JP2003034364A - 包装容器及び緩衝材 - Google Patents

包装容器及び緩衝材

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JP2003034364A JP2001222828A JP2001222828A JP2003034364A JP 2003034364 A JP2003034364 A JP 2003034364A JP 2001222828 A JP2001222828 A JP 2001222828A JP 2001222828 A JP2001222828 A JP 2001222828A JP 2003034364 A JP2003034364 A JP 2003034364A
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Sachiko Sugaya
さち子 菅家
Yoshikazu Ito
義和 伊藤
Tamiji Masatoki
民治 政時
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  • Buffer Packaging (AREA)
  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 搬送の際に物品の保護及び包装を行う包装容
器及びこれに用いられる緩衝材において、リサイクル性
を高めると共に廃棄時の安全性及び簡易性を高めて、環
境保護に配慮する。 【解決手段】 外装材2と該外装材内に収納される物品
を衝撃等の影響から保護するための緩衝材3によって構
成される包装容器1、又は、物品を衝撃等の影響から保
護するための緩衝材において、緩衝材は、空気が封入さ
れた気室4と、緩衝材料が封入されると共に温度や気圧
等の影響による上記気室の圧力変化を調整するために外
気の出入りを自由にする空気孔9、9、…が設けられた
気圧調整室6とを有し、主として、紙系等の生分解性を
有する材質によって構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、搬送の際に物品の
保護及び包装を行う包装容器及び緩衝材に関し、脱石油
系原料依存を図って、特に、ゴミの減量化及び廃棄処理
性を高める等、環境に配慮した包装容器及び緩衝材を提
供するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】包装容器は、一般的に、外装材と該外装
材によって包装される物品の破損及び搬送時の衝撃から
の保護を行う緩衝材によって構成される。
【0003】上記包装容器に用いられる緩衝材の材質と
しては、従来は、図9に示すように、空気とウレタン樹
脂を封入した緩衝材aが用いられていた。即ち、緩衝材
aは、空気を充填した気室bと緩衝材料としてウレタン
発泡材(ウレタンフォーム)cが封入されたウレタン室
dとを有する。
【0004】即ち、緩衝材aは3枚の皮膜(フィルム)
e、e、eを使用して、上記気室b及びウレタン室dを
画成した3相構造を為す緩衝ブロックfから成るもので
ある。また、緩衝材aは、上記緩衝ブロックfを一単位
として、使用条件に合わせて多数の緩衝ブロックfを一
体に連結形成したものである。尚、上記フィルムeによ
って画成される気室b、ウレタン室d及び緩衝ブロック
fは、熱圧着によって封止される。
【0005】また、ウレタン室dの表面側のフィルムe
には複数の空気穴が設けられ、気室bの空気が温度や気
圧等で膨張、または、収縮する際の圧力変化を調整し
て、常に一定の緩衝性を発揮するようになっている。
【0006】従って、上記緩衝材aにあっては、優れた
緩衝性を有するウレタンフォームcを用いたウレタン室
dと、空気を充填した気室bとを組み合わせることによ
り、以下のような利点があった。例えば、航空機の貨物
室等、温度及び気圧の変動が激しい環境にあっても一定
の緩衝性が保たれる、即ち、温度や気圧変化の影響を受
けない、ウレタンフォームcは、発泡スチロールの約2
倍という極めて高い衝撃吸収性を有する、空気の充填に
より、様々な形状の物品にもフィットする。堅牢で長期
の繰り返し使用に耐える等である。
【0007】しかしながら、緩衝材aにあっては、上記
のような様々な利点を有するにも関わらず、気室b及び
緩衝ブロックfを形成するフィルムeには、起毛ナイロ
ン生地、ポリエチレン樹脂(L−LDPE)や延伸ナイ
ロン等の石油系原料を使用した材質のものが積層された
多重構造を有し、更に、緩衝材としてウレタンフォーム
cが使用されているので、コストが高いという問題を有
するだけでなく、廃棄時の環境負荷が大きいという問題
があった。
【0008】即ち、廃棄時の環境負荷とは、上記材質で
構成されるフィルムeやウレタンフォームcは、廃棄時
の分解性が悪く、また、焼却処理すると、シアン系ガス
が発生し、更に、焼却後の焼却灰には、昨今問題となっ
ているダイオキシン等が含有されるので、環境に対する
影響が大きい(環境保護に反する)ということである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑み、搬送の際に物品の保護及び包装を行う包装容器
及びこれに用いられる緩衝材において、リサイクル性を
高めると共に廃棄時の安全性及び簡易性を高めて、環境
保護に配慮することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】外装材と該外装材内に収
納される物品を衝撃等の影響から保護するための緩衝材
によって構成される包装容器及び物品を衝撃等の影響か
ら保護するための緩衝材において、緩衝材は、空気が封
入された気室と、緩衝材料が封入されると共に温度や気
圧等の影響による上記気室の圧力変化を調整するために
外気の出入りを自由にする空気孔が設けられた気圧調整
室とを有し、主として、紙系等の生分解性を有する材質
によって構成したものである。
【0011】従って、従来の同種のものに比べて、リサ
イクル性及び廃棄時の安全性や簡易性を高めることが可
能になる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明包装容器及び緩衝材
の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
【0013】包装容器1は、図1に示すように、外装材
2と該外装材2によって包装される物品の破損及び搬送
時の衝撃からの保護を行う緩衝材3によって構成され
る。また、外装材2は、上下の蓋体2a、2b及び側壁
部2cから成る。尚、外装材2は、段ボール等の紙系の
材質から成り、用途は、例えば、物流過程において使用
されるリターナブルタイプの包装容器(所謂通函)であ
り、使用しない時は、折り畳むことによってコンパクト
に収納できるようになっているもの。
【0014】上記緩衝材3は、側壁部2cの内壁に沿っ
て挿入される、側壁部2cの内寸と同じサイズを有する
ものであり、図2乃至図6に示すように、空気を充填し
た気室4と後述する紙系の緩衝材料5が封入された後述
するように圧力調整を行う気圧調整室6とを有する緩衝
ブロック7を一単位として、この緩衝ブロック7が多数
連結された構造を有するものである。尚、上記気室4に
は空気を充填するための逆流防止弁付き充填孔4aが設
けられている。
【0015】即ち、緩衝ブロック7は、先ず、2枚の皮
膜(フィルム)8、8を熱圧着等によって封止して気室
4を画成し、残りの1枚のフィルム8と気室4との間に
緩衝材料5を挟み込んで、これらの周囲を再度熱圧着等
によって一体に封止して気圧調整室6を画成したもので
ある。
【0016】そして、緩衝材3は、上記緩衝ブロック7
を一単位として、図2に示すように、使用サイズに合わ
せて多数の緩衝ブロック7、7、…が一体に連続形成さ
れる。
【0017】また、気圧調整室6の表面側のフィルム8
には複数の空気穴9、9、…が設けられ、気室4の空気
が温度や気圧等で膨張、または、収縮した際には、気圧
調整室6の容積の調整作用によって、圧力変化に関係な
く、常に一定の緩衝性を発揮するようになっている。
【0018】ところで、本発明は、搬送の際に物品の保
護及び包装を行う包装容器及びこれに用いられる緩衝材
において、リサイクル性を高めると共に廃棄時の安全性
及び簡易性を高めて、環境に配慮することを目的とする
ものである。即ち、包装容器及び緩衝材は、内部に収納
した物品を搬送時の様々な障害から保護する役目を有す
るものであって、その役目を果たした後は、例えば、物
品のキャリングケースや保存袋として利用できるように
したり、上記包装容器1のように、輸送用のリターナブ
ル容器として繰り返し使用することができるようにし
て、ライフサイクルを可能な限り延長すると共に、ゴミ
となって廃棄される時にも、従来のように環境に悪影響
を及ぼすことがなく、安全に処理することができるよう
にしたものである。
【0019】従って、上記構成を有する緩衝材3は、従
来のウレタンフォームやナイロン、ポリエチレンのよう
に、原料に枯渇資源である石油を使用した材質の使用に
変えて、緩衝材料5及びフィルム8として、環境に配慮
した下記の(1)乃至(4)に示す材質のもの(紙系の
もの)を用いるようにしたことを特徴とする。
【0020】(1)図4に示すように、天然パルプ10
0%の紙(天然セルロース)をクッション性のあるコイ
ル状に形成したもの(笹岡工業製、商品名:エコリン
グ)を、2〜3cmの長さに切断することによって構成
される緩衝材料5A。尚、上記緩衝材料5Aは、例え
ば、バージンパルプのバルカナイズド紙を調湿した後、
10乃至20枚重ねて薬品に漬け、薬品を洗い流すこと
によって繊維質を残し、最終的に2mm幅に切断したも
のに熱を加えながらスパイラル状に加工し、これを適宜
に切断して成るものである。そして、上記緩衝材料5A
は、天然素材を使用したものなので生分解性があり埋め
立てが可能で焼却しても有害物質を発生させない、高い
クッション性を有する等の本発明への使用に適合する特
徴を有する。
【0021】(2)図5に示すように、再生紙へのリサ
イクルが困難な雑誌等の低級古紙にゼラチン等の天然系
バインダーを付加して、混練、発泡、成形、乾燥の過程
を経て成形したクッション性を有するもの(鈴木工業
製、商品名:パルフォーム)を使用し、これをシート状
に成形、又は、適宜な大きさの細片に分断したものを使
用する緩衝材料5B。該緩衝材料5Bは、再生紙へのリ
サイクルが困難な雑誌、紙箱等の低級古紙での生産か可
能、クッション性や比重等の制御が容易、生分解性があ
り埋め立てが可能で焼却しても有害物質を発生させな
い、加工性が容易等の本発明への使用に適合する特徴を
有する。
【0022】(3)図6に示すように、新聞古紙を重ね
て波状に切れ目を入れたものを再生クラフト紙で包んで
成る袋状のクッション性を有する袋状のもの(日本ハイ
パック製、商品名:ハイクッション)を使用した緩衝材
料5C。該緩衝材料5Cは、生分解性があり埋め立てが
可能で焼却しても有害物質を発生させない、再生原料多
く使用したものであり、更なるリサイクルも可能である
等、本発明への使用に適合する特徴を有する。
【0023】(4)フィルム8に、天然パルプと酢酸か
ら作られる酢酸セルロース(セルロースアセテート)製
のフィルムを使用して、気室4及び気圧調整室6を有す
る緩衝ブロック7、7、…を形成する。ここで、セルロ
ースアセテートには、生分解性の高いジアセテートを用
いると良い。尚、緩衝材料5としては、上記(1)乃至
(3)のうちの任意のものが用いられる。
【0024】尚、上記(1)乃至(3)の緩衝材料5A
乃至5Cは、それぞれ単体で緩衝材料5として使用され
ることが基本であるが、例えば、任意のクッション性を
得るため等の目的で混在させて使用することも可能であ
る。
【0025】また、緩衝材3は、製品のコンシューマー
への出荷時にも適宜な大きさの図示しない外装材内で製
品を保護するために使用されるものであり、特に、ポー
タブル機器の輸送用緩衝材として使用するときには、図
7及び図8に示すように、コンシューマー側において、
ポータブル機器10の保存袋11、又は、取っ手12a
やポケット12b等を付加してキャリングケース12と
して使用できるようにして、ライフサイクルを延ばすこ
とも可能である。この場合、外装を構成するフィルム7
の最も外側の部分には、強度及び外観をある程度良くす
るために、適宜な天然素材系の布地を多重構造の一部と
して使用することが望ましい。
【0026】本発明は、以下のような特性を有する紙系
等の生分解性を有する材質を使用することによって、廃
棄時の環境負荷を低くすること又は環境に与える影響を
最小限に止めることが可能なものである。
【0027】即ち、包装容器1は、上記のように、外装
材2及び緩衝材3が共に紙系等の生分解性を有する材質
によって構成されているので、廃棄しやすく、リサイク
ルが最も一般的であるので、古紙回収ルートに乗せるこ
とが可能である。また、紙系は、生分解が可能であるの
で、埋め立てられた場合にも、最終的には土に還元す
る。更に、塩素漂白されていない紙系の材質では、焼却
した場合でもダイオキシン等の有害物質が発生せず、燃
焼カロリーも低いので、燃焼炉に悪影響を与えることも
ない。
【0028】また、紙系の緩衝材料5は、従来使用され
ていたウレタンフォーム等に比べても材料単価が安いた
め、緩衝材3及び包装容器1のコストダウンを図ること
が可能になる。
【0029】更に、物流過程において使用されるリター
ナブルタイプの通函として使用した場合や、従来の製品
の包装材料という発送を転換して、緩衝材3をポータブ
ル機器10等の包装材料兼保存袋11又は取っ手12a
やポケット12b等を付けてキャリングケース12とし
て使用すると、製品としてのライフサイクルを延長する
ことができるようになって、包装廃棄物の大幅な削減が
可能となる。
【0030】尚、前記実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに当
たっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0031】
【発明の効果】以上に説明したように本発明包装容器
は、外装材と該外装材内に収納される物品を衝撃等の影
響から保護するための緩衝材によって構成される包装容
器において、緩衝材が、空気が封入された気室と、緩衝
材料が封入されると共に温度や気圧等の影響による気室
の圧力変化を調整するために外気の出入りを自由にする
空気孔が設けられた気圧調整室とを有し、外装材及び緩
衝材を、主として、紙系等の生分解性を有する材質によ
って構成したので、廃棄処理時の安全性及び簡易性を持
たせることが可能となり、地球環境への負荷を小さく抑
えることができる。
【0032】また、本発明緩衝材は、物品を衝撃等の影
響から保護するための緩衝材において、空気が封入され
た気室と、緩衝材料が封入されると共に温度や気圧等の
影響による上記気室の圧力変化を調整するために外気の
出入りを自由にする空気孔が設けられた気圧調整室とを
有し、主として、紙系等の生分解性を有する材質によっ
て構成したので、廃棄処理時の安全性及び簡易性を持た
せることが可能となり、地球環境への負荷を小さく抑え
ることができる。
【0033】請求項2及び請求項6に記載した発明にあ
っては、緩衝材料として、クッション性のあるコイル状
に成形加工した紙を2乃至3cmの長さに切断したもの
を使用したので、天然素材の使用によって、高いリサイ
クル性を有すると共に、廃棄処理時の安全性を有する高
いクッション性を持った緩衝材料を得ることができる。
【0034】請求項3及び請求項7に記載した発明にあ
っては、緩衝材料として、古紙にゼラチン等の天然バイ
ンダーを加えて混練した後、発泡成形して成る材質をシ
ート状に加工又は細片に分断したものを使用したので、
天然素材の使用によって、高いリサイクル性を有すると
共に、廃棄処理時の安全性を有する高いクッション性を
持った緩衝材料を得ることができる。
【0035】請求項4及び請求項8に記載した発明にあ
っては、緩衝材料として、新聞古紙を重ねて波状に切れ
目を入れ、これを再生クラフト紙で包んで成るものを使
用したので、天然素材の使用によって、高いリサイクル
性を有すると共に、廃棄処理時の安全性を有する高いク
ッション性を持った緩衝材料を得ることができる。
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図8と共に本発明包装容器及び緩衝材
の実施の形態を示すものであり、本図は包装容器を概略
的に示す斜視図である。
【図2】緩衝材の平面図である。
【図3】緩衝材の構造を示す拡大断面図である。
【図4】緩衝材料にエコリング(商品名)を使用した例
を示す拡大断面図である。
【図5】緩衝材料にパルフォーム(商品名)を使用した
例を示す拡大断面図である。
【図6】緩衝材料にハイクッション(商品名)を使用し
た例を示す拡大断面図である。
【図7】緩衝材料を物品の保存袋に適用した例を示す斜
視図である。
【図8】緩衝材料を物品のキャリングケースに適用した
例を示す斜視図である。
【図9】従来の包装容器における緩衝材の構造を示す拡
大断面図である。
【符号の説明】
1…包装容器、2…外装材、3…緩衝材、4…気室、5
…緩衝材料、5A…緩衝材料、5B…緩衝材料、5C…
緩衝材料、6…気圧調整室、9…空気孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 政時 民治 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 3E066 AA52 AA53 AA55 AA59 AA62 CA01 CA03 KA08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装材と該外装材内に収納される物品を
    衝撃等の影響から保護するための緩衝材とによって構成
    される包装容器において、 上記緩衝材は、空気が封入された気室と、緩衝材料が封
    入されると共に温度や気圧等の影響による上記気室の圧
    力変化を調整するために外気の出入りを自由にする空気
    孔が設けられた気圧調整室とを有し、 上記外装材及び緩衝材を、主として、紙系等の生分解性
    を有する材質によって構成したことを特徴とする包装容
    器。
  2. 【請求項2】 緩衝材料として、クッション性のあるコ
    イル状に成形加工した紙を2乃至3cmの長さに切断し
    たものを使用したことを特徴とする請求項1に記載の包
    装容器。
  3. 【請求項3】 緩衝材料として、古紙にゼラチン等の天
    然バインダーを加えて混練した後、発泡成形して成る材
    質をシート状に加工又は細片に分断したものを使用した
    ことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  4. 【請求項4】 緩衝材料として、新聞古紙を重ねて波状
    に切れ目を入れ、これを再生クラフト紙で包んで成るも
    のを使用したことを特徴とする請求項1に記載の包装容
    器。
  5. 【請求項5】 物品を衝撃等の影響から保護するための
    緩衝材において、 空気が封入された気室と、緩衝材料が封入されると共に
    温度や気圧等の影響による上記気室の圧力変化を調整す
    るために外気の出入りを自由にする空気孔が設けられた
    気圧調整室とを有し、 主として、紙系等の生分解性を有する材質によって構成
    されていることを特徴とする緩衝材。
  6. 【請求項6】 緩衝材料として、クッション性のあるコ
    イル状に成形加工した紙を2乃至3cmの長さに切断し
    たものを使用したことを特徴とする請求項5に記載の緩
    衝材。
  7. 【請求項7】 緩衝材料として、古紙にゼラチン等の天
    然バインダーを加えて混練した後、発泡成形して成る材
    質をシート状に加工又は細片に分断したものを使用した
    ことを特徴とする請求項5に記載の緩衝材。
  8. 【請求項8】 緩衝材料として、新聞古紙を重ねて波状
    に切れ目を入れ、これを再生クラフト紙で包んで成るも
    のを使用したことを特徴とする請求項5に記載の緩衝
    材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005193954A (ja) * 2004-01-08 2005-07-21 Ricoh Co Ltd 事務機器部材及び事務機器用品用の気体バッグ式包材並びに包装方法
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