JP2002183863A - 安否確認システム - Google Patents

安否確認システム

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JP2002183863A
JP2002183863A JP2000382623A JP2000382623A JP2002183863A JP 2002183863 A JP2002183863 A JP 2002183863A JP 2000382623 A JP2000382623 A JP 2000382623A JP 2000382623 A JP2000382623 A JP 2000382623A JP 2002183863 A JP2002183863 A JP 2002183863A
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JP2000382623A
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Katsuyoshi Nakai
克義 中井
Takenori Nishimura
竹則 西村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 要保護者のプライバシーが守れるうえ、監視
する者の負担などを軽減できるようにする。 【解決手段】 要保護者1の生活状況を検出するライフ
センサ8と、このライフセンサ8の検出結果から要保護
者1の安否を判別する判別手段3dとを有する。そし
て、判別手段3dによって要保護者1が緊急事態になっ
ていると判別された場合に、当該緊急事態の旨のデータ
が肉親などの保護者4の携帯電話5へ送信され、保護者
4は、携帯電話5を操作して画像要求信号を公衆回線6
を介して送信する。すると、撮影手段7によって撮影さ
れた要保護者1の画像データが保護者4の携帯電話5に
送信されて、保護者4の携帯電話5の画面5aに表示さ
れる。これによって保護者4は、要保護者1の安否を画
像で確認できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者などの保護
対象となる要保護者のプライバシーを守りつつ、保護者
が要保護者の安否を画像で確認できる安否確認システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】高齢者などの一人暮らしの世帯などにお
いては、例えば緊急通報装置を家庭内に配置しておき、
急病などの緊急事態に陥った当人が、緊急通報装置の操
作ボタンを操作して、消防署や警察などに通報すること
が知られている。これでは、緊急事態に陥った当人が、
緊急通報装置を操作しなければならないため、急激に意
識を失った場合などでは通報できないおそれがある。
【0003】これに対し、例えば特開2000−998
64号公報に示すごとく、CCDカメラによって高齢者
などの要保護者を常時監視することで、緊急時に直ちに
対応できるようにしたものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記カメラによって要
保護者を常時監視するのでは、要保護者のプライバシー
が無視されるうえ、監視する者の負担などが大きいとこ
ろに問題がある。また、緊急事態が生じた場合に、この
緊急事態に至るまでの状況が確認できれば、この後の対
策などに活用できることになる。
【0005】さらに、緊急事態の場合に複数の連絡先に
連絡可能にして、要保護者が緊急事態のまま長期間放置
されないようにしておく必要がある。また、火災などの
緊急時に要保護者が対応できるようにする必要がある。
【0006】本発明の目的は、要保護者のプライバシー
が守れるうえ、監視する者の負担などを軽減できる安否
確認システムを得ることにある。本発明の目的は、要保
護者が緊急事態に至るまでの状況を確認して、この後の
対策などに活用できるようにすることにある。本発明の
目的は、要保護者が緊急事態のまま長期間放置されるこ
とを防止することにある。本発明の目的は、要保護者が
緊急事態に対して迅速に対応できるようにすることにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明が対象とする安否
確認システムは、保護者4の携帯電話5からの画像要求
信号を公衆回線6を介して受信することに応じて、撮影
手段7によって撮影された要保護者1の画像データを保
護者4の携帯電話5に送信して、保護者4の携帯電話5
に設けた画面5aに表示させることにより、保護者4が
要保護者1の安否を画像で確認できるようにしている。
ここでの携帯電話5には、公衆回線6を介して受信した
画像データを画面5aに表示できるものが該当し、画面
付きの携帯電話、画面付きのPHS(デジタル式コード
レス電話)および公衆回線6と接続可能な環境にあるP
DA(情報機器)などが該当する。公衆回線6には、通
常の有線や無線からなる電話回線およびISDN回線な
どが該当し、インターネットなども含まれる。保護者4
には、要保護者1の肉親や、介護の契約をしているホー
ムヘルパーなどが該当する。
【0008】本発明では、要保護者1の生活状況を検出
するライフセンサ8と、このライフセンサ8の検出結果
から要保護者1の安否を判別する判別手段3dとを有し
ている。そして、判別手段3dによって要保護者1が緊
急事態になっていると判別された場合には、当該緊急事
態の旨のデータを保護者4の携帯電話5へ送信するよう
になっている。ここでの要保護者1が緊急事態になって
いる旨のデータには、当該緊急事態の状況などを示す文
章(メールファイル)のデータや、当該前記緊急事態の
旨を音声で報知するための音声データなどが該当する。
緊急事態には、要保護者1が急病などで動けない場合
や、要保護者1の住居2に火災が生じた場合や、要保護
者1の住居2に侵入者があった場合などが該当する。
【0009】さらに具体的に説明すると、撮影手段7に
よって撮影された要保護者1の画像データを公衆回線6
を介して支援手段10へ送信するようになっている。支
援手段10は、前記画像データを保存することで、保護
者4の携帯電話5からの履歴要求信号の受信に応じて、
前記保存された画像データを保護者4の携帯電話5へ送
信するようにしてある。ここでの支援手段10には、所
定の支援センター9などに設けたホストコンピュータな
どが該当する。
【0010】要保護者1が緊急事態になっている旨のデ
ータを保護者4の携帯電話5へ送信できない場合には、
予め設定された連絡先11に前記緊急事態の旨のデータ
を送信するものとすることができる。ここでの送信でき
ない場合には、保護者4の携帯電話5の電源スイッチが
オフになっている場合や、保護者4の携帯電話5が通信
可能なエリアの外側に位置している場合などが該当す
る。要保護者1が緊急事態になっている旨のデータに
は、前述のメールファイルのデータや音声データなどが
該当する。連絡先11には、肉親や近親者などの住居あ
るいは勤め先、および介護の契約をしているホームヘル
パーや病院などが該当する。
【0011】また、要保護者1が緊急事態になっている
旨のデータを保護者4の携帯電話5へ送信したのち、予
め設定された所定時間が経過するまでに、保護者4の携
帯電話5から画像要求信号が送信されてこない場合に
は、前述と同様に連絡先11に前記緊急事態の旨のデー
タを送信するものとすることができる。ここでの画像要
求信号が送信されてこない場合には、携帯電話5が留守
番電話になっている場合などが該当する。
【0012】連絡先11からの画像要求信号を受信する
ことで、撮影手段7によって撮影された要保護者1の画
像データを連絡先11へ送信するものとすることができ
る。また、判別手段3dによって要保護者1が緊急事態
になっていると判別された場合には、当該緊急事態の旨
が要保護者1に対して報知されるものとすることができ
る。
【0013】
【発明の作用効果】本発明の安否確認システムによれ
ば、判別手段3dによって要保護者1が緊急事態になっ
ていると判別された場合には、当該緊急事態の旨のデー
タが保護者4の携帯電話5へ自動的に送信されるので、
保護者4が要保護者1から離れた場所にいることで要保
護者1を監視できなくても、保護者4は、要保護者1が
緊急事態になっているおそれがあるときには、これを確
実に知ることができる。
【0014】そして、保護者4は、携帯電話5で画像要
求信号を送信することで、撮影手段7によって撮影され
た要保護者1の画像を携帯電話5の画面5aに表示させ
て、要保護者1の安否を画像で確認できる。この画像に
よって要保護者1の緊急事態を保護者4が確認した場合
には、保護者4は、消防署や警察などに通報することで
要保護者1の緊急事態に迅速に対応できることになる。
また、前記画像から要保護者1が無事な状態であること
が確認できた場合には、保護者4は、要保護者1が無事
であるとの安心感を得ることなどができることになる。
【0015】つまり、保護者4が要保護者1の緊急事態
に的確に対応できながら、要保護者1を常に監視しなく
ても済む分だけ保護者4の負担が軽減される。しかも、
要保護者1の画像を見る保護者4は、要保護者1の肉親
などの要保護者1との関係が深い者がなるので、要保護
者1のプライバシーを確実に守ることができる。このう
えで、システムが複雑でない分だけ低コスト化を図れ
る。
【0016】支援手段10に前記要保護者1の画像デー
タを保存しておき、この保存された画像データが保護者
4の携帯電話5へ送信されるようにすると、要保護者1
に緊急事態が生じた場合に、この緊急事態に至るまでの
状況が保存された画像データで確認することができ、こ
の後の対策などに活用できることになる。
【0017】要保護者1が緊急事態になっている旨のデ
ータを保護者4の携帯電話5へ送信できない場合や、こ
の緊急事態の旨のデータを保護者4の携帯電話5へ送信
しても保護者4の携帯電話5から画像要求信号が送信さ
れてこない場合に、連絡先11に前記緊急事態の旨のデ
ータを送信することで、要保護者1が緊急事態のまま長
期間放置されることを確実に防止できる。
【0018】撮影手段7によって撮影された要保護者1
の画像データが連絡先11へ送信されるようにすると、
連絡先11で要保護者1の安否を画像で確認できて、要
保護者1の緊急事態に迅速に対応できることになる。
【0019】判別手段3dによって要保護者1が緊急事
態になっていると判別された場合に、当該緊急事態の旨
が要保護者1に対して報知されると、要保護者1が緊急
事態に対して迅速に対応できることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1および図2は、本発明に係る
安否確認システムを例示している。安否確認システム
は、図1に示すごとく高齢者や幼児などの要保護者1の
住居2に配置される監視装置3を有している。監視装置
3は、要保護者1の肉親などの保護者4が携帯する画面
5a付き携帯電話5などに対して公衆回線6を介して通
信可能になっている。そして、監視装置3は、要保護者
1が緊急事態になっている場合に、その旨を保護者4の
携帯電話5などに送信して報知し、またCCDカメラな
どの撮影手段7によって撮影された要保護者1の画像デ
ータを保護者4の携帯電話5などに送信するようになっ
ている。
【0021】つまり、監視装置3は、図2に示すごと
く、図1の撮影手段7やライフセンサ8などと無線通信
するための宅内通信部3aと、保護者4の携帯電話5の
電話番号などの各種データや制御プログラムなどを記憶
する記憶部3bと、公衆回線6を介して保護者4の携帯
電話5などと通信するための宅外通信部3cと、ライフ
センサ8の検出結果などに基づいて要保護者1の安否を
判別するとともに、監視装置3の各部を制御する制御部
(判別手段)3dなどを有している。撮影手段7やライ
フセンサ8などと宅内通信部3aとは有線で通信しても
よい。
【0022】撮影手段7は、要保護者1の寝室や居間な
どの住居2内に配置されるようになっており、住居2内
に1台または複数台が配置される。ライフセンサ8は、
要保護者1の生活状況を検出するものであり、例えば要
保護者1の寝室や浴室や冷蔵庫などのドアに設けて、こ
れらのドアの開閉を検出するドアセンサ8aや、要保護
者1の寝室などに配置される緊急ボタン8bや、煙感知
器などの火災センサ8cや、侵入者を検出する防犯セン
サ8dなどが該当する。
【0023】そして、監視装置3は、ライフセンサ8の
検出結果から要保護者1の緊急事態を判別した場合に
は、保護者4の携帯電話5に自動的にダイヤルするなど
して、要保護者1が緊急事態になっている旨のデータを
送信して音声などで報知する。例えば、監視装置3は、
ドアセンサ8aによって前記寝室のドアの開閉が長時間
(例えば12時間以上)検出されない場合には、要保護
者1が急病などで動けずに寝室から出られないような緊
急事態であると判別して、前記報知を行なうことにな
る。
【0024】この報知としては、保護者4の携帯電話5
に、例えばインターネットを介して前記緊急事態の状況
にある旨のメールファイルを送信して、当該携帯電話5
の画面5aに表示させたり、あるいは通常の電話回線を
介して前記緊急事態の旨を音声で報知したりすることに
なる。監視装置3は、火災センサ8cによって火災が検
出された場合や、防犯センサ8dによって侵入者が検出
された場合などにも、要保護者1が緊急事態になってい
ると判断して前記報知を行なうことになる。
【0025】保護者4は、前記報知を受信した場合に
は、携帯電話5を操作して画像要求信号を監視装置3へ
送信する。すると監視装置3は、画像要求信号を受信す
ることで、撮影手段7によって撮影されている画像デー
タを公衆回線6を介して保護者4の携帯電話5へ送信す
る。この送信された画像データは、保護者4の携帯電話
5の画面5aに表示される。なお、保護者4は、携帯電
話5を操作して画像要求信号を監視装置3へ送信するこ
とで、何時でも前記画像データを受信することができ
る。
【0026】また、監視装置3は、所定の支援センター
9などに設けたホストコンピュータ(支援手段)10と
公衆回線(インターネット)6を介してデータ通信可能
になっており、このホストコンピュータ10に、前記撮
影手段7で撮影した画像データやライフセンサ8の検出
結果などを所定時間毎(例えば5分毎)に送信するよう
になっている。
【0027】ホストコンピュータ10は、前記画像デー
タやライフセンサ8の検出結果などを保存する。また、
ホストコンピュータ10は、保護者4の携帯電話5での
操作によって送信された履歴要求信号を受信すること
で、前記保存している画像データを保護者4の携帯電話
5へ送信する。この画像データは、予め設定された所定
時間(例えば1時間)の分だけ保存されており、保護者
4は、所定時間前の画像から現在の画像までを携帯電話
5の画面5aに表示させることができる。なお、ホスト
コンピュータ10は、所定時間よりも前に受信した画像
データを消去するが、保護者4が携帯電話5を操作する
ことによって、監視装置3が、緊急事態のときの画像デ
ータを一定時間、継続的に、且つ、随時にホストコンピ
ュータ10に送信し、この画像データをホストコンピュ
ータ10に保存させ、さらに必要な期間だけ保管させる
ことができるようになっている。
【0028】監視装置3は、肉親や近親者などの住居あ
るいは勤め先などの所定の連絡先11のコンピュータ1
2などと公衆回線(インターネット)6を介してデータ
通信可能になっており、この連絡先11のコンピュータ
12に前記撮影手段7で撮影した画像データなどを送信
可能になっている。つまり、監視装置3は、保護者4の
携帯電話5へダイヤルしてもつながらない場合や、前記
緊急事態の旨のデータを保護者4の携帯電話5へ送信し
たのち、予め設定された所定時間(例えば2分間)が経
過しても保護者4の携帯電話5からの画像要求信号を受
信しない場合などには、例えば、連絡先11に自動的に
ダイヤルして、要保護者1が緊急事態になっている旨の
データを送信して音声などで報知する。これにより、緊
急事態の要保護者1が長期間放置されることを防いでい
る。連絡先11は、介護の契約をしているホームヘルパ
ーや病院などであってもよい。
【0029】前記緊急事態の旨を受信した連絡先11
は、画像要求信号を監視装置3へ送信することで、前記
画像データを監視装置3から受信してコンピュータ12
のディスプレイ12aなどに表示させて、要保護者1の
安否を画像で確認する。また、連絡先11は、ホストコ
ンピュータ10へインターネットなどを介して履歴要求
信号を送信して、ホストコンピュータ10に保存されて
いる画像データを受信してディスプレイ12aに表示さ
せることができる。連絡先11は、画像要求信号を監視
装置3へ送信することで、何時でも前記画像データを監
視装置3から送信させることができる。前記報知を受け
る連絡先11は、1個所または複数個所が設定される。
【0030】監視装置3は、前記要保護者1の緊急事態
の場合には、要保護者1の寝室などに設けたスピーカな
どから音声によって緊急事態の旨を報知する。即ち、火
災などの緊急事態の場合に要保護者1に対して報知する
ことで、要保護者1が避難や消火などを迅速に行なえる
ようにしている。
【0031】次に、前記安否確認システムの使用例につ
いて具体的に説明する。監視装置3は、ライフセンサ8
の検出結果から要保護者1が緊急事態になっているか否
かを常に判別しており、例えば、要保護者1の寝室のド
アが12時間以上も開閉されないときには、要保護者1
が緊急事態であると判別して保護者4の携帯電話5にダ
イヤルする。
【0032】そして、監視装置3は、保護者4の携帯電
話5につながると、要保護者1が緊急事態である旨の報
知を音声などで行なう。この報知は、前述したようにイ
ンターネットを介して緊急事態の状況にある旨のメール
ファイルを送信することで行なうことも可能である。こ
の報知を受けたのち、保護者4は、画像要求信号を監視
装置3へ送信して、撮影手段7によって撮影されている
現在の画像を保護者4の携帯電話5の画面5aに表示さ
せて、この表示された画像から要保護者1の状態を確認
する。この際、要保護者1が、例えば就眠しているだけ
の平静な状態であれば、保護者4は、要保護者1が無事
であると判断して監視装置3との通信を解除する。この
後、保護者4は、安心感を得るために、要保護者1に電
話をかけるなどして要保護者1が無事である旨の再確認
を行なうことも可能である。
【0033】一方、保護者4は、前記表示された画像か
ら要保護者1が急病などの緊急事態であると判断した場
合には、消防署や病院などの救急機関13に通報して救
急車などの手配を行なうことになる。また、保護者4
は、前記画像から侵入者などを確認した場合には警察に
通報することになる。この場合、保護者4は、撮影手段
7によって撮影された画像データを前述のようにホスト
コンピュータ10に保存、保管させるべく、監視装置3
に対して指示することができ、これによってホストコン
ピュータ10に保存した画像などを保護者4の携帯電話
5の画面5aに表示させて、この表示画像から侵入者な
どを警察に提示したり、当該画像ファイルを警察に提出
したりすることが可能になる。
【0034】監視装置3は、前記保護者4の携帯電話5
にダイヤルしても、保護者4の携帯電話5につながらな
い場合や、保護者4の携帯電話5が留守番電話などにな
っていることで、所定時間が経過しても画像要求信号を
受信できない場合などには、連絡先11にダイヤルし
て、要保護者1が緊急事態になっている旨の報知を行な
う。この報知は、前述と同様にメールファイルを送信す
ることで行なうことも可能である。なお、前記保護者4
の携帯電話5が留守番電話になっている場合には、監視
装置3は、当該電話に対して、要保護者1が緊急事態で
ある旨を音声で録音する。
【0035】この報知を受けた連絡先11では、前述の
保護者4と同様に、画像要求信号を監視装置3へ送信し
て現在の画像をコンピュータ12のディスプレイ12a
に表示させる。そして、連絡先11では、この表示され
た画像から要保護者1の状態を確認して、要保護者1が
急病などの緊急事態であると判断した場合には、前述の
ように救急機関13などに通報することになる。なお、
監視装置3は、当該連絡先11にダイヤルしてもつなが
らない場合や、所定時間が経過しても画像要求信号が受
信されない場合には、他の連絡先にダイヤルすることに
なる。
【0036】監視装置3は、前記保護者4の携帯電話5
につながらない場合や、所定時間が経過しても画像要求
信号を受信できない場合などには、例えば、一定時間が
経過したのちに、再度、保護者4の携帯電話5にダイヤ
ルすることも可能である。この操作は、保護者4もしく
は連絡先11が画像要求信号を監視装置3へ送信するな
どを行なうまでは解除されず、この解除が行なわれるま
で、例えば一定時間毎に繰り返される。
【0037】このように、要保護者1が緊急事態の場合
には、監視装置3によって肉親などの保護者4に報知さ
れ、保護者4は、画像によって要保護者1の安否を確認
できるので、要保護者1の緊急事態に適正に対応できる
うえ、要保護者1の状態は、保護者4である肉親などに
しか見られないため、要保護者1のプライバシーを確実
に守ることができる。しかも保護者4に報知できない場
合には、連絡先11に自動的に報知されるので、要保護
者1が緊急事態のまま、長期間放置されることが確実に
防止できる。
【0038】徘徊する老人や幼児などの要保護者1に、
所定の電波を発信するセンサをライフセンサ8として装
着させる。そして、この要保護者1が住居2から無断で
離れたことで、監視装置3の宅内通信部3aがセンサの
電波を検知できなくなった場合に要保護者1が緊急事態
であると判別して、保護者4の携帯電話5に報知するこ
とも可能である。この場合、保護者4は、監視装置3か
ら送信された現在の画像から要保護者1が住居2内にい
ないことを確認して、警察などに要保護者1の捜索を依
頼することになる。また、住居2の玄関などに前記セン
サの電波を検知する検知装置を設けて、これによって監
視装置3が、要保護者1が住居2から無断で離れること
を判別できるようにしてもよい。
【0039】前記説明では、要保護者1として高齢者や
幼児などを例示したが、本発明の安否確認システムは、
犬や猫などのペットであっても適用できる。この場合、
監視装置3が、保護者4の携帯電話5での操作に応じて
給水機や給餌機などを作動するようにしてもよい。ま
た、要保護者1が幼児などの場合には、幼児などが操作
すると危険なガスコンロなどにセンサを設けて、ガスコ
ンロなどが操作されたときに緊急事態として保護者4の
携帯電話5に報知するようにしてもよい。
【0040】監視装置3もしくはホストコンピュータ1
0に、要保護者1の住所、既往症および持病などの要保
護者1に関するデータを記憶させておくことも可能であ
る。この場合、要保護者1が緊急事態の際に、保護者4
の携帯電話5や連絡先11での操作などに応じて、監視
装置3もしくはホストコンピュータ10が前記要保護者
1に関するデータを救急機関13などに送信することが
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安否確認システムを示すブロック
構成図である。
【図2】本発明に係る監視装置図1のブロック構成図で
ある。
【符号の説明】
1 要保護者 3 監視装置 3d 制御部 4 保護者 5 携帯電話 5a 画面 6 公衆回線 7 撮影手段 8 ライフセンサ 10 ホストコンピュータ 11 連絡先
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 竹則 大阪府大阪市浪速区桜川3丁目6番23号 802 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA25 BB21 BB72 DD03 DD24 EE15 EE20 FF01 FF04 FF23 GG20 GG66 GG70 GG83 5K067 AA21 BB04 DD52 EE02 FF02 FF23 5K101 KK14 KK19 LL12 MM07 NN06 NN18 NN21 PP03 RR12

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保護者4の携帯電話5からの画像要求信
    号を公衆回線6を介して受信することに応じて、撮影手
    段7によって撮影された要保護者1の画像データを保護
    者4の携帯電話5に送信して、保護者4の携帯電話5に
    設けた画面5aに表示させることにより、保護者4が要
    保護者1の安否を画像で確認できるようにした安否確認
    システムであって、 要保護者1の生活状況を検出するライフセンサ8と、こ
    のライフセンサ8の検出結果から要保護者1の安否を判
    別する判別手段3dとを有しており、 判別手段3dによって要保護者1が緊急事態になってい
    ると判別された場合には、当該緊急事態の旨のデータを
    保護者4の携帯電話5へ送信することを特徴とする安否
    確認システム。
  2. 【請求項2】 撮影手段7によって撮影された要保護者
    1の画像データを公衆回線6を介して支援手段10へ送
    信するようになっており、 支援手段10は、前記画像データを保存することで、保
    護者4の携帯電話5からの履歴要求信号の受信に応じ
    て、前記保存された画像データを保護者4の携帯電話5
    へ送信する請求項1記載の安否確認システム。
  3. 【請求項3】 要保護者1が緊急事態になっている旨の
    データを保護者4の携帯電話5へ送信できない場合に
    は、予め設定された連絡先11に前記緊急事態の旨のデ
    ータを送信する請求項1又は2記載の安否確認システ
    ム。
  4. 【請求項4】 要保護者1が緊急事態になっている旨の
    データを保護者4の携帯電話5へ送信したのち、予め設
    定された所定時間が経過するまでに、保護者4の携帯電
    話5から画像要求信号が送信されてこない場合には、予
    め設定された連絡先11に前記緊急事態の旨のデータを
    送信する請求項1又は2記載の安否確認システム。
  5. 【請求項5】 連絡先11からの画像要求信号を受信す
    ることで、撮影手段7によって撮影された要保護者1の
    画像データを連絡先11へ送信する請求項3又は4記載
    の安否確認システム。
  6. 【請求項6】 判別手段3dによって要保護者1が緊急
    事態になっていると判別された場合に、当該緊急事態の
    旨が要保護者1に対して報知される請求項1又は2又は
    3又は4又は5記載の安否確認システム。
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