JP2003052435A - ハンドバッグのショルダーストラップ用の改良された固着具 - Google Patents

ハンドバッグのショルダーストラップ用の改良された固着具

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JP2003052435A
JP2003052435A JP2001230000A JP2001230000A JP2003052435A JP 2003052435 A JP2003052435 A JP 2003052435A JP 2001230000 A JP2001230000 A JP 2001230000A JP 2001230000 A JP2001230000 A JP 2001230000A JP 2003052435 A JP2003052435 A JP 2003052435A
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JP
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outer body
slider
fastener
shoulder strap
handbag
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JP2001230000A
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Gianpaolo Borgomanero
ジャンパオロ・ボルゴマネロ
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Acqua di Parma SRL
Original Assignee
Acqua di Parma SRL
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドバッグのショルダーストラップの一
方の端部に連結された固着部材(11)を取外し可能に
係止するための固着具を提供する。 【解決手段】 本発明に係る器具は、上記ハンドバッグ
の内側面(16a)に対面して配置される内側プレート
状部材(12)と、上記ハンドバッグの外側面(16
b)においては、上記内側プレート状部材(12)の外
側面に対応する位置に配置されると共に、上記ハンドバ
ッグ(16)上で、上記内側プレート状部材(12)に
固定される外側ボディ(15)と、上記外側ボディ(1
5)上でスライド移動するべく、かつ、開閉可能な着座
部分(28)を形成するべく取りつけられたスライダ
(26)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドバッグやバ
ッグ等のショルダーストラップの一方の端部を取外し可
能にロックするための固着具に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
したタイプの器具を提供することであり、詳しくは、使
い易くかつ実用的で、ショルダーストラップを強固かつ
固定的にロックし、ショルダーストラップによって持ち
運びされるハンドバックやバッグに容易に取り付けられ
る器具を提供することである。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
記載の特性を有する改良された固着具によって、本発明
により達成される。
【0004】本発明の好ましい実施形態は従属項に記載
されている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の特性及び利点は、添付の
図面に関してなされた実施形態の詳細な説明より明白と
なるであろうが、これは非限定的な例示である。
【0006】まず図1を参照すると、本発明に係る器具
10は、固着部材11をハンドバックに対して取外し可
能に取り付けるために、ハンドバッグ(図示せず)に取
り付けることができ、この固着部材11は、図示した実
施形態においては、矩形または正方形のリング様の形状
で、ショルダーストラップ(図示せず)の一方の端部に
取り付けられる。
【0007】さらに図2、図4及び図5を参照すると、
固着具10は、ネジ14を受け入れるための一対の穴1
3を有する内側プレート状部材12を備えており、この
ネジ14は、プレート12を、器具の一部を構成する外
側ボディ15に締め付けるのに寄与する。部材12及び
15は、ハンドバッグ16の内側面16a及び外側面1
6bに対して、それぞれ一体的に締め付けられる。
【0008】外側ボディ15は、ネジ14を受け入れる
ネジ付き穴17aを有する2つの管状突出部17(図
4)を有する。管状突出部17は、プレート12がボデ
ィ15に取り付けられると、それら2つの部材が水平方
向において実質的に適合する外形を有するように、プレ
ート12の穴13に対して位置合わせされている(図1
及び2)。
【0009】図3を参照すると、ボディ15は、実質的
に矩形で直立しているプレート状部分18を備えてお
り、その上側端部からは頭頂部分19が水平方向外向き
に突出している。
【0010】プレート状部分18の面18aは、以下外
側面と定義するが、頭頂突出部分19の下方で水平方向
に突出するストッパー部20と、これも面18aから水
平方向に突出する成形部分21とを有する。この成形部
分21には、互いに平行で直立している3つのアーム2
2a、22b、及び22cが形成されている。プレート
状部分18の、アーム22aと22bとの間には、垂直
方向に細長い形状である貫通孔23が形成されており、
アーム22bと22cとの間であって下部で連結してい
る部分22dには、座部24が形成されている。この座
部24は、その下側端部においてバネ25を支持してお
り、このバネはその側部でガイドされている。
【0011】ボディ15上を垂直方向にスライドするよ
うに取り付けられたスライダを26で示す。スライダ2
6の上部外側部分27は薄くされており、ボディ15の
突出頭頂部分19の下側面19a及びボディ15の面1
8aの上側部分と共に、ショルダーストラップのリング
11の一部分を固定することが可能な着座部分28(図
4)を形成するのに寄与する。
【0012】着座部分28の下部は、ボディ15と一体
成形された突出部20の上側水平面20aによって形成
される。使用の際にボディ15の面18aと対向する方
のスライダ26の側面は、垂直方向に延在するように両
側部に形成された一対の部分29を有する。この部分2
9は、固定されている成形部分21のアーム22a及び
22cによって、垂直方向に案内される。
【0013】ボディ15と対向する方のスライダの面2
6aは、バネ25の上側端部に対して係合するための水
平なボス30と、一対のネジ32のネジ付きシャンクを
それぞれ受け入れる、表面上には見えていない一対の穴
31とを有する。このネジ32の頭は、ネジが挿入され
る垂直溝23の背面をスライド移動するように収容され
ている。図4及び図5に示すように、ネジ32の頭は、
スライダが垂直な方向にスライド移動する間に、ネジ3
2の頭がハンドバッグの外面16bをひっかくことがな
いよう、スライダ26をボディ15に接続すべく、締め
付けられた状態においてプレート状部分18の厚さ寸法
の範囲内で収容されている。
【0014】本発明に係る固着具は以下のように作動す
る。
【0015】図4に概略的に示した状態から始めると、
ショルダーストラップのリング11を器具にロックする
ためには、スライダ26を、バネ25の弾力に抗して下
方にスライドさせる。この段階においてバネ25はより
圧縮される。これによってロック着座部分28が開放さ
れ(図5)、リング11の部分、好ましくは略直線かつ
水平な部分が、スライダの上部部分27とボディ15の
突出する頭頂部分19との間に形成された空いている空
間を貫通して着座部分28に固定される。次にスライダ
を解放すると、バネ25は、ボス30の下面に作用する
ことでスライダを持ち上げ、リング11の下部部分を着
座部分28にロックする(図1に示す)。
【0016】これと逆の動作を行う、すなわちショルダ
ーストラップのリング11を外すためには、スライダ2
6を下向きにスライドさせて、バネ25を再度圧縮さ
せ、着座部分28を開けばよい。
【0017】以上から理解されるように、本発明に係る
固着具の構成は、簡単かつ頑丈なもので、器具を強固か
つ確実なものとしている。特に注目すべきは、器具が偶
然に開いてしまうのを防止する点である。これは、リン
グ11が下方に引っ張られた場合でも、そのような移動
の間に突出部20の上側面20aにより止まるので、リ
ングがスライダ26を下方に引きずることがないためで
ある。
【0018】この器具は、プラスチックや金属、例えば
真鍮などの種々の材料より作られてよく、また、その器
具を取り付けるハンドバッグの特性に従い、寸法を非常
に小さくすることも可能である。
【0019】当然に、本発明の原理は何ら変わりはな
く、単なる非限定的な例示として説明・図示したものに
関して、上記請求の範囲に記載された本発明の範囲から
逸脱することなく、実施の形態や詳細な構成は様々な変
更を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ショルダーストラップ(図示せず)の一方の
端部に接続するためのリング型部材をロックした閉状態
にある、本発明に係る固着具全体の斜視図を示す。
【図2】 図1の固着リングの挿入・取外しが可能な開
状態にある図1の器具を示す。
【図3】 図1及び図2の固着具のいくつかの構成要素
の斜視図である。
【図4】 閉状態にある固着具の側面図の拡大縦断面図
である。
【図5】 開状態にある固着具の側面図の拡大縦断面図
である。
【符号の説明】
10 器具 11 固着部材 12 内側プレート状部材 13 穴 14 ネジ 15 外側ボディ 16 ハンドバッグ 16a 内側面 16b 外側面 17 管状突出部 17a ネジ付き穴 18 プレート状部分 18a 外側面 19 頭頂部分 20 突出部 20a 水平な面 21 成形部分 22a,b,c アーム 22d 下側端部 23 貫通孔 24 座部 25 弾性手段 26 スライダ 26a 面 27 上部外側部分 28 着座部分 29 一対の部分 30 ボス 31 一対の穴 32 ネジ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンドバッグのショルダーストラップの
    一方の端部に連結された固着部材(11)を取外し可能
    に係止するための固着具であって、 上記ハンドバッグの内側面(16a)に対面して配置さ
    れる内側プレート状部材(12)と、 上記ハンドバッグの外側面(16b)においては、上記
    内側プレート状部材(12)の外側面に対応する位置に
    配置されると共に、上記ハンドバッグ(16)上で、上
    記内側プレート状部材(12)に固定される外側ボディ
    (15)と、 上記外側ボディ(15)上でスライド移動するべく、か
    つ、開閉可能な着座部分(28)を形成するべく取りつ
    けられたスライダ(26)とを備えてなり、 上記器具は第1及び第2の2つの選択的な開位置及び閉
    位置に達することが可能であり、 第1の開位置においては、上記スライダ(26)は、上
    記外側ボディ(15)と上記スライダ(26)との間に
    差し挟まれた弾性手段(25)の力に抗するように、上
    記外側ボディ(15)に沿って移動し、上記着座部分
    (28)は、上記ショルダーストラップの上記固着部材
    (11)の挿入又は取外しを許容すべく開けられ、 第2の閉位置においては、上記スライダ(26)は、上
    記ショルダーストラップの上記固着部材(11)を上記
    着座部分(28)にロックすべく、上記弾性手段(2
    5)による作用を受ける、固着具。
  2. 【請求項2】 上記着座部分(28)は、下面、上面、
    及び内側面において、上記外側ボディ(15)の固定さ
    れた3つの面(20a、19a、18a)によって形成
    される、請求項1記載の固着具。
  3. 【請求項3】 上記着座部分(28)は、上記下面にお
    いて、上記外側ボディ(15)と一体成形された突出部
    (20)の水平な面(20a)によって形成される、請
    求項2記載の固着具。
  4. 【請求項4】 上記スライダ(26)は、上記弾性手段
    (25)の上側端部に対して係合するように、上記外側
    ボディ(15)の方向に突出する水平なボス(30)を
    有する、請求項1記載の固着具。
  5. 【請求項5】 上記外側ボディ(15)は、外側面(1
    8a)を有する直立したプレート状部分(18)を有
    し、該外側面(18a)からは、互いに平行で直立して
    いる3つのアーム(22a、22b、22c)を備えた
    成形部分(21)が外側方向に突出する、請求項1記載
    の固着具。
  6. 【請求項6】 上記直立するアームのうちの2つ(22
    b、22c)は、その下側端部(22d)において座部
    (24)を形成すべく連結されており、該座部(24)
    は、その下側端部において弾性手段(25)を支持して
    おり、該弾性手段(25)は側部で案内される、請求項
    5記載の固着具。
  7. 【請求項7】 上記プレート状部分(18)には、隣接
    する2つのアーム(22a、22b)間において、上記
    スライダが上記外側ボディ(15)上で移動するのを制
    限するためのネジ(32)の通路として、垂直方向に細
    長い形状の貫通孔(23)が形成されている、請求項5
    記載の固着具。
  8. 【請求項8】 上記ネジ(32)の頭は、上記外側ボデ
    ィ(15)のプレート状部分(18)の厚さ寸法の範囲
    内で収容される、請求項7記載の固着具。
  9. 【請求項9】 上記スライダ(26)は、垂直方向に延
    在するように両側部に形成された一対の部分(29)を
    有し、該一対の部分は、上記外側ボディ(15)の上記
    成形部分(21)の2つの直立したアーム(22a、2
    2c)によって垂直方向に案内される、請求項5記載の
    固着具。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5745327A (en) * 1980-08-29 1982-03-15 Nippon Kokan Kk <Nkk> Treatment of waste gas containing fluorine type components
JPS57182332A (en) * 1981-05-02 1982-11-10 Showa Highpolymer Co Ltd Production of phenol resin foam

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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