときは矢印形状にする。
【0139】・点を指定するときは、視野領域58内で
のみ動作できるように制御する。
【0140】・視野領域58外で点を指定しようとした
場合には、注意メッセージを表示させるようにしてもよ
い。
【0141】・図18に示すように、画像上から計測可
能な視野領域58を切り取り、計測専用の画面にこれを
貼り付けて表示する。
【0142】計測可能な視野領域58の大きさとその位
置は、計測環境の設定を行うと求めることができるの
で、図9で光学アダプタの設定でステレオ計測アダプタ
を選択した後でライブビデオ画像を表示するときは、こ
の枠を表示させるように制御すると、ステレオ計測画像
を撮影するときに被計測物が左右同時に正しく撮影でき
ているかを確認するための指標とすることができるよう
にもなる。
【0143】以上の各実施の形態で説明した本発明で
は、既に記録されている画像に対して再計測を行う場合
において、計測用の画像ではない画像で計測を実行する
ことを防止することができるとともに、装置内の現在の
設定状態に関係なく、また、ユーザは光学アダプタの機
器の種類などを気にすることなく、簡単な操作で正しい
光学アダプタに対応した計測を実行させることが可能と
なり、再計測時における操作性を向上させ、検査効率を
向上させることが可能となる。
【0144】また、上記の効果を得るために必要な記録
媒体の容量は大きなものを必要としないので、安価な記
録媒体を使用して実現することができる。
【0145】さらに、画像を実際に撮影した装置上で再
計測を行う必然性がないので、画像が記録されている記
録媒体を別の装置に装着して同様の簡単な操作によっ
て、別の装置上でも再計測を行うことが可能となる。
【0146】これにより、とても使い勝手が向上し、し
かも高性能な計測を実行できる計測内視鏡を比較的安価
なシステムで提供することができる。
【0147】すなわち、本発明によれば、計測環境情報
と校正データを計測画像と共に記録する手段と、既に記
録されている計測画像を選択して計測処理を実行させる
ことができる手段と、計測画像に記録されている校正デ
ータを使用して自動的に計測環境の設定を行う手段を設
けたことによって、既に記録されている計測画像を選択
して計測実行スイッチを押すだけで、計測画像に付いて
いる計測環境情報や校正データから自動的に計測環境の
設定が行われ、直ちに計測処理を実行することが可能と
なる。
【0148】また、計測画像に記録されている計測環境
情報を参照して装置の中に既に管理されているデータ群
の中から同じものを検索する手段と、前記検索結果のデ
ータを使用して自動的に計測環境の設定を変更する手段
を設けたことによって、既に記録されている計測画像を
選択して計測実行スイッチを押した場合、選択した計測
画像と同じ計測情報である計測環境データが装置の中に
存在していれば、あらためて計測環境データの作成を行
なうことなく既に存在する計測環境データを使用して計
測処理を実行することができ、 計測の準備を行なう時
間を短縮させることが可能となる。
【0149】さらに、装置の中に記録されている計測画
像を計測環境情報および校正データと共に脱着可能な記
録媒体に複製する手段と、前記記録媒体に複製された画
像を計測環境情報および校正データと共に装置の中に取
り込む手段を設けたことによって、計測したい画像を別
の個体の計測内視鏡装置上でも再計測を行なうことがで
きるだけでなく、上記と同様の作用も得ることが可能と
なる。
【0150】また、画像を記録する媒体の容量などに理
由により、校正データが計測画像と共に記録媒体に記録
されていなかったとしても、この画像を選択して再計測
を行なう場合には、画像ともに記録されている計測環境
情報を参照することによってこれと同じ計測環境データ
が装置の中に存在するかどうかを検索することができ、
もし存在していればそれを使用して再計測を直ちに行な
うことが可能となる。
【0151】さらに、なんらかの理由で計測画像に計測
環境情報や校正データが記録されていなかったとして
も、それを告知する手段を設けているので、計測者は選
択した画像の計測環境が記録されているかどうかを意識
することなく計測作業を行なうことができ、またこの場
合には既に装置の中に存在している計測環境データを表
示させて、この中から適当なものを選択すると計測を行
なうことが可能となる。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録されている計測画像で再計測を行なう場合に、誤った
計測環境で計測を行なってしまうことを防止することが
できるとともに、簡単な操作で正しい計測環境で再計測
ができるようにすることによって、計測環境を意識しな
くてもすぐに再計測が行え、その時の操作性を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る計測内視鏡装
置のシステム構成を示す斜視図
【図2】図1の計測内視鏡装置の電気的回路構成を示す
ブロック図
【図3】図1のリモートコントローラの構成を示す斜視
【図4】ステレオ計測アダプタを付けた図1の内視鏡挿
入部の内視鏡先端部の構成を示す斜視図
【図5】図4のA−A線断面図
【図6】図4のステレオ計測アダプタを付けた内視鏡画
像を示す図
【図7】図4のステレオ計測アダプタのマスク形状の画
像を示す図
【図8】図1の計測内視鏡装置での計測環境の設定を説
明するための元画像と補正画像の関係を示す図
【図9】図1のLCDに表示された光学アダプタの選択
画面の一例を示す図
【図10】通常光学アダプタを付けた図1の内視鏡挿入
部の内視鏡先端部の構成を示す斜視図
【図11】図10のA−A線断面図
【図12】図10の通常光学アダプタを付けた内視鏡画
像を示す図
【図13】図2のCPUによる特徴となる制御動作例を
示す第1のフローチャート
【図14】図2のCPUによる特徴となる制御動作例を
示す第2のフローチャート
【図15】本発明の第2の実施の形態に係るCPUによ
る特徴となる制御動作例を示すフローチャート
【図16】本発明の第3の実施の形態に係るCPUによ
る特徴となる制御動作例を示すフローチャート
【図17】計測可能な視野領域の枠が被写体像に重ねて
表示されている計測画面の一例を示す図
【図18】計測可能な左右の視野領域が切り出されて表
示されている計測画面の一例を示す図
【符号の説明】
10…計測内視鏡装置 11…内視鏡挿入部 12…コントロールユニット 13…リモートコントローラ 14…液晶モニタ(LCD) 17…フェイスマントデイスプレイ(FMD) 18…FMDアダプタ 19…スピーカ 20…マイク 21…パーソナルコンピュータ 22…PCMCIAメモリーカード 23…コンパクトフラッシュ(R)メモリーカード 24…内視鏡ユニット 25…カメラコントロールユニット(CCU) 26…CPU(制御部) 27…ROM 28…RAM 29…RS−232CI/F 30…PCカードI/F 31…USBI/F 32…音声信号処理回路 33…映像信号処理回路 34,35,40…対物レンズ系 36,41…照明レンズ 37…ステレオ光学アダプタ 38…固定リング 39…内視鏡先端部 42…通常光学アダプタ 43…撮像素子 44…クラック 45…L1(既知の寸法) 46…L2(未知の寸法) 47…ジョイスティック 48…レバースイッチ 49…フリーズスイッチ 50…ストアースイッチ 51…計測実行スイッチ 53…雌ねじ 54…雄ねじ 55…各種メニューボタン 56…各種数値表示欄 57…メッセージ表示欄 58…計測可能な視野領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 23/26 H04N 5/225 A H04N 5/225 C D F 7/18 M 7/18 U G01B 11/24 K Fターム(参考) 2F065 AA60 FF05 JJ03 JJ26 QQ24 SS02 SS13 2H040 BA15 BA22 CA22 DA52 GA02 GA11 4C061 AA00 AA29 BB06 CC06 DD03 FF40 FF50 HH51 LL02 NN05 NN07 VV03 VV10 YY12 YY13 YY14 5C022 AA09 AC11 AC18 AC51 AC69 AC78 5C054 AA01 CC02 EA01 EA05 EA07 FE00 FE28 GB01 GB04 GD09 HA00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡先端部に設けられた接続部と、 前記接続部に着脱可能な被写体像を撮像素子に結合させ
    る複数種類の光学アダプタと、 前記光学アダプタの一つを接続し、前記撮像素子の画像
    信号を画像処理によって計測を行なう処理と、 前記複数の光学アダプタを用いて計測環境の設定を行な
    うことで作成された計測環境データを複数保存および管
    理できる手段と、 前記複数の計測環境データを表示する手段と、 前記表示手段から計測環境データを選択して計測処理を
    行なう手段と、 脱着自在な記録媒体に計測画像を記録する手段と、 既に記録媒体に記録されている計測画像を選択して計測
    処理を実行させることができる手段とを具備している計
    測内視鏡において、 被写体を撮影したときに使用した機器の種類などを示す
    計測環境情報を計測画像に記録する手段と、 光学アダプタの光学特性などを含み計測環境を設定する
    ために必要な情報(校正データ)を計測画像に記録する
    手段と、 装置の中に記録されている計測画像を計測環境情報およ
    び校正データと共に脱着可能な記録媒体に複製する手段
    と、 前記記録媒体に複製された画像を計測環境情報および校
    正データと共に装置の中に取り込む手段と、 計測画像に記録されている計測環境情報を参照して装置
    の中に既に管理されているデータ群の中から同じものを
    検索する手段と、 前記検索結果のデータを使用して自動的に計測環境の設
    定を変更する手段と、 計測画像に記録されている校正データを使用して自動的
    に計測環境の設定を行う手段と、 計測画像に計測環境情報や校正データが記録されていな
    い場合にそれを告知する手段とを備えたことを特徴とす
    る計測内視鏡装置。
  2. 【請求項2】 複数の校正データを保存および管理する
    ことができる手段と、 前記管理手段の中に計測画像に記録されている校正デー
    タだけを取りだして計測環境情報と共に自動的に取り込
    む手段と、 前記複数の校正データの中から選択したデータを脱着可
    能な記録媒体に複製する手段と、 前記記録媒体に複製された校正データを装置に取り込む
    手段と、 前記複数の校正データの中から選択したデータを用いて
    計測環境の設定を行なうことができる手段とを設けたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の計測内視鏡装置。
  3. 【請求項3】 前記計測環境情報は、複数の校正データ
    を区別するために必要な情報またはその条件であること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の計測内視
    鏡装置。
  4. 【請求項4】 前記校正データは、光学特性や機器の補
    正係数を含み、計測環境を設定すると作成される計測環
    境データを作成するために必要なすべてのデータか、あ
    るいは計測環境の設定によって作成され最終的に計測で
    使用される計測環境データそのものであることを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の計測内視鏡装置。
  5. 【請求項5】 前記計測環境情報と前記校正データは、
    画像ファイルの中に書き込まれるか、または画像ファイ
    ルに関連付けされた別のファイルに記録されることを特
    徴とする請求項1に記載の計測内視鏡装置。
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