JP2003038551A - おむつ廃棄用粘着テープ及び使い捨ておむつ - Google Patents

おむつ廃棄用粘着テープ及び使い捨ておむつ

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JP2003038551A
JP2003038551A JP2001215779A JP2001215779A JP2003038551A JP 2003038551 A JP2003038551 A JP 2003038551A JP 2001215779 A JP2001215779 A JP 2001215779A JP 2001215779 A JP2001215779 A JP 2001215779A JP 2003038551 A JP2003038551 A JP 2003038551A
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adhesive tape
diaper
pressure
adhesive
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Joji Baba
譲治 馬場
Masanori Asai
真紀 浅井
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3M Innovative Properties Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 粘着剤に天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴ
ムを使用していて、ロールの形に製造する時にロールの
側面から粘着剤の染み出しのない使い捨ておむつの廃棄
用粘着テープを提供すること。 【解決手段】 基材と粘着剤層とを含み、粘着剤が、天
然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムを主成分として含有
し、そのガラス転移温度が245〜282Kの範囲であ
り、かつ天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムの含有量
が25〜60重量%の範囲であり、そして複数のテープ
要素の組み合わせによって積層された状態を有している
ように、構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粘着テープに関し、
さらに詳しく述べると、特にパンツ型の使い捨ておむつ
を廃棄する時、使用済みのおむつをコンパクトにまとめ
て廃棄できるおむつ廃棄用粘着テープに関する。本発明
はまた、かかる廃棄用粘着テープを備えた使い捨ておむ
つに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、乳幼児、入院患者、失禁者
などのため、各種の使い捨ておむつが考案され、市販さ
れている。これらの商業的に入手可能な使い捨ておむつ
の多くは、パンツ型の使い捨ておむつ、すなわち、すで
にパンツの形態を有しているかもしくは、締結用粘着テ
ープ(ファスニングテープともいう)の使用によりパン
ツの形態となすことができる使い捨ておむつである。こ
のタイプのおむつは、そのまま着用者に装着することが
できるので、取り扱いが容易であるばかりでなく、使用
感や、通気性、液漏れ防止性などにも優れている。
【0003】また、パンツ型の使い捨ておむつには、そ
れを使用した後で廃棄する時、使用済みのおむつを小さ
く丸めて、再び展開しないように止着するため、おむつ
廃棄に専用の粘着テープが備えられている。この廃棄用
粘着テープにもいろいろなタイプのものが提案されてお
り、廃棄用粘着テープについて記載した文献の一例を示
すと、特許第2581497号、実公平8−10305
号公報、特許第3007564号などを挙げることがで
きる。かかる廃棄用粘着テープは、通常、基材と、その
裏面に塗被された粘着剤層とからなり、粘着剤層は、A
B型ブロックコポリマー、スチレン−エチレン−ブチレ
ン−スチレンブロックコポリマー(SEBS)、スチレ
ン−イソプレン−スチレンブロックコポリマー(SI
S)、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリ
マー(SBS)などの合成ゴムを主成分とする粘着剤か
ら形成されている。
【0004】本発明者らは、このたび、通常の粘着テー
プにおいてその粘着剤の主剤としてしばしば使用されて
いる天然ゴムに着目し、上述のような合成ゴムに代えて
天然ゴムを使用した場合、その天然ゴムに由来する特
徴、例えば凝集力が低く、不織布のような粗面に対して
高い接着性を有することを廃棄用粘着テープにおいても
生かすことができないかを検討した。しかし、天然ゴム
を使用した粘着テープは、それをロールの形態で製造す
る段階で、ロールの側面から粘着剤が染み出し、ロール
の変形等の不具合が発生することが判明した。実際に、
一枚のシートからなる粘着テープのロールを製造した場
合には、テープの幅方向に対して粘着面の大部分はその
背面(基材)に密着し、巻き締まった(換言すると、圧
力がかかった)状態で保持される。その結果、天然ゴム
のように凝集力に乏しく、軟化流動しやすい粘着剤の場
合には、ロール側面から粘着剤の染み出しが発生するこ
ととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、した
がって、特に使い捨ておむつの廃棄用粘着テープとして
有用であって、ロールの形態で製造する時に天然ゴム及
び/又はイソプレン系ゴム(IR)を主剤として使用す
る粘着剤がロール側面から染み出すことがないおむつ廃
棄用粘着テープを提供することにある。
【0006】本発明の目的は、また、天然ゴム及び/又
はイソプレン系ゴムを主剤とする粘着剤を使用した廃棄
用粘着テープを備えた使い捨ておむつを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このた
び、粘着テープの粘着剤の主剤として所定のガラス転移
温度を有する天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムを特
定の範囲の量で使用するとともに、粘着テープ自体を、
一枚のシートのみから構成するのではなくて、複合した
積層構造とした場合、上述の目的を達成することができ
ることを見いだした。
【0008】本発明は、その1つの面において、パンツ
型の使い捨ておむつを廃棄する時に使用する粘着テープ
であって、矩形の基材と、該基材の裏面に少なくともそ
の一部分について塗被された粘着剤からなる粘着剤層と
を含み、前記粘着剤が、天然ゴム及び/又はイソプレン
系ゴムを主成分として含有し、そのガラス転移温度が2
45〜282Kの範囲であり、かつ天然ゴム及び/又は
イソプレン系ゴムの含有量が25〜60重量%の範囲で
あり、そして複数のテープ要素の組み合わせによって積
層された状態を有しており、前記おむつの使用前及び使
用中にはその積層された状態で前記おむつの第1の部位
に貼付されており、かつ、前記おむつの廃棄時、前記粘
着テープの一方の端部を引っ張ることによって、その粘
着テープの積層時の長さを上回る長さに展開して、その
端部を、廃棄形態にある前記おむつの第2の部位に前記
粘着剤層を介して固着可能であることを特徴とするおむ
つ廃棄用粘着テープにある。
【0009】また、本発明は、そのもう1つの面におい
て、パンツ型の使い捨ておむつであって、前記おむつの
ウエスト部分と股下部分とに挟まれた領域に、矩形の基
材と、該基材の裏面に少なくともその一部分について塗
被された粘着剤からなる粘着剤層とを含む廃棄用粘着テ
ープが貼付されており、前記粘着テープの粘着剤が、天
然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムを主成分として含有
し、そのガラス転移温度が245〜282Kの範囲であ
り、かつ天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムの含有量
が25〜60重量%の範囲であり、そして前記粘着テー
プが、複数のテープ要素の組み合わせによって積層され
た状態を有しており、前記おむつの使用前及び使用中に
はその積層された状態で前記おむつの第1の部位に貼付
されており、かつ、前記おむつの廃棄時、前記粘着テー
プの一方の端部を引っ張ることによって、その粘着テー
プの積層時の長さを上回る長さに展開して、その端部
を、廃棄形態にある前記おむつの第2の部位に前記粘着
剤層を介して固着可能であることを特徴とする使い捨て
おむつにある。
【0010】本発明のおむつ廃棄用粘着テープは、複数
のテープ要素の組み合わせによって積層された状態を有
している。粘着テープの一部には、積層に由来する接合
部を備えている。この接合部は、粘着テープをロールの
形態で製造する時、ロール幅方向の厚みバランスを良好
にコントロールすることができ、したがって、通常の粘
着テープのロールの製造に比較して製造時に巻き締まる
部分が少なくなり、ロール側面からの粘着剤の染み出し
を効果的に防止することができる。特に積層ロールのテ
ープ幅に対して、その厚みバランスをとる部分(接合
部)がロール端より内側にあることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるおむつ廃棄用粘着テ
ープ及び使い捨ておむつは、それぞれ、いろいろな形態
で実施することができる。以下、本発明の好ましい実施
の形態について説明する。
【0012】本発明による使い捨ておむつは、いわゆる
パンツ型であり、典型的には、例えば図1に示すような
形を有することができる。使い捨ておむつ20は、包装
から取り出した時の状態で示されており、両側面の開口
部に脚を通して、簡単に着用することができる。おむつ
20のバックシートには、本発明のおむつ廃棄用粘着テ
ープ21がすでに貼付されている。この貼付位置は、本
発明でいう第1の部位に相当する。
【0013】粘着テープ21は、以下に詳細に説明する
が、その粘着テープの一方の端部を引っ張ることによっ
て長尺物に展開することができるので、使用済みのおむ
つを廃棄する時、その粘着テープの端部を廃棄可能な形
態にあるおむつの第2の部位に貼付し、固着可能であ
る。図2は、この状態を示したものである。すなわち、
使用後に丸め込んだ使い捨ておむつ20の外周に、展開
した粘着テープ21を巻き付け、固着することができ
る。粘着テープ21の固着力は強力であり、おむつを丸
めた状態はそのまま維持される。
【0014】本発明の使い捨ておむつにおいて、その本
体の構成は、特に限定されるものではない。したがっ
て、先に引用した特許公報に開示されたものも含めて、
パンツ型使い捨ておむつに一般的な構成を有することが
できる。例えば、バックシートは、使い捨ておむつに常
用されている液体非透過性の材料、例えば通常のポリエ
チレンフィルム、多孔性ポリエチレンフィルム、あるい
はポリオレフィン系の不織布(例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン、ポリエステル等)などから形成するこ
とができる。また、内装シートも、常用されている液体
吸収性の材料、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、
ポリエステルなどの不織布などから形成することができ
る。
【0015】本発明の使い捨ておむつにおいて、廃棄用
粘着テープの貼付位置が重要である。粘着テープは、通
常、おむつの股下部分を除いた、おむつのウエスト部分
と股下部分とに挟まれた領域に貼付される。すなわち、
本発明でいう第1の部位である。特に、おむつのウエス
ト部分から股下部分にかけての長さ方向における中央の
部分から、ウエスト部分までが実用的である。粘着テー
プをこのような特定の位置に貼付するのが好ましいこと
には、例えば、次のような理由がある:股下部分に廃棄
用粘着テープを搭載すると、幼児が座った場合、あるい
はパンツの上にズボン等を重ねてはく場合に、粘着テー
プがずれて剥がれてしまう恐れがある。
【0016】本発明の廃棄用粘着テープは、矩形の基材
と粘着剤層とを少なくとも有している。矩形の基材は、
この技術分野において通常使用されているものを使用す
ることができる。適当な基材としては、例えば、ポリエ
チレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリエ
ステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等
の合成樹脂のフィルムなどを挙げることができる。場合
によっては、天然に産出する材料からのフィルムなどを
基材として使用してもよい。これらのフィルムは、通
常、単層で用いられるけれども、必要に応じて、積層し
て用いてもよい。
【0017】粘着テープの基材は、それに対する粘着剤
層の被着を改良するため、その表面にプライマー処理を
施してもよい。また、粘着テープで使用している粘着剤
の種類に応じて、シリコーン系、長鎖アルキル系、フッ
素系等の剥離処理剤を施してもよい。
【0018】特に、本発明の粘着テープは、それをおむ
つの廃棄に使用した時、展開時に曲げ、引っ張り等のス
トレスがかかるので、フレキシブルでありかつ引裂強度
が大きい基材を使用するのが好ましい。特に好ましい基
材の例としては、ポリプロピレンとポリエチレンをブレ
ンドしたものあるいはそれらのブロック共重合体から形
成されたフィルムを挙げることができる。
【0019】また、基材の形状は、上記したように、矩
形であることが好ましく、正方形であってもあるいは長
方形であってもよい。基材の適当な寸法は、特に限定さ
れないというものの、通常、約10〜40mm(幅)×約
25〜150mm(長さ)×約10〜150μm (厚さ)
である。
【0020】本発明の粘着テープでは、その矩形の基材
の裏面及び、粘着テープの構造に応じて、表面には、そ
の全面にわたってあるいは必要に応じて部分的に、粘着
剤を所定の膜厚で塗被して形成された粘着剤層が施され
る。粘着剤層の形成には、天然ゴム及び/又はイソプレ
ン系ゴムを主成分として含有する粘着剤が用いられる。
ここで使用する粘着剤は、そのガラス転移温度Tgが2
45〜282Kの範囲にあるものである。粘着剤のガラ
ス転移温度が245Kを下回ると、接着力不足によりテ
ープ止着部がおむつから剥がれてしまい、282Kを上
回っても、まったく上記と同様の不具合が発生する。粘
着剤のガラス転移温度は、好ましくは、255〜270
Kの範囲である。
【0021】上述のような粘着剤のガラス転移温度は、
その主成分である天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴム
や、同時に使用される粘着付与剤及び任意に添加される
可塑化油の種類ならびにそれらの配合比率によって決定
される。また、ガラス転移温度は、下記のFоxの式を
用いて計算することができる。
【0022】1/複合Tg=Σwi/Tgi 上式において、wiは、各成分の重量分率であり、Tg
iは、各成分のガラス転移温度である。
【0023】また、上述のような粘着剤において、それ
に含まれる天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムの含有
量は、25〜60重量%の範囲である。天然ゴム等の含
有量が25重量%を下回ると、本発明の廃棄用粘着テー
プと他の接合したテープとの間(接合部)でズレが生
じ、接合部が外れてしまうといった不具合が発生し、反
対に60重量%を上回ると、接着力不足によりテープ止
着部がおむつから剥がれる恐れがあるといった不具合が
発生する。天然ゴム等の含有量は、好ましくは、30〜
50重量%の範囲である。
【0024】粘着剤層の形成に特に好適な天然ゴム及び
/又はイソプレン系ゴムは、上述のようなガラス転移温
度と天然ゴム等の含有量の要件を同時に満たすようなも
のである。
【0025】粘着剤は、天然ゴム及び/又はイソプレン
系ゴムの他に、この技術分野で通常使用されている粘着
付与剤を含有することができる。適当な粘着付与剤の例
としては、以下のものに限定されるわけではないけれど
も、ロジン系、テルペン系、脂肪族(C5)系、芳香族
(C9)系石油炭化水素樹脂及びその水添加物を挙げる
ことができる。このような粘着付与剤は、例えば、Wi
ngtackTM95、WingtackTM10(グ
ッドイヤー社製)などとして商業的に入手可能である。
【0026】また、粘着剤は、液体の可塑化油、例えば
ShellflexTM371(シェル社製)や、鉱油
などを含有することができる。
【0027】さらに、粘着剤は、酸化防止剤、熱安定
剤、紫外線吸収剤、充填剤などの常用の添加剤を必要に
応じて含有することができる。
【0028】粘着剤層の厚さは、広い範囲にわたって変
更することができるというものの、通常、約5〜100
μm の範囲であり、好ましくは約10〜100μm の範
囲である。なお、場合によっては、必要に応じて、基材
の表面に部分的に粘着剤層が形成されていてもよい。
【0029】本発明のおむつ廃棄用粘着テープでは、そ
の粘着テープが、複数のテープ要素の組み合わせによっ
て積層された状態を有していることが重要である。粘着
テープは、このような積層構造を有するため、おむつの
使用前及び使用中にはその積層された状態でおむつの第
1の部位に貼付されているが、おむつの廃棄時には、粘
着テープの一方の端部(開放端)を引っ張ることによっ
て、その粘着テープの積層時の長さを上回る長さまで展
開することができ、よって、その引っ張り上げた端部
を、廃棄形態(小さく丸めた状態)にあるおむつの第2
の部位に、その端部に付いた粘着剤層を介して固着可能
である。
【0030】また、このような粘着テープの開放端に
は、その取り扱い性を高めるため、摘まみ用タブが設け
られていることが好ましい。
【0031】粘着テープの積層構造は、いろいろな態様
で有利に実現することができる。態様を限定するつもり
ではないが、その典型例を以下に説明する。
【0032】1つの好ましい実施態様において、粘着テ
ープを3つのテープ要素から構成することができる。す
なわち、粘着テープを、中央の第2のテープと、それを
挟んだ第1及び第3のテープとから構成するとともに、
それぞれのテープを、少なくとも部分的に、それぞれの
テープの粘着剤層に接合する。このように構成すると、
ゼット(Z)形に積層された形態の粘着テープを得るこ
とができる。
【0033】さらに具体的に説明すると、この粘着テー
プは、例えば図3に示すように、ジグザグ折りの積層粘
着テープである(図では、Z型に折り返されている)。
この粘着テープは、Z型の上辺に相当する第1のテープ
31と、Z型の傾斜線に相当する中央の第2のテープ3
2と、Z型の下辺に相当する第3のテープ33とから構
成されている。図では、この粘着テープを使い捨ておむ
つのバックシート30に貼着し、使用している状態が示
されている。
【0034】第1のテープ31は、そのテープの端部
で、第2のテープ32の端部と粘着剤層34によって接
合されている。一方の接合を有しない端部(開放端)
は、粘着テープを展開する時の摘まみ用タブ36を有し
ている。第1のテープ31の外側部分は、その全長にわ
たって低接着性の物質のような背面処理剤の塗布面を有
している。
【0035】中央の、すなわち第2のテープ32は、そ
の一方の端部で第1のテープ31の方向に折り返され、
上述のように、それと接合されている。第2のテープ3
2の、第1のテープ31に面している側は、その上の全
体に低接着性の物質のような背面処理剤の塗布面を有し
ている。第2のテープ32のもう1つの端部は、第3の
テープ33の粘着剤層35を介してその端部と接合され
ている。
【0036】第3のテープ33は、その片面に粘着剤層
35を有するとともに、それとは反対側の面に、低接着
性の物質のような背面処理剤の塗布面を有している。第
3のテープ33は、その端部において第2のテープ32
の方向に折り返されて、上述したようにその第2のテー
プ32の端部と接合されている。
【0037】この粘着テープは、効率よく安定にロール
の形に製造できることはもちろんのこと、それを構成す
る主たるテープ31、32及び33がZ型に折り返され
ているので、使い捨ておむつのバックシート30に貼着
しておむつの廃棄に使用した場合、貼付のために広い面
積を占有することもなければ、伸長時の十分な長さのた
め、使用後の丸めたおむつを効率よく固着することがで
きる。なお、このタイプの廃棄用粘着テープの積層構造
について、さらに詳しくは、特開平5−117607号
公報を参照されたい。
【0038】もう1つの好ましい形態において、粘着テ
ープを、おむつの第1の部位に粘着剤層により固着され
る固定部と、該固定部から一体的に延在したものであっ
て、その長手方向及び横断方向にそれぞれ少なくとも1
本のテープ分離用スリットが設けられておりかつそれら
のスリットの近傍では基材の裏面に粘着剤が施されてい
ないかもしくは非粘着処理が施されており、そして、ス
リットにそってテープを分離した時、テープの初期の長
さを上回る長さに展開し、おむつの第2の部位に粘着剤
層により固着可能である展開部とから構成することがで
きる。
【0039】このような粘着テープについてさらに説明
すると、かかる積層構造の粘着テープは、その機能の面
から、2つの連続した領域に区分することができる。1
つの領域は、粘着テープをその基材の下の粘着剤層を介
しておむつの第1の部位に固着するための固定部であ
る。いま1つの領域は、この固定部の延長したものであ
って、粘着テープの長さを増加する役割を果たす展開部
である。粘着テープの固定部と展開部の比率は、所望と
する効果に応じて広く変更することができるというもの
の、通常、おむつに対する固着に関して良好な効果が得
られる限り、テープの固定部を狭くし、その分だけ展開
部を拡大し、より大きなテープ延長効果を得ることが好
ましい。
【0040】粘着テープの展開部には、テープの長手方
向及び横断方向にそれぞれ少なくとも1本のテープ分離
用スリットを形成する。スリットは、テープ分離の際に
加えられる力でテープを二分し得るかぎりにおいて、ミ
シン目状に孔が開けられていても、あるいは打ち抜き等
により完全に切断されていてもよい。また、スリット
は、通常、直線パターンとして形成するのが好ましいけ
れども、摘まみ用タブの形成などを考慮にいれた場合、
曲線パターン、ジグザグパターン、その他のパターンで
あってもよい。また、スリットは、それが粘着テープの
末端に位置する場合、粘着テープを引き裂きにくくする
ために、その形状を円形にすることも可能である。さら
に、スリットは、必要に応じて、基材のみでなく、基材
の下の粘着剤層を被覆した剥離テープまで貫通していて
もよい。さらにまた、長手方向のスリットは、固定部の
締結力を補うため、固定部上にはみ出していてもよい。
【0041】粘着テープの展開部に形成されるスリット
は、いろいろな組み合わせを採用することができる。か
かるスリットは、好ましくは、粘着テープの長手方向に
そってx本及び横断方向にそってx本(xは、1以上の
整数である)であるかもしくは粘着テープの長手方向に
そって2x本及び横断方向にそってx本(xは、1以上
の整数である)である。なお、本願明細書において、
「スリットの本数」とは、1本のスリットであっても、
それが途中で他のスリットと直交する場合には、そこで
分割して2本もしくはそれ以上のスリットとしてカウン
トするものとする。
【0042】本発明の廃棄用粘着テープでは、上記のよ
うにして形成したスリットにそってテープを分離した
時、テープの初期の長さを上回る長さに展開し、おむつ
の第2の部位に粘着剤層により固着可能である。特に、
適当な展開長さを有する粘着テープを選択して使用する
ことによって、おむつに最も適した形でテープの固着を
行うことができる。
【0043】上記したような特徴に加えて、本発明の廃
棄用粘着テープでは、形成された分離用スリットの近傍
を非粘着性とするのが好ましい。スリット近傍に対する
非粘着性の付与は、いろいろな手法に従って行うことが
できるというものの、好ましくは、基材の裏面に粘着剤
を付与しないでその部分の粘着剤層を省略すること、形
成した粘着剤層の上に非粘着処理を施こすこと、その他
を挙げることができる。適当な非粘着処理としては、例
えば、粘着剤層にマスキングフィルム、例えばPETフ
ィルム、OPPフィルム等のフィルムを部分的に貼着す
ること、粘着剤層にタルク、無機材料などの非粘着性材
料の粉末等を部分的に散布すること、などを挙げること
ができる。このように、特にスリットの近傍において非
粘着性部を設けることによって、粘着テープの展開を簡
便に行うことができる。また、マスキングフィルムを設
けた場合、粘着テープの引裂強度を強化することができ
る。
【0044】上述のような粘着テープでは、その展開部
の展開時の末端(開放端)に摘まみ用タブを設けるのが
好ましい。摘まみ用タブは、好ましくは、例えばPET
フィルム、OPPフィルム等のマスキングフィルムをも
って構成するかもしくは粘着テープの末端部の折り返し
をもって構成することができる。摘まみ用タブは、識別
しやすくするため、必要に応じて着色してもよい。
【0045】また、かかる粘着テープでは、さらに、そ
の展開部の展開時の粘着剤層の上にさらに剥離テープを
被覆するのが好ましい。剥離テープの被覆は、この技術
分野において通常行われているようにして実施すること
ができる。例えば、粘着テープで使用している粘着剤の
種類に応じて、シリコーン系、長鎖アルキル系、フッ素
系等の剥離処理剤を施した基材テープを剥離テープとし
て使用することができる。
【0046】さらに具体的に説明すると、この粘着テー
プは、例えば図4に示すように、基材1と、その底面の
全体に塗布された粘着剤層2と、粘着剤層2の一部をマ
スキングしたマスキングフィルム3と、基材1のうち固
定部Iを除いた部分、すなわち、展開部IIに被覆された
剥離テープ4とから構成されている。基材1の末端には
摘まみ用タブ5が形成されている。マスキングフィルム
3は、スリットにおけるテープの分離やタブの形成のた
め、図示のような所定の所定のパターンで配置されてい
る。使い捨ておむつ20に対する粘着テープ11の貼着
は、粘着テープ11の固定部Iの粘着剤層露出部分2a
をおむつ20に密着させることによって行うことができ
る。
【0047】粘着テープ11は、使用済みのおむつを丸
めて廃棄する時、そのテープの展開部IIを伸ばして、お
むつを十分に強く巻き付けてコンパクトにすることがで
きる。粘着テープ11の展開は、具体的には、摘まみ用
タブ5を引き上げたあと、テープ内に長手方向及び横断
方向に形成されたスリットにそってテープ片を順次持ち
上げることによって行うことができる。図示の例の場
合、形成されたスリットが分離する順序は、b4−b2
−a1−b1−a2−a3−b3−a4である。このよ
うにして引き伸ばした後の粘着テープの強度及び粘着性
は、引き伸ばし前のそれに比較可能なレベルである。な
お、このようなタイプの廃棄用粘着テープの積層構造に
ついて、さらに詳しくは、特開平10−130592号
公報を参照されたい。
【0048】また、粘着テープを、例えば特開平9−9
9010号公報に開示されるように構成してもよい。こ
の粘着テープは、その長さ方向に折り畳まれて、おむつ
のバックシートの表面に固着される基部及びおむつの廃
棄時にそのおむつを固定する固定部を形成しており、ま
た、固定部の少なくとも一部が、粘着テープの長手方向
に塑性変形により伸長可能である。
【0049】
【実施例】次いで、本発明をその実施例について説明す
る。実施例1 先に図3を参照して説明したZ型積層構造をもった14
種類の廃棄用粘着テープを製造した。
【0050】本例では、粘着剤層の形成のため、次のよ
うな粘着剤成分を所要量で使用した。
【0051】天然ゴム…下記の第1表に記載のように粘
着剤のガラス転移温度Tg(K)及び天然ゴム含有量
(重量%)を変更した。
【0052】粘着付与剤…脂肪族系石油炭化水素樹脂 可塑化油…テルペン系石油炭化水素樹脂 酸化防止剤…フェノール系化合物 幅50mm及び厚さ80μmのポリオレフィンフィルム
を第1のテープとして用意し、その一方の面に、背面処
理剤を塗布した。次いで、この第1のテープの反対側の
面に、上記のような組成の粘着剤を塗布し、粘着剤層を
形成した。なお、この第1のテープの端部の面には摘ま
み用タブを取り付けた。
【0053】また、幅70mm及び厚さ40μmのポリ
オレフィンフィルムを第2(中央)のテープとして用意
し、その一方の面に、第1のテープで用いたものと同じ
背面処理剤を塗布した。
【0054】さらに、幅70mm及び厚さ80μmの2
ポリオレフィンフィルムを第3のテープとして用意し、
その一方の面に、第1のテープで用いたものと同じ背面
処理剤を全面に塗布した。この第3のテープの反対側の
面には、第1のテープで用いたものと同じ粘着剤を全面
に塗布し、粘着剤層を形成した。
【0055】その後、第1、第2及び第3のシートを積
層装置に供給して、図3に示したようなZ型積層構造を
もった粘着テープを製造した。
【0056】図5は、上記のようにして製造した14種
類の粘着テープについて、その粘着剤層で使用した粘着
剤のガラス転移温度Tg(K)と天然ゴム含有量(重量
%)の関係をプロットしたグラフである。実施例2 実施例1で製造した廃棄用粘着テープのサンプルを、対
不織布接着性、対不織布保持力及び丸め廃棄性の3項目
に関して試験した。試験方法及び評価基準は、下記の通
りである。 対不織布接着性:市販のパンツ型使い捨ておむつから不
織布製バックシートを分離し、粘着テープサンプルの第
1のシートを展開してその粘着剤層を貼付した。圧着ロ
ーラで繰り返し圧着した後、第1のシートをその端部か
ら引き剥がした。不織布に破れや表層の剥離(ここで
は、総称して不織布破壊という)が発生したか否かを目
視によって観察した。 対不織布保持力:市販のパンツ型使い捨ておむつから不
織布製バックシートを分離し、粘着テープサンプルの第
1のシートを展開してその粘着剤層を貼付した。圧着ロ
ーラで圧着した後、静加重保持力(バックシートと粘着
シートが離れるまでの時間、分)を測定した。 丸め廃棄性:市販のパンツ型使い捨ておむつ(不織布製
バックシートを使用)に図1に示すように粘着テープサ
ンプルを貼付して後、図2に示すように丸め、粘着テー
プの第1のシートを展開してその先端の粘着剤層をバッ
クシートに貼付した。粘着テープによるおむつの止着が
完了した後、そのままの状態を3時間にわたって保持
し、その間に粘着テープの止着状態に変化があるか否か
を観察した。止着状態は、次のように評価した。
【0057】 ○…止着状態に変化なし ×…止着部の剥れ、あるいは第1のテープと第2のテー
プの端部どうしの接合部におけるはずれ 下記の第1表に記載のような評価結果が得られた。
【0058】
【表1】 上記第1表に記載の評価結果から理解できるように、サ
ンプル11と14において、対不織布接着性と丸め廃棄
性の結果が好ましくない。すなわち、これらのサンプル
では粘着テープの接着力が低下していることがわかる。
また、サンプル3では、丸め廃棄性の試験で、第1のテ
ープと第2のテープの端部どうしの接合部においてズレ
が発生している。これらの評価結果を総合すると、本発
明の廃棄用粘着テープの場合、粘着剤の天然ゴムの含有
量が25〜60重量%の範囲であり、かつガラス転移温
度Tgが245〜282Kの範囲であるもの、とりわけ
図6のグラフにおいて領域Aでカバーされる範囲のもの
が好適である。実施例3 実施例1で製造した廃棄用粘着テープのサンプル2及び
5を、その粘着テープからの粘着剤の染み出しに関して
試験した。
【0059】それぞれのサンプルを保存した後、粘着テ
ープの側面から粘着剤の染み出しがあるか否かを顕微鏡
(倍率14×)で観察した。粘着剤の染み出しはほとん
どないことが観察された。
【0060】比較のため、サンプル2及び5の第1のシ
ートのみを単純に3枚重ねにし、得られた積層体からの
粘着剤の染み出しの有無を上記と同様な手順で観察し
た。サンプル2及び5に対応するそれぞれの積層体にお
いて、サンプルの場合に比較して顕著に粘着剤が染み出
していることが観察された。このような観察結果から、
粘着テープをZ型に積層した場合、粘着テープからの粘
着剤の染み出し防止に有効であることがわかる。
【0061】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の粘着テ
ープは、パンツ型の使い捨ておむつの廃棄用粘着テープ
として使用した時、嵩張ることがなく、着用者に対して
異物感、違和感等の不快感を与えることがなく、そし
て、使用済みおむつを廃棄する時、コンパクトにまとめ
てから廃棄することができる。また、したがって、かか
る粘着テープを備えた使い捨ておむつも、上述のような
効果を得ることができる。さらに、この粘着テープは、
その粘着剤の主成分として天然ゴム及び/又はイソプレ
ン系ゴムを使用しているにもかかわらず、ロールの形態
に製造している間にロール側面から粘着剤が染み出すと
いう不具合の発生も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄用粘着テープをパンツ型の使い捨
ておむつに使用した例を示す斜視図である。
【図2】図1に示した廃棄用粘着テープをおむつの廃棄
時に使用した例を示す斜視図である。
【図3】本発明による廃棄用粘着テープの好ましい一例
を示した断面図である。
【図4】本発明による廃棄用粘着テープのもう1つの好
ましい例を示した断面図である。
【図5】14種類の粘着テープについて、その粘着剤層
で使用した粘着剤のガラス転移温度Tg(K)と天然ゴ
ム含有量(重量%)の関係をプロットしたグラフであ
る。
【符号の説明】
1…基材 2…粘着剤層 3…マスキングフィルム 4…剥離テープ 5…摘まみ用タブ 11…廃棄用粘着テープ 20…パンツ型の使い捨ておむつ I…固定部 II…展開部 a1…長手方向スリット b1…横断方向スリット 31…第1のテープ 32…第2のテープ 33…第3のテープ 34…粘着剤層 35…粘着剤層 36…摘まみ用タブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 真紀 神奈川県相模原市南橋本3−8−8 住友 スリーエム株式会社内 Fターム(参考) 3B029 BD21 4C098 AA09 CD10 CE05 CE14 DD10 DD22 DD25 DD26

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンツ型の使い捨ておむつを廃棄する時
    に使用する粘着テープであって、 矩形の基材と、該基材の裏面に少なくともその一部分に
    ついて塗被された粘着剤からなる粘着剤層とを含み、 前記粘着剤が、天然ゴム及び/又はイソプレン系ゴムを
    主成分として含有し、そのガラス転移温度が245〜2
    82Kの範囲であり、かつ天然ゴム及び/又はイソプレ
    ン系ゴムの含有量が25〜60重量%の範囲であり、そ
    して複数のテープ要素の組み合わせによって積層された
    状態を有しており、前記おむつの使用前及び使用中には
    その積層された状態で前記おむつの第1の部位に貼付さ
    れており、かつ、前記おむつの廃棄時、前記粘着テープ
    の一方の端部を引っ張ることによって、その粘着テープ
    の積層時の長さを上回る長さに展開して、その端部を、
    廃棄形態にある前記おむつの第2の部位に前記粘着剤層
    を介して固着可能であることを特徴とするおむつ廃棄用
    粘着テープ。
  2. 【請求項2】 前記粘着テープが、中央の第2のテープ
    と、それを挟んだ第1及び第3のテープとから構成され
    ていて、それぞれのテープは、少なくとも部分的に、そ
    れぞれのテープの粘着剤層に接合され、ゼット形に積層
    された形態を有していることを特徴とする請求項1に記
    載のおむつ廃棄用粘着テープ。
  3. 【請求項3】 前記粘着テープが、前記おむつの第1の
    部位に前記粘着剤層により固着される固定部と、該固定
    部から一体的に延在したものであって、その長手方向及
    び横断方向にそれぞれ少なくとも1本のテープ分離用ス
    リットが設けられておりかつそれらのスリットの近傍で
    は前記基材の裏面に粘着剤が施されていないかもしくは
    非粘着処理が施されており、そして、前記スリットにそ
    ってテープを分離した時、前記テープの初期の長さを上
    回る長さに展開し、前記おむつの第2の部位に前記粘着
    剤層により固着可能である展開部とからなることを特徴
    とする請求項1に記載のおむつ廃棄用粘着テープ。
  4. 【請求項4】 前記展開部の展開時の末端に摘まみ用タ
    ブが設けられていることを特徴とする請求項2又は3に
    記載のおむつ廃棄用粘着テープ。
  5. 【請求項5】 パンツ型の使い捨ておむつであって、 前記おむつのウエスト部分と股下部分とに挟まれた領域
    に、矩形の基材と、該基材の裏面に少なくともその一部
    分について塗被された粘着剤からなる粘着剤層とを含む
    廃棄用粘着テープが貼付されており、 前記粘着テープの粘着剤が、天然ゴム及び/又はイソプ
    レン系ゴムを主成分として含有し、そのガラス転移温度
    が245〜282Kの範囲であり、かつ天然ゴム及び/
    又はイソプレン系ゴムの含有量が25〜60重量%の範
    囲であり、そして前記粘着テープが、複数のテープ要素
    の組み合わせによって積層された状態を有しており、前
    記おむつの使用前及び使用中にはその積層された状態で
    前記おむつの第1の部位に貼付されており、かつ、前記
    おむつの廃棄時、前記粘着テープの一方の端部を引っ張
    ることによって、その粘着テープの積層時の長さを上回
    る長さに展開して、その端部を、廃棄形態にある前記お
    むつの第2の部位に前記粘着剤層を介して固着可能であ
    ることを特徴とする使い捨ておむつ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248169A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Daio Paper Corp 紙おむつの後処理テープ、及び後処理テープ付き紙おむつ

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