JP2003069614A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JP2003069614A
JP2003069614A JP2001257867A JP2001257867A JP2003069614A JP 2003069614 A JP2003069614 A JP 2003069614A JP 2001257867 A JP2001257867 A JP 2001257867A JP 2001257867 A JP2001257867 A JP 2001257867A JP 2003069614 A JP2003069614 A JP 2003069614A
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signal
data
resynchronization
unit
hec
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JP2001257867A
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Toyohiko Tamai
豊彦 玉井
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NEC Miyagi Ltd
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NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】データ転送異常時の復旧時間を従来より短縮す
る。 【解決手段】このデータ伝送装置2は、HELカウンタ
部233内に、再同期トリガ信号を出力する条件として
のHECエラー信号のカウント数の閾値を記憶してお
り、受信データ信号の受信時にHEC検出部232で受
信ATMセルの受信毎にHECエラーを検出し、HEC
エラーが予め設定した閾値を超過すると、再同期トリガ
信号を出力し、この再同期トリガ信号を基に同期検出部
25が、再度、同期起動信号を発生して、切替部262
から再度、RX信号からの同期信号を検出して、同期を
再起動してRX信号から受信データ信号を得るべく正常
に復旧することにより、データ転送異常時の復旧時間を
従来より短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ伝送装置に関
し、特にINS網に接続しバルク通信方式によるデータ
伝送装置であって、INS網内でのタイムスロット間の
遅延時間の変化等によるデータ転送異常の検出とその復
旧処理を行うバルク通信方式のデータ伝送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のデータ伝送装置について
図面を参照して説明する。
【0003】図4はINS網に接続されたバルク伝送方
式による従来のバルク伝送装置の一例を示すブロック
図、図5は図4に示す従来のバルク伝送装置のノンフレ
ームモード時の接続シーケンスを示す図、図6は図4に
示す従来のバルク伝送装置のノンフレームモード時の遅
延ずれによる切断シーケンスを示す図である。
【0004】図4〜図5において、この従来例は、特開
平10−303890公報の開示内容を示し、全てのチ
ャネルの接続終了後、各チャネルごとにINS網103
を経由した時の各INS信号eの遅延量がそれぞれ異な
るので、遅延量のズレを補正すべく、受信側で各チャネ
ルごとの遅延補正が行われ、遅延補正終了後、端末装置
101-1と端末装置102-2間で通信が行われる。なお
説明の便宜上、発呼が端末装置101-1から行われると
して説明しているが、端末装置101-2から発呼が行わ
れる場合も同様である。
【0005】このフレームモード(以下、フレームモー
ド方式と呼ぶ)の通信は、各チャネルにフレームの同期
信号を付加して受信側で随時各チャネルの遅延を補正す
るので、INS網103の各チャネルの遅延量が途中で
変化しても随時遅延補正が可能である長所があるが、バ
ルク伝送時のFAW信号hやFC信号i等を含めたフレ
ームを付加しなければならないので、伝送路の使用効率
が悪いという欠点がある。
【0006】そこで、ノンフレームモードの接続の場合
には、最初の各チャネルの遅延補正までは、能力情報の
交換時にノンフレームモードで行う以外は、フレームモ
ードと同じである。そしてノンフレームモードでは、各
チャネルの遅延補正後、各チャネルの遅延量を固定し、
各チャネルのフレーム同期信号を外した後も各チャネル
の遅延量をそのまま保持する。そしてバルク伝送のフレ
ーム同期信号を外してノンフレームに変更後、端末装置
101-1と端末装置101-2間で通信が行われる。
【0007】このノンフレームモード(以下、ノンフレ
ームモード方式と呼ぶ)での通信は、フレーム信号が無
い状態で通信を行うので、伝送路の使用効率は良いが、
INS網103の各チャネルの遅延量が途中で変化する
と、遅延量の補正が出来ないので通信中のデータ信号が
エラーしてしまう。従ってINS網103の遅延量が変
化してデータ信号のエラーが発生した場合には、端末装
置で通信を切断し、再度接続を実施する等の方法が得ら
れる。
【0008】図6において、端末装置101-1と端末装
置102-1との間で、正常な通信中にINS蒙で遅延量
が変化した場合、端末装置101-1と端末装置101-2
との間の通信データにエラーか発生する。従ってこの場
合には、端末装置101-2でバルク伝送装置102-2
対して切断通知を発し、バルク伝送装置102-1とバル
ク伝送装置102-2との間の各チャネルを切断する。そ
して全てのチャネルの切断が終了した後、バルク伝送装
置102-1は端末装置101-1へ全てのチャネルを切断
した旨の通知を行う。なお説明の便宜上、ここでは切断
通知は端末装置101-2から通知するものとしている
が、端末装置101-1から遮断通知が発せられ、同様の
動作が行われる場合もあることは言うまでもない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】この従来例において
は、INS網の遅延量が変化して通信データにエラーが
発生した場合には、端末装置で切断通知をして通信を切
断し、再度接続を実施する方法が取られているので、こ
のようなデータ転送異常時の復旧に時間を要するという
問題点があった。
【0010】(発明の目的)本発明の目的は、ATMセ
ルを内部データバスに持つATM多重化装置に実装され
るINS網接続用の遅延演算を用いたバルク通信のデー
タ伝送装置の内部で送信ATMセルパリティビットエラ
ー検出信号と受信ATMセルHEC検出信号を用いて遅
延演算の再同期を開始/停止を行い、また再同期中は制
御部へ再同期中であることを指示することにより、デー
タ転送異常時にINS網切断指示/再接続を行うことな
く、再同期を開始し再同期検出することでデータ転送が
正常に復旧することにより、データ転送異常時の復旧時
間を従来より短くすることができるデータ伝送装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ伝送装置
は、データの送受信を行う端末と接続しINS網を介し
て相手先のデータ伝送装置とバルク通信方式によって前
記データの送受信伝送を行うデータ伝送装置において、
前記相手先のデータ伝送装置からの受信信号を同期受信
した受信データ信号に対し国際規格のITU−T_I.
432に準拠したヘッドエラーチェック(以下HEC)
を行うHEC検出手段と、このHEC検出手段によっ
て、HECエラーが検出された場合に前記受信データ信
号に対し、再同期信号を発生させる再同期信号発生手段
と、前記同期受信した受信データ信号及び前記HECエ
ラー検出後の前記受信信号を前記再同期信号によって再
同期の受信データ信号を発生する受信データ信号発生手
段と、前記同期受信した受信データ信号及び前記再同期
した受信データ信号を受信ATMセル信号に変換して送
出するデータ変換手段とを備え、前記HEC検出手段は
前記HECエラーを検出した場合に、1つのATMセル
毎に前記HECエラーの数を計数する計数手段と、この
計数手段によって前記HECエラーの数が予め設定され
た設定値を超過すると前記再同期信号発生手段に対し前
記再同期信号を発生させるべくトリガ信号を発生するト
リガ信号発生手段とを含み、前記トリガ信号発生手段
は、前記トリガ信号を発生すると、接続する前記端末に
対して、前記再同期の同期信号が検出するまで、再同期
中であることを示す再同期中通知信号を送出し、前記端
末からの送信するデータの送信ATMセル信号に対する
パリティ(以下、PTY)チェックを行うPTYチェッ
ク手段を有し、前記トリガ信号発生手段は、前記再同期
中通知信号を送出しておらず、また前記PTYチェック
手段からのPTYエラー信号がないことを条件に前記ト
リガ信号を送出する。
【0012】本発明のデータ伝送装置は、データの送受
信を行う端末と接続しINS網を介して相手先のデータ
伝送装置とバルク通信方式によって前記データの送受信
伝送を行うデータ伝送装置において、前記データ伝送装
置は、前記端末にインタフェースするインタフェース部
と、このインタフェース部を介して前記端末からの前記
送信のデータに対してパリティ(以下PTY)を発生し
送信ATMセル信号及び送信PTY信号を送出し、受信
ATMセル信号を受信して前記端末へ送出する機能を含
む制御部と、データ変換部と、バルクパターン(以下B
P)の作成分解を行うBP部と、前記INS網にインタ
フェースしてバルクデータの送受信を行うINSインタ
フェース部と、前記BP部を介して同期信号を検出する
同期検出部と、前記データ変換部からの再同期トリガ信
号の受信によって再同期起動信号を前記同期検出部へ送
出する再同期部とを有し、前記データ変換部は前記送信
ATMセル信号及び送信PTY信号を基にPTYエラー
を検出するとPTYエラー信号を送出すると共に送信デ
ータ信号作成して前記BP部へ送出するPTY検出部
と、前記BP部からの受信データ信号に対し国際規格の
ITU−T_I.432に準拠したヘッドエラーチェッ
ク(以下、HEC)を行い、HECエラーを検出すると
HECエラー信号を送出すると共に前記受信ATMセル
信号を作成して前記制御部へ送出するHEC検出部と、
前記エラー信号を計数し予め設定された設定値を超過す
ると前記再同期トリガ信号を前記再同期部へ送出するH
ECカウンタ部とを含み、前記同期検出部は前記再同期
部からの前記再同期起動信号の入力を検出すると同期起
動信号を、前記BP部からの同期検出信号の入力の検出
まで送出し続け、前記同期検出信号の入力を検出すると
再同期検出信号を前記再同期部へ送出した後、前記同期
信号の送出を停止し、前記同期検出信号の入力が停止す
ると前記再同期検出信号の送出を停止し、前記再同期部
は前記再トリガ信号の入力を検出すると前記同期検出部
へ前記再同期起動信号を出力すると共に、前記同期検出
部からの前記再同期検出信号の入力の検出するまで、前
記制御部に対して前記端末へ通知する再同期中通知信号
の送出を続ける。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施の形態のデータ伝送
装置が適用されるバルク通信システムの一例を示すシス
テム構成図である。
【0015】図1において、本実施の形態のデータ伝送
装置が適用されるバルク通信システムは、データの入出
力を行うDTE1−1,1−2と、DTE1−1に接続
したデータ伝送装置2−1と、DTE1−2に接続した
データ伝送装置2−2とを備え、データ伝送装置2−
1,2−2はそれぞれINS網3を介してATMセルの
バルク通信方式によるデータ通信を行う構成になってい
る。
【0016】また、データ伝送装置2−1,2−2は、
それぞれの内部において、送信ATMセルパリティビッ
トエラー検出信号と受信ATMセルHEC検出信号を用
い遅延演算の再同期を開始/停止を行い、また、再同期
中はDET1−1又は1−2へ接続する制御部へ再同期
中であることを指示することにより、データ転送異常時
にINS網3の切断指示/再接続を行うことなく、再同
期を開始して再同期検出することで、データ転送が正常
に復旧することにより、データ転送異常時の復旧時間を
従来より短くするシステムとなっている。
【0017】図2は本発明の一実施の形態のデータ伝送
装置を示すブロック図である。
【0018】図2において、本実施の形態のデータ伝送
装置2は、図1に示すデータ伝送装置2−1,2−2の
代表を示し、DTE1−1又は1−2(代表を1とす
る)にインタフェースするDTEI/F部21と、DT
EI/F部21に接続し、再同期中通知信号と受信AT
Mセル信号及び発呼完了信号を入力信号とし、送信AT
Mセル信号及び送信PTY信号、閾値設定信号、発呼指
示信号を出力信号とし、内部において、送信PTY信号
を出力するPTY送出部221を含む制御部224と、
送信ATMセル信号と送信PTY信号、受信データ信
号、閾値設定信号、再同期中通知信号を入力信号とし、
受信ATMセル信号、送信データ信号、再同期トリガ信
号を出力信号とし、内部において、送信ATMセル信号
と送信PTY信号を入力信号とし、送信データ信号と、
PTYエラー信号とを出力するPTY検出部231と、
受信データ信号を入力信号としHECエラー信号を出力
とするHEC検出部232と、PTYエラー信号とHE
Cエラー信号及び閾値設定信号、再同期中通知信号を入
力信号とし、再同期トリガ信号を出力信号とするHEC
カウンタ部233とを含むデータ変換部23と、再同期
トリガ信号と、再同期検出信号を入力信号とし、再同期
中通知信号と再同期起動信号を出力信号とする再同期部
24と、発呼指示信号、再同期起動信号、同期検出信号
及び確認信号を入力信号とし、発呼完了信号、再同期検
出信号、同期起動信号及び発呼信号を出力信号とする同
期検出部25と、送信データ信号、RX信号及び同期起
動信号を入力信号とし、受信データ信号と、TX信号及
び同期検出信号を出力信号とし、BP部26の内部にお
いて同期起動信号と、同期送信信号及び送信データ信号
を入力信号としてTX信号を出力信号とする切替部26
1と、BP部26の内部において同期起動信号と、RX
信号を入力信号として同期受信信号及び受信データ信号
を出力信号とする切替部262と、BP部26の内部に
おいて同期起動信号を入力信号として同期送信信号を出
力信号とするBP送信部263と、BP部26の内部に
同期起動信号と同期受信信号を入力信号として同期検出
信号を出力信号とするBP検出部264とを含むBP部
26と、TX信号及び発呼信号を入力信号とし、RX信
号及び確認信号を出力信号とし、INS網3と接続され
るINSI/F部27とを有して構成している。
【0019】図3は、図2に示す本実施の形態のデータ
伝送装置の動作を示す装置内部の主要な信号のタイミン
グ図である。
【0020】次に、本実施の形態のデータ伝送装置の動
作について図1、図2及び図3を参照して説明する。
【0021】先ず、データ伝送装置2を動作状態にさせ
るために接続しているDTE(1−1又は1−2)か
ら、HECカウンタ部233が再同期トリガ信号を出力
するための判定値としての閾値設定値を予め定められた
フォーマットによって入力すると、この閾値設定値はD
TEI/F部21を経由して制御部22から閾値設定信
号としてHECカウンタ部233内に記憶される。
【0022】次に、データの送信の場合の動作について
説明する。
【0023】本実施の形態においては、図1において、
DTE1−1とDTE1−2間のデータの送受信につい
て説明する。
【0024】例えばDTE1−1がまだ発呼していない
初期状態では、データ伝送装置2−1の制御部22は発
呼指示信号を受信していないので、同期検出部25は制
御部22からの同期起動信号のOFFを検出し、同期検
出部25からの出力信号である同期起動信号は切替部2
61に対してはTX信号が選択されてINSI/F部2
7に対して送信データ信号が送信できる状態になり、切
替部262に対してINSI/F部27からのRX信号
が選択されて受信データ信号を受信できる状態になる。
【0025】また、BP送信部263はHighの固定
信号を出力し、BP検出部264はディスイネーブルさ
れて、その出力信号である同期検出信号はOFFの状態
の信号を出力する。
【0026】次に、DTE1−2が発呼状態になったの
を制御部22がDTEI/F部21を介して検出する
と、発呼指示信号を出力し、この発呼指示信号を検出し
た同期検出部25はその出力である同期起動信号をON
にして、この同期起動信号がONの間は、BP送信部2
63同期送信信号を出力して、切替部261はこの同期
送信信号をTX信号の同期送信信号として選択し、切替
部262はINSI/F部27からのRX信号の同期受
信信号を選択し、BP検出部264はイネーブルされて
選択された同期受信信号が入力されその同期を検出後、
その出力の同期検出信号をONにする。
【0027】次に、DTE1−1からの送信信号はDT
EI/F部21を介して制御部22で受信されて送信A
TMセル信号として出力され、またPTY送出部221
においてパリティビットが生成されて送信PTY信号と
して出力される。
【0028】送信ATMセル信号及び送信PTY信号
は、データ変換部23のPTY検出部231でパリティ
演算を行い、正常ならば送信データ信号として出力さ
れ、切替部261でBP送信部263からの同期送信信
号と合成されTX信号としてINSI/F部27を介し
てINS網3へ出力される。
【0029】尚、本実施の形態においては、同期検出部
25は、DTE1−1の発呼によるDTEI/F部21
を介しての制御部22からの発呼指示信号のONを検出
したなら、発呼完了出力信号をOFFにして制御部22
へ返送し、再同期部24からの再同期起動信号は無視す
る。その後、INSI/F部27への発呼信号をON
し、INSI/F部27からの確認信号がONした後、
発呼信号をOFFし、同期起動信号をON、その後同期
検出信号のONを検出するまで同期起動信号をONのま
ま出力し続け、同期検出信号がONしたなら、同期起動
信号をOFFした後、発呼完了信号をONにして制御部
22へ送信する。
【0030】また、RX信号の着信時の発呼指示信号が
OFFの間、再同期部24からの再同期起動信号のOF
FからONへの変化を検出したなら、同期起動信号をO
Nにして切替部262へ送出した後、BP検出部264
からの同期検出信号のONを検出するまで同期起動信号
をONのまま出力し続け、同期検出信号がONしたな
ら、再同期検出信号をONにて再同期部24へ送出した
後、同期起動信号をOFFし、同期検出信号がOFFし
たなら、再同期検出信号をOFFする。
【0031】次に、データの受信の場合の動作について
説明する。
【0032】本実施の形態においては、図1において、
DTE1−2からDTE1−1へデータが送信された場
合について説明する。
【0033】BP部26内の切替部262はINSI/
F部27を介してINS網3からのRX信号を受信する
とRX信号の中から同期受信信号を選択し、BP検出部
264はこの同期受信信号を基に同期信号を検出して同
期検出信号を出力し、この同期検出信号を受信した同期
検出部25は、同期起動信号を切替部262へ送出し、
切替部262は受信した同期起動信号の基にRX信号を
受信して受信データ信号としてデータ変換部23へ送出
する。
【0034】データ変換部23は、HEC検出部232
において、受信した受信データ信号に対しITU−1_
I.432に準拠したHECエラーの検出を行い、HE
Cエラーが検出されなければ、受信データは受信ATM
セル信号として制御部22からDTEI/F部21を介
してDTE1−1へ送出される。
【0035】次に、受信データ信号内に異常が発生しH
ECエラーが検出した場合について以下に説明する。
【0036】HEC検出部232が、受信データ信号か
らITU−T_I.432に準拠してHECエラーを検
出するとHECエラー信号を出力する。
【0037】HECエラー信号を受信してそれをカウン
トするHECカウンタ部233において、PTY検出部
231からのPTYエラー信号がOFFの状態でDET
1−1に対する再同期中通知信号を既に送信してONの
状態の場合には、HECカウンタ部233のクリア状態
を継続させることで再同期トリガ出力信号をOFFの状
態としているが、PTYエラー信号がOFF、再同期中
通知信号もOFFの時には、HECエラー信号のONが
検出されると、HECカウンタ部233は、HECエラ
ー信号のON状態が継続していると、1つの受信ATM
セル毎にカウンタアップし、そのカウント値が、DTE
1−1から予め設定した閾値を超過すると、再トリガ信
号をONの状態にさせて出力する。
【0038】カウンタ値が閾値以下でHECエラー信号
がONからOFFへ変化した場合や、HECエラー信号
の未発生、もしくは、PTYエラー信号が検出されてO
Nの状態の場合には、再同期トリガ信号はOFF状態に
なる。
【0039】HECカウンタ部233から再同期トリガ
信号が出力されると、再同期部24は、再同期中通知信
号をONの状態にして制御部22に送出し、その送出後
に、再同期起動信号をONの状態にする。
【0040】再同期起動信号のONを検出した同期検出
部25は、再度、同期起動信号を切替部262に送出
し、BP検出部264は再度、同期受信信号を受信し
て、再度、同期検出信号を同期検出部25へ送出し、再
再度、同期起動信号を切替部262へ送出してRX信号
を正常に受信して受信データ信号を得ることができる。
【0041】また、再同期部24は同期検出部25から
の再度検出信号のONを検出するまで、再同期起動信号
をONの状態に出力し続け、再同期検出信号を検出する
と、再同期起動信号をOFFにした後に、再同期中通知
信号をOFFにする。
【0042】以上、説明したように、本実施の形態のデ
ータ伝送装置2は、HECカウンタ部233内に、再同
期トリガ信号を出力する条件としてのHECエラー信号
のカウント数の閾値と記憶しており、受信データ信号の
受信時にHEC検出部232で受信ATMセルの受信毎
にHECエラーを検出し、HECエラーが予め設定した
閾値を超過すると、再同期トリガ信号を出力し、この再
同期トリガ信号を基に同期検出部25が、再度、同期起
動信号を発生して、切替部262から再度、RX信号か
らの同期信号を検出して、同期を再起動してRX信号か
ら受信データ信号を得るべく正常に復旧することによ
り、従来のようにINS網の切断指示/再接続を行わな
いので、データ転送異常時の復旧時間を従来より短くす
ることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データの
送受信を行う端末と接続しINS網を介して相手先のデ
ータ伝送装置とバルク通信方式によってデータの送受信
伝送を行うデータ伝送装置において、相手先のデータ伝
送装置からの受信信号を同期受信した受信データ信号に
対し国際規格のITU−T_I.432に準拠したヘッ
ドエラーチェック(以下、HEC)を行うHEC検出手
段と、このHEC検出手段によってHECエラーが検出
された場合に受信データ信号に対し、再同期信号を発生
させる再同期信号発生手段と、同期受信した受信データ
信号HECエラー検出後の受信信号を再同期信号によっ
て再同期の受信データ信号を発生する受信データ信号発
生手段と、同期受信した受信データ信号及び再同期した
受信データ信号を受信ATMセル信号に変換して送出す
るデータ変換手段とを備えることにより、データ転送異
常時にINS網切断指示/再接続を行うことなく、再同
期を開始して再同期検出することでデータ転送が正常に
復旧するので、従来よりもデータ転送異常時の復旧時間
を短縮することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のデータ伝送装置が適用
されるバルク通信システムの一例を示すシステム構成図
である。
【図2】本発明の一実施の形態のデータ伝送装置を示す
ブロック図である。
【図3】図2に示す本実施の形態のデータ伝送装置の動
作を示す内部の各信号のタイミング図である。
【図4】INS網に接続されたバルク伝送方式による従
来のバルク伝送装置の一例を示すブロック図である。
【図5】図4に示す従来のバルク伝送装置のノンフレー
ムモード時の接続シーケンスを示す図である。
【図6】図4に示す従来のバルク伝送装置のノンフレー
ムモード時の遅延ずれによる切断シーケンスを示す図で
ある。
【符号の説明】
1−1,1−2 DTE 2,2−1,2−2 データ伝送装置 3 INS網 21 DTEI/F部 22 制御部 23 データ変換部 24 再同期部 25 同期検出部 26 BP部 27 INSI/F部 221 PTY送出部 231 PTY検出部 232 HEC検出部 233 HECカウンタ部 261,262 切替部 263 BP送信部 264 BP検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA11 HA10 HC02 JA08 JL08 JT03 KA01 KA14 KA22 LA08 LA12 MA04 MB01 MD01 5K034 AA16 EE07 EE13 FF02 HH02 HH09 HH10 MM01 5K047 AA01 AA11 BB16 BB17 HH01 HH12 HH21 HH43 HH57 MM56

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの送受信を行う端末と接続しIN
    S(登録商標)網を介して相手先のデータ伝送装置とバ
    ルク通信方式によって前記データの送受信伝送を行うデ
    ータ伝送装置において、前記相手先のデータ伝送装置か
    らの受信信号を同期受信した受信データ信号に対し国際
    規格のITU−T_I.432に準拠したヘッドエラー
    チェック(以下HEC)を行うHEC検出手段と、この
    HEC検出手段によって、HECエラーが検出された場
    合に前記受信データ信号に対し、再同期信号を発生させ
    る再同期信号発生手段と、前記同期受信した受信データ
    信号及び前記HECエラー検出後の前記受信信号を前記
    再同期信号によって再同期の受信データ信号を発生する
    受信データ信号発生手段と、前記同期受信した受信デー
    タ信号及び前記再同期した受信データ信号を受信ATM
    セル信号に変換して送出するデータ変換手段とを備える
    ことを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 前記HEC検出手段は前記HECエラー
    を検出した場合に、1つのATMセル毎に前記HECエ
    ラーの数を計数する計数手段と、この計数手段によって
    前記HECエラーの数が予め設定された設定値を超過す
    ると前記再同期信号発生手段に対し前記再同期信号を発
    生させるべくトリガ信号を発生するトリガ信号発生手段
    とを含むことを特徴とする請求項1記載のデータ伝送装
    置。
  3. 【請求項3】 前記トリガ信号発生手段は、前記トリガ
    信号を発生すると、接続する前記端末に対して、前記再
    同期の同期信号が検出するまで、再同期中であることを
    示す再同期中通知信号を送出することを特徴とする請求
    項2記載のデータ伝送装置。
  4. 【請求項4】 前記端末からの送信するデータの送信A
    TMセル信号に対するパリティ(以下、PTY)チェッ
    クを行うPTYチェック手段を有し、前記トリガ信号発
    生手段は、前記再同期中通知信号を送出しておらず、ま
    た前記PTYチェック手段からのPTYエラー信号がな
    いことを条件に前記トリガ信号を送出することを特徴と
    する請求項3記載のデータ伝送装置。
  5. 【請求項5】 データの送受信を行う端末と接続しIN
    S網を介して相手先のデータ伝送装置とバルク通信方式
    によって前記データの送受信伝送を行うデータ伝送装置
    において、前記データ伝送装置は、前記端末にインタフ
    ェースするインタフェース部と、このインタフェース部
    を介して前記端末からの前記送信のデータに対してパリ
    ティ(以下PTY)を発生し送信ATMセル信号及び送
    信PTY信号を送出し、受信ATMセル信号を受信して
    前記端末へ送出する機能を含む制御部と、データ変換部
    と、バルクパターン(以下BP)の作成分解を行うBP
    部と、前記INS網にインタフェースしてバルクデータ
    の送受信を行うINSインタフェース部と、前記BP部
    を介して同期信号を検出する同期検出部と、前記データ
    変換部からの再同期トリガ信号の受信によって再同期起
    動信号を前記同期検出部へ送出する再同期部とを有し、
    前記データ変換部は前記送信ATMセル信号及び送信P
    TY信号を基にPTYエラーを検出するとPTYエラー
    信号を送出すると共に送信データ信号作成して前記BP
    部へ送出するPTY検出部と、前記BP部からの受信デ
    ータ信号に対し国際規格のITU−T_I.432に準
    拠したヘッドエラーチェック(以下、HEC)を行い、
    HECエラーを検出するとHECエラー信号を送出する
    と共に前記受信ATMセル信号を作成して前記制御部へ
    送出するHEC検出部と、前記エラー信号を計数し予め
    設定された設定値を超過すると前記再同期トリガ信号を
    前記再同期部へ送出するHECカウンタ部とを含むこと
    を特徴とするデータ伝送装置。
  6. 【請求項6】 前記同期検出部は前記再同期部からの前
    記再同期起動信号の入力を検出すると同期起動信号を、
    前記BP部からの同期検出信号の入力の検出まで送出し
    続け、前記同期検出信号の入力を検出すると再同期検出
    信号を前記再同期部へ送出した後、前記同期信号の送出
    を停止し、前記同期検出信号の入力が停止すると前記再
    同期検出信号の送出を停止することを特徴とする請求項
    5記載のデータ伝送装置。
  7. 【請求項7】 前記再同期部は前記再トリガ信号の入力
    を検出すると前記同期検出部へ前記再同期起動信号を出
    力すると共に、前記同期検出部からの前記再同期検出信
    号の入力の検出するまで、前記制御部に対して前記端末
    へ通知する再同期中通知信号の送出を続けることを特徴
    とする請求項5記載のデータ伝送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007336139A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Nec Access Technica Ltd バルク伝送装置、誤同期検出方法
US7904752B2 (en) 2008-06-03 2011-03-08 International Business Machines Corporation Synchronizing device error information among nodes

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