JP2003063933A - 毛穴・しわ隠し化粧料 - Google Patents

毛穴・しわ隠し化粧料

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JP2003063933A
JP2003063933A JP2001253760A JP2001253760A JP2003063933A JP 2003063933 A JP2003063933 A JP 2003063933A JP 2001253760 A JP2001253760 A JP 2001253760A JP 2001253760 A JP2001253760 A JP 2001253760A JP 2003063933 A JP2003063933 A JP 2003063933A
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Masami Iida
正美 飯田
Junichiro Endo
順一郎 遠藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】塗布時ののびが良く、肌への付着性が良好で、
毛穴やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠点を見え
難くする効果に優れた毛穴・しわ隠し化粧料を提供す
る。 【解決手段】成分(a)20℃での屈折率が1.3以上
〜1.5未満の液体油、成分(b)屈折率1.3以上〜
1.5未満の粉体、成分(c)屈折率1.5以上〜2.
2未満の粉体を含有する毛穴・しわ隠し化粧料。また、
前記成分(b)の含有量が5〜40質量%である前記の
毛穴・しわ隠し化粧料、前記成分(c)の含有量が0.
1〜5質量%である前記何れかの毛穴・しわ隠し化粧
料。更に、成分(d)として、部分架橋型オルガノポリ
シロキサンを含有する前記何れかの毛穴・しわ隠し化粧
料。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、20℃での屈折率
が1.3以上〜1.5未満の液体油、屈折率1.3以上
〜1.5未満の粉体、屈折率1.5以上〜2.2未満の
粉体とを含有することを特徴とする毛穴・しわ隠し化粧
料に関するものであり、塗布時ののびが良く、肌への付
着性が良好で、毛穴やしわ(小じわ)等の肌の好ましく
ない欠点を見え難くする効果に優れた化粧料に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、毛穴やしわ等の肌の好ましくない
欠点は、ファンデ−ション、コンシ−ラ−、コントロ−
ル等のメーキャップ化粧料において、酸化チタン等の屈
折率の高い、隠蔽力のある粉体を配合することにより、
覆い隠されていた。また近年では、消費者の需要の多様
化に伴い、肌を覆い隠すことなく、毛穴やしわ等を隠す
ための化粧料も開発されつつある。例えば、特公平7−
29902号公報、特開平8−73316号公報には、
特定の厚みと大きさの屈折率が1.45〜1.85の合
成薄片状金属酸化物を配合することにより、肌の欠点を
隠す技術が開示されている。更に、特開平9−3159
36号公報、特開平11−349442号公報、特開2
000−7551号公報には、シリコーン化合物と半透
明粉体を併用することにより、毛穴、しわ、きめの粗さ
等の形態補正を行う技術も開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記特定の厚
みと大きさの屈折率が1.45〜1.85の合成薄片状
金属酸化物を用いる技術では、隠蔽性が高いため、肌の
欠点を隠すためには、仕上がりが不自然になる場合があ
った。一方、シリコーン化合物と半透明粉体を併用する
技術では、形態補正効果に乏しく、毛穴やしわを十分に
補正することは困難であった。このため、自然で毛穴や
しわ等の肌の好ましくない欠点を見え難くする効果に優
れ、しかも使用性の良好な化粧料の開発が望まれてい
た。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは鋭意研究を重ねた結果、肌の角質部分の屈折
率に近い屈折率を有する液体油、屈折率1.3以上〜
1.5未満の粉体、屈折率1.5以上〜2.2未満の粉
体とを含有する化粧料が、毛穴やしわ等の肌の好ましく
ない欠点を自然に隠す効果に優れることを見出し、本発
明を完成させた。
【0005】すなわち本発明は、次の成分(a)〜
(c); (a)20℃での屈折率が1.3以上〜1.5未満の液
体油 (b)屈折率1.3以上〜1.5未満の粉体 (c)屈折率1.5以上〜2.2未満の粉体 を含有することを特徴とする毛穴・しわ隠し化粧料を提
供するものである。また、前記成分(b)の含有量が5
〜40質量%であることを特徴とする前記の毛穴・しわ
隠し化粧料、前記成分(c)の含有量が0.1〜5質量
%であることを特徴とする前記何れかの毛穴・しわ隠し
化粧料を提供するものである。更に、成分(d)とし
て、部分架橋型オルガノポリシロキサンを含有すること
を特徴とする前記何れかの毛穴・しわ隠し化粧料を提供
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に用いられる成分(a)は、20℃で屈折率が
1.35以上〜1.45未満の液状の油であり、通常の
化粧料に用いられるものであれば、特に制限されない。
人の皮膚の屈折率は1.4付近といわれており、油の屈
折率がこの範囲であれば、肌に塗布した時に不自然なつ
やが生じず、効果的に毛穴・しわを隠すことができる。
このような成分(a)は、ジメチルポリシロキサン、オ
クタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロ
ペンタシロキサン、イソノナン酸イソノニル、イソノナ
ン酸イソトリデシル、トリカプリン酸グリセリル、トリ
カプリル酸グリセリル、トリ2−エチルヘキサン酸グリ
セリル、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリン、2
−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピ
ル、ミリスチン酸イソステアリル、ジオクタン酸ネオペ
ンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル等が挙げられ、これらを一種又は二種以上を用いるこ
とができる。これらの中でも、ジメチルポリシロキサ
ン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチル
シクロペンタシロキサン等のシリコーン系油が特に好ま
しい。これらは、市販品として、環状シリコ−ンである
シリコンKF−995、KF−994(屈折率1.35)
(何れも、信越化学工業社製)、シリコンDC−34
5、シリコンSH−245(屈折率1.35)(何れも、
東レ・ダウコ−ニング社製)、直鎖状シリコ−ンである
シリコンKF96シリーズ(屈折率1.37〜1.4
0)(信越化学工業社製)等を用いることができる。
【0007】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料における成
分(a)の含有量は、1〜90質量%(以下、単に
「%」と略す。)が好ましく、5〜70%が特に好まし
い。成分(a)をこの範囲で含有すると、塗布時ののび
広がり、肌への付着性が特に良好な毛穴・しわ隠し化粧
料が得られる。
【0008】本発明に用いられる成分(b)は、屈折率
が1.3以上〜1.5未満の粉体であり、塗布した場合
にこれら粉体が毛穴やしわ等の皮膚の凹部に効果的に充
填され、肌上の微小な凹凸を目立たなくするものであ
る。更に、成分(b)の粉体は、肌及び成分(a)の油
の屈折率と近いため、肌上で形成される化粧膜は透明性
を維持し、自然な仕上がりを得ることができる。このよ
うな成分(b)は、タルク、マイカ、セリサイト、カオ
リン、シリカ、ナイロンパウダ−、ポリエチレンパウダ
−、ポリスチレンパウダ−、ポリアクリル酸アルキルパ
ウダ−、シリコーンパウダー、炭酸マグネシウム等が挙
げられ、これらを一種又は二種以上を用いることができ
る。また、成分(b)の粉体は、分散性改良、付着性改
良、感触改良等の目的でフッ素化合物、シリコーン化合
物、金属石ケン、ロウ、油脂、炭化水素等の通常公知の
表面処理剤を用いて処理を施したものであっても良い。
これら成分(b)の粉体の粒径は1〜30μmが好まし
く、この範囲の粉体であれば、肌の欠点を目立たなくす
る効果により優れる。更に、成分(b)の粉体の形状
は、板状や球状、針状の何れでも良い。尚、本発明にお
いて粉体の屈折率は、スネルの法則に従って得られる値
の事である。
【0009】このような成分(b)は、市販品として、
シリコーンパウダーであるトレフィルE−505C、ト
レフィル701C(屈折率1.38)(何れも、東レ・ダ
ウコーニング社製)、トスパールシリーズ(屈折率1.
39)(東芝シリコーン社製)、KSP−100(屈折
率1.39)(信越化学工業社製)等を用いることがで
きる。
【0010】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料における成
分(b)の含有量は、5〜40%が好ましく、10〜3
5%が特に好ましい。成分(b)をこの範囲で含有する
と、毛穴やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠点を
見え難くする効果がより優れる毛穴・しわ隠し化粧料が
得られる。
【0011】本発明に用いられる成分(c)は、屈折率
が1.5以上〜2.2未満の粉体であり、化粧膜に半透
明〜白色の隠蔽効果を付与するものである。このような
成分(c)は、硫酸バリウム、アルミナ、酸化亜鉛、酸
化セリウム等が挙げられ、これらを一種又は二種以上を
用いることができる。また、成分(c)の粉体は、分散
性改良、付着性改良、感触改良等の目的でフッ素化合
物、シリコーン化合物、金属石ケン、ロウ、油脂、炭化
水素等の通常公知の表面処理剤を用いて処理を施したも
のであっても良い。これら成分(c)の粉体の粒径は1
〜30μmが好ましく、この範囲の粉体であれば、肌の
欠点を目立たなくする効果により優れる。更に、成分
(c)の粉体の形状は、板状や球状、針状の何れでも良
い。
【0012】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料における成
分(c)の含有量は、0.1〜5%が好ましく、0.5
〜3%が特に好ましい。成分(c)をこの範囲で含有す
ると、毛穴やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠点
を見え難くする効果がより優れる毛穴・しわ隠し化粧料
が得られる。
【0013】成分(b)の粉体と成分(c)の粉体を併
用した場合は、肌上で形成される化粧膜が十分な透明性
を維持することができ、効果的に光拡散性を発揮するた
めに、毛穴やしわ等の肌の好ましくない欠点を隠す効果
に優れたものになる。
【0014】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料には、更に
成分(d)として部分架橋型オルガノポリシロキサンを
含有することにより、より効果的に毛穴やしわ等の肌の
微小な凹凸を目立たなくすることができる。これは油に
チキソトロピー性を付与することにより、肌にある程度
の厚みを持った化粧膜を形成することができ、化粧膜中
の粉体の光散乱効果を高めることができるためである。
このような成分(d)は、ベンゼンに不溶であるが、自
重と同重量以上のベンゼンを含みうる三次元架橋構造を
有するオルガノポリシロキサン重合物で、特公平8−6
035号公報等に記載されているものが例示される。部
分架橋型オルガノポリシロキサン重合物は、オルガノポ
リシロキサンを架橋結合させて得られる重合物であり、
一部に三次元架橋構造を有し、R1 2SiO単位及びR1
SiO1.5単位よりなり、R1 3SiO0.5単位及び/又は
SiO2単位を含んでいても良い。(但し、各構成単位
のR 1は水素原子、メチル基、エチル基、プロピル基等
のアルキル基、フェニル基、トリル基等などのアリール
基、およびビニル基等の脂肪族不飽和基等が例示され、
同種又は異なった種類であっても良い。)このような成
分(d)は、市販品として、部分架橋型オルガノポリシ
ロキサン重合物とシリコ−ン油を混合したものである、
KSG−15(架橋型メチルポリシロキサン重合物5
%、デカメチルシクロペンタシロキサン95%)、KS
G−16(架橋型メチルポリシロキサン重合物20〜3
0%、メチルポリシロキサン70〜80%)、KSG−
18(架橋型メチルフェニルポリシロキサン重合物10
〜20%、メチルフェニルポリシロキサン80〜90
%)(何れも、信越化学工業社製)等が挙げられる。
【0015】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料における成
分(d)の含有量は、重合物として1〜10%が好まし
く、3〜10%が特に好ましい。成分(d)をこの範囲
で含有すると、塗布時ののび広がり、肌への付着性が特
に良好な毛穴・しわ隠し化粧料が得られる。
【0016】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料には、目的
に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲にお
いて、上記成分の他に通常化粧料に使用される成分、例
えば、多価アルコール、紫外線吸収剤、水溶性高分子、
パラオキシ安息香酸誘導体、フェノキシエタノール等の
防腐剤、植物抽出物等の美容成分、香料等を配合するこ
とができる。
【0017】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料において、
多価アルコールは、感触調整、防腐剤、保湿剤等の目的
で配合されるものであり、例えば、プロピレングリコー
ル、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、グリセリン、ジグリセ
リン、ポリグリセリン等が挙げられ、これらを一種又は
二種以上用いることができる。本発明の毛穴・しわ隠し
化粧料にこれら多価アルコールを含有する場合の含有量
は、1〜30%が好ましい。
【0018】本発明の毛穴・しわ隠し化粧料の形態は、
特に限定されないが、使用性の観点より、乳液状、クリ
−ム状、ゲル状等の形態が好ましい。また、本発明の毛
穴・しわ隠し化粧料は、メーキャップ化粧料の前後に使
用する肌の凹凸補正料、メーキャップ下地等にも適用さ
れるものである。
【0019】
【実施例】以下に実施例を挙げて、本発明を更に詳細に
説明する。尚、これらは本発明を何ら限定するものでは
ない。
【0020】実施例1〜6及び比較例1〜3:ゲル状毛
穴・しわ隠し化粧料 表1及び表2に示す組成のゲル状毛穴・しわ隠し化粧料
を以下に示す製造方法により調製し、使用感(のびの良
さ、付着性の良さ)、使用効果(毛穴隠し効果、しわ隠
し効果)の各項目について以下に示す評価方法及び判断
基準により評価し、結果を併せて表1及び表2に示し
た。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】(製造方法) A:成分1〜7を均一にを混合、分散する。 B:Aを容器に充填して、ゲル状毛穴・しわ隠し化粧料
を得た。
【0024】(評価方法:「のびの良さ」、「付着性の
良さ」)化粧品専門パネル40名に上記実施例及び比較
例のゲル状毛穴・しわ隠し化粧料を使用してもらい、
「のびの良さ」、「付着性の良さ」の各項目について、
各自が以下の評価基準に従って5段階評価し、更に、全
パネルの評点の平均点を以下の判定基準に従って判定し
た。
【0025】(評価方法:「毛穴隠し効果」)25〜3
5才の一般女性パネル20名に、実施例及び比較例のゲ
ル状毛穴・しわ隠し化粧料を右小鼻部に約0.1g、指
で塗布してもらい、各自が鏡にて、左小鼻部と比較し、
「毛穴が目立たなくなった」と感じた人数により、下記
の判定基準に従って判定した。
【0026】
【0027】(評価方法:「しわ隠し効果」)30〜4
0才の一般女性パネル20名に、実施例及び比較例のゲ
ル状毛穴・しわ隠し化粧料を右目尻部に約0.2g、指
で塗布してもらい、各自が鏡にて、左目尻部と比較し、
「しわが目立たなくなった」と感じた人数により、下記
の判定基準に従って判定した。
【0028】
【0029】表1及び表2から明らかなように、本発明
に係わる実施例1〜6のゲル状毛穴・しわ隠し化粧料
は、塗布時ののびが良く、肌への付着性が良好で、毛穴
やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠点を見え難く
する効果に優れていた。これに対して、成分(c)を含
有しない比較例1のゲル状毛穴・しわ隠し化粧料は、毛
穴隠し効果、しわ隠し効果において、成分(b)を含有
しない比較例2のゲル状毛穴・しわ隠し化粧料は、毛穴
隠し効果、しわ隠し効果、付着性の良さにおいて、成分
(a)を含有しない比較例3のゲル状毛穴・しわ隠し化
粧料は、のびの良さ、付着性の良さにおいて、何れも実
施例に劣る結果となった。
【0030】 実施例7:乳液状毛穴・しわ隠し下地料 (成分) (質量%) 1.ナイロンパウダー(平均粒径12μm) 10 2.アルミナ(平均粒径5μm) 2 3.モノステアリン酸ソルビタン 0.5 4.ステアリン酸 2 5.モノステアリン酸グリセリン 1 6.2−エチルヘキサン酸セチル(屈折率1.43) 2.5 7.ジメチルポリシロキサン (25℃での粘度:100mm/s) 0.5 8.トリエタノールアミン 1.5 9.精製水 残量 10.モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.5 11.カルボキシビニルポリマー 0.02 12.1,3−ブチレングリコール 5 13.パラオキシ安息香酸メチル 0.1 14.香料 適量
【0031】(製造方法) A:成分3〜7を70℃に加温して均一に溶解する。 B:Aに成分1〜2を添加して、均一分散し、70℃に
加温する。 C:成分8〜13を均一に混合し、70℃に加温する。 D:BにCを徐注入して乳化する。 E:Dを冷却後、成分14を加えて混合する。 F:Eを脱泡して、容器に充填して乳液状毛穴・しわ隠
し下地料を得た。 実施例7の乳液状毛穴・しわ隠し下地料は、塗布時のの
びが良く、肌への付着性が良好で、毛穴やしわ(小じ
わ)等の肌の好ましくない欠点を見え難くする効果に優
れていた。
【0032】 実施例8:クリーム状油中水型毛穴・しわ隠し化粧料 (成分) (質量%) 1.部分架橋型メチルポリシロキサン(注2) 20 2.アルキルジメチコ−ンコポリオ−ル(注3) 2 3.ジメチルポリシロキサン (25℃での粘度:1000mm/s) 5 4.ジオクタン酸ネオペンチルグリコール(屈折率1.44) 10 5.シリコーンパウダ−(注4) 15 6.酸化セリウム(平均粒径10m) 5 7.精製水 残量 8.1,3−ブチレングリコ−ル 5 9.エタノール 5 10.キュウリエキス 0.5 ※注2:KSG−18(架橋型メチルフェニルポリシロキサン10%:信越化学 工業社製) ※注3:ABIL EM−90(ゴールドシュミット社製) ※注4:KSP−100(信越化学工業社製)
【0033】(製造方法) A:成分1〜6を混合し、均一分散する。 B:成分7〜10を混合する。 C:Aを攪拌しながら、Bを添加し、乳化する。 D:Cを脱泡後、容器に充填してクリーム状油中水型毛
穴・しわ隠し化粧料を得た。 実施例8のクリーム状油中水型毛穴・しわ隠し化粧料
は、塗布時ののびが良く、肌への付着性が良好で、毛穴
やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠点を見え難く
する効果に優れていた。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の毛穴・し
わ隠し化粧料は、塗布時ののびが良く、肌への付着性が
良好で、毛穴やしわ(小じわ)等の肌の好ましくない欠
点を見え難くする効果に優れていた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA112 AB172 AB212 AB222 AB362 AC122 AC242 AC352 AC372 AC422 AC442 AC482 AC542 AD072 AD092 AD152 AD161 AD162 AD172 BB13 BB21 CC11 DD31 DD41 EE06 EE07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の成分(a)〜(c); (a)20℃での屈折率が1.3以上〜1.5未満の液
    体油 (b)屈折率1.3以上〜1.5未満の粉体 (c)屈折率1.5以上〜2.2未満の粉体 を含有することを特徴とする毛穴・しわ隠し化粧料。
  2. 【請求項2】 成分(b)の含有量が5〜40質量%で
    あることを特徴とする請求項1記載の毛穴・しわ隠し化
    粧料。
  3. 【請求項3】 成分(c)の含有量が0.1〜5質量%
    であることを特徴とする請求項1又は2記載の毛穴・し
    わ隠し化粧料。
  4. 【請求項4】 更に成分(d)として、部分架橋型オル
    ガノポリシロキサンを含有することを特徴とする請求項
    1〜3の何れかに記載の毛穴・しわ隠し化粧料。
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