JP2003039337A - 砥 石 - Google Patents

砥 石

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JP2003039337A
JP2003039337A JP2001255341A JP2001255341A JP2003039337A JP 2003039337 A JP2003039337 A JP 2003039337A JP 2001255341 A JP2001255341 A JP 2001255341A JP 2001255341 A JP2001255341 A JP 2001255341A JP 2003039337 A JP2003039337 A JP 2003039337A
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Mamoru Yamazaki
守 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 網ヤスリ、紙ヤスリ、布ヤスリ等の研磨材を
軟質発泡樹脂材の上面に設けたものを金属板の上面に取
り付けることによって砥石を構成し、どのような刃物研
ぎにも対応できるようにした砥石を提供する。 【解決手段】 長方形の薄い金属板からなる台材1の上
部に前記台材1と同形の軟質発泡樹脂材を設け、上面に
研磨材3を設けて長方形板状の砥石2構成し、台材1の
下部の適所に取付材4を設けたもので、取付材4は特定
のものではなく、フェライト磁石、吸着盤等を使用する
ことによって任意の場所に取り付けることができるよう
にし、又、把手を設けることによってハンデイ砥石とし
て利用することができるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は網ヤスリ、紙ヤス
リ、布ヤスリ等の研磨材を軟質発泡樹脂材の上面に設け
たものを金属板の上面に取付けることによって砥石を構
成し、どのような刃物研ぎにも対応できるようにした砥
石に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、砥石は粗目、中目、細目等材質の
異なる石を角柱状に裁断し、刃物を研ぐ際、最初に粗目
の砥石で研ぎ、次に中目の砥石で研ぎ、最終的に細目の
砥石で研いで仕上げていた。近年、紙ヤスリや布ヤスリ
等を利用した砥石が提供され、刃物研ぎを専門とする人
でなくても容易に研げるようになってきた。又、V型円
盤状の砥石を機械的に回転させ、V型の溝に刃先を挿入
させて研ぐ家庭用の研磨器具も提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これまでに提
供されている石の砥石は、専門の研師を除いては完全に
研ぐことは難かしく、一般の人には使いこなすことは出
来なかった。即ち、砥石を使って研ぐ場合、刃先の角度
を砥石の面に合わせることが極めて難かしく、又、一定
の角度を保ったままで刃物を前後に摺動せることは可な
りの熟練が必要であった。特に仕上げの砥石を使う場合
は一寸の手加減で刃がこぼれ、粗目の砥石から研ぎ直さ
なければならなず、更に丸刃包丁に至っては図5に示し
たように刃先が浮くため専門の研師に 頼らなければな
らなかった。又、紙ヤスリ、布ヤスリは軽量である上に
自在に折れ曲がったり、刃物を動かさずにヤスリを動か
して研ぐことが出来るが、薄い材質であるため撓みやす
く、適度の力加減が必要であり、ある程度の熟練が必要
であった。本発明は主として網ヤスリを利用し、薄い軟
質発泡樹脂材の上面に網ヤスリを接着剤等で取り付け、
軟質発泡樹脂材の下面に金属の薄板又は硬質合成樹脂板
を利用した台材を取り付けることによって図5に示した
ように研磨材が刃の形に従って凹むのでどのような形状
の刃物にも対応できる砥 石を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、長方形の薄い金属板又は硬質合成樹脂材から
なる台材1の上部に前記台材1と同形の軟質発泡合成樹
脂板を設け、その上面に研磨材3を設けて長方形板状の
砥石2を構成し、台材1の下部の適所に取付材4を設け
たもので、取付材4は特定のものではなく、フェライト
磁石、吸着盤、接着手段等を利用することによって任意
の場所に取り付けることが出来ようにしたものであり、
又、一端に把手5を設けた長方形の薄い金属板又は硬質
合成樹脂板からなる台材1の上部に、前記台材1と同形
で所定の厚さの軟質発泡樹脂材を重設し、その上に研磨
材3を設けたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。
【0006】図1は本発明の正面図で図2は本発明の平
面図、図3は本発明の底面図、図4は本発明の斜視図、
図5は丸刃包丁を研ぐ際砥石と刃の当接状態を示した
図、図6は把手付の本発明の実施例図で図中の符号A丸
刃和包丁を示す。
【0007】1は長方形の薄い金属板又は硬質合成樹脂
板からなる台材で、この台材1の上部に台材1と同形の
軟質発泡樹脂材が重設され、上面全体に研磨材3を設け
ることによって砥石2が構成されている。台材1は特定
の大きさのものではないが、一般に使用されている包
丁、ハサミ、ナイフ等を考慮すると長さ20センチ、幅
15センチ、厚さ2ミリ程度が適当である。
【0008】上面全体に研磨材3を設けた砥石2は軟質
発泡樹脂材からなり、底面が接着剤を介して台材1の上
面に固定されている。軟質発泡樹脂材は押圧すると凹む
ので刃ものを当てて研ぐ場合、どのような刃型の刃もの
でも刃先部分の形状に従って凹むので確実に研ぐことが
できる。
【0009】研磨材3は紙製又は布製のサンドペーパ
ー、網ヤスリ等が挙げられるが、本発明は網ヤスリを研
磨材としている。網ヤスリは硬質合成樹脂の薄板を細か
い網目状に構成したもので、研ぐことによって生じる刃
物や研磨材の削紛が編目内に落ちるので目詰りで研磨効
果が落ちるようなことはなく、長時間効果は持続する。
削紛で目詰まりの状態になっても水の中に浸すか、水を
浴せることによって簡単に取り除くことができる。
【0010】4は砥石1を固定するため台材1の底面部
の適所に設けられた取付材で、フェライト磁石、吸着盤
剤等が用途に従って利用される。従って台所の流し台が
磁性体(鉄)である場合、フェライト磁石を取り付けて
おけば研磨作業のし易い位置に取り付けることができ、
使用しないときは邪魔にならない場所に移動することが
できる。流し台が非鉄金属等の磁性体でない場合は吸着
盤又は接着剤を利用して取り付けるが、吸着盤を利用る
場合は取り付け面が鏡の様な平面でないと取り付けるこ
とができないので、取り付け場所が限定される。接着剤
を利用して取り付ける場合は場所を選ばず何処にでも取
り付けることができるが、一旦取り付けると簡単に取り
外ことができないので、調理作業に支障のない場所に取
り付ける必要がある。近年、着脱を繰り返しても接着効
果の落ちない接着剤が提供されているので、このような
接着剤を利用すると水分のないところであればどこでも
簡単に取り付けることができるが、何れにしても接着剤
は手に付着するので適切な取り付け材ではない。又、取
付材4を使用せず台材1、砥石2の一端に把手5を取り
付けることによってハンデイ砥石として手軽に利用でき
る。
【0011】上記のように構成された本発明を実際に使
用する場合は、図5に示したように砥石の研磨材の面に
刃物の刃の角度を合わせ、上から適度の押圧を加えた状
態で刃ものを摺動させると、砥石が軟質発泡樹脂材であ
るので刃の角度が多少合わなくても確実に研げるが、丸
みを帯びた刃先であっても砥石の軟質発泡樹脂材の弾性
によって刃先全体に研磨材が当るので、馴れない人でも
確実にに研ぐことができる。
【0012】
【発明の効果】上記のように構成した本発明には次のよ
うな効果がある。 a.砥石が軟質発泡樹脂材であるので、刃物を押し当て
た場合、図5bに示したように表面の研磨材が自在に凹
み、刃の角度や湾曲にしたがって刃先に当接するため、
刃が均一に研磨される。 b.水盤の適所に取り付けてあるので、料理しながら包
丁を研ぐことができる。 c.ハサミ、カッターナイフ、その他のナイフ、各種ハ
サミ、各種包丁等を研ぐことができる。 d.流し台の天板の一部に部品として組み込むことも可
能である。 e.研磨材が硬質合成樹脂材からなる網ヤスリであるの
で、刃や網ヤスリの削紛が網目に詰まることがないので
刃を研ぐ効果は長時間変わらない。 f.原材も安く、製造も簡単で大量生産できるので、安
価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の正面図である。
【図2】本発明の平面図である。
【図3】本発明の底面図である。
【図4】本発明の斜視図である。
【図5】本発明の使用状態を示した図である。
【図6】本発明の把手付の実施例図である。
【符号の説明】
1 台材 2 砥石 3 研磨材 4 取付材 5 把手 A 丸刃包丁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長方形の薄い金属板又は硬質の合成樹脂
    板からなる台材の上部に、前記台材と同形で所定の厚さ
    軟質発泡樹脂材を重設し、その上面にに研磨材を設けて
    長方形板状の砥石を構成し、台材の下部の適所に取付材
    を設けたことを特徴とる砥石。
  2. 【請求項2】 取付材がフェライト磁石であることを特
    徴とする請求項1記載の磁石。
  3. 【請求項3】 取付材が複数個の吸着盤であることを特
    徴とする請求項1記載の砥石。
  4. 【請求項4】 一端に把手を設けた長方形の薄い金属板
    又は硬質合成樹脂板からなる台材の上部に、前記台材と
    同形で所定の厚さの軟質発泡樹脂材を重設し、その上面
    に研磨材を設けたことを特徴とする砥石。
JP2001255341A 2001-07-23 2001-07-23 砥 石 Ceased JP2003039337A (ja)

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