JP2003067870A - セキュリティシステム - Google Patents

セキュリティシステム

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JP2003067870A
JP2003067870A JP2001259784A JP2001259784A JP2003067870A JP 2003067870 A JP2003067870 A JP 2003067870A JP 2001259784 A JP2001259784 A JP 2001259784A JP 2001259784 A JP2001259784 A JP 2001259784A JP 2003067870 A JP2003067870 A JP 2003067870A
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Yasukazu Sento
康和 仙頭
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Kowa Co Ltd
Kouwa Co Ltd
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Kowa Co Ltd
Kouwa Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般住宅や会社などに容易に採用することが
でき、異常事態発生時に迅速に対応することが可能なセ
キュリティシステムを提供する。 【解決手段】 住宅21,22,23,24に配置され
たセキュリティ装置20は電気通信回線25で接続さ
れ、各セキュリティ装置20は、本体部26と、火災発
生を検知する火災センサ13と、不法侵入者を検知する
侵入センサ14と、救急事故発生を検知する救急検知手
段15とで構成され、本体部26に、火災センサ13、
侵入センサ14、救急検知手段15からの検知信号に基
づき異常事態発生信号を送信する送信回路8と、他のセ
キュリティ装置20の送信回路8からの異常事態発生信
号を受信する受信回路7と、受信回路7が受信する異常
事態発生信号に基づき警報音を発する警報ブザー6と、
異常事態内容を表示する異常内容表示ランプ2と、異常
事態発生場所を表示する異常発生場所表示ランプ3を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般住宅や会社な
どにおいて、火災、不法侵入者、急病人や人身事故等の
異常事態が発生したときに対応するための小集団セキュ
リティシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、一般住宅や会社においては、火
災、不法侵入者による犯罪、急病や人身事故などが発生
したときに迅速に対応し、被害などを最小限に止めるた
め、警備保障会社や医療機関などと契約、提携したセキ
ュリティシステムを採用することが多くなっている。
【0003】図6は一般の住宅80と警備保障会社83
との間に構築されたセキュリティシステムの従来例を示
す概略構成図である。住宅80には、火災発生、不法侵
入者の出現あるいは急病人発生等の異常事態が生じたと
き、それらを検知して信号を発する異常検出手段81
と、異常検出手段81からの信号に基づいて異常事態が
発生したことを警備保障会社83へ連絡する通信装置8
2を備えている。この通信装置82は、電気通信回線8
4等を介して警備保障会社83に接続されている。警備
保障会社83には、住宅80に備えられた通信装置82
からの連絡を受ける連絡部門83aと、連絡を受けて現
場へ人員を急行させる対応部門83bとが設けられてい
る。
【0004】住宅80に火災が発生したり、不法侵入者
が出現したりした場合、異常検出手段81がそれを検出
し、通信装置82から警備保障会社83の連絡部門83
aへ連絡される。異常事態発生の連絡を受けた警備保障
会社83は、異常事態の内容を的確に判断し、対応部門
83bが適切な対応を行っている。
【0005】一方、お年寄りや病人がいる家庭あるいは
一人暮らしのお年寄りの家庭などでは、病変などの緊急
事態の発生に備え、医療機関と契約、提携し、医療機関
と直接連絡ができる警報装置を設置したり、介護人が定
期的に家庭訪問したりするなどの対策が講じられてい
る。
【0006】また、最近では、お年寄りが毎日お茶を飲
む習慣をもつことに目を付け、湯沸かし用の電気ポット
に通信システムを備え、電気ポットを使う度にその時刻
が家庭に設置されているコンピュータ付き電話機に記録
され、その記録内容が定期的に病院のコンピュータに電
気通信回線を通じて連絡され、これによって一人暮らし
のお年寄りの安否を確認するシステムが開発されてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図6に示すセキュリテ
ィシステムの場合、契約、提携している警備保障会社8
3は住宅80の近くにあるとは限らないので、異常事態
発生の連絡を受けた警備保障会社83が住宅80に到着
するのに最短でも5分程度を要している。また、住宅8
0に住んでいる病人やお年寄りに緊急事態が発生したと
き、その連絡を受けて救急車が到着するまでにも最短5
分程度を要している。
【0008】また、図6に示すセキュリティシステム
は、警備保障会社83による24時間監視システムが一
般的であり、24時間監視に要する設備費、人件費およ
び管理費などはかなり高額であるため、このようなセキ
ュリティシステムを導入することができるのは所得水準
が比較的高い一部の家庭に限られている。
【0009】一方、一人暮らしのお年寄りの家庭を介護
人が訪問するシステムの場合、介護人は定期的に来るだ
けであるため、病変などの緊急事態が発生したとき、直
ちに介護人が家庭を訪問することができないのが実状で
ある。
【0010】また、電気ポットの使用状況で安否を確認
するシステムの場合も、定期的にしか安否確認を行わな
いので、お年寄りに緊急事態が起こっても迅速な対応は
不可能であり、お年寄りが一年中電気ポットでお茶を沸
かして飲むとは限らないので、セキュリティシステムと
しての確実性は不完全である。
【0011】本発明のセキュリティシステムは、一般住
宅や会社などの建物において、火災発生、不法侵入者の
出現あるいは急病人や人身事故の発生等の異常事態が生
じた場合、直ちに現場へ駆けつけることができるのは近
隣の住人であることに着目して開発したものであり、本
発明が解決しようとする課題は、一般住宅や会社などに
容易に採用することができ、異常事態発生時に迅速に対
応することが可能なセキュリティシステムを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明のセキュリティシ
ステムは、火災発生を検知する火災センサと、不法侵入
者を検知する侵入センサと、救急事故発生を検知する救
急検知手段と、前記火災センサ、前記侵入センサ、前記
救急検知手段のいずれかからの検知信号に基づいて異常
事態発生信号を送信する送信手段と、前記送信手段と同
一機能を有する他の送信手段からの異常事態発生信号を
受信する受信手段と、前記受信手段が受信する異常事態
発生信号に基づいて警報音を発して異常事態内容および
異常事態発生場所を表示する異常事態表示手段とを備え
たセキュリティ装置を複数場所に配置し、複数の前記セ
キュリティ装置同士を通信手段で互いに送受信可能に連
携して形成したことを特徴とする。
【0013】一般住宅や建物が隣接あるいは散在する住
宅地、集落あるいはオフィス街などにおいて、前記セキ
ュリティ装置を各々の住宅や建物ごとに少なくとも一つ
ずつ配置し、それぞれのセキュリティ装置同士を通信手
段で互いに送受信可能に連携してセキュリティシステム
を形成すれば、いずれかの住宅や建物で火災発生、不法
侵入者の出現または救急事故発生などの異常事態が起き
たとき、それらの異常事態をセンサなどが検知し、セキ
ュリティ装置が配置された他の住宅や建物へ異常事態発
生信号が自動的に送信され、それぞれのセキュリティ装
置が警報音を発するとともに異常事態内容および異常事
態発生場所が表示される。
【0014】これにより、近隣の住人や社員は異常事態
が起きた住宅とその内容を知ることができるので、異常
事態の内容に応じて直ちに消防署や警察へ通報したり、
現場へ駆けつけたりして迅速に対応することができる。
また、複数のセキュリティ装置をそれぞれの建物に配置
し、これらのセキュリティ装置同士を通信手段で互いに
送受信可能に連携するだけでセキュリティシステムを構
築できるので、一般住宅や会社などでも容易に採用する
ことができる。また、警備保障会社などのように専従員
による24時間監視体制をとる必要がないので、システ
ム維持費も比較的安価ですむ。
【0015】また、本発明のセキュリティシステムは、
前記のセキュリティ装置を複数場所に設置し、複数の前
記セキュリティ装置のうちの少なくとも一つを中央セキ
ュリティ装置とし、前記中央セキュリティ装置と他のセ
キュリティ装置とを通信手段で互いに送受信可能に連携
した構成とすることもできる。
【0016】このような構成とすることにより、前述と
同様、隣接または散在する複数の建物のそれぞれに前記
セキュリティ装置を少なくとも一つずつ配置し、各セキ
ュリティ装置同士を通信手段で互いに送受信可能に連携
してセキュリティシステムを形成すれば、いずれかの建
物で火災発生、不法侵入者の出現または救急事故発生な
どの異常事態が起きたとき、それらの異常事態をセンサ
などが検知し、中央セキュリティ装置が配置された建物
へ異常事態発生信号が自動的に送信され、中央セキュリ
ティ装置が警報音を発するとともに異常事態内容および
異常事態発生場所が表示される。
【0017】これにより、中央セキュリティ装置が配置
された建物の住人や社員などは異常事態が起きた建物と
その内容を知ることができるので、異常事態の内容に応
じて直ちに消防署や警察へ通報したり、現場へ駆けつけ
たりして迅速に対応することができる。本発明のセキュ
リティシステムでは、異常事態発生信号は中央セキュリ
ティ装置のみに送信されるので、複数の建物のセキュリ
ティを1箇所で管轄するような場合、例えば、複数の無
人倉庫のセキュリティを一つの管理人棟で管轄するよう
な場合、あるいは集合住宅や住宅団地のセキュリティを
一つの管理人室で管轄するような場合に好適である。ま
た、前述と同様、複数のセキュリティ装置をそれぞれの
建物に配置し、これらのセキュリティ装置同士を通信手
段で互いに送受信可能に連携するだけでセキュリティシ
ステムを構築できるので、一般住宅や会社などでも容易
に採用することができる。
【0018】ここで、中央セキュリティ装置が他のセキ
ュリティ装置からの異常事態発生信号を受信したとき、
異常事態発生信号を送信したセキュリティ装置以外の他
のセキュリティ装置に異常事態発生信号を送信する中央
制御装置を設ければ、中央制御装置を経由して他のセキ
ュリティ装置へも異常事態発生信号が送信されるので、
中央セキュリティ装置が配置された場所が留守であると
きでも、他の場所からの迅速な対応が可能となる。
【0019】また、各セキュリティ装置に、火災セン
サ、侵入センサ、救急検知手段のいずれかからの検知信
号に基づいて警報を発する警報装置を設ければ、異常事
態が発生している建物などから直接的に警報を発するこ
とができるので、周囲の住人などの注意を喚起すること
ができ、被害抑制効果が向上する。
【0020】さらに、前記の通信手段として無線通信方
式を用いれば送受信用の配線が不要となるので、設置工
事が容易化され、工事期間も大幅に短縮化され、有線通
信方式を用いれば電波障害や電波到達領域による制約が
なくなるので、比較的広範囲にわたって確実に機能する
セキュリティシステムを構築することができる。なお、
無線通信方式としては小電力無線などが好適であり、有
線通信方式としては電気通信回線、光ファイバーケーブ
ルあるいは一般住宅などへ配線されている給電用の電灯
線(送電線)などを利用した通信方式などが好適であ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1実施形態であ
るセキュリティシステムを示す構成図、図2(a)は前
記セキュリティシステムを構成するセキュリティ装置の
正面図、図2(b)は前記セキュリティ装置の本体部の
側面図である。
【0022】図1に示すように、本実施形態のセキュリ
ティシステムは、比較的近接して存在する4軒の住宅2
1,22,23,24にそれぞれセキュリティ装置20
が配置され、これらのセキュリティ装置20は互いに送
受信可能な電気通信回線25によって接続されている。
【0023】セキュリティ装置20は、図2(a),
(b)に示すように、本体部26と、火災発生を検知す
る火災センサ13と、不法侵入者を検知する侵入センサ
14と、救急事故発生を検知する救急検知手段15とで
構成され、本体部26には、火災センサ13、侵入セン
サ14または救急検知手段15からの検知信号に基づい
て異常事態発生信号を送信する送信回路8と、送信回路
8と同一機能を有する他のセキュリティ装置20の送信
回路8からの異常事態発生信号を受信する受信回路7
と、受信回路7が受信する異常事態発生信号に基づいて
警報音を発する警報ブザー6と、異常事態内容を表示す
る異常内容表示ランプ2と、異常事態発生場所を表示す
る異常発生場所表示ランプ3などを備えている。
【0024】また、本体部26には、運転中に点灯する
動作表示ランプ1、警報ブザー6を停止する停止ボタン
4、機器の異常を表示する機器異常表示ランプ5、停電
時などの動作を確保するためのバッテリ9などのほか、
各種センサ入力部10、通信手段との連結部11、AC
100V電源との接続部12などが設けられている。な
お、本実施形態では救急検知手段15として、急病や人
身事故などの緊急事故が発生したときに手動操作で作動
する押しボタンスイッチを採用しているが、住人の悲鳴
や助けを呼ぶ大声などで作動する音声センサやその他の
検知手段を採用することもできる。
【0025】図1で示したように、セキュリティ装置2
0を住宅21,22,23,24に少なくとも一つずつ
配置し、火災センサ13、侵入センサ14および救急検
知手段15をそれぞれの住宅21,22,23,24の
適切な場所に配置する。この場合、火災センサ13、侵
入センサ14および救急検知手段15は必要な場所に複
数配置することができる。そして、住宅21,22,2
3,24のセキュリティ装置20同士を電気通信回線で
互いに送受信可能に接続するだけで、セキュリティシス
テムを構築することができる。
【0026】図1に示すように、例えば、住宅21で火
災発生、不法侵入者の出現または救急事故発生などの異
常事態が起きたとき、それらの異常事態は各センサ1
3,14,15のいずれかのセンサで検知され、電気通
信回路25を介して、他の住宅22,23,24に配置
されたセキュリティ装置20へ異常事態発生信号が自動
的に送信され、それぞれのセキュリティ装置20の警報
ブザー6が警報音を発するとともに、異常内容表示ラン
プ2および異常発生場所表示ランプ3に、異常事態内容
および異常事態発生場所が表示される。
【0027】これにより、近隣の住宅22,23,24
の住人は異常事態が起きた住宅21とその内容を知るこ
とができるので、異常事態の内容に応じて直ちに消防署
や警察へ通報したり、現場へ駆けつけたりして迅速に対
応することができる。
【0028】また、本実施形態のセキュリティシステム
は、セキュリティ装置20をそれぞれの住宅21,2
2,23,24に配置し、これらのセキュリティ装置2
0同士を電気通信回線20で互いに送受信可能に接続す
るだけで構築できるので、一般住宅などでも容易に採用
することができ、セキュリティ装置20を配置する住宅
の戸数にも特に制約はない。
【0029】なお、本実施形態ではセキュリティ装置2
0同士を電気通信回線25で互いに送受信可能に接続し
ているが、この方式に限定するものではなく、これらの
セキュリティ装置20同士を小電力無線などの無線通信
方式を介して連携させることもできる。また、電気通信
回線25のほか住宅21,22,23へ配線されている
給電用の電灯線(送電線)や光ファイバーケーブルなど
を利用した有線通信方式などを採用することもできる。
【0030】図3は、本発明の第2実施形態であるセキ
ュリティシステムを示す構成図である。本実施形態のセ
キュリティシステムは、図1に示すセキュリティシステ
ムと同様、住宅21,22,23,24にそれぞれセキ
ュリティ装置20が配置され、これらのセキュリティ装
置20同士が電気通信回線25を介して送受信可能に接
続され、セキュリティ装置20に、火災センサ13、侵
入センサ14、救急検知手段15からの検知信号に基づ
いて警報音および警報光を発する警報装置27を設けて
いる。
【0031】このような構成とすれば、住宅21で異常
事態が発生した場合、この住宅21の警報装置27から
直接的に警報音と警報光が発せられるので、隣接する住
宅の住人などの注意を喚起することができ、優れた被害
抑制効果が発揮される。
【0032】図4は、本発明の第3実施形態であるセキ
ュリティシステムを示す構成図である。本実施形態のセ
キュリティシステムでは、住宅21,22,23,24
にそれぞれセキュリティ装置20が配置され、これらの
セキュリティ装置20のうち住宅21に配置されたもの
を中央セキュリティ装置20aとし、中央セキュリティ
装置20aと他のセキュリティ装置20とを電気通信回
線25で互いに送受信可能に接続している。
【0033】このような構成とすれば、住宅22,2
3,24のいずれかで火災発生、不法侵入者の出現また
は救急事故発生などの異常事態が起きたとき、中央セキ
ュリティ装置20aが配置された住宅21へ異常事態発
生信号が自動的に送信され、中央セキュリティ装置20
aの警報ブザーが警報音を発するとともに異常事態内容
および異常事態発生場所が表示される。
【0034】これにより、中央セキュリティ装置20a
が配置された住宅21の住人などは異常事態が起きた住
宅とその内容を知ることができるので、異常事態の内容
に応じて直ちに消防署や警察へ通報したり、現場へ駆け
つけたりして迅速に対応することができる。本実施形態
のセキュリティシステムでは、住宅22,23,24か
らの異常事態発生信号は中央セキュリティ装置20aの
みに送信されるので、複数の住宅22,23,24のセ
キュリティを管理人が住む1カ所の住宅21で管轄する
ような場合に好適である。なお、中央セキュリティ装置
20aにより住宅24で異常事態が発生したことを知っ
た住宅21の住人が電話などでそのことを他の住宅2
2,23へ連絡すれば、住宅22,23の住人は直ちに
現地に駆けつけるなどの対応をとることができる。
【0035】図5は、本発明の第4実施形態であるセキ
ュリティシステムを示す構成図である。本実施形態のセ
キュリティシステムは、住宅21,22,23,24に
それぞれセキュリティ装置20が配置され、これらのセ
キュリティ装置20のうち住宅21に配置されたものを
中央セキュリティ装置20aとし、中央セキュリティ装
置20aと他のセキュリティ装置20とを電気通信回線
25で互いに送受信可能に接続し、中央セキュリティ装
置20aが他のセキュリティ装置20からの異常事態発
生信号を受信したとき、異常事態が発生した住宅以外の
住宅のセキュリティ装置20に異常事態発生信号を送信
する中央制御装置28を設けている。
【0036】このような構成とすれば、住宅22,2
3,24のいずれかで火災発生、不法侵入者の出現また
は救急事故発生などの異常事態が起きたとき、中央セキ
ュリティ装置20aが配置された住宅21へ異常事態発
生信号が自動的に送信され、中央セキュリティ装置20
aの警報ブザーが警報音を発するとともに異常事態内容
および異常事態発生場所が表示され、さらに中央制御装
置28を経由して他の住宅のセキュリティ装置20へも
異常事態発生信号が送信されるので、中央セキュリティ
装置20aが配置された住宅21が留守であるときで
も、他の住宅の住人による迅速な対応が可能である。
【0037】
【発明の効果】本発明により、以下に示す効果を奏す
る。
【0038】(1)火災発生を検知する火災センサと、
不法侵入者を検知する侵入センサと、救急事故発生を検
知する救急検知手段と、火災センサ、侵入センサ、救急
検知手段からの検知信号に基づいて異常事態発生信号を
送信する送信手段と、この送信手段と同一機能を有する
他の送信手段からの異常事態発生信号を受信する受信手
段と、受信手段が受信する異常事態発生信号に基づいて
警報音を発して異常事態内容および異常事態発生場所を
表示する異常事態表示手段とを備えたセキュリティ装置
を複数場所に配置し、複数のセキュリティ装置同士を通
信手段で互いに送受信可能に連携して形成することによ
り、一般住宅や会社などに容易に採用することができ、
異常事態発生時に迅速に対応することが可能となり、シ
ステム維持費も比較的安価ですむ。
【0039】(2)前記のセキュリティ装置を複数場所
に設置し、複数のセキュリティ装置のうちの少なくとも
一つを中央セキュリティ装置とし、中央セキュリティ装
置と他のセキュリティ装置とを通信手段で互いに送受信
可能に連携して形成することにより、一般住宅や会社な
どに容易に採用することができ、システム維持費も比較
的安価ですむほか、異常事態が発生したとき、中央セキ
ュリティ装置が配置された特定場所の住人などが迅速に
対応することが可能となる。
【0040】(3)前記の中央セキュリティ装置が他の
セキュリティ装置からの異常事態発生信号を受信したと
き、異常事態発生信号を送信したセキュリティ装置以外
の他のセキュリティ装置に異常事態発生信号を送信する
中央制御装置を設ければ、中央セキュリティ装置が配置
された場所が留守であるときでも、他の場所からの迅速
な対応が可能となる。
【0041】(4)前記のセキュリティ装置に、火災セ
ンサ、侵入センサ、救急検知手段からの検知信号に基づ
いて警報を発する警報装置を設ければ、異常事態が発生
している建物などから直接的に警報を発することができ
るので、周囲の住人などの注意を喚起することができ、
被害抑制効果が向上する。
【0042】(5)前記の通信手段として無線通信方式
を用いれば送受信用の配線が不要となるので、設置工事
が容易化され、工事期間も大幅に短縮化され、有線通信
方式を用いれば電波障害や電波到達領域による制約がな
くなるので、比較的広範囲にわたって確実に機能するセ
キュリティシステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態であるセキュリティシ
ステムを示す構成図である。
【図2】 (a)は図1のセキュリティシステムを構成
するセキュリティ装置の正面図、(b)はセキュリティ
装置の本体部の側面図である。
【図3】 本発明の第2実施形態であるセキュリティシ
ステムを示す構成図である。
【図4】 本発明の第3実施形態であるセキュリティシ
ステムを示す構成図である。
【図5】 本発明の第4実施形態であるセキュリティシ
ステムを示す構成図である。
【図6】 従来のセキュリティシステムの例を示す構成
図である。
【符号の説明】 1 動作表示ランプ 2 異常内容表示ランプ 3 異常発生場所表示ランプ 4 停止ボタン 5 機器異常表示ランプ 6 警報ブザー 7 受信回路 8 送信回路 9 バッテリ 10 センサ入力部 11 連結部 12 接続部 13 火災センサ 14 侵入センサ 15 救急検知手段 20 セキュリティ装置 20a 中央セキュリティ装置 21,22,23,24 住宅 25 電気通信回線 26 本体部 27 警報装置 28 中央制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 火災発生を検知する火災センサと、不法
    侵入者を検知する侵入センサと、救急事故発生を検知す
    る救急検知手段と、 前記火災センサ、前記侵入センサ、前記救急検知手段の
    いずれかからの検知信号に基づいて異常事態発生信号を
    送信する送信手段と、 前記送信手段と同一機能を有する他の送信手段からの異
    常事態発生信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信する異常事態発生信号に基づいて警
    報音を発して異常事態内容および異常事態発生場所を表
    示する異常事態表示手段とを備えたセキュリティ装置を
    複数場所に配置し、 複数の前記セキュリティ装置同士を通信手段で互いに送
    受信可能に連携させて形成したことを特徴とするセキュ
    リティシステム。
  2. 【請求項2】 火災発生を検知する火災センサと、不法
    侵入者を検知する侵入センサと、救急事故発生を検知す
    る救急検知手段と、 前記火災センサ、前記侵入センサ、前記救急検知手段の
    いずれかからの検知信号に基づいて異常事態発生信号を
    送信する送信手段と、 前記送信手段と同一機能を有する他の送信手段からの異
    常事態発生信号を受信する受信手段と、 前記受信手段が受信する異常事態発生信号に基づいて警
    報音を発して異常事態内容および異常事態発生場所を表
    示する異常事態表示手段とを備えたセキュリティ装置を
    複数場所に配置し、 複数の前記セキュリティ装置のうちの少なくとも一つを
    中央セキュリティ装置とし、 前記中央セキュリティ装置と他のセキュリティ装置とを
    通信手段で互いに送受信可能に連携させて形成したこと
    を特徴とするセキュリティシステム。
  3. 【請求項3】 前記中央セキュリティ装置が他のセキュ
    リティ装置からの異常事態発生信号を受信したとき、前
    記異常事態発生信号を送信したセキュリティ装置以外の
    他のセキュリティ装置に異常事態発生信号を送信する中
    央制御装置を設けた請求項2記載のセキュリティシステ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記セキュリティ装置に、前記火災セン
    サ、前記侵入センサ、前記救急検知手段のいずれかから
    の検知信号に基づいて警報を発する警報装置を設けた請
    求項1〜3のいずれかに記載のセキュリティシステム。
  5. 【請求項5】 前記通信手段として、無線通信方式また
    は有線通信方式を用いた請求項1または2記載のセキュ
    リティシステム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005276005A (ja) * 2004-03-26 2005-10-06 Masahiko Hoshino 生活地域防犯システム。
JP2006319590A (ja) * 2005-05-12 2006-11-24 Nec Engineering Ltd 地域警戒システム
WO2013062101A1 (ja) * 2011-10-27 2013-05-02 ホーチキ株式会社 警報連携システム及びネットワークアダプタ
CN104240414A (zh) * 2013-06-07 2014-12-24 海尔集团公司 智能开关、智能控制网络及安防场景控制方法
JP2017004063A (ja) * 2015-06-04 2017-01-05 能美防災株式会社 制御装置及び情報伝達システム

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