JP2003041170A5 - 油性インキ組成物及びその用途及び染料 - Google Patents
油性インキ組成物及びその用途及び染料 Download PDFInfo
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項1】 色材として下記化学構造式1あるいは2で示される染料を少なくとも一種類以上含み、溶剤としてアルコールまたはエーテルを含むことを特徴とするインキ組成物。
【化1】
【化2】
(これらの式中、Aは同じでも異なってもよく、3級アミンあるいは3〜4級アンモニウムイオン基である。)
【請求項2】 前記染料が化学構造式1あるいは2においてAが4級アンモニウムイオン基であり、かつ溶剤として使用する炭素数2以上のアルコールまたはエーテルに少なくとも20%質量以上溶解するものである、請求項1記載のインキ組成物。
【請求項3】 金属錯塩染料または顔料を更に含む請求項1又は2記載のインキ組成物。
【請求項4】 さらに樹脂として少なくともポリビニルブチラールを含む請求項1〜3のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項5】 トリアリールメタン系染料を併用する請求項1〜4のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項6】 アルコールまたはエーテルからなる前記溶剤であって脂肪族系溶剤である溶剤が、インキ組成物の全溶剤の40質量%以上を占める、請求項1〜5のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項7】 金属錯塩染料としては銅フタロシアニン系染料を使用する請求項3〜6のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項8】 前記溶剤が炭素原子数2以上の脂肪族アルコール、多価アルコールまたはグリコールエーテルから選ばれたものである、請求項1〜7のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いた油性サインペン。
【請求項10】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いた油性スタンプ台。
【請求項11】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いた油性ボールペン。
【請求項12】 下記構造式1あるいは2で示される染料。
【化11】
【化12】
(これらの式中、Aは同じでも異なってもよく、3級アミンあるいは3〜4級アンモニウムイオン基である。)
【請求項13】 前記Aが炭素原子数6〜20のアルキル基を含む長鎖アルキルアンモニウムイオン基である、請求項12記載の染料。
【請求項14】 前記Aが下記構造式である、請求項12または13記載の染料。
【化13】
【請求項1】 色材として下記化学構造式1あるいは2で示される染料を少なくとも一種類以上含み、溶剤としてアルコールまたはエーテルを含むことを特徴とするインキ組成物。
【化1】
【化2】
(これらの式中、Aは同じでも異なってもよく、3級アミンあるいは3〜4級アンモニウムイオン基である。)
【請求項2】 前記染料が化学構造式1あるいは2においてAが4級アンモニウムイオン基であり、かつ溶剤として使用する炭素数2以上のアルコールまたはエーテルに少なくとも20%質量以上溶解するものである、請求項1記載のインキ組成物。
【請求項3】 金属錯塩染料または顔料を更に含む請求項1又は2記載のインキ組成物。
【請求項4】 さらに樹脂として少なくともポリビニルブチラールを含む請求項1〜3のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項5】 トリアリールメタン系染料を併用する請求項1〜4のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項6】 アルコールまたはエーテルからなる前記溶剤であって脂肪族系溶剤である溶剤が、インキ組成物の全溶剤の40質量%以上を占める、請求項1〜5のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項7】 金属錯塩染料としては銅フタロシアニン系染料を使用する請求項3〜6のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項8】 前記溶剤が炭素原子数2以上の脂肪族アルコール、多価アルコールまたはグリコールエーテルから選ばれたものである、請求項1〜7のいずれかに記載のインキ組成物。
【請求項9】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いた油性サインペン。
【請求項10】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いた油性スタンプ台。
【請求項11】 請求項1〜6のいずれか1項に記載のインキ組成物を用いた油性ボールペン。
【請求項12】 下記構造式1あるいは2で示される染料。
【化11】
【化12】
(これらの式中、Aは同じでも異なってもよく、3級アミンあるいは3〜4級アンモニウムイオン基である。)
【請求項13】 前記Aが炭素原子数6〜20のアルキル基を含む長鎖アルキルアンモニウムイオン基である、請求項12記載の染料。
【請求項14】 前記Aが下記構造式である、請求項12または13記載の染料。
【化13】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具用油性インキ組成物として好適に用いられ、インキ中での染料溶解性や他の原材料との相溶性に優れた特性を持つインキ組成物及びその用途及びその染料に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記具用油性インキ組成物として好適に用いられ、インキ中での染料溶解性や他の原材料との相溶性に優れた特性を持つインキ組成物及びその用途及びその染料に関する。
(これらの式中、Aは同じでも異なってもよく、3級アミンあるいは3〜4級アンモニウム基である。)
(2)前記染料が化学構造式1あるいは2においてAが4級アンモニウムイオン基であり、かつ溶剤として使用する炭素数2以上のアルコールまたはエーテルに少なくとも20質量%以上溶解するものである、(1)記載のインキ組成物。
(2)前記染料が化学構造式1あるいは2においてAが4級アンモニウムイオン基であり、かつ溶剤として使用する炭素数2以上のアルコールまたはエーテルに少なくとも20質量%以上溶解するものである、(1)記載のインキ組成物。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2001232222A JP4744029B2 (ja) | 2001-07-31 | 2001-07-31 | 油性インキ組成物及びその用途 |
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