JP2003065976A - X線異物検出装置 - Google Patents

X線異物検出装置

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JP2003065976A JP2001259849A JP2001259849A JP2003065976A JP 2003065976 A JP2003065976 A JP 2003065976A JP 2001259849 A JP2001259849 A JP 2001259849A JP 2001259849 A JP2001259849 A JP 2001259849A JP 2003065976 A JP2003065976 A JP 2003065976A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収容体内での被検査物の相対面積が小さく、
複数個収容される場合であっても、被検査物の欠品を正
確に検出でき、装置の信頼性を向上できること。 【解決手段】 欠品検出部17の閾値設定部17aに
は、被検査物WのX線透過量に対する所定の閾値が設定
され、被検査物抽出部17bでは、X線検出器3から出
力されるX線透過量のデータから閾値より低い被検査物
Wの領域を画素数のカウントにより面積として求める。
欠品判断部17cは、得られた面積を基準面積と比較
し、被検査物Wの面積が低い場合には不良品であると判
断する。これにより収容体Tの大きさに対し被検査物W
の相対面積が小さく複数個収容される場合であっても、
被検査物Wの欠品や欠損等を検出でき、正確な不良品検
出が行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば生肉、魚、
加工食品、医薬などの各品種の被検査物に対し、X線を
曝射したときのX線の透過量から被検査物中の異物を検
出するX線異物検出装置に関し、特に被検査物の不良品
を正確に検出できるX線異物検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線異物検出装置は、搬送ライン上を順
次搬送されてくる各品種の被検査物(生肉、魚、加工食
品、医薬など)にX線を曝射し、この曝射したX線の透
過量から被検査物中に金属、ガラス、石、骨などの異物
が混入しているか否かを検出する装置である。
【0003】図6はこの種の従来のX線異物検出装置を
示す斜視図である。図示のようにコンベア50上を被検
査物Wが搬送されて行く途中位置にX線発生器51と、
X線検出器52が対向配置される。X線発生器51は搬
送中の被検査物WにX線を曝射し、X線検出器52は被
検査物Wを透過したX線の透過量に応じた電気信号(X
線透過データ)を出力する。図示しない処理手段はこの
X線の透過量に基づき、異物の混入の有無を判断する。
【0004】図7は、被検査物WのX線透過画像を示す
図である。図7(a)に示すように、トレイや包装フィ
ルム等の収容体T内に被検査物Wが収容された状態でX
線検出される。この種X線異物検出装置は、被検査物W
内における異物の混入の有無を判断する前処理の段階で
収容体T内での被検査物Wの有無を検出して欠品(不良
品)判別を行うものがある。
【0005】この欠品判断処理は、処理手段が画像処理
を実行して判断する。画像処理部には、図示のように、
収容体T上における被検査物Wの収容位置を想定した座
標軸位置に欠品検出用マスク領域Mが予め設定される。
そして、入力され図示のように画像展開した被検査物W
と、欠品検出用マスク領域Mを重ねて、この欠品検出用
マスク領域Mの位置上に被検査物Wが存在していれば正
常、存在していなければ欠品と判断し、欠品(不良品)
の旨の信号を外部出力するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
欠品判断処理では、上記欠品検出用マスク領域M部分に
完全に被検査物Wが重ならなければ被検査物Wが欠品で
あると判断していたため、場合によっては被検査物Wが
収容体T上に存在していても欠品であると誤判断するこ
とがあった。
【0007】この欠品検出用マスク領域Mは、装置の操
作者によって所定の座標軸位置上に所定の範囲を有して
設定される。この際、操作者は収容体T上での被検査物
Wの移動(位置ズレ)を考慮して座標軸位置と範囲を設
定していた。簡単に説明すると、収容体Tの大きさ(面
積)に対し被検査物Wの大きさが1/4以上の大きさを
有しているとき、収容体T内で被検査物Wが移動しても
必ず被検査物Wが存在する位置が発生する。この位置を
想定して座標軸位置と範囲を設定していた。
【0008】このため、図7(b)に示すように、X線
異物検出装置50で被検査物Wを検査した際に、収容体
T上で被検査物Wの位置が移動した状態となり、欠品検
出用マスク領域Mの一部が被検査物Wの外側に位置する
と欠品であると誤判断されてしまう。このように、従来
は欠品検出用マスク領域Mの設定に経験や勘が必要であ
り、欠品と誤判断する事が多かった。
【0009】これを解消すべく、図8(a)に示すよう
に、マスク領域Mを大きくすることが考えられる。しか
し、単にマスク領域Mを大きくすると、収容体Tの面積
に対して被検査物Wの面積が小さい場合、マスク領域M
の面積に対する被検査物Wの面積(相対面積)が小さく
なる。上記前提において、正常品ならば収容体T内に被
検査物Wが複数個(W1,W2)収容される場合、収容
体T内に被検査物Wが2個収容された場合と、1個のみ
収容された(1個欠品)場合とでは、相対面積で大きな
相違が得られなくなる。
【0010】これにより、図8(b)に示すように1個
欠品の発生があってもこれを検出できなくなる問題が生
じる。特に、被検査物Wの大きさが収容体Tに対する割
合が小さく複数個収容された製品(例えば袋入りのスコ
ッチエッグ等)で上記問題を発生していた。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、収容体内での被検査物の相対面積が小さく、
複数個収容される場合であっても、被検査物の欠品を正
確に検出でき、装置の信頼性を向上できるX線異物検出
装置の提供を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のX線異物検出装置は、収容体(T)に収容
された被検査物(W)にX線を曝射し、このX線の曝射
に伴って前記被検査物を透過してくるX線の透過量から
前記被検査物中の異物の有無を検出するX線異物検出装
置(1)において、前記収容体内部の被検査物のX線透
過量に対し所定の閾値を設定する閾値設定部(17a)
と、被検査物上でのX線透過量が前記閾値より低い領域
の面積を求める被検査物抽出部(17b)と、前記得ら
れた被検査物の面積を予め設定された基準面積と比較
し、被検査物の面積が基準面積を越えれば収容体内での
被検査物が正常であると判断し、被検査物の面積が基準
面積より低い場合には収容体内での被検査物が不良品で
あると判断する欠品判断部(17c)とを備えたことを
特徴とする。
【0013】また、前記閾値設定部(17a)には、異
なる複数の値の閾値を設定し、前記被検査物抽出部(1
7b)は、X線透過量が各閾値より低い被検査物上での
面積をそれぞれ求め、前記欠品判断部(17c)は、各
閾値別に得られた全ての被検査物の合計の面積を予め設
定された閾値別の合計の基準面積と比較し、各閾値別の
全ての被検査物の合計の面積が全て対応する合計の基準
面積を越えた場合のみ収容体内の被検査物が正常である
と判断する構成にもできる。
【0014】また、前記被検査物抽出部(17b)は、
X線透過量が前記閾値より低い面積を対応する画素数の
カウントで得る構成にできる。
【0015】また、前記欠品判断部(17c)は、前記
被検査物抽出部(17b)で得られた被検査物(W)の
形状に基づき、該被検査物の形状不良を判定する構成に
できる。
【0016】また、前記欠品判断部(17c)は、前記
被検査物抽出部(17b)で得られた被検査物(W)の
検出位置に基づき、該被検査物の個数を検出可能な構成
にできる。
【0017】また、前記欠品判断部(17c)は、前記
複数の閾値によって得られる閾値別の面積に基づき、被
検査物(W)内でX線透過量の異なる内容物(F)の欠
損、欠品等を検出可能な構成にもできる。
【0018】上記構成によれば、閾値設定部17aは、
被検査物WのX線透過量に対して所定の閾値を設定す
る。被検査物抽出部17bは、閾値より低いX線透過量
の被検査物Wの領域の面積を求める。欠品判断部17c
は、予め定めた基準面積と得られた被検査物Wの面積を
比較し小さい場合に不良であると判断する。これによ
り、収容体T内での被検査物Wの面積の割合が小さな場
合であっても、被検査物Wの欠損、欠品等を正確に検出
でき、正確な不良品検出が行える。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はX線異物検出装置の外観を
示す斜視図である。X線異物検出装置1は、搬送ライン
の一部に設けられ、所定間隔をおいて順次搬送されてく
る被検査物W中(表面も含む)に混入される異物の有無
を検出する。このX線異物検出装置1は、搬送部3と異
物検出部4とが装置本体1a内部に設けられ、表示器7
が装置本体1aの前面上部に設けられている。
【0020】搬送部3は、例えば生肉、魚、加工食品、
医薬などの各品種の被検査物Wを搬送するもので、この
実施形態では被検査物Wがトレイや包装フィルム、箱等
の収容体Tに収容された状態で搬送されるようになって
いる。この搬送部3は、装置本体1aに対して水平に配
置されたベルトコンベアで構成される。搬送部3は、駆
動モータ6の駆動により予め設定された所定の搬送速度
で搬入口3aから搬入された被検査物Wを搬出口3b側
(図中搬送方向X)に向けて搬送させる。
【0021】異物検出部4は、搬送される被検査物Wを
搬送路途中において異物を検出するもので、搬送部3の
上方に所定高さ離れて設けられるX線発生器8と、搬送
部3内にX線発生器8と対向して設けられるX線検出器
9を備えて構成される。
【0022】X線発生器8は、金属製の箱体11内部に
設けられる円筒状のX線管12を不図示の絶縁油により
浸漬した構成であり、X線管12の陰極からの電子ビー
ムを陽極ターゲットに照射させてX線を生成している。
X線管12は、その長手方向が被検査物Wの搬送方向X
と直交する方向(Y方向)に設けられている。X線管1
2により生成されたX線は、下方のX線検出器9に向け
て、長手方向に沿った不図示のスリットにより略三角形
状のスクリーン状にして曝射するようになっている。
【0023】X線検出器9は、被検査物Wに対してX線
が曝射されたときに、被検査物Wを透過してくるX線を
検出し、この検出したX線の透過量に応じた電気信号を
出力している。このX線検出器9は、搬送部3上を搬送
される被検査物Wの搬送方向Xと直交するY方向に沿っ
て設けられる。このX線検出器9には、ライン状に配列
された複数のフォトダイオードと、フォトダイオード上
に設けられたシンチレータとを備えたアレイ状のライン
センサが用いられる。
【0024】このような構成によるX線検出器9では、
被検査物Wに対してX線発生器8からX線が曝射された
ときに、被検査物Wを透過してくるX線をシンチレータ
で受けて光に変換する。さらにシンチレータで変換され
た光は、その下部に配置されるフォトダイオードによっ
て受光される。そして、各フォトダイオードは、受光し
た光を電気信号に変換して出力する。このX線検出器9
は、受けたX線の強さに対応したレベルを有した電気信
号を処理手段13に出力する。
【0025】図2は、同装置の電気的構成を示すブロッ
ク図である。処理手段13は、CPU等及びメモリ等で
構成され、X線検出器9からX線透過のデータが入力さ
れる。このX線透過のデータは図示しないA/D変換部
でA/D変換された後、データメモリ14に格納され
る。データメモリ14には、例えば1ライン(Y方向)
あたり上記640個のX線透過のデータが、少なくとも
搬送される被検査物W(収容体T)の搬送方向Xの長さ
(前端〜後端までの検出期間)に対応した所定ライン数
(例えば480ライン)が格納される。処理手段13
は、このデータに基づき被検査物Wに対する異物混入を
検査処理する。
【0026】搬送部3には被検査物Wを含む収容体Tを
検出する投受光センサ等の位置検出器10が設けられ
る。処理手段13は、この位置検出器10の出力を受け
て収容体Tの先端が投受光位置を遮蔽した時期の出力を
開始トリガとして用い、遮蔽している期間が被検査物W
の長さ(収容体Tの検出期間)であると判断し、データ
メモリ14に各被検査物W単位のX線透過のデータを取
り込むようになっている。
【0027】検査処理内容としては、被検査物Wを透過
したX線の透過レベルに応じた電気信号に基づいて被検
査物W中に金属、ガラス、石、骨などの異物が混入され
ているか否かの判別を行う。基本原理としては、異物に
よりX線が透過しない状態が生じた場合、即ち、X線透
過量の値が低い場合に異物混入と判別し選別信号等を外
部出力する。また、入力データを直接画像展開した画像
データを画像処理部16を介して表示器7の表示部15
に出力する。
【0028】この処理手段13は、上記異物混入に係る
不良品判別の処理に先立ち、収容体T内での被検査物W
の有無(欠品)を判別する欠品検出部17が設けられ
る。この欠品検出部17は、画像処理部16における画
像処理に関する1機能である。
【0029】この欠品検出部17は、閾値設定部17
a、被検査物抽出部17b、欠品判断部17cを有す
る。閾値設定部17aには、被検査物WのX線透過量に
所定の値の閾値が設定される。この閾値は、1つあるい
はX線透過量が異なる値の2つが設定される。
【0030】図3は、閾値を説明するための図である。
図3(a)には、収容体T、被検査物Wが図示されてい
る。収容体Tは、搬送部3の搬送時に先端が位置検出器
10を遮った開始トリガの信号入力時期を基準位置RF
として画像展開される。図3(b)は、閾値を示す図で
ある。被検査物WのX線透過量に対し図示の例では値が
異なる2つの閾値L1,L2が設定されている。
【0031】被検査物抽出部17bは、被検査物WのX
線透過画像の面積を抽出する。収容体Tと被検査物Wは
X線透過量が異なり、一般的に被検査物Wの方がX線透
過量が低い。被検査物抽出部17bは、上記閾値L1、
L2に基づき、それぞれの閾値を越えた被検査物Wの画
素数を求める。便宜上「閾値を越えた」と説明したが、
実際には、X線透過量が閾値より低い側の被検査物Wの
画素数をカウントすることを指している。
【0032】例えば、図3(b)では、被検査物WのX
線透過量が閾値L1を越えた部分で幅H1の分の画素が
カウントされ、閾値L2を越えた部分で幅H2の分の画
素がカウントされる。同図では便宜的に幅方向として説
明をしたが、同時に長さ方向についても閾値L1,L2
を越えた部分が生じており、これら閾値L1,L2を越
えた画素数をカウントして得る。
【0033】被検査物Wの形状やX線透過率の相違によ
り、閾値L1,L2を用いて得られる被検査物Wの面積
は異なり、これを利用して被検査物Wの欠品や潰れ等を
検出できる。
【0034】図3(c)に示す例では、被検査物Wは、
X線透過量が高い側の閾値L1を越えた幅H1で所定面
積の画素を得ることができる。しかし、この被検査物W
は、X線透過量が低い閾値L2側は越えておらず閾値L
2側での面積は得られず0となった場合が示されてい
る。閾値L1,L2は、被検査物Wの種類に合わせてい
ずれも越えるよう設定した場合において、一方の閾値L
2側を越えない時には、被検査物WがX線透過状態が異
常であり、製品不良の判断に用いることができる。
【0035】図3(d)に示す例では、被検査物Wは、
閾値L1,L2とも越えており、X線透過状態に関して
は問題なく正常となる。同図においては、閾値L1によ
り幅H1が得られる。閾値L2により幅H2が得られ
る。これら幅H1,H2が小さい場合、長さによって得
られる面積の大きさを判断することができる。例えば、
被検査物Wが潰されて形状が変形すると、図示のよう
に、幅H1、H2が小さくなる。これら幅H1、H2が
小さくなると、被検査物Wの潰れを検出でき、製品不良
の判断に用いることができる。
【0036】なお、詳細には図示しないが、表示部15
等に表示される画像展開後のX線透過画像は、X線透過
量に合わせて表示濃度が異なる。
【0037】欠品判断部17cに、被検査物Wの種類に
対応して予め閾値L1、L2別にそれぞれ基準となる基
準面積R1,R2が設定されている。この基準面積R
1、R2に対して、被検査物Wを1個ずつX線検査した
際に得られた面積を比較していずれか一方でも基準面積
を超えない場合に、被検査物Wの欠品(製品異常)であ
ると判断する。
【0038】次に、上記構成によるX線異物検出動作に
ついて説明する。上記のように構成されるX線異物検出
装置1では、被検査物Wが搬送部3の搬入口3aより搬
入されると、その搬送過程において被検査物WにX線発
生器8からX線が曝射される。このX線の曝射に伴って
被検査物Wを透過してくるX線はX線検出器9によって
検出される。
【0039】そして、処理手段13は、X線検出器9に
よって検出されたX線透過量を示す電気信号に基づいて
被検査物W中に異物が混入している否かを判別し、この
判別結果から良品又は不良品を示す選別信号などを外部
出力する。具体的には、検出された被検査物WのX線透
過量が異物検出用として設定した閾値を越えた場合に、
異物混入であると判断する。この閾値は、上記欠品検出
用の閾値L1、L2に比してX線透過量がより低い値で
あり、X線透過量が低くこの異物検出用の閾値を下回っ
た場合に金属等の異物が混入されたと判断する。そし
て、上記検査を終えた被検査物Wは、処理手段13から
出力される選別信号に応じて良品と不良品とに選別され
る。
【0040】また、処理手段13の画像処理部16は、
X線検出器9が出力したX線透過量を示す画像データを
表示部15に表示出力する。収容体Tを含む被検査物W
の平面で見た外形の状態と、この被検査物W内でのX線
の透過具合を確認することができ、異物部分の表示濃度
が他と異なり(濃く、あるいは周囲と他の色)で表示で
き異物の混入位置を把握できるようになる。また、「O
K」,「NG」の良否判断結果や、総検査数、良品数、
NG総数の検査結果を表示する。
【0041】ここで、処理手段13は、このデータメモ
リ14に格納したデータを基準値と比較し、基準値より
X線透過量が低い場合(異物によりX線が透過しない場
合)にNGであると判断し、基準値よりX線透過量が高
い場合にOKであると判断して、「NG」、あるいは
「OK」の表示を行う。
【0042】次に、上記構成における被検査物Wの不良
品検出動作について説明する。図4は、この不良品検出
処理を示すフローチャートである。上記異物混入の検出
動作に先立ち、欠品検出部17は収容体T内での被検査
物Wの有無(欠品や欠損、潰れ等の形状不良等)を検出
する。画像処理部16は、X線検出部9から出力される
X線透過データは収容体T及び被検査物を含む状態でX
線透過画像として画像展開している。
【0043】欠品検出部17ではまず、被検査物Wの種
類に応じて適切な閾値及び閾値に対応した基準面積Rを
設定する(S1)。上記構成例では、異なる2つの値の
閾値L1,L2を設定する。上述したが、この閾値L
1,L2は、異物検出用としての閾値とは異なり、異物
と判断されない程度のX線透過量が比較的高めに設定す
る。基準面積Rについては、正常な基準となる被検査物
Wを閾値L1で切ったときに得られる面積R1と、閾値
L2で切ったときに得られる面積R2をそれぞれ設定し
ておく。
【0044】次に、検査対象である搬送部3上を搬送さ
れる被検査物Wの画像データを取り込む(S2)。この
際、取り込んだX線透過画像に基づき、収容体Tの基準
位置RFを検出する。この基準位置RFは、位置検出器
10が収容体Tの先頭位置を検出した時期であり、X線
透過画像における収容体Tの先頭(一端)の位置に相当
する。収容体Tの基準位置RFが検出されると、この基
準位置RFを基準として予め設定された収容体Tの搬送
方向の長さ分の画像データを取り込む。
【0045】次に、取り込んだ画像データに対し、被検
査物抽出部17bは、被検査物Wの面積を求める。被検
査物抽出部17bは、画像データを閾値設定部17aで
設定された閾値L1を越えた(X線透過量が低い)面積
M1を画素数のカウントで求める(S3)。同様に、閾
値L2を越えた面積M2を画素数のカウントで求める
(S4)。
【0046】欠品判断部17cは、被検査物Wの面積M
1,M2を基準面積R1,R2と比較して、収容体T内
での被検査物Wの状態を検出し、正常あるいは不良(欠
品や欠損、潰れ等の形状不良等)を判断する。
【0047】まず、閾値L1に基づき得られた被検査物
Wの面積M1を基準面積R1と比較する(S5)。比較
は画素数の比較で簡単に行える。比較の結果、被検査物
Wの面積M1が基準面積R1より大きければ(S5ーY
es)、次にS6で閾値L2での判断を行うが、被検査
物Wの面積M1が基準面積R1より小さければ(S5ー
No)、不良品のエラー処理を行う(S8)。エラー時
処理においては、被検査物Wが規定数収容されていない
欠品と判断する。例えば表示部15上で欠品状態を示す
表示出力を行ったり、後段の選別機に対して該当する収
容体Tを不良品排出させる信号を外部出力する。
【0048】次に、閾値L2に基づき得られた被検査物
Wの面積M2を基準面積R2と比較する(S6)。比較
の結果、被検査物Wの面積M2が基準面積R2より大き
ければ(S6ーYes)、被検査物Wが正常と判断する
(S7)。一方、被検査物Wの面積M2が基準面積R2
より小さければ(S6ーNo)、不良品のエラー処理を
行う(S8)。上記のように、閾値L1に基づく面積M
1と基準面積R1の比較、及び、閾値L2に基づく面積
M2と基準面積R2の比較の結果、面積M1,M2のい
ずれか一方が基準面積R1,R2より小さければ不良と
判断する。正常の判断は、面積M1,M2のいずれも基
準面積R1,R2より大きい場合のみである。
【0049】図5は、収容体T内での被検査物Wの各種
状態を示す図である。(a)、(b)は正常状態、
(c)〜(g)は不良(エラー状態)を示す図である。
被検査物W内には、X線透過量が低い異なる種類の内容
物Fが含まれて製造され、外径がほぼ球状の状態が正常
であるとする。
【0050】図5(a)は、収容体T内で2個の被検査
物W(W1,W2)が個々に検出された状態である。こ
の場合、X線透過量は各被検査物W1,W2別に異なる
位置で検出される。また、各被検査物W1,W2のX線
透過量は、閾値L1,L2のいずれも越えており、この
閾値L1、L2に基づき得られた面積M1,M2は、基
準面積R1,R2より大きいため、欠品なく正常と判断
される。同時に、この場合には、X線透過量は、これら
2個の被検査物W1,W2が異なる位置で検出されてい
るため、個数が2であることを検出できる。
【0051】図5(b)は、収容体T内で2個の被検査
物W(W1,W2)が接して検出された状態である。こ
の場合、X線透過量は各被検査物W1,W2がつながっ
た1個の形で検出される。しかし、各被検査物W1,W
2のX線透過量は、いずれも閾値L1,L2を越えてい
る。被検査物W1,W2の2個分の面積M1の合計は、
2個分の基準面積R1の合計の値より大きい。また、被
検査物W1,W2の2個分の面積M2の合計は、2個分
の基準面積R2の合計の値より大きい。いずれも満足し
ているため、欠品なく正常と判断される。即ち、X線透
過量だけを見ると独立した2個の被検査物W1,W2の
波形は得られないが、上記のように面積の合計値が2個
分として検出されるため、正常であると判断される。
【0052】図5(c)は、収容体T内で被検査物W
1,W2が独立しているが、1方の被検査物W2が小さ
い不良時状態である。この場合、X線透過量は各被検査
物W1,W2別に異なる位置で検出される。そして、被
検査物W1のX線透過量は、閾値L1を越え、面積M1
は、基準面積R1より大きい。しかし、被検査物W2は
小径であるため、閾値L1の面積M1は基準面積R1よ
り小さい。また、X線透過量で見て閾値L2を越えず、
面積M2は、基準面積R2より小さい。これにより、不
良(エラー)と判断される。なお、X線透過量で見て、
これら2個の被検査物W1,W2がそれぞれ異なる位置
で検出されているため、個数が2であることを検出でき
る。
【0053】図5(d)は、一方の被検査物W2が小さ
い不良時である。図示の例では、幅H2が小さい。収容
体T内で2個の被検査物W(W1,W2)が接して検出
されたとする。この場合、X線透過量は各被検査物W
1,W2がつながった1個の形で検出される。各被検査
物W1,W2のX線透過量は、いずれも閾値L1を越え
ているが、被検査物W2の面積M2が小さいため、被検
査物W1,W2の2個分の面積M1の合計は、2個分の
基準面積R1の合計の値より小さくなる。また、一方の
被検査物W2は小さいため、閾値L2を越えず、被検査
物W1,W2の2個分の面積M2の合計は、2個分の基
準面積R2の合計の値より小さくなる。これらにより、
不良(エラー)と判断される。
【0054】図5(e)は、収容体T内で被検査物W
1,W2が独立しているが、1方の被検査物W2は内容
物Fのみ収容された不良時状態である。この場合、X線
透過量は各被検査物W1,W2別に異なる位置で検出さ
れる。そして、被検査物W1のX線透過量は、閾値L
1,L2のいずれも越え、面積M1は、基準面積R1よ
り大きい。しかし、被検査物W2は内容物Fのみで小径
である。この際、内容物Fが比較的X線を透過しにくい
場合、X線透過量で見て閾値L2は越えたとしても、面
積M2は、基準面積R2より小さくなるため、不良(エ
ラー)と判断される。このように、閾値L2だけではな
く、この閾値L2を越えた面積M2の比較により被検査
物W2の不良を検出することも可能となる。なお、X線
透過量で見て、これら2個の被検査物W1,W2がそれ
ぞれ異なる位置で検出されているため、個数が2である
ことを検出できる。
【0055】図5(f)は、一方の被検査物W2が小さ
い不良時である。図示の例では、幅に直交する長さ方向
が小さい。X線透過量は各被検査物W1,W2別に異な
る位置で検出される。各被検査物W1,W2のX線透過
量は、いずれも閾値L1を越えているが、被検査物W2
の長さ方向が小さいため、幅H2が所定幅あっても面積
M2が小さくなるため、被検査物W1,W2の2個分の
面積M1の合計は、2個分の基準面積R1の合計の値よ
り小さくなる。また、一方の被検査物W2は小さいた
め、閾値L2を越えず、被検査物W1,W2の2個分の
面積M2の合計は、2個分の基準面積R2の合計の値よ
り小さくなる。これらにより、不良(エラー)と判断さ
れる。なお、X線透過量で見て、これら2個の被検査物
W1,W2がそれぞれ異なる位置で検出されているた
め、個数が2であることを検出できる。
【0056】図5(g)は、双方の被検査物W1,W2
が規定の外径を有するが、一方の被検査物W2に内容物
Fが含まれていない不良時である。X線透過量は各被検
査物W1,W2別に異なる位置で検出される。各被検査
物W1,W2のX線透過量は、いずれも閾値L1を越え
ており、2個分の面積M1、M2の面積は、2個の基準
面積R1,R2の合計より大きい。しかし、被検査物W
2は内容物Fが含まれていないため、閾値L2を越え
ず、面積M2がゼロであるため、被検査物W1,W2の
2個分の面積M2の合計は、2個分の基準面積R2の合
計の値より小さくなる。これらにより、不良(エラー)
と判断される。なお、X線透過量で見て、これら2個の
被検査物W1,W2がそれぞれ異なる位置で検出されて
いるため、個数が2であることを検出できる。
【0057】また、図5(c)、(d)、(f)、
(g)に示す例において、被検査物W2側に他種の内容
物Fが含まれていない不良時において、内容物Fが比較
的X線を透過しにくいものである場合、閾値L2の設定
で被検査物W内における内容物Fの欠損を検出すること
が可能となる。
【0058】また、欠品判断部17cは、被検査物抽出
部17bで得られた被検査物W1,W2の形状に基づ
き、該被検査物の形状不良を判定することもできる。即
ち、各閾値L1,L2で得られた幅H、及び長さにより
被検査物Wの形状を識別することができ、予め定めた許
容範囲の幅、長さより小さい場合、及び大きい場合にい
ずれも形状不良の不良品と判断することができる。
【0059】上記記実施形態では、収容体Tを含む被検
査物Wの搬送方向の先端位置を位置検出器10で検出し
て基準位置RFを得る構成とした。これに限らず、画像
処理部16での画像処理時にX線透過量に基づき、収容
体Tの先端位置を検出して基準位置RFを設定しても良
い。この場合、位置検出器10は不要である。
【0060】上記被検査物W及び収容体Tの品種を具体
的に説明すると、フィルム状の収容体Tにスコッチエッ
グ(球状のハンバーグ内に卵が入ったもの)が2個等複
数個収容された製品がある。この製品は、収容体Tの大
きさに対し、被検査物Wの大きさが小さく、収容体Tに
対する被検査物Wの大きさの割合が小さい上、収容体T
内で被検査物Wが移動しやすい。上記実施形態によれ
ば、閾値に基づく面積を用いる構成により、被検査物W
の不良(欠損、欠品、及び形状不良等)を正確に検出で
きるようになる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、X線検出により収容体
内部における被検査物の有無を容易に検出できる。収容
体の大きさに対し内部の被検査物の大きさが小さな割合
であっても、閾値を用いた面積判断により被検査物の良
否を判断でき、被検査物の個数、欠損、欠品、接触があ
っても誤判断を防止して正確に良否判断でき、不良品検
出の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるX線異物検出装置の外観を示す斜
視図。
【図2】本発明によるX線異物検出装置の電気的構成を
示すブロック図。
【図3】閾値、及び面積の設定を説明するための図。
【図4】不良品検出処理を示すフローチャート。
【図5】収容体内での被検査物の良否状態を説明するた
めの図。
【図6】X線異物検出装置の構成を示す斜視図。
【図7】従来の不良品検出処理を説明するための図(そ
の1)。
【図8】従来の不良品検出処理を説明するための図(そ
の2)。
【符号の説明】
1…X線異物検出装置、3…搬送部、8…X線発生器、
9…X線検出部、13…処理手段、16…画像処理部、
17…欠品検出部、17a…閾値設定部、17b…被検
査物抽出部、17c…欠品判断部、T…収容体、W(W
1,W2)…被検査物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G001 AA01 BA11 CA01 DA01 DA02 DA08 FA01 FA06 GA07 HA12 HA13 JA09 JA13 KA03 KA05 KA20 LA01 PA03 PA11 3F079 AC02 AD08 CA44 CB07 CB25 CB32 CB34 CB35 DA12 EA19

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収容体(T)に収容された被検査物
    (W)にX線を曝射し、このX線の曝射に伴って前記被
    検査物を透過してくるX線の透過量から前記被検査物中
    の異物の有無を検出するX線異物検出装置(1)におい
    て、 前記収容体内部の被検査物のX線透過量に対し所定の閾
    値を設定する閾値設定部(17a)と、 被検査物上でのX線透過量が前記閾値より低い領域の面
    積を求める被検査物抽出部(17b)と、 前記得られた被検査物の面積を予め設定された基準面積
    と比較し、被検査物の面積が基準面積を越えれば収容体
    内での被検査物が正常であると判断し、被検査物の面積
    が基準面積より低い場合には収容体内での被検査物が不
    良品であると判断する欠品判断部(17c)と、を備え
    たことを特徴とするX線異物検出装置。
  2. 【請求項2】 前記閾値設定部(17a)には、異なる
    複数の値の閾値を設定し、 前記被検査物抽出部(17b)は、X線透過量が各閾値
    より低い被検査物上での面積をそれぞれ求め、 前記欠品判断部(17c)は、各閾値別に得られた全て
    の被検査物の合計の面積を予め設定された閾値別の合計
    の基準面積と比較し、各閾値別の全ての被検査物の合計
    の面積が全て対応する合計の基準面積を越えた場合のみ
    収容体内の被検査物が正常であると判断する請求項1記
    載のX線異物検出装置。
  3. 【請求項3】 前記被検査物抽出部(17b)は、X線
    透過量が前記閾値より低い面積を対応する画素数のカウ
    ントで得る請求項1,2のいずれかに記載のX線異物検
    出装置。
  4. 【請求項4】 前記欠品判断部(17c)は、前記被検
    査物抽出部(17b)で得られた被検査物(W)の形状
    に基づき、該被検査物の形状不良を判定する請求項1〜
    3のいずれかに記載のX線異物検出装置。
  5. 【請求項5】 前記欠品判断部(17c)は、前記被検
    査物抽出部(17b)で得られた被検査物(W)の検出
    位置に基づき、該被検査物の個数を検出可能な請求項1
    〜4のいずれかに記載のX線異物検出装置。
  6. 【請求項6】 前記欠品判断部(17c)は、前記複数
    の閾値によって得られる閾値別の面積に基づき、被検査
    物(W)内でX線透過量の異なる内容物(F)の欠損、
    欠品等を検出可能な請求項1〜5のいずれかに記載のX
    線異物検出装置。
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