JP2003071367A - 液処理装置 - Google Patents

液処理装置

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JP2003071367A
JP2003071367A JP2001266685A JP2001266685A JP2003071367A JP 2003071367 A JP2003071367 A JP 2003071367A JP 2001266685 A JP2001266685 A JP 2001266685A JP 2001266685 A JP2001266685 A JP 2001266685A JP 2003071367 A JP2003071367 A JP 2003071367A
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JP
Japan
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liquid
processing
tank
unit
polyimide
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JP2001266685A
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English (en)
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Yoshitaka Ishida
省貴 石田
Michishige Saito
道茂 斎藤
Yasuhiro Takagi
康弘 高木
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Tokyo Electron Ltd
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Tokyo Electron Ltd
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理液の送液速度を速めることを可能とした
液処理装置を提供する。 【解決手段】 液処理装置の一実施形態である塗布膜形
成システム1は、基板に塗布膜を形成する塗布ユニット
(COT)と、塗布ユニット(COT)に薬液を供給す
る薬液供給ユニット(CS)を具備し、薬液供給ユニッ
ト(CS)は、薬液タンク(CT)と、薬液タンク(C
T)の内部を加圧する加圧ポンプ53と、薬液を塗布ユ
ニット(COT)へ送液する送液ポンプ54と、薬液タ
ンク(CT)の内部が加圧ポンプ53によって加圧され
た際に薬液を送液ポンプ54へ送液するように薬液タン
ク(CT)に取り付けられた送液管55と、薬液タンク
(CT)と送液ポンプ54とを搭載するカート60とを
有する。薬液タンク(CT)と送液ポンプ54とを隣接
させてカート60に搭載し、送液管55から送液ポンプ
54へ薬液を送る配管57の長さを短くして送液速度を
高めた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハ等の
基板にポリイミド等の塗布液を塗布して塗布膜を形成す
る等の液処理を行う液処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程においては、
フォトリソグラフィー技術を用いて半導体ウエハに所定
の回路パターンを形成した後に、形成された回路パター
ン上にポリイミド等を塗布して絶縁層を形成している。
ポリイミド膜は、例えば、所定の回路パターンが形成さ
れた半導体ウエハのほぼ中央に所定量のポリイミド液を
塗布し、次いで半導体ウエハを回転させることで塗布さ
れたポリイミド液を半導体ウエハ全体に拡げて塗布膜を
形成し、その後にポリイミド液に含まれる低温で蒸発す
る溶剤を蒸発させるように熱処理を施し、さらにポリイ
ミド液に含まれるNMP(ノルマルメチルピロリドン)
等の不揮発性溶媒を蒸発させるためにより高い温度で加
熱処理して形成される。半導体ウエハはこの加熱処理後
に所定温度まで冷却されて次の処理工程へ送られる。
【0003】図7は、ポリイミド液を半導体ウエハに塗
布する際の送液方法の一例を示す説明図である。例え
ば、ポリイミド液の貯留源としては、通常、ガロン瓶9
1にポリイミド液が封入され、密栓された市販製品がそ
のまま用いられる。このガロン瓶91の内部に送液管9
3の先端が挿入されるようにして、ガロン瓶91を耐圧
タンク92内に収容する。耐圧タンク92へ加圧ポンプ
94から所定圧力の圧縮空気等を送ると、耐圧タンク9
2内の圧力が上昇してポリイミド液が送液管93を通し
て送液ポンプ95へ送られる。送液ポンプ95は送液管
93から送られてきたポリイミド液をさらに半導体ウエ
ハにポリイミド液を塗布する塗布ノズル96へ送液す
る。送液ポンプ95と塗布ノズル96との間の送液管9
7に電磁バルブ98等の開閉手段を設けて、この電磁バ
ルブ98を開く時間を制御することで、塗布ノズル96
からのポリイミド液の吐出量を制御することができる。
【0004】このようにポリイミド液が充填されたガロ
ン瓶91を用いる場合には、ガロン瓶91のポリイミド
液が全て消費された後には、新たなガロン瓶91と交換
する必要が生ずる。従来は、ガロン瓶91の交換は作業
性のよい場所を選んで設けられていたが、送液ポンプ9
5の配置場所には注意が払われておらず、例えば、装置
のフットプリントや体積を考慮して、デッドスペース等
に固定して設けられてていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、送液ポ
ンプ95をデッドスペース等に固定すると、耐圧タンク
92と送液ポンプ95との間の配管長が長くなる。この
場合には、ポリイミド液の粘性が3000cps〜12
000cpsと高いために、圧損が大きくなる等して送
液速度を上げることが困難となり、塗布ノズル96から
のポリイミド液の吐出時間が長くなって、スループット
を上げることが困難であるという問題がある。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
であり、処理液の送液速度を速めることを可能とした液
処理装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、基板に所定の処理液を供給して液処理を施す液処理
部と、前記液処理部に前記処理液を供給する処理液供給
部と、前記液処理部と前記処理液供給部とを保持する筐
体と、を具備し、前記処理液供給部は、前記処理液を充
填可能なタンクと、前記タンクに充填された処理液を前
記液処理部へ送液する送液ポンプと、前記タンクと前記
送液ポンプとを隣接させて搭載するカートと、を有する
ことを特徴とする液処理装置、が提供される。
【0008】このような液処理装置によれば、タンクと
送液ポンプの間の配管の長さを短くすることができ、こ
れによって処理液の送液速度を速めることが可能とな
る。これによって、基板1枚あたりに対する処理液の塗
布時間を短縮し、液処理のスループットを向上させるこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、半導
体ウエハの表面にポリイミド膜を形成する塗布膜形成シ
ステムについて説明することとする。
【0010】図1は、塗布膜形成システム1を示す概略
平面図、図2はその正面図、図3はその背面図である。
この塗布膜形成システム1は、搬送ステーションである
カセットステーション10と、複数の処理ユニットを有
する処理ステーション11と、塗布膜形成システムに隣
接して設けられウエハWに対して所定の処理を施す図示
しない処理装置との間でウエハWを受け渡すためのイン
ターフェイス部12と、を具備している。
【0011】カセットステーション10は、被処理体と
してのウエハWが複数枚、例えば25枚単位でウエハカ
セットCRに搭載された状態で、他のシステムから塗布
膜形成システム1へ搬入し、または塗布膜形成システム
1から他のシステムへ搬出する等、ウエハカセットCR
と処理ステーション11との間でウエハWの搬送を行う
ためのものである。
【0012】カセットステーション10においては、図
1に示すように、カセット載置台20上に図中X方向に
沿って複数(図では4個)の位置決め突起20aが形成
されており、この突起20aの位置にウエハカセットC
Rがそれぞれのウエハ出入口を処理ステーション11側
に向けて一列に載置可能となっている。ウエハカセット
CRにおいてはウエハWが垂直方向(Z方向)に配列さ
れている。また、カセットステーション10は、カセッ
ト載置台20と処理ステーション11との間に位置する
ウエハ搬送機構21を有している。
【0013】ウエハ搬送機構21は、カセット配列方向
(X方向)およびその中のウエハWの配列方向(Z方
向)に移動可能なウエハ搬送用アーム21aを有してお
り、このウエハ搬送用アーム21aにより、いずれかの
ウエハカセットCRに対して選択的にアクセス可能とな
っている。また、ウエハ搬送用アーム21aは、図1中
に示されるθ方向に回転可能に構成されており、後述す
る処理ステーション11側の第3の処理部Gに属する
アライメントユニット(ALIM)およびエクステンシ
ョンユニット(EXT)にもアクセスできるようになっ
ている。
【0014】一方、処理ステーション11は、ウエハW
へ対してポリイミド膜を形成する際の一連の工程を実施
するための複数の処理ユニットを備え、これらが所定位
置に多段に配置されており、これらによりウエハWが1
枚ずつ処理される。この処理ステーション11は、図1
に示すように、中心部にウエハ搬送路22aを有してお
り、この中に主ウエハ搬送機構22が設けられ、ウエハ
搬送路22aの周りに全ての処理ユニットが配置された
構成となっている。これら複数の処理ユニットは、複数
の処理部に分かれており、各処理部は複数の処理ユニッ
トが垂直方向(Z方向)に沿って多段に配置されてい
る。
【0015】主ウエハ搬送機構22は、図3に示すよう
に、筒状支持体49の内側に、ウエハ搬送装置46を上
下方向(Z方向)に昇降自在に装備している。筒状支持
体49は図示しないモータの回転駆動力によって回転可
能となっており、それに伴ってウエハ搬送装置46も一
体的に回転可能となっている。ウエハ搬送装置46は、
搬送基台47の前後方向に移動自在な複数本の保持部材
48を備え、これらの保持部材48によって各処理ユニ
ット間でのウエハWの受け渡しを実現している。
【0016】図1に示すように、この塗布膜形成システ
ム1においては、4個の処理部G・G・G・G
がウエハ搬送路22aの周囲に実際に配置されており、
第5の処理部Gは必要に応じて配置可能となってい
る。これらのうち、第1および第2の処理部G・G
は塗布膜形成システム1の正面側(図1における手前
側)に並列に配置され、第3の処理部Gはカセットス
テーション10に隣接して配置され、第4の処理部G
はインターフェイス部12に隣接して配置されている。
また、第5の処理部Gは背面部に配置可能となってい
る。
【0017】第1の処理部Gでは、コータカップ(C
P)内でウエハWを図示しないスピンチャックに乗せて
所定の処理を行うスピナ型処理ユニットである塗布ユニ
ット(COT)と、この塗布ユニット(COT)へ所定
のポリイミド液を供給する薬液供給ユニット(CS)が
2段に重ねられている。第2の処理部Gは第1の処理
部Gと同様の構造となっている。
【0018】薬液供給ユニット(CS)には、ポリイミ
ド液が充填された瓶(ポリイミド瓶)を収容する薬液タ
ンク(CT)と、薬液タンク(CT)内を加圧する図示
しない加圧ポンプと、薬液タンク(CT)内が加圧され
ることによって薬液タンク(CT)から送液されたポリ
イミド液をさらに塗布ユニット(COT)へ送液する送
液ポンプ54等が設けられている。
【0019】ポリイミド液は3000cps〜1200
0cpsと粘度が高いために、薬液供給ユニット(C
S)から塗布ユニット(COT)へポリイミド液を送液
する配管の長さが長くなると、塗布ユニット(COT)
におけるポリイミド液の吐出精度が安定せず、また、塗
布ユニット(COT)への送液速度が上がらず、または
送液ポンプ54に大きな負荷が掛かる問題を生ずる。し
かし、第1の処理部Gと第2の処理部Gでは、塗布
ユニット(COT)と薬液供給ユニット(CS)とを隣
接して設けることにより、薬液供給ユニット(CS)か
ら塗布ユニット(COT)へポリイミド液を送液する配
管の長さを短くすることができ、前記諸問題を回避する
ことができる。なお、薬液供給ユニット(CS)の詳細
な構造については後に図4から図6を参照して説明す
る。
【0020】第3の処理部Gにおいては、図3に示す
ように、ウエハWを載置台SPに載せて所定の処理を行
うオーブン型の処理ユニットが多段に重ねられている。
すなわち、形成する膜の定着性を高めるためのいわゆる
疎水化処理を行うアドヒージョンユニット(AD)、位
置合わせを行うアライメントユニット(ALIM)、ウ
エハWの搬入出を行うエクステンションユニット(EX
T)、冷却処理を行うクーリングユニット(COL)、
ポリイミド液が膜状に塗布されたウエハWに対して加熱
処理を行う4つのホットプレートユニット(HP)が下
から順に8段に重ねられている。
【0021】なお、ポリイミド膜を形成する場合には、
基本的にアドヒージョンユニット(AD)は必要ではな
いが、塗布膜形成システム1においては、ポリイミド以
外の材料による膜形成を行うことができるように、アド
ヒージョンユニット(AD)を装着させている。
【0022】また、アライメントユニット(ALIM)
の代わりにクーリングユニット(COL)を設け、クー
リングユニット(COL)にアライメント機能を持たせ
てもよい。また、ホットプレートユニット(HP)とし
ては、ポリイミド液に含まれる比較的低い温度で蒸発す
る溶剤を除去するための低温型ホットプレートユニット
と、低温型ホットプレートユニットでの処理が終了した
ウエハWをベークするための高温型ホットプレートユニ
ットとを設けることができる。
【0023】第4の処理部Gにおいても、オーブン型
の処理ユニットが多段に重ねられている。すなわち、ク
ーリングユニット(COL)、クーリングプレートを備
えたウエハ搬入出部であるエクステンション・クーリン
グユニット(EXTCOL)、エクステンションユニッ
ト(EXT)、クーリングユニット(COL)、および
4つのホットプレートユニット(HP)が下から順に8
段に重ねられている。
【0024】主ウエハ搬送機構22の背部側に第5の処
理部Gを設ける場合には、第5の処理部Gは、案内
レール25に沿って主ウエハ搬送機構22から見て側方
へ移動できるようになっている。従って、第5の処理部
を設けた場合でも、これを案内レール25に沿って
スライドすることにより空間部が確保されるので、主ウ
エハ搬送機構22に対して背後からメンテナンス作業を
容易に行うことができる。
【0025】インターフェイス部12は、奥行方向(X
方向)については、処理ステーション11と同じ長さを
有している。図1、図2に示すように、このインターフ
ェイス部12の正面部には、可搬性のピックアップカセ
ットCRと定置型のバッファカセットBRが2段に配置
され、中央部にはウエハ搬送機構24が設けられ、後背
部には、ウエハWの周縁部に付着したポリイミド液を除
去する周縁膜除去装置23が設けられている。このウエ
ハ搬送機構24はウエハ搬送用アーム24aを有してお
り、このウエハ搬送用アーム24aは、X方向、Z方向
に移動して両カセットCR・BRと、周縁膜除去装置2
3にアクセス可能となっている。
【0026】なお、ウエハ搬送用アーム24aはθ方向
に回転可能であり、処理ステーション11の第4の処理
部Gに属するエクステンションユニット(EXT)
や、さらには隣接する図示しない処理装置等へもアクセ
ス可能となっている。
【0027】上述した塗布膜形成システム1において
は、先ず、カセットステーション10において、ウエハ
搬送機構21のウエハ搬送用アーム21aがカセット載
置台20上に載置されたウエハWを収容しているウエハ
カセットCRにアクセスして1枚のウエハWを取り出
し、第3の処理部Gのエクステンションユニット(E
XT)に搬送する。
【0028】ウエハWは、エクステンションユニット
(EXT)から、主ウエハ搬送機構22のウエハ搬送装
置46により、第3の処理部Gのアライメントユニッ
ト(ALIM)に搬送されてアライメントされた後、ウ
エハ搬送装置46により塗布ユニット(COT)に搬送
され、そこでポリイミド液が塗布され、塗布膜が形成さ
れる。
【0029】塗布処理終了後、ウエハWは、第3の処理
部Gのアライメントユニット(ALIM)に搬送さ
れ、そこでアライメントされた後、第4の処理部G
エクステンションユニット(EXT)を介してインター
フェイス部12に搬送される。ウエハWは、インターフ
ェイス部12において周縁膜除去装置23に搬送されて
余分なポリイミド膜が除去された後に、再びインターフ
ェイス部12に戻され、ウエハ搬送機構24により、第
4の処理部Gに属するエクステンションユニット(E
XT)に搬送される。
【0030】そして、ウエハWは、ウエハ搬送装置46
により、いずれかのホットプレートユニット(HP)に
搬送されて、ポリイミド液に含まれる比較的低い温度で
蒸発する溶剤の除去が行われ、続いて同じホットプレー
トユニット(HP)で、またはより高温にウエハWを加
熱することができるホットプレートユニット(HP)へ
搬送されて、ベーク処理が施される。
【0031】ベーク処理が終了したウエハWは、その後
にクーリングユニット(COL)に搬送されてそこで冷
却される。このような一連の処理が終了した後、第3の
処理部Gのエクステンションユニット(EXT)を介
してカセットステーション10に戻され、いずれかのウ
エハカセットCRに収容される。
【0032】次に、薬液供給ユニット(CS)の構造に
ついてより詳細に説明する。図4に薬液供給ユニット
(CS)の概略正面図を示す。また、図5(a)に薬液
供給ユニット(CS)の薬液タンク(CT)を塗布膜形
成システム1の外部に引き出した状態を示した概略平面
図を示し、図5(b)に薬液供給ユニット(CS)の薬
液タンク(CT)を塗布膜形成システム1の内部に収容
した状態を示した概略平面図を示す。
【0033】薬液供給ユニット(CS)は2箇所の送液
部50a・50bを有しており、薬液供給ユニット(C
S)には、これらの送液部50a・50bで共用して使
用される1台のカート60が設けられている。薬液供給
ユニット(CS)の底面にはガイドレール71が設けら
れており、カート60の下面にはこのガイドレール71
と嵌合している図示しないガイドが設けられている。こ
うして、カート60はガイドレール71の長手方向にス
ライド自在となっている。送液部50aと送液部50b
とは略対称に各種の構成部材が配置された構造を有して
いる。そこで、以下、送液部50aを例としてその構造
について説明する。
【0034】送液部50aは、ポリイミド瓶51を収容
可能な薬液タンク(CT)と、薬液タンク(CT)内に
所定圧力の空気等を送る加圧ポンプ53と、ポリイミド
液を塗布ユニット(COT)へ送液する送液ポンプ54
と、ポリイミド瓶51からポリイミド液を送液ポンプ5
4へ送液する送液管55とを有している。薬液タンク
(CT)は、蓋体52aと、胴体部52bと、胴体部5
2bを保持する胴体保持部52cから構成されており、
胴体部52bと胴体保持部52cとは接合され、蓋体5
2aと胴体部52bとは脱着可能となっている。送液管
55から送液ポンプ54へは配管57を通じてポリイミ
ド液が送液される。
【0035】カート60には、鉛直方向に延在するガイ
ド63と、鉛直方向に伸縮するエアーシリンダ62等の
昇降機構が設けられている。エアーシリンダ62にはガ
イド63と嵌合するように設けられた連結部材61aが
固定されており、胴体保持部52cはレバー81を介し
てこの連結部材61aに連結されている。また、蓋体5
2aは固定部材61bを介してガイド63に固定されて
いる。結果的に薬液タンク(CT)はカート60に保持
された状態となっており、加圧ポンプ53と送液ポンプ
54はカート60に固定されている。
【0036】塗布膜形成システム1の運転時には、図5
(b)に示すようにカート60とカート60に設けられ
た各種の部品の全体が塗布膜形成システム1のパネル面
1aの奥に収容されるようにカート60をスライドさせ
た状態とする。一方、ポリイミド瓶51が空となったた
めに新品に交換する際には、図5(a)に示すように薬
液タンク(CT)が塗布膜形成システム1のパネル面1
aから外部に引き出された状態となるようにカート60
をスライドさせる。こうしてポリイミド瓶51の交換を
容易に行うことができる。
【0037】カート60が塗布膜形成システム1内にあ
るときと、塗布膜形成システム1から外部へ所定距離引
き出されたときのいずれの状態においても、カート60
を所定の位置で固定することができるようなロック機構
を設けることが好ましい。
【0038】なお、薬液供給ユニット(CS)では、送
液部50aのエアーシリンダ62と送液部50bのエア
ーシリンダとをX方向に並べて配置しつつ、その他の薬
液タンク(CT)や送液ポンプ54等の構成部材につい
てはY方向において略対称となるように配置すること
で、薬液供給ユニット(CS)のY方向長さを短くする
ことを実現している。こうして、1台の薬液供給ユニッ
ト(CS)に2つの薬液タンク(CT)を配置すること
を可能としながら、ポリイミド瓶51の交換をも容易と
なる構造を実現している。
【0039】また、送液部50aの薬液タンク(CT)
と送液部50bの薬液タンク(CT)には、同規格のポ
リイミド液が充填されたポリイミド瓶51を収容しても
よく、異なる規格のポリイミド液が充填されたポリイミ
ド瓶51を収容してもよい。送液部50a・50bで異
なる規格のポリイミド液を扱う場合には、塗布ユニット
(COT)には、送液部50a・50bごとに専用にポ
リイミド液をウエハWに供給する吐出ノズルを設けるこ
とが好ましい。この場合には、例えば、膜厚の異なるポ
リイミド膜を形成する必要がある場合等のウエハWの処
理に容易に対処することが可能となる。
【0040】図5(a)に示すように薬液タンク(C
T)が塗布膜形成システム1の外部に引き出された状態
では、エアーシリンダ62を駆動させることによって連
結部材61aと胴体部52bと胴体保持部52cとを一
体的に上段位置と下段位置との間で昇降させることが可
能となっている。図4には、胴体保持部52c等が上段
位置にある状態が実線で示され、胴体保持部52c等が
下段位置にある状態が点線で示されている。胴体保持部
52cの裏面の位置が床面に近い高さとなる位置を下段
位置とすることができる。
【0041】エアーシリンダ62の駆動は、カート60
に設けられた操作部60aにおいて行う。例えば、操作
部60aには、送液部50a・50b毎に、昇降方向を
指定するスイッチ(方向スイッチ)と、エアーシリンダ
62を駆動するスイッチ(駆動スイッチ)とを別個に設
けて、オペレータが駆動スイッチをオンの状態に保持し
ている間だけエアーシリンダ62が駆動する構造とする
ことができる。なお、図5各図においては操作部60a
は図示していない。
【0042】図4に示されるように、胴体部52bと胴
体保持部52cが上段位置にあるときには、送液管55
の先端がポリイミド瓶51の内部に挿入され、また、胴
体部52bの上面を蓋体52aによって閉塞して薬液タ
ンク(CT)を密閉状態とすることができるようになっ
ている。蓋体52aと胴体部52bとは、例えば、クラ
ンプによって固定される。このような状態において加圧
ポンプ53を動作させて薬液タンク(CT)内を加圧す
ると、ポリイミド瓶51内のポリイミド液の液面に圧力
が掛かって、ポリイミド液が送液管55から押し出され
るようにして送液管55と送液ポンプ54との間に設け
られた配管57を通って送液ポンプ54へ送液される。
【0043】ポリイミド液の粘度が高いために、加圧ポ
ンプ53による加圧送液では、配管57の長さが長くな
ると圧損が大きくなって所定の速度でポリイミド液を送
液ポンプ54へ送ることができなくなる。この場合に
は、1枚のウエハWに対してポリイミド液を塗布する時
間が長くなる、つまりウエハW1枚あたりの処理時間が
長くなるという問題を生ずる。
【0044】しかし、薬液供給ユニット(CS)におい
ては、蓋体52aと送液ポンプ54とが隣接して固定さ
れ、配管57は最短距離の長さで固定して設けられてい
るために、一定速度でポリイミド液を送液管55から送
液ポンプ54へ送液することができる。これにより、1
枚のウエハWに対してポリイミド液を塗布する時間を短
縮して、スループットを向上させることが可能となる。
【0045】なお、薬液供給ユニット(CS)では、加
圧ポンプ53と蓋体52aとの間の配管の途中に図示し
ないレギュレータが設けられており、薬液タンク(C
T)内を常に一定の圧力に保持できるようになってい
る。この状態では、常にポリイミド液が送液管55から
押し出されるようにポリイミド液に圧力が掛かるため
に、送液管55と送液ポンプ54との間の配管または送
液ポンプ54と塗布ユニット(COT)との間の配管に
電磁バルブ等を設けて、ポリイミド液の送液が不用な場
合にはポリイミド液が送液されないような状態に保持す
る。
【0046】また、送液管55と送液ポンプ54との間
の配管57の途中には、ポリイミド液の送液状態を監視
する図示しないセンサ(液切れセンサ)が設けられてい
る。例えば、この液切れセンサが空気が送液ポンプ54
に向けて送られるようになった状態を検知したら、塗布
膜形成システム1の関連する所定のユニットの運転を停
止させるようにインターロックが掛かるようにする。
【0047】さらに、液切れセンサが液切れを検知した
ときには、配管57内に空気が入っていることになるの
で、空気が混入していないポリイミド液を塗布ユニット
(COT)へ送るために、配管57には配管57内の空
気を除去する空気抜き機構(図示せず)が設けられる。
【0048】胴体部52bと胴体保持部52cが下段位
置にあるときには送液管55の先端がポリイミド瓶51
から退出するので、ポリイミド瓶51の交換が可能とな
る。胴体部52bと胴体保持部52cを上段位置から下
段位置へ移動させる場合には、薬液タンク(CT)内の
圧力を抜く必要があるために、蓋体52aには圧力開放
バルブ58が設けられている。
【0049】ポリイミド瓶51を真上に引き出すと、ポ
リイミド瓶51が送液管55にあたってしまうために、
送液管55またはポリイミド瓶51を破損等させる危険
性がある。そこで、ポリイミド瓶51の交換を容易とす
るために、胴体部52bと胴体保持部52cとを所定角
度傾斜させることができるようになっている。図6はポ
リイミド瓶51の交換時における胴体部52bと胴体保
持部52cの位置を示した説明図である。
【0050】連結部材61aには溝部82が形成されて
おり、レバー81の一端はこの溝部82に引っ掛かるよ
うにして、紙面に垂直な方向に所定の長さを有する摘み
部83が設けられている。レバー81の他端は胴体保持
部52cに取り付けられているが固定はされておらず、
その連結部を中心としてレバー81が回動可能となって
いる。オペレータが溝部82の形状に沿って摘み部83
を上方へ移動させた後に溝部82の下端へ下ろすこと
で、胴体部52bと胴体保持部52cが所定角度、例え
ば、8度傾斜させることができるようになっている。こ
の胴体部52bと胴体保持部52cの傾斜角度は、ポリ
イミド瓶51や胴体部52bおよび胴体保持部52cの
形状によって、また、胴体部52bおよび胴体保持部5
2cが保持される下段位置と上段位置の高低差によって
適宜好適な条件が定められる。
【0051】この状態では、送液管55が胴体部52b
の外側に位置するので、ポリイミド瓶51の交換の際に
ポリイミド瓶51が送液管55に接することを回避する
ことができる。新しいポリイミド瓶51が胴体部52b
内に収容されたら、オペレータは溝部82の形状に沿っ
て摘み部83を上方へ移動させた後に斜め下方へ移動さ
せることで、レバー81の位置を固定することができ
る。
【0052】薬液供給ユニット(CS)の操作方法につ
いて、送液部50aで用いられたポリイミド瓶51が空
となって新品のポリイミド瓶51と交換する必要が生じ
た場合を例として以下に説明する。最初に、オペレータ
は薬液供給ユニット(CS)全面のパネル面1aを開い
てカート60のロック機構を解除し、カート60を手前
に引き出して所定位置で再びカート60をロックする。
薬液タンク(CT)内部の圧力を、例えば、レギュレー
タを操作して加圧ポンプ53から薬液タンク(CT)へ
空気が送られないようにした後に圧力開放バルブ58を
操作することで、外気圧と同じになるようにする。
【0053】蓋体52aと胴体部52bとを固定してい
るクランプを外して、胴体部52bと胴体保持部52c
を降下可能な状態とした後に、操作部60aに設けられ
た送液部50a用の方向スイッチを降下方向へ設定し、
エアーシリンダ62の駆動スイッチをオンにして、胴体
部52bと胴体保持部52cを下段位置へ降下させる。
胴体部52bが下段位置へ降下すると送液管55が露出
した状態となるが、ここで、送液管55に付着している
ポリイミド液が垂れ落ちて胴体部52bやポリイミド瓶
51を汚さないように、必要に応じて送液管55に付着
しているポリイミド液を除去する。
【0054】次に、レバー81に設けられた摘み部83
を溝部82の形状に沿って移動させて、胴体部52bと
胴体保持部52cとを所定角度傾斜させる。この状態で
空となったポリイミド瓶51とポリイミド液が充填され
た新品のポリイミド瓶51とを交換する。その際には、
胴体部52bと胴体保持部52cが床面に近い位置にあ
るので、ポリイミド瓶51を高く持ち上げる必要なく、
安全に作業を行うことができる。
【0055】ポリイミド瓶51の交換が終了したら、摘
み部83を溝部82の形状に沿って移動させて胴体部5
2bと胴体保持部52cの姿勢を元に戻し、送液管55
の先端がポリイミド瓶51の口からその内部へ挿入可能
な位置にあるかどうかを確認する。操作部60aの方向
スイッチを上昇方向に設定して駆動スイッチをオンの状
態とし、胴体部52bと胴体保持部52cとを上段位置
へ上昇させる。
【0056】胴体部52cと蓋体52aとをクランプで
固定して、レギュレータを所定圧力に設定し、送液管5
5から送液ポンプ54の間の配管57に気泡が混入して
いる場合には気泡抜きを行った後に、カート60のロッ
クを解除してカート60を塗布膜形成システム1の内部
へと押し込み、所定位置でカート60をロックする。パ
ネル面1aを閉じると、ポリイミド膜の形成処理を再開
することができる状態となる。
【0057】以上、本発明について塗布膜形成システム
を例として説明してきたが、本発明は上記実施の形態に
限定されるものではない。例えば、送液管55と配管5
7とを別部材として説明したが、配管57の先端が薬液
タンク(CT)に収容されたポリイミド瓶51の内部へ
挿入可能な構成としてもよい。また、加圧ポンプ53に
代えて所定圧力の空気が供給される工場配管等から直接
に薬液タンク(CT)に所定の圧力の空気を供給しても
よい。さらに、蓋体52aは所定位置でカート60に固
定される限りにおいて必ずしもガイド63に固定されて
いる必要はなく、カート60の形状を種々に変更して蓋
体52aを固定することができ、カート60に別の支柱
等を設けてこの支柱に蓋体52aを固定することもでき
る。
【0058】胴体部52bと胴体保持部52cを昇降さ
せる昇降機構としては、エアーシリンダ62に代えて、
ボールネジを用いてもよく、また、ベルト駆動によって
胴体部52bと胴体保持部52cを昇降させることもで
きる。胴体部52bと胴体保持部52cとを傾斜させる
機構としてはオペレータの手動による機構を例示した
が、エアーシリンダ等を用いた機構を採用することもで
きる。
【0059】塗布膜形成システム1では、塗布ユニット
(COT)が上段に配置されているために薬液供給ユニ
ット(CS)が中段に配置されており、このために薬液
供給ユニット(CS)には薬液タンク(CT)を昇降さ
せる昇降機構を設けたが、例えば、塗布ユニット(CO
T)を中段に配置して薬液供給ユニット(CS)を下段
に配置すれば、薬液タンク(CT)を昇降させる昇降機
構は必要ではない。この場合にも、薬液タンク(CT)
と送液ポンプ54とを隣接して配置することで、薬液タ
ンク(CT)と送液ポンプ54間の配管57の長さを短
くして、送液速度を上げることが可能となる。なお、本
発明は塗布膜形成システム1に限定されるものではな
く、また、ポリイミド液に限定されるものでもなく、レ
ジスト液、反射防止膜用の処理液等の他の処理液を取り
扱う液処理装置全般に適用することが可能である。
【0060】さらに、上記実施の形態では、半導体ウエ
ハを処理する装置について説明したが、ウエハ以外の基
板、例えば、LCD基板、マスク基板、レチクル基板等
を処理する装置についても本発明を適用することが可能
である。
【0061】
【発明の効果】上述の通り、本発明の液処理装置によれ
ば、処理液を貯留するタンクと送液ポンプの間の配管の
長さを短くすることができるために、処理液の送液速度
を速めることが可能となる。これによって、基板1枚あ
たりに対する処理液の塗布時間を短縮し、液処理のスル
ープットを向上させることができる。また、液処理を行
う液処理部と、液処理部へ処理液を送液する処理液供給
部とを隣接して設けた場合には、処理液供給部から液処
理部への配管の長さを短くすることができ、これによっ
て基板に対する処理液の吐出精度を向上させることがで
きる。さらに、処理液供給部に処理液を貯留するタンク
を複数設けた場合には、異なる処理液を用いる複数の液
処理に容易に対処することができる。なお、処理液供給
部が床面よりも所定の高さにある場合には、処理液を貯
留するタンクを昇降する昇降機構を設けることで、処理
液の交換を容易かつ安全に行うことができるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液処理装置に係る塗布膜形成システム
の一実施形態の概略構成を示す平面図。
【図2】本発明の液処理装置に係る塗布膜形成システム
の一実施形態の概略構成を示す正面図。
【図3】本発明の液処理装置に係る塗布膜形成システム
の一実施形態の概略構成を示す背面図。
【図4】塗布膜形成システムに設けられた薬液供給ユニ
ット(CS)の概略正面図。
【図5】塗布膜形成システムに設けられた薬液供給ユニ
ット(CS)の概略平面図。
【図6】薬液タンク(CT)を構成する胴体部と胴体保
持部の傾斜形態を示す説明図。
【図7】ポリイミド液を半導体ウエハに塗布する際の送
液方法の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1;塗布膜形成システム 50a・50b;送液部 51;ポリイミド瓶 52a;蓋体 52b;胴体部 52c;胴体保持部 53;加圧ポンプ 54;送液ポンプ 55;送液管 57;配管 58;圧力開放バルブ 60;カート 61a;連結部材 62;エアーシリンダ 71;ガイドレール CS;薬液供給ユニット CT;薬液タンク COT;塗布ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高木 康弘 東京都港区赤坂五丁目3番6号 TBS放 送センター 東京エレクトロン株式会社内 Fターム(参考) 4F042 AA07 BA03 BA06 BA08 BA10 CA03 CB02 CB03 CB11 CB18 5F046 JA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に所定の処理液を供給して液処理を
    施す液処理部と、 前記液処理部に前記処理液を供給する処理液供給部と、 前記液処理部と前記処理液供給部とを保持する筐体と、 を具備し、 前記処理液供給部は、 前記処理液を充填可能なタンクと、 前記タンクに充填された処理液を前記液処理部へ送液す
    る送液ポンプと、 前記タンクと前記送液ポンプとを隣接させて搭載するカ
    ートと、 を有することを特徴とする液処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理液供給部は、 前記タンクの内部を加圧する加圧手段と、 前記タンクの内部が前記加圧手段によって加圧された際
    に前記タンク内の処理液を前記送液ポンプへ送液するよ
    うに前記タンクに取り付けられた送液管と、 をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の液
    処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理液供給部は、前記タンクが前記
    筐体から突出した突出位置と前記筐体内の所定の収容位
    置との間で移動できるように前記カートを移動させるカ
    ート移動機構をさらに具備することを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の液処理装置。
  4. 【請求項4】 前記処理液供給部は、前記液処理部の下
    方に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれか1項に記載の液処理装置。
  5. 【請求項5】 前記処理液供給部は、前記筐体が配置さ
    れる床面から所定の高さの位置に設けられていることを
    特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載
    の液処理装置。
  6. 【請求項6】 前記タンクは、 前記処理液が充填された容器を収容する上面が開口して
    いる胴体部と、 前記胴体部の上面を閉塞する蓋体と、 を有し、 前記送液管が前記蓋体に取り付けられていることを特徴
    とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記処理液供給部は前記タンクが前記突
    出位置にある際に前記タンクの胴体部を上段位置と下段
    位置との間で昇降させる昇降機構をさらに具備し、 前記タンクの蓋体は前記カートに固定され、 前記タンクの胴体部が前記上段位置にあるときに前記胴
    体部の上面は前記蓋体によって閉塞され、かつ、前記送
    液管の先端が前記容器の内部に挿入されて前記処理液を
    前記送液ポンプへ送液することが可能となり、 前記胴体部が前記下段位置にあるときには前記送液管の
    先端が前記容器から退出して前記容器の交換が可能とな
    ることを特徴とする請求項6に記載の液処理装置。
  8. 【請求項8】 前記処理液供給部は、前記タンクの胴体
    部が前記下段位置にあるときに前記胴体部を所定角度傾
    斜させる胴体部傾斜機構をさらに具備することを特徴と
    する請求項6または請求項7に記載の液処理装置。
  9. 【請求項9】 前記カートには1組の前記タンクと前記
    送液ポンプを複数組搭載可能であることを特徴とする請
    求項1から請求項8のいずれか1項に記載の液処理装
    置。
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