JP2003054216A - 空気入りタイヤおよびその製造方法 - Google Patents

空気入りタイヤおよびその製造方法

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JP2003054216A
JP2003054216A JP2001245811A JP2001245811A JP2003054216A JP 2003054216 A JP2003054216 A JP 2003054216A JP 2001245811 A JP2001245811 A JP 2001245811A JP 2001245811 A JP2001245811 A JP 2001245811A JP 2003054216 A JP2003054216 A JP 2003054216A
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pneumatic tire
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Takanari Saguchi
隆成 佐口
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Bridgestone Corp
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/03Tread patterns
    • B60C11/13Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping
    • B60C11/1307Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls
    • B60C11/1346Tread patterns characterised by the groove cross-section, e.g. for buttressing or preventing stone-trapping with special features of the groove walls covered by a rubber different from the tread rubber

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気入りタイヤにあって、横溝のエッジ部分
の剛性を大きくすることにより、タイヤパターンの横溝
成分に起因するタイヤ車軸力の変動を低減する。 【解決手段】 トレッド部11の踏み面部Tに、タイヤ
周方向に延びる周方向溝12およびタイヤ幅方向に延び
る横溝16によって、複数個のブロック列B1,B2,
B3,B4,B5を形成した空気入りタイヤ10におい
て、トレッド部11の横溝壁16a面を、短繊維を含ん
だゴム層20で補強し、横溝壁16a面近傍で発生する
路面反力を大きくして、タイヤトレッドによる車軸力の
変動を減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気入りタイヤお
よびその製造方法に関し、とりわけ、タイヤ幅方向に延
びる溝に起因する車室内の騒音を低減するようにした空
気入りタイヤおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の自動車等の車両に装着されるラジ
アルタイヤ等の空気入りタイヤでは、路面に接触する踏
み面部に、タイヤ周方向に延びる周方向溝およびタイヤ
幅方向に延びるラグ溝(横溝)によって複数個のブロッ
ク列を形成したタイヤパターンが設けられ、このタイヤ
パターンによって路面とのグリップ性能が高められるよ
うになっている。
【0003】ところで、このようなタイヤパターンはハ
ーシュネス等の騒音がもたらされることは良く知られる
が、これらタイヤのパターンに起因するパターンノイズ
を改善するためには、パターン、とりわけ周方向溝とラ
グ溝とで囲まれたブロック(陸部)が路面と接触する事
による衝撃という考え方から、ブロックのエッジ部分の
剛性を低下させるという手法、若しくは接地形状と溝の
幾何学的な関係を変化させる等の手法が多用されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
タイヤのパターンに起因する騒音の中で問題となる現象
の1つに、車両が走行中に車室内で聞こえる騒音(以
下、パターンノイズと称する)がある。
【0005】このパターンノイズ現象は、タイヤが直接
放射している成分も有するが、その周波数が1000Hz
以下であることから、タイヤが車軸を加振して車体が
振動することにより発生する間接音の影響も大きいと考
えられる。
【0006】この場合、図12に示すように、間接音の
原因はタイヤ1の周方向に不連続成分となるパターンの
ラグ溝2成分に起因するタイヤ車軸力の変動として捉え
ることができる。つまり、ラグ溝2が路面3に接触した
瞬間は、空間Sが存在するために荷重が大きく低下する
ことになる。
【0007】そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑み
て成されたもので、横溝のエッジ部分の剛性を大きくす
ることにより、タイヤパターンの横溝成分に起因するタ
イヤ車軸力の変動を低減するようにした空気入りタイヤ
およびその製造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに請求項1の発明は、トレッド部の踏み面部に、タイ
ヤ周方向に延びる周方向溝およびタイヤ幅方向に延びる
横溝によって、複数個のブロック列を形成した空気入り
タイヤにおいて、トレッド部の横溝壁表面を、短繊維を
含んだゴム層で補強したことを特徴としている。
【0009】この場合、横溝壁表面が短繊維を含んだゴ
ム層によって剛性が増大するため、横溝壁面近傍で発生
する路面反力を大きくすることができる。従って、タイ
ヤの接地部分に横溝が無い状態、つまりブロックが存在
する状態から横溝が有る状態、つまり空隙部分に移行す
る瞬間に、横溝壁表面の剛性増大部分によって荷重が低
下するのを抑えることができる。これによって、タイヤ
トレッドによる車軸力の変動を減少して、パターンノイ
ズを効果的に低減することができる。
【0010】ここで、前記ゴム層に含有される短繊維と
しては、ナイロン,ポリエステル,レーヨン等、若しく
は、維結晶性のSPB樹脂,ABS樹脂等を用いること
ができる。また、短繊維の直径(平均)は10〜200
μmで長さは直径の10〜10,000倍程度ものもが
用いられ、その配合量はゴム100に対し5〜60重量
部が適する。
【0011】請求項2の発明は、請求項1に記載の空気
入りタイヤにおいて、前記ゴム層内方のトレッド部には
短繊維を含有していないことを特徴としている。
【0012】この場合、短繊維がゴム層内方のトレッド
部に存在しないため、タイヤのブロック圧縮剛性が全体
的に大きくなるのを防止することができる。
【0013】請求項3の発明は、請求項1または2に記
載の空気入りタイヤにおいて、前記ゴム層を、タイヤ幅
方向両側のショルダーブロック列に配置したことを特徴
としている。
【0014】この場合、タイヤのショルダー部は、接地
形状ラインと横溝とが一致し易く、タイヤ軸力の変動に
は寄与度が高くなる。このため、短繊維を含んだゴム層
をショルダーブロック列のみに配置した場合にも、効果
的にタイヤ車軸力の変動を低減することができるととも
に、ゴム層の設置面積が減少することによりコスト低下
を図ることができる。
【0015】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載の空気入りタイヤにおいて、前記ゴム層の厚さ
を0.1〜1.0mmの間に設定したことを特徴として
いる。
【0016】この場合、ゴム層の厚さを0.1〜1.0
mmとしたので、ブロック全体の圧縮剛性を大きくする
ことなく、横溝壁面近傍の剛性のみを大きくすることが
できる。つまり、短繊維を含有したゴム層の厚さは、厚
い方がラグ横溝の剛性が大きくなるため壁面近傍の接地
反力は大きくなるが、反面、ブロック表面を覆う部分の
ゴム層も厚くなるため、ブロック全体の圧縮剛性も大き
くなり、通過騒音やロードノイズ等のその他の振動騒音
性能は悪化する。このため、ブロック全体の剛性をさほ
ど変化させずに横溝壁面近傍の剛性のみを大きくするた
めには、前記ゴム層の厚さを0.1〜1.0mmの間に
設定するのが良く、好ましくは0.1〜0.5mm程度
が望ましい。
【0017】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載の空気入りタイヤにおいて、空気入りタイヤ
は、トレッド部の踏み面部にタイヤ周方向に延びる少な
くとも1本の周方向溝を備え、各トレッド踏み面部端間
に複数個のブロック列を形成してなり、前記トレッド部
にはタイヤ周方向に対し、比較的小さな角度で互いに交
差してなるゴム被覆されたコードの少なくとも2層のベ
ルト層を配置してなり、このベルト層のタイヤ半径方向
に、ゴム被服されたコードをタイヤ周方向に対し、70
度〜90度の角度で傾斜した少なくとも1層のカーカス
層を備え、ベルト層下側端と相反する各カーカス層他端
部は、各ビード部の少なくとも略半径方向内方端領域ま
で延びてなることを特徴としている。
【0018】この場合、空気入りタイヤをラジアルタイ
ヤとして構成したもので、請求項1〜4の構成を採用す
ることにより、ラジアルタイヤのパターンノイズを効果
的に低減することができる。
【0019】請求項6の発明にかかる空気入りタイヤの
製造方法は、グリーンタイヤの表面に、短繊維を一方向
に配向させた薄いゴム層を、この短繊維方向がタイヤ周
方向と一致するように配置する短繊維シート取付け工程
と、ゴム層を配置したグリーンタイヤを、周方向溝およ
び横溝に対応する網目状パターンを内面に有する加硫金
型を用いて加硫する加硫工程と、を備えたことを特徴と
している。
【0020】この場合、短繊維シート取付け工程によっ
てグリーンタイヤの表面に配置したゴム層は、加硫工程
によって加硫金型の網目状パターンで周方向溝および横
溝が成形される際、ゴム層の短繊維がブロックの溝壁部
分のブロック厚さ方向に配向されることになる。ところ
が、短繊維はタイヤ周方向に配向しているため、この短
繊維は、タイヤ周方向に沿った周方向溝壁面ではブロッ
ク厚さ方向に非連続となる一方、タイヤ周方向に対する
直角方向、つまり、タイヤ幅方向に沿った横溝壁面では
ブロック厚さ方向に連続することになる。
【0021】このため、タイヤ幅方向に沿った横溝壁面
およびその近傍の圧縮剛性のみを大きくすることがで
き、ひいては、当該部分で発生する路面反力を大きくす
ることができる。一方、前述したように、短繊維がブロ
ック厚さ方向に非連続となった周方向溝壁面では圧縮剛
性が小さく保持されるため、ブロックの打撃成分が大き
くなるのを防止することができる。勿論、この場合にあ
っても、前記ゴム層はタイヤ幅全体に配置してもよく、
また、タイヤ幅方向両側のショルダーブロック列のみに
配置してもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。ここで、図1は本発明が
適用される空気入りタイヤ10の断面図を示し、この空
気入りタイヤ10はラジアルタイヤとして構成されてい
る。そして、トレッド部11の踏み面部Tにタイヤ周方
向に延びる少なくとも1本の周方向溝12を備え、各ト
レッド踏み面部T端間に複数個のブロック列B1,B
2,B3,B4,B5が形成される。前記トレッド部1
1にはタイヤ周方向に対し、比較的小さな角度で互いに
交差してなるゴム被覆されたコードの少なくとも2層の
ベルト層13が、略トレッド部11幅いっぱいに配置さ
れる。
【0023】また、前記ベルト補強層13aに実質上直
接接触され、ゴム被服されたコードをタイヤ周方向に対
し、70度〜90度の角度で傾斜した少なくとも1層の
カーカス層14を備え、ベルト層13下側端と相反する
各カーカス層他端部は、各ビード部15の少なくとも略
半径方向内方端領域まで延びて構成されている。
【0024】更に、この実施形態では、前記複数層のベ
ルト層13のうち、カーカス層14に接する1層がベル
ト補強層13aとなっている。
【0025】(第1実施形態)図2〜図6は本発明にか
かる空気入りタイヤの第1実施形態を示し、図2はグリ
ーンタイヤの表面に短繊維を含有するゴム層を配置した
状態を示す要部斜視図、図3はグリーンタイヤを加硫金
型にセットして形成されるタイヤパターンの要部平面
図、図4は図3中A−A線からの拡大断面図、図5は図
3中B−B線からの拡大断面図、図6は壁面近傍とブロ
ック全体の短繊維シートに対する圧縮剛性の関係を示す
グラフである。
【0026】本実施形態の空気入りラジアルタイヤは、
図2に示すように、タイヤを成型する段階で、グリーン
タイヤ10aの表面に、短繊維Fを一方向に配向させて
含有した薄いゴム層20(以下、短繊維シートと称す
る)を配置(短繊維シート取付け工程)し、次に、この
ゴム層20を配置したグリーンタイヤ10aを図外の加
硫金型にセットして加硫(加硫工程)するようになって
いる。
【0027】グリーンタイヤ10aは、カーカスプラ
イ,サイドウォールゴム張り付け等の第1成型工程およ
びベルト,トレッドゴム張り付け等の第2成型工程を経
て形成され、このグリーンタイヤを前記加硫金型にセッ
トすることによりトレッド部11(図1参照)にタイヤ
パターンが形成される。即ち、この加硫金型の内面に
は、図3に示すように、タイヤ周方向(図中上下方向)
に延びる周方向溝12およびタイヤ幅方向(図中左右方
向)に延びる横溝としてのラグ溝16に対応する図外の
網目状パターンが形成されている。
【0028】従って、加硫工程では周方向溝12および
ラグ溝16の形成と同時に短繊維シート20が一体化さ
れる。このとき、短繊維シート取付け工程によって短繊
維シート20を配置する際、この短繊維シート20に一
方向に配向された短繊維F方向がタイヤ周方向と一致す
るように配置される。
【0029】ここで、短繊維Fとは、平均長さ10mm
以下の有機短繊維または無機短繊維をいい、有機短繊維
として、ナイロン等の脂肪族ポリアミド系短繊維、ケブ
ラー等の芳香族ポリアミド/アラミド系短繊維、レーヨ
ン等のセルロース系短繊維、ポリエチレンテレフタレー
ト・ポリブチレンテレフタレート・芳香族ポリエステル
等のポリエステル系短繊維、ビニロン等のポリビニルア
ルコール系短繊維、シンジオタクティック1,2ポリブ
タジエン短繊維、ポリエチレン・ポリプロピレン等のポ
リオレフィン系短繊維、ポリエーテル短繊維、ポリウレ
ア短繊維、ポリウレタン短繊維、ポリエチレンスルフィ
ド短繊維等が例示される。
【0030】この場合、好ましい脂肪族ポリアミドとし
て、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン6−ナイロン
66共重合体、ナイロン610、ナイロン612、ナイ
ロン46、ナイロン11、ナイロン12、ナイロンMX
D6、脂肪族ジアミンと芳香族ジカルボン酸との重合体
等が例示される。また、ポリビニルアルコール系短繊維
ではフィブリル化されていることが好ましい。
【0031】また、無機短繊維としては、グラスファイ
バー、炭素繊維、スチールファイバー等が例示される。
【0032】本実施形態では特に好ましい素材として、
ナイロン,ポリエステル,レーヨン等、若しくは、維結
晶性のSPB樹脂,ABS樹脂等が用いられる。また、
短繊維の直径(平均)は10〜200μmで長さは直径
の10〜10,000倍程度ものもが用いられ、その配
合量はゴム100に対し5〜60重量部が適する。
【0033】短繊維Fは、他の配合薬品と共に配合、混
練してもよいが、生産性の観点から、予め少量のゴム成
分と混練し、ゴム−短繊維マスターバッチを作ってもよ
い。このようなマスターバッチの例として、繊維強化熱
可塑性ポリオレフィン−エラストマー組成物といわれる
もの(ポリオレフィンとエラストマーからなるマトリッ
クス中に、熱可塑性ポリアミドが微細繊維状に分散して
いるもの)を挙げることができる。
【0034】図3に示すタイヤパターンは、周方向溝1
2とラグ溝16とによって多数のブロック17に区画さ
れ、これらブロック17はタイヤ周方向に整然と並ん
で、複数個のブロック列B1,B2,B3,B4,B5
となり、特に、タイヤ幅方向両側のブロック列B4,B
5はショルダーブロック列となってショルダー部18に
配置される。尚、図3中、Kは踏み面部Tの接地形状ラ
インで、この接地形状ラインKで囲まれた踏み面部Tに
は、前記複数個のブロック列B1,B2,B3が配置さ
れるとともに、ジョルダーブロック列B4,B5の一部
が配置されるようになっている。
【0035】また、周方向溝12とラグ溝16とによっ
て区画されたブロック17は、タイヤ周方向に沿った周
方向溝壁12aと、タイヤ幅方向に沿ったラグ溝壁16
aとがブロック17の厚さ方向に形成されている。
【0036】ここで、短繊維Fを含有する短繊維シート
20の厚さt(図4参照)は、次の理由をもって決定さ
れるようになっている。つまり、短繊維シート20の厚
さtは、厚ければ厚いほどラグ溝壁16aの剛性が大き
くなるため、前記ラグ溝壁16a近傍の接地反力を大き
くできるのであるが、この場合、ブロック17の表面を
覆う部分の短繊維シート20の厚さも厚くなるため、ブ
ロック17全体の圧縮剛性も大きくなって、通過騒音や
ロードノイズ等のその他の振動騒音性能が悪化してしま
う。
【0037】即ち、図6に短繊維シート20の厚さt
(横軸)と圧縮剛性の大きさ(縦軸)との関係を示し、
プロットした菱形点はラグ溝壁16a近傍の圧縮剛性、
四角点はブロック17全体の圧縮剛性である。同図から
明らかなように、短繊維シート20の厚さtが0.0〜
1.0mmまではラグ溝壁16aの圧縮剛性がブロック
17全体の圧縮剛性と略等しいか勝る関係にあるが、t
が1.0mmを越えるとブロック17全体の圧縮剛性が
勝る関係となる。
【0038】このため、ブロック17全体の剛性をさほ
ど変化させること無く、ラグ溝壁16aのみ大きくする
ためには、短繊維シート20の厚さtを、0.1〜1.
0mmの範囲に設定すれば良く、特に、0.1〜0.5
mmの範囲に設定するのが好ましい。
【0039】このようにして形成された図3に示すトレ
ッド部11は、ブロック部17の全体に短繊維シート2
0が加硫接着されて一体化される。このとき、短繊維F
の配向方向はタイヤ10の周方向と一致するため、ラグ
溝壁16aの壁面には、図4に示すように、短繊維Fが
ブロック17の厚さ方向に連続することになる。一方、
周方向溝壁12aの壁面には、図5に示すように、短繊
維Fはブロック17の厚さ方向に非連続となっている。
このため、タイヤ幅方向に沿ったラグ溝壁16a面およ
びその近傍の圧縮剛性のみを大きくすることができ、ひ
いては、当該部分で発生する路面反力を大きくすること
ができるとともに、周方向溝壁12aの圧縮剛性が大き
く増加するのを防止できるため、ブロック17の打撃成
分が増大するのが防止される。
【0040】また、前記短繊維シート20が加硫接着さ
れる内方のトレッド部11には、ブロック17全体の剛
性を過剰に大きくしないため、短繊維Fは含有されない
ようになっている。
【0041】従って、この実施形態の空気入りラジアル
タイヤ10にあっては、車両走行時に、タイヤの接地部
分にラグ溝16が無い状態、つまりブロック17が存在
する状態からラグ溝16が有る状態、つまり空隙部分に
移行する瞬間に、ラグ溝壁16a表面の剛性増大部分に
よって荷重が低下するのを抑えることができる。これに
よって、タイヤトレッドによる車軸力の変動を減少し
て、パターンノイズを効果的に低減することができる。
【0042】(第2実施形態)図7から図11は第2実
施形態を示し、前記第1実施形態と同一構成部分に同一
符号を付して重複する説明を省略して述べる。図7はグ
リーンタイヤの表面に短繊維を含有するゴム層を配置し
た状態を示す要部斜視図、図8はグリーンタイヤを加硫
金型にセットして形成されるタイヤパターンの要部平面
図、図9は図8中A−A線からの拡大断面図、図10は
図8中B−B線からの拡大断面図、図11はショルダー
部のラグ溝角度を示す説明図である。
【0043】この実施形態が前記実施形態と主に異なる
点は、図7,図8に示すように、短繊維シート20をタ
イヤ幅方向に2分割して、それぞれをタイヤ幅方向両側
のショルダーブロック列B4,B5に配置したことにあ
る。
【0044】勿論、この実施形態にあっても短繊維シー
ト20は、その短繊維Fの配向方向がタイヤ周方向と一
致するように配置される。
【0045】即ち、この実施形態では短繊維シート20
が前記ショルダーブロック列B4,B5が配置されるシ
ョルダー部18のみに配置されるが、一般的に、図11
に示すように、ショルダー部18のラグ溝16角度θ
は、耐摩耗性能や排水性能から小さくなっているため、
踏み面部Tの接地形状ラインKとラグ溝16とが一致し
易く、前記ショルダー部18はタイヤ軸力の変動には寄
与度が高い部分となっている。そのため、ショルダー部
18のみに短繊維シート20を配置することによって
も、パターンノイズの低下性能にさほど影響は無い。
【0046】従って、この実施形態にあっても、図9に
示すように、ラグ溝壁16aの壁面には短繊維Fがブロ
ック17の厚さ方向に連続することになり、ラグ溝壁1
6a面およびその近傍の圧縮剛性のみを大きくすること
ができる。また、図10に示すように周方向溝壁12a
の壁面には、短繊維Fはブロック17の厚さ方向に非連
続となり、周方向溝壁12aの圧縮剛性が大きく増加す
るのを防止できる。このとき、周方向溝壁12aの壁面
はブロック列B4,B5側のみに短繊維シート20が配
置されてブロック列B1,B3側には設けられないた
め、中央部のブロック列B1,B2,B3での圧縮剛性
の増大を防止できるため、ブロック17の打撃成分の増
大をより低減することができる。
【0047】(第3実施形態)この実施形態は図示は省
略したが、前記第1,第2実施形態に示す短繊維シート
20に含有される短繊維Fに代えて不織布を含有してゴ
ム層を形成し、この不織布入りゴム層を短繊維シート2
0に代えてグリーンタイヤの表面に配置(短繊維シート
取付け工程)し、次に、このゴム層を配置したグリーン
タイヤを図外の加硫金型にセットして加硫(加硫工程)
するようにしたものである。
【0048】ここで、不織布とはタイヤ用繊維コードの
すだれ織りとは異なり、多数本の繊維(フィラメント)
束を撚り合わせたり、織り合わせたりせずに、多数本の
繊維を直接に布としたものであり、不織布の製法として
カーディング法、抄紙法、エアレイ法、メルトブロー、
スパンボンド法を用いてウエブを製造する。
【0049】メルトブロー、スパンボンド法以外のウエ
ブでの繊維結合方法として熱融着、バインダによる方
法、水流または針の力で繊維を交絡させる水流絡合法、
ニードルパンチ法などを用いた不織布が好適に利用でき
る。とりわけ、水流または針で繊維を交絡させる水流交
絡法、ニードルパンチ法およびメルトブロー、スパンボ
ンド法により作られた不織布が好適に用いられる。
【0050】この実施形態では、不織布が繊維の隅々ま
でゴムが含浸する構造を有していること、比較的長い距
離、広い範囲で繊維とゴム層とが互いに連続層となり得
る構造を有していること、そして特に複合体の厚み方向
に繊維がゴムマトリックスに対し、極めてランダムに配
列存在することが基本的に重要な用件である。
【0051】前記不織布に適用するフィラメントは、そ
の直径または最大径が約0.1〜約50μの範囲内であ
り、断面形状が円盤状のもの、または円盤とは異なる断
面形状をもつもの、さらには中空部を有するものを含め
て好適に用いることができる。また、フィラメントは長
さが3cm以上の長繊維が好ましい。
【0052】不織布の材質は、綿、レーヨン、セルロー
ルアセテート、ナイロン、ポリエステル、ビニロン、ア
ラミド等の繊維の他、カーボン繊維、ガラス繊維、スチ
ールワイヤ等のうちから選択した一種または複数種の混
合が好適に用いられ、なかでもレーヨン、ナイロン、ポ
リエステルが特に好ましい。
【0053】不織布の厚さは、0.1〜3.0mmの範
囲内にあり、また目付(1平方メートル当たり重量)は
10〜500grの範囲内にあるのが好ましい。この目
付は使用する繊維種により多少の変動を見込む必要があ
るが、目付が大き過ぎると以下に述べるゴムとの複合化
の際、不織布内部の空隙に十分な量のゴムが浸透しなく
なり、タイヤ部材としての耐剥離性に不利となるため好
ましくない。
【0054】前述した不織布を複合部材とするため、例
えば、その未加硫部材の段階にて予め不織布に未加硫ゴ
ム組成物を適用して一体複合化することが可能である。
この複合化に際し、不織布に予め接着処理を施さずとも
加硫後におけるゴムとの接着性が十分な場合は未処理不
織布に対し、またこの接着性が不十分なときはタイヤ用
繊維コードとゴムとの接着力を高める場合と同様にディ
ッピング・ヒートセット処理を施した不織布に対し、プ
レスまたはロール等によりシート状未加硫ゴム組成物を
上,下両表面から圧着して、不織布内部のエアを未加硫
ゴム組成物と十分に置換することも可能である。このよ
うにして得られた未加硫シート複合部材を適用してグリ
ーンタイヤを成形し、これに加硫成形を施して複合部材
を得るのが好ましい実施形態の1つとなる。
【0055】(性能試験)前記第1,第2,第3の各実
施形態のうち、第1,第2実施形態に用いた短繊維F入
りのゴム層20をブロック17壁面に配置してタイヤ単
体軸力を測定した。この場合の条件が、タイヤサイズ19
5/65R14,内圧200kPa,荷重4kN,速度50km/hにおいて、
パターンのピッチ1次周波数を含む400〜600Hzの帯域値
で、従来タイヤ対比が4dBの改良が確認された。
【0056】(各実施形態の車室内騒音評価試験)次
に、2000ccクラスの乗用車で、第1実施形態、第
2実施形態、第3実施形態の空気入りタイヤ10をそれ
ぞれ用いた場合で、従来タイヤ対比の車室内騒音(パタ
ーンのピッチ1次周波数を含む400〜600Hz の帯域値)
を個々に測定し、その結果を次表に示す。この場合、車
室内騒音はドライバーの耳元音を基準に測定し、ドライ
バーの官能評価も併せて記載する。尚、乗用車の走行条
件は、2名の乗車状態で、車速50Km/hにてスムーズな
コンクリート路を走行するものとする。
【0057】
【表1】
【0058】
【発明の効果】請求項1に記載の発明にかかる空気入り
タイヤによれば、トレッド部の横溝壁表面を、短繊維を
含んだゴム層で補強したので、横溝壁面近傍で発生する
路面反力を大きくして、タイヤトレッドによる車軸力の
変動を減少して、パターンノイズを効果的に低減するこ
とができる。
【0059】請求項2に記載の発明にかかる空気入りタ
イヤによれば、請求項1の発明の効果に加えて、ゴム層
内方のトレッド部には短繊維を含有していないので、タ
イヤのブロック圧縮剛性が全体的に大きくなるのを防止
することができる。
【0060】請求項3に記載の発明にかかる空気入りタ
イヤによれば、請求項1,2の発明の効果に加えて、ゴ
ム層を、タイヤ幅方向両側のショルダーブロック列に配
置したので、効果的にタイヤ車軸力の変動を低減しつ
つ、ゴム層の設置面積を減少してコスト低下を図ること
ができる。
【0061】請求項4に記載の発明にかかる空気入りタ
イヤによれば、請求項1〜3の発明の効果に加えて、ゴ
ム層の厚さを0.1〜1.0mmの間に設定したので、
ブロック全体の圧縮剛性を大きくすることなく、横溝壁
面近傍の剛性のみを大きくすることができる。
【0062】請求項5に記載の発明にかかる空気入りタ
イヤによれば、請求項1〜4の発明の効果に加えて、空
気入りタイヤをラジアルタイヤとして構成したもので、
ラジアルタイヤのパターンノイズを効果的に低減するこ
とができる。
【0063】請求項6に記載の発明にかかる空気入りタ
イヤの製造方法によれば、短繊維シート取付け工程によ
って、短繊維を一方向に配向させた薄いゴム層の短繊維
方向がタイヤ周方向と一致するようにグリーンタイヤの
表面に配置し、加硫工程によって、ゴム層を配置したグ
リーンタイヤを周方向溝および横溝に対応する網目状パ
ターンを内面に有する加硫金型を用いて加硫するように
したので、ゴム層の短繊維がブロックの溝壁部分のブロ
ック厚さ方向に配向される際、この短繊維は、周方向溝
壁面ではブロック厚さ方向に非連続となる一方、横溝壁
面ではブロック厚さ方向に連続させることができる。従
って、横溝壁面およびその近傍の圧縮剛性のみを大きく
して、当該部分で発生する路面反力を大きくする一方、
周方向溝壁面では圧縮剛性を小さく保持してブロックの
打撃成分が大きくなるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す空気入りタイヤの断
面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示すグリーンタイヤの
表面に短繊維を含有するゴム層を配置した状態の要部斜
視図である。
【図3】本発明の第1実施形態を示すタイヤパターンの
要部平面図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す図3中A−A線か
らの拡大断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態を示す図3中B−B線か
らの拡大断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態を示す壁面近傍とブロッ
ク全体の短繊維シートに対する圧縮剛性の関係を示すグ
ラフである。
【図7】本発明の第2実施形態を示すグリーンタイヤの
表面に短繊維を含有するゴム層を配置した状態の要部斜
視図である。
【図8】本発明の第2実施形態を示すタイヤパターンの
要部平面図である。
【図9】本発明の第2実施形態を示す図8中A−A線か
らの拡大断面図である。
【図10】本発明の第2実施形態を示す図8中B−B線
からの拡大断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態を示すショルダー部の
ラグ溝角度の説明図である。
【図12】従来の空気入りタイヤの接地部分を拡大して
示す要部側面図である。
【符号の説明】
10 ラジアルタイヤ(空気入りタイヤ) 10a グリーンタイヤ 11 トレッド部 12 周方向溝 12a 周方向溝壁 13 ベルト層 13a ベルト補強層 14 カーカス層 15 ビード部 16 ラグ溝(横溝) 16a ラグ溝壁 17 ブロック 18 ショルダー部 20 短繊維シート(ゴム層) F 短繊維 T 踏み面部 K 接地形状ライン B1,B2,B3 ブロック列 B4,B5 ショルダーブロック列

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部の踏み面部に、タイヤ周方向
    に延びる周方向溝およびタイヤ幅方向に延びる横溝によ
    って、複数個のブロック列を形成した空気入りタイヤに
    おいて、 トレッド部の横溝壁表面を、短繊維を含んだゴム層で補
    強したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】 前記ゴム層内方のトレッド部には短繊維
    を含有していないことを特徴とする請求項1に記載の空
    気入りタイヤ。
  3. 【請求項3】 前記ゴム層は、タイヤ幅方向両側のショ
    ルダーブロック列に配置したことを特徴とする請求項1
    または2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 【請求項4】 前記ゴム層の厚さを0.1〜1.0mm
    の間に設定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】 空気入りタイヤは、トレッド部の踏み面
    部にタイヤ周方向に延びる少なくとも1本の周方向溝を
    備え、各トレッド踏み面部端間に複数個のブロック列を
    形成してなり、前記トレッド部にはタイヤ周方向に対
    し、比較的小さな角度で互いに交差してなるゴム被覆さ
    れたコードの少なくとも2層のベルト層を配置してな
    り、このベルト層のタイヤ半径方向内側に、ゴム被服さ
    れたコードをタイヤ周方向に対し、70度〜90度の角
    度で傾斜した少なくとも1層のカーカス層を備え、ベル
    ト層下側端と相反する各カーカス層他端部は、各ビード
    部の少なくとも略半径方向内方端領域まで延びてなるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入
    りタイヤ。
  6. 【請求項6】 グリーンタイヤの表面に、短繊維を一方
    向に配向させた薄いゴム層を、この短繊維方向がタイヤ
    周方向と一致するように配置する短繊維シート取付け工
    程と、 ゴム層を配置したグリーンタイヤを、周方向溝および横
    溝に対応する網目状パターンを内面に有する加硫金型を
    用いて加硫する加硫工程と、を備えたことを特徴とする
    空気入りタイヤの製造方法。
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