JP2003044414A - 電子広告サーバシステム - Google Patents

電子広告サーバシステム

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JP2003044414A
JP2003044414A JP2001230067A JP2001230067A JP2003044414A JP 2003044414 A JP2003044414 A JP 2003044414A JP 2001230067 A JP2001230067 A JP 2001230067A JP 2001230067 A JP2001230067 A JP 2001230067A JP 2003044414 A JP2003044414 A JP 2003044414A
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electronic
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JP2001230067A
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Yoshiyuki Hoshino
芳幸 星野
Makoto Yoshimura
真 吉村
Yoshibumi Nanjo
義文 南條
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子広告メールが配信されるユーザが、負担
になることなくどの商品に興味を持ったのかを的確に把
握できるようにする。 【解決手段】 メール本文に貼り付けられる商品広告画
像にその商品に関する情報とともにその商品に関する情
報にアクセスしたことを示すアクション情報を返信する
返信プログラムを埋め込んだリンクボタンが作成された
電子広告メールを作成し、各クライアントに配信する。
電子広告メールが配信されたクライアントで返信プログ
ラムが実行されたことにより当該クライアントからネッ
トワークを経由して返信されるアクション情報を取得す
る。この取得したアクション情報に基づいてクライアン
ト別にどの商品に関する情報がアクセスされたのかを管
理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続された各クライアントに電子広告を配信する電子広告
サーバシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットの普及に伴い、企
業体の多くは、広告媒体としてWebページ(ホームペ
ージ)を利用している。しかし、Webページは、ユー
ザからの閲覧要求があってはじめて閲覧が可能になるも
のである。また、ユーザが所望する広告を閲覧するまで
には、大抵、いくつかのWebページを渡り歩かなけれ
ばならない。このため、Webページによる電子広告が
どの程度有効に機能しているのか、企業体側にとって不
鮮明なところがあった。
【0003】そこで最近では、企業体側が電子広告の受
け取りを希望するユーザを募集し、申し込みがあったユ
ーザに対してのみ広告情報を電子メールの形態で配信す
るサービスが導入されており、このようなサービスを行
なうコンピュータ群を電子広告サーバシステムと称して
いた。ただし、電子メールの場合には情報量が多いとダ
ウンロードに時間がかかってユーザに迷惑を掛けるおそ
れがある。このため、メール本文には商品の広告画像の
みを貼り付けて情報量を少なくする一方、この商品広告
画像に対応させて当該商品の詳細情報を紹介するWeb
ページのURL(Uniform Resource Locator)を埋め込
んだリンクボタンを割付けることによって、商品に興味
を持ったユーザに対しては簡単にWebページ上の詳細
情報を閲覧できるようにする工夫がなされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子メールを利用した電子広告サーバシステムにおいて
も、企業体側からみると次の点でまだ満足できるものと
はなっていなかった。すなわち、従来の電子広告サーバ
システムでは、電子広告の受け取りを希望するユーザは
把握できたが、そのユーザがどの商品に興味を持ったの
かを知ることはできなかった。このような情報を得るた
めには、広告の電子メールとともにアンケートの電子メ
ールを配信して、どの商品に興味を持ったのかをアンケ
ート形式で答えてもらう方法が考えられるが、この方法
はユーザの負担になるためアンケートの回収が進まない
おそれがある上、ユーザに煙たがれて電子広告メールの
受け取り拒否につながるおそれもあり、実用的でなかっ
た。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、電子広告メールが
配信されるユーザが、負担になることなくどの商品に興
味を持ったのかを的確に把握することができ、広告の有
効性を容易に分析できる電子広告サーバシステムを提供
しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、ネットワークで接続された各クライアントに電子広
告を配信する電子広告サーバシステムにおいて、予め登
録された各クライアントのメールアドレスを記憶保持す
るアドレス記憶手段と、メール本文に貼り付けられる商
品広告画像にその商品に関する情報とともにその商品に
関する情報にアクセスしたことを示すアクション情報を
返信する返信プログラムを埋め込んだリンクボタンが作
成された電子広告メールを作成する広告メール作成手段
と、この広告メール作成手段により作成した電子広告メ
ールをアドレス記憶手段により記憶保持している各クラ
イアントのメールアドレス宛にネットワークを介して配
信する広告メール配信手段と、この広告メール配信手段
により電子広告メールが配信されたクライアントで返信
プログラムが実行されたことにより当該クライアントか
らネットワークを経由して返信されるアクション情報を
取得するアクション情報取得手段と、このアクション情
報取得手段により取得したアクション情報に基づいてク
ライアント別にどの商品に関する情報がアクセスされた
のかを管理するクライアント別行動管理手段とを備えた
ものである。
【0007】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明において、広告メール作成手段によって作成
される電子広告メールのメール本文に貼り付けられる商
品広告画像のリンクボタンに埋め込まれる情報を、その
商品に関するWebページのアドレスとともにその商品
に関するWebページにアクセスしたことを示すアクシ
ョン情報を返信する返信プログラムとしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、複数の
企業体からそれぞれ依頼される商品広告をその企業体の
顧客に電子メールの形態で配信するサービス業務を行な
う電子広告サービスセンタのサーバシステムに本発明を
適用した場合である。
【0009】図1は本実施の形態のシステム全体図であ
る。本実施の形態は、WWW(World-Wide-Web),電子
メール等の各種サービスを利用できるネットワークであ
るインターネット1に、電子広告サーバシステム2と、
各企業体のWebシステム3とを接続している。また、
プロバイダと称されるインターネット接続事業者が管理
する接続サーバ4を介して、各顧客(ユーザ)がそれぞ
れ所有するパーソナルコンピュータ,携帯電話等のイン
ターネット対応のクライアント端末5を上記インターネ
ット1に接続している。
【0010】電子広告サーバシステム2は、図2に示す
ように、システムの中枢を担う電子広告サーバ21に、
LAN(Local Area Network)22を介して、電子メー
ルの送信及び受信に特化したメールサーバ23と、企業
体データベース24,企業体別顧客データベース25,
電子広告データベース26などの各種データベースの管
理に特化したデータベースサーバ27とを接続するとと
もに、上記LAN22にルータ28を設けてインターネ
ット1と接続としている。
【0011】企業体データベース24は、図3に示すよ
うに、各企業体を識別するための企業体IDコードに対
応して、その企業体固有の企業体名等のほか、その企業
体の顧客情報を記憶した顧客データベースの識別名称を
記憶管理するものである。
【0012】企業体別顧客データベース25は、図4に
示すように、各顧客を識別するための顧客IDコードに
対応して、その顧客の氏名,性別,年齢等に加えて電子
メールアドレスを記憶管理するもので、企業体別に識別
名称を付して設けている。
【0013】電子広告データベース26は、各電子広告
メールを識別する広告コードに対応して、その電子広告
メール依頼元の企業体IDコードと、メール件名と、H
TML(Hypertext Markup Language)言語からなるメ
ール本文と、アクション数Nと、配信日と、状態フラグ
とを記憶管理するものである。因みに、アクション数N
は、対応するメール本文に含まれたアクション情報の数
である。また、状態フラグは、対応する広告コードで識
別される電子広告メールが未配信のときには“0”とな
り、配信中のときには“1”となり、配信済みのときに
は“2”となる。
【0014】各企業体のWebシステム3は、それぞれ
その企業体のWeb情報を管理し、クライアント端末5
からの要求に応じて該当するWebページをインターネ
ット5経由で発信する機能を有するものである。
【0015】図6は本実施の形態における企業体Web
システム3,電子広告サーバシステム2及び各クライア
ント端末5の主要なプロセスを示している。以下、図6
を用いて本実施の形態の主要なプロセスについて説明す
る。
【0016】はじめに、電子広告サービスセンタを利用
して電子広告メールによる販促プロモーションを行なう
企業体は、Webシステム3を使用して企業体登録を行
なう(P1)。具体的には、先ず、電子広告メールを配
信する各顧客の顧客IDコード,氏名,性別,年齢,メ
ールアドレス等を登録した顧客データファイルを作成す
る。次に、インターネット1を経由して電子広告サービ
スシステム2と接続した後、企業体名などを送信して企
業体登録承認依頼を行なう。そして、電子広告サーバシ
ステム2から企業体登録の承認応答を受信し企業体ID
コードを受取ったならば、この企業体IDコードをキー
にして顧客データファイルを電子広告サーバシステム2
にダウンロードする。
【0017】電子広告サーバシステム2は、企業体We
bシステム3から企業体登録があると、電子広告サーバ
21が機能し、企業体データベース24及び顧客データ
ベース25の作成処理を行なう(P2)。この処理は、
企業体Webシステム3からの企業体登録承認依頼に対
して企業体データベース24をサーチして重複チェック
を行ない、重複がなく登録を承認する場合には、新規の
企業体IDコードと顧客データベース名とを生成する。
そして、企業体IDコードを依頼元の企業体Webシス
テム3に送信する。これに応じて、企業体Webシステ
ム3から顧客データファイルを受信すると、データベー
スサーバ27を制御して、企業体データベース24にそ
の新規の企業体IDコードのレコードを追加するととも
に、顧客データファイルを元に新規の顧客データベース
名を付した顧客データベース25を作成して、記憶保存
させる。
【0018】なお、こうして電子広告サーバシステム2
のデータベースサーバ27上に企業体別に形成された顧
客データベース25は、企業体IDコードをキーにする
ことによって、適宜、該当する企業体Webシステム3
側から更新できるようになっている。
【0019】企業体登録を終えた企業体は、必要に応じ
て、Webシステム3を使用して電子広告メールの作成
依頼を行なう(P3)。具体的には、販促を行なう商品
の画像を含む広告情報と、その商品に関するWebペー
ジ(例えば、詳細情報を紹介するWebページ)のUR
Lとを、インターネット1を介して電子広告サーバシス
テム2に通知する。この場合において、広告の効果分析
を行ないたい商品と、電子広告メールの配信日も併せて
通知する。なお、広告の効果分析を行ないたい商品を指
定する際には、1からの連続番号を重複しないように対
応付けて指定する。
【0020】電子広告サーバシステム2は、企業体We
bシステム3から広告作成依頼があると、電子広告サー
バ21が機能し、電子広告メールの作成処理を行なう
(P4)。この処理は、メール本文に、販促を行なう商
品の画像を含む広告情報を貼り付ける。また、メール本
文に貼り付けられた商品の画像に対して、その商品に関
するWebページのURLを埋め込んだリンクボタンを
作成する。さらに、広告の効果分析を行ないたい商品と
して指定された商品の画像に対応したリンクボタンに、
その商品に関するWebページにアクセスしたことを示
すアクション情報を返信する返信プログラムを埋め込
む。ここで、アクション情報は、企業体から効果分析を
行ないたい商品に対して設定された1から始まる連続番
号(以下、アクション番号と称する)を使用する。
【0021】こうして、電子広告メールのメール本文を
作成したならば、次に、データベースサーバ27を制御
して、電子広告データベース26の更新処理を行なう
(P5)。具体的には、電子広告データベース26をサ
ーチして新規の広告コードを生成したならば、この新規
の広告コードに対応して広告作成依頼があった企業体の
企業体IDコードと、作成したメール本文の件名及びメ
ール本文と、作成したメール本文に含まれるアクション
情報の数(アクション番号の最大値:図11に示す電子
広告メールの場合は「4」)と、企業体より指定された
配信日を示すデータとを、未配信を示す状態フラグ
“0”を付して、電子広告データベース26に追加す
る。
【0022】また、電子広告サーバシステム21は、毎
日の予め設定された時刻になると、電子広告サーバ21
が図7の流れ図に示す手順の広告メール配信処理を実行
する(P6)。先ず、ST1としてレコードカウンタn
を“0”に初期化する。また、ST2としてサーバ内蔵
のカレンダー部から本日の日付を取得する。
【0023】次に、ST3として上記レコードカウンタ
nを1だけカウントアップしたならば、ST4として電
子広告データベース26を検索して、先頭よりn番目
(nはレコードカウンタnのカウント値)のレコードが
記憶保存されているか否かを判断する。そして、電子広
告データベース26にn番目レコードが存在する場合に
は、ST6としてそのレコードの状態フラグが未配信
“0”か否かを判断する。また、状態フラグが未配信
“0”の場合に限り、ST7としてそのレコードの配信
日付が本日か否かを判断する。
【0024】ここで、状態フラグが未配信でない、つま
り配信中“1”または配信済“2”の場合、あるいは状
態フラグは未配信“0”だが配信日付が本日でないレコ
ードの場合にはST3の処理に戻り、レコードカウンタ
nをさらに1だけカウントアップして、引き続き電子広
告データベース26の検索を行なう。
【0025】これに対し、n番目レコードの状態フラグ
が未配信“0”であり、かつ配信日付が本日の場合に
は、ST8として、このn番目レコードの状態フラグを
未配信“0”から配信中“1”に更新する。次に、ST
9としてそのn番目レコードから広告コードを取得す
る。また、ST10としてそのn番目レコードの企業体
IDコードで企業体データベース24を検索して、当該
企業体IDコードに対応して設定された顧客データベー
ス名を取得する。そして、ST11としてその顧客デー
タベース名の顧客データベース25に登録されている全
ての顧客IDコードを取得する。さらに、ST12とし
てそのn番目レコードのアクション数Nからメール本文
に含まれているアクション番号を取得する。しかる後、
ST13として、図12に示すように、広告コードをテ
ーブル名称とし、顧客IDコード毎にアクション番号分
のフラグエリアを設けてなるアクション管理テーブル2
9を作成したならば、このアクション管理テーブル29
の各フラグエリアにアクション無しを示すデータ“0”
をセットして、電子広告サーバ21のメモリに記憶保存
する。その後、ST3の処理に戻り、レコードカウンタ
nをさらに1だけカウントアップして、電子広告データ
ベース26の検索を行なう。
【0026】こうして、電子広告データベース26を検
索して、状態フラグが未配信“0”でありかつ配信日が
本日のレコードを検出する毎に、ST8乃至ST13の
各処理を実行する。
【0027】そして、電子広告データベース26の検索
を終了し、ST5にてn番目レコード無しを判定する
と、配信対象の電子広告データが存在するか否か、つま
り状態フラグが配信中“1”に切換えられたレコードが
電子広告データベース26に存在するか否かを判断す
る。ここで、電子広告データベース26に状態フラグが
配信中“1”のレコードが存在しない場合には、今回の
広告メール配信処理を終了する。
【0028】これに対し、状態フラグが配信中“1”の
レコードが電子広告データベース26に格納されていた
場合には、ST15として当該レコードの広告コード,
企業体IDコード,件名及びメール本文をメールサーバ
23に転送して、電子広告メールの配信を指令する。そ
の後、ST16としてメールサーバ23からメールの配
信完了応答があるのを待機する。そして、配信完了応答
を受信したならば、ST17として配信対象である電子
広告データの状態フラグを配信中“1”から配信済
“2”に更新して、今回の広告メール配信処理を終了す
る。
【0029】メールサーバ23は、電子広告サーバ21
からメール配信指令を受けると、先ず、企業体IDコー
ドをキーにして企業体データベース24を検索し、該当
する企業体名とともに顧客データベース名とを取得す
る。次に、その顧客データベース名が付された顧客デー
タベース25を読込む。そして、顧客データベース25
に登録された全てのメールアドレス宛に、インターネッ
ト1を介して、配信指令があったメール本文の電子広告
メールを配信する。
【0030】この場合における電子広告メールのデータ
構成を図8に示す。同図において、「メールアドレス」
は、顧客データベース25から取得した電子メールアド
レスである。「差出人名」は、企業体データベース24
から取得した企業体名である。「宛先名」及び「顧客コ
ード」は顧客データベース25から取得した電子メール
アドレスに対応する顧客氏名及び顧客コードである。
「件名」,「広告コード」及び「広告メール本文」は、
電子広告サーバからのメール配信指令に含まれた件名,
広告コード及びメール本文である。
【0031】こうして、メールサーバ23は、顧客デー
タベース25に登録された全てのメールアドレス宛に、
差出人名,件名,広告コード及びメール本文が共通で、
宛先名及び顧客コードがユニークな電子広告メールをそ
れぞれ配信したならば、電子広告サーバ21に配信完了
応答を送信する。
【0032】一方、自己のメールアドレス宛に電子広告
メールが送られてきた顧客は、クライアント端末5を操
作してその電子広告メールを開封する(P7)。そうす
ると、電子広告メールのメール本文がクライアント端末
5の表示部に表示出力される。
【0033】電子広告メールのメール本文出力例を図1
1に示す。同図において、「画像1」〜「画像6」は商
品の広告画像であり、このうち、「画像1」,「画像
3」,「画像5」及び「画像6」にはそれぞれその商品
に関するWebページのURLとともにユニークなアク
ション番号の返信プログラムが埋め込まれたリンクボタ
ン41,43,45,46が作成され、「画像2」及び
「画像4」にはそれぞれその商品に関するWebページ
のURLのみ埋め込まれたリンクボタン42,44が作
成されている。
【0034】そこで、メール本文を確認した顧客は、そ
の中に詳細情報を確認したい商品があったならば、その
商品の広告画像に対応して設けられているリンクボタン
41〜46をクリックする(P8)。そうすると、この
リンクボタン41〜46に埋め込まれているURLのW
ebページが該当する企業体Webシステム3からイン
ターネット1を経由してダウンロードされるので、閲覧
する(P9)。
【0035】また、このリンクボタン41〜46に返信
プログラムが埋め込まれていた場合には、クライアント
端末5上で当該返信プログラムが実行される。これによ
り、当該クライアント端末5から電子広告サーバシステ
ム2に対して、図9に示すように、広告コードと顧客コ
ードとアクション番号とを含むアクションコマンドがイ
ンターネット経由で送信される。ここで、広告コードと
顧客コードは当該電子広告メールに付加された情報であ
る。また、アクション番号は当該返信プログラムに含ま
れた情報である。
【0036】さて、このアクションコマンドを受信した
電子広告サーバシステム2においては、電子広告サーバ
21が図10の流れ図に示すアクション管理処理を実行
するようになっている(P10)。すなわち、ST1と
してアクションコマンドを受信すると、ST2としてそ
のコマンド中の広告コードをテーブル名称としたアクシ
ョン管理テーブル29を呼び出す。そして、ST3とし
てこのアクション管理テーブル29の各フラグエリアの
うち、コマンド中の顧客コードとアクション番号とが一
致するエリアのデータをアクション無しを示すデータ
“0”からアクション有りを示すデータ“1”に更新す
る処理を実行する。
【0037】このように、電子広告メールを受信した顧
客が、そのメールに貼り付けられている広告商品の詳細
情報をWebページから取得するために当該商品の画像
に対して作成されたリンクボタンをクリック操作する
と、そのリンクボタンに返信プログラムが埋め込まれて
いた場合には、電子広告メールを特定する広告コード
と、顧客を特定する顧客コードと、アクセスした商品を
特定するアクション番号とを含むアクションコマンド
が、インターネット1を介して電子広告サーバシステム
2に送信される。これにより、電子広告サーバシステム
2においては、アクション管理テーブル29を利用し
て、電子広告メール毎に、そのメールの送信先顧客がど
の商品に興味を持ってWebページにアクセスしたかの
アクション情報が記憶管理される。
【0038】そこで、電子広告サービスセンタに電子広
告メールの作成依頼を行なった企業体は、Webシステ
ム3を使用して電子広告サーバシステム2にアクセスす
ることにより、その電子広告メールにおいて広告の効果
分析を行ないたいと指定した商品に対する顧客の行動を
分析することができる(P11)。具体的には、該当す
る電子広告メールの広告コードと、効果分析を行ないた
い商品の画像に対応するリンクボタンに埋め込まれた返
信プログラムのアクション番号とを指定する。また、分
析方法として例えば性別及び年代別集計を指定する。
【0039】そうすると、電子広告サーバシステム2の
電子広告サーバ21が、指定された広告コードのアクシ
ョン管理テーブル29から、指定されたアクション番号
のエリアでアクション有りを示すデータ“1”のエリア
の顧客コードを全て抽出する。そして、この顧客コード
に対応する年齢,性別の顧客情報を該当する企業体の顧
客データベース25から取得したならば、性別及び年齢
別に人数を集計して、図13に示すようなアクション集
計表51を作成する。そして、このアクション集計表5
1をインターネット1を利用して企業体Webシステム
3で閲覧可能とする。この場合において、集計表の内容
をグラフ化して、分析を容易にすることも可能である。
【0040】このように、電子広告サービスセンタに電
子広告メールの作成依頼を行なった企業体は、顧客がど
の商品に興味を持ったのかを的確に把握することができ
るので、電子広告の有効性を容易に分析できるようにな
る。この場合において、顧客は、興味を持った商品の詳
細情報を示すWebページを見るために当該商品の画像
に対して作成されたリンクボタンをクリック操作するだ
けなので、顧客の負担にならず、実用的である。
【0041】なお、前記一実施の形態では、企業体が電
子広告サービスセンタに広告作成依頼を行なったり顧客
行動の分析を行なったりする際にインターネット1を利
用したが、企業体Webシステム3と電子広告サーバシ
ステム2とを専用回線で接続し、この専用回線を利用し
て広告作成依頼や顧客行動の分析を行なうようにしても
よい。こうすることにより、情報の機密性を保持するこ
とができる。
【0042】また、前記一実施の形態では、電子広告メ
ールのメール本文に貼り付けられる商品広告画像のリン
クボタンに、その商品に関するWebページのアドレス
を埋め込んだが、そのWebページに掲載されているよ
うな詳細な情報を直接埋め込み、この情報にアクセスし
たことを示すアクション情報を返信するように構成して
もよいものである。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように、本願請求項1及び
2記載の発明によれば、電子広告メールが配信されるユ
ーザが、負担になることなくどの商品に興味を持ったの
かを的確に把握することができ、広告の有効性を容易に
分析できる電子広告サーバシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態のシステム全体図。
【図2】 同実施の形態における電子広告サーバシステ
ムの構成図。
【図3】 図2に示す企業体データベースのデータ構造
図。
【図4】 図2に示す企業体別顧客データベースのデー
タ構造図。
【図5】 図2に示す電子広告データベースのデータ構
造図。
【図6】 同実施の形態における主要なプロセスフロー
を示す図。
【図7】 図6における広告メール配信処理を具体的に
示す流れ図。
【図8】 電子広告メール配信データの構造図。
【図9】 アクションコマンドデータの構造図。
【図10】図6におけるアクション管理処理を具体的に
示す流れ図。
【図11】電子広告メールの一表示例を示す図。
【図12】アクション管理テーブルの一例を示す図。
【図13】アクション集計表の一例を示す図。
【符号の説明】
1…インターネット 2…電子広告サーバシステム 3…企業体Webシステム 4…接続サーバ 5…クライアント端末 21…電子広告サーバ 23…メールサーバ 24…企業体データベース 25…企業体別顧客データベース 26…電子広告データベース 27…データベースサーバ 29…アクション管理テーブル 41〜46…リンクボタン 51…アクション集計表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南條 義文 静岡県三島市文教町1−4843−1 東レシ ャンピア三島ビル テックインフォメーシ ョンシステムズ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークで接続された各クライアン
    トに電子広告を配信する電子広告サーバシステムにおい
    て、 予め登録された各クライアントのメールアドレスを記憶
    保持するアドレス記憶手段と、メール本文に貼り付けら
    れる商品広告画像にその商品に関する情報とともにその
    商品に関する情報にアクセスしたことを示すアクション
    情報を返信する返信プログラムを埋め込んだリンクボタ
    ンが作成された電子広告メールを作成する広告メール作
    成手段と、この広告メール作成手段により作成した電子
    広告メールを前記アドレス記憶手段により記憶保持して
    いる各クライアントのメールアドレス宛に前記ネットワ
    ークを介して配信する広告メール配信手段と、この広告
    メール配信手段により電子広告メールが配信されたクラ
    イアントで前記返信プログラムが実行されたことにより
    当該クライアントから前記ネットワークを経由して返信
    されるアクション情報を取得するアクション情報取得手
    段と、このアクション情報取得手段により取得したアク
    ション情報に基づいてクライアント別にどの商品に関す
    る情報がアクセスされたのかを管理するクライアント別
    行動管理手段とを具備したことを特徴とする電子広告サ
    ーバシステム。
  2. 【請求項2】 ネットワークで接続された各クライアン
    トに電子広告を配信する電子広告サーバシステムにおい
    て、 予め登録された各クライアントのメールアドレスを記憶
    保持するアドレス記憶手段と、メール本文に貼り付けら
    れる商品広告画像にその商品に関するWebページのア
    ドレスとともにその商品に関するWebページにアクセ
    スしたことを示すアクション情報を返信する返信プログ
    ラムを埋め込んだリンクボタンが作成された電子広告メ
    ールを作成する広告メール作成手段と、この広告メール
    作成手段により作成した電子広告メールを前記アドレス
    記憶手段により記憶保持している各クライアントのメー
    ルアドレス宛に前記ネットワークを介して配信する広告
    メール配信手段と、この広告メール配信手段により電子
    広告メールが配信されたクライアントで前記返信プログ
    ラムが実行されたことにより当該クライアントから前記
    ネットワークを経由して返信されるアクション情報を取
    得するアクション情報取得手段と、このアクション情報
    取得手段により取得したアクション情報に基づいてクラ
    イアント別にどの商品に関するWebページがアクセス
    されたのかを管理するクライアント別行動管理手段とを
    具備したことを特徴とする電子広告サーバシステム。
JP2001230067A 2001-07-30 2001-07-30 電子広告サーバシステム Pending JP2003044414A (ja)

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