JP2003048340A - 輪郭のボケを抑制する印刷 - Google Patents
輪郭のボケを抑制する印刷Info
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Abstract
る画像において、線画の輪郭部のボケを抑制する。 【解決手段】 本発明は、多階調の画像データに応じて
画素の色が黒である黒領域を表す黒領域抽出データを生
成するとともに、この黒領域抽出データに応じて黒領域
の輪郭を形成する画素の少なくとも一部を抽出する。こ
の抽出された画素に形成されるブラックインクドットの
インク量を削減するように印刷データが調整されるの
で、画素の色が黒であるテキストやイラスト等の線画を
表す領域と自然画を表す領域とが混在する画像におい
て、自然画の画質を過度に劣化させることなく、線画の
輪郭部において生ずるインクの滲みによるボケを抑制す
ることことができる。
Description
て印刷媒体上に画像を印刷する技術に関する。
数色のインクをインクヘッドから吐出するインクジェッ
トプリンタが普及し、コンピュータが処理した画像を多
色多階調で印刷するために広く用いられている。
などの線画を印刷すると、線画の輪郭部分がぼやけるこ
とがある。このような輪郭部のボケは、線画領域に吐出
されたインクが印刷媒体に吸収しきれずに生じたインク
溜まりからのインクの流出や、線画を表す画像に対して
写真等の自然画像に適したハーフトーン処理を行うこと
に起因する。
するために線画の輪郭部を形成するドットのインク量を
削減する方法も考えられる。しかし、このような方法を
写真のような自然画と人工的な線画が混在するような画
像に適用すると、自然画を表す領域のインク量まで削減
されてしまうので、自然画の画質を劣化させるおそれが
あった。また、自然画と線画が混在する画像の印刷にお
いては、自然画の画質と線画の画質を両立させるような
ハーフトーン処理を行うことが困難であるため、ハーフ
トーン処理も輪郭部のボケの原因となっていた。
を解決するためになされたものであり、自然画を表す領
域と線画を表す領域が混在する画像において、自然画の
画質を過度に劣化させることなく線画の輪郭部において
生ずるボケを抑制することを目的とする。
述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の第
1の態様は、印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒体上
にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うために、
前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷制御
装置であって、印刷対象画像の各画素の色を表す多階調
の画像データに応じて、印刷画像における各画素のドッ
トの形成状態を表すドットデータを生成するドットデー
タ生成部と、前記画像データに応じて、各画素の色が黒
であるか否かを判定するとともに、前記判定に応じて画
素の色が黒である黒領域を表す黒領域抽出データを生成
する黒判定部と、前記黒領域抽出データに応じて、前記
黒領域に属する画素の中から、前記黒領域の輪郭を形成
する画素の少なくとも一部である特定の輪郭部を抽出す
る輪郭線抽出部と、前記特定の輪郭部においてブラック
インクで形成されるドットのインク量を削減するように
前記ドットデータを調整するインク量削減部とを備える
ことを特徴とする。
郭におけるブラックドットのインク量を削減するように
印刷データが調整されるので、自然画の画質を過度に劣
化させることなく、線画の輪郭部において生ずるインク
の滲みによるボケを抑制することことができる。
部は、前記画像データにおいて前記黒領域に属する画素
の色を黒から黒以外の他の色に置き換えられたデータで
ある自然画領域抽出データを生成し、前記ドットデータ
生成部は、前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域
に属する各画素をブラックドットで埋めるようなドット
の形成状態を表す黒領域ブラックドットデータを生成す
る黒領域ブラックドットデータ生成部と、前記自然画領
域抽出データに対してハーフトン処理を行うことにより
各画素におけるブラックドットの形成状態を表す自然画
領域ブラックドットデータを生成する自然画領域ブラッ
クドットデータ生成部と、前記自然画領域ブラックドッ
トデータと前記黒領域ブラックドットデータとを合成す
ることにより各画素のブラックドットの形成状態を表す
ドットデータを生成するドットデータ合成部とを備える
ようにするのが好ましい。
各画素をブラックドットで埋めるようなドットの形成状
態を表すドットデータが生成され、自然画を表す自然画
領域については自然画領域抽出データに対してハーフト
ン処理を行うことによりドットの形成状態を表すドット
データが生成されるので、インクの滲みで生ずるボケだ
けでなく、ハーフトーン処理において生ずる線画の輪郭
部のボケをも抑制することができる。
は、複数のノズルと、前記複数のノズルからインク滴を
それぞれ吐出させるための複数の吐出駆動素子とを有
し、各ノズルを用いて印刷媒体上の1画素の領域にサイ
ズの異なるN種類(Nは2以上の整数)のドットのうち
のいずれかを選択的に形成可能な印刷ヘッドを備え、前
記インク量削減部は、前記N種類のドットのうちの比較
的大きいドットから比較的小さいドットに置き換えるこ
とにより前記インク量の削減を行うようにするのが好ま
しい。
部分的にインク量をゼロにするのではなく、特定の輪郭
部に吐出されるインク量を減らすことができるので、白
抜けを抑制することができる。ここで、白抜けとは、線
画の一部が白く抜けてしまう現象をいう。
ザに対して、印刷モードのパラメータとして、印刷解像
度を含む印刷モードの選択を許容する印刷モード選択部
を備え、前記インク量削減部は、前記選択された印刷解
像度が予め定められた所定の解像度未満の場合には、前
記ドットの置き換えによるインク量の削減を行い、前記
選択された印刷解像度が前記所定の解像度以上の場合に
は、前記特定の輪郭部においてブラックインクで形成さ
れるドットの一部を規則的に間引くことによりインク量
の削減を行うようにするのが好ましい。
生しやすい低解像度の印刷ではドットサイズの変更によ
るインク量の削減を行い、白抜けが発生し難い高解像度
の場合にはドットの間引きにより簡易にインク量の削減
を行うことができる。
ータ生成部は、各画素に前記N種類のドットのうちのい
ずれを形成するかを表す複数のビットのデータを含むド
ットデータを生成し、前記インク量削減部は、前記特定
の輪郭部の画素において、前記複数のビットのうちの少
なくとも1つのビットのデータを変更することによっ
て、前記ドットの置き換えによるインク量の削減を行う
ようにするのが好ましい。
理を簡易に行うことができるので、データ処理の負担を
軽減することができる。
ザに対して、印刷モードのパラメータとして、テキスト
の選択肢を有する印刷画像の種類を含む印刷モードの選
択を許容する印刷モード選択部を備え、前記インク量削
減部は、前記印刷画像の種類の選択がテキストの場合
に、前記インク量の削減を行うようにするのが好まし
い。
自然画が混在する画像の印刷においてのみ、線画と自然
画の混在する画像をきれいに印刷するためのインク量削
減処理を行うことができる。
削減部は、前記印刷媒体が普通紙の場合にのみ前記イン
ク量の削減を行うようにするのが好ましい。
の吸収量の少ない印刷用紙にテキストを印刷するような
場合に、インクの滲みをより抑制することができる。
ーインクで形成されるカラードットの形成状態を表すカ
ラードットデータを含むようにしても良い。
査を行いつつ印刷媒体上にドットを形成する印刷部を用
いて印刷を行うために、前記印刷部に供給すべき印刷デ
ータを生成する印刷制御装置であって、印刷対象画像の
各画素の色を表す多階調の画像データに応じて、印刷画
像における各画素のドットの形成状態を表すドットデー
タを生成するドットデータ生成部と、前記画像データに
応じて各画素の色が黒であるか否かを判定するととも
に、前記判定に応じて画素の色が黒である黒領域を表す
黒領域抽出データを生成する黒判定部と、前記判定に応
じて、前記画像データにおいて前記黒領域に属する画素
の色を黒から黒以外の他の色に置き換えられたデータで
ある自然画領域抽出データを生成する自然画領域抽出デ
ータ生成部とを備え、前記ドットデータ生成部は、前記
黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する各画素
をブラックドットで埋めるようなドットの形成状態を表
す黒領域ブラックドットデータを生成する黒領域ブラッ
クドットデータ生成部と、前記自然画領域抽出データに
対してハーフトン処理を行うことにより各画素における
ブラックドットの形成状態を表す自然画領域ブラックド
ットデータを生成する自然画領域ブラックドットデータ
生成部と、前記自然画領域ブラックドットデータと前記
黒領域ブラックドットデータとを合成することにより各
画素のブラックドットの形成状態を表すドットデータを
生成するドットデータ合成部とを備えることを特徴とす
る。
黒領域については各画素をブラックドットで埋めるよう
なドットの形成状態を表すドットデータが生成され、自
然画を表す領域については線画を表す黒領域の色が黒以
外の他の色に置き換えられた自然画領域抽出データから
ドットの形成状態を表すドットデータが生成されるの
で、画素の色が黒であるテキストやイラスト等の線画を
表す領域と自然画を表す領域とが混在する画像におい
て、ハーフトーン処理において生ずる線画と自然画の境
界部のボケを抑制することができる。
とが可能であり、たとえば、印刷方法および印刷装置、
印刷制御方法および印刷制御装置、それらの方法または
装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、
そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、その
コンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化された
データ信号、等の態様で実現することができる。
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.第3実施例: E.変形例:
例としての印刷システムの構成を示すブロック図であ
る。この印刷システムは、印刷制御装置としてのコンピ
ュータ88と、印刷部としてのカラープリンタ20と、
を備えている。なお、カラープリンタ20とコンピュー
タ88の組み合わせを、広義の「印刷装置」と呼ぶこと
ができる。
ィングシステムの下で、アプリケーションプログラム9
5が動作している。オペレーティングシステムには、ビ
デオドライバ94やプリンタドライバ96が組み込まれ
ており、アプリケーションプログラム95からは、これ
らのドライバを介して、カラープリンタ20に転送する
ための印刷データPDが出力されることになる。アプリ
ケーションプログラム95は、処理対象の画像に対して
所望の処理を行い、また、ビデオドライバ94を介して
CRT21に画像を表示する。
令を発すると、コンピュータ88のプリンタドライバ9
6が、画像データをアプリケーションプログラム95か
ら受け取り、これをカラープリンタ20に供給するため
の印刷データPDに変換する。図1に示した例では、プ
リンタドライバ96の内部には、解像度変換モジュール
97と、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュ
ール99と、ラスタライザ100と、輪郭線抽出部10
1と、インク量削減部102と、印刷モード選択部10
3と、黒判定部104と、色変換テーブルLUTと、が
備えられている。
ションプログラム95が扱っているカラー画像データの
解像度(即ち、単位長さ当りの画素数)を、プリンタド
ライバ96が扱うことができる解像度に変換する役割を
果たす。こうして解像度変換された画像データは、まだ
RGBの3色からなる画像情報である。色変換モジュー
ル98は、色変換テーブルLUTを参照しつつ、各画素
ごとに、RGB画像データを、カラープリンタ20が利
用可能な複数のインク色の多階調データに変換する。
6階調の階調値を有している。ハーフトーンモジュール
99は、インクドットを分散して形成することにより、
カラープリンタ20でこの階調値を表現するためのハー
フトーン処理を実行する。ハーフトーン処理して生成さ
れたハーフトーンデータは、ラスタライザ100により
カラープリンタ20に転送すべきデータ順に並べ替えら
れ、最終的な印刷データPDとして出力される。なお、
印刷データPDは、各主走査時のドットの記録状態を示
すラスタデータと、副走査送り量を示すデータと、を含
んでいる。なお、輪郭線抽出部101と、インク量削減
部102と、印刷モード選択部103と、黒判定部10
4の各機能については後述する。
タPDを生成する機能を実現するためのプログラムに相
当する。プリンタドライバ96の機能を実現するための
プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に
記録された形態で供給される。このような記録媒体とし
ては、フレキシブルディスクやCD−ROM、光磁気デ
ィスク、ICカード、ROMカートリッジ、パンチカー
ド、バーコードなどの符号が印刷された印刷物、コンピ
ュータの内部記憶装置(RAMやROMなどのメモリ)
および外部記憶装置等の、コンピュータが読み取り可能
な種々の媒体を利用できる。
である。カラープリンタ20は、紙送りモータ22によ
って印刷用紙Pを副走査方向に搬送する副走査送り機構
と、キャリッジモータ24によってキャリッジ30をプ
ラテン26の軸方向(主走査方向)に往復動させる主走
査送り機構と、キャリッジ30に搭載された印刷ヘッド
ユニット60(「印刷ヘッド集合体」とも呼ぶ)を駆動
してインクの吐出およびドット形成を制御するヘッド駆
動機構と、これらの紙送りモータ22,キャリッジモー
タ24,印刷ヘッドユニット60および操作パネル32
との信号のやり取りを司る制御回路40とを備えてい
る。制御回路40は、コネクタ56を介してコンピュー
タ88に接続されている。
紙送りモータ22の回転をプラテン26と用紙搬送ロー
ラ(図示せず)とに伝達するギヤトレインを備える(図
示省略)。また、キャリッジ30を往復動させる主走査
送り機構は、プラテン26の軸と並行に架設されキャリ
ッジ30を摺動可能に保持する摺動軸34と、キャリッ
ジモータ24との間に無端の駆動ベルト36を張設する
プーリ38と、キャリッジ30の原点位置を検出する位
置センサ39とを備えている。
プリンタ20の構成を示すブロック図である。制御回路
40は、CPU41と、プログラマブルROM(PRO
M)43と、RAM44と、文字のドットマトリクスを
記憶したキャラクタジェネレータ(CG)45とを備え
た算術論理演算回路として構成されている。この制御回
路40は、さらに、外部のモータ等とのインタフェース
を専用に行なうI/F専用回路50と、このI/F専用
回路50に接続され印刷ヘッドユニット60を駆動して
インクを吐出させるヘッド駆動回路52と、紙送りモー
タ22およびキャリッジモータ24を駆動するモータ駆
動回路54とを備えている。I/F専用回路50は、パ
ラレルインタフェース回路を内蔵しており、コネクタ5
6を介してコンピュータ88から供給される印刷データ
PDを受け取ることができる。カラープリンタ20は、
この印刷データPDに従って印刷を実行する。なお、R
AM44は、ラスタデータを一時的に格納するためのバ
ッファメモリとして機能する。
8を有しており、また、インクカートリッジを搭載可能
である。なお、印刷ヘッドユニット60は、1つの部品
としてカラープリンタ20に着脱される。すなわち、印
刷ヘッド28を交換しようとする際には、印刷ヘッドユ
ニット60を交換することになる。
ズル配列を示す説明図である。印刷ヘッド28の下面に
は、ブラックインクを吐出するためのブラックインクノ
ズル列Kと、濃シアンインクを吐出するための濃シアン
インクノズル列Cと、淡シアンインクを吐出するための
淡シアンインクノズル列LCと、濃マゼンタインクを吐
出するための濃マゼンタインクノズル列Mと、淡マゼン
タインクを吐出するための淡マゼンタインクノズル列L
Mと、イエローインクを吐出するためのイエローインク
ノズル列Yとが形成されている。
滴を吐出させるための駆動素子としてのピエゾ素子(図
示せず)が設けられている。印刷時には、印刷ヘッド2
8が主走査方向MSに移動しつつ、各ノズルからインク
滴が吐出される。
ラープリンタ20は、紙送りモータ22により用紙Pを
搬送しつつ、キャリッジ30をキャリッジモータ24に
より往復動させ、同時に印刷ヘッド28のピエゾ素子を
駆動して、各色インク滴の吐出を行い、インクドットを
形成して用紙P上に多色多階調の画像を形成する。
施例における印刷処理の手順を示すフローチャートであ
る。ステップS1101では、ユーザがコンピュータ8
8に印刷を指示する。また、ステップS1102におい
て、CRT21に表示された印刷用ダイアログボックス
内の「プロパティボタン」(図示省略)をクリックする
と、印刷モード選択部103(図1)が、図6に示すプ
ロパティ設定画面をCRT21上に表示させる。
いて、印刷モードを規定する種々のパラメータを指定す
ることが可能である。図6の印刷モードの基本設定画面
は、種々のパラメータを指定するために、以下のような
要素を含んでいる。 (1)画像種類選択メニューIM:テキストや写真を含
む画像種類の一覧の中から一つを選択するためのプルダ
ウンメニュー。 (2)用紙種類メニューPM:普通紙、インクジェット
プリンタ専用紙等の用紙一覧の中から一つを選択するた
めのプルダウンメニュー。
面において、これら以外の他のパラメータも設定するこ
とが可能であるが、以下ではこれらの他のパラメータに
ついては説明を省略する。
ザが印刷モードの種々のパラメータを設定し、印刷の開
始を指示すると、ステップS1104において、黒判定
部104(図1)が、設定された印刷モードに応じてイ
ンク量の削減を行うか否かを決定する。具体的には、画
像種類選択メニューIMで「テキスト」が選択されると
ともに、用紙種類メニューPMで「普通紙」が選択され
ると、インク量の削減処理が行われる。
対象となる画像の一例を示す説明図である。この画像
は、風景写真を表す自然画像に「HAWAII」なる黒
のテキストTXTが重畳されたものである。この画像を
表す画像データは、RGBの3色からなる画像情報を含
んでおり、テキストが表示されている領域において、
R、G、Bの階調値はすべて0である。
部のボケ抑制処理を行うシステムのブロック図である。
このシステムには、解像度変換モジュール97と、色変
換モジュール98と、ハーフトーンモジュール99と、
輪郭線抽出部101と、インク量削減部102と、黒判
定部104とが含まれている。
変換されたRGB画像データは、色変換モジュール98
と黒判定部104とに送られる。色変換モジュール98
は、各画素ごとに、RGB画像データを、カラープリン
タ20が利用可能な複数のインク色の多階調データに変
換する。ハーフトーンモジュール99は、カラープリン
タ20でこの階調値を表現するためのドットの形成状態
を表すドットデータを生成する。なお、この実施例で
は、色変換モジュール98と、ハーフトーンモジュール
99と、輪郭線抽出部101と、インク量削減部102
と、が特許請求の範囲におけるドットデータ生成部に相
当する。
ックインクドットの形成状態を表す第1のKプレーン
と、濃シアンインクドットの形成状態を表すCプレーン
と、淡シアンインクドットの形成状態を表すLCプレー
ンと、濃マゼンタインクドットの形成状態を表すMプレ
ーンと、淡マゼンタインクドットの形成状態を表すLM
プレーンと、イエロインクドットの形成状態を表すYプ
レーンと、が含まれている。
部のボケ抑制処理の流れを示す説明図である。図9
(a)は、RGB画像データに含まれるRGBの各プレ
ーンを示している。この例では、説明を解りやすくする
ために、すべてのプレーンについて階調値は0と255
のみとしている。図9(b)は、インク量削減処理が施
される前のブラックインクドットの形成状態を表す第1
のKプレーンを示している。この例では、RGB画像デ
ータの各プレーンの階調値が0と255のみなので、R
GBの各プレーンにおいて階調値が「0」の画素は第1
のKプレーンでは画素値が「11」となり、RGBの各
プレーンにおいて階調値が「255」の画素は第1のK
プレーンでは画素値が「00」となる。なお、Kプレー
ンにおいて、画素値が「11」のときにはベタが形成で
きるように各画素をブラックインクで埋めることができ
る比較的大きなドットが形成され、画素値が「00」の
ときにはドットは形成されない。
た後のブラックインクドットの形成状態を表す第2のK
プレーンを示している。図9(d)は、インク量削減デ
ータRDを示している。インク量の削減処理は、インク
量削減部102によりインク量削減データRDを用いて
行われる。具体的には、インク量削減データの画素値が
「1」の画素についてのみ、第2のKプレーンの対応す
る画素の画素値が「11」から「01」に変更される。
なお、画素値が「01」の画素には小ドットが形成され
る。このように、Kプレーンの各画素のデータに含まれ
る2つのビットのうちの1つのビットのデータだけを変
更することによって、大ドットから小ドットへ置き換え
られている。
処理の流れを示す説明図である。図10(a)は、RG
B画像データに含まれる各プレーンであり、図9(a)
に示しているものと同じである。図10(b)は黒領域
抽出データを示している。黒領域抽出データとは、黒判
定部104によってRGB画像データから抽出された黒
領域を表す各画素当たり1ビットのデータである。黒領
域抽出データの生成は、RGB画像データの全プレーン
の階調値が0の場合にのみ画素値を1とし、その他の場
合には画素値を「0」とすることにより行われる。イン
ク量削減データは、この黒領域抽出データを用いて生成
される。
を示している。インク量削減データRDは、黒領域の輪
郭を形成する画素である輪郭部を表すデータとして生成
される。輪郭部の画素値は「1」であり、他の画素値は
「0」である。なお、本実施例では、輪郭部は、黒領域
に属する画素であり、かつ、上下左右に隣接する画素の
少なくとも1つが黒領域に属しないような画素の集合と
している。
ータから図11に示すフィルタを用いて輪郭線抽出部1
01により生成される。具体的には、まず、各画素に着
目しつつ、このフィルタを黒領域抽出データに掛けて計
算される。そして、この計算結果が1以上の場合には画
素値が「1」とされ、計算結果が1未満の場合には画素
値が「0」とされることにより、インク量削減データR
Dは生成される。
に着目すると、フィルタを掛けて計算した結果は「2」
となる。このときは計算結果が1以上なので、2行C列
の画素の画素値は「1」となる。また、同図の3行C列
の画素に着目すると、フィルタを掛けて計算した結果は
「0」となる。このときは計算結果が1未満なので、3
行C列の画素の画素値は「0」となる。このように、こ
の処理では、着目画素の画素値が「1」であり、かつ、
上下または左右に隣接する画素の少なくとも1つの画素
の画素値が「0」の場合にのみ画素値を「1」とし、他
の場合には画素値を「0」とするような処理が行われ、
インク量削減データRDが生成されている。
イザ100(図1)は、このようにして調整されたドッ
トデータに応じて、各主走査時のドットの記録状態を示
すラスタデータと、副走査送り量を示すデータと、を含
む印刷データPDの生成を行う。また、ステップS11
07では、プリンタ20がコンピュータ88から供給さ
れた印刷データに応じて印刷を実行する。なお、本実施
例では、ラスタライザ100とプリンタ20とが、特許
請求の範囲におけるドット形成部として機能している。
のRGBすべての値が0である黒領域についてのみイン
ク量の削減処理が行われる。一方、RGBすべての値が
0である黒領域が自然画の領域に属する確率は極めて低
いので、このような領域は人工的な線画領域とみなすこ
とができる。この結果、自然画を表す領域の画質をイン
ク量の削減により劣化させることなく、線画を表す黒領
域の輪郭部分におけるインクの滲みを抑制して線画の輪
郭部におけるボケを抑制することができるという利点が
ある。
や印刷媒体の種類といった2つの印刷モードパラメータ
に従ってインク量削減処理を行うか否かを決定してい
る。この結果、インクの吸収の遅い普通紙にテキスト等
の線画を含む画像を印刷する場合にのみインク量の削減
処理を行って、印刷画像内の線画の輪郭に生ずる滲みを
抑制することができるという利点もある。
実施例における輪郭部のボケ抑制処理を行うシステムの
ブロック図である。この第2実施例では、黒判定部10
4が、自然画領域抽出データ(RGBデータ)をも生成
する点で第1実施例と異なる。自然画領域抽出データと
は、印刷対象画像を表す画像データの全プレーンの階調
値が0の画素について、その画素値が255に置き換え
られたデータである。すなわち、自然画領域抽出データ
とは、画像データ(RGBデータ)において、黒領域の
画素の色が黒から白に置き換えられたデータである。
えるのは、線画の輪郭部のボケを抑制するためである。
線画の輪郭部のボケは、インクの滲みだけでなくハーフ
トーン処理によっても生ずる。たとえば、線画の輪郭部
で解像度よりも階調数を優先するようなハーフトーン処
理が行われると、線画の影響によりその周囲の輝度が下
げられてしまって線画の輪郭部がぼやけて見えてしまう
恐れがある。本実施例では、このようにハーフトーン処
理で生ずるボケを、黒領域における画素の色を黒から白
に置き換えることにより抑制している。
データから、色変換モジュール98とハーフトーンモジ
ュール99は、自然画領域におけるブラックインクドッ
トの形成状態を表す自然画領域ブラックドットデータ
と、カラードットの形成状態を表すカラードットデータ
と、を含むドットデータを生成する。このように、この
実施例では、色変換モジュール98と、ハーフトーンモ
ジュール99とが、特許請求の範囲における自然画領域
ブラックドットデータ生成部として機能している。
領域ブラックドットデータ生成処理の流れを示す説明図
である。図13(a)は画像データ(RGBデータ)に
含まれる各プレーンを示しており、また、図13(b)
は黒領域抽出データを、図13(c)はインク量削減デ
ータRDを、それぞれ示している。これらは、それぞれ
図10(a)(b)(c)に示されているものとそれぞ
れ同じである。
域抽出データと1ビットのインク量削減データRDに基
づいて、インク量削減処理がなされた2ビットの黒領域
ブラックドットデータを生成する。この黒領域ブラック
ドットデータの生成は、具体的には、黒領域抽出データ
の画素値を黒領域ブラックドットデータの第1ビットに
して、インク量削減データRDの画素値を反転させた値
を黒領域ブラックドットデータの第2ビットにすること
により行われる。たとえば、2行C列の画素に着目する
と、黒領域抽出データの画素値は「1」であり、インク
量削減データRDの画素値を反転した値は「0」であ
る。この結果、黒領域ブラックドットデータの2行C列
の画素は「01」の画素値を有することになる。このよ
うに、この実施例では、輪郭線抽出部101とインク量
削減部102とが、特許請求の範囲における黒領域ブラ
ックドットデータ生成部として機能している。
領域ブラックドットデータとがドットデータ合成部10
5により合成されて、印刷画像の各画素におけるブラッ
クドットの形成状態を表すKプレーンが生成される。こ
の合成は、たとえば各画素において両データの各ビット
の論理和を取ることによって行うことができる。具体的
には、ある画素において、黒領域ブラックドットデータ
の画素値が「11」であり、自然画領域ブラックドット
データの画素値が「00」である場合には、Kプレーン
においては画素値は「11」となる。
然画領域とを別個に処理してドットデータを生成するこ
とができるので、画素の色が黒であるテキストやイラス
ト等の線画を表す領域と自然画を表す領域とが混在する
画像において、ハーフトーン処理において生ずる線画の
輪郭部のボケをも抑制することができるという利点があ
る。
実施例における輪郭部のボケ抑制処理を行うシステムの
ブロック図である。この第3実施例は、インク量の削減
処理が行われない点で第2実施例と異なる。ただし、そ
の他の点については第2実施例と同様である。
領域ブラックドットデータ生成処理の流れを示す説明図
である。図15(a)はRGB画像データに含まれる各
プレーンを示しており、また、図15(b)は黒領域抽
出データを示している。これらは、それぞれ図10
(a)(b)に示されているものとそれぞれ同じであ
る。
データに基づいて2ビットの黒領域ブラックドットデー
タを生成する。具体的には、2ビットの黒領域ブラック
ドットデータは、黒領域抽出データの画素値が「0」の
画素については画素値を「00」とし、黒領域抽出デー
タの画素値が「1」の画素については画素値を「11」
とすることにより生成される。
領域ブラックドットデータとがドットデータ合成部10
5により合成されて、印刷画像の各画素におけるブラッ
クドットの形成状態を表すKプレーンが第2実施例と同
様に生成される。このように、本実施例では、黒判定部
104は、特許請求の範囲における黒領域ブラックドッ
トデータ生成部としても機能している。
となく線画領域と自然画領域とを別個に処理することに
よっても、線画を表す領域と自然画を表す領域とが混在
する画像において、ハーフトーン処理において生ずる線
画の輪郭部のボケを抑制することも可能である。
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
る画像データは、RGBデータであるが、たとえばYC
bCrデータであっても良い。一般に、本発明で処理さ
れる画像データは、印刷対象画像の各画素の色を表す多
階調のデータであれば良い。なお、画像データがYCb
Crデータの場合には、RGB画像データの全プレーン
の階調値が0のときに相当する画素値、すなわち、Y=
0、Cb=Cr=128の画素値を有する画素が黒領域
に属することになる。
削減部は、黒領域の輪郭を形成するすべての画素につい
てインク量を削減しているが、たとえば黒領域の輪郭を
形成する画素のうち、主走査に平行な輪郭を形成する画
素についてのみインク量を削減するようにしても良い。
一般に、本発明では、黒領域の輪郭を形成する画素の少
なくとも一部の画素に吐出されるインクの量を削減する
ようにすれば良い。
の削減は、印刷解像度に拘わらず比較的大きいドットか
ら比較的小さいドットに置き換えることにより行われて
いるが、たとえば印刷解像度が所定の解像度以下の場合
にのみドットの置き換えによるインク量の削減を行い、
印刷解像度が所定の解像度以上の場合には一部のドット
を規則的に間引くことによってインク量を削減するよう
にしても良い。
引きを行うと白抜けが発生しやすいが、こうすれば、ド
ットを間引くと白抜けが発生しやすい低解像度の印刷で
はドットサイズの変更によるインク量の削減を行い、白
抜けが発生し難い高解像度の場合にはドットの間引きに
より簡易にインク量の削減を行うことができるという利
点がある。
データは、画像データにおいて黒領域に属する画素の色
を黒から白に置き換えられたデータであるが、隣接する
画素の色で置き換えても良いし、近隣の画素の平均値で
置き換えても良い。一般に、本発明で使用される自然画
領域抽出データは、画像データにおいて黒領域に属する
画素の色を黒以外の他の色に置き換えられたデータであ
れば良い。
を行うか否かの決定に用いる印刷モードパラメータに
は、印刷媒体の種類が含まれているが、たとえば超浸透
インクや緩浸透インクといったインクの種類を用いて決
定してもよい。
インク」という用語は、これらのインクの相対的な特性
を意味している。すなわち、両者を標準的な印刷媒体
(たとえば普通紙)上に同じ量だけ滴下した場合に、超
浸透インクの方が緩浸透インクよりも早く印刷媒体に浸
透する。たとえば、超浸透インクとして、約20℃にお
ける表面張力が約40×10-3N/m未満のインクを使
用することができる。また、緩浸透インクとしては、約
20℃における表面張力が約40×10-3N/mを超え
るインクを使用することができる。なお、超浸透インク
や緩浸透インクの色材としては、染料と顔料とのいずれ
も使用することが可能である。
は、印刷モードの選択によって特定されているが、印刷
媒体の種類を自動的に特定する手段を印刷装置に装備す
ることによって特定されるようにしても良い。
手段としては、たとえば、専用紙や普通紙の光反射率の
相違に基づいて反射光を識別して特定する光特定手段や
予め記録媒体やその包装材に付されたバーコードを読み
取ることによって特定するバーコード読み取り手段、I
Cリーダーを用いて特定する手段がある。このような手
段は、印刷媒体の種類の特定にユーザの操作を必要とし
ないという利点があり、印刷モードの選択によって特定
する手段は、簡易な構成で実現できるという利点があ
る。
が自然画を表す領域に重畳されているが、たとえば同一
頁の印刷媒体上の別の場所にそれぞれが存在する場合に
も本発明は適用できる。一般に、本発明は、自然画を表
す領域と線画を表す領域が混在する画像を印刷する場合
に適用することができる。
モノクロ多階調画像の印刷にも適用できる。この場合に
は、自然画領域抽出データはモノクロの多階調データと
なる。また、1画素を複数のインクドットで表現するこ
とにより多階調を表現する印刷にも適用できる。また、
ドラムプリンタにも適用できる。尚、ドラムプリンタで
は、ドラム回転方向が主走査方向、キャリッジ走行方向
が副走査方向となる。また、この発明は、インクジェッ
トプリンタのみでなく、一般に、複数のノズル列を有す
る印刷ヘッドを用いて印刷媒体の表面に記録を行うイン
クドット記録装置に適用することができる。
アによって実現されていた構成の一部をソフトウェアに
置き換えるようにしてもよく、逆に、ソフトウェアによ
って実現されていた構成の一部をハードウェアに置き換
えるようにしてもよい。例えば、図1に示したプリンタ
ドライバ96の機能の一部または全部を、プリンタ20
内の制御回路40が実行するようにすることもできる。
この場合には、印刷データを作成する印刷制御装置とし
てのコンピュータ88の機能の一部または全部が、プリ
ンタ20の制御回路40によって実現される。
ェアで実現される場合には、そのソフトウェア(コンピ
ュータプログラム)は、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体に格納された形で提供することができる。この発
明において、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」
とは、フレキシブルディスクやCD−ROMのような携
帯型の記録媒体に限らず、各種のRAMやROM等のコ
ンピュータ内の内部記憶装置や、ハードディスク等のコ
ンピュータに固定されている外部記憶装置も含んでい
る。
示すブロック図。
成を示すブロック図。
す説明図。
すフローチャート。
定画面の一例を示す図。
像の一例を示す説明図。
処理を行うシステムのブロック図。
処理の流れを示す説明図。
説明図。
処理を示す説明図。
制処理を行うシステムのブロック図。
ドットデータ生成処理の流れを示す説明図。
制処理を行うシステムのブロック図。
ドットデータ生成処理の流れを示す説明図。
Claims (19)
- 【請求項1】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒体
上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うため
に、前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷
制御装置であって、 印刷対象画像の各画素の色を表す多階調の画像データに
応じて、印刷画像における各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成するドットデータ生成部と、 前記画像データに応じて、各画素の色が黒であるか否か
を判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒で
ある黒領域を表す黒領域抽出データを生成する黒判定部
と、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する画
素の中から、前記黒領域の輪郭を形成する画素の少なく
とも一部である特定の輪郭部を抽出する輪郭線抽出部
と、 前記特定の輪郭部においてブラックインクで形成される
ドットのインク量を削減するように前記ドットデータを
調整するインク量削減部と、を備えることを特徴とする
印刷制御装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の印刷制御装置であって、 前記黒判定部は、前記画像データにおいて前記黒領域に
属する画素の色を黒から黒以外の他の色に置き換えられ
たデータである自然画領域抽出データを生成し、 前記ドットデータ生成部は、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する各
画素をブラックドットで埋めるようなドットの形成状態
を表す黒領域ブラックドットデータを生成する黒領域ブ
ラックドットデータ生成部と、 前記自然画領域抽出データに対してハーフトン処理を行
うことにより各画素におけるブラックドットの形成状態
を表す自然画領域ブラックドットデータを生成する自然
画領域ブラックドットデータ生成部と、 前記自然画領域ブラックドットデータと前記黒領域ブラ
ックドットデータとを合成することにより各画素のブラ
ックドットの形成状態を表すドットデータを生成するド
ットデータ合成部と、を備える印刷制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の印刷制御装置
であって、 前記印刷部は、複数のノズルと、前記複数のノズルから
インク滴をそれぞれ吐出させるための複数の吐出駆動素
子とを有し、各ノズルを用いて印刷媒体上の1画素の領
域にサイズの異なるN種類(Nは2以上の整数)のドッ
トのうちのいずれかを選択的に形成可能な印刷ヘッドを
備え、 前記インク量削減部は、前記N種類のドットのうちの比
較的大きいドットから比較的小さいドットに置き換える
ことにより前記インク量の削減を行う、印刷制御装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、さらに、 ユーザに対して、印刷モードのパラメータとして、印刷
解像度を含む印刷モードの選択を許容する印刷モード選
択部を備え、 前記インク量削減部は、前記選択された印刷解像度が予
め定められた所定の解像度未満の場合には、前記ドット
の置き換えによるインク量の削減を行い、前記選択され
た印刷解像度が前記所定の解像度以上の場合には、前記
特定の輪郭部においてブラックインクで形成されるドッ
トの一部を規則的に間引くことによりインク量の削減を
行う、印刷制御装置。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、 前記ドットデータ生成部は、各画素に前記N種類のドッ
トのうちのいずれを形成するかを表す複数のビットのデ
ータを含むドットデータを生成し、 前記インク量削減部は、前記特定の輪郭部の画素におい
て、前記複数のビットのうちの少なくとも1つのビット
のデータを変更することによって、前記ドットの置き換
えによるインク量の削減を行う、印刷制御装置。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、さらに、 ユーザに対して、印刷モードのパラメータとして、テキ
ストの選択肢を有する印刷画像の種類を含む印刷モード
の選択を許容する印刷モード選択部を備え、 前記インク量削減部は、前記印刷画像の種類の選択がテ
キストの場合に、前記インク量の削減を行う、印刷制御
装置。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、 前記インク量削減部は、前記印刷媒体が普通紙の場合に
のみ前記インク量の削減を行う、印刷制御装置。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の印
刷制御装置であって、 前記ドットデータは、各画素にカラーインクで形成され
るカラードットの形成状態を表すカラードットデータを
含む、印刷制御装置。 - 【請求項9】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒体
上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うため
に、前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷
制御装置であって、 印刷対象画像の各画素の色を表す多階調の画像データに
応じて、印刷画像における各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成するドットデータ生成部と、 前記画像データに応じて各画素の色が黒であるか否かを
判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒であ
る黒領域を表す黒領域抽出データを生成する黒判定部
と、 前記判定に応じて、前記画像データにおいて前記黒領域
に属する画素の色を黒から黒以外の他の色に置き換えら
れたデータである自然画領域抽出データを生成する自然
画領域抽出データ生成部と、を備え、 前記ドットデータ生成部は、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する各
画素をブラックドットで埋めるようなドットの形成状態
を表す黒領域ブラックドットデータを生成する黒領域ブ
ラックドットデータ生成部と、 前記自然画領域抽出データに対してハーフトン処理を行
うことにより各画素におけるブラックドットの形成状態
を表す自然画領域ブラックドットデータを生成する自然
画領域ブラックドットデータ生成部と、 前記自然画領域ブラックドットデータと前記黒領域ブラ
ックドットデータとを合成することにより各画素のブラ
ックドットの形成状態を表すドットデータを生成するド
ットデータ合成部と、を備えることを特徴とする印刷制
御装置。 - 【請求項10】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行う印刷
装置であって、 前記印刷部と、 請求項1ないし9のいずれかに記載の印刷制御装置と、
を備える印刷装置。 - 【請求項11】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成することにより印刷を行う印刷装置
であって、 印刷対象画像の各画素の色を表す多階調の画像データに
応じて、印刷画像における各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成するドットデータ生成部と、 前記画像データに応じて、各画素の色が黒であるか否か
を判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒で
ある黒領域を表す黒領域抽出データを生成する黒判定部
と、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する画
素の中から、前記黒領域の輪郭を形成する画素の少なく
とも一部である特定の輪郭部を抽出する輪郭線抽出部
と、 前記特定の輪郭部においてブラックインクで形成される
ドットのインク量を削減するように前記ドットデータを
調整するインク量削減部と、 前記調整されたドットデータに応じて、前記印刷媒体上
にドットを形成するドット形成部と、を備えることを特
徴とする印刷装置。 - 【請求項12】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成することにより印刷を行う印刷装置
であって、 印刷対象画像の各画素の色を表す多階調の画像データに
応じて、印刷画像における各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成するドットデータ生成部と、 前記画像データに応じて、各画素の色が黒であるか否か
を判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒で
ある黒領域を表す黒領域抽出データを生成する黒判定部
と、 前記判定に応じて、前記画像データにおいて前記黒領域
に属する画素の色を黒から黒以外の他の色に置き換えら
れたデータである自然画領域抽出データを生成する自然
画領域抽出データ生成部と、を備え、 前記ドットデータ生成部は、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する各
画素をブラックドットで埋めるようなドットの形成状態
を表す黒領域ブラックドットデータを生成する黒領域ブ
ラックドットデータ生成部と、 前記自然画領域抽出データに対してハーフトン処理を行
うことにより各画素におけるブラックドットの形成状態
を表す自然画領域ブラックドットデータを生成する自然
画領域ブラックドットデータ生成部と、 前記自然画領域ブラックドットデータと前記黒領域ブラ
ックドットデータとを合成することにより各画素のブラ
ックドットの形成状態を表すドットデータを生成するド
ットデータ合成部と、 前記合成されたドットデータに応じて、前記印刷媒体上
にドットを形成するドット形成部と、を備えることを特
徴とする印刷装置。 - 【請求項13】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成することにより印刷を行う印刷方法
であって、(a)印刷対象画像の各画素の色を表す多階
調の画像データに応じて、印刷画像における各画素のド
ットの形成状態を表すドットデータを生成する工程と、
(b)前記画像データに応じて、各画素の色が黒である
か否かを判定するとともに、前記判定に応じて画素の色
が黒である黒領域を表す黒領域抽出データを生成する工
程と、(c)前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領
域に属する画素の中から、前記黒領域の輪郭を形成する
画素の少なくとも一部である特定の輪郭部を抽出する工
程と、(d)前記特定の輪郭部においてブラックインク
で形成されるドットのインク量を削減するように前記ド
ットデータを調整する工程と、(e)前記調整されたド
ットデータに応じて、前記印刷媒体上にドットを形成す
る工程と、を備えることを特徴とする印刷方法。 - 【請求項14】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成することにより印刷を行う印刷方法
であって、(a)印刷対象画像の各画素の色を表す多階
調の画像データに応じて、各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成する工程と、(b)前記画像デ
ータに応じて、各画素の色が黒であるか否かを判定する
とともに、前記判定に応じて画素の色が黒である黒領域
を表す黒領域抽出データを生成する工程と、(c)前記
判定に応じて、前記画像データにおいて前記黒領域に属
する画素の色を黒から黒以外の他の色に置き換えられた
データである自然画領域抽出データを生成する工程と、
を備え、 前記工程(a)は、(d)前記黒領域抽出データに応じ
て、前記黒領域に属する各画素をブラックドットで埋め
るようなドットの形成状態を表す黒領域ブラックドット
データを生成する工程と、(e)前記自然画領域抽出デ
ータに対してハーフトン処理を行うことにより各画素に
おけるブラックドットの形成状態を表す自然画領域ブラ
ックドットデータを生成する工程と、(f)前記自然画
領域ブラックドットデータと前記黒領域ブラックドット
データとを合成することにより各画素のブラックドット
の形成状態を表すドットデータを生成する工程と、
(g)前記合成されたドットデータに応じて、前記印刷
媒体上にドットを形成する工程と、を備えることを特徴
とする印刷方法。 - 【請求項15】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うため
に、前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷
制御方法であって、(a)印刷対象画像の各画素の色を
表す多階調の画像データに応じて、印刷画像における各
画素のドットの形成状態を表すドットデータを生成する
工程と、(b)前記画像データに応じて、各画素の色が
黒であるか否かを判定するとともに、前記判定に応じて
画素の色が黒である黒領域を表す黒領域抽出データを生
成する工程と、(c)前記黒領域抽出データに応じて、
前記黒領域に属する画素の中から、前記黒領域の輪郭を
形成する画素の少なくとも一部である特定の輪郭部を抽
出する工程と、(d)前記特定の輪郭部においてブラッ
クインクで形成されるドットのインク量を削減するよう
に前記ドットデータを調整する工程と、を備えることを
特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項16】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うため
に、前記印刷部に供給すべき印刷データを生成する印刷
制御方法であって、(a)印刷対象画像の各画素の色を
表す多階調の画像データに応じて、各画素のドットの形
成状態を表すドットデータを生成する工程と、(b)前
記画像データに応じて、各画素の色が黒であるか否かを
判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒であ
る黒領域を表す黒領域抽出データを生成する工程と、
(c)前記判定に応じて、前記画像データにおいて前記
黒領域に属する画素の色を黒から黒以外の他の色に置き
換えられたデータである自然画領域抽出データを生成す
る工程と、を備え、 前記工程(a)は、(d)前記黒領域抽出データに応じ
て、前記黒領域に属する各画素をブラックドットで埋め
るようなドットの形成状態を表す黒領域ブラックドット
データを生成する工程と、(e)前記自然画領域抽出デ
ータに対してハーフトン処理を行うことにより各画素に
おけるブラックドットの形成状態を表す自然画領域ブラ
ックドットデータを生成する工程と、(f)前記自然画
領域ブラックドットデータと前記黒領域ブラックドット
データとを合成することにより各画素のブラックドット
の形成状態を表すドットデータを生成する工程と、を備
えることを特徴とする印刷制御方法。 - 【請求項17】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うため
に、前記印刷部に供給すべき印刷データをコンピュータ
に生成させるためのコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータプログラムは、 印刷対象画像の各画素の色を表す多階調の画像データに
応じて、印刷画像における各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成するドットデータ生成機能と、 前記画像データに応じて、各画素の色が黒であるか否か
を判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒で
ある黒領域を表す黒領域抽出データを生成する黒判定機
能と、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する画
素の中から、前記黒領域の輪郭を形成する画素の少なく
とも一部である特定の輪郭部を抽出する輪郭線抽出機能
と、 前記特定の輪郭部においてブラックインクで形成される
ドットのインク量を削減するように前記ドットデータを
調整するインク量削減機能と、を前記コンピュータに実
現させるコンピュータプログラム。 - 【請求項18】 印刷ヘッドの主走査を行いつつ印刷媒
体上にドットを形成する印刷部を用いて印刷を行うため
に、前記印刷部に供給すべき印刷データをコンピュータ
に生成させるためのコンピュータプログラムであって、 前記コンピュータプログラムは、 印刷対象画像の各画素の色を表す多階調の画像データに
応じて、印刷画像における各画素のドットの形成状態を
表すドットデータを生成するドットデータ生成機能と、 前記画像データに応じて各画素の色が黒であるか否かを
判定するとともに、前記判定に応じて画素の色が黒であ
る黒領域を表す黒領域抽出データを生成する黒判定機能
と、 前記判定に応じて、前記画像データにおいて前記黒領域
に属する画素の色を黒から黒以外の他の色に置き換えら
れたデータである自然画領域抽出データを生成する自然
画領域抽出データ生成機能と、を前記コンピュータに実
現させるプログラムを含み、 前記ドットデータ生成機能は、 前記黒領域抽出データに応じて、前記黒領域に属する各
画素をブラックドットで埋めるようなドットの形成状態
を表す黒領域ブラックドットデータを生成する黒領域ブ
ラックドットデータ生成機能と、 前記自然画領域抽出データに対してハーフトン処理を行
うことにより各画素におけるブラックドットの形成状態
を表す自然画領域ブラックドットデータを生成する自然
画領域ブラックドットデータ生成機能と、 前記自然画領域ブラックドットデータと前記黒領域ブラ
ックドットデータとを合成することにより各画素のブラ
ックドットの形成状態を表すドットデータを生成するド
ットデータ合成機能とを含む、コンピュータプログラ
ム。 - 【請求項19】 請求項17または18に記載のコンピ
ュータプログラムを記録したコンピュータ読みとり可能
な記録媒体。
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