JP2003058066A - 光学フィルタ - Google Patents

光学フィルタ

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JP2003058066A
JP2003058066A JP2001236518A JP2001236518A JP2003058066A JP 2003058066 A JP2003058066 A JP 2003058066A JP 2001236518 A JP2001236518 A JP 2001236518A JP 2001236518 A JP2001236518 A JP 2001236518A JP 2003058066 A JP2003058066 A JP 2003058066A
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film
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Tokutaro Hara
徳太郎 原
Kazuhiko Minami
和彦 南
Daisuke Suzuki
大輔 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレー画面に容易に固定することがで
き、かつ容易に取り外すことができる光学フィルタを提
供する。 【解決手段】 光学フィルムを含んでなり、観察者から
観察される表面(301)と、その表面(301)と対
向する裏面とを有するフィルム層(3)と、そのフィル
ム層(3)の裏面側において固定的に配置され、被着面
(40)に再剥離可能に密着可能な再剥離接着層とを備
え、その再剥離接着層を介して被着面(40)に固定さ
れる光学フィルタ(1)である。光学フィルタ(1)
は、フィルム層(3)と一体的に結合された可撓性を有
するタブ(10a、10b)をさらに備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、ルーバーフィル
ム、反射防止フィルム等の光学フィルムを含んでなるフ
ィルム層と、そのフィルム層を被着面に再剥離可能に固
定する接着層とを備えた光学フィルタであって、その再
剥離操作を容易にするつまみ(タブ)をさらに備えてい
る光学フィルタに関する。
【0002】 本発明の光学フィルタは、液晶ディスプ
レー等のディスプレー装置の画面からなる被着面に再剥
離可能に固定して使用される。たとえば、前記フィルム
層がルーバー層を含んでなるフィルムの場合、ディスプ
レー使用者(操作者)以外の者がディスプレー画面を脇
からのぞき見ることができない様にすることができる、
いわゆる、プライバシーフィルタまたはのぞき見防止フ
ィルタとして使用できる。
【0003】
【従来の技術】 液晶ディスプレー(液晶ディスプレー
装置、または液晶表示装置とも呼ばれる。)は、通常、
液晶ディスプレーパネル(以降、「液晶パネル」と呼ぶ
こともある。)と、液晶パネルの背面(表示面の反対側
の面)から照明するための光源(すなわち、バックライ
ト)とを備えている。
【0004】 一方、液晶ディスプレーを使用する際に
は、通常、ディスプレー画面に種々の光学フィルムをフ
ィルム層として備えている光学フィルタを配置する。こ
の様な光学フィルムは、光学的な機能や画面を汚損から
守る保護効果を有するフィルムである。この様な光学フ
ィルムとして、反射防止フィルム(反射防止膜を含んで
なる光学フィルム)やルーバーフィルム(ルーバー層を
含んでなる光学フィルム)がある。
【0005】 たとえば、通常のバックライト照明で
は、表示面の正面方向から離れた方向(側面方向)にも
液晶パネルを透過した光が不要に出射する。したがっ
て、たとえば、正面に位置する液晶ディスプレーの使用
者や操作者だけでなく、正面方向から離れた角度方向の
場所(脇)に位置する他人も液晶表示を見ることがで
き、使用者等のプライバシーを保護することは困難であ
った。また、液晶ディスプレーがカーナビゲーション等
の車載装置である場合、液晶表示がフロントウインドウ
へ映り込み、運転者の視界を邪魔することもあった。
【0006】 この様な場合、ディスプレー画面に取り
付ける光学フィルタに、複数の微小なルーバー(また
は、ルーバー状エレメントとも呼ばれる。)を内部に有
するフィルム、すなわちルーバーフィルムを組み込み、
側面方向への液晶パネル透過光の不要な出射を防止し、
プライバシー保護や液晶表示のフロントウインドウへの
映り込みを効果的に防止することが実施されている。ル
ーバーフィルムは、そのフィルム内部に組み込まれた複
数のルーバーが、ルーバーフィルムを透過する光の進行
方向を所定の出射角度範囲に制御する効果(方向制御効
果)を発揮する。したがって、側面方向への液晶パネル
透過光の不要な出射を効果的に防止することができる。
この様なルーバーフィルムは、光線調節フィルム(Ligh
t Control Film)とも呼ばれている。
【0007】 ルーバーフィルムの構成、製造方法及び
使用方法については、いくつかの先行文献に開示されて
いる。たとえば、米国特許再発行第27,617号公報
には、比較的低い(透明な)および比較的高い(着色し
た)光学密度を有するプラスチックの交互層のビレット
をそぐ(skive)ことによって、ルーバーフィルムを製
造する方法が開示されている。ビレットをそいだとき
に、着色した層は光を平行にするルーバー状エレメント
を与え、同特許明細書の説明によれば、このエレメント
を、ルーバーフィルムの表面に対して直角に延ばすこと
ができる。
【0008】 また、特開平8−224811号公報に
は、ルーバーフィルムの取扱い中の損傷を防止するため
に、感圧型接着剤層をルーバーフィルムの少なくとも一
方の主面(表面または裏面)に配置し、その接着剤層の
接着面を保護用の透明プラスチックフィルムで覆うこと
が開示されている。透明プラスチックフィルムは、場合
によっては剥離面を有していてもよく、この剥離面をは
ぎとり、接着面を露出させ、適当な被着体(器具パネル
等)に接着させ所望の最終商品とすることができる。こ
こで使用される感圧型接着剤層は、粘着性ポリマーを含
有する感圧型接着剤から形成される。粘着性ポリマー
は、常温(約25℃)で粘着性を示すポリマーである。
粘着性ポリマーは、重合された後に接着(好ましくは透
明な)状態になるモノマー含有組成物を、重合させて得
ることができる。
【0009】 また、市販のルーバーフィルムの具体例
として、3M(株)社製「商標:ライトコントロールフ
ィルム」等を挙げることができる。一方、ルーバーフィ
ルムでは無いが、ディスプレー画面に透明な保護フィル
ムからなるフィルム層を再剥離可能に密着させて固定す
る方法も知られている。たとえば、特開2000−56
694公報には、光線透過率が80%以上の透明フィル
ム層の片面に、ゴム層を積層した積層体からなり、該積
層体の光線透過率が80%以上である画面用保護フィル
ムが開示されている。上記ゴム層は、シリコーンゴム等
から形成される。したがって、ディスプレー画面に対し
て密着可能であるが、再剥離可能である。なお、透明フ
ィルム層は、ポリエステル等のプラスチックフィルムか
らなるので、通常、前述のルーバーフィルムに比べて高
い透明性を有する。また、通常のプラスチックフィルム
は、反射防止機能は持たない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】 前述の様に、光学フ
ィルタを、液晶ディスプレー画面に密着させて固定する
ことにより、所望の光学的機能を付与することができ
る。たとえば、光学フィルタがルーバー層を含んでなる
場合、側面方向への液晶パネル透過光の不要な出射を効
果的に防止し、プライバシー保護のための光学フィルタ
(いわゆる、プライバシーフィルタ)として使用するこ
とができる。
【0011】 一方、この様な光学フィルタを、恒久的
にはディスプレー画面に固定せず、所望の時に取り外
し、簡単に再固定できることが好まれる傾向がある。し
たがって、光学フィルタを被着面に固定するのに再剥離
可能な接着層を使用し、光学フィルタをディスプレー画
面に容易に固定でき、所望の時に取り外し、簡単に再固
定できる様にするのが好ましい。ところが、この様にす
ることで多くの場合に所望の好結果が得られるが、次の
様な解決すべき課題が残されていた。それは、ディスプ
レー画面に密着させた後、光学フィルタを取り外すこと
が比較的困難であることであった。
【0012】 通常のノート型PC(パーソナルコンピ
ューター)の液晶ディスプレーでは、フレーム付きモニ
ターカバ−を用い、液晶パネルの周囲をそのカバーのフ
レームで囲む様にして液晶パネルをモニターカバ−に組
み込み、そのカバーを介して液晶パネルをPC本体の所
定部位に固定する。この様なフレーム付きのディスプレ
ーでは、ディスプレー画面の外周部分とフレームとの間
に段差が形成され、フレーム内周で囲まれた凹んだ部分
に、観察者から観察可能な様に画面が配置される。通
常、光学フィルタの厚さはこの様な段差の高さと同等
か、それよりも小さい。一方、光学フィルタは、通常、
フレーム内側の凹んだ部分の画面のできるだけ全面を被
覆する様に固定される。また、通常はディスプレー画面
に光学フィルタ全面(裏面全面)を密着させている。
【0013】 上記の様な場合、フレームの内周部分と
光学フィルタとの間には少ししか隙間が形成されない。
したがって、使用者が光学フィルタを取り外す場合、フ
レームの内周部分と光学フィルタとの間に指の爪または
先端の尖った道具を指し込んで、再剥離接着層の剥離強
度を上回る剥離力(剥離に必要な力)を加え、光学フィ
ルタを剥離する必要があった。すなわち、通常の形状の
光学フィルタとフレームとの間に爪等を指し込んだ状態
では剥離力を加えにくく、光学フィルタの取り外しが困
難になる傾向がある。
【0014】 したがって、本発明の目的は、ディスプ
レー画面に容易に固定することができ、かつ容易に取り
外すことができる光学フィルタを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】 本発明によれば、
(a)光学フィルムを含んでなり、観察者から観察され
る表面と、その表面と対向する裏面とを有するフィルム
層と、(b)そのフィルム層の裏面側において固定的に
配置され、被着面に再剥離可能に密着可能な再剥離接着
層とを備え、その再剥離接着層を介して前記被着面に固
定される光学フィルタにおいて、前記フィルム層と一体
的に結合された可撓性を有するタブをさらに備えること
を特徴とする光学フィルタ、が提供される。
【0016】 本発明の光学フィルタにおいては、前記
タブが前記フィルム層の一部からなるタブ部分を含んで
なることが好ましい。また、本発明は、略四角形の形状
の観察面を有する光学フィルタ前駆体を加工して形成さ
れた光学フィルタであって、前記タブは、前記光学フィ
ルタ前駆体の四隅(四つの角)の少なくとも1つを含ん
でなる部分を切り取って残された前記光学フィルタ前駆
体の一部分からなることが好ましい。さらに、本発明で
は、前記再剥離接着層が、架橋された粘着性ポリマーま
たはゴム系ポリマーを含有する再剥離接着剤からなるこ
とが好ましく、さらにまた、前記光学フィルムがルーバ
ーフィルムであることが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】 本発明の光学フィルタは、光
学フィルムを含んでなるフィルム層と、そのフィルム
層の裏面側に配置され、そのフィルム層を被着面(ディ
スプレー画面等)に再剥離可能な状態で密着させる再剥
離接着層と、前記フィルム層と一体的に結合された可
撓性のタブとを備えることを特徴とする。
【0018】 再剥離接着層は、光学フィルタを被着面
に容易に固定することができ、かつ光学フィルタを所望
の時に取り外すことを容易にする。また、タブが可撓性
を有するので、タブと被着面との角度が剥離力を加えや
すい角度になる様に、タブを容易に撓ませることができ
る。すなわち、可撓性タブをつまんで引っ張り上げる
(被着面から離れる方向に引き離す)様にして剥離でき
るので、光学フィルタに有効に剥離力を加えることがで
き、光学フィルタを容易に取外しできる。なお、再剥離
接着層は、被着面を破壊することなく光学フィルタを剥
離できる様な再剥離性を有すれば良い。
【0019】 一方、タブが光学フィルタに組み込まれ
たフィルム層と一体的に結合されているので、タブをつ
まんで光学フィルタの脱着を繰り返し行った場合に、光
学フィルタからタブが外れてしまうことを効果的に防止
できる。一体型タブは、この様な効果において、別体の
フィルム片からなるタブを光学フィルタにただ単に接着
した場合に比べてすぐれている。また、この様な効果
は、タブをフィルム層の一部分から形成することにより
容易に高められる。
【0020】(光学フィルタ)本発明の光学フィルタの
好適な実施形態について、図1及び2に沿って説明す
る。
【0021】 図示の光学フィルタ(1)は、観察者か
ら観察される表面(観察面:301)と、表面(30
1)と対向する裏面(302)とを有するフィルム層
(3)と、フィルム層(3)の裏面(302)側におい
て固定的に配置され、被着面に再剥離可能に密着する再
剥離接着層(2)とを備える。再剥離接着層(2)は、
通常は透明な再剥離性の接着剤から形成される。
【0022】 図示の例では、フィルム層裏面(30
2)の全面に、再剥離接着層(2)を密着させている。
光学フィルタ(1)は、この再剥離接着層(2)を介し
て、被着面、すなわちディスプレー装置(4)のディス
プレーパネルの表面(ディスプレー画面:40)に固定
される。また、図示の例では、フィルム層(3)は光学
フィルムからなる。光学フィルムとしては、ルーバーフ
ィルム等が使用できる。
【0023】 図1の例では、タブ(10a、10b)
は、フィルム層(3)の一部であるタブ部分からなる。
タブ(10a、10b)は、光学フィルタ(1)の外周
から外に向かって延在するように形成されている。すな
わち、光学フィルタ(1)が被着面に固定された時に、
タブ(10a、10b)は、フィルム層(3)のタブ部
分以外の部分が被覆する被着面(40)の被覆領域から
外に向かって、被着面(40)に略平行に延在する。ま
た、図1の例では、タブ(10a、10b)の延在方向
は、略四角形の形状を有する被着面(40)の1つの対
角線に大略平行である。タブの延在方向が被着面の対角
線と大略平行である場合、タブをつまんで剥離する時の
力を軽くすることが容易で、光学フィルタを被着面から
剥離しやすくなる点で好ましい。
【0024】 タブ(10a、10b)の裏面(被着面
側の面)には、再剥離接着層(2)が配置されていても
良いし、フィルム層(3)のタブ部分以外の裏面にのみ
再剥離接着層(2)が配置され、タブ(10a、10
b)の裏面には再剥離接着層(2)が配置されない様に
しても良い。タブ(10a、10b)の裏面に再剥離接
着層(2)が配置されている場合、被着面(40)に固
定された光学フィルタを取り外すには、まず、タブ(1
0a、10b)の裏面と被着面(40)との間に、たと
えば爪を指し込んでタブ(10a、10b)を被着面
(40)から剥離し、上方(被着面から離れる方向)に
浮かせる。この時、図示の様に、タブ(10a、10
b)の周りには、光学フィルタ(1)(フィルム層
(3))で被覆されていない部分があり、被着面(4
0)が露出した隙間がある。この隙間に指を入れれば、
容易にタブ(10a、10b)の裏面と被着面(40)
との間に爪を指し込むことができる。また、タブ部分以
外の部分が被覆する被覆領域に比べて、タブが接着する
領域の面積は小さいので、剥離も容易である。なお、タ
ブ(10a、10b)の裏面に再剥離接着層(2)が配
置されない場合も同様にして、タブ(10a、10b)
の裏面と被着面(40)との間に爪を指し込み、タブ
(10a、10b)を上方に浮かせるが、タブ(10
a、10b)を被着面(40)から剥離する必要は無い
ので、光学フィルタ(1)の取り外し作業がいっそう容
易になる。
【0025】 この様にしてタブ(10a、10b)を
浮かせ、タブ(10a、10b)と被着面(40)との
間に指先を滑り込ませ、タブ(10a、10b)をつま
む。この状態から、タブ(10a、10b)をつまんで
引っ張り上げれば、光学フィルタ(30)に有効に剥離
力を加えることができる。
【0026】 図示の例では、略長方形の観察面(表
面)及び裏面を有する光学フィルタ前駆体の四隅のう
ち、2隅(角部分)を含んでなる部分を切り取り、それ
らの隅に位置する残された部分からなるタブが形成され
ている。すなわち、タブは、フィルム層を含んでなる光
学フィルタの一部分からなる。この場合、光学フィルタ
自体が可撓性を有するのが好ましい。
【0027】 本発明の光学フィルタにおいて、タブの
数は、取外しが容易である限り、2より小さくても大き
くても良く、図3の様に1つあれば良い。なお、光学フ
ィルタ固定状態でのディスプレー画面周りの美観を損な
わない様にする点では、タブ数は4以下であるのが好ま
しい。
【0028】 また、タブの寸法、形状等は、光学フィ
ルタの剥離作業が容易である様に決定されるのが良い。
たとえば、タブの延在方向長さ(フィルム層から突出し
た長さ)は、通常2〜15mm、好適には3〜10mm
である。また、タブの延在方向と直交する方向の寸法
(幅)は、通常1.5mm以上、好適には2.5mm以
上である。タブが、その延在方向に細長い形状を有する
場合、タブの可撓性が効果的に高められ、光学フィルタ
の剥離を特に容易にする。すなわち、タブの延在方向長
さは、タブの幅よりも大きいのが好ましい。なお、タブ
の厚みは、通常フィルム層と同じ厚さか、それ以上であ
るのが良い。
【0029】 タブの形状は、さまざまな形を採用して
良い。たとえば、三角形、四角形、円形、扇形、楕円
形、楕円扇形等の幾何学図形や、物を模った図形(花の
形、星形、手形、足形等)は、観察者に対して意匠性が
高められた外観を与える点で好ましい。また、図示の例
の様に、タブの延在方向先端部分(先端及び先端近傍)
の縁が曲線を有する様に、タブの先端部分が丸く成形さ
れているのが好ましい。この様な場合、爪や指に対する
感触がソフトになり、指などを傷めずに力を加えること
ができる。
【0030】 図1に示された液晶ディスプレー装置
(4)では、ディスプレー画面(40)は、フレーム
(41)で囲まれている。ディスプレー画面(40)の
外周部分とフレーム(41)との間には段差が形成さ
れ、フレーム(41)内周で囲まれた凹んだ部分に、観
察者から観察可能な様に画面(40)が配置される。図
示の様に、光学フィルタ(1)は、フレーム内側の画面
(40)のほぼ全面を被覆する様に固定されるが、通常
は、タブ(10a、10b)もフレーム内側の画面(4
0)上に配置され、タブ(10a、10b)とフレーム
(41)とが接触することは無い。しかしながら、光学
フィルタ(1)が使用中に被着面(40)から脱離しな
い限り、図4や図5に示される様に、タブ(10a、1
0b)の一部分が、フレーム(41)の上に乗り上げる
様にしても良い。この場合、タブ(10a、10b)を
つまみあげることが容易になるので、光学フィルタ
(1)の取りは外し作業がいっそう容易になる。
【0031】 なお、本発明の光学フィルタは、フレー
ム段差が無いディスプレー装置に対しても有効に使用で
きる。
【0032】(再剥離接着層)再剥離接着層は、被着面
を破損することなく光学フィルタを剥離できる様に、所
定の範囲の接着力(剥離強度)を有する。再剥離接着層
は、好適には、架橋された粘着性ポリマーまたはゴム系
ポリマーを含有する再剥離接着剤から形成する。この様
な再剥離接着層は、タッチパネル型ディスプレー画面と
光学フィルタとを、それらの間に隙間がない様に密着で
き、タッチパネルのアナログ文字入力およびボタン押下
操作において、誤作動が起こらない様にすることが特に
容易である。
【0033】 粘着性ポリマーは、常温(約25℃)で
粘着性を示すポリマーである。この様な粘着性ポリマー
は、たとえば、アクリル系ポリマー、ニトリル−ブタジ
エン系共重合体(NBR等)、スチレン−ブタジエン系
共重合体(SBR等)、非結晶性ポリウレタン、シリコ
ーン系ポリマー等である。粘着性ポリマーは、これらの
ポリマー1種単独、または2種以上の混合物から構成さ
れる。粘着性ポリマーは、所定の出発モノマー含む混合
モノマーを用いて重合して得ることができる。重合方法
は、通常の方法、たとえば、溶液重合、塊状重合、乳化
重合等である。
【0034】 再剥離接着層に用いられるゴム系ポリマ
ーは、たとえば、シリコーンゴム、フッ素ゴム、アクリ
ルゴム、エチレンプロピレンゴム、及びアクリロニトリ
ルブタジエンゴムからなる群から選ばれたいずれか1種
または2種以上の混合物が使用できる。ゴム系ポリマー
も架橋するのが好ましく、これにより剥離強度を前述の
範囲に制御することが容易になる。
【0035】 再剥離接着層は、可及的に高い透明性を
有するのが好ましい。光透過率は、通常80%以上、好
適には85%以上、特に好適には90%以上である。な
お、本明細書における「光透過率」は、分光光度計また
は、光度計の機能も備えるカラーメーターを使用し、5
50nmの光を用いて測定された全光線透過率を意味す
る。なお、再剥離接着層の厚みは、通常10〜200μ
m、好適には20〜100μmである。
【0036】(フィルム層)本発明の光学フィルタに含
まれるフィルム層は、光学フィルムを含んでいる。光学
フィルムは、被着面に光学的機能を付与することができ
るフィルムである。ここで言う「光学的機能」とは、光
の透過率、反射率、屈折率、及び透過方向からなる群か
ら選ばれた1または2以上の特性を制御する機能であ
る。
【0037】 光学フィルムは、たとえば、ルーバー層
単体、またはルーバー層を含むルーバーフィルムであ
る。ルーバー層は、層内部に微小なルーバー(ルーバー
状エレメント)を組み込んだフィルムで、光の透過方向
を制御できる。ルーバー層は、通常、光透過部と、光を
遮断する微小なルーバー状エレメントとを含む。
【0038】 光透過部は、光学フィルタ全体の光線透
過率が低下しない様に、ルーバー状エレメントの幅(ル
ーバー層表面に平行で、かつルーバー状エレメントの長
さ方向と直交する方向における寸法)よりも大きな幅を
有することが好ましい。光透過部の幅は、好適には50
〜500μm、特に好適には70〜200μmである。
【0039】 ルーバー状エレメントの幅は、光学フィ
ルタ全体の光線透過率が低下しない様に、光透過部より
も小さくすることが好ましい。ルーバー状エレメントの
幅は、1〜100μm、より好ましくは10〜50μm
である。また、ルーバー状エレメントの角度は、通常4
5〜90度の範囲である。なお、ルーバー状エレメント
の角度は、ルーバー層表面に対する角度で、表面と直交
する場合を90度とする。
【0040】 ルーバー層の厚さは、使用目的に応じて
適宜決定できる。しかしながら、厚さが薄くなるにした
がって、光の進行方向制御効果が低下する傾向がある。
また、厚さが厚くなると、フィルム層の一部分からタブ
を形成する場合に、タブの可撓性が低下するおそれがあ
る。したがって、その厚さは、好適には10〜700μ
m、特に好適には40〜500μmである。
【0041】 ルーバー層の光透過部は、透明性が高
く、かつ可撓性が比較的高いポリマーから形成されるの
が好ましい。ポリマーとしては、熱可塑性樹脂、熱硬化
性樹脂、紫外線等のエネルギー線硬化性樹脂等が使用で
き、たとえば、セルロースアセテートブチレート、トリ
アセチルセルロース等のセルロース系樹脂、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン等のポリオレフィン樹脂、ポリエチ
レンテレフタレート等のポリエステル樹脂、ポリスチレ
ン、ポリウレタン、塩化ビニル、アクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂等があげられる。
【0042】 一方、ルーバー状エレメントは光を吸
収、あるいは反射できる遮光物質から形成する。この様
な物質としては、たとえば、(1)黒色、灰色等の暗色
顔料や暗色染料、(2)アルミニウム、銀等の金属、
(3)暗色の金属酸化物、(3)前掲のポリマーに、暗
色顔料や暗色染料を含有させたもの等を挙げることがで
きる。
【0043】 上記の様なルーバー層は、たとえば、前
掲の従来技術のところで紹介した特許に開示されている
様に、次の様にして製造できる。まず、光透過部として
用いるポリマーフィルムの一方の主面に、遮光物質を含
む層を固定してルーバー状エレメントを形成し、ポリマ
ーフィルム/遮光物質層からなる積層フィルムの組を作
る。この様な組を複数用意し、それらの複数の組を積層
し、ポリマーフィルム/遮光物質層とが交互に配列さ
れ、互いに固定されたルーバーフィルム前駆体を形成す
る。この様な前駆体を用い、前駆体の主面(積層面)と
直交する方向(積層方向)に沿って所定の厚さになるよ
うスライスし、ルーバー層を得ることができる。
【0044】 ルーバー層を含むルーバーフィルムとし
て、市販のルーバーフィルムも使用できる。また、市販
のルーバーフィルム用のルーバー層を、本発明の光学フ
ィルタの構成部材として使用するルーバー層として使用
できる。この様な市販のルーバーフィルムの具体例とし
て、前掲の3M(株)社製「商標:ライトコントロール
フィルム」を挙げることができる。この市販のルーバー
フィルムはポリマー成形体であるので十分な可撓性を有
し、そのルーバーフィルムの一部分から形成されたタブ
は、光学フィルタ剥離作業を良好にするレベルの可撓性
を有する。
【0045】 ルーバーフィルム以外の光学フィルムと
しては、反射防止フィルム、フレネルレンズフィルム、
電磁シールドフィルム等が利用できる。なお、フィルム
層は、2種類以上の光学フィルムを含んでいても良い
し、光学フィルム以外の光透過性フィルムを含んでいて
も良い。なお、フィルム層全体厚さは、通常20〜80
0μmである。
【0046】
【実施例】 本実施例では、図3に示される様な、延在
方向先端部分が略半円形の丸い形状のタブ(10)を1
つ備えた光学フィルムを作製した。本例で用いた光学フ
ィルム前駆体は、厚さが約260μmの視野角度90度
のルーバーフィルムと、再剥離接着層とを含むプライバ
シーフィルター〔3M(株)社製、品番:LC38D
S〕であった。なお、ルーバーフィルムでは、光透過部
の幅が100μm、ルーバー状エレメントの幅が10μ
mであった。光学フィルタ前駆体の厚さは380μmで
あった。また、光学フィルタ前駆体の観察面の平面寸法
は、縦(Y)=56mm、横(X)=150mmの長方
形であった。
【0047】 一方、再剥離接着層の剥離強度を次の様
にして測定した。まず、38μmのPETフィルムを基
材の表面に、上記と同じ再剥離接着層を固定し、再剥離
接着層付き接着フィルムを用意した。再剥離接着層の厚
さは55μmであった。また、接着フィルム(再剥離接
着層を含む)の光透過率は90%であった。
【0048】 次に、この接着フィルムを、15cm×
25mmに切断してサンプルを作製した。このサンプル
を、イソプロピルアルコール(IPA)で被着面を清浄
した後、20℃×65%RHの条件下で、JISZ02
37に規定されたローラー(質量2kg)でPETフィ
ルム(厚さ100μm)に圧着し、同条件下に3時間放
置した。放置後、引張試験機を用いて上記条件にて、剥
離強度を測定した。測定は、剥離強度試験機(Imas
s社(米国)製、商品名:I−mass Teste
r、MODEL SP−102C)を用い、剥離角度9
0度、剥離速度90インチ/分(約229cm/分)の
条件で測定したところ、本例における光学フィルタの接
着層の対PET剥離強度は、0.65N/25mmであ
った。
【0049】 上記の様にして作製した光学フィルタ前
駆体を用い、観察面が四角形の1つの隅(角部分)を含
んでなる部分を切り取り、その隅に位置する残された部
分からなるタブを形成し、本例の光学フィルタを完成さ
せた。すなわち、タブは、光学フィルタと再剥離接着層
とを含む積層体の一部分からなっていた。なお、この積
層体自体は可撓性を有しており、タブも可撓性を有して
いた。
【0050】 なお、本例の光学フィルタにおける、タ
ブ及びタブ周辺部分の平面寸法は、タブ(10)の突出
長さ(L)=10mm、タブ幅(W)=5mm、切り取
り後形成された斜辺部分の長さ(S)=25mm、斜辺
部角部からタブ固定端までの長さ(D)=10mmであ
った。
【0051】 次に、本例の光学フィルタを、タッチパ
ネル型液晶ディスプレーの画面上に、再剥離接着層を介
して密着させて、実用試験を行った。試験の結果、タッ
チパネル表面と光学フィルタとが、それらの間に隙間が
ない様に密着可能であり、タッチパネルのアナログ文字
入力およびボタン押下操作において、誤作動は起こらな
かった。また、一度固定した光学フィルタを取り外し、
再固定することも容易で、再固定後にはまた、タッチパ
ネル表面と光学フィルタとは密着可能であり、タッチパ
ネル操作において誤作動は起こらなかった。
【0052】 また、光学フィルタのディスプレー画面
への固定は容易であり、十分なのぞき込み防止効果が得
られ、正面方向から離れた角度方向(約45度)から画
面をのぞき見て、画面の表示を判読することはできなか
った。また、固定した光学フィルタを取り外し、再固定
することも容易であった。光学フィルタを取り外す時に
は、タブを容易に浮かしてつまむことができ、つまんだ
タブを引っ張り上げる様にして力を加えることにより、
光学フィルタを容易に取り外すことができた。
【0053】
【発明の効果】 以上説明したように、本発明の光学フ
ィルタによれば、被着面に容易に固定することができ、
かつ所望の時に取り外すことが容易である。また、タブ
が可撓性を有するので、タブと被着面との角度が剥離力
を加えやすい角度になる様に、タブを容易に撓ませるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光学フィルタをディスプレー装置に
被着させた一実施形態を示す平面図である。
【図2】 本発明の光学フィルタの一実施形態を示す断
面図である。
【図3】 本発明の光学フィルタの他の実施形態を示す
平面図である。
【図4】 本発明の光学フィルタをディスプレー装置に
被着させた他の実施形態を示す平面図である。
【図5】 本発明の光学フィルタをディスプレー装置に
被着させたさらに別の実施形態を示す平面図である。
【符号の説明】
1…光学フィルタ、2…再剥離接着層、3…フィルム
層、4…ディスプレー装置、10(10a、10b)…
タブ、40…被着面(ディスプレー画面)、41…フレ
ーム、301…観察面、302…裏面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/72 G02B 1/10 A (72)発明者 南 和彦 山形県東根市大字若木5500番地 山形スリ ーエム株式会社内 (72)発明者 鈴木 大輔 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 2H042 AA10 AA15 AA26 2K009 AA02 DD01 4F100 AK01B AK17 AK25 AK52 AK73 AL09B AN02B AR00B AT00A BA02 DB02 DB02A EJ05B GB41 JK17 JK17A JL11B JL13B JL14 JL14B JN00A JN01A 5C058 AA06 BA30 DA01 5G435 AA17 FF00 GG11 GG17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)光学フィルムを含んでなり、観察
    者から観察される表面と、その表面と対向する裏面とを
    有するフィルム層と、(b)そのフィルム層の裏面側に
    おいて固定的に配置され、被着面に再剥離可能に密着可
    能な再剥離接着層とを備え、 その再剥離接着層を介して前記被着面に固定される光学
    フィルタにおいて、 前記フィルム層と一体的に結合された可撓性を有するタ
    ブをさらに備えることを特徴とする光学フィルタ。
  2. 【請求項2】 前記タブが、前記フィルム層の一部から
    なるタブ部分を含んでなる請求項1記載の光学フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 略四角形の形状の観察面を有する光学フ
    ィルタ前駆体を加工して形成された光学フィルタであっ
    て、前記タブは、前記光学フィルタ前駆体の四隅(四つ
    の角)の少なくとも1つを含んでなる部分を切り取って
    残された前記光学フィルタ前駆体の一部分からなる請求
    項1記載の光学フィルタ。
  4. 【請求項4】 前記再剥離接着層が、架橋された粘着性
    ポリマーまたはゴム系ポリマーを含有する再剥離接着剤
    からなる請求項1記載の光学フィルタ。
  5. 【請求項5】 前記光学フィルムが、ルーバーフィルム
    である請求項1記載の光学フィルタ。
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