JP2003058133A - 画像表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

画像表示装置およびその駆動方法

Info

Publication number
JP2003058133A
JP2003058133A JP2002159149A JP2002159149A JP2003058133A JP 2003058133 A JP2003058133 A JP 2003058133A JP 2002159149 A JP2002159149 A JP 2002159149A JP 2002159149 A JP2002159149 A JP 2002159149A JP 2003058133 A JP2003058133 A JP 2003058133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
signal lines
display device
image display
signal line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002159149A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4176385B2 (ja
Inventor
Yukio Tanaka
幸夫 田中
Munehiro Asami
宗広 浅見
Yasushi Kubota
靖 久保田
Hajime Washio
一 鷲尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Sharp Corp
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd, Sharp Corp filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2002159149A priority Critical patent/JP4176385B2/ja
Publication of JP2003058133A publication Critical patent/JP2003058133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4176385B2 publication Critical patent/JP4176385B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示装置においてデジタル方式の信号線
駆動回路の占有面積は大きく、これが表示装置の小型化
の妨げになっている。 【解決手段】 信号線駆動回路内の記憶回路やD/A変
換回路をn本(nは2以上の自然数)の信号線で共有す
る。1水平走査期間をn個に分割し、その分割された各
期間に、記憶回路やD/A変換回路がそれぞれ異なる信
号線に対して処理を行なうことで、全ての信号線を駆動
することができる。こうして信号線駆動回路内の記憶回
路やD/A変換回路を従来例のn分の1にすることが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル映像信号
を入力する画像表示装置の駆動方法に関し、前記駆動方
法を用いた画像表示装置に関する。さらに、前記画像表
示装置を用いた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、多結晶シリコン膜を活性層に用い
た薄膜トランジスタ(TFT)の研究開発が活発に行わ
れている。多結晶シリコン膜を用いたTFTは、非晶質
シリコン膜を用いたTFTと比べて移動度が2桁以上高
いため、TFTのゲート幅を小さく微細化しても回路の
動作に必要な電流値を十分確保できる。よって、アクテ
ィブマトリクス型のフラットパネルディスプレイの画素
部とその駆動回路を同一基板上に一体形成した、システ
ム・オン・パネルの実現が可能である。
【0003】システム・オン・パネルの実現は、ディス
プレイの組立工程や検査工程の削減によるコストダウン
を可能にし、また、フラットパネルディスプレイの小型
化、高精細化をも可能にする。
【0004】ところで、画像表示装置の駆動回路には、
アナログのビデオ信号を用いて駆動するものと、デジタ
ルのビデオ信号を用いて駆動するものとがある。デジタ
ルのビデオ信号を用いて駆動する駆動回路は、デジタル
方式の放送電波をアナログに変換せずにそのまま駆動回
路に入力することが可能であり、近年のデジタル放送に
対応することができるので有望視されている。
【0005】デジタルのビデオ信号を用いて駆動するア
クティブマトリクス型画像表示装置の一種である、アク
ティブマトリクス型液晶表示装置の一般的な構成を、図
20に示す。図20に示すように、液晶表示装置は信号
線駆動回路9001、走査線駆動回路9002、画素部
9003、信号線9004、走査線9005、画素TF
T9006、液晶セル9007などによって構成されて
いる。液晶セル9007は、画素電極と、対向電極と、
画素電極と対向電極の間に設けられた液晶とを有してい
る。
【0006】信号線駆動回路9001の詳細な構成を図
21に示す。図22は図21に示した信号線駆動回路に
おけるタイミングチャートである。ここでは、k(水
平)×l(垂直)の画素を持つ画像表示装置を例に取っ
て説明する。説明をわかりやすくするため、デジタル映
像信号が3ビットの場合を例示するが、実際の画像表示
装置ではビット数は3には限定しない。また、図21、
図22ではk=640と具体的な数値を用いて示した。
【0007】一般的な信号線駆動回路は主に、シフトレ
ジスタ9100、第1及び第2の記憶回路群9101、
9102、D/A変換回路群9103を有している。シ
フトレジスタ9100は複数のディレイ型フリップフロ
ップ(DFF)を有している。また、第1の記憶回路群
9101及び第2の記憶回路群9102は、それぞれ複
数の第1の記憶回路及び複数の第2の記憶回路を有して
いる。なお、図21では第1の記憶回路として第1のラ
ッチ(LAT1)、第2の記憶回路として第2のラッチ
(LAT2)を用いている。そしてD/A変換回路群9
103は複数のD/A変換回路(DAC)を有してい
る。
【0008】シフトレジスタ9100は、入力された信
号線駆動回路用クロック信号(S−CLK)および信号
線駆動回路用スタートパルス(S−SP)によって、出
力信号のパルスを順次シフトしていく。第1の記憶回路
群9101は、シフトレジスタ9100の出力信号に同
期して、デジタル映像信号を順次記憶する。第2の記憶
回路群9102は、第1の記憶回路群9101の出力を
ラッチパルスに同期して記憶する。D/A変換回路群9
103は、第2の記憶回路群9102の出力信号をアナ
ログ信号に変換する。
【0009】以下、上記信号線駆動回路のより詳しい構
成及び動作について説明する。前述したシフトレジスタ
9101のDFFの段数(図21に示すDFFの個数に
相当)は、水平方向の画素数がkなので、k+1段とな
る。シフトレジスタの出力信号である制御信号(図21
ではSR−001〜SR−640)は、図22に示すよ
うに、S−CLKの1周期分ずつシフトしたパルスを有
している。制御信号(SR−001〜SR−640)
は、直接またはバッファを介して第1の記憶回路群91
01の第1のラッチ(LAT1)に入力される。
【0010】第1のラッチ(LAT1)は前記制御信号
に同期して、入力された3ビットのデジタル映像信号
(D0〜D2)を記憶する。シフトレジスタ9100か
ら出力される制御信号のパルスが、1ライン分の画素数
kと同じ数だけシフトすることによって、1ライン分の
画素に対応するデジタル映像信号が第1のラッチ(LA
T1)に記憶される。よって、第1のラッチ(LAT
1)は、3(デジタル映像信号のビット数)×k(水平
方向における画素数)必要である。
【0011】次に、帰線期間の間に、入力されたラッチ
パルス(LP)によって、第2の記憶回路群9102の
第2のラッチ(LAT2)が動作し、第1のラッチ(L
AT1)に記憶されたデジタル映像信号(図21、図2
2ではL1−001〜L1−640)が、第2のラッチ
(LAT2)に記憶される。よって、第2のラッチ(L
AT2)も同じく3×k必要である。なお、図21で
は、L1−001〜L1−640を、ビット数の区別は
せずに、対応する画素ごとに番号を付して示した。
【0012】帰線期間が終了し、次の水平走査期間にな
ると、再び、シフトレジスタ9100は動作を始めて制
御信号を出力し、第1のラッチ(LAT1)へのデジタ
ル映像信号(D0〜D2)の入力が開始される。一方、
第2のラッチ(LAT2)に記憶されていたデジタル映
像信号(L2−001〜L2−640)は、D/A変換
回路群9103のD/A変換回路(DAC)においてア
ナログ信号に変換され、各ソース信号線(S1〜S64
0)にアナログ映像信号として入力される。このアナロ
グ映像信号は、各画素の画素TFTがオンすると、液晶
セルの画素電極に書き込まれる。
【0013】以上の動作によって、画像表示装置は表示
を行なう。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記動作を行うデジタ
ル方式の駆動回路は、アナログ方式に比べてその占有面
積が非常に大きいという欠点がある。デジタル方式で
は、信号が“Hi”または“Lo”の2値であらわせる
というメリットがあるが、その代わりデータ量が膨大に
なり、該データを処理するため回路素子の数も多くな
る。よって、基板における駆動回路の占有面積の増大が
抑えられなくなり、画像表示装置における小型化の大き
な妨げとなっている。
【0015】また近年、扱う情報量の急激な増加に伴
い、画素数の増大化および画素の高精細化が図られてい
る。しかし、画素数の増加にあわせて、駆動回路が有す
る回路素子の数も増加し、駆動回路の面積が増大するこ
とが予想される。
【0016】ここで、一般に用いられているコンピュー
タの表示解像度の例を画素数と規格名とによって以下に
示す。 画素数 規格名 640×480 VGA 800×600 SVGA 1024×768 XGA 1280×1024 SXGA 1600×1200 UXGA
【0017】例えば、SXGA規格の場合、ビット数を
8とすると、上述した従来の駆動回路では1280本の
信号線に対して、第1の記憶回路、第2の記憶回路がそ
れぞれ10240(8×1280)個必要になる。ま
た、ハイビジョンTV(HDTV)などのような高精細
なテレビ受像機が普及し、コンピュータの世界のみなら
ず、AVの分野においても、高精細な画像が必要になっ
てきている。米国では、地上波デジタル放送がはじま
り、日本においても、デジタル放送の時代が始まること
になる。デジタル放送では画素数1920×1080の
規格が有力であり、駆動回路の縮小が早急に求められて
いる。
【0018】しかし、前述したように、信号線駆動回路
の占有面積は大きく、これが画像表示装置の小型化の妨
げになっている。本発明は、そのような問題点を解決す
るために、信号線駆動回路の占有面積を削減し、小型化
に有利な技術を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題に鑑
み、信号線駆動回路内の記憶回路やD/A変換回路をn
本(nは2以上の自然数)の信号線で共用する。そし
て、1水平走査期間をn個に分割し、その分割された各
期間に、記憶回路やD/A変換回路がそれぞれ異なる信
号線に対して処理を行なうことで、1水平走査期間内
に、全ての信号線に映像信号を入力することができる。
こうして信号線駆動回路内の記憶回路やD/A変換回路
の数を従来例のn分の1にすることが可能となる。
【0020】さらに本発明では、該n本の信号線に映像
信号を入力する順序を、1水平走査期間毎または複数の
水平走査期間毎に変えるようにした。
【0021】隣り合う信号線は、直接的あるいは間接的
に容量結合されている。そのため、1つの信号線に映像
信号が書き込まれると、該信号線に隣接する信号線に保
持されていた電位が影響を受け、変化する。つまり、最
初に映像信号を書き込まれた信号線ほど、後から映像信
号が書き込まれた信号線の書き込みの影響を受けて変化
しやすい。
【0022】よって、映像信号を入力する順序が固定さ
れていると、常に特定の信号線の電位だけが、その理想
値からのずれが大きくなる。そして、電位が変化した信
号線に接続された画素においては、常に他の信号線に接
続された画素と相対的な階調表現が異なってしまい、人
間の目に信号線と平行な縦縞が視認されてしまう。
【0023】しかし、本発明では、一定の期間毎(具体
的には1水平走査期間毎、または複数の水平走査期間
毎)に、書き込み電位に変調を受けた画素の水平方向に
おける位置が変わるため、人間の目に縦縞が視認されに
くい。
【0024】なお、映像信号を入力する信号線の順序
は、ランダムでも良いし、ある一定の規則性を有してい
ても良い。また、1水平走査期間ごとに順序を変えなく
とも良く、2水平走査期間ごと、またはそれ以上の水平
走査期間毎に順序を変えるようにしても良い。ただし、
人間の目に縦縞が視認されにくくなる程度に、水平走査
期間の数を設定することが肝要である。フレーム周波数
を高くすると縦縞が見えにくくなることから、フレーム
周波数との兼ね合いで、順序を変える水平走査期間の数
を設定することが好ましい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。ここでは、一般に水平方向と垂直方向の画
素数をそれぞれk、lとした画像表示装置を例にとって
説明する。本実施の形態では、デジタル映像信号が3ビ
ットの場合について説明するが、本発明は3ビットに限
らず、6ビット、8ビットまたはそれ以外のビット数に
ついても適用可能である。また、以下の説明において、
1つのD/A変換回路を共用している信号線の数を示す
パラメータとしてnを用いるが、水平方向の画素数kが
nの倍数ではないとき、新たに画素を適当に付け加え、
水平方向の画素数をkよりも大きいnの倍数k’にす
る。この場合、画素数k’を新たにkと定義すれば良
い。そして、付け加えた画素を仮想的なものとして取り
扱えば、実際の動作には何ら支障をきたさない。
【0026】図1に本実施の形態の信号線駆動回路の構
成を、図2にはそのタイミングチャートを示す。ただ
し、図1、図2では水平方向の画素数k=640の具体
例を示している。以下では、一般的な説明としてkなど
の記号を用いるが、〔 〕内にはk=640の場合の具
体的な数字を示すことにする。また図1ではn=4の場
合について示しているが、nは2以上の自然数であれ
ば、この数値に限定されない。
【0027】本実施の形態の信号線駆動回路は、複数の
ディレイ型フリップフロップ(DFF)を有するシフト
レジスタ101と、複数の第1の記憶回路を有する第1
の記憶回路群102と、複数の第2の記憶回路を有する
第2の記憶回路群103と、複数のD/A変換回路(D
AC)を有するD/A変換回路群104と、複数の信号
線選択回路(SEL)とを有する信号線選択回路群10
5とを有している。なお、図1では第1の記憶回路とし
て第1のラッチ(LAT1)、第2の記憶回路として第
2のラッチ(LAT2)を用いている。図1では図21
で示した画像表示装置とは異なり、2種類のラッチ信号
線(LPa、LPb)が供給され、第2の記憶回路の前
半部(1〜80〔1〜k/2n〕段目のDFFに対応す
るLAT2)に第1のラッチ信号線(LPa)が、後半
部(81〜160〔1+(k/2n)〜k/n〕段目の
DFFに対応するLAT2)に第2のラッチ信号線(L
Pb)がそれぞれ接続されている。なお、本発明におい
てラッチ信号線は1つでも良い。
【0028】具体的には、図1ではシフトレジスタ10
1は、DFFが(k/n)+1段〔161段〕、第1の
記憶回路(LAT1)と第2の記憶回路(LAT2)が
それぞれ3k/n個〔480個〕、そしてD/A変換回
路(DAC)がk/n個〔160個〕で構成されてい
る。図1から判るように、信号線駆動回路を構成する回
路の数が図21に示した信号線駆動回路に比べ、およそ
n分の1〔4分の1〕になる。
【0029】次にその動作について、図2を参照しなが
ら説明する。シフトレジスタ101には信号線駆動回路
用スタートパルス(S−SP)と信号線駆動回路用クロ
ック信号(S−CLK)が入力される。図22では1水
平走査期間にS−SPのパルスが1回出現するのに対
し、本実施の形態ではn回〔4回〕出現する。シフトレ
ジスタ101は図22と同様に、入力されたS−SPと
S−CLKによって、出力信号のパルスを順次シフトし
ていく。出力信号は制御信号〔SR−001〜SR−1
60〕として第1の記憶回路(LAT1)に入力する。
【0030】シフトレジスタ101から出力される制御
信号のパルスに同期して、デジタル映像信号(D0〜D
2)が第1の記憶回路(LAT1)に順次記憶される。
そしてDFFの段数は図21のおよそn分の1〔4分の
1〕になり、本発明では、第1の記憶回路が1水平走査
期間の間にn回〔4回〕の記憶動作を行なう。なお、図
1では、第1の記憶回路群102から第2の記憶回路群
103に入力するデジタル映像信号L1−001〜L1
−160を、ビット数の区別はせずに、対応する信号線
ごとに番号を付して示した。
【0031】図21と異なり、デジタル映像信号L1−
001〜L1−160はそれぞれ、n本の信号線に対応
している。例えば図2では、デジタル映像信号L1−0
01は信号線S1〜Sn〔S1〜S4〕に順に対応して
いる。同様に、デジタル映像信号L1−001〜L1−
160は、対応する信号線の番号によって表すと、順
に、S1〜Sn、Sn+1〜S2n、S2n+1〜S3
n、…、Sk−n+1〜Sk〔S1〜S4、S5〜S
8、S9〜S12、…、S637〜S640〕と表され
る。
【0032】1水平走査期間に、デジタル映像信号L1
−i(i=1〜160)は対応するn本の信号線の情報を
出力するが、その対応する信号線の順序は必ずしも固定
されてはいない。本発明では、1水平走査期間毎に、デ
ジタル映像信号L1−i(i=1〜160)が信号線に関
して出力する順番を変える。言い換えると、デジタル映
像信号L1−001〜L1−160のそれぞれに対応す
る信号線の順序を、1水平走査期間毎に変える。この順
序は、後述する信号線選択回路の信号線の選択順と同一
になるようにデジタル映像信号(D0〜D2)のデータ
並びを変換することで実現する。
【0033】1水平走査期間に2種類のラッチ信号線
(LPa、LPb)を介してそれぞれ第2の記憶回路群
103に入力されるラッチパルスは、n個づつ、合計で
2n個〔8個〕のパルスが出現する。ラッチパルスは帰
線期間だけでなく、デジタル映像信号が入力されている
期間も入力される。
【0034】本実施の形態では、(k/2n)段目〔8
0段目〕の第1の記憶回路(LAT1)への、先の信号
線に対応するデジタル映像信号の書き込みが終了してか
ら、1段目の第1の記憶回路(LAT1)に書き込まれ
たデータが、次の信号線に対応するデジタル映像信号に
書き換えられる前に、ラッチパルスが第1のラッチ信号
線(LPa)に入力される。また、(k/n)段目〔1
60段目〕の第1の記憶回路(LAT1)への、先の信
号線に対応するデジタル映像信号の書き込みが終了して
から、(k/2n)+1段目〔81段目〕の第1の記憶
回路(LAT1)に書き込まれたデータが、次の信号線
に対応するデジタル映像信号に書き換えられる前に、ラ
ッチパルスが第2のラッチ信号線(LPb)に入力され
る。
【0035】つまり、前半の第1の記憶回路へのデジタ
ル映像信号の書き込みが終了すると、後半の第1の記憶
回路へのデジタル映像信号の書き込みが開始される。後
半の第1の記憶回路へのデジタル映像信号の書き込みが
行われている間に、前半の第1の記憶回路に書き込まれ
ているデジタル映像信号は、前半の第2の記憶回路に転
送される。後半の第1の記憶回路へのデジタル映像信号
の書き込みが終了すると、前半の第1の記憶回路への、
次のデジタル映像信号の書き込みが開始される。前半の
第1の記憶回路へのデジタル映像信号の書き込みが行わ
れている間に、後半の第1の記憶回路に書き込まれてい
るデジタル映像信号は、後半の第2の記憶回路に転送さ
れる。
【0036】これらの動作により、各信号線に対応する
デジタル映像信号が第2の記憶回路群103へ順次転送
される。
【0037】なお、図1では、ラッチパルス線を2つ設
け、ラッチパルスを1水平走査期間に2n回〔8回〕入
力した例を示したが、本発明はこの構成に限定されな
い。全ての第2の記憶回路(LAT2)を1つのラッチ
パルス線に接続するようにしても良い。この場合、シフ
トレジスタ101が1回走査を終了するごとに帰線期間
を設け、デジタル映像信号の第1の記憶回路への書き込
みを前記帰線期間において中断する必要がある。そして
該帰線期間において、全ての第1の記憶回路(LAT
1)から全ての第2の記憶回路(LAT2)への転送を
行う。そして、ラッチパルスの入力は1水平走査期間中
にn回〔4回〕となる。
【0038】第2の記憶回路(LAT2)から出力され
る3ビットのデジタル映像信号は、D/A変換回路(D
AC)に入力され、アナログ映像信号に変換される。な
お、第2の記憶回路とD/A変換回路の間に、バッファ
回路、レベルシフト回路、出力の期間を制限するイネー
ブル回路などを入れても良い。変換されたアナログ映像
信号は、信号線選択回路群105が有する信号線選択回
路(SEL)を介して、適切な信号線へ書き込まれる。
【0039】信号線選択回路(SEL)によって、適切
な信号線へアナログ映像信号が書き込まれるタイミング
は、ラッチパルスの入力されるタイミングによって決ま
る。1水平走査期間内に、シフトレジスタがn回走査す
るのに対応し、上記のように第2の記憶回路もn回記憶
動作を繰り返す。よって、ある信号線に対応するデジタ
ル映像信号が第2の記憶回路に記憶されている間に、D
/A変換回路(DAC)から出力されるアナログ映像信
号を対応する信号線を選択して書き込みを完了させなけ
ればならない。
【0040】信号線選択回路(SEL)から信号線への
アナログ映像信号の入力は、信号線選択回路(SEL)
に入力される選択信号のパルスに同期して行われる。選
択信号のパルスは、1水平走査期間にn回出現する。
【0041】なお本発明では、n本の信号線の、アナロ
グ映像信号が入力される順番を1水平走査期間毎または
複数の水平走査期間毎に変える。なお信号線の選択順
は、信号線選択回路(SEL)に入力される選択信号S
S1〜SS4〔SS1〜SSn〕によって制御される。
【0042】アナログ映像信号を入力する信号線の順序
は、ランダムでも良いし、ある一定の規則性を有してい
ても良い。また、1水平走査期間ごとに順序を変えなく
とも良く、2水平走査期間ごと、またはそれ以上の水平
走査期間毎に順序を変えるようにしても良い。例えば、
1フレーム期間毎に順序を変えても良い。ただし、人間
の目に縦縞が視認されにくくなる程度に、水平走査期間
の数を設定することが肝要である。フレーム周波数を高
くすると縦縞が見えにくくなることから、フレーム周波
数との兼ね合いで、順序を変える水平走査期間の数を設
定することが好ましい。
【0043】表1に本実施の形態の信号線の選択順を示
す。
【0044】
【表1】
【0045】信号線が表1に示した順序で選択された場
合に、画素にアナログ映像信号が書き込まれる順序を、
図3(A)に模式図で示す。なお比較のため、画素にア
ナログ映像信号が書き込まれる一般的な順序を、図3
(B)に模式図で示す。
【0046】図3(A)に示すとおり、表1に示す順序
で信号線を選択した場合、アナログ映像信号が最初に書
き込まれる信号線が、1水平走査期間毎に異なる。一
方、図3(B)に示すとおり、信号線の選択順が固定さ
れている場合は、各水平走査期間において常に同じ信号
線に最初にアナログ映像信号が書き込まれる。
【0047】よって、表1に示した駆動方法では、最初
に映像信号が書き込まれる信号線の電位が変化しても、
1水平走査期間毎に変調を受けた電位が書き込まれる画
素の水平方向における位置が変わるため、人間の目に縦
縞が視認されにくい。なお、図3(A)の駆動例におい
て、アナログ映像信号が最初に書きこまれる信号線が、
複数の水平走査期間毎に異なっていても良い。
【0048】なお本発明の信号線の選択順は、表1に示
した順序に限定されない。表1に示すようにある一定の
規則性を有していても良いし、ランダムであっても良
い。表2に、本発明の信号線の選択順の、表1とは異な
る例を示す。
【0049】
【表2】
【0050】表2では表1と異なり、1水平走査期間毎
に、最初に選択される信号線の番号が異なっており、な
おかつ、全ての信号線が、必ずいずれかの水平走査期間
において最初に選択されている。上記構成では、最初に
選択される期間が全ての信号線において設けられている
ので、表1の駆動方法に比べ、フレーム周波数が同じで
も縦縞がより視認されにくくなる。
【0051】また、1水平走査期間毎または複数の水平
走査期間毎に信号線の選択順を変え、さらに各フレーム
期間毎に信号線の選択順を変えるようにしても良い。例
えば、先のフレーム期間においては表1に示した順序で
信号線を選択し、次に出現するフレーム期間において
は、表2に示した順序で信号線を選択するようにしても
良い。この構成により、単に水平走査期間毎に順序を変
える駆動方法に比べて、フレーム周波数が同じでも縦縞
がより視認されにくくなる。
【0052】なお、本発明の実施の形態では、デジタル
映像信号を入力し、各信号線に対応するアナログ映像信
号を出力する信号線駆動回路(いわゆるデジタル信号線
駆動回路)を例に挙げて示しているが、本発明はこれに
限定されない。例えば、アナログ映像信号を入力し、各
信号線に対応するアナログ映像信号を出力する信号線駆
動回路(いわゆるアナログ信号線駆動回路)を用いてい
ても良い。
【0053】本発明は上記構成により、信号線駆動回路
内の回路素子の数を従来例のn分の1にすることが可能
である。また、階調の異なる画素の水平方向における位
置が変わるため、フレーム周波数を変えなくとも人間の
目に縦縞が視認されにくくなる。
【0054】また、以上の実施の形態の説明において、
第1の記憶回路を制御する回路としてシフトレジスタを
用いたが、シフトレジスタではなく、デコーダ回路を使
用しても良い。また、D/A変換回路はランプ型D/A
変換回路を用いても良い。その場合、D/A変換回路の
個数はk/nとは限定されない。
【0055】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。
【0056】(実施例1)本実施例では、本発明の画像
表示装置において用いられる信号線選択回路の詳しい構
成について説明する。
【0057】図4(A)に本実施例の信号線選択回路
(SEL)の回路図を示す。なお本実施例では、1つの
D/A変換回路を共用している信号線の数を示すパラメ
ータとしてnを用いる。ただし図4では説明を簡単にす
るために、1つのDACが4つの信号線に対応している
場合について示す。以下、一般的な説明にnを用いる
が、〔 〕内にn=4の場合の具体的な数字を示す。
【0058】本実施例では、アナログスイッチがpチャ
ネル型トランジスタとnチャネル型トランジスタを有し
ている。しかし本発明はこれに限定されず、pチャネル
型トランジスタのみを用いたアナログスイッチでも良い
し、nチャネル型トランジスタのみを用いたアナログス
イッチであってもい。
【0059】本実施例の信号線駆動回路(SEL)は、
n個〔4個〕のアナログスイッチ400_1〜400_
n〔400_1〜400_4〕を有している。そして各
アナログスイッチには、スイッチングを制御する選択信
号が入力されている。
【0060】スイッチングを制御する選択信号は、選択
信号線を介してアナログスイッチ400_1〜400_
n〔400_1〜400_4〕に入力される。各アナロ
グスイッチに異なる電位を有する選択信号が入力されて
おり、選択信号線は各アナログスイッチごとに設ける。
【0061】本実施例では、アナログスイッチがpチャ
ネル型トランジスタとnチャネル型トランジスタを有し
ており、選択信号の極性を反転させた信号もアナログス
イッチに入力する。よって、本実施例では選択信号SS
1〜SSn〔SS1〜SS4〕と、各選択信号の極性を
反転させた信号SSb1〜SSbn〔SSb1〜SSb
4〕を、各アナログスイッチに入力する。なお、本実施
例では、選択信号の極性を反転させた信号も併せて選択
信号と総称する。
【0062】図4(B)に、信号線Si〜S(i+n−
1)〔S(i+3)〕を選択するときの、選択信号のタ
イミングチャートを示す。なお選択信号SSb1〜SS
b4は、選択信号SS1〜SS4の極性を反転させただ
けなので、ここでは選択信号SS1〜SS4のみ示す。
【0063】図4(B)では、同じDACに接続された
n本〔4本〕の信号線Si、S(i+1)、S(i+
2)、S(i+n−1)〔S(i+3)〕を、表1に示
した順序で選択する例を示している。なお本実施例の信
号線の選択順は、表1に示した順序に限定されない。
【0064】まず水平走査期間が開始されると、選択信
号SS1、SSb1のパルスに同期して信号線Siが選
択される。そして、DACから出力されたアナログ映像
信号がアナログスイッチ400_1を介して信号線Si
に入力される。
【0065】そして同様に、選択信号SS2〜SSn
〔SS2〜SS4〕、SSb2〜SSbn〔SS2〜S
S4〕のパルスに同期して、順に信号線S(i+1)〜
S(i+n−1)〔S(i+3)〕が選択される。そし
て、DACから出力されたアナログ映像信号がアナログ
スイッチ400_2〜400_4〔400_n〕を介し
て信号線S(i+1)〜S(i+3)に入力される。
【0066】そして1水平走査期間が終了し、次の水平
走査期間が開始されると、選択信号SSn、SSbn
〔SS4、SSb4〕のパルスに同期して信号線S(i
+n−1)〔S(i+3)〕が選択される。そして、D
ACから出力されたアナログ映像信号がアナログスイッ
チ400_n〔400_4〕を介して信号線S(i+n
−1)〔S(i+3)〕に入力される。
【0067】そして同様に、選択信号SS(n−1)〜
SS1〔SS3〜SS1〕、SSb(n−1)〜SSb
1〔SS(n−1)〜SS1〕のパルスに同期して、順
に信号線S(i+n−2)〜Si〔S(i+2)〜S
i〕が選択される。そして、DACから出力されたアナ
ログ映像信号がアナログスイッチ400_(n−1)
〔400_3〕〜400_1を介して信号線S(i+
2)〜Siに入力される。
【0068】上述したように、信号線の選択順は選択信
号によって制御することが可能である。
【0069】(実施例2)本実施例では、駆動に関わる
各種信号を生成する、本発明の画像表示装置のコントロ
ーラの構成について説明する。
【0070】図5に本実施例の画像表示装置の構成をブ
ロック図で示す。500は画素部、501は信号線駆動
回路、502は走査線駆動回路を示している。503は
信号線選択回路群であり、信号線駆動回路501に含ま
れる。
【0071】504はコントローラであり各種回路を有
している。具体的には主に、バッファ505、表示用メ
モリ506、タイミング発生回路507、選択回路用タ
イミング発生回路508、フォーマット回路509を有
してる。なおこの他に、バイアス電圧発生回路、シリア
ルインターフェース等を有していても良い。
【0072】コントローラ504は主に映像信号(Vi
deo Signals)と、基準クロック信号(Do
t CLK)と、水平同期信号(Hsync)と、垂直
同期信号(Vsync)とが入力される。
【0073】映像信号はバッファ505において増幅ま
たは緩衝増幅され、表示用メモリ506に書き込まれ
る。なお、必ずしも映像信号をバッファ505において
増幅または緩衝増幅する必要はなく、バッファ505を
設けることは必須ではない。
【0074】また、基準クロック信号、水平同期信号
(Hsync)及び垂直同期信号(Vsync)は、タ
イミング発生回路507に入力される。なお本実施例で
は、基準クロック信号を画像表示装置の外部から入力し
ているが、本実施例はこの構成に限定されない。基準ク
ロック信号を外部から入力せずに、画像表示装置に入力
された水平同期信号(Hsync)をもとに生成するよ
うにしても良い。
【0075】タイミング発生回路507では、入力され
た基準クロック信号、水平同期信号(Hsync)及び
垂直同期信号(Vsync)に従って、各種回路の動作
のタイミングを決定する信号を生成する。
【0076】具体的には、信号線駆動回路501用のク
ロック信号(S−CLK)及びスタートパルス信号(S
−SP)と、走査線駆動回路502用のクロック信号
(G−CLK)及びスタートパルス信号(G−SP)
が、タイミング発生回路507において生成される。
【0077】さらに、映像信号を表示用メモリ506に
書き込むタイミングと、表示用メモリ506が保持する
映像信号をフォーマット回路509に入力するタイミン
グが、タイミング発生回路507において決定される。
【0078】また、信号線選択回路群503において信
号線の選択されるタイミングが、タイミング発生回路5
07において決定される。なお、各水平走査期間内にn
本の信号線が選択されるため、信号線の選択されるタイ
ミングは、各水平走査期間内にn回出現する。ただしn
は1つのDACを共用している信号線の数を意味する。
信号線の選択されるタイミングを決める信号は、タイミ
ング発生回路507から選択回路用タイミング発生回路
508に入力される。
【0079】選択回路用タイミング発生回路508は、
選択信号を生成する選択信号生成回路510と、信号線
の選択順のデータが蓄積されている選択順決定レジスタ
511とを有している。選択信号生成回路510には、
タイミング発生回路507から、信号線の選択されるタ
イミングを決める信号が入力される。また選択信号生成
回路510には、選択順決定レジスタ511から、信号
線の選択順のデータが入力される。
【0080】選択信号生成回路510は、信号線の選択
順のデータと、n回出現する信号線の選択されるタイミ
ングを決める信号をもとに、選択信号SS1〜SSnを
生成する。選択信号SS1〜SSnのそれぞれは、1水
平走査期間内にパルスが1回出現する。該パルスに同期
して、信号線が選択される。
【0081】一方、フォーマット回路509にも、選択
順決定レジスタ511に蓄積されている信号線の選択順
のデータが送られる。そして、フォーマット回路509
に入力された映像信号は、該信号線の選択順のデータに
従って並び替えられ、信号線駆動回路501の第1の記
憶回路群(図示せず)に入力される。なお、フォーマッ
ト部509において、映像信号をシリアル−パラレル変
換して複数に分割してから、第1の記憶回路群(図示せ
ず)に入力に入力しても良い。
【0082】なお図5では、タイミング発生回路507
と選択回路用タイミング発生回路508とを区別して示
したが、選択回路用タイミング発生回路508を、タイ
ミング発生回路507の一部とみなしても良い。また図
5では、表示用メモリ506をコントローラ504の一
部とみなして示したが、表示用メモリ506をコントロ
ーラ504と別にしても良い。
【0083】また、図5は表示用メモリがコントローラ
504としか接続されておらず、CPU(図示せず)が
管理するシステムバスとは独立しているが、本実施例は
この構成に限定されない。CPUとコントローラ504
とが同一の表示用メモリを共用していても良い。
【0084】また、選択順決定レジスタ511に記憶さ
れている、信号線の選択順のデータは、マスク等の設計
により決められた固定データであっても良いし、CPU
やディップスイッチ等による書き換えが可能なデータで
あっても良い。
【0085】本実施例の構成は、実施例1と自由に組み
合わせて実施することが可能である。
【0086】(実施例3)本実施例では、本発明の信号
線駆動回路で用いられる第1及び第2の記憶回路の具体
的な構成について説明する。
【0087】記憶回路の具体例を図6に示す。図6
(A)はクロックドインバータを用いたものであり、図
6(B)はSRAM型のものであり、図6(C)はDR
AM型のものである。これらは代表例であり、本発明は
これらの形式に限定されない。
【0088】なお、制御信号2は、制御信号1の極性を
反転させた信号に相当する。また、第2の記憶回路の場
合、制御信号にラッチパルスを入力する。
【0089】本実施例の構成は、実施例1または2と自
由に組み合わせて実施することが可能である。
【0090】(実施例4)本実施例では、D/A変換回
路にランプ型D/A変換回路を採用した場合の、信号線
駆動回路の構成について説明する。
【0091】図7にランプ型D/A変換回路を用いた場
合の信号線駆動回路の概略図を示す。なお、本実施例で
はXGA規格の画像表示装置で3ビットのデジタル映像
信号に対応した場合を説明するが、本発明は3ビットに
限らず、それ以外のビット数に対応した場合やXGA以
外の規格の画像表示装置についても有効である。
【0092】本実施例において、シフトレジスタ70
1、第1の記憶回路群702、第2の記憶回路群70
3、信号線選択回路群706の構成及び動作は、実施の
形態と同じである。本実施例は、第2の記憶回路703
の下段に、ビット比較パルス幅変換回路群704及びア
ナログスイッチ群705を有している点が実施の形態の
場合と異なる。ビット比較パルス幅変換回路群704と
アナログスイッチ群705との二つの回路が、ランプ型
D/A変換回路として機能する。
【0093】ビット比較パルス幅変換回路群には、本実
施例では256個のビット比較パルス幅変換回路(BP
C)が設けられている。BPCには、第2の記憶回路群
703に記憶されていた3ビットのデジタル映像信号、
カウント信号(C0〜C2)、セット信号(ST)が入
力される。
【0094】アナログスイッチ群705には、本実施例
では256個のアナログスイッチ(ASW)が設けられ
ている。アナログスイッチ群705には、ビット比較パ
ルス幅変換回路群704の出力(PW−i、iは001
〜256)と、階調電源(VR)が入力される。信号線
選択回路群706にはアナログスイッチ群705の出力
と選択信号(SS1〜SS4)が入力される。
【0095】第i段目のBPCの構成を図8に例示す
る。BPCは排他的論理和ゲート、3入力NANDゲー
ト、インバータ、セットリセットフリップフロップ(R
S−FF)を有する。図8では、i段目の第2の記憶回
路の出力を、ビットを区別して、L2−i(0)、L2
−i(1)L2−i(2)(括弧内はビット番号を表
す)とした。
【0096】次に、本実施例の信号線駆動回路の動作に
ついて説明する。図7の回路動作の概略を理解するため
に必要な信号系のタイミングチャートを図9に示した。
シフトレジスタ701から第2の記憶回路群703まで
の動作も、実施の形態で示した信号線駆動回路と同じで
ある。また、信号線選択回路群706に入力される選択
信号(SS1〜SS4)についても、実施の形態の図2
で示した信号線駆動回路の場合と同じである。
【0097】図9において、信号線選択回路群706に
より4本の信号線が順次選択されていくたびに、カウン
ト信号(C0〜C2)、セット信号(ST)、階調電源
(VR)が周期的に入力される。これにより信号線全て
に情報の書き込みを同等に行なうことができる。
【0098】ランプ型D/A変換回路の詳細な動作を説
明するために、4本の信号線のうち1本が信号線選択回
路により選択されている期間の、タイミングチャートを
図10に示す。
【0099】まず、セット信号のパルスに同期して、R
S−FF30がセットされ、出力PW−iがHiレベル
になる。次に、第2の記憶回路群703に記憶されてい
たデジタル映像信号は、排他的論理和ゲートによってカ
ウント信号(C0〜C2)とビット毎に比較される。3
ビット全てが一致した場合には、全ての排他的論理和ゲ
ートの出力がHiレベルになり、その結果、3入力NA
NDゲートの出力(反転RC−i)はLoレベルになる
(したがって、RC−iはHiレベルになる)。この3
入力NANDの出力もRS−FF30に入力され、RC
−iがHiレベルになるとリセットされ、出力PW−i
がLoレベルに戻る。図10には、3ビットのデジタル
映像信号{L2−i(0)、L2−i(1)L2−i
(2)}が{0、0、1}の場合についてのRC−i、
PW−i、DA−iの出力例を示した。こうして、デジ
タル映像信号の情報はBPCの出力PW−iのパルス幅
に変換される。
【0100】BPCの出力PW−iは、アナログスイッ
チ群705の開閉を制御する。本実施例では、アナログ
スイッチ群705はBPCの出力PW−iがHiレベル
の間だけオンになり、PW−iがLoレベルになるとオ
フになる。アナログスイッチ群705にはカウント信号
(C0〜C2)に同期した階段状の電圧レベルをもつ階
調電源(VR)が印加されており、PW−iがLoレベ
ルになる瞬間の階調電源(VR)の電圧が後段の信号線
選択回路を経由して、信号線に書き込まれる。
【0101】以上の動作により、デジタル映像信号をア
ナログ映像信号に変換し、信号線を駆動する。なお、階
調電源(VR)は階段状である必要はなく、連続的に単
調に変化するものでもよい。また、ビット比較パルス幅
変換回路群704の出力とアナログスイッチ群705の
間に、バッファ回路、レベルシフト回路などを入れても
よい。
【0102】以上のように、本発明では、D/A変換回
路としてランプ型D/A変換回路を用いることもでき、
その回路構成は従来の約4分の1で済み、駆動回路の占
有面積および、素子数の大幅な削減が可能となる。
【0103】本実施例の構成は、実施例1〜3と自由に
組み合わせて実施することが可能である。
【0104】(実施例5)本実施例では、本発明の画像
表示装置の具体的な作製方法例として、アクティブマト
リクス型液晶表示装置の作製方法を例に採りあげる。特
にここでは、画素部のスイッチング素子である画素TF
Tと、画素部の周辺に設けられる駆動回路(信号線駆動
回路、走査線駆動回路等)のTFTを同一基板上に作製
する方法について工程に従って詳細に説明する。但し、
説明を簡単にするために、駆動回路部としてはその基本
構成回路であるCMOS回路を、画素TFT部としては
nチャネル型TFTとを図示することにする。
【0105】図11(A)において、基板(アクティブ
マトリクス基板)6001には低アルカリガラス基板や
石英基板を用いることができる。本実施例では低アルカ
リガラス基板を用いた。この場合、ガラス歪み点よりも
10〜20℃程度低い温度であらかじめ熱処理しておい
ても良い。この基板6001のTFTを形成する表面に
は、基板6001からの不純物拡散を防ぐために、酸化
シリコン膜、窒化シリコン膜または酸化窒化シリコン膜
などの下地膜6002を形成する。例えば、プラズマC
VD法でSiH4、NH3、N2Oから作製される酸化窒
化シリコン膜を100nm、同様にSiH4、N2Oから
作製される酸化窒化シリコン膜を200nmの厚さに積
層形成する。
【0106】次に、20〜150nm(好ましくは30
〜80nm)の厚さで非晶質構造を有する半導体膜60
03aを、プラズマCVD法やスパッタ法などの公知の
方法で形成する。本実施例では、プラズマCVD法で非
晶質シリコン膜を54nmの厚さに形成した。非晶質構
造を有する半導体膜としては、非晶質半導体膜や微結晶
半導体膜があり、非晶質シリコンゲルマニウム膜などの
非晶質構造を有する化合物半導体膜を適用しても良い。
また、下地膜6002と非晶質シリコン膜6003aと
は同じ成膜法で形成することが可能であるので、両者を
連続形成しても良い。その場合、下地膜を形成した後、
一旦大気雰囲気に晒さないことでその表面の汚染を防ぐ
ことが可能となり、作製するTFTの特性バラツキやし
きい値電圧の変動を低減させることができる(図11
(A))。
【0107】そして、公知の結晶化技術を使用して非晶
質シリコン膜6003aから結晶質シリコン膜6003
bを形成する。例えば、レーザー結晶化法や熱結晶化法
(固相成長法)を適用すれば良いが、ここでは、特開平
7−130652号公報で開示された技術に従って、触
媒元素を用いる結晶化法で結晶質シリコン膜6003b
を形成した。結晶化の工程に先立って、非晶質シリコン
膜の含有水素量にもよるが、400〜500℃で1時間
程度の熱処理を行ない、含有水素量を5atom%以下にし
てから結晶化させることが望ましい。非晶質シリコン膜
を結晶化させると原子の再配列が起こり緻密化するの
で、作製される結晶質シリコン膜の厚さは当初の非晶質
シリコン膜の厚さ(本実施例では54nm)よりも1〜
15%程度減少する(図11(B))。
【0108】そして、結晶質シリコン膜6003bを島
状にパターンニングして、島状半導体層6004〜60
07を形成する。その後、プラズマCVD法またはスパ
ッタ法により50〜150nmの厚さの酸化シリコン膜
によるマスク層6008を形成する。(図11
(C))。
【0109】そしてレジストマスク6009を設け、n
チャネル型TFTを形成することとなる島状半導体層6
005〜6007の全面に1×1016〜5×1017atom
s/cm3程度の濃度でp型を付与する不純物元素としてボ
ロン(B)を添加する。このボロン(B)の添加は、し
きい値電圧を制御する目的でなされる。ボロン(B)の
添加はイオンドープ法で実施しても良いし、非晶質シリ
コン膜を成膜するときに同時に添加しておくこともでき
る。ここでのボロン(B)添加は必ずしも必要ではない
(図11(D))。その後、レジストマスク6009を
除去する。
【0110】駆動回路のnチャネル型TFTのLDD領
域を形成するために、n型を付与する不純物元素を島状
半導体層6010〜6012に選択的に添加する。その
ため、あらかじめレジストマスク6013〜6016を
形成する。n型を付与する不純物元素としては、リン
(P)や砒素(As)を用いれば良く、ここではリン
(P)を添加すべく、フォスフィン(PH3)を用いた
イオンドープ法を適用した。形成された不純物領域60
17、6018のリン(P)濃度は2×1016〜5×1
19atoms/cm3の範囲とすれば良い。本明細書中では、
ここで形成された不純物領域6017〜6019に含ま
れるn型を付与する不純物元素の濃度を(n -)と表
す。また、不純物領域6019は、画素部の保持容量を
形成するための半導体層であり、この領域にも同じ濃度
でリン(P)を添加する(図12(A))。その後、レ
ジストマスク6013〜6016を除去する。
【0111】次に、マスク層6008をフッ酸などによ
り除去した後、図11(D)と図12(A)で添加した
不純物元素を活性化させる工程を行なう。活性化は、5
00〜600℃の窒素雰囲気中で1〜4時間の熱処理
や、レーザー活性化の方法により行なうことができる。
また、両者を併用しておこなっても良い。本実施例で
は、レーザー活性化の方法を用いる。レーザー光にはK
rFエキシマレーザー光(波長248nm)を用いる。
本実施例では、レーザー光の形状を線状ビームに加工し
て用い、発振周波数5〜50Hz、エネルギー密度10
0〜500mJ/cm2として線状ビームのオーバーラ
ップ割合を80〜98%で走査することによって島状半
導体層が形成された基板全面を処理する。尚、レーザー
光の照射条件には何ら限定される事項はなく適宣決定す
ることができる。
【0112】そして、ゲート絶縁膜6020をプラズマ
CVD法またはスパッタ法を用いて10〜150nmの
厚さでシリコンを含む絶縁膜で形成する。例えば、12
0nmの厚さで酸化窒化シリコン膜を形成する。ゲート
絶縁膜には、他のシリコンを含む絶縁膜を単層または積
層構造として用いても良い。(図12(B))
【0113】次に、ゲート電極を形成するために第1の
導電層を成膜する。この第1の導電層は単層で形成して
も良いが、必要に応じて二層あるいは三層といった積層
構造としても良い。本実施例では、導電性の窒化物金属
膜から成る導電層(A)6021と金属膜から成る導電
層(B)6022とを積層させた。導電層(B)602
2はタンタル(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン
(Mo)、タングステン(W)から選ばれた元素、また
は前記元素を主成分とする合金か、前記元素を組み合わ
せた合金膜(代表的にはMo−W合金膜、Mo−Ta合
金膜)で形成すれば良く、導電層(A)6021は窒化
タンタル(TaN)、窒化タングステン(WN)、窒化
チタン(TiN)膜、窒化モリブデン(MoN)で形成
する。また、導電層(A)6021は代替材料として、
タングステンシリサイド、チタンシリサイド、モリブデ
ンシリサイドを適用しても良い。導電層(B)は低抵抗
化を図るために含有する不純物濃度を低減させると良
く、特に酸素濃度に関しては30ppm以下とすると良
い。例えば、タングステン(W)は酸素濃度を30pp
m以下とすることで20μΩcm以下の比抵抗値を実現
することができる。
【0114】導電層(A)6021は10〜50nm
(好ましくは20〜30nm)とし、導電層(B)60
22は200〜400nm(好ましくは250〜350
nm)とすれば良い。本実施例では、導電層(A)60
21に30nmの厚さの窒化タンタル膜を、導電層
(B)6022には350nmのTa膜を用い、いずれ
もスパッタ法で形成した。このスパッタ法による成膜で
は、スパッタ用のガスのArに適量のXeやKrを加え
ておくと、形成する膜の内部応力を緩和して膜の剥離を
防止することができる。尚、図示しないが、導電層
(A)6021の下に2〜20nm程度の厚さでリン
(P)をドープしたシリコン膜を形成しておくことは有
効である。これにより、その上に形成される導電膜の密
着性向上と酸化防止を図ると同時に、導電層(A)また
は導電層(B)が微量に含有するアルカリ金属元素がゲ
ート絶縁膜6020に拡散するのを防ぐことができる
(図12(C))。
【0115】次に、レジストマスク6023〜6027
を形成し、導電層(A)6021と導電層(B)602
2とを一括でエッチングしてゲート電極6028〜60
31と容量配線6032を形成する。ゲート電極602
8〜6031と容量配線6032は、導電層(A)から
成る6028a〜6032aと、導電層(B)から成る
6028b〜6032bとが一体として形成されてい
る。この時、駆動回路を構成するTFTのゲート電極6
028〜6030は不純物領域6017、6018の一
部と、ゲート絶縁膜6020を介して重なるように形成
する(図12(D))。
【0116】次いで、駆動回路のpチャネル型TFTの
ソース領域およびドレイン領域を形成するために、p型
を付与する不純物元素を添加する工程を行なう。ここで
は、ゲート電極6028をマスクとして、自己整合的に
不純物領域を形成する。このとき、nチャネル型TFT
が形成される領域はレジストマスク6033で被覆して
おく。そして、ジボラン(B26)を用いたイオンドー
プ法で不純物領域6034を形成した。この領域のボロ
ン(B)濃度は3×1020〜3×1021atoms/cm3とな
るようにする。その後、レジストマスク6033を除去
する。本明細書中では、ここで形成された不純物領域6
034に含まれるp型を付与する不純物元素の濃度を
(p++)と表す(図13(A))。
【0117】次に、nチャネル型TFTにおいて、ソー
ス領域またはドレイン領域として機能する不純物領域の
形成を行った。レジストのマスク6035〜6037を
形成し、n型を付与する不純物元素を添加して不純物領
域6039〜6042を形成した。これは、フォスフィ
ン(PH3)を用いたイオンドープ法で行ない、この領
域のリン(P)濃度を1×1020〜1×1021atoms/c
m3とした。本明細書中では、ここで形成された不純物領
域6039〜6042に含まれるn型を付与する不純物
元素の濃度を(n+)と表す(図13(B))。
【0118】不純物領域6039〜6042には、既に
前工程で添加されたリン(P)またはボロン(B)が含
まれているが、それに比して十分に高い濃度でリン
(P)が添加されるので、前工程で添加されたリン
(P)またはボロン(B)の影響は考えなくても良い。
また、不純物領域6038に添加されたリン(P)濃度
は図13(A)で添加されたボロン(B)濃度の1/2
〜1/3なのでp型の導電性が確保され、TFTの特性
に何ら影響を与えることはなかった。
【0119】レジストマスク6035〜6037を除去
した後、画素部のnチャネル型TFTのLDD領域を形
成するためのn型を付与する不純物添加の工程を行っ
た。ここではゲート電極6031をマスクとして自己整
合的にn型を付与する不純物元素をイオンドープ法で添
加した。添加するリン(P)の濃度は1×1016〜5×
1018atoms/cm3であり、図12(A)および図13
(A)と図13(B)で添加する不純物元素の濃度より
も低濃度で添加することで、実質的には不純物領域60
43、6044のみが形成される。本明細書中では、こ
の不純物領域6043、6044に含まれるn型を付与
する不純物元素の濃度を(n--)と表す。(図13
(C))
【0120】その後、それぞれの濃度で添加されたn型
またはp型を付与する不純物元素を活性化するために熱
処理工程を行なう。この工程はファーネスアニール法、
レーザーアニール法、またはラピッドサーマルアニール
法(RTA法)で行なうことができる。ここではファー
ネスアニール法で活性化工程を行った。熱処理は酸素濃
度が1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下の窒素
雰囲気中で400〜800℃、代表的には500〜60
0℃で行なうものであり、本実施例では500℃で4時
間の熱処理を行った。また、基板6001に石英基板の
ような耐熱性を有するものを使用した場合には、800
℃で1時間の熱処理としても良く、不純物元素の活性化
と、該不純物元素が添加された不純物領域とチャネル形
成領域との接合を良好に形成することができる。なお、
上述のゲート電極であるTaのピーリングを防止するた
めに層間膜を形成した場合には、この効果は得られない
場合がある。
【0121】この熱処理において、ゲート電極6028
〜6031と容量配線6032を形成する金属膜602
8b〜6032bは、表面から5〜80nmの厚さで導
電層(C)6028c〜6032cが形成される。例え
ば、導電層(B)6028b〜6032bがタングステ
ン(W)の場合には窒化タングステン(WN)が形成さ
れ、タンタル(Ta)の場合には窒化タンタル(Ta
N)を形成することができる。また、導電層(C)60
28c〜6032cは、窒素またはアンモニアなどを用
いた窒素を含むプラズマ雰囲気にゲート電極6028〜
6031及び容量配線6032を晒しても同様に形成す
ることができる。さらに、3〜100%の水素を含む雰
囲気中で、300〜450℃で1〜12時間の熱処理を
行ない、島状半導体層を水素化する工程を行った。この
工程は熱的に励起された水素により半導体層のダングリ
ングボンドを終端する工程である。水素化の他の手段と
して、プラズマ水素化(プラズマにより励起された水
素、プラズマ化した水素を用いる)をおこなっても良
い。
【0122】島状半導体層が、非晶質シリコン膜から触
媒元素を用いる結晶化の方法で作製された場合、島状半
導体層中には微量の触媒元素が残留した。勿論、そのよ
うな状態でもTFTを完成させることが可能であるが、
残留する触媒元素を少なくともチャネル形成領域から除
去する方がより好ましかった。この触媒元素を除去する
手段の一つにリン(P)によるゲッタリング作用を利用
する手段があった。ゲッタリングに必要なリン(P)の
濃度は図13(B)で形成した不純物領域(n +)と同
程度であり、ここで実施される活性化工程の熱処理によ
り、nチャネル型TFTおよびpチャネル型TFTのチ
ャネル形成領域から触媒元素をゲッタリングすることが
できた(図13(D))。
【0123】活性化および水素化の工程が終了したら、
ゲート配線(走査線)とする第2の導電膜を形成する。
この第2の導電膜は低抵抗材料であるアルミニウム(A
l)や銅(Cu)を主成分とする導電層(D)と、にチ
タン(Ti)やタンタル(Ta)、タングステン
(W)、モリブデン(Mo)から成る導電層(E)とで
形成すると良い。本実施例では、チタン(Ti)を0.
1〜2重量%含むアルミニウム(Al)膜を導電層
(D)6045とし、チタン(Ti)膜を導電層(E)
6046として形成した。導電層(D)6045は20
0〜400nm(好ましくは250〜350nm)とす
れば良く、導電層(E)6046は50〜200(好ま
しくは100〜150nm)で形成すれば良い。(図1
4(A))
【0124】そして、ゲート電極に接続するゲート配線
(走査線)を形成するために導電層(E)6046と導
電層(D)6045とをエッチング処理して、ゲート配
線(走査線)6047、6048と容量配線6049を
形成した。エッチング処理は最初にSiCl4とCl2
BCl3との混合ガスを用いたドライエッチング法で導
電層(E)の表面から導電層(D)の途中まで除去し、
その後リン酸系のエッチング溶液によるウエットエッチ
ングで導電層(D)を除去することにより、下地との選
択加工性を保ってゲート配線(走査線)を形成すること
ができた。
【0125】第1の層間絶縁膜6050は500〜15
00nmの厚さで酸化シリコン膜または酸化窒化シリコ
ン膜で形成され、その後、それぞれの島状半導体層に形
成されたソース領域またはドレイン領域に達するコンタ
クトホールを形成し、ソース配線(信号線)6051〜
6054と、ドレイン配線6055〜6058を形成す
る。図示していないが、本実施例ではこの電極を、Ti
膜を100nm、Tiを含むアルミニウム膜300n
m、Ti膜150nmをスパッタ法で連続して形成した
3層構造の積層膜とした。
【0126】次に、パッシベーション膜6059とし
て、窒化シリコン膜、酸化シリコン膜、または窒化酸化
シリコン膜を50〜500nm(代表的には100〜3
00nm)の厚さで形成する。この状態で水素化処理を
行なうとTFTの特性向上に対して好ましい結果が得ら
れた。例えば、3〜100%の水素を含む雰囲気中で、
300〜450℃で1〜12時間の熱処理を行なうと良
く、あるいはプラズマ水素化法を用いても同様の効果が
得られた。なお、ここで後に画素電極とドレイン配線を
接続するためのコンタクトホールを形成する位置におい
て、パッシベーション膜6059に開口部を形成してお
いても良い。(図14(C))
【0127】その後、有機樹脂からなる第2の層間絶縁
膜6060を1.0〜1.5μmの厚さに形成する。有
機樹脂としては、ポリイミド、アクリル、ポリアミド、
ポリイミドアミド、BCB(ベンゾシクロブテン)等を
使用することができる。ここでは、基板に塗布後、熱重
合するタイプのポリイミドを用い、300℃で焼成して
形成した。そして、第2の層間絶縁膜6060にドレイ
ン配線6058に達するコンタクトホールを形成し、画
素電極6061、6062を形成する。画素電極は、透
過型液晶表示装置とする場合には透明導電膜を用いれば
良く、反射型の液晶表示装置とする場合には金属膜を用
いれば良い。本実施例では透過型の液晶表示装置とする
ために、酸化インジウム・スズ(ITO)膜を100n
mの厚さにスパッタ法で形成した。(図15)
【0128】こうして同一基板上に、駆動回路のTFT
と画素部の画素TFTとを有した基板を完成させること
ができた。駆動回路にはpチャネル型TFT6101、
第1のnチャネル型TFT6102、第2のnチャネル
型TFT6103、画素部には画素TFT6104、保
持容量6105が形成した。本明細書では便宜上このよ
うな基板をアクティブマトリクス基板と呼ぶ。
【0129】駆動回路のpチャネル型TFT6101に
は、島状半導体層6004にチャネル形成領域610
6、ソース領域6107a、6107b、ドレイン領域
6108a、6108bを有している。第1のnチャネ
ル型TFT6102には、島状半導体層6005にチャ
ネル形成領域6109、ゲート電極6029と重なるL
DD領域6110(以降、このようなLDD領域をLov
と記す)、ソース領域6111、ドレイン領域6112
を有している。このLov領域のチャネル長方向の長さは
0.5〜3.0μm、好ましくは1.0〜1.5μmと
した。第2のnチャネル型TFT6103には、島状半
導体層6006にチャネル形成領域6113、LDD領
域6114、6115、ソース領域6116、ドレイン
領域6117を有している。このLDD領域はLov領域
とゲート電極6030と重ならないLDD領域(以降、
このようなLDD領域をLoffと記す)とが形成され、
このLoff領域のチャネル長方向の長さは0.3〜2.
0μm、好ましくは0.5〜1.5μmである。画素T
FT6104には、島状半導体層6007にチャネル形
成領域6118、6119、Loff領域6120〜61
23、ソースまたはドレイン領域6124〜6126を
有している。Loff領域のチャネル長方向の長さは0.
5〜3.0μm、好ましくは1.5〜2.5μmであ
る。さらに、容量配線6032、6049と、ゲート絶
縁膜と同じ材料から成る絶縁膜と、画素TFT6104
のドレイン領域6126に接続し、n型を付与する不純
物元素が添加された半導体層6127とから保持容量6
105が形成されている。図15では画素TFT610
4をダブルゲート構造としたが、シングルゲート構造で
も良いし、複数のゲート電極を設けたマルチゲート構造
としても差し支えない。
【0130】以上のように本実施例では、画素TFTお
よび駆動回路が要求する仕様に応じて各回路を構成する
TFTの構造を最適化し、画像表示装置の動作性能と信
頼性を向上させることを可能とすることができる。
【0131】次に、上記の工程によって作製されたアク
ティブマトリクス基板をもとに、透過型液晶表示装置を
作製する工程を説明する。
【0132】図16を参照する。図15の状態のアクテ
ィブマトリクス基板に配向膜6201を形成する。本実
施例では、配向膜6201にはポリイミドを用いた。次
に、対向基板を用意する。対向基板は、ガラス基板62
02、遮光膜6203、透明導電膜からなる対向電極6
204、配向膜6205とで構成される。
【0133】なお、本実施例では、配向膜には、液晶分
子が基板に対して平行に配向するようなポリイミド膜を
用いた。なお、配向膜形成後、ラビング処理を施すこと
により、液晶分子がある一定のプレチルト角を持って平
行配向するようにした。
【0134】次に、上記の工程を経たアクティブマトリ
クス基板と対向基板とを公知のセル組み工程によって、
シール材やスペーサ(共に図示せず)などを介して貼り
合わせる。その後、両基板の間に液晶6206を注入
し、封止剤(図示せず)によって完全に封止する。よっ
て、図16に示すような透過型液晶表示装置が完成す
る。
【0135】なお、上記の行程により作製されるTFT
はトップゲート構造であるが、ボトムゲート構造のTF
Tやその他の構造のTFTに対しても本発明は適用され
得る。
【0136】また、上記の行程により作製される画像表
示装置は透過型の液晶表示装置であるが、本発明は反射
型の液晶表示装置に対しても適用され得る。
【0137】本実施例の構成は、実施例1〜4と自由に
組み合わせて実施することが可能である。
【0138】(実施例6)本発明の画像表示装置を用い
た電子機器として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴ
ーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレ
イ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオ
ーディオ、オーディオコンポ等)、ノート型パーソナル
コンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコ
ンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書籍
等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはデジ
タルビデオディスク(DVD)等の記録媒体を再生し、
その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)など
が挙げられる。それら電子機器の具体例を図17に示
す。
【0139】図17(A)は液晶表示装置であり、筐体
2001、支持台2002、表示部2003、スピーカ
ー部2004、ビデオ入力端子2005等を含む。本発
明の画像表示装置は表示部2003に用いることができ
る。なお、液晶表示装置は、パソコン用、TV放送受信
用、広告表示用などの全ての情報表示用表示装置が含ま
れる。
【0140】図17(B)はデジタルスチルカメラであ
り、本体2101、表示部2102、受像部2103、
操作キー2104、外部接続ポート2105、シャッタ
ー2106等を含む。本発明の画像表示装置は表示部2
102に用いることができる。
【0141】図17(C)はノート型パーソナルコンピ
ュータであり、本体2201、筐体2202、表示部2
203、キーボード2204、外部接続ポート220
5、ポインティングマウス2206等を含む。本発明の
画像表示装置は表示部2203に用いることができる。
【0142】図17(D)はモバイルコンピュータであ
り、本体2301、表示部2302、スイッチ230
3、操作キー2304、赤外線ポート2305等を含
む。本発明の画像表示装置は表示部2302に用いるこ
とができる。
【0143】図17(E)は記録媒体を備えた携帯型の
画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本
体2401、筐体2402、表示部A2403、表示部
B2404、記録媒体(DVD等)読み込み部240
5、操作キー2406、スピーカー部2407等を含
む。表示部A2403は主として画像情報を表示し、表
示部B2404は主として文字情報を表示するが、本発
明の画像表示装置はこれら表示部A、B2403、24
04に用いることができる。なお、記録媒体を備えた画
像再生装置には家庭用ゲーム機器なども含まれる。
【0144】図17(F)はゴーグル型ディスプレイ
(ヘッドマウントディスプレイ)であり、本体250
1、表示部2502、アーム部2503を含む。本発明
の画像表示装置は表示部2502に用いることができ
る。
【0145】図17(G)はビデオカメラであり、本体
2601、表示部2602、筐体2603、外部接続ポ
ート2604、リモコン受信部2605、受像部260
6、バッテリー2607、音声入力部2608、操作キ
ー2609等を含む。本発明の画像表示装置は表示部2
602に用いることができる。
【0146】ここで図17(H)は携帯電話であり、本
体2701、筐体2702、表示部2703、音声入力
部2704、音声出力部2705、操作キー2706、
外部接続ポート2707、アンテナ2708等を含む。
本発明の画像表示装置は表示部2703に用いることが
できる。
【0147】次に、本発明の画像表示装置を用いたプロ
ジェクター(リア型またはフロント型)について説明す
る。それらの一例を図18及び図19に示す。
【0148】図18(A)はフロント型プロジェクター
であり、光源光学系及び表示部7601、スクリーン7
602で構成される。本発明は表示部7601に適用す
ることができる。
【0149】図18(B)はリア型プロジェクターであ
り、本体7701、光源光学系及び表示部7702、ミ
ラー7703、ミラー7704、スクリーン7705で
構成される。本発明は表示部7702に適用することが
できる。
【0150】なお、図18(C)は、図18(A)及び
図18(B)中における光源光学系及び表示部760
1、7702の構造の一例を示した図である。光源光学
系及び表示部7601、7702は、光源光学系780
1、ミラー7802、7804〜7806、ダイクロイ
ックミラー7803、光学系7807、表示部780
8、位相差板7809、投射光学系7810で構成され
る。投射光学系7810は、投射レンズを備えた複数の
光学レンズで構成される。この構成は、表示部7808
を三つ使用しているため三板式と呼ばれている。また、
図18(C)中において矢印で示した光路に実施者が適
宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィルムや、位相
差を調節するためのフィルム、IRフィルム等を設けて
もよい。
【0151】また、図18(D)は、図18(C)中に
おける光源光学系7801の構造の一例を示した図であ
る。本実施例では、光源光学系7801は、リフレクタ
ー7811、光源7812、レンズアレイ7813、7
814、偏光変換素子7815、集光レンズ7816で
構成される。なお、図18(D)に示した光源光学系は
一例であって、この構成に限定されない。例えば、光源
光学系に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有す
るフィルムや、位相差を調節するフィルム、IRフィル
ム等を設けてもよい。
【0152】図18(C)は三板式の例を示したが、図
19(A)は単板式の一例を示した図である。図19
(A)に示した光源光学系及び表示部は、光源光学系7
901、表示部7902、投射光学系7903、位相差
板7904で構成される。投射光学系7903は、投射
レンズを備えた複数の光学レンズで構成される。図19
(A)に示した光源光学系及び表示部は図18(A)及
び図18(B)中における光源光学系及び表示部760
1、7702に適用できる。また、光源光学系7901
は図18(D)に示した光源光学系を用いればよい。な
お、表示部7902にはカラーフィルター(図示しな
い)が設けられており、表示映像をカラー化している。
【0153】また、図19(B)に示した光源光学系及
び表示部は、図19(A)の応用例であり、カラーフィ
ルターを設ける代わりに、RGBの回転カラーフィルタ
ー円板7905を用いて表示映像をカラー化している。
図19(B)に示した光源光学系及び表示部は図18
(A)及び図18(B)中における光源光学系及び表示
部7601、7702に適用できる。
【0154】また、図19(C)に示した光源光学系及
び表示部は、カラーフィルターレス単板式と呼ばれてい
る。この方式は、表示部7916にマイクロレンズアレ
イ7915を設け、ダイクロイックミラー(緑)791
2、ダイクロイックミラー(赤)7913、ダイクロイ
ックミラー(青)7914を用いて表示映像をカラー化
している。投射光学系7917は、投射レンズを備えた
複数の光学レンズで構成される。図19(C)に示した
光源光学系及び表示部は図18(A)及び図18(B)
中における光源光学系及び表示部7601、7702に
適用できる。また、光源光学系7911としては、光源
の他に結合レンズ、コリメータレンズを用いた光学系を
用いればよい。
【0155】以上の様に、本発明の画像表示装置の適用
範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に適用する
ことが可能である。また、本実施例の電子機器は実施例
1〜5のどのような組み合わせからなる構成を用いても
実現することができる。
【0156】
【発明の効果】本発明は上記構成により、信号線駆動回
路内の回路素子の数を従来例のn分の1にすることが可
能である。よって、信号線駆動回路の面積を大幅に縮小
でき、画像表示装置の小型化に有効であり、さらには、
画像表示装置のコスト低減、歩留まり向上に効果があ
る。また、階調の異なる画素の水平方向における位置が
変わるため、フレーム周波数を変えなくとも人間の目に
縦縞が視認されにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の信号線駆動回路の構成を示す図。
【図2】 本発明の信号線駆動回路のタイミングチャー
トを示す図。
【図3】 アナログ映像信号を画素に入力する順序を示
す模式図。
【図4】 信号線選択回路の回路図及びタイミングチャ
ート。
【図5】 本発明の画像表示装置のブロック図。
【図6】 記憶回路の具体例を示す図。
【図7】 本発明の信号線駆動回路の構成を示す図。
【図8】 ビット比較パルス幅変換回路(BPC)の構
成を示す図。
【図9】 図7の駆動回路のタイミングチャートを示す
図。
【図10】 ランプ型D/A変換回路の動作を説明する
図。
【図11】 実施例3によるアクティブマトリクス型液
晶表示装置の作製工程例を示す図。
【図12】 実施例3によるアクティブマトリクス型液
晶表示装置の作製工程例を示す図。
【図13】 実施例3によるアクティブマトリクス型液
晶表示装置の作製工程例を示す図。
【図14】 実施例3によるアクティブマトリクス型液
晶表示装置の作製工程例を示す図。
【図15】 実施例3によるアクティブマトリクス型液
晶表示装置の作製工程例を示す図。
【図16】 実施例3によるアクティブマトリクス型液
晶表示装置の作製工程例を示す図。
【図17】 本発明を用いた電子機器の一例を示す図。
【図18】 投影型液晶表示装置の構成を示す図。
【図19】 投影型液晶表示装置の構成を示す図。
【図20】 アクティブマトリクス型液晶表示装置の構
成図。
【図21】 従来のデジタル方式の信号線駆動回路の構
成図。
【図22】 従来のデジタル方式の信号線駆動回路のタ
イミングチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 G09G 3/20 623G 623V (72)発明者 久保田 靖 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 鷲尾 一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2H092 KA03 KA04 PA06 2H093 NB07 NC11 NC22 NC24 NC26 NC34 ND42 ND49 5C006 AA01 AC21 AF43 AF82 BB16 BC12 BC16 BC23 BF03 BF04 BF24 BF26 BF27 BF34 EB05 FA41 FA52 5C080 AA10 BB05 DD22 DD27 EE29 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 JJ06 KK02 KK07 KK43 KK47

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号線駆動回路と、n×k本(n、kは共
    に自然数)の信号線とを有する画像表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線の選択される順番が、可変である
    ことを特徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記信号線選択回路は
    アナログスイッチを有し、前記アナログスイッチに入力
    される選択信号により前記n×k本の信号線が選択され
    る順番が決定されていることを特徴とする画像表示装
    置。
  3. 【請求項3】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現する水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現するフレーム期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現する水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現するフレーム期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  6. 【請求項6】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現する水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラが有するレジスタにおいてデータとして記憶され
    ており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記レジス
    タに記憶されているデータに従って、前記コントローラ
    において生成される選択信号によって、決定されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記信号線選択回路はアナログスイッチを有しており、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現する水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    おり、 前記選択信号は前記アナログスイッチに入力されること
    を特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記信号線選択回路はアナログスイッチを有しており、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現する水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラが有するレジスタにおいてデータとして記憶され
    ており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記レジス
    タに記憶されているデータに従って、前記コントローラ
    において生成される選択信号によって決定されており、 前記選択信号は前記アナログスイッチに入力されること
    を特徴とする画像表示装置。
  9. 【請求項9】信号線駆動回路と、コントローラと、n×
    k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像表
    示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    最初に選択される信号線は、連続して出現する水平走査
    期間において異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  10. 【請求項10】信号線駆動回路と、コントローラと、n
    ×k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像
    表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    最初に選択される信号線は、連続して出現する水平走査
    期間において異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラが有するレジスタにおいてデータとして記憶され
    ており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記レジス
    タに記憶されているデータに従って、前記コントローラ
    において生成される選択信号によって、決定されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  11. 【請求項11】信号線駆動回路と、コントローラと、n
    ×k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像
    表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    前記n×k本の信号線が選択される順番は、1水平走査
    期間毎にランダムに変わっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  12. 【請求項12】信号線駆動回路と、コントローラと、n
    ×k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像
    表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、前記n×k本の信号線をk本づ
    つ選択してアナログ映像信号を入力する信号線選択回路
    とを有し、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    前記n×k本の信号線が選択される順番は、1水平走査
    期間毎にランダムに変わっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラが有するレジスタにおいてデータとして記憶され
    ており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記レジス
    タに記憶されているデータに従って、前記コントローラ
    において生成される選択信号によって、決定されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  13. 【請求項13】請求項9乃至請求項12のいずれか1項
    において、 前記信号線選択回路はアナログスイッチを有しており、 前記選択信号は前記アナログスイッチに入力されること
    を特徴とする画像表示装置。
  14. 【請求項14】請求項1乃至請求項13のいずれか1項
    において、 デジタル映像信号を前記アナログ映像信号に変換するD
    /A変換回路を有することを特徴とする画像表示装置。
  15. 【請求項15】信号線駆動回路と、コントローラと、n
    ×k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像
    表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、mビット(mは自然数)のデジ
    タル映像信号を記憶する第1の記憶回路と、該第1の記
    憶回路の出力信号を記憶する第2の記憶回路と、該第2
    の記憶回路の出力信号をアナログ映像信号に変換するD
    /A変換回路と、前記n×k本の信号線をk本づつ選択
    して前記アナログ映像信号を入力する信号線選択回路と
    を有し、 前記第1の記憶回路と前記第2の記憶回路のそれぞれの
    数はm×kであり、 前記n×k本の信号線の選択される順番は、連続して出
    現する水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  16. 【請求項16】信号線駆動回路と、コントローラと、n
    ×k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像
    表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、mビット(mは自然数)のデジ
    タル映像信号を記憶する第1の記憶回路と、該第1の記
    憶回路の出力信号を記憶する第2の記憶回路と、該第2
    の記憶回路の出力信号をアナログ映像信号に変換するD
    /A変換回路と、前記n×k本の信号線をk本づつ選択
    して前記アナログ映像信号を入力する信号線選択回路と
    を有し、 前記第1の記憶回路と前記第2の記憶回路のそれぞれの
    数はm×kであり、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    最初に選択される信号線は、連続して出現する水平走査
    期間において異なっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  17. 【請求項17】信号線駆動回路と、コントローラと、n
    ×k本(n、kは共に自然数)の信号線とを有する画像
    表示装置であって、 前記信号線駆動回路は、mビット(mは自然数)のデジ
    タル映像信号を記憶する第1の記憶回路と、該第1の記
    憶回路の出力信号を記憶する第2の記憶回路と、該第2
    の記憶回路の出力信号をアナログ映像信号に変換するD
    /A変換回路と、前記n×k本の信号線をk本づつ選択
    して前記アナログ映像信号を入力する信号線選択回路と
    を有し、 前記第1の記憶回路と前記第2の記憶回路のそれぞれの
    数はm×kであり、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    前記n×k本の信号線が選択される順番は、1水平走査
    期間毎にランダムに変わっており、 前記n×k本の信号線が選択される順番は、前記コント
    ローラにおいて生成される選択信号によって決定されて
    いることを特徴とする画像表示装置。
  18. 【請求項18】請求項15乃至請求項17のいずれか1
    項において、前記第1の記憶回路と前記第2の記憶回路
    はラッチであることを特徴とする画像表示装置。
  19. 【請求項19】請求項18において、前記ラッチはアナ
    ログスイッチおよび保持容量で構成されていることを特
    徴とする画像表示装置。
  20. 【請求項20】請求項18において、前記ラッチはクロ
    ックドインバータで構成されていることを特徴とする画
    像表示装置。
  21. 【請求項21】請求項18において、前記ラッチはアナ
    ログスイッチおよび複数のインバータで構成されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
  22. 【請求項22】請求項14乃至請求項21のいずれか1
    項において、前記D/A変換回路はランプ型D/A変換
    回路であることを特徴とする画像表示装置。
  23. 【請求項23】請求項1乃至請求項22のいずれか1項
    において、前記信号線駆動回路はポリシリコン薄膜トラ
    ンジスタで構成されていることを特徴とする画像表示装
    置。
  24. 【請求項24】請求項1乃至請求項23のいずれか1項
    において、前記信号線駆動回路は単結晶トランジスタで
    構成されていることを特徴とする画像表示装置。
  25. 【請求項25】請求項1乃至請求項24のいずれか1項
    に記載の前記画像表示装置を用いることを特徴とする電
    子機器。
  26. 【請求項26】アナログ映像信号により画像を表示する
    画像表示装置の駆動方法であって、 1水平走査期間において、前記アナログ映像信号を、全
    てのn×k本(n、kは共に自然数)の信号線に、k本
    づつ順に入力し、 前記n×k本の信号線を選択する順番は、連続して出現
    する2つの水平走査期間において互いに異なっているこ
    とを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
  27. 【請求項27】アナログ映像信号により画像を表示する
    画像表示装置の駆動方法であって、 1水平走査期間において、前記アナログ映像信号を、全
    てのn×k本(n、kは共に自然数)の信号線に、k本
    づつ順に入力し、 前記n×k本の信号線を選択する順番は、連続して出現
    する2つのフレーム期間において互いに異なっているこ
    とを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
  28. 【請求項28】アナログ映像信号により画像を表示する
    画像表示装置の駆動方法であって、 1水平走査期間において、前記アナログ映像信号を、全
    てのn×k本(n、kは共に自然数)の信号線に、k本
    づつ順に入力し、 前記n×k本の信号線を選択する順番は、連続して出現
    する2つの水平走査期間において互いに異なっており、 前記n×k本の信号線を選択する順番は、連続して出現
    する2つのフレーム期間において互いに異なっているこ
    とを特徴とする画像表示装置の駆動方法。
  29. 【請求項29】アナログ映像信号により画像を表示する
    画像表示装置の駆動方法であって、 1水平走査期間において、前記アナログ映像信号を、全
    てのn×k本(n、kは共に自然数)の信号線に、k本
    づつ順に入力し、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    最初に選択される信号線は、連続して出現する2つの水
    平走査期間において互いに異なっていることを特徴とす
    る画像表示装置の駆動方法。
  30. 【請求項30】アナログ映像信号により画像を表示する
    画像表示装置の駆動方法であって、 1水平走査期間において、前記アナログ映像信号を、全
    てのn×k本(n、kは共に自然数)の信号線に、k本
    づつ順に入力し、 前記n×k本の信号線のうち、1水平走査期間において
    前記n×k本の信号線が選択される順番は、1水平走査
    期間毎にランダムに変わっていることを特徴とする画像
    表示装置の駆動方法。
  31. 【請求項31】請求項26乃至請求項30のいずれか1
    項において、前記n×k本の信号線が選択される順番
    は、コントローラにおいて生成される選択信号によって
    決定されていることを特徴とする画像表示装置の駆動方
    法。
  32. 【請求項32】請求項26乃至請求項30のいずれか1
    項において、前記n×k本の信号線が選択される順番
    は、コントローラが有するレジスタに記憶されているデ
    ータに従って、前記コントローラにおいて生成される選
    択信号によって、決定されていることを特徴とする画像
    表示装置の駆動方法。
  33. 【請求項33】請求項26乃至請求項30のいずれか1
    項において、前記n×k本の信号線が選択される順番
    は、コントローラが有するレジスタに記憶されているデ
    ータに従って、前記コントローラにおいて生成される選
    択信号が、前記信号線選択回路が有するアナログスイッ
    チに入力されることによって、決定されていることを特
    徴とする画像表示装置の駆動方法。
  34. 【請求項34】請求項26乃至請求項33のいずれか1
    項において、 前記アナログ映像信号はデジタル映像信号をD/A変換
    回路により変換することで得ていることを特徴とする画
    像表示装置の駆動方法。
JP2002159149A 2001-06-06 2002-05-31 画像表示装置 Expired - Fee Related JP4176385B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002159149A JP4176385B2 (ja) 2001-06-06 2002-05-31 画像表示装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-171715 2001-06-06
JP2001171715 2001-06-06
JP2002159149A JP4176385B2 (ja) 2001-06-06 2002-05-31 画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003058133A true JP2003058133A (ja) 2003-02-28
JP4176385B2 JP4176385B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=26616471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002159149A Expired - Fee Related JP4176385B2 (ja) 2001-06-06 2002-05-31 画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4176385B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004037498A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動回路、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の駆動方法
JP2004294752A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd El表示装置
WO2005055427A1 (ja) * 2003-12-01 2005-06-16 Sony Corporation クロックドインバータ回路、ラッチ回路、シフトレジスタ回路、表示装置の駆動回路、表示装置
JP2006154808A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Nec Corp 液晶表示装置、プロジェクタ装置、携帯端末装置、液晶表示装置の駆動方法
JP2006322959A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Sony Corp 表示装置及び電子機器
KR100807092B1 (ko) 2006-02-14 2008-03-03 한양대학교 산학협력단 평판디스플레이 패널 구동용 디지털/아날로그 변환기
JP2008514976A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 ティーピーオー、ホンコン、ホールディング、リミテッド アクティブマトリクス型液晶表示装置およびその駆動方法
WO2009011151A1 (ja) 2007-07-18 2009-01-22 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびその駆動方法
CN100466044C (zh) * 2003-09-01 2009-03-04 株式会社半导体能源研究所 显示器件及其驱动方法
US7511691B2 (en) 2003-12-26 2009-03-31 Casio Computer Co., Ltd. Display drive device and display apparatus having same
US7663591B2 (en) 2003-11-25 2010-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Display device and method of driving same
JP2010113326A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機電界発光表示装置
WO2011013416A1 (ja) * 2009-07-30 2011-02-03 シャープ株式会社 表示回路の駆動装置、表示装置および電子機器
JP5154413B2 (ja) * 2006-05-24 2013-02-27 シャープ株式会社 表示パネル駆動回路、表示装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004037498A (ja) * 2002-06-28 2004-02-05 Seiko Epson Corp 電気光学装置の駆動回路、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の駆動方法
JP2004294752A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Toshiba Matsushita Display Technology Co Ltd El表示装置
US7710379B2 (en) 2003-09-01 2010-05-04 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd Display device and method thereof
CN100466044C (zh) * 2003-09-01 2009-03-04 株式会社半导体能源研究所 显示器件及其驱动方法
US7663591B2 (en) 2003-11-25 2010-02-16 Sharp Kabushiki Kaisha Display device and method of driving same
WO2005055427A1 (ja) * 2003-12-01 2005-06-16 Sony Corporation クロックドインバータ回路、ラッチ回路、シフトレジスタ回路、表示装置の駆動回路、表示装置
US7532188B2 (en) 2003-12-01 2009-05-12 Sony Corporation Clocked inverter circuit, latch circuit, shift register circuit, drive circuit for display apparatus, and display apparatus
US8294655B2 (en) 2003-12-26 2012-10-23 Casio Computer Co., Ltd. Display drive device and display apparatus having same
US7511691B2 (en) 2003-12-26 2009-03-31 Casio Computer Co., Ltd. Display drive device and display apparatus having same
JP2008514976A (ja) * 2004-09-24 2008-05-08 ティーピーオー、ホンコン、ホールディング、リミテッド アクティブマトリクス型液晶表示装置およびその駆動方法
JP2006154808A (ja) * 2004-11-05 2006-06-15 Nec Corp 液晶表示装置、プロジェクタ装置、携帯端末装置、液晶表示装置の駆動方法
JP2006322959A (ja) * 2005-05-17 2006-11-30 Sony Corp 表示装置及び電子機器
KR100807092B1 (ko) 2006-02-14 2008-03-03 한양대학교 산학협력단 평판디스플레이 패널 구동용 디지털/아날로그 변환기
JP5154413B2 (ja) * 2006-05-24 2013-02-27 シャープ株式会社 表示パネル駆動回路、表示装置
US8471806B2 (en) 2006-05-24 2013-06-25 Sharp Kabushiki Kaisha Display panel drive circuit and display
WO2009011151A1 (ja) 2007-07-18 2009-01-22 Sharp Kabushiki Kaisha 表示装置およびその駆動方法
JP2010113326A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Samsung Mobile Display Co Ltd 有機電界発光表示装置
US8373626B2 (en) 2008-11-07 2013-02-12 Samsung Display Co., Ltd. Organic light emitting display device having demultiplexers
WO2011013416A1 (ja) * 2009-07-30 2011-02-03 シャープ株式会社 表示回路の駆動装置、表示装置および電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP4176385B2 (ja) 2008-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8325170B2 (en) Image display device and driving method thereof
US6693616B2 (en) Image display device, method of driving thereof, and electronic equipment
JP5292451B2 (ja) 半導体表示装置
US6952194B1 (en) Liquid crystal display device
JP2017146629A (ja) 半導体装置の作製方法及び電子機器
JP4176385B2 (ja) 画像表示装置
JP2001249639A (ja) 半導体表示装置およびその駆動方法
JP5051942B2 (ja) 半導体装置
JP4236791B2 (ja) 液晶表示装置、ディスプレイ、プロジェクター、ゴーグル型ディスプレイ、携帯情報端末及びコンピュータ
JP4761681B2 (ja) 液晶表示装置
JP3886698B2 (ja) 液晶表示装置、液晶表示装置の駆動方法、ディスプレイ、プロジェクター、ゴーグル型ディスプレイ、携帯情報端末及びコンピュータ
JP4780839B2 (ja) 画像表示装置の駆動回路、および電子機器
JP4674939B2 (ja) 駆動回路、表示装置、電子機器
JP2001013908A (ja) 表示装置
JP2001027891A (ja) 表示装置
JP4283281B2 (ja) 液晶表示装置及び半導体装置
JP2002140029A (ja) 表示装置の駆動回路およびその駆動方法
JP2001083923A (ja) デジタルドライバおよび表示装置
JP4050264B2 (ja) 液晶表示装置並びにそれを備えたディスプレイ、プロジェクター、ゴーグル型ディスプレイ、及び携帯情報端末
JP5291851B2 (ja) 表示装置及び電子機器
JP2005031696A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP2001143491A (ja) シフトレジスタ回路、表示装置の駆動回路および該駆動回路を用いた表示装置
JP2004355034A (ja) 液晶表示装置
JP2001274782A (ja) 伝送回路及び半導体装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080624

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080819

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees