JP2003074232A - 扉のロック装置 - Google Patents

扉のロック装置

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JP2003074232A
JP2003074232A JP2001260971A JP2001260971A JP2003074232A JP 2003074232 A JP2003074232 A JP 2003074232A JP 2001260971 A JP2001260971 A JP 2001260971A JP 2001260971 A JP2001260971 A JP 2001260971A JP 2003074232 A JP2003074232 A JP 2003074232A
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Seiji Takahashi
誠司 高橋
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁ソレノイドの電力の消費量を削減すると
ともに、扉の閉め忘れを防止する。 【解決手段】 筺体2の開口3を開閉する扉3に、支軸
17を介して取手部材20と被係合部材30を同軸上に
回動自在に支持する。取手部材20には、電磁ソレノイ
ドによってロックが解除するロックピン50が係入する
係入孔24が設けられている。被係合部材30には、筺
体2に固定された係合板10の係合孔11に係合して扉
8を閉める係合爪32が設けられている。これら取手部
材20と被係合部材30とは、ねじりコイルばねによっ
て被係合爪が係合孔11に係合する方向に付勢されてい
る。同時に、取手部材20を回動操作するときに、互い
に対接部25,33が対接し、互いに一体的に移動する
方向に付勢されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、扉に回動自在に支
持された取手部材を備え、この取手部材を回動すること
により扉が開く扉のロック装置に関し、特に、取手部材
をロックする部材のロック解除を電磁ソレノイドによっ
て行う扉のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の扉のロック装置には、
筺体の開口を開閉する扉に回動自在に支持された取手部
材と、この取手部材に設けられ、この取手部材を回動操
作することにより、筺体の係合部との係合が解除する被
係合部と、前記取手部材の回動を規制するロック部材
と、このロック部材をロック解除位置に移動させる電磁
ソレノイドとが備えられている。したがって、電磁ソレ
ノイドに通電することにより、取手部材が回動自在な状
態になり、この取手部材を回動操作することにより、取
手部材の被係合部と筺体の係合部との係合を解除させ
て、扉を開くことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の扉のロ
ック装置においては、扉を開けた状態のときに電磁ソレ
ノイドに通電されていないと、ロック部材によって取手
部材がロック状態に戻ってしまうことがある。この場合
には、扉を閉める前に取手部材を回動させることができ
なくなるので、取手部材の被係合部を係合部に係合させ
ることができなくなり、このため扉を閉めることができ
ないという問題が生じる。このような問題が起こらない
ようにするためには、扉を開けている間は電磁ソレノイ
ドを通電状態に保持しておく必要があるため電力を無駄
に消費していた。
【0004】本発明は上記した従来の問題に鑑みなされ
たものであり、第1の目的は電磁ソレノイドの電力の消
費量を削減することにある。また、第2の目的は扉の閉
め忘れを防止することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、筺体の一面に形成した開口
を開閉するように筺体に枢支した扉に設けた扉のロック
装置であって、前記扉側に回動自在に支持され回動する
ことにより前記筺体に設けた係合部との係合を解除する
被係合部材を有する取手部材と、この取手部材の回動を
規制することにより前記被係合部材と係合部との係合状
態を保持し前記扉が開口を閉じた状態にロックするロッ
ク部材と、このロック部材をロック解除位置に移動させ
る電磁ソレノイドとを備え、前記取手部材と被係合部材
とを2部材で形成するとともに、これら被係合部材と取
手部材とを同軸上に枢支し、被係合部材が前記係合部に
係合する方向でかつ前記取手部材と一体化する方向に被
係合部材を付勢する付勢手段を設けたものである。した
がって、扉を開けた状態で、取手部材がロックされて
も、被係合部材が係合部に係合するときに、被係合部材
が付勢手段に抗して取手部材から離間するので係合が可
能になる。
【0006】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、前記ロック部材をロック解除位置に
移動させる錠前を備えたものである。したがって、停電
時に電磁ソレノイドに代わって取手部材のロックを解除
できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は本発明に係る扉のロック装置
を備えた筺体の外観斜視図である。図2は同じく扉の裏
面側から観た要部の正面図、図3は図2におけるIII-II
I 線断面図である。図4は電磁ソレノイドに通電された
状態を示す扉の裏面側から観た要部の正面図、図5は図
4におけるV-V 線断面図である。図6は同じく扉を閉め
る状態を説明するための図2におけるII-II 線断面図で
ある。図7は錠前によってロックピンのロックを解除す
る動作を説明するための扉の裏面側から観た要部の正面
図である。
【0008】図1において、2は一面に開口3を有する
箱状の筺体であって、図3に示すように、一方の側板4
の開口端側にはヒンジ部材6が固定され、このヒンジ部
材6に固定された支軸7には扉8の一端が枢支されてお
り、扉8はこの支軸7を回動中心として筺体2の開口3
を開閉自在としている。この扉8の開放端側の中央に
は、矩形状に形成した穴9が穿設されている。また、筺
体2の他方の側板5の開放端側の内面には、係合板10
が固定され、この係合板10には上下一対の矩形状の係
合孔11,11(一方の係合孔11は図示せず)が設け
られている。
【0009】図3に示すように、筺体2の裏面には、穴
9を覆うようにしてカバー15が固定され、このカバー
15は浅底状の有底角筒状に形成され、開放端に鍔部1
5aが折り曲げ形成されており、この鍔部15aを筺体
2の裏面にねじ止めすることにより固定されている。ま
た、このカバー15の扉8の開放端側に位置する部位の
上下には、一対の腕部16,16が対向するように突設
され、これら腕部16,16間に支軸17が横架されて
おり、カバー15の上面部には、後述するロックピン5
0が係入する小孔18が穿孔されている。
【0010】20は取手部材であって、平板によって長
方形に形成された操作部21と、この操作部21の上下
端に互いに対向するように直角に折曲形成された一対の
ストッパ部22,22と、操作部21の一端側に折曲形
成された平板状の対接部25とによって構成されてい
る。一対のストッパ部22,22には、それぞれ支持部
23,23が突設され、これら支持部23,23のそれ
ぞれに設けた孔に前記支軸17を嵌挿することにより、
取手部材20は図3において支軸17を回動中心として
回動自在に支持される。
【0011】一対のストッパ部22,22の図中上方の
ストッパ部22には、後述するロックピン50が係入す
る係入孔24が穿孔されている。また、この取手部材2
0は、支軸17に巻回されたねじりコイルばね26によ
って、図3に示すように、支軸17を回動中心として時
計方向に付勢され、ストッパ部22,22がカバー15
に係止されることにより、操作部21の表面が扉8の前
面と同一の面位置となるようにして、取手部材20はカ
バー15内に収納された状態になる。このように取手部
材20がカバー15内に収納された状態を、以下、便宜
上、取手部材20が初期状態に位置付けられているとい
う。後述するように、取手部材20が初期状態に位置付
けられていると、ロックピン50が取手部材20の係入
孔24に係入可能な状態になる。
【0012】30は被係合部材であって、本発明の特徴
とするところは、この被係合部材30が上述した取手部
材20から分離され、これら被係合部材30と取手部材
20とが2部材によって構成されている点にある。図2
に示すように、この被係合部材30の上下端には、互い
に対向するように直角に折曲形成した一対の支持部3
1,31が設けられている。これら支持部31,31の
それぞれに設けた孔に前記支軸17を嵌挿することによ
り、この被係合部材30は図3において支軸17を回動
中心として回動自在に支持される。すなわち、この被係
合部材30と前記取手部材20とは支軸17に同軸上に
回動自在に支持されている。また、これら支持部31,
31には、前記係合板10の上下一対の係合孔11,1
1に係合する平面視くさび状の被係合爪32が突設され
ている。
【0013】この被係合部材30は、図2に示すように
支軸17に巻回されたねじりコイルばね34によって、
図3において支軸17を回動中心として時計方向に付勢
されている。そして、このねじりコイルばね34のねじ
りモーメントによって、被係合爪32が係合孔11に係
合する方向に付勢されようにして、被係合部材30に一
体的に突設した対接部33が、取手部材20の対接部2
5に対接して取手部材20と一体化される。同時に、ね
じりコイルばね34のねじりモーメントに抗して、被係
合部材30に支軸17を回動中心として同図中反時計方
向の荷重がかかったときに、被係合部材30の対接部3
3が取手部材20の対接部25から離間するようにし
て、固定状態の取手部材20に対して被係合部材30が
単独で回動する。コイルばね34のばね力は、コイルば
ね26のばね力よりも小さい。
【0014】次に、図2を用いて取手部材20のロック
を解除する構成について説明する。同図において、40
は略平板状に形成されたブラケットであって、上述した
カバー15の真上に位置付けられるようにして扉8の裏
面に固定されている。41は第1のレバーであって、水
平方向に延在するように一端がピン42を介してブラケ
ット40に枢支され、ブラケット40との間に懸架され
た引張りコイルばね43によって、ピン42を回動中心
として図中反時計方向に付勢されている。
【0015】45は第2のレバーであって、上端部がピ
ン46を介して第1のレバー41の他端部に枢着され、
この第2のレバー45に形成した長孔47内にブラケッ
ト40に植設したガイド軸48が係入され、このガイド
軸48をガイドして上下方向に移動自在に支持されてい
る。この第2のレバー45の下端には、ロック部材とし
てのロックピン50が下方に突設するように固定され、
後述するように、このロックピン50は下方に移動する
ことにより、図3に示すように、カバー15の小孔18
から初期状態にある取手部材20の係入孔24に係入す
るように構成されている。このように係入孔24にロッ
クピン50が係入することにより、取手部材20は支軸
17を回動中心とした回動が規制されてロックされ、初
期状態が保持される。
【0016】55はブラケット40に固定された電磁ソ
レノイドであって、進退自在なロッド56が備えられて
おり、このロッド56の先端部は上述した第1のレバー
41の略中央部に枢着されている。60は錠前であっ
て、鍵操作によって回動する回動軸61が備えられ、こ
の回動軸61には駆動レバー62が軸着されており、こ
の駆動レバー62には二股状に突設された一対の駆動腕
部63,64が設けられている。
【0017】65は第3のレバーであって、上下一対の
長孔66,66にブラケット40に植設した一対のガイ
ド軸67,67が係入され、この第3のレバー65は、
これらガイド軸67,67によってブラケット40に上
下方向に移動自在に支持されている。この第3のレバー
65の略中央部には係合部68が設けられており、鍵操
作によって錠前60の回動軸61が時計方向または反時
計方向に回動することにより、この係合部68に駆動腕
部63,64が選択的に係合するように構成されてい
る。
【0018】すなわち、錠前60を施錠する方向に回動
操作させることにより、回動軸61が図中時計方向に回
動するので、一方の駆動腕部63が係合部68に係合し
て第3のレバー65を下方に移動させる。一方、錠前6
0を解錠方向に回動操作することにより、回動軸61が
図中反時計方向に回動するので、他方の駆動腕部64が
係合部68に係合して第3のレバー65を上方に移動さ
せる。第3のレバーが上方に移動するときに、この第3
のレバー65に一体形成した係合突起69が第1のレバ
ー41に係合してこの第2のレバー41を上方に移動さ
せる。
【0019】次に、このような構成の扉のロック装置に
おける扉の開閉動作を説明する。先ず、扉8によって筺
体2の開口3が閉じられた状態のときには、図3に示す
ように、被係合部材30の被係合爪32が係合板10の
係合孔11に係合し、かつ図2に示すように、ロックピ
ン50が取手部材20の係入孔24に係入した状態にな
っている。したがって、取手部材20は不動作状態にな
っているので、操作部21を把持して取手部材20を回
動しようとしても、回動することはないので、扉8を開
けることはできない。
【0020】この状態から扉8を開くには、図4に示す
ように、電磁ソレノイド55に通電し、ロッド56を後
退(図中上方に移動)させることにより、第1のレバー
41が引っ張りコイルばね43の引張力に抗してピン4
2を回動中心として図中時計方向に回動する。したがっ
て、ピン46を介して第2のレバー45が図中上方に移
動することにより、ロックピン50が取手部材20の係
入孔24から外れるので、取手部材20が支軸17を回
動中心として回動可能になる。
【0021】図5に示すように、取手部材20の操作部
21を把持し、ねじりコイルばね26のねじりモーメン
トに抗して取手部材20を支軸17を回動中心として反
時計方向に回動する。この時点で電磁ソレノイド55へ
の通電が終了する。ねじりコイルばね34によって被係
合部材30の対接部33が、取手部材20の対接部25
に対接する方向に付勢されていることにより、被係合部
材30もねじりコイルばね34のねじりモーメントに抗
して取手部材20と一体となって、支軸17を回動中心
として図中反時計方向に回動する。したがって、被係合
部材30の被係合爪23と係合板10の係合孔11との
係合が解除されるので、支軸7を回動中心として扉8を
図中時計方向に回動することにより、筺体2の開口3が
開放される。
【0022】筺体2の開口3が開放されたら、取手部材
20の操作部21から手を離すことにより、図6に二点
鎖線で示すように、取手部材20がねじりコイルばね2
6のねじりモーメントによって支軸17を回動中心とし
て図中時計方向に回動するので、取手部材20が初期状
態に戻る。取手部材20が初期状態に戻ることにより、
取手部材20の係入孔24がロックピン50と一致し、
上述したように、電磁ソレノイド55への通電が終了し
ていることにより、ロックピン50が係入孔24内に係
入するので、取手部材20が支軸17を回動中心として
回動不能な状態になる。また、被係合部材30もねじり
コイルばね34のねじりモーメントによって、支軸17
を回動中心として図中時計方向に回動し、対接部33が
取手部材20の対接部25に対接した状態になってい
る。
【0023】この状態で、扉8を支軸7を回動中心とし
て、図中反時計方向に回動させると、被係合部材30が
支軸17を回動中心として図中時計方向に回動し、対接
部33が対接部25に対接した状態になっているので、
図中実線で示すように、被係合部材30の被係合爪32
の先端が係合板10に当接する。このとき、取手部材2
0はロックピン50によって回動が規制されているが、
被係合部材30が取手部材20から分離され、これらが
2部材で形成されていることにより、被係合部材30の
みが単独でねじりコイルばね34のねじりモーメントに
抗して、支軸17を回動中心として図中反時計方向に回
動する。
【0024】したがって、さらに、扉8を支軸7を回動
中心として図中反時計方向に回動させると、図3に示す
ように、被係合部材30の被係合爪32が係合板10の
係合孔11に係合する。取手部材20がロックピン50
によって回動が規制されていることにより、被係合部材
30の被係合爪32と係合板10の係合孔11の係合を
解除することはできないから、扉8がロックされた状態
になる。
【0025】このように、取手部材20を回動操作し扉
8を開いた後は、電磁ソレノイド55への通電を終了し
て、ロックピン50による取手部材20の回動を不動作
状態としても、被係合部材30のみが単独で回動して被
係合爪32が係合孔11に係合する。したがって、電磁
ソレノイド55への通電時間を最小限とすることができ
るので、電力の消費量を削減することができる。同時
に、取手部材20をねじりコイルばね26のねじりモー
メントによって、初期状態としても扉8のロックを行う
ことができることにより、扉8を開いているときに手に
よって取手部材20を回動した状態に保持しておく必要
がないから、使い勝手が向上する。さらに、扉8を閉め
たときに、必ず被係合爪32が係合孔11に係合し、扉
8がロックされることにより、扉8の閉め忘れを防止す
ることができるので、セキュリティが向上する。
【0026】また、被係合部材30と取手部材20と
に、それぞれ個別のねじりコイルばね26とねじりコイ
ルばね34を設けたことにより、取手部材20の回動操
作力に合わせてねじりコイルばね26のねじりモーメン
トを選択することができるので、操作性が向上する。ま
た、被係合部材30にねじりモーメントを付与するコイ
ルばね34のばね力を、コイルばね26のばね力よりも
小さく設定したことにより、被係合爪32が係合板10
の係合孔11に比較的小さな力によって係合するので、
扉8の閉め忘れが防止される。
【0027】ここで、停電が発生し、電磁ソレノイド5
5への通電ができずに電磁ソレノイド55によってロッ
クピン50のロックを解除できない場合には、図7に示
すように、鍵操作によって錠前60を図中反時計方向に
回動する。この回動によって、駆動腕部64が第3のレ
バー65の係合部68に係合し、第3のレバー65を上
方に移動させるので、第3のレバー65の係合突起69
が第1のレバー41に係合する。したがって、第1のレ
バー41がピン42を回動中心として図中時計方向に回
動するので、ピン46を介して第2のレバー45が上方
に移動し、ロックピン50も上方に移動するので、取手
部材20の係入孔24からロックピン50が外れる。こ
のように、停電時にロックピン50によるロックを解除
することができることにより、扉8の開閉が可能になる
ので、使い勝手が向上する。
【0028】なお、本実施の形態においては、被係合部
材30と取手部材20とを、ねじりコイルばね26とね
じりコイルばね34によって個別に付勢するようにした
が、被係合部材30を付勢するねじりコイルばね34に
よって取手部材20の付勢を兼用するようにしてもよ
い。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、電磁ソレノイドの消費電力を低減すること
ができる。また、扉を閉めたときに自動的にロックされ
るので、鍵のかけ忘れを防止できる。
【0030】また、請求項2に係る発明によれば、停電
時に電磁ソレノイドに代わって取手部材のロックを解除
できることにより、扉の開閉が可能になるので、使い勝
手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る扉のロック装置を備えた筺体の
外観斜視図である。
【図2】 本発明に係る扉のロック装置を備えた筺体に
おいて、扉の裏面側から観た要部の正面図である。
【図3】 図2におけるIII-III 線断面図である。
【図4】 本発明に係る扉のロック装置を備えた筺体に
おいて、電磁ソレノイドに通電された状態を示す扉の裏
面側から観た要部の正面図である。
【図5】 図4におけるV-V 線断面図である。
【図6】 本発明に係る扉のロック装置において、扉を
閉める状態を説明するための図2におけるII-II 線断面
図である。
【図7】 本発明に係る扉のロック装置を備えた筺体に
おいて、錠前によってロックピンのロックを解除する動
作を説明するための扉の裏面側から観た要部の正面図で
ある。
【符号の説明】
2…筺体、3…開口、8…扉、17…支軸、20…取手
部材、21…操作部、24…係入孔、25,33…対接
部、26,34…ねじりコイルばね、30…被係合部
材、32…被係合爪、55…電磁ソレノイド、60…錠
前。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筺体の一面に形成した開口を開閉するよ
    うに筺体に枢支した扉に設けた扉のロック装置であっ
    て、前記扉側に回動自在に支持され回動することにより
    前記筺体に設けた係合部との係合を解除する被係合部材
    を有する取手部材と、この取手部材の回動を規制するこ
    とにより前記被係合部材と係合部との係合状態を保持し
    前記扉が開口を閉じた状態にロックするロック部材と、
    このロック部材をロック解除位置に移動させる電磁ソレ
    ノイドとを備え、前記取手部材と被係合部材とを2部材
    で形成するとともに、これら被係合部材と取手部材とを
    同軸上に枢支し、被係合部材が前記係合部に係合する方
    向でかつ前記取手部材と一体化する方向に被係合部材を
    付勢する付勢手段を設けたことを特徴とする扉のロック
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の扉のロック装置におい
    て、前記ロック部材をロック解除位置に移動させる錠前
    を備えたことを特徴とする扉のロック装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1577214A2 (en) 2004-03-18 2005-09-21 Jamco Corporation Catch device of a cockpit door

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