JP2003069676A - 携帯無線通信装置 - Google Patents

携帯無線通信装置

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JP2003069676A
JP2003069676A JP2001254338A JP2001254338A JP2003069676A JP 2003069676 A JP2003069676 A JP 2003069676A JP 2001254338 A JP2001254338 A JP 2001254338A JP 2001254338 A JP2001254338 A JP 2001254338A JP 2003069676 A JP2003069676 A JP 2003069676A
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communication device
wireless communication
turning
casing
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Kojiro Oshima
弘二郎 大島
Takashi Hasegawa
長谷川  隆
Koji Yukikado
弘次 由喜門
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
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    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0225Rotatable telephones, i.e. the body parts pivoting to an open position around an axis perpendicular to the plane they define in closed position
    • H04M1/0227Rotatable in one plane, i.e. using a one degree of freedom hinge
    • H04M1/0229The hinge comprising input and/or output user interface means
    • HELECTRICITY
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    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
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    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不使用時の折り畳み機能および保護機能を具
備し、使用時における表示部の視認性、取扱性に優れた
携帯無線通信装置を提供する。 【解決手段】 携帯無線通信装置1は、表示部2、スピ
ーカ3およびアンテナ4などを備えた第一筐体5と、複
数の操作ボタン6やナビキー11などで構成された操作
部やマイク7などを備えた第二筐体8とが、回動中心線
12,13同士が互いに捩れの位置をなすように配置さ
れた開閉ヒンジ部9および旋回支軸部10を有する連結
部材14の当該開閉ヒンジ部9および旋回支軸部10に
それぞれ回動可能に軸支されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯無線電話機など
の携帯無線通信装置であって、折り畳み式のものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、移動通信システムの発展は目覚し
く、携帯電話やPHSなどの携帯無線電話機においては
小型化、高機能化、高性能化が著しく進展し、小型化の
面から見ると、最近は折り畳み式のものが主流となりつ
つある。折り畳み式の携帯無線電話機は、操作ボタンや
送話器などを備えた第二筐体と、液晶表示部やスピーカ
などを備えた第一筐体とがヒンジ部を介して連結され、
化粧用コンパクトのように、第一筐体が第二筐体に対し
て開閉できる構造となっている。
【0003】このような折り畳み式の携帯無線電話機
は、使用時、ヒンジ部を中心に展開させることでボタン
操作や受送話に支障のないサイズとなり、不使用時は、
ヒンジ部を中心に折り畳めば小型サイズとなるので持ち
運びに便利であるだけでなく、折り畳むことによって操
作ボタンや液晶表示部などが内側に隠れるので、接触に
よる誤動作や損傷も防止することができるという点でも
優れている。
【0004】一方、前述した折り畳み方式とは異なる回
転収納機構を備えた携帯無線電話機が特開平7−288
860号公報に開示されている。この携帯無線電話機
は、受話部および表示部を備える第一筐体と、ダイヤル
部および送話部を備える第二筐体とが、受話部または送
話部の表面に対して垂直方向に固定されたヒンジ軸部に
よって互いに回転可能に連結された構造である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の折り畳み式の携
帯無線電話機の場合、筐体のスリム化を進める必要から
表示部は、いわゆる縦長画面となっている。このため、
テレビ、映画、パソコンなどの横長画面を見慣れた、あ
るいは使い慣れた者にとっては見づらいことがある。ま
た、当該携帯無線電話機に、横長画面表示を前提とする
情報が送信あるいは入力された場合、縦長画面上では完
全に表示しきれないことがある。
【0006】一方、特開平7−288860号公報で開
示された携帯無線電話機の場合、第1ヒンジ軸部を中心
に第一筐体を回転させたとき、第二筐体の操作面上を第
一筐体が通過するので、操作面上に凸状の操作ボタンな
どを配置することが難しいだけでなく、特に、第1ヒン
ジ軸部周囲の第二筐体表面は何もない状態とする必要が
あるため、この第1ヒンジ軸部周囲の無駄なスペースが
小型化を阻害する要因となっている。
【0007】また、この携帯無線電話機を使用する際に
は、第一筐体を収納状態から第1ヒンジ軸部を中心に旋
回させて展開させる必要があるが、第二筐体の厚さが薄
い場合には、その第二筐体を片手で掴んだ状態で第一筐
体を他方の手で掴んで旋回させるのは容易でなく、通
常、片手操作が主たる携帯無線電話機では使い勝手が非
常に悪くなる。
【0008】さらに、この携帯無線電話機は、折り畳ん
だ状態にしたときでも表示部やスピーカ部などが外側に
露出しているため、持ち運び中に何かと接触したり、誤
って落としたりしたときなどに、これらの部材が損傷す
るおそれがあり、保護機能の面でも従来の折り畳み式の
携帯無線電話機に劣っている点がある。
【0009】本発明は、折り畳み式の携帯無線通信装置
において、不使用時の折り畳み機能および保護機能を確
保しつつ、使用時の表示部の視認性、取扱性を高めこと
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、表示部を備えた第一筐体と、操作部を備え
た第二筐体とを、回動中心線同士が直交または互いに捩
れの位置をなすように配置された開閉ヒンジ部および旋
回支軸部を有する連結部材の前記開閉ヒンジ部および前
記旋回支軸部にそれぞれ回動可能に軸支した構成とした
ものである。ここで、回動中心線同士が互いに捩れの位
置をなすとは、複数の回動中心線がいわゆる立体交差状
態にあることを意味する。
【0011】これにより、三次元的な動きが可能とな
り、不使用時の折り畳み機能および保護機能を確保しつ
つ、使用時における表示部の視認性、取扱性を高めるこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、表示部
を備えた第一筐体と、操作部を備えた第二筐体とを、回
動中心軸線同士が互いに直交または捩れの位置をなすよ
うに配置された開閉ヒンジ部および旋回支軸部を有する
連結部材の前記開閉ヒンジ部および前記旋回支軸部にそ
れぞれ回動可能に軸支したものであり、第一筐体および
第二筐体は開閉ヒンジ部を中心に展開、折畳させること
ができるとともに、旋回支軸部を中心に第一筐体を旋回
させることができるという作用を有する。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記旋回支軸部
を中心に前記第二筐体が旋回した位置を検知する旋回位
置検知手段と、前記旋回位置検知手段からの信号に従っ
て、前記表示部に表示される画像の方向を前記第二筐体
の操作部と同方向に設定する画像設定手段とを設けたも
のであり、旋回支軸部の回動中心線を中心に第一筐体を
左右に旋回させた場合であっても、表示部に表示される
画像の方向を常に操作部と同じ一定方向を向かせるとい
う作用を有する。
【0014】請求項3に記載の発明は、前記連結部材
を、前記第二筐体の操作部の背面側に配置したものであ
り、第二筐体の操作面上を通過することなく、第一筐体
を旋回させることができるという作用を有する。
【0015】請求項4に記載の発明は、前記第二筐体の
上面部または側面部に撮像手段を配置したものであり、
前記第二筐体を手で掴んで第二筐体の側面を被写体に向
けた撮像が可能となるという作用を有する。
【0016】請求項5に記載の発明は、前記第二筐体の
上面部に配置された撮像手段を回動自在としたものであ
り、撮像手段のみを回動させて被写体の撮影に適した方
向を向けることができるという作用を有する。
【0017】請求項6に記載の発明は、前記第二筐体の
上部に多方向操作キーを配置したものであり、四方向操
作キー(ナビキー)などの多方向操作キーの操作性を確
保することができるという作用を有する。
【0018】請求項7に記載の発明は、前記旋回支軸部
を中心とする前記第一筐体の旋回領域内に位置する前記
第二筐体の一部を、前記連結部材と前記開閉ヒンジ部と
で旋回可能に挟持したものであり、前記開閉ヒンジ部を
中心として前記第一筐体と第二筐体を開閉する際の前記
旋回支軸部への負担が軽減されて強度が高まり、旋回操
作性、旋回時および使用時の安定性も向上するという作
用を有する。以下、本発明の実施の形態について、図1
から図10を用いて説明する。
【0019】(実施の形態1)図1は実施の形態1であ
る携帯無線通信装置の展開状態を示す正面図、図2は前
記携帯無線通信装置を示す分解斜視図、図3は前記携帯
無線通信装置の展開状態を示す背面図、図4は前記携帯
無線通信装置の展開、折畳機構を示す側面図、図5は図
1におけるA−A線断面図、図6は前記携帯無線通信装
置を展開し第一筐体を90度まで右旋回させた状態を示
す正面図、図7(a)は前記携帯無線通信装置を撮影状
態にしたときの側面図、図7(b)は同状態の正面図、
図8(a)は前記携帯無線通信装置を撮影状態にしたと
きの側面図、図8(b)は同状態の正面図、図9(a)
は前記携帯無線通信装置の折り畳み状態を示す正面図、
同図(b)は前記携帯無線通信装置の折り畳み状態を示
す背面図である。
【0020】図1〜5に示すように、本実施の形態の携
帯無線通信装置1は、映像や文字を表示する機能を有す
る縦長形状の表示部2、受話用のスピーカ3およびアン
テナ4などを備えた第一筐体5と、複数の操作ボタン6
および四方向操作キーであるナビキー11などで構成さ
れた操作部および送話用のマイク7などを備えた第二筐
体8とが、回動中心線12,13同士が互いに捩れの位
置をなすように配置された開閉ヒンジ部9および旋回支
軸部10を有する連結部材14の当該開閉ヒンジ部9お
よび旋回支軸部10にそれぞれ回動可能に軸支されてい
る。ここで、回動中心線12,13同士が互いに捩れの
位置をなすとは、回動中心線12,13同士がいわゆる
立体交差状態にあることを意味する。
【0021】連結部材14は円板状の本体部14aと、
本体部14aの中心に凸設された円管状の旋回軸10a
と、本体部14aの上縁からL字状に延設された連接部
14bと、連接部14bの先端に設けられた円管状のヒ
ンジ部材9aなどで構成され、ヒンジ部材9aを、第一
筐体5の下縁部両端に設けられた一対の円管状のヒンジ
部材9bの間に配置し、ヒンジ部材9a,9bに支軸9
cを貫通させることによって開閉ヒンジ部9が形成され
ている。旋回支軸部10は、連結部材14の本体部14
aの旋回軸10aを、第二筐体8の背面に設けられた旋
回軸受10bに回動自在に挿入することによって形成さ
れている。第二筐体8は複数の筐体部材で構成されてい
るため、一つの筐体部材に連結部材14を取り付けた
後、その他の筐体部材を取り付けることによって第二筐
体8を形成することができる。
【0022】第一筐体5内と第二筐体8内とを電気的に
繋ぐアンテナケーブルおよび表示部2へのフレキシブル
ケーブルなどは、開閉ヒンジ部9、連結部材14および
旋回支軸部10を通って配線されている。なお、アンテ
ナ4は第一筐体5に配置されているため、アンテナ4に
よって第一筐体5の開閉、旋回が妨げられることはな
い。
【0023】また、旋回支軸部10を中心とする第一筐
体5の旋回領域内に位置する第二筐体8の上部を半円形
状にするとともに、連結部材14の本体部14aと開閉
ヒンジ部9とで第二筐体8の上部を旋回可能に挟持した
構造としているため、開閉ヒンジ部9を中心として第一
筐体5と第二筐体8を開閉する際の旋回支軸部10への
負担が少なく、高強度であり、旋回操作性、旋回時およ
び使用時の安定性も良好である。
【0024】携帯無線通信装置1は、図4に示すよう
に、第一筐体5および第二筐体8は開閉ヒンジ部9を中
心に互いに折り畳んだり、展開させたりすることが可能
であり、この点においては従来の折り畳み式携帯無線電
話機と同様の使い方をすることができる。
【0025】また、携帯無線通信装置1は、図6に示す
ように、展開させた第一筐体5を旋回支軸部10の回動
中心線13を中心に左右に90度ずつ旋回させることが
でき、このとき、第二筐体8内に設けられた旋回位置検
知手段(図示せず)が、旋回支軸部10の旋回位置を検
知し、この旋回位置検知手段からの信号に従って、第二
筐体5内にある画像方向設定手段(図示せず)が、表示
部2に表示される画像Vの方向が第二筐体8の操作部と
同方向をなすように設定するようになっている。すなわ
ち、図6に示すように、旋回支軸部10を中心に第一筐
体5を旋回させた場合でも、表示部2に表示される画像
Vの方向は常に正立状態に保たれる。従って、横長画面
を見慣れた者の視認性を高めることができ、本来は横長
であった画像Vなども、横長状態にした表示部2を用い
て完全表示することができる。
【0026】一方、ゲームを行う場合は、旋回支軸部1
0を中心に第一筐体5を右または左に90度旋回させた
状態にし、第二筐体8の両端部分を左右の手で持って表
示部2を見ながらナビキー11などを操作するので、表
示部2は縦長状態で見ることとなるが、この場合は、旋
回位置検知手段からの検知信号が出力されても、表示部
2の画像Vはその方向を変えることなく縦長状態での正
立姿勢を保つように設定できるようになっているため、
縦長状態の表示部2を見ながらナビキー11や操作ボタ
ン6などを操作してゲームを行う場合の操作性、取扱性
も良好である。なお、旋回位置検知手段から出力される
検知信号に従って画像方向設定手段が表示部2の画像V
の方向を自動的に変えるか、変えないかは、第二筐体8
の操作部を操作して選択的に設定できるので、使い方に
適合した条件設定をすることができる。
【0027】また、ナビキー11を第二筐体8の上方部
分に配置しているためゲームパッドのようにナビキー1
1が操作しやすく、表示部2が邪魔にならない。また、
第一筐体5は旋回支軸部10を中心にして左右どちらに
も旋回させることができるので、第一筐体5の旋回位置
を左または右に変えることによって、右利き用と左利き
用とを自由に使い分けることができる。
【0028】なお、前述した旋回位置検知手段について
は、第一筐体5が第二筐体8に対して+90度または−
90度の位置にあるとき検知信号を出力するようにすれ
ば、旋回位置検知手段は+90度および−90度の二つ
の位置を検知するだけでよくなるため、構造が簡略化さ
れコスト低減を図ることができる。
【0029】また、携帯無線通信装置1においては、連
結部材14の本体部14aを第二筐体8の操作部の背面
側に配置しているため、第二筐体8の操作面上を通過す
ることなく第一筐体5を回動させることができ、第二筐
体8の操作面に無駄なスペースを設ける必要がなく、操
作ボタン類の集約化によって小型化を図ることができ
る。また、図5に示すように、第二筐体8に内蔵された
メイン基板15および電池16などは第二筐体8の内部
空間全体に配置できるので、スペースを有効活用するこ
とができるほか、第一筐体8の旋回位置がどこにあって
も、操作ボタン6やナビキー11などが隠れることがな
いので、この点においても取扱性に優れている。なお、
本実施の形態の連結部材14においては、開閉ヒンジ部
9および旋回支軸部10の回動中心線12,13同士が
互いに捩れの位置をなすように配置されているが、これ
に限定するものではないので、回動中心線12,13同
士が互いに直交するように開閉ヒンジ部9および旋回支
軸部10を配置することもできる。
【0030】一方、図7,8に示すように、携帯無線通
信装置1においては、第二筐体8の側面に撮像用カメラ
17が配置されているため、この撮像用カメラ17によ
って撮影した画像を表示部2に表示したり、他の携帯無
線通信装置へ送信したりすることができる。
【0031】図7に示すように、第二筐体8と直角をな
す位置まで展開した第一筐体5を左方向へ90度旋回さ
せ、この状態で第二筐体8を片手で保持し、その側面に
ある撮像用カメラ17を被写体に向ければ、撮像用カメ
ラ17で撮影されたイメージを表示部2で見ながら撮影
することができる。
【0032】また、図8に示すように、第二筐体8と直
角をなす位置まで展開した第一筐体5を右方向へ90度
旋回させ、この状態で第二筐体8を片手で保持し、その
側面にある撮像用カメラ17を撮影者自身に向ければ、
撮像用カメラ17で撮影された撮影者自身の画像を表示
部2で目視確認しながら撮影することができるので、単
独で撮影する際などに便利である。
【0033】さらに、図9に示すように、携帯無線通信
装置1は、開閉ヒンジ部9を中心に折り畳むことによ
り、第一筐体5の表示部2および第二筐体8の操作ボタ
ン6やナビキー11などは内側に隠れた状態となるの
で、持ち運び中の接触などによって誤動作したり、損傷
したりすることもない。また、第二筐体8は、開閉ヒン
ジ部9、連結部材14および旋回支軸部10によって挟
持されたような構造となっているため、第一筐体5の安
定性が良好であり、旋回支軸部10に過度の負担がかか
らず、連結部材14の本体部14aが円板状であるため
旋回操作性に優れ、第一筐体5がどの角度にあっても十
分な強度を保つことができる。
【0034】このように、携帯無線通信装置1は、第一
筐体5および第二筐体8が三次元的に動くことが可能で
あるため、従来の折り畳み式の携帯無線通信装置と同
様、不使用時の折り畳み機能および保護機能を具備する
とともに、使用時における表示部2の視認性、取扱性に
優れている。
【0035】なお、本発明の実施の形態1では、携帯無
線通信装置について説明したが、それに限定されるもの
ではなく、携帯型の無線通信装置であって表示部に画像
を表示できるものであればよい。
【0036】(実施の形態2)次に、図10を参照し
て、本発明の実施の形態2である携帯無線通信装置30
について説明する。図10は実施の形態2における携帯
無線通信装置30を示す斜視図であり、携帯無線通信装
置30は、表示部32などを備えた第一筐体35と、複
数の操作ボタン36やマイク37などを備えた第二筐体
38とが、回動中心線39a,31a同士が互いに捩れ
の位置をなすように配置された開閉ヒンジ部39および
旋回支軸部31を有する連結部材33の当該開閉ヒンジ
部39および旋回支軸部31にそれぞれ回動可能に軸支
され、第二筐体38の上部に撮像用カメラ34が回動自
在に配置されている。携帯無線通信装置30の展開、折
畳機能および第一筐体35の回動機能などは携帯無線通
信装置1と同様であるが、第二筐体38の上部の撮像用
カメラ34が回動自在であるため、図10に示すよう
に、第二筐体38を手Hで掴んだ状態にし、撮像用カメ
ラ34のみを被写体に向けて撮影することが可能であ
り、取扱性、操作性に優れている。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、不使用
時の折り畳み機能および保護機能を確保しつつ、使用時
における表示部の視認性、取扱性を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1である携帯無線通信装置
の展開状態を示す正面図
【図2】図1の携帯無線通信装置の分解斜視図
【図3】図1の携帯無線通信装置の展開状態を示す背面
【図4】図1の携帯無線通信装置の展開、折畳機構を示
す側面図
【図5】図1におけるA−A線断面図
【図6】図1の携帯無線電話機を展開し第一筐体を直角
に回動させた状態を示す正面図
【図7】(a)図1に示す携帯無線通信装置を撮影状態
にしたときの側面図 (b)同撮影状態にしたときの正面図
【図8】(a)図1に示す携帯無線通信装置を撮影状態
にしたときの側面図 (b)同撮影状態にしたときの正面図
【図9】(a)図1の携帯無線通信装置の折り畳み状態
を示す正面図 (b)前記携帯無線通信装置の折り畳み状態を示す背面
【図10】本発明の実施の形態2である携帯無線電話機
を撮影状態にしたときの斜視図
【符号の説明】
1,30 携帯無線通信装置 2,32 表示部 3 スピーカ 4 アンテナ 5,35 第一筐体 6,36 操作ボタン 7,37 マイク 8,38 第二筐体 9,39 開閉ヒンジ部 9a,9b ヒンジ部材 9c 支軸 10,31 旋回支軸部 10a 旋回軸 10b 旋回軸受 11 ナビキー 12,13,31a,39a 回動中心線 14,33 連結部材 14a 本体部 14b 連接部 15 メイン基板 16 電池 17,34 撮像用カメラ V 画像 H 手
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 由喜門 弘次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K023 AA07 BB11 DD08 HH06 MM00 MM25

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示部を備えた第一筐体と、操作部を備え
    た第二筐体とを、回動中心線同士が互いに直交または捩
    れの位置をなすように配置された開閉ヒンジ部および旋
    回支軸部を有する連結部材の前記開閉ヒンジ部および前
    記旋回支軸部にそれぞれ回動可能に軸支したことを特徴
    とする携帯無線通信装置。
  2. 【請求項2】前記旋回支軸部を中心に前記第二筐体が旋
    回した位置を検知する旋回位置検知手段と、前記旋回位
    置検知手段からの信号に従って、前記表示部に表示され
    る画像の方向を前記第二筐体の操作部と同方向に設定す
    る画像設定手段とを設けたことを特徴とする請求項1記
    載の携帯無線通信装置。
  3. 【請求項3】前記連結部材を、前記第二筐体の操作部の
    背面側に配置したことを特徴とする請求項1記載の携帯
    無線通信装置。
  4. 【請求項4】前記第二筐体の上面部または側面部に撮像
    手段を配置したことを特徴とする請求項1〜3のいずか
    に記載の携帯無線通信装置。
  5. 【請求項5】前記第二筐体の上面部に配置された撮像手
    段が回動自在であることを特徴とする請求項4記載の携
    帯無線通信装置。
  6. 【請求項6】前記第二筐体の上部に多方向操作キーを配
    置したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の携帯無線通信装置。
  7. 【請求項7】前記旋回支軸部を中心とする前記第一筐体
    の旋回領域内に位置する前記第二筐体の一部を、前記連
    結部材と前記開閉ヒンジ部とで旋回可能に挟持したこと
    を特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の携帯無線
    通信装置。
JP2001254338A 2001-08-24 2001-08-24 携帯無線通信装置 Pending JP2003069676A (ja)

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