JP2003065171A - 内燃機関の吸気装置 - Google Patents

内燃機関の吸気装置

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JP2003065171A
JP2003065171A JP2001252386A JP2001252386A JP2003065171A JP 2003065171 A JP2003065171 A JP 2003065171A JP 2001252386 A JP2001252386 A JP 2001252386A JP 2001252386 A JP2001252386 A JP 2001252386A JP 2003065171 A JP2003065171 A JP 2003065171A
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surge tank
combustion engine
internal combustion
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Takuji Matsubara
卓司 松原
衛 ▲吉▼岡
Mamoru Yoshioka
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Toyota Motor Corp
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は内燃機関の吸気通路に関し、車両の
デザインや空燃比の検出精度などに関する問題を引き起
こすことなく、空燃比センサをサージタンクに配置する
ことを目的とする。 【解決手段】 サージタンク30に、内部空間に向かっ
て陥没し、かつ、内部空間に張り出すように形成された
センサ取り付け部32を設ける。センサ取り付け部32
に収容されるように、空燃比センサ38を組み付ける。
センサ取り付け部32の底面34に、サージタンク30
の壁面を伝って流れるオイルや水分をせき止めるための
環状凸部50を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気装
置に係り、特に、吸気通路内で所望の物理量を検出する
ためのセンサを含む内燃機関の吸気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平10−212992
号公報に開示されるように、内燃機関の吸気通路に空燃
比センサを配置し、吸気通路にパージされる蒸発燃料の
濃度を制御する技術が知られている。内燃機関の吸気通
路内で空燃比を検出するためのセンサは、圧力の脈動が
小さいなどの理由から、サージタンクに設けることが考
えられる。
【0003】図11は、空燃比センサ10をサージタン
ク12に配置した場合の一例を示す。内燃機関の吸気通
路14の内部には、オイルや水分が流通することがあ
る。これらのオイルや水分は、サージタンク12の底部
付近に溜まることがある。図11に示す例は、そのオイ
ルや水分の侵入を防ぐため、空燃比センサ10をサージ
タンク12の上面に配置した場合を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図11に示す例におい
て、吸気通路14には、蒸発燃料(ベーパ)をパージす
るためのパージポート16が設けられている。このパー
ジポート16は、サージタンク12の僅かに上流に設け
られている。吸気通路14がこのような構造を有する場
合、パージポート16から供給されたベーパは、サージ
タンク12に到達するまでの過程で十分に空気と混合さ
れず、主としてサージタンク12の中央付近から流入す
ることがある。この場合、サージタンク12の上面に配
置された空燃比センサ10では、サージタンク12の内
部を流れる吸入空気内の空燃比を正確に測定することが
できないという問題が生ずる。
【0005】また、サージタンク12と車両のボンネッ
ト18との間には、僅かな隙間しか確保されていない場
合がある。この場合、空燃比センサ10をサージタンク
12の上面に配置するためには、図11に示すように、
ボンネット18にバルジ20を設ける等の措置を講ずる
ことが必要となる。以上説明したように、空燃比センサ
10をサージタンク12に搭載しようとすると、空燃比
の検出精度上の問題や、空燃比センサの搭載性ないしは
車両のデザイン上の問題などが発生することがある。
【0006】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたもので、車両のデザインや、空燃比の検出
精度などに関する問題を引き起こすことなくサージタン
クへのセンサの配置を可能とした内燃機関の吸気装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記の目的を達成するため、サージタンクを含む内燃機
関の吸気装置であって、前記サージタンクは、当該サー
ジタンクの内部空間に向かって陥没し、かつ、当該内部
空間に張り出すように形成されたセンサ取り付け部を有
し、前記センサ取り付け部の陥没した部分に、少なくと
も一部が収容されるように、前記センサ取り付け部に取
り付けられたセンサを備えることを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の内
燃機関の吸気装置であって、前記センサ取り付け部は、
前記サージタンクが車両に搭載された状態で当該サージ
タンクの上側部分となる部位に、上方から下方に向けて
陥没するように形成されていることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の内燃機関の吸気装置であって、前記センサ取り付
け部は、前記サージタンクの内壁を伝って流れる液体
を、前記センサに付着しないように案内する液体案内部
を備えることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の内
燃機関の吸気装置であって、前記センサは、前記サージ
タンクの内部空間に露出する検出部を有し、前記液体案
内部は、前記内部空間に露出した前記検出部の全周を取
り巻くように形成された環状凸部を含むことを特徴とす
る。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の内
燃機関の吸気装置であって、前記センサ取り付け部は、
前記センサの検出部が取り付けられる底面と、前記セン
サを取り囲む側面とを備え、前記環状凸部は、前記底面
に凸部が形成されるように設けられていることを特徴と
する。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4記載の内
燃機関の吸気装置であって、前記センサ取り付け部は、
前記センサの検出部が取り付けられる底面と、前記セン
サを取り囲む側面とを備え、前記環状凸部は、前記側面
に凸部が形成されるように設けられていることを特徴と
する。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項4乃至6の
何れか1項記載の内燃機関の吸気装置であって、前記環
状凸部は、前記センサ取り付け部と一体に形成された部
材であることを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、サージタンクを含
む内燃機関の吸気装置であって、前記サージタンクが車
両に搭載された状態で当該サージタンクの上側部分とな
る部位に、当該サージタンクの内部空間に検出部が露出
するように取り付けられたセンサと、前記サージタンク
の内壁を伝って流れる液体を、前記センサに付着しない
ように案内する液体案内部と、を備えることを特徴とす
る。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項3記載の内
燃機関の吸気装置であって、前記液体案内部は、前記セ
ンサの検出部の全周を取り巻くように形成された環状凸
部を含むことを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項9記載の
内燃機関の吸気装置であって、前記環状凸部は、前記サ
ージタンクの内壁から、前記センサの軸方向に突出する
ように設けられていることを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項9記載の
内燃機関の吸気装置であって、前記環状凸部は、前記セ
ンサの径方向に突出して、当該環状凸部と前記サージタ
ンクの内壁との間に環状の溝が形成されるように設けら
れていることを特徴とする。
【0018】請求項12記載の発明は、請求項9乃至1
1の何れか1項記載の内燃機関の吸気装置であって、前
記環状凸部は、前記サージタンクの内壁と一体に形成さ
れた部材であることを特徴とする。
【0019】請求項13記載の発明は、請求項5または
10記載の内燃機関の吸気装置であって、前記環状凸部
の突出量は、前記検出部の突出量より小さいことを特徴
とする。
【0020】請求項14記載の発明は、請求項1乃至1
3の何れか1項記載の内燃機関の吸気装置であって、前
記センサは、被検出ガス中のHC濃度または酸素濃度を
検出することのできるセンサであり、前記センサの上流
に、蒸発燃料をパージするためのパージポートを備える
ことを特徴とする。
【0021】請求項15記載の発明は、請求項1乃至1
4の何れか1項記載の内燃機関の吸気通路であって、ク
ランクケースに流出したブローバイガスを吸気通路に導
くための負圧側PCVポートと、既燃ガスを吸気通路に
導くためのEGRポートを、何れも前記センサの下流側
に備えることを特徴とする。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施の形態について説明する。尚、各図において共通す
る要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略す
る。
【0023】実施の形態1.図1は、本発明の実施の形
態1である内燃機関の吸気装置の構造を説明するための
図である。図1に示す吸気装置は、吸気通路22を備え
ている。吸気通路22には、スロットルバルブ24が設
けられている。
【0024】スロットルバルブ24の上流には、新気取
り入れ側PCV(Positive Crankcase Ventilation)ポー
ト26が設けられている。図1に示す吸気装置が接続さ
れる内燃機関は、図示しないPCVシステムを備えてい
る。PCVシステムは、クランクケースの内部に吹き出
すブローバイガスを強制的に空気に換気するためのシス
テムである。新気取り入れ側PCVポート26は、その
換気に用いる空気を吸気通路22からクランクケースへ
供給するためのポートである。
【0025】スロットルバルブ24の下流には、パージ
ポート28が設けられている。本実施形態の吸気装置が
接続される内燃機関は、図示しないエバポパージシステ
ムを備えている。エバポパージシステムは、燃料タンク
内で発生する蒸発燃料(ベーパ)が大気に放出されるの
を防ぐためのシステムであり、ベーパを一時的に吸着保
持するためのキャニスタや、キャニスタと吸気通路22
とをつなぐパージ通路などで構成されている。パージポ
ート28は、そのパージ通路が吸気通路22に接続され
る接続部である。従って、キャニスタに吸着保持されて
いるベーパは、内燃機関の運転中に、パージ通路を通っ
て、パージポート28から吸気通路22へ流入する。
【0026】吸気通路22には、吸気圧力の脈動を吸収
するためのサージタンク30が連通している。本実施形
態において、サージタンク30は、その上面にセンサ取
り付け部32を備えている。センサ取り付け部32は、
サージタンク30の内部空間に向かって陥没し、その結
果、その内部空間に張り出しており、底面34と側面3
6とで構成されている。
【0027】サージタンク30には、センサ取り付け部
32の内部に収容されるように、空燃比センサ38が組
み付けられている。空燃比センサ38は、例えば、被検
出ガス中のHC濃度を検出するHCセンサ、或いは被検
出ガス中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサなどによ
り構成することができる。センサ取り付け部32の底面
34には、空燃比センサ38の検出部40を貫通させる
ための開口が設けられている。空燃比センサ38の検出
部40は、その開口を通って、ほぼサージタンク30の
中央に配置されている。
【0028】図1に示すように、サージタンク30の下
流には、負圧側PCVポート42が設けられている。負
圧側PCVポート42は、上述したPCVシステムの構
成要素であり、クランクケースに吹き出したブローバイ
ガスを、吸気負圧により吸気側へ吸引するためのポート
である。
【0029】本実施形態の吸気装置では、上記の如く、
センサ取り付け部32の内部に収容されるように空燃比
センサ38がサージタンク30に取り付けられている。
より具体的には、本実施形態において、空燃比センサ3
8は、その上端部が、サージタンク30の上面から上に
ほとんど突出しないように、サージタンク30に組み付
けられている。このため、本実施形態では、サージタン
ク30の搭載性を損なわずに、空燃比センサ38をサー
ジタンク30に取り付けることが可能とされている。
【0030】この場合、サージタンク30とボンネット
44の間に確保されている隙間が僅かであっても、図1
に示すように、ボンネット44にバルジ等を設けること
なくサージタンク30および空燃比センサ38を車両に
搭載することができる。このように、本実施形態の吸気
装置によれば、車両のデザインに影響を与えることな
く、空燃比センサ38をサージタンク30に搭載するこ
とを可能ならしめることができる。
【0031】また、本実施形態の吸気装置では、上記の
如く、空燃比センサ38の検出部40が、サージタンク
30のほぼ中央に配置されている。更に、本実施形態で
は、センサ取り付け部32によってサージタンク30の
内部に、空気の流れに乱れを生じさせる張り出し部分が
形成されている。パージポート28からパージされるベ
ーパは、例えばパージポート28とサージタンク30と
の距離が短い場合などは、サージタンク30に至るまで
に十分に空気と混合されないことがある。この場合、ベ
ーパは、サージタンク30の中央付近に集中して流れ易
い。
【0032】これに対して、本実施形態の構成では、空
燃比センサ38の検出部40がサージタンク30の中央
に位置するため、サージタンク30の中央付近に集中し
がちなベーパに対する空燃比センサ38のガス当たりを
改善することができる。また、センサ取り付け部32が
存在することによりサージタンク30の内部に空気の乱
れを生じさせ、サージタンク30の内部でもベーパと空
気の混合を促進することができる。このため、本実施形
態の吸気装置によれば、センサ取り付け部32を設ける
ことなく、サージタンク30の壁面に空燃比センサ38
が取り付けられる場合に比して、空燃比の検出精度を高
めることができる。
【0033】また、本実施形態の吸気装置では、上記の
如く、負圧側PCVポート42がサージタンク30の下
流、すなわち、空燃比センサ38の下流に設けられてい
る。負圧側PCVポート42は、上記の如く、クランク
ケース内のブローバイガスを内燃機関の吸気側に引き込
むためのポートである。ブローバイガスにはオイルが含
まれているため、負圧側PCVポート42が空燃比セン
サ38の上流に設けられていると、空燃比センサ38に
オイルが付着し易い。更に、負圧側PCVポート42
が、パージポート28の上流に位置するとすれば、吸気
通路22に流入するブローバイガスの影響で、吸気通路
22内におけるベーパの流れに変化(偏り)が生ずる。
【0034】これらの現象は、何れも精度良く空燃比を
検出するためには好ましくない現象である。上述した本
実施形態の構造によれば、それらの現象を何れも回避す
ることができる。従って、本実施形態の吸気装置によれ
ば、PCVポート42が、空燃比センサ38の上流、若
しくはパージポート28の上流に設けられている場合に
比して、高い精度で吸入空気中の空燃比を測定すること
ができる。
【0035】また、本実施形態の吸気装置では、上記の
如く、サージタンク30の内部空間に張り出したセンサ
取り付け部32の底面40に空燃比センサ38が固定さ
れている。サージタンク22の内部には、オイルや水分
が流れ込むことがある。そして、サージタンク22に流
れ込んだオイルや水分は、サージタンク30の内壁を伝
って流れることにより、その底面付近に溜まり易い。本
実施形態の構造によれば、空燃比センサ38の検出部4
0がサージタンク30の底面から離れているため、その
底面に溜まったオイルや水分が検出部40に付着するの
を有効に防ぐことができる。このため、本実施形態の吸
気装置によれば、オイルや水分の付着に起因する空燃比
センサ30の異常を有効に防止することができる。
【0036】ところで、上述した実施の形態1において
は、センサ取り付け部32を、サージタンク30の上面
に設け、空燃比センサ38を、真上から下方へ向けて延
在させることとしているが、センサ取り付け部32の位
置、および空燃比センサ38の取り付け姿勢はこれに限
定されるものではない。すなわち、センサ取り付け部3
2は、サージタンク30の内壁を伝って流れるオイルや
水分が検出部40に付着し難い範囲で、サージタンク3
0の上側部分(水平面で2分割した場合に、上側となる
部分)に設けられていればよい。更に、サージタンク3
0の壁面に付着したオイルや水分が、サージタンク30
の底面に到達する途中で、例えば上面からの滴下などに
より検出部40に付着しない場合には、センサ取り付け
部38をサージタンク30の底面側に設けることとして
もよい。
【0037】また、上述した実施の形態1では、サージ
タンク30に設けるセンサを空燃比センサ38に限定し
ているが、本発明はこれに限定されるものではない。す
なわち、本発明は、空燃比センサ以外にも、サージタン
ク30に配置する実益のあるセンサ(例えば吸気圧セン
サなど)に対して適用してもよい。
【0038】また、上述した実施の形態1では、図1に
示す吸気装置が、EGR(Exhaust Gas Recirculation)
システムを備える内燃機関に連通する場合については言
及していないが、その内燃機関はEGRシステムを備え
るものであってもよい。EGRシステムとは、内燃機関
の排気ガスの一部(既燃ガス)を吸気側に還流させて排
気エミッションの改善を図るシステムである。EGRシ
ステムを備える内燃機関と組み合わせて用いる場合、既
燃ガスを取り込むためのEGRポートを吸気側に設ける
必要が生ずる。このEGRポートを、PCVポート42
と同様にサージタンク30の下流に設けることとすれ
ば、既燃ガスに含まれるオイルの空燃比センサ40への
付着や、既燃ガスの流入に起因するベーパの偏流などの
問題を生ずることなく、EGRシステムによる効果と、
図1に示す吸気装置による効果とを共に実現することが
できる。
【0039】実施の形態2.次に、図2乃至図4を参照
して、本発明の実施の形態2について説明する。図2
は、本発明の実施の形態2の吸気装置の構成を説明する
ための図を示す。本実施形態の吸気装置は、センサ取り
付け部32の底面34に環状凸部50を備えている点を
除き、実施の形態1の場合と同様の構造を有している。
【0040】図3(A)は、図2に示すセンサ取り付け
部32の拡大図を示す。また、図3(B)は、そのセン
サ取り付け部32を、図3(A)に示すB矢視で表した
図を示す。これらの図に示すように、本実施形態では、
センサ取り付け部32の底面34に、空燃比センサ38
の検出部40を取り囲むように環状凸部50が設けられ
ている。この環状凸部50は、より具体的には、底面3
4から下方へ向けて、底面34に凸部が形成されるよう
に、かつ、底面34からの突出量が、検出部40の突出
量よりも小さくなるように設けられている。
【0041】サージタンク30は、鋳造、或いは樹脂成
形により形成することができる。センサ取り付け部32
は、鋳造や樹脂成形の手法で、サージタンク30の壁面
と一体に形成される。そして、本実施形態において設け
られる環状凸部50も、その形成の際に、センサ取り付
け部32の底面34と一体に形成することができる。
【0042】サージタンク30の内部には、上記の如
く、オイルや水分が流通することがある。そして、それ
らのオイルや水分は、サージタンク30の内壁を伝って
その底面に向かって流れ落ちる。本実施形態のように、
センサ取り付け部32が、サージタンク30の上面から
下方へ向けて延在している場合、サージタンク30の上
面に付着したオイルや水分、更には、センサ取り付け部
32の側面36に付着したオイルや水分は、その側面3
6を伝って流れ落ち、やがてはセンサ取り付け部32の
底面34に到達する。そして、環状凸部50が存在しな
い場合は、そのオイルや水分が、底面34を伝って空燃
比センサ38の検出部40に到達することがある。
【0043】本実施形態の構造では、底面34に設けた
環状凸部50によって、底面34を伝うオイルや水分の
流れをせき止め、検出部40に到達する前にそれらを滴
下させることができる。このため、本実施形態の吸気装
置によれば、サージタンク30の上面から下方へ張り出
すようにセンサ取り付け部32を設けつつ、その側面3
6および底面34を伝って流れるオイルや水分が検出部
40に付着するのを有効に防止することができる。
【0044】また、本実施形態では、環状凸部50の突
出量が検出部40の突出量に比して小さくなるように、
それらの寸法が設定されている。この場合、環状凸部5
0によって、検出部40へ向かうガスの流れを阻害され
ることはなく、検出部40へのガス当たりは良好に保た
れる。従って、本実施形態の吸気装置によれば、実施の
形態1の場合と同様に、サージタンク30内を流れる吸
入空気の空燃比を精度良く検出することができる。
【0045】また、本実施形態では、上記の如く、環状
凸部50が、センサ取り付け部38と一体に形成されて
いる。このため、環状凸部50は、新たに工程を増やす
ことなく形成することができる。更に、この構造によれ
ば、環状凸部50が脱落して異物となるのを確実に防止
することができる。従って、本実施形態の吸気装置によ
れば、製造工程を殆ど変えることなく、かつ、内燃機関
の信頼性を損なうことなく、オイルや水分の付着防止効
果を発生させることができる。
【0046】ところで、上述した実施の形態2では、環
状凸部50が、図3(A)および図3(B)に示すよう
な形状に限定されているが、その形状は上記の形状に限
定されるものではない。すなわち、環状凸部50は、セ
ンサ取り付け部32の底面34に、周囲より突出した部
分を生じさせるものであればよい。
【0047】例えば、図4(A)に示すように、センサ
取り付け部32の底面に、環状凹部52を設けること
で、その外周側に環状凸部50を発生させたものであっ
てもよい。また、図4(B)に示すように、環状凸部5
0は、センサ取り付け部32の底面34と、ほぼ同じ板
圧を有し、所望の形状に湾曲させられることにより形成
されたものであってもよい。更には、図4(C)に示す
ように、センサ取り付け部32の底面34を、その外周
から内周にかけて連続的に窪ませることにより、底面3
4の最外周部分に環境凸部50を発生させたものであっ
てもよい。図4(A)乃至図4(C)に示す環状凸部5
0を用いる場合は、サージタンク30,センサ取り付け
部32、および環状凸部50を、鋳造または樹脂成形の
他、プレスにより一体に形成することも可能である。
【0048】また、上述した実施の形態2では、環状凸
部50を、センサ取り付け部32と一体に形成すること
としているが、本発明はこれに限定されるものではな
い。すなわち、環状凸部50は、必要に応じてセンサ取
り付け部32とは別部品で構成し、センサ取り付け部3
2に組み付けることとしてもよい。
【0049】尚、上述した実施の形態2においては、セ
ンサ取り付け部32の底面34に設けられた環状凸部5
0が、前記請求項3記載の「液体案内部」に相当してい
る。
【0050】実施の形態3.次に、図5および図6を参
照して、本発明の実施の形態3について説明する。図5
は、本実施形態の吸気装置が備えるセンサ取り付け部3
2の拡大図である。本実施形態の吸気装置は、センサ取
り付け部32の構造が異なる点を除き、実施の形態1ま
たは2の吸気装置と同様である。
【0051】本実施形態において、センサ取り付け部3
2は、図5に示すように、サージタンク30に対して傾
斜した状態で設けられている。そのため、本実施形態で
は、空燃比センサ38も、その軸が傾斜した状態でサー
ジタンク30に取り付けられている。センサ取り付け部
32が、図5に示すように傾斜している場合は、実施の
形態2の場合のように底面34に凸部が形成されるよう
に環状凸部を設けても、センサ取り付け部32を伝って
流れてくるオイルや水分が空燃比センサ38の検出部4
0に到達するのを阻止することができないことがある。
【0052】そこで、本実施形態では、センサ取り付け
部32の側面36に、空燃比センサ38の全周を取り巻
く環状凸部60、すなわち、フランジ状の環状凸部60
を設けることとしている。このような環状凸部60によ
れば、サージタンク30に対して傾斜した状態で設けら
れているセンサ取り付け部32の側面36を伝って流れ
るオイルや水分をせき止めて、それらが底面34に回り
込むのを有効に防止することができる。このため、本実
施形態の吸気装置によれば、センサ取り付け部32がサ
ージタンク30に対して傾斜している場合に、サージタ
ンク30の内壁を伝って流れ落ちるオイルや水分が空燃
比センサ38の検出部40に付着するのを有効に防止す
ることができる。
【0053】ところで、上述した実施の形態3では、環
状凸部60が、図5に示すような形状に限定されている
が、その形状は上記の形状に限定されるものではない。
すなわち、環状凸部60は、センサ取り付け部32の側
面36に、周囲より突出した部分を生じさせるものであ
ればよい。例えば、図6に示すように、センサ取り付け
部32の側面36に、環状凹部62を設けることで、そ
の隣接部に環状凸部60を発生させたものであってもよ
い。
【0054】また、上述した実施の形態3では、空燃比
センサ38がサージタンク30に対して傾斜した状態で
組み付けられているが、本発明はこれに限定されるもの
ではない。すなわち、本実施形態の構造は、空燃比セン
サ38がサージタンク30に対して水平に組み付けられ
る場合にも適用することができる。
【0055】また、本実施形態における環状凸部60
は、実施の形態2における環状凸部50の場合と同様
に、鋳造、樹脂成形、またはプレス成型などにより、セ
ンサ取り付け部32と一体に形成することができる。但
し、環状凸部60は、必要に応じて、センサ取り付け部
32とは別の部品で構成することとしてもよい。
【0056】尚、上述した実施の形態3においては、セ
ンサ取り付け部32の側面36に設けられた環状凸部6
0が、前記請求項3記載の「液体案内部」に相当してい
る。
【0057】実施の形態4.次に、図7乃至図9を参照
して、本発明の実施の形態4について説明する。図7
は、本発明の実施の形態3の吸気装置の構成を説明する
ための図を示す。また、図8は、図7に示す空燃比セン
サ38の取り付け部の周辺を拡大して表した図を示す。
【0058】図7および図8に示すように、本実施形態
の吸気装置は、サージタンク30からセンサ取り付け部
32が取り除かれている点を除き、上述した実施の形態
2の吸気装置(図2乃至図4参照)と同様の構成を有し
ている。つまり、本実施形態において、空燃比センサ3
8は、サージタンク30の上面に直接組み付けられてい
る。また、空燃比センサ38の検出部40を取り巻く環
状凸部50は、サージタンク30の上面に直接形成され
ている。
【0059】例えばパージポート28とサージタンク3
0との間に十分な距離が確保されている場合などは、パ
ージポート28からパージされたベーパが、サージタン
ク30に到達する以前に十分に吸入空気と混合される。
この場合、サージタンク30の全域において、ベーパ濃
度のばらつきが小さく抑えられるため、サージタンク3
0の壁面に直接空燃比センサ38を配置しても、吸入空
気中の空燃比を精度良く測定することができる。
【0060】また、サージタンク30の周囲に、十分な
スペースが確保できる場合は、空燃比センサ38が、サ
ージタンク30の壁面から突出していたとしても、その
ために車両のデザインが影響を受けるなどの問題は生じ
ない。本実施形態の吸気通路は、このような条件が成立
している内燃機関と組み合わせて用いるのに適した装置
である。
【0061】本実施形態の吸気装置によれば、実施の形
態2の場合と同様に、サージタンク30の壁面を伝って
流れるオイルや水分が空燃比センサ38の検出部40に
付着するのを有効に防止することができる。このため、
本実施形態の吸気装置によれば、実施の形態2の場合と
同様に、空燃比センサ38に優れた信頼性および耐久性
を付与することができる。
【0062】ところで、上述した実施の形態4では、環
状凸部50が、図8に示すような形状に限定されている
が、その形状は上記の形状に限定されるものではない。
すなわち、環状凸部50は、サージタンク30の上面
に、周囲より突出した部分を生じさせるものであればよ
い。
【0063】例えば、図9(A)に示すように、サージ
タンク30の上面に環状凹部52を設け、その外周に、
相対的に環状凹部52より突出した部分、すなわち、環
状凸部50を発生させたものであってもよい。また、図
9(B)に示すように、環状凸部50は、サージタンク
30の壁面とほぼ同じ板圧を有し、所望の形状に湾曲さ
せられることにより形成されたものであってもよい。更
には、図9(C)に示すように、サージタンク30の上
面中央部を、内周側から外周側へ向けて連続的に内部空
間への張り出し量を増加させる形状とすることで、その
最外周部分に環境凸部50を発生させたものであっても
よい。
【0064】上述した本実施形態における環状凸部50
は、実施の形態2の場合と同様に、鋳造、樹脂成形、ま
たはプレス成型などにより、サージタンク30と一体に
形成することができる。但し、環状凸部50は、必要に
応じて、サージタンク30とは別の部品で構成すること
としてもよい。
【0065】尚、上述した実施の形態4においては、サ
ージタンク30の上面に設けられた環状凸部50が、前
記請求項8記載の「液体案内部」に相当している。
【0066】実施の形態5.次に、図10を参照して、
本発明の実施の形態5について説明する。図10は、本
実施形態の吸気装置が備える空燃比センサ38の取り付
け部の周辺を拡大して表した図を示す。本実施形態の吸
気装置は、サージタンク30からセンサ取り付け部32
が取り除かれている点を除き、実質的に上述した実施の
形態3の吸気装置(図5および図6参照)と同様の構成
を有している。つまり、本実施形態において、空燃比セ
ンサ38は、サージタンク30に対して傾斜した状態
で、サージタンク30の壁面に直接組み付けられてい
る。この構造は、上述した実施の形態4の構造と同様
に、空燃比センサ38をサージタンク30の壁面に配置
してもサージタンク30内の空燃比を精度良く検出する
ことができ、かつ、空燃比センサ38がサージタンク3
0の外部に突出することがなんら問題とならない場合に
適した構造である。
【0067】本実施形態の吸気装置は、図10に示すよ
うに、サージタンク30の内壁に、空燃比センサ38の
検出部40を取り囲む環状凸部70を備えている。環状
凸部70は、空燃比センサ38の径方向に突出してお
り、その環状凸部70とサージタンク30の内壁との間
には、環状凹部72が形成されている。
【0068】上述した構造によれば、サージタンク30
の内壁を伝って流れ落ちるオイルや水分は、環状凹部7
2に捕獲され、環状凸部70にせき止められることによ
り、空燃比センサ38の検出部40に付着することなく
サージタンク30の底面にまで流れ落ちる。このため、
本実施形態の吸気装置によれば、実施の形態3の場合と
同様に、空燃比センサ38に優れた信頼性および耐久性
を付与することができる。
【0069】ところで、上述した実施の形態3では、空
燃比センサ38がサージタンク30に対して傾斜した状
態で組み付けられているが、本発明はこれに限定される
ものではない。すなわち、本実施形態の構造は、空燃比
センサ38がサージタンク30に対して水平に組み付け
られる場合にも適用することができる。
【0070】また、本実施形態における環状凸部70
は、鋳造や樹脂成形等の手法でサージタンク30と一体
に形成することができる。但し、環状凸部70は、必要
に応じて、サージタンク30とは別の部品で構成するこ
ととしてもよい。
【0071】尚、上述した実施の形態5においては、サ
ージタンク30の壁面に設けられた環状凸部70および
環状凹部72が、前記請求項8記載の「液体案内部」に
相当している。
【0072】
【発明の効果】この発明は以上説明したように構成され
ているので、以下に示すような効果を奏する。請求項1
記載の発明によれば、サージタンクに陥没したセンサ取
り付け部が設けられているため、サージタンクの搭載性
を損なうことなくセンサをサージタンクに搭載すること
ができる。また、センサ取り付け部がサージタンクの内
部空間に張り出しているため、サージタンクの中央付近
にセンサの検出部が配置されると共に、サージタンクの
内部空間を流れるガスの混合性が改善される。このた
め、センサによる検出精度を、十分に高く確保すること
ができる。
【0073】請求項2記載の発明によれば、センサがセ
ンサ取り付け部に収容された状態でサージタンクに取り
付けられるため、車両のデザインに何ら影響を与えるこ
となく、センサをサージタンクの上面に配置することが
できる。
【0074】請求項3記載の発明によれば、センサ取り
付け部に液体案内部が設けられているため、サージタン
クの内壁を伝って流れる液体がセンサに付着するのを防
ぐことができる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、センサの検
出部を取り巻く環状凸部により、センサへ向かう液体の
流れをせき止めることができる。
【0076】請求項5記載の発明によれば、環状凸部が
センサ取り付け部の底面に設けられているため、その環
状凸部により、せき止めた液体を、センサに付着しない
ようにサージタンクの底面に滴下させることができる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、環状凸部が
センサ取り付け部の側面に設けられているため、その側
面を伝って流れてくる液体を、センサに到達しないよう
にせき止めることができる。
【0078】請求項7記載の発明によれば、環状凸部が
センサ取り付け部と一体に設けられているため、環状凸
部が脱落して異物となるのを確実に防ぐことができる。
【0079】請求項8記載の発明によれば、サージタン
クの内壁に液体案内部が設けられているため、サージタ
ンクの内壁を伝って流れる液体がセンサに付着するのを
防ぐことができる。
【0080】請求項9記載の発明によれば、センサの検
出部を取り巻く環状凸部により、センサへ向かう液体の
流れをせき止めることができる。
【0081】請求項10記載の発明によれば、環状凸部
がセンサの軸方向に突出するように設けられているた
め、その環状凸部によりせき止められた液体を、センサ
に付着しないようにサージタンクの底面に滴下させるこ
とができる。
【0082】請求項11記載の発明によれば、環状凸部
とサージタンクの内壁との間に設けられた溝により、サ
ージタンクの内壁を伝って流れる液体がセンサに到達す
るのを防ぐことができる。
【0083】請求項12記載の発明によれば、環状凸部
がサージタンクと一体に設けられているため、環状凸部
が脱落して異物となるのを確実に防ぐことができる。
【0084】請求項13記載の発明によれば、センサの
検出部が環状凸部より突出しているため、サージタンク
を流れるガスを、適切にその検出部に当てることができ
る。
【0085】請求項14記載の発明によれば、センサの
上流から蒸発燃料をパージさせ、その蒸発燃料のHC濃
度或いは酸素濃度を、サージタンクの内部で精度良く検
出することができる。
【0086】請求項15記載の発明によれば、PCVポ
ートおよびEGRポートが、何れもセンサの下流に設け
られているため、センサ周辺におけるオイルの流通量を
少なくすることができる。また、ブローバイガスや既燃
ガスがセンサの下流で供給されるため、それらのガスに
起因して蒸発燃料の流れに偏りが生ずるのを防ぐことが
できる。このため、本発明によれば、サージタンクの内
部において、吸入空気中のHC濃度や酸素濃度を精度良
く検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の吸気装置の概要を説
明するための図である。
【図2】 本発明の実施の形態2の吸気装置の概要を説
明するための図である。
【図3】 図2において空燃比センサがサージタンクに
取り付けられている部分の周辺を拡大して表した図であ
る。
【図4】 本発明の実施の形態2において用いることの
できるセンサ取り付け部の変形例を示す図である。
【図5】 本発明の実施の形態3の吸気装置の主要部で
あるセンサ取り付け部の周辺を拡大して表した図であ
る。
【図6】 本発明の実施の形態3において用いることの
できるセンサ取り付け部の変形例を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態4の吸気装置の概要を説
明するための図である。
【図8】 図7において空燃比センサがサージタンクに
取り付けられている部分の周辺を拡大して表した図であ
る。
【図9】 本発明の実施の形態4において用いることの
できる環状凸部の変形例を示す図である。
【図10】 本発明の実施の形態5の吸気装置の主要部
である環状凸部の周辺を拡大して表した図である。
【図11】 空燃比センサをサージタンクに搭載した場
合の構成例を説明するための図である。
【符号の説明】
30 サージタンク 32 センサ取り付け部 34 底面 36 側面 38 空燃比センサ 40 検出部 42 負圧側PCVポート 50;60;70 環状凸部 52;62;72 環状凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 25/08 F02M 35/10 301T Fターム(参考) 3G015 BD13 CA16 DA02 3G044 BA16 BA32 DA02 DA09 FA10 FA27 GA22 GA27 GA28 3G062 ED04 3G084 BA09 DA04 FA26

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サージタンクを含む内燃機関の吸気装置
    であって、 前記サージタンクは、当該サージタンクの内部空間に向
    かって陥没し、かつ、当該内部空間に張り出すように形
    成されたセンサ取り付け部を有し、 前記センサ取り付け部の陥没した部分に、少なくとも一
    部が収容されるように、前記センサ取り付け部に取り付
    けられたセンサを備えることを特徴とする内燃機関の吸
    気装置。
  2. 【請求項2】 前記センサ取り付け部は、前記サージタ
    ンクが車両に搭載された状態で当該サージタンクの上側
    部分となる部位に、上方から下方に向けて陥没するよう
    に形成されていることを特徴とする請求項1記載の内燃
    機関の吸気装置。
  3. 【請求項3】 前記センサ取り付け部は、前記サージタ
    ンクの内壁を伝って流れる液体を、前記センサに付着し
    ないように案内する液体案内部を備えることを特徴とす
    る請求項1または2記載の内燃機関の吸気装置。
  4. 【請求項4】 前記センサは、前記サージタンクの内部
    空間に露出する検出部を有し、 前記液体案内部は、前記内部空間に露出した前記検出部
    の全周を取り巻くように形成された環状凸部を含むこと
    を特徴とする請求項3記載の内燃機関の吸気装置。
  5. 【請求項5】 前記センサ取り付け部は、前記センサの
    検出部が取り付けられる底面と、前記センサを取り囲む
    側面とを備え、 前記環状凸部は、前記底面に凸部が形成されるように設
    けられていることを特徴とする請求項4記載の内燃機関
    の吸気装置。
  6. 【請求項6】 前記センサ取り付け部は、前記センサの
    検出部が取り付けられる底面と、前記センサを取り囲む
    側面とを備え、 前記環状凸部は、前記側面に凸部が形成されるように設
    けられていることを特徴とする請求項4記載の内燃機関
    の吸気装置。
  7. 【請求項7】 前記環状凸部は、前記センサ取り付け部
    と一体に形成された部材であることを特徴とする請求項
    4乃至6の何れか1項記載の内燃機関の吸気装置。
  8. 【請求項8】 サージタンクを含む内燃機関の吸気装置
    であって、 前記サージタンクが車両に搭載された状態で当該サージ
    タンクの上側部分となる部位に、当該サージタンクの内
    部空間に検出部が露出するように取り付けられたセンサ
    と、 前記サージタンクの内壁を伝って流れる液体を、前記セ
    ンサに付着しないように案内する液体案内部と、 を備えることを特徴とする内燃機関の吸気装置。
  9. 【請求項9】 前記液体案内部は、前記センサの検出部
    の全周を取り巻くように形成された環状凸部を含むこと
    を特徴とする請求項3記載の内燃機関の吸気装置。
  10. 【請求項10】 前記環状凸部は、前記サージタンクの
    内壁から、前記センサの軸方向に突出するように設けら
    れていることを特徴とする請求項9記載の内燃機関の吸
    気装置。
  11. 【請求項11】 前記環状凸部は、前記センサの径方向
    に突出して、当該環状凸部と前記サージタンクの内壁と
    の間に環状の溝が形成されるように設けられていること
    を特徴とする請求項9記載の内燃機関の吸気装置。
  12. 【請求項12】 前記環状凸部は、前記サージタンクの
    内壁と一体に形成された部材であることを特徴とする請
    求項9乃至11の何れか1項記載の内燃機関の吸気装
    置。
  13. 【請求項13】 前記環状凸部の突出量は、前記検出部
    の突出量より小さいことを特徴とする請求項5または1
    0記載の内燃機関の吸気装置。
  14. 【請求項14】 前記センサは、被検出ガス中のHC濃
    度または酸素濃度を検出することのできるセンサであ
    り、 前記センサの上流に、蒸発燃料をパージするためのパー
    ジポートを備えることを特徴とする請求項1乃至13の
    何れか1項記載の内燃機関の吸気装置。
  15. 【請求項15】 クランクケースに流出したブローバイ
    ガスを吸気通路に導くための負圧側PCVポートと、既
    燃ガスを吸気通路に導くためのEGRポートを、何れも
    前記センサの下流側に備えることを特徴とする請求項1
    乃至14の何れか1項記載の内燃機関の吸気通路。
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