JP2003035356A - カム一体ギヤの製法 - Google Patents

カム一体ギヤの製法

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JP2003035356A
JP2003035356A JP2001223117A JP2001223117A JP2003035356A JP 2003035356 A JP2003035356 A JP 2003035356A JP 2001223117 A JP2001223117 A JP 2001223117A JP 2001223117 A JP2001223117 A JP 2001223117A JP 2003035356 A JP2003035356 A JP 2003035356A
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Japan
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cam
gear
shaft hole
shaft
manufacturing
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Tatsuhiro Iio
達弘 飯尾
Toyoshige Nakada
豊繁 中田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カムとカムギヤを一体化したカム一体化ギヤを
低コストで製造する。 【構成】カム12とカムギヤ11を焼結合金粉を用いて
一体に成形して焼結する。その後、高耐久性が要求され
るカムを局部焼き入れしてカム一体ギヤ10を得る。こ
のとき、シャフト穴13の軸方向両端面14から焼き入
れすることにより、この部分に十分な耐摩耗性を与えて
従来必要であったブッシュを省略する。また、シャフト
穴13の表面を含油可能な多孔質にして、ここに潤滑油
を含浸させることによりシャフト19を潤滑しながら軸
受けする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カム一体ギヤの
有利な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4はカムとカムギヤを一体化したカム
一体ギヤの従来における製造法を示し、まず別々に製造
された鋳造のカム1と鍛造のカムギヤ2とを用意する。
なお図中のA、Bはそれぞれカム1とカムギヤ2の正面
図、a,bは各々の回転軸方向断面図を示し、Cは組立
状態の断面図を示す。
【0003】カム1とカムギヤ2を組み立てるには、カ
ムギヤ2のシャフト穴3へカム1のボス部4を圧入し、
予めカム1のノック穴5aへ打ち込んだノックピン5を
カムギヤ2のボス部に形成された係合溝2aへ係合さ
せ、かつカム1のボス部4に抜け止めリング6を取付
け、さらにカム1のシャフト穴3にブッシュ8を嵌合し
ていた。なお、ブッシュ8はシャフト穴3の軸方向両端
面が他の部材へ接触する際における摩耗を防止するため
に必要であった。
【0004】このような構造図のカム一体ギヤを製造す
る従来の工程は、まずカムについて位置決め用ノック穴
の機械加工、カムフェイスのフライス加工、油穴加工、
熱処理、カム研磨、軸研磨等の各種機械加工が必要であ
り、またカムギヤについても、切断、加熱・鍛造、焼
準、ショット、内径ピアス加工、歯切、歯面取り、溝入
れ、ポンチマーク打刻の各種機械工程がある。さらに、
これらの組み立て工程としてカムとカムギヤの圧入及び
ブッシュの圧入、さらにはシェービング等の加工があ
る。
【0005】一方、このような鋳造や鍛造ではなくギヤ
を焼結で製造することも公知であり(特開平11−26
9597号)、またカムを焼結合金粉を用いて成形し、
これにカムシャフトを嵌合した状態で焼結一体化するこ
とも公知である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来方
法のカム1とカムギヤ2をそれぞれを別工程で製作して
から組み立てる方法は、上記のように全体の工数が多く
なり、かつ組立ての際に必要な部品点数も増大すること
になった。一方、焼結を利用すれば工程の短縮が可能に
なると考えられる。しかし単純にカムとカムギヤを焼結
一体化しただけでは、それぞれに要求される強度等の特
性が相違するため実用に耐えるものには到底なり得な
い。特にカムシャフト部分の軸方向両端面における摩耗
を防止するために圧入されているブッシュは省略できな
い。
【0007】さらに、カムとカムシャフトを焼結一体化
する場合、所定形状まで成形したカムと予め別工程で製
作されたカムシャフトとが必要であり、それぞれを別体
に製作する手間を要することに変わりはない。したがっ
て焼結によりカムとカムギヤを一体化して実用レベルに
製造できるとともに、可能な限り少ない工数で製作で
き、かつ部品点数を削減できることが望まれている。本
願発明は係る要請を満足するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本願発明に係るカム一体ギヤの製法は、共通のシャフト
穴を有するようにカムとギヤを焼結により一体に形成
し、その後前記カムフェイス部分及びシャフト穴の軸方
向両端部を局部焼き入れして、カムフェイス部分及びシ
ャフト穴の軸方向両端面の耐摩耗性を向上させたことを
特徴とする。このときシャフト穴の表面を多孔質にして
潤滑油を含浸させるようにしてもよい。
【0009】
【発明の効果】本願発明はカムとカムギヤを同一の焼結
合金粉を用いて一体に焼結で成形する。このためカムと
カムギヤを別々に製作し、その後組立てるような工程が
不要となり、工数を削減できる。また、焼結後カム部分
を局部焼き入れすることにより、特別に高耐久性の要求
されているカムが十分な耐久性を獲得できる。したがっ
てカム及びカムギヤはそれぞれに要求される特性を備え
ることができ、十分に実用レベルのものとなる。また、
カムとカムギヤの組立が不要になったことにより、ピン
やクリップなどの組立に要する部品も不要となる。
【0010】そのうえ、シャフト穴の軸方向両端部を局
部焼き入れすることにより、シャフト穴の軸方向両端面
における耐摩耗性を向上できるため、この部分の摩耗を
防ぐために従来必要であったブッシュを省略でき、シャ
フト穴の軸方向両端面がブッシュ代用部となる。したが
って、ブッシュ圧入の省略に伴う部品点数及び工程の削
減が可能になった。
【0011】また、シャフト穴の表面を焼結密度の調整
により含油可能な程度の多孔構造にして、この多孔部内
へ潤滑油を含浸させて保持することができるため、シャ
フト穴内面を含油タイプの潤滑部にすることができ、シ
ャフトに対する潤滑が確実になり、かつ潤滑構造を簡単
にできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて一実施例を
説明する。図1は本願発明によって得られるカム一体ギ
ヤ10を示し、図2はそのシャフト穴の軸線方向断面で
ある。これらの図に示すように、このカム一体ギヤ10
はヘリカルギヤとして構成されたカムギヤ11の側面に
カム12が同軸で一体化されている。カム12に形成し
ているシャフト穴13はカムギヤ11の中心を貫通して
いる。図中の符号14はシャフト穴13の軸方向両側の
端面、15はカムギヤ11の中央部、16は歯部であ
る。また、17はカムフェイス、18はカムトップ、1
9はシャフトである。
【0013】図3はこのカム一体ギヤ10を使用したエ
ンジンの一部を示す断面図であり、カム一体ギヤ10を
軸支するシャフト19は、クランクシャフト20と平行
に配置され、その両端をアルミ合金製であるクランクケ
ース21の壁部22、23へ嵌合して支持されている。
シャフト19の一端が嵌合する壁部22にはシャフト穴
13の一方の端面14が当接し、他方の端面14はシャ
フト13に形成された大径部24の側面へワッシャ25
を介して押し当てられている。
【0014】カムギヤ11はクランクシャフト20上の
駆動ギヤ26とかみ合い、クランクシャフト20によっ
て回転駆動される。したがってカム一体ギヤ10は、シ
ャフト穴13の両端面14は壁部22とワッシャ25へ
接触しながら、シャフト19の回りを回転し、プッシュ
ロッド27を介して図示しない吸気又は排気バルブを開
閉させるようになっている。
【0015】なお、シャフト穴13の表面は、潤滑油を
含浸保持できる程度に多孔質になっており、このような
多孔質構造及びカム一体ギヤとしての所定強度等の諸物
性が得られるように、カム一体ギヤ10を構成する焼結
合金粉の材料及び焼結密度が予め設定されている。
【0016】このカム一体ギヤ10を製作するには、焼
結ギヤ用の配合を有する焼結合金粉を用いて焼結成形す
る。この焼結合金粉は、珪素、マンガン、リン、硫黄、
ニッケル、モリブデン、銅、炭素等をそれぞれ適当量配
合した鉄系合金を構成するためのものであって、例えば
上記公開公報に記載されたような配合のものを利用でき
る。
【0017】まず、この焼結合金粉を用いて図1及び図
2に示すカム一体ギヤ10の形状に圧粉成形し、これを
常法にて焼結する。その後サイジング及びシェービング
等の機械加工によりカムギヤ11を形成する。また、カ
ム12については、カム部の油穴やカム基準穴を機械加
工で形成し、その後、カム12を高周波焼き入れ等によ
り局部焼き入れする。
【0018】図2に示すように、この焼き入れによって
カムフェイス17を含む表面側が交差する斜線で示す焼
き入れ硬化部となって必要な程度に耐摩耗性が向上す
る。また、同時にシャフト穴13の軸方向両端部から局
部焼き入れすることにより、カムシャフト軸受部の焼き
入れも行われる。このときシャフト穴13の軸方向両端
面14も交差する斜線で示した焼き入れ硬化部となり、
耐摩耗性が向上することにより、従来圧入されて設けら
れることが必要であったブッシュに代わる部分、すなわ
ちブッシュ代用部となる。さらにその後、カム研磨や仕
上げのための必要な機械加工をすることによりカム一体
ギヤ10が完成する。
【0019】このようにして得られたカム一体ギヤ10
の物性は表1の通りである。
【0020】なお、焼結合金の配合及び焼結条件は、焼
結合金粉の圧粉体を密度7.00〜7.10(6t/c
m2)で用い、焼結の硬度HRB85〜95、焼き入れ
後のカム部の硬度HRC45〜55、切削性を従来同等
となるように設定する。このようにして得られたカム一
体ギヤ10は、200時間以上の高耐久性を備え、十分
に実用に耐えるものになった。また、前記シャフト穴1
3の表面を含油用多孔質構造にするための密度も実現で
きた。
【0021】したがって本願発明に係るカム一体ギヤの
製法によれば、カムとカムギヤを別体に製作する従来の
方法と比べて著しく製造工数を削減できる。しかも別体
のカムとカムギヤを組み立てる必要がないので、組立部
品を削減できる。
【0022】そのうえ、焼結後にカム部のみを局部焼き
入れすることにより、カム一体ギヤでありながら、カム
11とカムギヤ12の物性を異ならせ、それぞれに要求
される物性を得ることができたので、実用上十分使用に
耐えるものとすることができる。
【0023】しかも、シャフト穴13の軸方向両端側か
ら焼き入れするので、カム12の焼き入れと同時にシャ
フト穴13の両端面14を局部焼き入れすることにより
両端面14の耐摩耗性を向上させて当接相手側部材であ
る壁部22及びワッシャ25(図3)との回転接触時に
おける摩耗を防ぐことができ、その結果、両端面14部
分は従来のようなブッシュの圧入を省略しても十分に耐
摩耗性のあるブッシュ代用部分となることができる。こ
のため、従来必要であったブッシュを不要にして部品点
数及び圧入工数を削減でき、製造コストを低下させるこ
とができる。
【0024】そのうえ、シャフト穴13の表面を焼結密
度の調整によって含油可能な多孔構造にしたので、ここ
に潤滑油を含浸させて保持させることができる。したが
って潤滑油を含浸したシャフト穴13を直接シャフト1
9へ接触させることにより、シャフト19に対する良好
な潤滑を確保でき、かつ潤滑構造を簡単にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の斜視図
【図2】実施例の断面図
【図3】実施例が適用されたエンジンの一部を示す断面
【図4】従来例の構成及び断面図
【符号の説明】 10:カム一体ギヤ、11:カムギヤ、12:カム、1
3;シャフト穴、14:端面、19:シャフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16H 55/17 F16H 55/17 Z Fターム(参考) 3J030 AC01 BA05 BC03 BC10 EB01 EB07 EC01 4K018 AA24 FA08 FA46 HA02 HA04 HA05 KA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通のシャフト穴を有するようにカムと
    カムギヤを焼結により一体に形成し、その後前記カムフ
    ェイス部分及びシャフト穴の軸方向両端部を局部焼き入
    れして、カムフェイス部分及びシャフト穴の軸方向両端
    面の耐摩耗性を向上させたことを特徴とするカム一体ギ
    ヤの製法。
  2. 【請求項2】 前記シャフト穴の表面を多孔質にして潤
    滑油を含浸させたことを特徴とする請求項1に記載した
    カム一体ギヤの製法。
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