JP2003058570A - 情報提供装置、方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話を使用するユーザが移動しつつ現在
いる位置の所定の範囲の地域またはこれに近い地域の店
舗について、ユーザ向けにカスタマイズされた所望の情
報をリアルタイムで入手することができる情報提供装
置、方法、プログラムおよび記録媒体を提供する。 【解決手段】 情報端末１０のユーザがユーザ向けにカ
スタマイズされた所望の店舗情報の対象となる店舗と所
望の店舗情報の種類とを予め選択し記録しておく。ユー
ザがある地域に来た場合、ユーザの情報端末１０が存在
する位置の所定の範囲の地域３０またはこれに近い地域
にあり、かつ店舗データ記録部２１０に記録された店舗
について、ユーザが予め選択した店舗情報の種類に対応
する情報を店舗データ記録部から抽出し、当該情報をユ
ーザの情報端末１０へ送信し情報端末１０に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、情報提供装置、方
法、プログラムおよび記録媒体に関し、特に、店舗に関
する所定の情報を情報端末に提供する情報提供装置、方
法、プログラムおよび記録媒体に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、携帯電話からインターネット上の
サイトにアクセスできるサービスが行われている。この
ようなサービスを利用して、例えばユーザがある製品を
扱っている店舗についての情報を携帯電話から入手しよ
うとする場合、インターネット上の所定のサイトにアク
セスすることにより、所望の情報、例えばある製品の価
格についての店舗毎の比較情報を入手することができ
る。しかし、このような比較情報はユーザ向けにカスタ
マイズされた情報ではないため、この比較情報からユー
ザが所望の情報をあらためて抽出する必要があるという
問題があった。

【０００３】さらに、携帯電話を利用しているユーザが
移動している場合、ユーザが現在いる位置の所定の範囲
の地域またはこれに近い地域に存在する店舗について、
ユーザ向けにカスタマイズされた所望の情報をリアルタ
イムで入手することはより困難であるという問題があっ
た。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述のように、ユーザ
が携帯電話からインターネット上のサイトにアクセスし
て店舗に関する情報を入手しようとした場合、入手でき
る情報はユーザ向けにカスタマイズされた情報ではなか
った。このため、ユーザは入手した情報からあらためて
所望の情報を抽出する必要があるという問題があった。
さらに、携帯電話を使用するユーザが移動しつつ現在い
る位置の所定の範囲の地域またはこれに近い地域の店舗
について、ユーザ向けにカスタマイズされた所望の情報
をリアルタイムで入手することはより困難であるという
問題があった。

【０００５】そこで、本発明の目的は、上記問題を解決
するためになされたものであり、携帯電話を使用するユ
ーザが移動しつつ現在いる位置の所定の範囲の地域また
はこれに近い地域の店舗について、ユーザ向けにカスタ
マイズされた所望の情報をリアルタイムで入手すること
ができる情報提供装置、方法、プログラムおよび記録媒
体を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この発明の情報提供装置
は、店舗に関する所定の店舗情報を店舗毎に記録した店
舗データ記録部と、前記店舗データ記録部に記録された
店舗情報の種類を情報端末のユーザ毎に記録した情報種
類記録部と、店舗情報の種類をユーザに応じて前記情報
種類記録部に記録する記録手段と、ユーザの情報端末が
存在する地域にあり、かつ前記店舗データ記録部に記録
された店舗について、前記情報種類記録部に該ユーザに
応じて記録された店舗情報の種類に対応する店舗情報を
前記店舗データ記録部から抽出し、該情報端末へ送信す
る情報提供手段とを備えたことを特徴とする。

【０００７】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を
記録した地域情報記録部をさらに備え、前記情報提供手
段は、ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報
を取得し、前記地域情報記録部へ情報端末毎に記録する
地域情報管理手段と、前記地域情報管理手段により取得
された地域情報で示される地域に存在し、かつ前記店舗
データ記録部に記録された店舗について、前記情報種類
記録部に該ユーザに応じて記録された種類に対応する情
報を前記店舗データ記録部から抽出する情報抽出手段
と、前記情報抽出手段により抽出された情報を該情報端
末へ送信する送信手段とを備えることができる。

【０００８】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、前記店舗データ記録部に記録された所定の情報は、
店舗の設置場所に関する情報を含む店舗データ部と、店
舗で提供される製品に関する情報を含む製品データ部と
を有することができる。

【０００９】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、前記店舗データ部は特別なサービスの提供時間に関
する情報を含むことができる。

【００１０】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、前記製品データ部は店舗で提供または提供予定の新
製品に関する情報を含むことができる。

【００１１】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、前記情報種類記録部に情報の不送信が記録されてい
る場合、前記送信手段は情報の送信を行わないことがで
きる。

【００１２】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、前記送信手段は情報端末からの要求により情報の送
信を行うことができる。

【００１３】ここで、この発明の情報提供装置におい
て、前記店舗はアミューズメント施設とすることができ
る。

【００１４】この発明の情報提供方法は、情報端末に情
報を提供する情報提供方法であって、店舗に関する所定
の店舗情報を店舗毎に記録した店舗データ記録部を用い
るものであり、店舗データ記録部に記録された店舗情報
の種類を情報端末のユーザ毎に情報種類記録部に記録す
る記録ステップと、ユーザの情報端末が存在する地域に
あり、かつ前記店舗データ記録部に記録された店舗につ
いて、前記情報種類記録部に該ユーザに応じて記録され
た店舗情報の種類に対応する店舗情報を前記店舗データ
記録部から抽出し、該情報端末へ送信する情報提供ステ
ップとを備えたことを特徴とする。

【００１５】ここで、この発明の情報提供方法におい
て、前記情報提供ステップは、ユーザの情報端末が存在
する地域を示す地域情報を取得し、該地域情報を地域情
報記録部へ情報端末毎に記録する地域情報管理ステップ
と、前記地域情報管理ステップで取得された地域情報で
示される地域に存在し、かつ前記店舗データ記録部に記
録された店舗について、前記情報種類記録部に該ユーザ
に応じて記録された種類に対応する情報を前記店舗デー
タ記録部から抽出する情報抽出ステップと、前記情報抽
出ステップで抽出された情報を該情報端末へ送信する送
信ステップとを備えることができる。

【００１６】ここで、この発明の情報提供方法におい
て、前記情報種類記録部に情報の不送信が記録されてい
る場合、前記送信ステップは情報の送信を行わないこと
ができる。

【００１７】ここで、この発明の情報提供方法におい
て、前記送信ステップは情報端末からの要求により情報
の送信を行うことができる。

【００１８】ここで、この発明の情報提供方法におい
て、前記店舗はアミューズメント施設とすることができ
る。

【００１９】この発明のプログラムは、情報端末に情報
を提供する情報提供方法を実行させるためのプログラム
であって、店舗に関する所定の店舗情報を店舗毎に記録
した店舗データ記録部と、店舗データ記録部に記録され
た店舗情報の種類を情報端末のユーザ毎に記録した情報
種類記録部とを用いるものであり、コンピュータを、店
舗情報の種類をユーザに応じて前記情報種類記録部に記
録する記録手段、ユーザの情報端末が存在する地域にあ
り、かつ前記店舗データ記録部に記録された店舗につい
て、前記情報種類記録部に該ユーザに応じて記録された
店舗情報の種類に対応する店舗情報を前記店舗データ記
録部から抽出し、該情報端末へ送信する情報提供手段と
して機能させるためのプログラムである。

【００２０】ここで、この発明のプログラムにおいて、
ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を記録
した地域情報記録部をさらに備え、前記情報提供手段
は、ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を
取得し、前記地域情報記録部へ情報端末毎に記録する地
域情報管理手段と、前記地域情報管理手段により取得さ
れた地域情報で示される地域に存在し、かつ前記店舗デ
ータ記録部に記録された店舗について、前記情報種類記
録部に該ユーザに応じて記録された種類に対応する情報
を前記店舗データ記録部から抽出する情報抽出手段と、
前記情報抽出手段により抽出された情報を該情報端末へ
送信する送信手段とを備えることができる。

【００２１】ここで、この発明のプログラムにおいて、
前記情報種類記録部に情報の不送信が記録されている場
合、前記送信手段は情報の送信を行わないことができ
る。

【００２２】ここで、この発明のプログラムにおいて、
前記送信手段は情報端末からの要求により情報の送信を
行うことができる。

【００２３】この発明の記録媒体は、本発明の上記プロ
グラム（請求項１４ないし１７のいずれかに記載された
プログラム）を記録したコンピュータ読取り可能な記録
媒体である。

【００２４】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
各実施の形態を詳細に説明する。

【００２５】実施の形態．図１は、本発明の情報提供装
置とその使用環境の概要とを例示する。図１において、
符号１０は表示部１５を有する携帯電話、ＰＨＳ（Pers
onal HandyphoneSystem）等の情報端末、４０は情報端
末１０と送受信を行う基地局、３０は情報端末１０が存
在する地域、２０は店舗Ａ、２２は店舗Ｂ、２４は店舗
Ｃ、２６は店舗Ｄ、２８は店舗Ｅである。店舗Ａ２０、
店舗Ｂ２２、店舗Ｃ２４、店舗Ｄ２６、店舗Ｅ２８等は
地域３０の範囲内に存在するゲームセンタ、パソコン・
ショップ、レストラン等の店舗である。地域３０は基地
局４０のセルであってもよいが、必ずしも基地局４０の
セルに限定されるものではなく、他の基地局（不図示）
のセルを含むものであってもよい。続いて、符号５０は
マウス等の入力機能およびディスプレイ５５等の出力機
能を含み、情報端末１０のユーザが操作可能なパーソナ
ル・コンピュータＰＣ等のコンピュータ、７０は情報端
末１０、基地局４０およびネットワーク６０（後述）等
により行われる移動体通信を管理する通信事業者側シス
テム、７２は情報端末１０の位置が登録され移動に応じ
て更新される位置登録部、１００は店舗Ａ２０等に関す
る所定の情報を情報端末１０に提供する本発明の情報提
供装置の一例、６０はネットワーク、６２は基地局４０
と接続されたネットワーク６０上のノード、６４は通信
事業者側システム７０と接続されたネットワーク６０上
のノード、６６は情報提供装置１００と接続されたネッ
トワーク６０上のノード、６８はＰＣ５０と接続された
ネットワーク６０上のノードである。ＰＣ５０は情報端
末１０のユーザの家等に置かれているものであってもよ
い。

【００２６】図１に示されるように、情報提供装置１０
０は、ノード６６と接続され入出力インタフェースの機
能を有するＩ／Ｆ１１０、店舗に関する所定の店舗情報
を店舗毎に記録した店舗データ記録部２１０、店舗デー
タ記録部２１０に記録された所定の店舗情報についてそ
の種類（店舗情報の種類）を情報端末１０のユーザ毎に
記録した情報種類記録部２００、ユーザの情報端末１０
が存在する地域３０を示す地域情報を記録した地域情報
記録部３００を有している。店舗データ記録部２１０に
記録された所定の店舗情報は、店舗Ａ２０等の設置場所
に関する情報を含む店舗データ部２２０、店舗Ａ２０等
で提供される製品に関する情報を含む製品データ部２２
５とを有している。製品データ部２２５はさらに店舗Ａ
２０等で扱う新製品に関する情報を含む新製品データ部
２３０と既存の製品に関する情報を含む既存製品データ
部２４０とを有している。

【００２７】さらに、情報提供装置１００は、店舗情報
の種類をユーザに応じて情報種類記録部２００に記録す
る記録部（記録手段）１２０、ユーザの情報端末１０が
存在する地域３０を示す地域情報を位置登録部７２から
取得し、地域情報記録部３００へ情報端末１０毎に記録
する地域情報管理部（地域情報管理手段）１３０、ユー
ザの情報端末１０が存在する地域３０にあり、かつ店舗
データ部２２５に記録された店舗Ａ２０等について、情
報種類記録部２００にこのユーザに応じて記録された店
舗情報の種類に対応する店舗情報を店舗データ記録部２
１０から抽出し、情報端末１０へ送信する情報抽出部
（情報抽出手段）１４０、情報抽出部１４０により抽出
された情報を情報端末１０へ送信する送信部（送信手
段）１５０を有している。本発明の情報提供手段は上述
の地域情報管理部１３０、情報抽出部１４０、送信部１
５０および地域情報記録部３００より構成されている。

【００２８】以下、本発明の情報提供装置および方法に
ついて、ＰＣ５０のディスプレイ５５または情報端末１
０の表示部１５に表示される画面の例、情報種類記録部
２００等に記録されたデータの例等を示しながら説明す
る。

【００２９】図２は、ＰＣ５０のディスプレイ５５に表
示される店舗種別選択画面の一例を示す。図２におい
て、符号１６０は店舗種別選択画面、１６１はユーザの
名前を入力する名前欄、１６２はユーザの識別子である
ユーザＩＤを入力するユーザＩＤ欄、１６３はユーザの
情報端末１０の一例である携帯電話の番号を入力する携
帯電話番号欄、１６４はユーザが提供されることを希望
する店舗情報の対象となる店舗を選択させる旨の表示
（「希望する店舗の種別を選んで下さい」）、１６５は
対象となる店舗の一例であるゲームセンタ欄、１６６は
対象となる店舗の一例であるレストラン欄、１６７は対
象となる店舗の一例であるパソコン・ショップ欄であ
る。図２ではゲームセンタ欄１６５が選択されている。
情報端末１０のユーザは図２に示されるような店舗種別
選択画面１６０を通して、ユーザ向けにカスタマイズさ
れて提供される所望の店舗情報の対象となる店舗を選択
することができる。図２において店舗の種別は３通りし
か表示されていないが、これはあくまでも例示であっ
て、表示される店舗の種別の数に制限があるわけではな
い。図２ではユーザＩＤ欄１６２と携帯電話番号欄１６
３とが表示されているが、例えば携帯電話番号をユーザ
ＩＤとして用いることもできる。この場合、ユーザＩＤ
欄１６２に携帯電話番号を入力するようにして、携帯電
話番号欄１６３を省略してもよい。あるいは携帯電話番
号欄１６３のみ表示しておきユーザＩＤ欄１６２は省略
してもよい。ユーザに関しては上述のデータの他にも住
所等の個人的なデータを入力させることもできる。

【００３０】図３は、図２の店舗種別選択画面１６０で
ゲームセンタ欄１６５が選択された後に、ＰＣ５０のデ
ィスプレイ５５に表示される情報種類選択画面の一例を
示す。以下、店舗Ａ２０等がゲームセンタである場合に
ついて説明するが、他の店舗、例えばレストラン欄１６
６等が選択された場合であっても同様に本発明の情報提
供装置および方法を適用することができる。図３におい
て、符号１７０は情報種類選択画面（ゲームセンタ）、
１７１は以下で説明される各種の選択された情報の送信
を行うかどうかを選択させる送信選択ボタン、１７２は
ユーザが提供されることを希望する店舗（ゲームセン
タ）情報の種類を選択させる旨の表示（「提供を希望す
る店舗情報の種類を選んで下さい（複数選択可能）」、
１７３はゲームセンタ自体に関して選択できる店舗情報
の種類の表示であり、ゲームセンタの名称欄１７５、ゲ
ームセンタが設置されている場所欄１７６、タイムサー
ビスを行うタイムサービス時間欄１７７、ゲームセンタ
が開場している時間を示すオープン時間欄１７８を含ん
でいる。図３に示されるようにゲームセンタに関して店
舗情報の種類は複数個選択することができる。図３では
名称欄１７５と場所欄１７６とが選択されている。後述
するようにユーザの情報端末１０にはユーザが予め選択
した店舗情報の種類に応じた店舗情報のみが送信され表
示部１５に表示される。図３ではゲームセンタに関して
選択できる店舗情報の種類は４通りしか表示されていな
いが、これはあくまでも例示であって、選択できる店舗
情報の種類の数に制限があるわけではない。

【００３１】続いて、符号１８０はゲームセンタでプレ
イ可能な新製品に関して選択できる店舗情報の種類の表
示であり、新製品のゲームの名称欄１８１、新製品のゲ
ームのプレイ料金を示す料金欄１８２、新製品のゲーム
の入荷日または入荷予定日を示す入荷日欄１８３、新製
品のゲームの種類を示す種類欄１８４、新製品のゲーム
をプレイすることが可能なプレーヤの人数を示すプレー
ヤ人数欄１８５を含んでいる。図３に示されるように新
製品に関する店舗情報の種類は複数個選択することがで
きる。図３では名称欄１８１と料金欄１８２とが選択さ
れている。図３では新製品に関して選択できる店舗情報
の種類は５通りしか表示されていないが、これはあくま
でも例示であって、選択できる店舗情報の種類の数に制
限があるわけではない。

【００３２】続いて、符号１９０はゲームセンタでプレ
イ可能な既存のゲーム製品に関して選択できる店舗情報
の種類の表示であり、シューティング・ゲームであるこ
とを示すシューティング欄、レース・ゲームであること
を示すレース欄、格闘ゲームであることを示す格闘欄、
じゃんけんゲームであることを示すじゃんけん欄、パズ
ル・ゲームであることを示すパズル欄、アドベンチャー
・ゲームであることを示すアドベンチャー欄、ルーレッ
ト・ゲームであることを示すルーレット欄等を含む選択
欄１９２が表示されている。符号１９３はゲームの名称
を入力するゲーム名称欄であり、ユーザはこのゲーム名
称欄１９３に特定のゲームの名称（複数可）を入力する
ことができる。後述するようにユーザの情報端末１０に
はユーザが予め選択した既存製品に関する店舗情報の種
類に応じた店舗情報のみが送信される。ユーザがゲーム
名称欄１９３に所望のゲームの名称を入力しておくと、
ユーザの情報端末１０に当該名称のゲーム（複数入力し
た場合はその内のいずれか１つのゲーム）をプレイでき
るゲームセンタの名称等が送信される。図３に示される
ように既存のゲーム製品に関する店舗情報の種類を１つ
も選択しないこともできる。この場合、既存のゲーム製
品に関する店舗情報は提供されない。後述するようにユ
ーザが望まない店舗情報の種類については店舗情報は情
報端末１０へ送信されない。図３では既存のゲーム製品
に関して選択できる店舗情報の種類は７通りしか表示さ
れていないが、これはあくまでも例示であって、選択で
きる店舗情報の種類の数に制限があるわけではない。

【００３３】続いて、符号１９４はゲームセンタに付帯
する設備に関して選択できる店舗情報の種類の表示であ
り、レストランであることを示すレストラン欄、トイレ
であることを示すトイレ欄等を含む選択欄１９４が表示
されている。図３に示されるように付帯する設備に関す
る店舗情報の種類を１つも選択しないこともできる。こ
の場合、付帯する設備に関する店舗情報は提供されな
い。後述するようにユーザが望まない店舗情報の種類に
ついては店舗情報は情報端末１０へ送信されない。図３
では付帯する設備の店舗情報の種類は２通りしか表示さ
れていないが、これはあくまでも例示であって、選択で
きる店舗情報の種類の数に制限があるわけではない。

【００３４】以上のように、情報端末１０のユーザはま
ずＰＣ５０のディスプレイ５５に表示される図２のよう
な店舗種別選択画面１６０を通して、ユーザ向けにカス
タマイズされた所望の店舗情報の対象となる店舗（例え
ばゲームセンタ）を選択することができる。次にＰＣ５
０のディスプレイ５５に表示される図３のような情報種
類選択画面を通して、ユーザ向けにカスタマイズされて
提供される所望の店舗（例えばゲームセンタ）情報の種
類を選択することができる。後述するようにユーザの情
報端末１０にはユーザが予め選択した店舗情報の種類に
応じた店舗情報のみが送信されて表示部１５に表示され
る。ユーザが望まない店舗情報の種類については店舗情
報は情報端末１０へ送信されない。

【００３５】上述の送信選択ボタン１７１はデフォルト
では送信する方に選択されており、これを示すためにチ
ェック印が表示されている。ユーザは送信選択ボタン１
７１をクリック等してチェック印を消し、送信しない方
を選択することもできる。後述するように、ユーザが携
帯端末１０と共に所定の場所に来た場合、デフォルトで
はユーザが予め選択した店舗情報の種類に応じた店舗情
報が携帯端末１０へ送信される。しかし、ユーザが送信
選択ボタン１７１をクリック等してチェック印を消し、
送信しない方を選択した場合、ユーザが予め選択した店
舗情報を携帯端末１０へ送信しないようにすることがで
きる。さらに、ユーザは店舗情報を送信しない場所また
は地域等を細かく指定しておくこともできる。ユーザが
店舗情報を送信しない方を選択した場合であっても、ユ
ーザが携帯端末１０から所定のデータを送信することに
より、改めて予め選択した店舗情報を送信させるように
要求することもできる。

【００３６】ユーザが選択した店舗種別と当該店舗に関
して提供を受けたい店舗情報の種類とは、上述の情報の
送信に関する選択も含めて情報種類記録部２００に記録
される。ユーザに関する名前、住所等の個人的なデータ
はユーザ記録部（不図示）として別に記録しておくこと
もできる。図４は、情報種類記録部２００に記録された
データの一例を示す。図４において、符号２００は店舗
情報の種類を情報端末１０のユーザ毎に記録した情報種
類記録部、２０２はユーザを識別するユーザＩＤ（例え
ば「ＵＳ１２３４」）を記録するユーザＩＤ記録欄、２
０４は携帯電話番号（例えば「０１２−３４５６−７８
９０」）を記録する携帯電話番号記録欄、２０６はユー
ザが選択した店舗情報の種類（例えば「（ＳＮＭ，ＳＬ
Ｃ，ＰＮＭ，ＰＰＲ）」を記録した店舗情報の種類記録
欄である。店舗情報の種類は略記号を用いて表現するこ
とができる。例えば図４に示されるように、ユーザＩＤ
記録欄２０２に記録されたユーザＩＤが「ＵＳ１２３
４」に対応する店舗情報の種類記録欄２０６に記録され
た店舗情報の種類（ＳＮＭ，ＳＬＣ，ＰＮＭ，ＰＰＲ）
において、ＳＮＭは図３に示される店舗の名称欄１７５
が該ユーザにより選択されたことを示す。同様に、ＳＬ
Ｃは店舗の場所欄１７６が該ユーザにより選択されたこ
とを示し、ＰＮＭは新製品の名称欄１８１が該ユーザに
より選択されたことを示し、ＰＰＲは新製品の料金欄１
８２が該ユーザにより選択されたことを示している。他
の略記号には新製品の入荷日欄１８３が該ユーザにより
選択されたことを示すＰＳＰ等がある。略記号の例とし
て３文字のアルファベットを示したが、これはあくまで
も例示であって、区別がつくものであれば３文字のアル
ファベットに限定されるものではない。

【００３７】図４では店舗情報の種類記録欄２０６に記
録されるデータは不定長である場合を示したが、他の方
法を用いることもできる。例えば固定長の方法を用いる
場合、取り扱う店舗情報の種類の最大数（例えば２５６
種類）に対応するビット長（２５６ビット）分の固定領
域を店舗情報の種類記録欄２０６として用意しておき、
ユーザにより選択された店舗情報の種類に対応するビッ
ト位置をビット１に設定し、選択されなかった店舗情報
の種類に対応するビット位置をビット０に設定すること
もできる。その他、選択された店舗情報の種類を記録し
た領域を別に用意しておき、店舗情報の種類記録欄２０
６には選択された当該領域へのポインタを記録しておく
こともできる。

【００３８】図５は、店舗データ記録部２１０の店舗デ
ータ部２２０に記録されるデータの一例を示す。図５に
おいて、符号２２０は店舗の設置場所に関する情報を含
む店舗データ部２２０、２２２は店舗を識別する店舗Ｉ
Ｄ（例えば「ＳＰ００１５」）を記録した店舗ＩＤ記録
欄、２２４は店舗の名称（例えば「センタＡ」）を記録
した店舗名称記録欄、２２６は店舗の設置場所（例えば
「巣鴨Ａ丁目Ｂ番Ｃ号」）を記録した場所記録欄、２２
８は店舗におけるタイムサービス時間（例えば「１３：
００−１５：００」）を記録したタイムサービス時間記
録欄、２２９は店舗の開場時間を示すオープン時間（例
えば「１０：００−２２：００」）を記録したオープン
時間記録欄である。ユーザが図３に示されるゲームセン
タの名称欄１７５を提供される店舗情報の種類として選
択した場合、後述するように店舗データ部２２０の店舗
名称記録欄２２４に記録された店舗の名称（「センタ
Ａ」等）が情報端末１０へ送信され表示部１５に表示さ
れることにより、所望の店舗情報がユーザに対して提供
される。

【００３９】上述の場所記録欄２２６は店舗の設置場所
のみを記録していたが、店舗の設置場所に関する情報と
しては、その他に店舗が位置する緯度および経度の情報
を含めることができる。ユーザが情報選択画面１７０内
の場所記録欄１７６を選択した場合、これらの情報に基
づいて地図データベース（不図示）から所望の範囲の地
図情報を取り出し、これらの地図情報を店舗の場所記録
欄２２６に記録された設置場所のデータと共にユーザの
携帯端末１０へ送信することができる。

【００４０】図６（Ａ）は、ゲームセンタを例として、
店舗データ記録部２１０の製品データ部２２５の中の新
製品データ部２３０に記録されるデータの一例を示す。
図６（Ａ）において、符号２３０はゲームセンタ毎に記
録された、ゲームセンタで提供または提供予定の新製品
のゲームに関する情報を含む新製品データ部、２３１は
新製品のゲームの識別子である製品ＩＤ（例えば「Ｐ６
７８９」）を記録した新製品の製品ＩＤ記録欄、２３２
は新製品のゲームの名称（例えば「ゲームＡ」）を記録
した新製品の名称記録欄、２３３は新製品のゲームのプ
レイ料金（例えば「１００（円）」）を示す料金を記録
した新製品のプレイ料金記録欄、２３５は新製品のゲー
ムの入荷日または入荷予定日を示す入荷日（例えば「２
００１（年）／２（月）／２２（日）」）を記録した入
荷日記録欄、２３５は新製品のゲームの種類（例えば
「格闘」）を記録した新製品の種類記録欄、２３６は新
製品のゲームをプレイすることが可能なプレーヤの人数
（例えば「１−２（一人または二人）」）を記録した新
製品のプレーヤ人数記録欄である。ユーザが図３に示さ
れる新製品のゲームの名称欄１８１を提供される情報の
種類として選択した場合、後述するように新製品データ
部２３０の新製品の名称記録欄２３２に記録された新製
品のゲームの名称（「ゲームＡ」等）が情報端末１０へ
送信され表示部１５に表示されることにより、所望の店
舗情報がユーザに対して提供される。

【００４１】図６（Ｂ）は、ゲームセンタを例として、
店舗データ記録部２１０の製品データ部２２５の中の既
存製品データ部２３０に記録されるデータの一例を示
す。図６において、符号２４０はゲームセンタ毎に記録
された、ゲームセンタで提供されている既存製品のゲー
ムに関する情報を含む既存製品データ部、２４１は既存
製品のゲームの識別子である製品ＩＤ（例えば「Ｐ００
１２」）を記録した既存製品の製品ＩＤ記録欄、２４２
は既存製品のゲームの名称（例えば「ゲームＸ」）を記
録した既存製品の名称記録欄、２４３は既存製品のゲー
ムのプレイ料金（例えば「１０（円）」）を示す料金を
記録した既存製品のゲームのプレイ料金記録欄、２４５
は既存製品のゲームの種類（例えば「じゃんけん」）を
記録した既存製品の種類記録欄、２４６は既存製品のゲ
ームをプレイすることが可能なプレーヤの人数（例えば
「１（一人）」）を記録した既存製品のプレーヤ人数記
録欄である。ユーザが既存製品のゲームに関する情報の
種類の表示１９０内のシューティング・ゲーム欄を提供
される情報の種類として選択した場合、後述するように
既存製品データ部２４０の既存製品のゲームの名称記録
欄２４２に記録された既存製品の名称（「ゲームＸ」
等）が情報端末１０へ送信され表示部１５に表示される
ことにより、所望の店舗情報がユーザに対して提供され
る。

【００４２】図７は、ユーザの情報端末１０が存在する
地域３０を示す地域情報を記録した地域情報記録部３０
０を示す。図７において、符号３００は地域情報記録
部、３０２は情報端末１０等を有するユーザのユーザＩ
Ｄ（例えば「ＵＳ１２３４」）を記録したユーザＩＤ記
録欄、３０４は情報端末１０等を有するユーザの携帯電
話番号（例えば「０１２−３４５６−７８９０」）を記
録した携帯電話番号記録欄、３０６は情報端末１０等を
有するユーザが存在する地域情報（例えば「東京都豊島
区巣鴨、．．．」）を記録した地域情報記録欄である。
地域情報管理部１３０は、ユーザの情報端末１０が存在
する地域３０を示す地域情報（例えば「東京都豊島区巣
鴨、．．．」）を位置登録部７２から取得することがで
きる。その後、取得した地域情報を地域情報記録部３０
０へユーザＩＤと携帯電話番号と共に記録する。

【００４３】図８は、本発明の情報提供方法の流れの一
例を説明する。図８に示されるように、まずユーザの情
報端末１０が存在する地域３０を示す地域情報を位置登
録部７２から取得して地域情報記録部３００へ情報端末
１０毎に記録する（ステップＳ１０、地域情報管理ステ
ップ）。例えば、ユーザ（ユーザＩＤがＵＳ１２３４で
携帯電話番号が０１２−３４５６−７８９０）が、情報
端末（携帯電話）１０と共に地域情報（東京都豊島区巣
鴨）で示される地域に存在することが地域情報記録部３
００に記録される。

【００４４】次に、このユーザが選択した店舗情報の種
類を情報種類記録部２００から取得する（ステップ１
２）。例えば、ユーザ（ユーザＩＤがＵＳ１２３４で携
帯電話番号が０１２−３４５６−７８９０）が選択した
店舗情報の種類は、情報種類記録部２００の店舗情報の
種類記録欄２０６より、（ＳＮＭ，ＳＬＣ，ＰＮＭ，Ｐ
ＰＲ）であると取得することができる。

【００４５】次に、ステップＳ１０（地域情報管理ステ
ップ）で取得された地域情報（東京都豊島区巣鴨）で示
される地域３０に存在し、かつ店舗データ部２２０に記
録された店舗を得る。具体的には店舗データ部２２０の
場所記録欄２２６を検索して、場所記録欄２２６に記録
された場所がステップＳ１０で得られた地域情報と等し
いかまたは近い場合、そのような店舗を取得することが
できる。例えば、図５に示されるように、店舗ＩＤが
「ＳＰ００１５」と「ＳＰ００１６」の店舗は、場所記
録欄２２６に記録された場所が各々「巣鴨Ａ丁目Ｂ番Ｃ
号」、「巣鴨Ｄ丁目Ｅ番Ｆ号」であるため、これらに含
まれる「巣鴨」と地域情報に含まれる「巣鴨」とが一致
する。そこで、これらの店舗（店舗ＩＤが「ＳＰ００１
５」と「ＳＰ００１６」の店舗）が取得される。一致し
ない場合であっても、地図情報が記録された地図データ
ベース（不図示）に基づいて、ある地域に近い場所にあ
る店舗であれば取得することができる。近さについては
距離等により任意に設定しておくことができる。ここ
で、ステップＳ１２で得られた店舗情報の種類の中にＳ
ＬＣ（店舗場所）とＳＮＭ（店舗名）とが含まれている
ため、上述の店舗について店舗データ部２２０の名称記
録欄２２４と場所記録欄２２６とからＳＬＣとＳＮＭと
に対応する店舗情報を抽出する。すなわち店舗ＩＤが
「ＳＰ００１５」の店舗については店舗の場所「巣鴨Ａ
丁目Ｂ番Ｃ号」と店舗の名称「センタＡ」とが抽出さ
れ、店舗ＩＤが「ＳＰ００１６」の店舗については店舗
の場所「巣鴨Ｄ丁目Ｅ番Ｆ号」と店舗の名称「センタＡ
２号店」とが抽出される（ステップＳ１４、情報抽出ス
テップ）。

【００４６】ステップＳ１２で得られた店舗情報の種類
の中にＰＮＭ（新製品名）とＰＰＲ（新製品料金）とが
含まれているため、上述の店舗について記録されている
新製品データ部２３０の名称記録欄２３２と料金記録欄
２３３とからＰＮＭとＰＰＲとに対応する店舗情報を抽
出する。すなわち図６（Ａ）を店舗ＩＤが「ＳＰ００１
５」の店舗について記録されているデータであるとする
と、新製品の名称「ゲームＡ」と新製品の料金「１００
（円）」とが抽出され、さらに新製品の名称「ゲーム
Ｂ」と新製品の料金「１００（円）」とが抽出される
（ステップＳ１６、情報抽出ステップ）。店舗ＩＤが
「ＳＰ００１６」の店舗についても同様に店舗情報を抽
出することができる。

【００４７】最後に、以上の情報抽出ステップで抽出さ
れた情報が情報端末１０へ送信される（送信ステッ
プ）。図９は情報端末１０に送信され表示部１５に表示
された情報の一例を示す。図９において、符号４００は
情報端末の表示部１５に表示された情報を表示する画
面、４１０はスクロールされて表示された情報を表示す
る画面である。

【００４８】図９に示されるように、ユーザが選択した
店舗情報の種類が（ＳＮＭ，ＰＮＭ，ＰＳＰ）、すなわ
ち店舗名称、新製品名称および新製品入荷日であって、
情報端末１０を有するユーザが地域情報（巣鴨）で示さ
れる地域３０に来た場合に、情報端末１０へ画面４００
と４１０とに示されるような店舗情報が送信される。具
体的には、画面４００でユーザが存在する地域が「あな
たは今巣鴨にいます」と表示され、近辺に存在する店舗
の名称が「１．センタＡ、２．センタＡ２号店」と表示
される。画面４００をスクロールさせることにより、画
面４１０で上記店舗が有する新製品の名称と入荷日とが
「１．センタＡ、ゲームＡ（２（月）／２２（日）入
荷）、ゲームＢ（２（月）／２８（日）入荷予定）」等
と表示される。入荷と入荷予定とは入荷日記録欄２３４
に記録された入荷日と現在の日とを比較することによ
り、入荷日が現在の日より先であれば入荷予定とし後で
れば入荷として分けて表示することができる。

【００４９】以上より、本実施の形態によれば、情報端
末１０のユーザはＰＣ５０のディスプレイ５５に表示さ
れる店舗種別選択画面１６０を通して、ユーザ向けにカ
スタマイズされた所望の店舗情報の対象となる店舗（例
えばゲームセンタ）を予め選択することができる。次に
ＰＣ５０のディスプレイ５５に表示される情報種類選択
画面１７０を通して、ユーザ向けにカスタマイズされて
提供される所望の店舗情報の種類（例えば店舗の名称、
新製品の名称等）を予め選択することができる。ユーザ
がある地域３０に来た場合、ユーザの情報端末１０が存
在する位置の所定の範囲の地域３０またはこれに近い地
域に存在し、かつ店舗データ記録部２１０に記録された
店舗について、ユーザが予め選択した店舗情報の種類を
情報種類記録部２００から取得する。この店舗情報の種
類に対応する情報（例えば店舗の名称がセンタＡ、新製
品の名称がゲームＡ等）を店舗データ記録部２１０から
抽出し、当該情報をユーザの情報端末１０へ送信する。
この結果、携帯電話等の情報端末１０を使用するユーザ
は、移動しつつ現在いる位置の所定の範囲の地域３０ま
たはこれに近い地域の店舗について、ユーザ向けにカス
タマイズされた所望の店舗情報をリアルタイムで入手す
ることができる。

【００５０】ユーザが情報端末１０と共に自宅にいる場
合、個人的データとして得られたユーザの住所に基づい
て、当該住所のある位置の所定の範囲の地域３０または
これに近い地域の店舗情報を送信することができる。上
述の店舗情報の種類の他に、例えば選択した店舗情報の
種類が更新された場合に、その更新された店舗情報のみ
を送信するように指定することもできる。店舗の種別と
しては上述のゲームセンタ、レストラン、パソコン・シ
ョップの他に本屋等も挙げることができる。この場合、
情報端末１０のユーザがある地域３０にいる場合、予め
選択した種類の本または特定の本を置いてある本屋の名
称、場所等を情報端末１０へ送信し表示部１５に表示さ
せることができる。

【００５１】上述のように、ユーザの携帯端末１０へ所
望の店舗情報が送信され、表示部１５に画面４００等を
表示することができる。しかし、情報提供装置１００は
他の情報提供方法を行うこともできる。例えば、情報提
供装置１００にウェブ・サーバ（不図示）を設けてお
き、店舗データ記録部２１０等に記録された情報をＨＴ
ＭＬ等の言語で記述しておくこともできる。この場合、
ユーザは店舗データ記録部２１０等に記録された店舗情
報を、携帯端末１０から所望のブラウザ等を用いて閲覧
することができる。

【００５２】上述した実施の形態の機能を実現するコン
ピュータ・プログラムを本発明の情報提供装置１００に
供給し、その情報提供装置１００のコンピュータが当該
コンピュータ・プログラムを実行することによっても、
本発明の目的が達成されることは言うまでもない。この
場合、当該コンピュータ・プログラム自体が本発明の情
報提供装置の新規な機能を実現することになる。さら
に、当該コンピュータ・プログラムを記録した記録媒体
も同様に本発明を構成することになる。記録媒体は情報
提供装置１００に設けられた記録媒体読取り部（不図
示）にセットすることができる。コンピュータ・プログ
ラムを記録した記録媒体としては、例えば、ＣＤ−ＲＯ
Ｍ、メモリ・カード、ＤＶＤ、光ディスク、ＦＤ、ハー
ドディスク、ＲＯＭ等を用いることができる。

【００５３】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の情報提供
装置、方法、プログラムおよび記録媒体によれば、情報
端末１０のユーザがユーザ向けにカスタマイズされた所
望の店舗情報の対象となる店舗と所望の店舗情報の種類
とを予め選択し記録しておくことにより、ユーザの情報
端末１０が存在する位置の所定の範囲の地域３０または
これに近い地域に存在し、かつ店舗データ記録部２１０
に記録された店舗について、ユーザが予め選択した店舗
情報の種類に対応する情報を店舗データ記録部から抽出
し、当該情報をユーザの情報端末１０へ送信し情報端末
１０に表示することができる。このため、携帯電話を使
用するユーザが移動しつつ現在いる位置の所定の範囲の
地域３０またはこれに近い地域の店舗について、ユーザ
向けにカスタマイズされた所望の情報をリアルタイムで
入手することができる情報提供装置、方法、プログラム
および記録媒体を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の情報提供装置の一例と該装置が用い
られる環境の概要とを示す図である。

【図２】 ＰＣ５０のディスプレイ５５に表示される店
舗種別選択画面の一例を示す図である。

【図３】 図２の店舗種別選択画面１６０で店舗（ゲー
ムセンタ）が選択された後にＰＣ５０のディスプレイ５
５に表示される情報種類選択画面の一例を示す図であ
る。

【図４】 情報種類記録部２００に記録されるデータの
一例を示す図である。

【図５】 店舗データ記録部２１０の店舗データ部２２
０に記録されるデータの一例を示す図である。

【図６】 店舗データ記録部２１０の製品データ部２２
５の中の新製品データ部２３０に記録されるデータの一
例を示す図である。

【図７】 ユーザの情報端末１０が存在する地域３０を
示す地域情報を記録した地域情報記録部３００を示す図
である。

【図８】 本発明の情報提供方法の流れの一例を説明す
る図である。

【図９】 情報端末１０に送信され表示部１５に表示さ
れた情報の一例を示す図である。

【符号の説明】

１０ 情報端末、 １５ 表示部、 ２０ 店舗Ａ、
２２ 店舗Ｂ、 ２４店舗Ｃ、 ２６ 店舗Ｄ、 ２８
店舗Ｅ、 ３０ 地域、 ４０ 基地局、５０ Ｐ
Ｃ、 ５５ ディスプレイ、 ６０ ネットワーク、
６２，６４，６６，６８ ノード、 ７０ 通信事業者
側システム、 ７２ 位置登録部、１００ 情報提供装
置、１１０ Ｉ／Ｆ、 １２０ 記録部、 １３０ 地
域情報管理部、 １４０ 情報抽出部、 １５０ 送信
部、 １６０ 店舗種別選択画面、 １６１ 名前欄、
１６２ ユーザＩＤ欄、 １６３ 携帯電話番号欄、
１６４，１７２，１７３，１８０，１９０ 表示、
１６５ ゲームセンタ欄、 １６６ レストラン欄、
１６７ パソコン・ショップ欄、 １７０ 情報種類選
択画面（ゲームセンタ）、１７１ 送信選択ボタン、
１７５ ゲームセンタの名称欄， １８１ 新製品のゲ
ームの名称欄、 １７６ 場所欄、 １７７ タイムサ
ービス時間欄、 １７８ オープン時間欄、 １８２
料金欄、１８３ 入荷日欄、 １８４ 種類欄、 １８
５ プレーヤ人数欄、 １９２，１９４ 選択欄、 １
９３ ゲーム名称欄、 ２００ 情報種類記録部、 ２
０２，３０２ ユーザＩＤ記録欄、 ２０４，３０４
携帯電話番号記録欄、２０６ 店舗情報の種類記録欄、
２１０ 店舗データ記録部、 ２２０ 店舗データ
部、 ２２２ 店舗ＩＤ記録欄、 ２２４ 店舗名称記
録欄、 ２２６場所記録欄、 ２２８ タイムサービス
時間記録欄、 ２２９ オープン時間記録欄、 ２２５
製品データ部、 ２３０ 新製品データ部、 ２３
１，２４１製品ＩＤ記録欄、 ２３２，２４２ 製品の
名称記録欄、 ２３３，２４３プレイ料金記録欄、 ２
３５ 入荷日記録欄、 ２３５，２４５ 製品の種類記
録欄、 ２３６，２４６ プレーヤの人数記録欄、 ２
４０ 既存製品データ部、 ３００ 地域情報記録部、
３０６ 地域情報記録欄、４００，４１０ 画面。

Claims (18)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 店舗に関する所定の店舗情報を店舗毎に
   記録した店舗データ記録部と、 前記店舗データ記録部に記録された店舗情報の種類を情
   報端末のユーザ毎に記録した情報種類記録部と、 店舗情報の種類をユーザに応じて前記情報種類記録部に
   記録する記録手段と、 ユーザの情報端末が存在する地域にあり、かつ前記店舗
   データ記録部に記録された店舗について、前記情報種類
   記録部に該ユーザに応じて記録された店舗情報の種類に
   対応する店舗情報を前記店舗データ記録部から抽出し、
   該情報端末へ送信する情報提供手段とを備えたことを特
   徴とする情報提供装置。
2. 【請求項２】 請求項１記載の情報提供装置において、
   ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を記録
   した地域情報記録部をさらに備え、前記情報提供手段
   は、 ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を取得
   し、前記地域情報記録部へ情報端末毎に記録する地域情
   報管理手段と、 前記地域情報管理手段により取得された地域情報で示さ
   れる地域に存在し、かつ前記店舗データ記録部に記録さ
   れた店舗について、前記情報種類記録部に該ユーザに応
   じて記録された種類に対応する情報を前記店舗データ記
   録部から抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段により抽出された情報を該情報端末へ
   送信する送信手段とを備えたことを特徴とする情報提供
   装置。
3. 【請求項３】 請求項１または２記載の情報提供装置に
   おいて、前記店舗データ記録部に記録された所定の情報
   は、店舗の設置場所に関する情報を含む店舗データ部
   と、店舗で提供される製品に関する情報を含む製品デー
   タ部とを有することを特徴とする情報提供装置。
4. 【請求項４】 請求項３記載の情報提供装置において、
   前記店舗データ部は特別なサービスの提供時間に関する
   情報を含むことを特徴とする情報提供装置。
5. 【請求項５】 請求項３記載の情報提供装置において、
   前記製品データ部は店舗で提供または提供予定の新製品
   に関する情報を含むことを特徴とする情報提供装置。
6. 【請求項６】 請求項２ないし５のいずれかに記載の情
   報提供装置において、前記情報種類記録部に情報の不送
   信が記録されている場合、前記送信手段は情報の送信を
   行わないことを特徴とする情報提供装置。
7. 【請求項７】 請求項６記載の情報提供装置において、
   前記送信手段は情報端末からの要求により情報の送信を
   行うことを特徴とする情報提供装置。
8. 【請求項８】 請求項１ないし７のいずれかに記載の情
   報提供装置において、前記店舗はアミューズメント施設
   であることを特徴とする情報提供装置。
9. 【請求項９】 情報端末に情報を提供する情報提供方法
   であって、店舗に関する所定の店舗情報を店舗毎に記録
   した店舗データ記録部を用いるものであり、 店舗データ記録部に記録された店舗情報の種類を情報端
   末のユーザ毎に情報種類記録部に記録する記録ステップ
   と、 ユーザの情報端末が存在する地域にあり、かつ前記店舗
   データ記録部に記録された店舗について、前記情報種類
   記録部に該ユーザに応じて記録された店舗情報の種類に
   対応する店舗情報を前記店舗データ記録部から抽出し、
   該情報端末へ送信する情報提供ステップとを備えたこと
   を特徴とする情報提供方法。
10. 【請求項１０】 請求項９記載の情報提供方法におい
    て、前記情報提供ステップは、 ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を取得
    し、該地域情報を地域情報記録部へ情報端末毎に記録す
    る地域情報管理ステップと、 前記地域情報管理ステップで取得された地域情報で示さ
    れる地域に存在し、かつ前記店舗データ記録部に記録さ
    れた店舗について、前記情報種類記録部に該ユーザに応
    じて記録された種類に対応する情報を前記店舗データ記
    録部から抽出する情報抽出ステップと、 前記情報抽出ステップで抽出された情報を該情報端末へ
    送信する送信ステップとを備えたことを特徴とする情報
    提供方法。
11. 【請求項１１】 請求項１０記載の情報提供方法におい
    て、前記情報種類記録部に情報の不送信が記録されてい
    る場合、前記送信ステップは情報の送信を行わないこと
    を特徴とする情報提供方法。
12. 【請求項１２】 請求項１１記載の情報提供方法におい
    て、前記送信ステップは情報端末からの要求により情報
    の送信を行うことを特徴とする情報提供方法。
13. 【請求項１３】 請求項９ないし１２のいずれかに記載
    の情報提供方法において、前記店舗はアミューズメント
    施設であることを特徴とする情報提供方法。
14. 【請求項１４】 情報端末に情報を提供する情報提供方
    法を実行させるためのプログラムであって、店舗に関す
    る所定の店舗情報を店舗毎に記録した店舗データ記録部
    と、店舗データ記録部に記録された店舗情報の種類を情
    報端末のユーザ毎に記録した情報種類記録部とを用いる
    ものであり、コンピュータを、 店舗情報の種類をユーザに応じて前記情報種類記録部に
    記録する記録手段、 ユーザの情報端末が存在する地域にあり、かつ前記店舗
    データ記録部に記録された店舗について、前記情報種類
    記録部に該ユーザに応じて記録された店舗情報の種類に
    対応する店舗情報を前記店舗データ記録部から抽出し、
    該情報端末へ送信する情報提供手段として機能させるた
    めのプログラム。
15. 【請求項１５】 請求項１４記載のプログラムにおい
    て、ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を
    記録した地域情報記録部をさらに備え、前記情報提供手
    段は、 ユーザの情報端末が存在する地域を示す地域情報を取得
    し、前記地域情報記録部へ情報端末毎に記録する地域情
    報管理手段と、 前記地域情報管理手段により取得された地域情報で示さ
    れる地域に存在し、かつ前記店舗データ記録部に記録さ
    れた店舗について、前記情報種類記録部に該ユーザに応
    じて記録された種類に対応する情報を前記店舗データ記
    録部から抽出する情報抽出手段と、 前記情報抽出手段により抽出された情報を該情報端末へ
    送信する送信手段とを備えたことを特徴とするプログラ
    ム。
16. 【請求項１６】 請求項１５記載のプログラムにおい
    て、前記情報種類記録部に情報の不送信が記録されてい
    る場合、前記送信手段は情報の送信を行わないことを特
    徴とするプログラム。
17. 【請求項１７】 請求項１６記載のプログラムにおい
    て、前記送信手段は情報端末からの要求により情報の送
    信を行うことを特徴とするプログラム。
18. 【請求項１８】 請求項１４ないし１７のいずれかに記
    載されたプログラムを記録したコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。