JP2004037498A - 電気光学装置の駆動回路、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の駆動方法 - Google Patents

電気光学装置の駆動回路、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ディスプレイ装置の表示むらの低減を図ることができる電気光学装置の駆動回路を提供する。
【解決手段】画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動回路は、複数の画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数有するマルチプレクサと、マルチプレクサ回路の夫々から対応する複数のデータ線に供給される画像信号の選択を、表示むらを低減するように予め決められた順番で行う選択信号を供給するための選択信号供給手段とを有する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気光学装置の駆動回路、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の駆動方法に関し、特に、表示むらを低減を図る電気光学装置の駆動回路、電気光学装置、電子機器及び電気光学装置の駆動方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、液晶表示装置等のマトリックス構成のディスプレイ装置が、広く利用されている。そして、電気光学装置であるディスプレイ装置の高品質化も進んでいる。特に、ディスプレイ装置の高精細化が進み、その高精細化に伴い、種々の改良が行われているが、各画素回路を駆動するためのいわゆるドライバ回路の改良も行われている。
【0003】
その改良の一つに、特開昭61−145597号公報に開示の技術がある。その公報に開示された技術によれば、複数のソース信号線を一つの組にして、ソース信号線群を複数の組に分け、各組内のソース信号線を順番に選択する選択信号を供給するように、回路が構成される。そして、組単位で画像信号を供給し、かつ各組に対応するソース信号線をその選択信号によって選択するような構成にすることによって、回路間の接続配線数を少なくするものである。その結果、ディスプレイ装置の高精細化に伴い、画素数が増えても、回路間の接続配線本数が増えることが無い。
【0004】
このような液晶表示装置においては、走査線によってオンとなった画素電極にソース線からの画像信号を供給することで、各画素を構成する画素電極への画像信号の書き込みが行われる。画素電極に書き込まれた画像信号によって、画素電極と共通電極との間の液晶分子の配列が制御されて、画像表示が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特開昭61−145597号公報の提案では、上述したように、各組内のソース線を順次選択することで、各ソース線に画像信号を供給するようになっている。一旦、ソース線に供給された画像信号は、液晶によって構成される液晶容量に比べて十分に大きな値を有するソース線の配線容量によって保持され、走査線によってオンとなっている水平期間内に、画素電極に書き込まれる。
【0006】
ところが、ソース線は1水平期間内において順番に選択されるようになっていることから、ソース線毎に、1水平期間内で画像信号が保持されている期間が異なる。このような画素電極への書き込み時間の相違によって、表示むらが生じてしまう。特に、特開昭61−145597号公報の提案では、ソース線毎に画素電極への書き込み時間が相違するので、画面上に縦縞の表示むらが現れてしまうという問題点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明は、ディスプレイ装置の表示むらの低減を図ることができる電気光学装置の駆動回路を提供することを目的とする。
【0008】
本発明の電気光学装置の駆動回路は、画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動回路であって、複数の画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、前記マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数有するマルチプレクサと、前記マルチプレクサ回路の夫々から対応する前記複数のデータ線に供給される前記画像信号の選択を、表示むらを低減するように予め決められた順番で行う選択信号を供給するための選択信号供給手段とを有する
本発明の電気光学装置は、本発明の駆動回路を有する。
【0009】
本発明の電子機器は、本発明の駆動回路を有する。
【0010】
また、本発明の電気光学装置の駆動方法は、画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動方法であって、複数の画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、前記マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数設け、前記マルチプレクサ回路の夫々から対応する前記複数のデータ線に供給される前記画像信号の選択を、表示むらを低減するように予め決められた順番で行う。
【0011】
このような構成によれば、ディスプレイ装置の表示むらの低減を図ることができる。
【0012】
本発明の電気光学装置の駆動回路は、画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動回路であって、複数の画像信号を入力し、該複数の画像信号の中から一つの前記画像信号を選択して出力するセレクタ回路を複数有するセレクタと、前記セレクタ回路毎に対応して設けられ、前記セレクタ回路からの前記画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、前記マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数有するマルチプレクサと、前記セレクタ回路の夫々から出力される前記画像信号の選択と、前記マルチプレクサ回路の夫々から対応する前記複数のデータ線に供給される前記画像信号の選択とを、表示むらを低減するように予め決められた順番で行う選択信号を供給するための選択信号供給手段とを有する。
【0013】
本発明の電気光学装置は、本発明の駆動回路を有する。
【0014】
本発明の電子機器は、本発明の駆動回路を有する。
【0015】
また、本発明の電気光学装置の駆動方法は、画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動方法であって、複数の画像信号を入力し、選択信号に基づいて、前記複数の画像信号の中から予め決められた複数の画像信号を選択して出力し、出力された前記予め決められた複数の画像信号を、前記選択信号に基づいて、複数のスイッチ回路を介して、表示むらを低減するように予め決められた順番で前記マトリックスの複数のデータ線に供給するようにした。
【0016】
このような構成によれば、ディスプレイ装置の表示むらの低減を図ることができる電気光学装置を実現することができ、さらに、画像信号の順番を入れ替えることなく、回路間の接続配線数を少なくするための駆動回路を有する電気光学装置を実現することができる。
【0017】
また、本発明の電気光学装置の駆動回路では、前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を同じタイミングで選択する順番であることが望ましい。
【0018】
また、本発明の電気光学装置の駆動回路では、前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を近いタイミングで選択する順番であることが望ましい。
【0019】
このような構成によれば、同じ色での色むらを低減することができる。
【0020】
また、本発明の電気光学装置の駆動回路又は駆動方法では、前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線が近いタイミングで選択される順番であることが望ましい。
【0021】
また、本発明の電気光学装置の駆動回路又は駆動方法では、前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線の選択順番を逆にすることが望ましい。
【0022】
このような構成によれば、ソース線間の輝度のばらつきを低減することができる。
【0023】
また、本発明の電気光学装置の駆動回路では、前記セレクタには、1ライン分の画素数の前記画像信号が入力されることが望ましい。
【0024】
また、本発明の電気光学装置の駆動回路では、ラッチ回路を有し、該ラッチ回路は、前記セレクタに1ライン分の画素数の前記画像信号を供給することが望ましい。
【0025】
また、本発明の電気光学装置の駆動方法では、前記複数の画像信号は、1ライン分の画素をラッチするラッチ回路から入力されることが望ましい。
【0026】
このような構成によれば、入力された画像信号をそのまま利用することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
【0028】
(第1の実施の形態)
まず、カラーディスプレイ装置を例として本発明の実施の形態を説明する。
【0029】
図1に基づき、本実施の形態に係わるディスプレイ装置の構成を説明する。図1は、本実施の形態に係わる電子機器であるディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態は、ディスプレイ装置として薄膜トランジスタ(以下、TFTという)を用いた電気光学装置である液晶表示装置の例である。
【0030】
1は、TFT素子基板であり、映像表示領域である画素部2、マルチプレクサ3及びYドライバ4を含む。画素部2は、n行m列(n、mは整数)の画素を含むマトリックス表示部であり、マトリックス配線のX方向にm個でY方向にn個のm×nの画素マトリックスを形成する。各画素に対応してカラーフィルタが設けられており、カラーディスプレイ装置が構成される。画素部2、マルチプレクサ3及びYドライバ4は、TFT素子基板1上に設けられている。5は、外部駆動回路としてのドライバICである。6は、TFT素子基板1及びドライバIC2を制御するタイミング制御回路である。7は、画素部2のX方向に設けられたデータ線であるソース線群である。画素部2は、周辺に設けられた駆動回路である、マルチプレクサ部3、Yドライバ4、ドライバIC5及びタイミング制御回路6によって駆動される。
【0031】
画像データDATA、ラッチタイミング信号LP、シフトレジスタのスタート信号ST、データクロック信号CLX、及び選択信号であるセレクト信号S1、S2、S3が、選択信号供給手段としてのタイミング制御回路6からドライバIC5へ供給される。タイミング制御回路6から、TFT回路基板1へは、Yドライバのスタート信号DY、ラインのシフト信号CLYが供給される。
【0032】
なお、図1では、後述する図2に示すシフトレジスタ部11、第1及び第2のラッチ回路12、13、セレクタ部14及びドライバ15が、ドライバIC5に含まれているが、これらの全てあるいは一部を、TFT素子基板1に含まれるようにしてもよい。
【0033】
以下、カラーディスプレイ装置において、3マルチプレクサ、すなわち3つのセレクト信号を用いた場合の構成例を説明する。
【0034】
図2は、TFT回路基板1とドライバIC5の回路構成を示す図である。11は、シフトレジスタ部であり、12は、第1のラッチ回路であり、13は、第2のラッチ回路であり、14は、セレクタ部であり、15は、ドライバ部であり、これらの回路は、ドライバIC5に含まれる。
【0035】
シフトレジスタ部11には、クロック信号CLXとスタート信号STが入力される。スタート信号STは、クロック信号CLXに応じてシフトレジスタ部11内を順番にシフトしていく。シフトレジスタ部11の各単位レジスタからの出力信号は、第1のラッチ回路12の各単位ラッチ回路に入力される。一方、画像信号である画像データDATAは、同時に全ての単位ラッチ回路に供給されている。単位レジスタからの出力信号が入力されると、画像データDATAは、第1のラッチ回路12の各単位ラッチ回路に順番にストアされていく。画像データDATAは、例えば、6ビットのディジタル信号である。従って、1ライン分、すなわち1水平走査線分のm個の画像データが第1のラッチ回路12にストアされるように構成されている。ここで、画像データDATAは、カラー画像データである。第1のラッチ回路12には、赤(以下、Rと略す)、緑(以下、Gと略す)、青(以下、Bと略す)の順で、すなわち、R、G、B、R、G、B、R、G、B、・・の順番で、1ライン分の画像データがラッチされる。
【0036】
第2のラッチ回路13は、第1のラッチ回路12の画像データDATAをそのままラッチする回路である。従って、第2のラッチ回路13には、1ライン分のデータであるm個のデータがラッチされる。
【0037】
セレクタ部14は、複数のセレクタ回路14(1)、14(2)、・・、14(k)からなる。1ライン分の画像データDATAを、1ライン分のデータの先頭あるいは終端から、連続した3つずつのデータに区切ることによって、すなわちRGBの3つの画像データ毎に分割することによって、複数の組を形成し、各組の3つのデータ、すなわちRGBの画像データが、対応する各セレクタ回路に入力される。具体的には、セレクタ回路14(1)には、画像データDATAの1(R)、2(G)、3(B)が入力され、セレクタ回路14(2)には、画像データDATAの4(R)、5(G)、6(B)が入力され、セレクタ回路14(k)には、画像データDATAのm−2(R)、m−1(G)、m(B)が入力される。セレクタ部14には、タイミング制御回路6から、セレクト信号S1、S2、S3が供給され、各セレクタ回路は、セレクト信号S1、S2、S3に応じて、3つの入力画像データの中から予め決められた1つの画像データを選択して出力信号として、ドライバ部15の対応するドライバ回路へ供給する。
【0038】
ドライバ部15は、複数のドライバ回路15(1)、15(2)、・・、15(k)からなる。セレクト信号S1はRに、セレクト信号S2はGに、セレクト信号S3はBに対応している。従って、各セレクタ回路は、セレクト信号S1、S2、S3に基づいて、同一色の画像データを同じタイミングで選択し、対応するドライバ回路へ画像データを供給する。
【0039】
例えば、セレクト信号S1が供給されたときは、セレクタ回路14(1)からは、画像データDATA1(R)がドライバ回路15(1)へ出力され、セレクタ回路14(2)からは、画像データDATA4(R)がドライバ回路15(2)へ出力され、セレクタ回路14(k)からは、画像データDATAm−2(R)がドライバ回路15(k)へ出力される。各ドライバ回路は、ディジタルアナログ変換器、増幅回路等を含む。
【0040】
アナログ信号に変換された、各ドライバ回路からの画像信号は、ソース線群7を介して、マルチプレクサ部3の対応するマルチプレクサ回路へ供給される。マルチプレクサ部3は、複数のマルチプレクサ回路3(1)、3(2)、・・、3(k)からなる。各マルチプレクサ回路は、3つのスイッチ回路SW1、SW2、SW3を有する。各ドライバ回路からの供給された画像信号は、対応するマルチプレクサ回路の3つのスイッチ回路SW1、SW2、SW3の一端へ供給される。出力となる、各スイッチ回路の他端は、画素部2のX方向のソース線群7の対応するソース線に接続される。マルチプレクサ部3には、タイミング制御回路6から、各スイッチ回路をオン・オフするセレクト信号S1、S2、S3が供給される。マルチプレクサ部3は、セレクト信号S1、S2、S3に応じて、予め決められたスイッチ回路の一つをオンにして、対応するドライバ回路からの画像信号を対応するソース線に供給する。
【0041】
例えば、Rに関するセレクト信号S1が供給されたときは、マルチプレクサ回路3(1)のスイッチ回路SW1がオンとなって、画像データDATA1(R)に対応する画像信号が、ソース線X1へ出力される。同様に、マルチプレクサ回路3(2)のスイッチ回路SW1もオンとなって、画像データDATA4(R)に対応する画像信号が、ソース線X4へ出力される。同様に、マルチプレクサ回路3(n)のスイッチ回路SW1もオンとなって、画像データDATAm−2(R)に対応する画像信号が、ソース線Xm−2へ出力される。
【0042】
また、例えば、Gに関するセレクト信号S2が供給されたときは、マルチプレクサ回路3(1)のスイッチ回路SW2がオンとなって、画像データDATA2(G)に対応する画像信号が、ソース線X2へ出力される。同様に、マルチプレクサ回路3(2)のスイッチ回路SW2もオンとなって、画像データDATA5(G)に対応する画像信号が、ソース線X5へ出力される。同様に、マルチプレクサ回路3(k)のスイッチ回路SW2もオンとなって、画像データDATAm−1(G)に対応する画像信号が、ソース線Xm−1へ出力される。
【0043】
さらに、Bに関するセレクト信号S3が供給されたときは、マルチプレクサ回路3(1)のスイッチ回路SW3がオンとなって、画像データDATA3(B)に対応する画像信号が、ソース線X3へ出力される。同様に、マルチプレクサ回路3(2)のスイッチ回路SW3もオンとなって、画像データDATA6(B)に対応する画像信号が、ソース線X6へ出力される。同様に、マルチプレクサ回路3(k)のスイッチ回路SW3もオンとなって、画像データDATAm(B)に対応する画像信号が、ソース線Xmへ出力される。
【0044】
図4は、タイミング制御回路6がドライバIC5及びTFT素子基板1へ供給するセレクト信号の供給順番を説明するための図である。制御タイミング制御回路6は、セレクト信号S1、S2、S3を、予め決められた順番で出力する。例えば、図4に示すように、S1、S2、S3、S1、S2、S3、S1、S2、S3、・・の順番であり、これは、R、G、B、R、G、B、R、G、B、・・の順番で、1ライン中の同一色の画像信号を対応する複数のソース線に、同一のタイミング若しくは近いタイミングで供給することになる。
【0045】
以上のように、各マルチプレクサ回路は、セレクト信号に応じて予め決められたスイッチ回路をオンするように切替えることによって、各ドライバ回路からの画像信号を順次選択して対応するソース線へ出力する。このとき、セレクト信号は、各マルチプレクサ回路の予め決められたスイッチ回路を同時にオンするように切替えるので、各マルチプレクサ回路の出力は、それぞれの対応するソース線に同時に供給される。
【0046】
なお、図2において、16は、各画素に対応するTFTであり、17は、TFT16のドレインに電気的に接続された透明電極と、透光性基板上の透明電極との間に注入された液晶が形成する容量を示す。Yドライバ4は、n本のゲート線Y1、Y2、・・、Ynによって、画素部2と接続されている。各ゲート線は、各行の全てのTFT16のゲートに接続されている。ゲート線にゲート信号が供給されているときに、対応する行の1ライン分の画像信号が、画素部2へ供給される。
【0047】
次に図3を用いて、上述した回路構成における信号の状況を説明する。図3は、図2の回路構成のタイミングチャートである。
【0048】
図3において、STは、シフトレジスタ11への動作開始を示すスタート信号のパルスである。CLXは、データクロック信号のパルスである。DATAは、画像データの信号である。LPは、第1のラッチ回路12にストアされたデータを第2のラッチ回路13に転送するラッチタイミング信号のパルスである。S1、S2、S3は、セレクト信号のパルスである。YL−1とYLは、それぞれ、スタート信号DY及びシフト信号CLYに基づいてYドライバ4によって生成されたL−1行目とL行目のゲート信号である。ここで、Lは整数である。
【0049】
n行の内、L−1行目のゲート線が選択されると、図3に示すような信号波形のゲート信号YL−1が対応するゲート線YL−1に出力される。ゲート信号YL−1がHIGHになるので、YL−1行目のTFT16のゲートがオンとなる。このとき、スタート信号STに続いて、データクロックCLXがシフトレジスタ部11に入力されるので、シフトレジスタ部11の出力に応じて、画像データDATA1、2、・・、mが、第1のラッチ回路12に入力されていく。m個の画像データDATAが第1のラッチ回路12にラッチされると、ラッチタイミング信号LPのタイミングで、第1のラッチ回路12から第2のラッチ回路13へ画像データが転送される。
【0050】
第1のラッチ回路12及び第2のラッチ回路13には、図3に示すように、R、G、Bの順に画像データがラッチされている。
【0051】
一方、ゲート信号YL−1がゲート線YL−1に出力されているとき、セレクト信号S1、S2、S3のパルス信号が順次出力される。S1のパルス信号が出力されているときには、既に第2のラッチ回路13にラッチされている、各セレクタ回路の1番目に対応するRの画像データが選択され、かつマルチプレクサの1番目のスイッチSW1がオンとなって、対応するソース線X1、X4、・・、Xm−2にRの画像信号が同時に供給される。セレクト信号S1のパルス信号に続いて、セレクト信号S2が出力される。S2のパルス信号が出力されているときには、同様に、各セレクタ回路の2番目に対応するGの画像データが選択され、かつマルチプレクサの2番目のスイッチSW2がオンとなって、対応するソース線X2、X5、・・、Xm−1にGの画像信号が同時に供給される。セレクト信号S2のパルス信号に続いて、セレクト信号S3が出力される。S3のパルス信号が出力されているときには、同様に、各セレクタ回路の3番目に対応するBの画像データが選択され、かつマルチプレクサの3番目のスイッチSW3がオンとなって、対応するソース線X3、X6、・・、XmにBの画像信号が同時に供給される。
【0052】
このように、同色の画像信号が同じタイミングあるいは近いタイミングで出力されるように、ゲート信号YL−1が、ゲート信号線YL−1において、HIGHである1水平走査期間内に、連続して分けて出力される3つのセレクト信号S1、S2、S3に基づいて、1ラインの画像信号が3回に分けて対応する複数のソース線に供給される。
【0053】
1水平走査ラインの表示が終了すると、ゲート信号YLが、ゲート信号線YLに出力される。YL行目においても、YL−1行目と同じように、セレクト信号S1、S2、S3に基づいて、1水平走査期間内に、同色の画像信号が同じタイミングあるいは近いタイミングで出力されるように、1ラインの画像信号が3回に分けて対応する複数のソース線に供給される。
【0054】
そして、以下同様に、各行について同様の処理が行なわれることによって、ディスプレイ装置におけるn行m列(n、mは整数)のマトリックス表示を行うことができる。
【0055】
以上説明したように、本実施の形態によれば、ディスプレイ装置の表示むらの低減を図ることができる電気光学装置を実現することができ、さらに、画像信号の順番を入れ替えることなく、簡単な回路構成で回路間の接続配線数を少なくするための駆動回路を有する電気光学装置を実現することができる。具体的には、Yドライバによって選択されているあるライン上のある画素用のデータを、セレクト信号に基づいて各セレクタ回路は選択して出力し、さらに対応するマルチプレクサ回路は、そのセレクト信号に基づいてその画素用の画像信号を対応するソース線に出力する。
【0056】
なお、以上の説明では、1ラインの画素データがR、G、Bの順番でラッチ回路にラッチされている例であるが、B、R、Gの順番の画像信号であれば、タイミング制御回路6は、セレクト信号S1、S2、S3を、予め決められた順番で出力する。図5は、その場合において、タイミング制御回路6がドライバIC5及びTFT素子基板1へ供給するセレクト信号の供給順番の例を説明するための図である。例えば、図5に示すように、S2、S3、S1、S2、S3、S1、S2、S3、S1、・・の順番であり、これは、R、G、B、R、G、B、R、G、B、・・の順番であって、かつ同一ラインにおける同一色の画像信号を同じタイミングあるいは近いタイミングで、対応する複数のソース線に供給することになる。
【0057】
同様に、1ラインの画素データが、G、B、Rの順番の画像信号であれば、タイミング制御回路6は、セレクト信号S1、S2、S3を、予め決められた順番で出力する。図6は、その場合において、タイミング制御回路6がドライバIC5及びTFT素子基板1へ供給するセレクト信号の供給順番の例を説明するための図である。例えば、図6に示すように、S3、S1、S2、S3、S1、S2、S3、S1、S2、・・の順番であり、これは、R、G、B、R、G、B、R、G、B、・・の順番であって、かつ同一ラインにおける同一色の画像信号を同じタイミングあるいは近いタイミングで、対応する複数のソース線に供給することになる。
【0058】
また、以上の説明では、ラッチ回路の3つの出力を1組とし、マルチプレクサ回路の出力も3つとして説明したが、本発明はこれに限定されることなく、ラッチ回路及びマルチプレクサ回路において、2つの出力あるいは、より多くの出力を1組としてもよい。その場合、セレクト信号の種類は、1組に含まれる出力の数だけ、セレクタ部及びマルチプレクサ部に供給される。
【0059】
例えば、1ラインの画像データがRGBRGBと並んでいる6本を1ブロックとして、そのブロック内で、RGBRGB(S1、S3、S5、S2、S4、S6)と選択していくようにしてもよい。
【0060】
同様に、例えば、1ラインの画像データがBBGGRRと並んでいる6本を1ブロックとして、そのブロック内で、BBGGRR(S5、S3、S1、S6、S4、S2)と選択していくようにしてもよい。
【0061】
従って、同一色の画像信号が同じタイミングあるいは近いタイミングで、対応する複数のソース線に供給されることになる。
【0062】
このように、カラーディスプレイ装置の場合は、画像信号と画素の色対応を付ければ、本実施の形態の構成を適用することができる。
【0063】
さらになお、以上の説明では、セレクト信号は、各ラインでは同じ順番であるが、ディスプレイ装置のカラーフィルタの配置がライン間、すなわち走査線間で異なっているときは、カラーフィルタの配置の順番に合わせた順番で供給するようにすればよい。
【0064】
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について説明する。第1の実施の形態は、カラーディスプレイ装置の例であるが、第2の実施の形態は、モノクロディスプレイ装置の例である。
【0065】
第2の実施の形態に係るディスプレイ装置の全体の回路構成は、図1と同一である。第2の実施の形態に係るディスプレイ装置は、構成上、画素部2にはカラーフィルタが設けられていない点が、第1の実施の形態と異なる。さらに、第2の実施の形態では、図7に示すように、マルチプレクサ回路において隣り合うソース線がなるべく近いタイミングで選択、あるいは隣同士のソース線の選択順番を逆にするように選択するように、スイッチ回路がデータ線に対して配置されている点が、第1の実施の形態と異なる。モノクロ画像であるため、各画像データは、階調を示すデータである。
【0066】
ソース線は1水平走査期間内において順番に選択されると、ソース線毎に1水平走査期間内で画像信号が保持されている期間が異なる。このような画素電極への書き込み時間の相違によって表示むらが生じる。
【0067】
以下、モノクロディスプレイ装置において、3マルチプレクサ、すなわち3つのセレクト信号を用いた場合の構成例を説明する。
【0068】
本実施の形態の回路構成は、セレクト信号によって、隣同士のデータ線が、なるべく近いタイミングで選択される、すなわち離れたデータ線よりも隣のデータ線は早く選択されるように構成して、このような縦むらの低減を実現する。なお、第1の実施の形態と同じ構成のものは、同一の符号を付し、説明は省略する。
【0069】
図7は、第2の実施の形態に係るTFT回路基板1とドライバIC5の回路構成を示す図である。図2に示す第1の実施の形態に係る回路との第1の違いは、上述したように、画像信号がモノクロ画像の信号であることである。さらに、第2の違いは、マルチプレクサ部3の各スイッチ回路と、データ線であるソース線との接続関係が、隣合うソース線がなるべく近いタイミングでスイッチ回路によって選択されるようになっていることである。
【0070】
具体的には、あるソース線とそのソース線と隣り合うソース線は、あるセレクト信号の次に、あるいはあるセレクト信号の直前に、別のセレクト信号によって、選択されるように、各マルチプレクサ回路内の複数のスイッチ回路は、ソース線に接続されている。そして、マルチプレクサ回路間で隣合う2つのソース線においても、あるセレクト信号によって一方のソース線が選択されると、そのセレクト信号の次のセレクト信号によって他方のソース線が選択されるように、それぞれのスイッチ回路が対応するソース線に接続される。
【0071】
図7に示すように、各マルチプレクサ回路内の各スイッチ回路は、隣り合う3本のソース線を端から順にオンするように、対応するソース線に接続されている。さらに、マルチプレクサ回路33(1)の3番目のスイッチ回路によって選択されるソース線X3の、隣にあるソース線X4は、マルチプレクサ回路33(2)の1番目のスイッチ回路に選択されるようになっている。マルチプレクサ回路33(2)の3番目のスイッチ回路によって選択されるソース線X6の、隣にあるソース線X7は、マルチプレクサ回路33(3)の1番目のスイッチ回路に選択されるようになっている。同様に、マルチプレクサ回路33(k−1)の3番目のスイッチ回路によって選択されるソース線Xm−3の、隣にあるソース線Xm−2は、マルチプレクサ回路33(k)の1番目のスイッチ回路に選択されるようになっている。
【0072】
本実施の形態では、セレクト信号S1、S2、S3を、予め決められた順番で出力する。図8は、タイミング制御回路6がドライバIC5及びTFT素子基板1へ供給するセレクト信号の供給順番を説明するための図である。例えば、図8に示すように、S1、S2、S3、S3、S2、S1、S1、S2、S3、・・の順番である。これによって、1ライン中において、隣り合うソース線はなるべく近いタイミングで選択される。
【0073】
従って、ソース線間で輝度のバラツキが低減され、いわゆる縦むらが生じなくなる。
【0074】
なお、1ライン中の先頭の画素を選択するセレクト信号がS3であれば、例えば、図9に示すように、S3、S2、S1、S1、S2、S3、S3、S2、S1、・・の順番である。図9は、その場合において、タイミング制御回路6がドライバIC5及びTFT素子基板1へ供給するセレクト信号の供給順番の例を説明するための図である。
【0075】
さらに、各セレクタ回路及び各マルチプレクサが、例えば、6つの画像信号を1組にしている場合は、図10に示すように、S1、S2、S3、S4、S5、S6、S6、S5、S4、S3、S2、S1、S1、S2、S3、・・の順番である。これによって、1ライン中において、隣り合うソース線はなるべく近いタイミングで選択される。図10は、その場合において、タイミング制御回路6がドライバIC5及びTFT素子基板1へ供給するセレクト信号の供給順番の例を説明するための図である。
【0076】
以上説明したように、本実施の形態の回路構成によれば、隣同士のソース線が、セレクト信号によってなるべく近いタイミングで選択、あるいは隣同士のソース線の選択順番を逆にするように選択されるように構成されているので、いわゆる縦むらの低減を実現することができる。
【0077】
また、以上説明した2つの実施の形態は、液晶表示装置の例であるが、本発明は、マトリックス構成の、有機EL(エレクトロルミネッセンス)のディスプレイ装置、電気泳動ディスプレイ装置等にも適用することができる。
【0078】
また、以上説明した駆動回路が適用できる電子機器としては、液晶プロジェクタ、携帯情報端末(PDA)、携帯電話、パーソナルコンピュータ、液晶テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末、タッチパネルを備えた機器等が挙げられる。図11及び図12にその例を示す。
【0079】
図11は、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話機の外観を示す図である。携帯電話機100は、複数の操作ボタン101と、マイク102と、スピーカ103と、上述した電気光学装置からなる表示部104を有する。表示部104の駆動回路に、本発明の駆動回路を適用することができる。
【0080】
図12は、本発明に係る電子機器の一実施形態であるパーソナルコンピュータの外観を示す図である。パーソナルコンピュータ200は、キーボードを備えた本体部201と、上述した電気光学装置からなる表示部202を含むカバー部203を有する。表示部202の駆動回路に、本発明の駆動回路を適用することができる。
【0081】
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を変えない範囲において、種々の変更、改変等が可能である。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ディスプレイ装置の表示むらの低減を図ることができる電気光学装置の駆動回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わるディスプレイ装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わるTFT回路基板とドライバICの回路構成を示す図である。
【図3】図2の回路構成のタイミングチャートである。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係わるセレクト信号の供給順番を説明するための図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係わるセレクト信号の供給順番の他の例を説明するための図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係わるセレクト信号の供給順番のさらに他の例を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係わるTFT回路基板とドライバICの回路構成を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係わるセレクト信号の供給順番を説明するための図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係わるセレクト信号の供給順番の他の例を説明するための図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係わるセレクト信号の供給順番のさらに他の例を説明するための図である。
【図11】本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話機の外観を示す図である。
【図12】本発明に係る電子機器の一実施形態であるパーソナルコンピュータの外観を示す図である。
【符号の説明】
1・・・TFT素子基板
2・・・画素部
3・・・マルチプレクサ部
4・・・Yドライバ部
5・・・ドライバIC
6・・・タイミング制御回路
7・・・ソース線群
11・・・シフトレジスタ部
12・・・第1のラッチ回路
13・・・第2のラッチ回路
14・・・セレクタ部
15・・・ドライバ部
16・・・TFT
17・・・容量

Claims (27)

  1. 画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動回路であって、
    複数の画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、前記マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数有するマルチプレクサと、
    前記マルチプレクサ回路の夫々から対応する前記複数のデータ線に供給される前記画像信号の選択を、表示むらを低減するように予め決められた順番で行う選択信号を供給するための選択信号供給手段とを有することを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  2. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を同じタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。
  3. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を近いタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。
  4. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線が近いタイミングで選択される順番であることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。
  5. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線の選択順番を逆にすることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の駆動回路。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の駆動回路を有する電気光学装置。
  7. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の駆動回路を有する電子機器。
  8. 画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動方法であって、
    複数の画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、前記マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数設け、
    前記マルチプレクサ回路の夫々から対応する前記複数のデータ線に供給される前記画像信号の選択を、表示むらを低減するように予め決められた順番で行うことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  9. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を同じタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置の駆動方法。
  10. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を近いタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置の駆動方法。
  11. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線が近いタイミングで選択される順番であることを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置の駆動方法。
  12. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線の選択順番を逆にすることを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置の駆動方法。
  13. 画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動回路であって、
    複数の画像信号を入力し、該複数の画像信号の中から一つの前記画像信号を選択して出力するセレクタ回路を複数有するセレクタと、
    前記セレクタ回路毎に対応して設けられ、前記セレクタ回路からの前記画像信号を、複数のスイッチ回路を介して、前記マトリックスの複数のデータ線に供給するためのマルチプレクサ回路を複数有するマルチプレクサと、
    前記セレクタ回路の夫々から出力される前記画像信号の選択と、前記マルチプレクサ回路の夫々から対応する前記複数のデータ線に供給される前記画像信号の選択とを、表示むらを低減するように予め決められた順番で行う選択信号を供給するための選択信号供給手段とを有することを特徴とする電気光学装置の駆動回路。
  14. 前記セレクタには、1ライン分の画素数の前記画像信号が入力されることを特徴とする請求項13に記載の電気光学装置の駆動回路。
  15. さらに、ラッチ回路を有し、該ラッチ回路は、前記セレクタに1ライン分の画素数の前記画像信号を供給することを特徴とする請求項13又は請求項14に記載の電気光学装置の駆動回路。
  16. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を同じタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項13、請求項14又は請求項15に記載の電気光学装置の駆動回路。
  17. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を近いタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項13、請求項14又は請求項15に記載の電気光学装置の駆動回路。
  18. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線が近いタイミングで選択される順番であることを特徴とする請求項13、請求項14又は請求項15に記載の電気光学装置の駆動回路。
  19. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線の選択順番を逆にすることを特徴とする請求項13、請求項14又は請求項15に記載の電気光学装置の駆動回路。
  20. 請求項13から請求項19のいずれかに記載の駆動回路を有する電気光学装置。
  21. 請求項13から請求項19に記載の駆動回路を有する電子機器。
  22. 画素のマトリックスを有する電気光学装置の駆動方法であって、
    複数の画像信号を入力し、選択信号に基づいて、前記複数の画像信号の中から予め決められた複数の画像信号を選択して出力し、
    出力された前記予め決められた複数の画像信号を、前記選択信号に基づいて、複数のスイッチ回路を介して、表示むらを低減するように予め決められた順番で前記マトリックスの複数のデータ線に供給するようにしたことを特徴とする電気光学装置の駆動方法。
  23. さらに、前記複数の画像信号は、1ライン分の画素をラッチするラッチ回路から入力されることを特徴とする請求項22に記載の電気光学装置の駆動方法。
  24. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を同じタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の電気光学装置の駆動方法。
  25. 前記予め決められた順番は、同一色の前記画像信号を近いタイミングで選択する順番であることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の電気光学装置の駆動方法。
  26. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線が近いタイミングで選択される順番であることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の電気光学装置の駆動方法。
  27. 前記予め決められた順番は、前記マトリックスにおいて、隣同士の前記データ線の選択順番を逆にすることを特徴とする請求項22又は請求項23に記載の電気光学装置の駆動方法。
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