JP2003043984A - 表示パネル駆動装置 - Google Patents

表示パネル駆動装置

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JP2003043984A JP2001226944A JP2001226944A JP2003043984A JP 2003043984 A JP2003043984 A JP 2003043984A JP 2001226944 A JP2001226944 A JP 2001226944A JP 2001226944 A JP2001226944 A JP 2001226944A JP 2003043984 A JP2003043984 A JP 2003043984A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接するデータ電極間で逆相の駆動IC出力
を供給する場合、多大なピーク電流が流れ、誤動作の原
因となる虞がある。 【解決手段】 走査電極Yjに対応してハイレベルからロ
ウレベルになるラッチ222出力LB1、LB3と、走
査電極Yj+1に対応してハイレベルからロウレベルになる
ラッチ222出力LB2とを遅延させて、データ電極X
2に対応する電極単位ドライバ223出力の立ち上がり
と立ち下がりのタイミングとデータ電極X1、X3に対
応する電極単位ドライバ223出力の立ち下がりと立ち
上がりのタイミングをずらすことにより、データ電極X
2と隣接するデータ電極X1,X3とで互いに逆相とな
る出力を供給する場合でも、線間容量Cwには、充電電
流と放電電流が同時に流れることはなく、従来よりピー
ク電流を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示パネル駆動装
置に関し、特に交流駆動型プラズマディスプレイパネル
(以下PDPと記す)やエレクトロルミネセンス(E
L)などの容量性負荷をパルス駆動するデータ電極駆動
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】駆動装置を含む一般的な交流駆動型のP
DPについて、図4を参照して説明する。図に示すよう
に、PDP10は、一方の面にn本のデータ電極X1〜
Xi〜Xnを垂直方向に延在し水平方向に並設し、所定
の間隔をもって配置される対向面にm本の走査電極Y1
〜Yj〜Ymおよび共通電極Zを水平方向に延在し垂直
方向に交互に並設している。共通電極Zは、各走査電極
Y1〜Ymと近接して配置し対を成していて、その一端
を共通に接続している。これらの近接したX,Y,Zの
3種類の電極は電気的に絶縁されており、相互間の容量
による結合関係にある。各データ電極Xiと各走査電極
Yj及び共通電極Zとの交点を含んで表示セルC(i,
j)を構成する。表示セルは、水平方向の3つずつをR
(赤)、G(緑)、B(青)のサブ画素とし、このサブ
画素3つで1つの画素をなす。そして、PDP10を駆
動するために、各データ電極X1〜Xnには、それぞれ
に対応する出力端子を備えるデータ電極駆動IC20が
接続され、各走査電極Y1〜Ymには、それぞれに対応
する出力端子を備える走査電極駆動IC30が接続さ
れ、共通電極Zには、共通電極駆動回路40が接続され
ている。尚、図では、データ電極駆動IC20および走
査電極駆動IC30をそれぞれ1個のICで示している
が、PDP10のデータ電極Xおよび走査電極Yの本数
が多い場合は、複数のデータ電極駆動IC20および走
査電極駆動IC30を並置することが多い。
【0003】このPDP10の動作原理を説明する。点
灯される表示セルC(i1,j1)に対応するデータ電
極Xi1と走査電極Yj1との間には放電が生じる高い
電圧のパルス信号を供給し、非点灯の表示セルC(i
2,j2)に対応するデータ電極Xi2と走査電極Yj
2との間には放電が生じない低い電圧を供給して書込み
が行われる。このデータの書込みは1つの走査電極Yj
に対応する表示セルC(1,j)〜C(n,j)で同時
に行われる。そして、各走査電極Y1〜Ymについて順
次に書込みが行われると、各走査電極Y1〜Ymと共通
電極Zとの間に、点灯セルでは放電を維持するが、非点
灯セルで新たな放電が生じることのない電圧の交流電圧
が所定の維持時間供給されて放電を維持する。このよう
に点灯と非点灯の2値表示で所定の維持時間の表示を行
うサブフィールドがそれぞれ維持時間を異ならせて複数
設定され、それを重ねて1フィールドの諧調表示が行わ
れる。すなわち、最も明るく表示される表示セルではす
べてのサブフィールドで点灯となる書込みが行われ、比
較的明るく表示される表示セルでは合計の維持時間が長
くなるように選ばれたサブフィールドで点灯となる書込
みが行われ、比較的暗く表示される表示セルでは合計の
維持時間が短くなるように選ばれたサブフィールドで点
灯となる書込みが行われ、最も暗く表示される表示セル
ではすべてのサブフィールドで非点灯となる書込みが行
われる。
【0004】上記の動作原理に基づくPDP10の駆動
方法について、1サブフィールド分を図5を参照して説
明する。この1サブフィールドの期間は、予備放電期間
と、データ書込み期間と、維持放電期間とに区分され
る。最初の予備放電期間では、負の消去パルスVapを
走査電極Y1〜Ymに、負の予備放電パルスVpを共通
電極Zにそれぞれ供給して前のフレームの表示内容を消
去すると共に新たなデータの書込みのための壁電荷の準
備を行う。次のデータ書込み期間では、表示データに基
づき書込みを線順次に行う。データ電極Xi(i=1〜
n)には、点灯セルに対して正のデータパルス電圧Vd
を、非点灯セルには0vを出力する。先ず走査電極Y1
を負の走査パルスVwに選択すると、点灯セルのデー
タ,走査両電極間で書込み放電が行われて壁電荷を形成
する。以下、Y2〜Ymの走査電極についてもこの順
に、同様の動作を行う。次の維持放電期間では、共通電
極Zと走査電極Y1〜Ymの全てに負の維持パルス電圧
Vsを交互に繰り返して出力して、上記書込み動作で壁
電荷が形成されたセルで所定の維持期間放電を維持す
る。
【0005】次にデータ電極駆動IC20の従来例につ
いて図6を参照して説明する。尚、説明を簡明にするた
めにデータ電極を3個(X1,X2,X3)として説明
する。データ電極駆動IC20としての従来例のデータ
電極駆動IC120は、クロックCLKに同期してシリ
アルに入力されるデータDAをパラレルにして出力S1
〜S3として順次出力するシフトレジスタ121と、出
力S1〜S3を順次取込み保持しラッチイネーブル信号
LEに同期して同時に出力L1〜L3として出力するラ
ッチ122と、ラッチ122からの出力L1〜L3をデ
ータ電極X1,X2,X3を駆動可能な能力に高めて出
力端子O1,O2,O3へ出力する電極単位ドライバ1
23とを有している。
【0006】次に、このデータ電極駆動IC120の動
作について図7を併用して説明する。尚、データ電極X
2と隣接するデータ電極X1,X3とで出力が逆相とな
る場合について説明する。クロックCLKに同期してデ
ータDAがシフトレジスタ121に供給され、シフトレ
ジスタ121の各ビットからの出力S1、S2、S3と
して、例えば、出力S2が走査電極Yjに対応してハイレ
ベル、走査電極Yj+1に対応してロウレベル、出力S1,
S3が走査電極Yjに対応してロウレベル、走査電極Yj+1
に対応してハイレベルで出力されている。ラッチイネー
ブル信号LEのパルスの立ち上がりが時刻T1j、T1
(j+1)のタイミングでラッチ122へ供給されてい
る。
【0007】ラッチ122からの出力L2は走査電極Yj
に対応して時刻T1jにハイレベル、走査電極Yj+1に対
応して時刻T1(j+1)にロウレベル、出力L1,L
3は走査電極Yjに対応して時刻T1jにロウレベル、走
査電極Yj+1に対応して時刻T1(j+1)にハイレベル
となる。この出力L1,L2,L3が各電極単位ドライ
バ123に入力されると、走査電極Yjに対応して時刻T
1jに、出力端子O2において0vからデータパルス電
圧Vdへの立ち上がり出力の変化を始めると同時に、出
力端子O1,O3においてデータパルス電圧Vdから0
vへの立ち下がり出力の変化を始め、走査電極Yj+1に対
応して時刻T1(j+1)に、出力端子O2においてデ
ータパルス電圧Vdから0vへの立ち下がり出力の変化
を始めると同時に、出力端子O1,O3において0vか
らデータパルス電圧Vdへの立ち上がり出力の変化を始
める。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PDP10
の等価容量は、図8に示すように、データ電極X1,X
2間およびデータ電極X2,X3間の線間容量Cwと、
各データ電極X1,X2,X3と走査電極Yj間のパネル
容量Cpとで表され、データ電極駆動IC120を用い
て、データ電極X2と隣接する両側のデータ電極X1,
X3とに互いに逆相となる出力を供給する場合、線間容
量Cwには、走査電極Yjに対応して、データ電極X2か
らの充電電流とデータ電極X1,X3への放電電流が同
時に流れ、また、走査電極Yj+1に対応して、データ電極
X1,X3からの充電電流とデータ電極X2への放電電
流が同時に流れ、見かけの容量が2倍となり、多大なピ
ーク電流が流れ、この電流の影響で電源の揺れが大きく
なりシフトレジスタやラッチのロジック部の誤動作の原
因となる虞があった。従って、本発明は上記の問題点を
解決するためになされたもので、隣接するデータ電極間
で駆動装置からの出力が逆相となる場合でも線間容量C
wに充放電電流が同時に流れない表示パネル駆動装置を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示パネル
駆動装置は、複数本のデータ電極と走査電極とが直交配
置されその交点に容量性負荷の表示セルが形成された表
示パネルの各データ電極をパルス駆動して表示セルの点
灯または非点灯のデータを書込む表示パネル駆動装置に
おいて、各データのうち、点灯から非点灯または非点灯
から点灯のデータに変化するときのデータのみ、書込み
タイミングをずらすことを特徴とする。また、本発明に
係る表示パネル駆動装置は、複数本のデータ電極と走査
電極とが直交配置されその交点に容量性負荷の表示セル
が形成された表示パネルの各データ電極をパルス駆動し
て表示セルの点灯または非点灯のデータを書込むための
データをシリアル入力してパラレル出力するシフトレジ
スタと、シフトレジスタからのデータをラッチイネーブ
ル源信号に基づきラッチするラッチと、ラッチからのデ
ータを駆動能力を高めて出力する電極単位ドライバとを
具備した表示パネル駆動装置において、ラッチが第1ラ
ッチと第2ラッチの2段からなり、ラッチイネーブル源
信号に同期して、各データ電極に対応するシフトレジス
タ出力と第2ラッチ出力とを比較し、その比較結果に基
づき、第1ラッチをラッチする第1ラッチイネーブル信
号と第2ラッチをラッチする第2ラッチイネーブル信号
とを生成するラッチイネーブル信号制御回路を有し、各
データのうち、点灯から非点灯または非点灯から点灯の
データに変化するときのデータのみ、第2ラッチイネー
ブル信号により書込みタイミングをずらすことを特徴と
する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に基づき表示パネ
ル駆動装置の一実施例のPDPのデータ電極駆動ICを
図1を参照して説明する。尚、説明を簡明にするために
データ電極を3個(X1,X2,X3)として説明す
る。データ電極駆動IC20としてのデータ電極駆動I
C220は、クロックCLKに同期してシリアルに入力
されるデータDAをパラレルにして出力S1〜S3とし
て順次出力するシフトレジスタ221と、出力S1〜S
3を順次取込み保持し出力LA1〜LA3として出力す
る第1ラッチである1段目のハーフラッチ222Aおよ
び出力LB1〜LB3として出力する第2ラッチである
2段目のハーフラッチ222Bとからなるラッチ222
と、ラッチ222からの出力LB1〜LB3をデータ電
極X1,X2,X3を駆動可能な能力に高めて出力端子
O1,O2,O3へ出力する電極単位ドライバ223
と、ラッチイネーブル源信号であるラッチイネーブル信
号LEに基づいて、ハーフラッチ222Aへのラッチイ
ネーブル信号LEAを生成するとともに、ハーフラッチ
222Bからの出力LB1〜LB3とシフトレジスタ2
21からの出力S1〜S3とを比較し、出力LB1〜L
B3と出力S1〜S3とがそれぞれハイレベルとロウレ
ベルのときのみラッチタイミングをずらすハーフラッチ
222Bへのラッチイネーブル信号LEB1〜LEB3
を生成するラッチイネーブル信号制御回路224とを有
している。
【0011】ラッチイネーブル信号制御回路224は、
例えば、図2に示すように、ハーフラッチ222Bから
の出力LB1〜LB3とシフトレジスタ221からの出
力S1〜S3とを比較する比較回路50と、ハーフラッ
チ222Aへのラッチイネーブル信号LEAを生成する
とともに、比較回路50からの出力に基づいて出力LB
1〜LB3と出力S1〜S3とがそれぞれハイレベルと
ロウレベルのときのみラッチタイミングをずらすハーフ
ラッチ222Bへのラッチイネーブル信号LEB1〜L
EB3を生成するラッチイネーブル信号生成回路60と
を有している。比較回路50は、NOT回路51
(1),51(2),51(3)とNAND回路52
(1),52(2),52(3)とからなり、出力S1
〜S3がNOT回路51(1),51(2),51
(3)を介してNAND回路52(1),52(2),
52(3)の一方の入力に供給され、出力LB1〜LB
3がNAND回路52(1),52(2),52(3)
の他方の入力に供給される構成となっている。ラッチイ
ネーブル信号生成回路60は、NOT回路61,62
と、NOT回路が偶数で段接続されて構成される遅延回
路63と、OR回路64(1),64(2),64
(3)とからなり、ラッチイネーブル信号LEがNOT
回路61,62を介してラッチイネーブル信号LEAと
して出力され、ラッチイネーブル信号LEが遅延回路6
3を介してOR回路64(1),64(2),64
(3)の一方の入力に供給されるとともに、他方の入力
にNAND回路52(1),52(2),52(3)の
出力が供給され、OR回路64(1),64(2),6
4(3)からラッチイネーブル信号LEB1〜LEB3
が出力される構成となっている。
【0012】ラッチイネーブル信号制御回路224にラ
ッチイネーブル信号LE、出力LB1〜LB3および出
力S1〜S3が供給されると、表1に示すように、出力
LBがハイレベル、出力Sがロウレベルのときに遅延回
路63の出力がハイレベルになると、ラッチイネーブル
信号LEBがハイレベルとなる。すなわち、出力LBが
ハイレベルからロウレベルに変化するのは、ラッチイネ
ーブル信号LE(LEA)に対して、遅延時間td後で
ある。遅延時間tdは、出力端子O1,O2,O3にお
いて、0vからデータパルス電圧Vdへの立ち上がりお
よびデータパルス電圧Vdから0vへの立ち下がりに要
する各時間と同程度またはそれより長く設定する。
【0013】
【表1】
【0014】次に、このデータ電極駆動IC220の動
作について図3を併用して説明する。尚、データ電極X
2と隣接する両側のデータ電極X1,X3とで出力が逆
相となる場合について説明する。クロックCLKに同期
してデータDAがシフトレジスタ221に供給され、シ
フトレジスタ221の各ビットからの出力S1〜S3と
して、例えば、出力S2が走査電極Yjに対応してハイレ
ベル、走査電極Yj+1に対応してロウレベル、出力S1,
S3が走査電極Yjに対応してロウレベル、走査電極Yj+1
に対応してハイレベルで出力されている。ラッチイネー
ブル信号LEのパルスの立ち上がりが時刻T1j,T1
(j+1)のタイミングでラッチイネーブル信号制御回
路224へ供給されている。
【0015】ラッチイネーブル信号制御回路224から
ラッチイネーブル信号LEAのパルスの立ち上がりが時
刻T1j,T1(j+1)のタイミングで1段目のハー
フラッチ222Aの各ビットに供給され、ハーフラッチ
222Aの各ビットがこのタイミングでラッチされ、ハ
ーフラッチ222Aの各ビットから出力LA1〜LA3
がハーフラッチ222Bに供給される。ハーフラッチ2
22Aからの出力LA2は走査電極Yjに対応して時刻T
1jにハイレベル、走査電極Yj+1に対応して時刻T1
(j+1)にロウレベル、出力LA1,LA3は走査電
極Yjに対応して時刻T1jにロウレベル、走査電極Yj+1
に対応して時刻T1(j+1)にハイレベルとなる。
【0016】ラッチイネーブル信号制御回路224に
は、ハーフラッチ222Bの各ビットからの出力LB1
〜LB3とシフトレジスタ221の各ビットからの出力
S1〜S3とが供給されている。ラッチイネーブル信号
制御回路224内の比較回路50で出力LB1〜LB3
と出力S1〜S3とがそれぞれ比較され、その比較結果
がラッチイネーブル信号制御回路224内のラッチイネ
ーブル信号生成回路60に供給されている。ラッチイネ
ーブル信号生成回路60内では、ラッチイネーブル信号
LEが遅延回路63を介して時間tdの遅れでOR回路
64(1)、64(2)、64(3)の一方の入力に供
給され、他方の入力に比較回路50の比較結果が供給さ
れている。OR回路64(1)、64(2)、64
(3)の出力がラッチイネーブル信号生成回路60から
ラッチイネーブル信号LEB1〜LEB3として2段目
のハーフラッチ222Bの各ビットに供給されている。
ラッチイネーブル信号LEB1〜LEB3のパルスの立
ち上がりで、ハーフラッチ222Bの各ビットはラッチ
され、ハーフラッチ222Bの各ビットから出力LB1
〜LB3が電極単位ドライバ223に供給される。ラッ
チイネーブル信号LEB1〜LEB3の時刻T1jの直
前の状態は、ラッチイネーブル信号LEB2はハイレベ
ル、ラッチイネーブル信号LEB1,LEB3はロウレ
ベルとなっている。
【0017】ラッチイネーブル信号生成回路60からラ
ッチイネーブル信号LEB2は走査電極Yjに対応して時
刻T1j、T1j+tdにハイレベルのまま、そして出
力S2のハイレベルからロウレベルに同期してハイレベ
ルからロウレベルになった後、走査電極Yj+1に対応して
時刻T1(j+1)+tdにロウレベルからハイレベ
ル、出力LEB1,LEB3は走査電極Yjに対応して時
刻T1j+tdにロウレベルからハイレベル、そして走
査電極Yj+1に対応して時刻T1(j+1),T1(j+
1)+tdにハイレベルのままの後、出力S1,S3の
ハイレベルからロウレベルに同期してハイレベルからロ
ウレベルとなる。ラッチイネーブル信号LEB1〜LE
B3が2段目のハーフラッチ222Bの各ビットに供給
されると、出力LB2はラッチイネーブル信号LEB2
により走査電極Yjに対応して時刻T1jに出力LA2の
ロウレベルからハイレベルがスルーし、ロウレベルから
ハイレベル、走査電極Yj+1に対応して時刻T1(j+
1)+tdに出力LA2のロウレベルがラッチされハイ
レベルからロウレベル、出力LB1,LB3はラッチイ
ネーブル信号LEB1,LEB3により走査電極Yjに対
応して時刻T1j+tdに出力LA1,LA3のロウレ
ベルがラッチされハイレベルからロウレベル、走査電極
Yj+1に対応して時刻T1(j+1)に出力LA1,LA
3のロウレベルからハイレベルがスルーし、ロウレベル
からハイレベルとなる。
【0018】この出力LB1〜LB3が各電極単位ドラ
イバ223に供給されると、出力端子O2において、走
査電極Yjに対応して出力LB2がロウレベルからハイレ
ベルになる時刻T1jに0vからデータパルス電圧Vd
への立ち上がり出力の変化を始め、走査電極Yj+1に対応
して出力LB2がハイレベルからロウレベルになる時刻
T1(j+1)+tdにデータパルス電圧Vdから0v
への立ち下がり出力の変化を始め、出力端子O1,O3
において、走査電極Yj+1に対応して出力LB1,LB3
がハイレベルからロウレベルになる時刻T1j+tdに
データパルス電圧Vdから0vへの立ち下がり出力の変
化を始め、走査電極Yj+1に対応して出力LB1,LB3
がロウレベルからハイレベルになる時刻T1(j+1)
に0vからデータパルス電圧Vdへの立ち上がり出力の
変化を始める。
【0019】以上で説明したように、走査電極Yjに対応
してハイレベルからロウレベルになるラッチ222出力
LB1,LB3と、走査電極Yj+1に対応してハイレベル
からロウレベルになるラッチ222出力LB2とを遅延
させて、データ電極X2に対応する電極単位ドライバ2
23出力の立ち上がりと立ち下がりのタイミングとデー
タ電極X1,X3に対応する電極単位ドライバ223出
力の立ち下がりと立ち上がりのタイミングをずらすこと
により、データ電極X2と隣接するデータ電極X1,X
3とで互いに逆相となる出力を供給する場合でも、線間
容量Cwには、データ電極X2からの充電電流とデータ
電極X1,X3への放電電流、または、データ電極X
1,X3からの充電電流とデータ電極X2への放電電流
が同時に流れることはなく、従来よりピーク電流を抑え
ることができ、データ電極駆動IC220の誤動作を防
止できる。尚、上記実施例では、出力LB1〜LB3と
出力S1〜S3とがそれぞれハイレベルとロウレベルの
ときのみ、その対応するデータ電極への出力タイミング
をずらすことで説明したが、出力LB1〜LB3と出力
S1〜S3とが反対にそれぞれロウレベルとハイレベル
のときのみ、その対応するデータ電極への出力タイミン
グをずらしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、表示パネル駆動装置か
ら表示パネルの隣接するデータ電極間で互いに逆相とな
る出力を供給する場合、各データのうち、点灯から非点
灯または非点灯から点灯のデータに変化するときのデー
タのみ、書込みタイミングをずらすことにより、従来よ
りピーク電流を抑えることができ、表示パネル駆動装置
の誤動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のデータ電極駆動ICのブ
ロック図。
【図2】 図1に示すデータ電極駆動ICに使用される
一例のラッチイネーブル信号制御回路の回路図。
【図3】 図1に示すデータ電極駆動ICの動作を説明
するためのタイムチャート。
【図4】 一般的なPDP表示パネルの概略構成を示す
ブロック図。
【図5】 図4のPDP表示パネルの駆動方法の一例を
示すタイムチャート。
【図6】 従来のデータ電極駆動ICの回路図。
【図7】 図6に示すデータ電極駆動ICの動作を説明
するためのタイムチャート。
【図8】 図4のPDP表示パネルの等価容量を示す
図。
【符号の説明】
10 PDP表示パネル 220 データ電極駆動IC 221 シフトレジスタ 222 ラッチ 222A 1段目のハーフラッチ(第1ラッチ) 222B 2段目のハーフラッチ(第2ラッチ) 223 電極単位ドライバ 224 ラッチイネーブル信号制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/66 101 G09G 3/28 H

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本のデータ電極と走査電極とが直交配
    置されその交点に容量性負荷の表示セルが形成された表
    示パネルの各データ電極をパルス駆動して表示セルの点
    灯または非点灯のデータを書込む表示パネル駆動装置に
    おいて、 前記各データのうち、点灯から非点灯または非点灯から
    点灯のデータに変化するときのデータのみ、書込みタイ
    ミングをずらすことを特徴とする表示パネル駆動装置。
  2. 【請求項2】複数本のデータ電極と走査電極とが直交配
    置されその交点に容量性負荷の表示セルが形成された表
    示パネルの各データ電極をパルス駆動して表示セルの点
    灯または非点灯のデータを書込むためのデータをシリア
    ル入力してパラレル出力するシフトレジスタと、シフト
    レジスタからのデータをラッチイネーブル源信号に基づ
    きラッチするラッチと、ラッチからのデータを駆動能力
    を高めて出力する電極単位ドライバとを具備した表示パ
    ネル駆動装置において、 前記ラッチが第1ラッチと第2ラッチの2段からなり、 ラッチイネーブル源信号に同期して、各データ電極に対
    応するシフトレジスタ出力と第2ラッチ出力とを比較
    し、その比較結果に基づき、前記第1ラッチをラッチす
    る第1ラッチイネーブル信号と前記第2ラッチをラッチ
    する第2ラッチイネーブル信号とを生成するラッチイネ
    ーブル信号制御回路を有し、 前記各データのうち、点灯から非点灯または非点灯から
    点灯のデータに変化するときのデータのみ、前記第2ラ
    ッチイネーブル信号により書込みタイミングをずらすこ
    とを特徴とする表示パネル駆動装置。
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