JP2003033621A - ガス交換装置 - Google Patents

ガス交換装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】吸湿剤の吸湿性能を有効に発揮して水分を効率
的に吸着することができるガス交換装置を提供すること
である。 【解決手段】軸方向に延びる多数の通孔を有する円盤状
のハニカム基体と該ハニカム基体の各通孔を区画する壁
面に担持された吸湿剤とを有する吸湿体と、吸湿体を回
転させる駆動手段と、吸湿体の一端側の回転中心より周
縁にまで延びる所定の端面より一端側の乾燥ガスを送
り、吸湿体の他端側の所定の端面以外の他端面より他端
側の湿ガスを送るガス交換手段とを備えるガス交換装置
において、ハニカム基体の一端側において担持された吸
湿剤はシリカであり、ハニカム基体の他端側において担
持された吸湿剤はゼオライトであることを特徴とする。
乾燥ガスが通過する順序をシリカ、ゼオライトとするこ
とにより効率よくシリカ及びゼオライトの吸湿性能を再
生して、これら吸湿剤の吸湿性能を有効に発揮させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乾燥したガスを供
給し、湿ガスを排出するガス交換装置に関する。更に詳
しくは吸湿剤としてシリカ及びゼオライトを用いたガス
交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸湿体の一端側に乾燥したガスを供給
し、他端側に湿ったガスを排出するガス交換装置とし
て、軸方向に延びる多数の通孔を有する円盤状のハニカ
ム基体とこのハニカム基体の表面に担持された吸湿剤と
を有する吸湿体を用いるガス交換装置が従来から開発さ
れている。このガス交換装置に用いられる円盤状の吸湿
体は、一般に円盤状の吸湿体の両端面を連通する軸方向
に延びる多数の通孔を有している。ガス交換装置は、通
孔を通過する空気に含まれる水分を通孔を区画する壁面
で吸着して乾燥した空気を供給するように構成されてい
る。
【0003】即ちこのガス交換装置は吸湿体の他端側の
湿った空気が通孔を通過するようにして、他端側の湿っ
た空気に含まれる水分を通孔を区画する壁面に担持され
た吸湿剤で吸着する。このように通孔を区画する壁面に
担持された吸湿剤で湿った空気に含まれる水分を吸着し
て、湿った空気を乾燥した空気にして吸湿体の一端側へ
供給することができる。しかし吸湿体の通孔を区画する
壁面に担持された吸湿剤がある一定以上の水分を吸着す
ると、水分を吸着した吸湿剤はもはや水分を新たに吸着
することができなくなる。
【0004】そこでガス交換装置は、通常吸湿体の一端
側の乾燥した空気が通孔を通過するようにしている。こ
の乾燥した空気によって通孔を区画する壁面に担持され
た吸湿剤が吸着している水分を吸収させて吸湿剤を乾燥
させるようにしている。壁面に担持された吸湿剤が乾燥
すれば、その吸湿剤は新たに水分を吸着することができ
るようになる。即ち吸湿剤は再生することになる。この
ように乾いた空気で通孔を区画する壁面に担持された吸
湿剤を乾燥させると、乾いた空気は水分を吸収して湿っ
た空気になるので、ガス交換装置は通常この湿った空気
を他端側へ排出するようにしている。
【0005】この場合従来から、ガス交換装置の円盤状
の吸湿体を回転させて、水分の吸着と吸湿剤の再生とを
交互に連続的に繰り返すことができるようにしている。
詳しく述べると吸湿体の端面に仕切りを設けて、一般に
は、回転中心より所定角度の扇状の端面とそれ以外の他
端面に分けておいて、ガス交換装置の円盤状の吸湿体を
回転させて、他端側の端面の扇状の端面以外の他端面よ
り湿った空気を通孔に導入して通孔を区画する壁面に担
持された吸湿剤に湿った空気に含まれる水分を吸着させ
て乾燥した空気を一端側に供給する一方、吸湿体の一端
側の端面の扇状の端面より乾燥した空気を通孔に導入し
て通孔を区画する壁面に担持された吸湿剤を乾燥させて
その吸湿性能を再生するということが行われている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のガス
交換装置は、通孔を区画する壁面に担持された吸湿剤に
よって他端側の湿った空気を除湿して一端側に乾燥した
空気を供給し、一端側の乾燥した空気によって通孔を区
画する壁面に担持された吸湿剤を乾燥して吸湿剤の吸湿
性能を再生し、その結果生じた湿った空気を他端側に排
出するというように構成されている。
【0007】このようなガス交換装置の除湿能力を向上
させる手法として、通孔を区画する壁面に吸湿性能が高
い吸着剤を用いる手法がある。例えば特開昭54−19
548号公報には、モレキュラシーブ粉末を含む吸湿剤
を用いた円柱状のハニカム構造の吸湿体が開示されてい
る。また特開昭63−240921号公報には、シリカ
ゲルとゼオライトとを用いた円柱状のハニカム構造の吸
湿体が開示されている。これらは、水分の吸湿性能の高
い吸湿剤を用いることによって、ガス交換装置の除湿能
力を向上させようとする手法である。
【0008】しかし水分の吸湿性能が高い吸湿剤を用い
るという手法も、その吸湿剤の吸湿性能が有効に発揮で
きなければ、結局ガス交換装置の除湿能力を向上させる
ことができない。
【0009】そこで本発明の目的とするところは、吸湿
剤の吸湿性能を有効に発揮して水分を効率的に吸着する
ことができるガス交換装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】吸湿剤は通常ある程度の
水分を保持した状態即ち水分を吸着した状態で吸湿性能
を発揮することができることに着目した。即ち吸湿剤は
完全に乾いた状態でなくてもある程度湿った状態即ち水
分を吸着した状態において水分を吸着することができ、
また再生することができることに着目した。そこで吸湿
剤による水分の吸着も吸着剤の再生も、吸湿剤の吸着し
た水分のある範囲内即ち水分の吸着帯域内で行うことが
できると本発明者は考えた。そして水分の吸着と吸着剤
の再生は、吸湿剤が水分を吸着した吸着帯域内で繰り返
されるのであれば、吸湿剤を乾燥して再生する場合もそ
の吸着帯域の範囲内で乾燥させればよいと考えた。
【0011】また吸湿剤が水分の吸着と吸湿剤の再生と
を行う場合において吸湿剤が吸着した水分の範囲即ち水
分の吸着帯域は吸湿剤によって異なることにも本発明者
は着目した。
【0012】そこで水分の吸着帯域が異なる吸湿剤を適
切に組み合わせて吸着と再生を行えば、吸湿剤の吸湿性
能を効率よく発揮させることができると本発明者は考え
た。そして本発明者は、シリカの吸着帯域とゼオライト
の吸着帯域とを比較した場合に、シリカの方がゼオライ
トよりも、水分の吸着が少ない状態において、水分の吸
着と再生が行われることを認識した。従ってシリカとゼ
オライトとを吸湿剤として用いた場合には、吸湿剤の再
生の際にはシリカを乾いた空気が流れる上流に配置して
ゼオライトをその下流に配置することによってこれらの
吸湿剤を効率よく再生できると考えた。
【0013】そこで本発明者は、鋭意研究の結果、軸方
向に延びる多数の通孔を有する円盤状のハニカム基体と
該ハニカム基体の各該通孔を区画する壁面に担持された
吸湿剤とを有する吸湿体と、該吸湿体を回転させる駆動
手段と、該吸湿体の一端側の回転中心より周縁にまで拡
がる所定の端面より該一端側の乾燥ガスを送り、該吸湿
体の他端側の該所定の端面以外の他端面より該他端側の
湿ガスを送るガス交換手段とを備えるガス交換装置にお
いて、前記乾燥ガスが導入される前記一端側の前記通孔
を区画する前記壁面に担持された前記吸湿剤はシリカで
あり、前記湿ガスが導入される前記他端側の前記通孔を
区画する前記壁面に担持された前記吸湿剤はゼオライト
であることを特徴とするガス交換装置を発明した。
【0014】このように乾燥ガスが導入される一端側の
通孔を区画する壁面にはシリカを担持し、他端側の通孔
を区画する壁面にはゼオライトを担持することによっ
て、一端側から導入される乾燥ガスによって吸湿剤であ
るシリカ及びゼオライトを効率よく再生して、吸湿性能
を発揮させることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明のガス交換装置は、軸方向
に延びる多数の通孔を有する円盤状のハニカム基体とハ
ニカム基体の各通孔を区画する壁面に担持された吸湿剤
とを有する吸湿体と、吸湿体を回転させる駆動手段と、
吸湿体の一端側の回転中心より周縁にまで拡がる所定の
端面より一端側の乾燥ガスを送り、吸湿体の他端側の所
定の端面以外の他端面より他端側の湿ガスを送るガス交
換手段とを備えるガス交換装置において、乾燥ガスが導
入される一端側の通孔を区画する壁面に担持された吸湿
剤はシリカであり、湿ガスが導入される他端側の通孔を
区画する壁面に担持された吸湿剤はゼオライトであるこ
とを特徴としている。以下本発明の実施の形態について
説明する。
【0016】本発明のガス交換装置の吸湿体は、軸方向
に延びる多数の通孔を有する円盤状のハニカム基体とハ
ニカム基体の各通孔を区画する壁面に担持された吸湿剤
とを有している。軸方向に延びるこれらの多数の通孔は
円盤状のハニカム基体の両端面を連通している。ここで
「円盤状」とは、ハニカム基体の軸方向の長さが長くな
って「円柱状」というような形状となっているものも含
む。
【0017】通孔の径は、通孔を区画する壁面の担持さ
れた吸湿剤にガスを接触させてガスに含まれている水分
を壁面に担持された吸湿剤に吸着させたり、また吸湿剤
に吸着している水分を吸収したりするのに適した径とす
ることができる。通孔の径は概ね0.5〜10mmとす
ることができる。
【0018】またハニカム基体の軸方向の長さ即ち厚さ
は、ガスに含まれている水分を通孔を区画する壁面に担
持された吸湿剤に吸着させたり、通孔を区画する壁面に
担持された吸湿剤に吸着した水分を吸収したりするのに
適した長さとすることができる。通孔を長くすると、通
孔を区画する壁面に担持された吸湿剤に接触する空気の
割合が大きくなる。従ってガス中の水分をそれだけ吸着
することができる。しかし必要以上に通孔を長くする
と、ガスの流れの上流に担持された吸湿剤がガス中の水
分を吸着してしまい、下流に担持された吸湿剤はもやは
水分を吸着する必要がないということも生ずる。また反
対の端面にガスを送るためのガス交換手段に必要なエネ
ルギーが増大することになる。
【0019】また通孔の長さが短すぎるとガス中の水分
を吸湿剤が十分に吸着しないうちに吸湿体の他端側のガ
スが吸湿体の一端側に通過してしまうことになる。概ね
吸湿体は、概ね30〜200mmとすることができる。
【0020】ハニカム基体に設けられる通孔の数は多け
ればそれだけ吸湿体に導入されるガスの量が多くなる。
従って一度にたくさんの量のガスを除湿することができ
る。本発明のガス交換装置においては、吸湿剤を担持す
る基体はハニカム形状の基体であることから、基体の端
面の単位面積当たりの通孔の数が多くなって吸湿体に導
入される空気の量を多くすることができる。その結果よ
り多くの量のガスを除湿することができる。
【0021】このハニカム基体は、金属製の板、例えば
アルミニウム、ステンレス等の板を用いて構成すること
ができる。またセラミックスペーパー等を用いて構成す
ることができる。例えばアルミニウム等の金属からなる
平板と波板とを交互に積層してのり巻き状にしてハニカ
ム基体を構成することができる。このように平板と波板
でハニカム基体を形成した場合には各通孔を区画する壁
面は平板と波板で構成されることになる。
【0022】この平板及び波板に用いる材料としては、
アルミニウム、ステンレス等の金属製の板、セラミック
スペーパー等を用いることができる。但しこれらに限定
されるものではない。
【0023】なおハニカム基体としてアルミニウム、ス
テンレス、セラミックペーパーを用いる場合には、アル
ミニウム、ステンレス、セラミックペーパー等の薄板、
箔を用いることが好ましい。これらの材料を用いること
により圧力損失を低下することができる。
【0024】またハニカム基体は、プレス加工、押出し
加工等によっても製造することができる。更にはハニカ
ム基体を焼結して製造することもできる。
【0025】本発明のガス交換装置においては、このハ
ニカム基体の各通孔を区画する壁面には吸湿剤が担持さ
れており、この吸湿剤としてシリカ及びゼオライトが用
いられる。本発明のガス交換装置は、吸湿体の一端側の
回転中心より周縁にまで延びる所定の端面より一端側の
乾燥ガスを送り、吸湿体の他端側の所定の端面以外の他
端面より他端側の湿ガスを送るガス交換手段を有する
が、シリカは乾燥ガスが導入される一端側の通孔を区画
する壁面に担持され、ゼオライトは湿ガスが導入される
他端側の通孔を区画する壁面に担持される。
【0026】これらの吸湿剤を通孔を区画する壁面に担
持するに際して、バインダーをこれらの吸湿剤と共に用
いることができる。例えばシリカゾル、アルミナゾル等
のバインダー、鉱物系のバインダーを適切に用いること
ができる。但しこれらに限定されるものではない。
【0027】なおハニカム基体は、シリカを担持する一
端側の円盤状の第1部材とゼオライトを担持する他端側
の円盤状の第2部材とに軸方向に分離した形態とするこ
ともできる。即ち円盤状のハニカム基体をシリカを担持
する第1部材とゼオライトを担持する第2部材とに分割
して構成することもできる。換言すれば円盤状のハニカ
ム基体を2つ用意してその一方にはシリカを担持し、他
方にはゼオライトを担持してから、これら2つのハニカ
ム基体を軸方向に配列して本発明のガス交換装置の吸湿
体を構成することもできる。即ち2つのハニカム基体の
通孔が繋がるように端面同士が向かい合わせて吸湿体を
構成することができる。
【0028】本発明のガス交換装置は吸湿体を回転させ
る駆動手段を備えている。この駆動手段はモータ等を用
いて構成することができる。即ち円盤状の吸湿体に中心
軸を設けて、その中心軸をモータ等で回転させることが
できる。また円盤状の吸湿体の側壁面とモータの回転軸
とにベルトに掛けて、モータの回転を吸湿体に伝えて回
転させることができる。
【0029】このように駆動手段によって吸湿体を回転
させながら、後述のガス交換手段によって、吸湿体の一
端側の回転中心より周縁にまで延びる所定の端面より一
端側の乾燥ガスを送って一端側の所定の端面の部分の通
孔の吸湿性能を再生させつつ、吸湿体の他端側の所定の
端面以外の他端面より他端側の湿ガスを送って他端側の
所定の端面以外の他端面の部分の通孔によって湿ガスの
水分を吸着するということを連続的に行うことができ
る。
【0030】更に本発明のガス交換装置は、吸湿体の一
端側の回転中心より周縁にまで延びる所定の端面より一
端側の乾燥ガスを送り、吸湿体の他端側の所定の端面以
外の他端面より他端側の湿ガスを送るガス交換手段を備
えている。
【0031】このガス交換手段は送風機を用いて構成す
ることができる。即ち吸湿体の一端側の回転中心より周
縁にまで延びる所定の端面に対向する位置に送風機を配
置して、一端側の乾燥ガスを送風して所定の端面の通孔
に導入することができる。また吸湿体の他端側の所定の
端面以外の他端面に対向する位置にも更に送風機を配置
して、他端側の湿ガスを送風して所定の端面以外の他端
面の通孔に導入することができる。
【0032】またガス交換手段として吸引機を用いるこ
とも可能である。吸引機を用いて一端側の回転中心より
周縁にまで延びる所定の端面より一端側の乾燥ガスを送
るには、他端側の回転中心より周縁にまで延びる所定の
端面に対向する位置に吸引機を設置して、一端側の乾燥
ガスを送ることができる。また他端側の所定の端面以外
の他端面より他端側の湿ガスを送るには、一端側の所定
の端面以外の他端面に対向する位置に吸引機を設置する
ことができる。更に送風機と吸引機とを併用することが
できる。
【0033】なお所定の端面と所定の端面以外の他端面
を仕切るための仕切り板を吸湿体の端面に配置しておく
ことができる。この場合一端側の端面及び他端側の端面
の双方に仕切り板を配置することもできる。またどちら
か一方のみに配置することもできる。この場合には乾燥
ガスが導入される一端側の端面の方に仕切り板を配置す
ることが好ましい。
【0034】なお所定の端面は、吸湿体の一端側の回転
中心より所定角度の扇状の端面であることが好ましい。
即ち本発明のガス交換装置においては、吸湿体の一端側
の回転中心より所定角度の扇状の端面より一端側の乾燥
ガスを送り、吸湿体の他端側の扇状の端面以外の他端面
より他端側の湿ガスを送るように構成することが好まし
い。回転中心より周縁にまで延びる所定の端面は、吸湿
剤を再生させるために乾燥ガスが導入される端面であ
る。従って吸湿体が円筒形状に構成されている場合に
は、所定の端面を扇状の端面とすることによって、全体
的にバランスよく再生と吸湿を効率よく行うことができ
る。
【0035】この場合においては、扇状の端面の面積と
扇状の端面以外の他端面の面積の比は、概ね1:35〜
1:1とすることができる。即ち扇状の端面の角度とし
ては、10〜180度とすることができる。扇状の端面
の面積が少ないと吸湿剤を再生することが困難となり、
扇状の端面の面積が多いと水分を吸着する部分の少なく
なってしまう。なおこの場合に面積の比即ち扇状の端面
の面積:扇状の端面以外の他端面の面積は、1:2〜
1:4とすることが好ましい。
【0036】このように適切な割合で扇状の端面と扇状
の端面以外の他端面とに仕切ることによって吸湿体の吸
湿性能の再生と水分の吸着とをバランスよく行うことが
できる。
【0037】なお吸湿体の通孔に導入される乾燥ガス及
び湿ガスの風速は適切な風速とすることができる。概ね
0.5〜10m/sとすることができ、1〜3m/sと
することが好ましい。10m/sを超えるとガスが吹き
抜けてしまう。また0.5m/s未満ではガスの伝達速
度が遅いために空気中の水分の除湿或いは吸湿性能の再
生という効果が出にくい状況となってしまう。
【0038】更にガス交換手段として扇状の端面に乾燥
ガスを供給する送風機を用いると共に送風機で送風され
る乾燥ガスを加熱する加熱手段を用いることが好まし
い。扇状の端面より乾燥ガスを通孔に導入して通孔の内
部を乾燥させて水分の吸湿性能を再生する場合、加熱し
た乾燥ガスを通孔の内部に導入することによって、より
通孔の内部を乾燥させて吸湿性能を再生することができ
る。この場合加熱手段としては通常のヒータ等を用いる
ことができる。従って送風機と扇状の端面の中間にヒー
タを配置して加熱した乾燥ガスを扇状の端面に供給する
ことができる。この場合ヒータの温度は、吸湿体に用い
られた材料に応じて適切な温度に設定することができ
る。概ね80〜300度に設定することができる。
【0039】このように構成された本発明のガス交換装
置は、吸湿体を駆動手段によって回転させつつ、ガス交
換手段によって吸湿体の一端側の所定の端面より一端側
の乾燥ガスを吸湿体の他端側に送り、吸湿体の他端側の
所定の端面以外の他端面より他端側の湿ガスを吸湿体の
一端側に送ることができる。
【0040】この場合本発明のガス交換装置において
は、吸湿体の一端側の所定の端面より一端側の乾燥ガス
を導入すると、始めに乾燥ガスはシリカが担持された一
端側の通孔を通過し、次にゼオライトが担持された他端
側の通孔を通過することになる。この場合シリカの吸着
帯域とゼオライトの吸着帯域とを比較するとシリカの吸
着帯域の方が乾燥した吸着帯域を有するので、始めに乾
燥ガスによってシリカの吸湿性能を効率よく再生させ、
シリカの水分を吸収した結果やや水分を含んだガスによ
ってゼオライトの吸湿性能を効率よく再生させることが
できる。
【0041】このように効率よく再生した吸湿剤によっ
て、他端側の所定の端面以外の他端面より一端側に送ら
れた湿ガスに含まれている水分を効率よく吸着させて乾
燥ガスを一端側に供給することができる。
【0042】
【実施例】(実施例)以下本発明のガス交換装置の実施
例を図面を用いて説明する。図1に本発明のガス交換装
置100の要部の概略を模式的に示す。
【0043】本実施例のガス交換装置100は、軸方向
に延びる多数の通孔を有する円盤状のハニカム基体とこ
のハニカム基体の各通孔を区画する壁面に担持された吸
湿剤とを有する吸湿体と、吸湿体を回転させる駆動手段
と、吸湿体の一端側の回転中心より所定角度の扇状の端
面より一端側の乾燥したガスを送り、吸湿体の他端側の
扇状の端面以外の他端面より他端側の湿ったガスを送る
ガス交換手段とを備えている。そしてハニカム基体は一
端側に円盤状の第1部材10と他端側の円盤状の第2部
材20とに軸方向に分離した形態を有している。そして
第1部材10の通孔を区画する壁面にはシリカが担持さ
れ、第2部材20の通孔を区画する壁面にはゼオライト
が担持されている。即ち第1部材10と第2部材20は
軸方向に配列されてハニカム基体を構成している。
【0044】また本実施例のガス交換装置100におい
ては、ガス交換手段として、一端側の扇状の端面に乾燥
したガスを送る送風機(図示しない)と他端側の扇状の
端面以外の他端面より湿ったガスを送る送風機(図示し
ない)と扇状の端面に送られるガスを加熱するヒータ9
0とを用いた。また第1部材10と第2部材20とに軸
方向に分離された形態で構成された吸湿体を回転させる
駆動手段としては、モータ(図示しない)を用いた。
【0045】本実施例のガス交換装置100において
は、ハニカム基体を構成する第1部材10及び第2部材
20は、いずれもアルミニウム系金属から構成され、同
一の形状である。この第1部材10も第2部材20も共
に直径がφ250mmで、軸方向の長さが25mmであ
る。従ってハニカム基体全体としては軸方向の長さが概
ね50mmである。
【0046】ここで吸湿体の軸直角断面形状の一部を図
2に示す。なお第1部材10と第2部材20は同一の形
状であり、通孔を区画する壁面に担持される吸湿剤を除
いて構成が同じであるので、第1部材10の部分か第2
部材20の部分であるかを断らずに同一の図面を用いて
説明する。
【0047】第1部材10及び第2部材20は、いずれ
も直径がφ30mmであって肉厚が1mmの芯パイプ3
0の回りに、平板40と波板50とを交互にのり巻き状
に重ねて直径φ250mmの円盤状に構成されたハニカ
ム基体である。平板40はアルミニウム製であって、厚
さが25μm程度、幅が25mmである。波板50もア
ルミニウム製であって、厚さが25μm程度、幅が25
mm、ピッチが3.1mm程度、山の高さが1.8mm
程度である。
【0048】このように平板40と波板50とを用いて
構成された第1部材10及び第2部材20は、いずれも
両端面を連通して厚さ方向即ち軸方向に延びる多数の通
孔70を有するハニカム基体である。即ち交互にのり巻
き状に重ねられた平板40と波板50の隙間が通孔70
として構成されている。従って通孔70を区画する壁面
はこれら平板40と波板50によって構成されることに
なる。
【0049】この通孔70は第1部材10及び第2部材
20の一方の端面から厚さ方向に延びて他方の端面まで
貫通している。この通孔70の数は基本的に6.451
6cm2当たり概ね200個に設定されている。
【0050】第1部材10の通孔70を区画する壁面に
はシリカ粉末が吸湿剤として担持されている。このシリ
カ粉末はシリカゾルと鉱物系のバインダと共に第1部材
10の表面に担持された担持層60を形成している。
【0051】この担持層60は次のように形成される。
シリカゾルと鉱物系のバインダとシリカ粉末とを混合し
たスラリーを用意する。このスラリーは、シリカゾルを
5重量部、バインダとしてセピオライト粉末を10重量
部、シリカ粉末を100重量部用いて、これらに適切な
水を加えて得ることができる。
【0052】このスラリーに円盤状のハニカム基体であ
る第1部材10を浸した後、余分なスラリーを吹き払っ
てコーティングする。そしてスラリーが表面に付着した
第1部材10を200℃の温度で乾燥することによっ
て、第1部材10の表面に付着しているスラリーを乾燥
固化して担持層60を形成する。
【0053】第2部材20の通孔70を区画する壁面に
は吸湿剤としてゼオライト粉末が担持されている。この
ゼオライト粉末はシリカゾルと鉱物系のバインダと共に
第2部材20の表面に担持された担持層60を形成して
いる。なお便宜上、図2においては第1部材10の担持
層60も第2部材20の担持層60も同一の符号を用い
た。
【0054】この担持層60は次のように形成される。
シリカゾルと鉱物系のバインダとゼオライト粉末とを混
合したスラリーを用意する。このスラリーは、シリカゾ
ルを5重量部、バインダとしてセピオライト粉末を10
重量部、ゼオライト粉末を100重量部用いて、これら
に適切な水を加えて得ることができる。
【0055】このスラリーに円盤状のハニカム基体であ
る第2部材20を浸した後、余分なスラリーを吹き払っ
てコーティングする。そしてスラリーが表面に付着した
第2部材20を200℃の温度で乾燥することによっ
て、第2部材20の表面に付着しているスラリーを乾燥
固化して担持層60を形成することができる。
【0056】このように第1部材10にシリカ粉末を含
有した担持層60を形成し、第2部材20にゼオライト
粉末を含有した担持層60を形成した。そして担持層6
0が形成された円盤状の第1部材10と円盤状の第2部
材20とを軸方向に配列して吸湿体を構成することがで
きる。図1において、第1部材10は左側に配置され、
第2部材は右側に配置されている。そして第1部材10
の通孔70と第2部材の通孔70とは空気が流れるよう
に連続している。なお本実施例の説明においては、特に
断らない限り、左、右とは、図1における左、右を意味
する。
【0057】本実施例のガス交換装置100は、担持層
60が形成された第1部材10と第2部材20とからな
る吸湿体を回転させる駆動手段を備えている。この駆動
手段は、モータ(図示しない)を備えており、第1部材
10及び第2部材20のそれぞれの芯パイプ30を回転
中心軸として回転させるように構成されている。本実施
例では第1部材10及び第2部材20はいずれも図1に
おいて左側から見て時計回りに回転するように設定され
ている。
【0058】本実施例のガス交換装置100は、担持層
60が形成された第1部材10と第2部材とを用いて構
成された吸湿体の一端側即ち第1部材10側の回転中心
より90度の角度の扇状の端面11より一端側の乾燥し
たガスを送り、吸湿体の他端側即ち第2部材20側の扇
状の端面以外の他端面(図示しない)より他端側の湿っ
たガスを送るガス交換手段を備えている。即ち第1部材
10の左側端面の手前に第1部材10の端面を90度の
角度の扇状の端面11に区切る仕切り板80を設けてい
る。
【0059】この仕切り板80によって第1部材10の
一方の端面即ち左側端面を90度の扇状の端面11と扇
状の端面以外の他端面とに1対3の面積比で区切ってい
る。また第2部材20の右側端面において第1部材10
の左側端面の手前に設けられた仕切り板80と対応する
位置即ち同一の位相を占める位置に仕切り板(図示しな
い)が設けられている。
【0060】そして本実施例においては、第1部材10
の左側端面の1/4を占める扇状の端面11に対向する
位置即ち扇状の端面11の左側(手前)にヒータ90が
配置されている。そしてこのヒータ90の更に左側に送
風機(図示しない)が設けられている。この送風機によ
って軸方向に配列された第1部材10の扇状の端面11
より第1部材10の左側の乾燥したガスを第2部材20
の右側に送ることができる。この場合送風機によって送
られた空気はヒータ90によって加熱され、加熱された
乾燥したガスが第1部材10の扇状の端面11より第2
部材20の右側にまで送られるように構成されている。
なおヒータ90の温度は120℃に設定されている。
【0061】また第2部材20の右側にも送風機(図示
しない)が設けられている。この送風機は第2部材20
の右側の湿ったガスを第2部材20の右側端面のうちの
扇状の端面以外の他端面(図示しない)より第1部材1
0の左側へ送ることができる位置に設定されている。そ
して第2部材20の右側の湿ったガスを第2部材20の
右側端面のうちの扇状の端面以外の他端面より第1部材
10の左側へ送ることができるように構成されている。
【0062】上述のように構成された本実施例のガス交
換装置100は以下のように作用する。
【0063】第1部材10及び第2部材20はいずれも
モータ(図示しない)によって図1において左側から見
て時計回りに回転する。この場合第1部材10と第2部
材20は同一のモータによって回転させられるので同期
して回転する。
【0064】第2部材20の右側の湿ったガスは、送風
機(図示しない)によって、第2部材20の右側端面の
うちの扇状の端面以外の他端面(図示しない)から第2
部材20の通孔70に導入されて、第2部材20の通孔
70及び第1部材10の通孔70を通過して第1部材1
0の左側に送られる。この場合第2部材20の右側の湿
ったガスは40℃で湿度55%であった。
【0065】この場合第2部材20の通孔70に導入さ
れた湿ったガスは始めに第2部材20の通孔70を通過
する過程で、その空気に含まれている水分を第2部材2
0の通孔70を区画する壁面に形成されているゼオライ
ト粉末を含有した担持層60に吸着させ、次に第1部材
10の通孔70を通過する過程で、その空気に含まれて
いる水分を第1部材10のシリカ粉末を含んだ担持層6
0に吸着させることができる。その結果第2部材20の
右側の空気は、第2部材20の通孔70及び第1部材1
0の通孔70を通過する過程で乾燥ガスとなる。即ち本
実施例のガス交換装置100は、ガス交換装置100の
右側の湿ったガスを乾燥ガスにしてガス交換装置100
の左側に供給することができる。
【0066】このようにガス交換装置100の右側の湿
ったガスの水分は第1部材10及び第2部材20の通孔
70を区画する壁面に形成された担持層60に吸着され
るので、第1部材10及び第2部材20の通孔70を区
画する壁面に形成された担持層60の吸湿性能はそれだ
け低下することになる。
【0067】一方第1部材10の左側の乾燥したガス
は、送風機(図示しない)によって、第1部材10の左
側端面のうちの扇状の端面11より第1部材10の通孔
70に導入されて第1部材10の通孔70及び第2部材
20の通孔70を通過して、第2部材20の右側へ送ら
れる。この場合第1部材10の左側の乾燥したガスは第
1部材10の左側端面のうちの扇状の端面11の手前に
設けられたヒータ90によって加熱されて第1部材10
の左側端面の扇状の端面11の通孔70に導入される。
このときヒータ90の温度は120℃と設定した。
【0068】この場合本実施例のガス交換装置100に
おいては、扇状の端面11の通孔70に導入された加熱
された乾燥したガスが第1部材10及び第2部材20の
通孔70を通過する過程で、まず第1部材10の通孔7
0を区画する壁面に形成されたシリカ粉末を含んだ担持
層60を乾燥して担持層60に吸着されている水分を吸
収してシリカ粉末の吸湿性能を再生し、次に第2部材2
0の通孔70を区画する壁面に形成されたゼオライト粉
末を含んだ担持層60を乾燥して担持層60に吸着され
ている水分を吸収してゼオライト粉末の吸湿性能を再生
することができる。
【0069】その結果第1部材10の通孔70から導入
された加熱された乾燥したガスは、第1部材10及び第
2部材20の通孔70を通過する過程で、通孔70の内
側の表面に形成された担持層60に吸着されていた水分
を吸収して湿ったガスとなって、第2部材20の右側へ
排出されることになる。即ち本実施例のガス交換装置1
00は、ガス交換装置100の左側の乾燥したガスに通
孔70の担持層に吸着していた水分を吸収させて湿った
ガスにしてガス交換装置100の右側に排出することが
できる。
【0070】(比較試験)なお本発明のガス交換装置の
吸湿性能を試験するために、3種類の吸湿体をテストピ
ースとして作成して、これらのテストピースの除湿量を
測定した。
【0071】これらの吸湿体は、いずれもアルミニウム
製の同一形状の円盤状のハニカム基体に吸湿剤を担持し
たものである。この円盤状のハニカム基体は、軸方向の
長さが100mmで直径がφ30mmである。アルミニ
ウム製の平板と波板とを交互にのり巻き状に重ねて直径
φ30mmの円盤状に構成したハニカム基体である。こ
こで用いられる平板は、アルミニウム製であって、厚さ
が25μm程度、幅が100mmである。また波板はア
ルミニウム製であって、厚さが25μm程度、幅が10
0mm、ピッチが3.1mm程度、山の高さが1.8m
m程度である。上述の実施例とは異なり、芯パイプは用
いなかった。
【0072】このように平板と波板とを用いて構成され
た円盤状のハニカム基体は、上述の実施例と同様に、両
端面を連通して軸方向に延びる多数の通孔を有する。即
ち交互にのり巻き状に重ねられた平板と波板の隙間が通
孔として構成されている。従って通孔を区画する壁面は
平板と波板によって構成されている。この通孔は一方の
端面から厚さ方向に延びて他方の端面まで貫通してい
る。
【0073】このように構成されたハニカム基体の各通
孔を区画する壁面に吸湿剤を担持させてテストピースを
製造した。
【0074】テストピースNo.1として、図3に示すよう
に、このハニカム基体の軸方向の長さ100mmを50
mmずつの2つの領域に分けて、Xで示す一端側の領域
における通孔を区画する壁面にはシリカ粉末を担持さ
せ、Yで示す他端側の領域における通孔を区画する壁面
にはゼオライト粉末を担持させた吸湿体を作製した。
【0075】ハニカム基体の各通孔を区画する壁面に以
下のようにシリカ粉末を担持した。シリカゾルと鉱物系
のバインダとシリカ粉末とを混合したスラリーを用意し
た。このスラリーは、シリカゾルを5重量部、バインダ
としてセピオライト粉末を10重量部、シリカ粉末を1
00重量部用いて、これらに適切な水を加えて得ること
ができる。
【0076】このスラリーに上述のハニカム基体の一端
側の領域を50mmまで浸した後、余分なスラリーを吹
き払ってコーティングした。そしてスラリーが表面に付
着した状態で200℃の温度で乾燥することによって、
シリカ粉末を通孔を区画する壁面に担持した。
【0077】次にハニカム基体の各通孔を区画する壁面
に以下のようにゼオライト粉末を担持した。シリカゾル
と鉱物系のバインダとゼオライト粉末とを混合したスラ
リーを用意する。このスラリーは、シリカゾルを5重量
部、バインダとしてセピオライト粉末を10重量部、ゼ
オライト粉末を100重量部用いて、これらに適切な水
を加えて得ることができる。
【0078】このスラリーに既に一端側の領域にシリカ
粉末を担持したハニカム基体の他端側の領域を50mm
まで浸した後、余分なスラリーを吹き払ってコーティン
グした。そしてスラリーが通孔を区画する壁面に付着し
た状態で200℃の温度で乾燥することによって、ゼオ
ライト粉末を通孔を区画する壁面に担持した。
【0079】なおテストピースNo.1の吸湿体において
は、シリカ粉末の担持量は4.6gで、ゼオライト粉末
の担持量は4.7gであった。
【0080】テストピースNo.2として、上述のハニカム
基体の通孔を区画する壁面の一端側から他端側までの全
域にシリカ粉末を担持させた吸湿体を作製した。このシ
リカ粉末はテストピースNo.1において上述のハニカム基
体にシリカ粉末を担持させたのと同様の方法で担持させ
た。即ちシリカゾルを5重量部、バインダとしてセピオ
ライト粉末を10重量部、シリカ粉末を100重量部用
いて、これらに適切な水を加えて得たスラリーに上述の
ハニカム基体の全体を浸した後、余分なスラリーを吹き
払ってコーティングした。そしてスラリーが通孔を区画
する壁面に付着した状態で200℃の温度で乾燥するこ
とによって、シリカ粉末を通孔を区画する壁面に担持し
た。この場合のシリカ粉末の担持量は9.4gであっ
た。
【0081】テストピースNo.3として、上述のハニカム
基体の通孔を区画する壁面の一端側から他端側までの全
域にゼオライト粉末を担持させた吸湿体を作製した。こ
のゼオライト粉末はテストピースNo.1においてハニカム
基体にゼオライト粉末を担持させたのと同様の方法で担
持させた。即ちシリカゾルを5重量部、バインダとして
セピオライト粉末を10重量部、ゼオライト粉末を10
0重量部用いて、これらに適切な水を加えて得たスラリ
ーにハニカム基体の全体を浸した後、余分なスラリーを
吹き払ってコーティングした。そしてスラリーが通孔を
区画する壁面に付着した状態で200℃の温度で乾燥す
ることによって、ゼオライト粉末を通孔を区画する壁面
に担持した。なおゼオライト粉末の担持量は9.3gで
あった。
【0082】これらのテストピースNo.1、No.2及びNo.3
を用いて各テストピースの除湿量を測定した。この除湿
量は、これらのテストピースを図4に示す吸着用簡易実
験機200にセットして水分を吸着させ、次にテストピ
ースの向きを反転させて図5に示す再生用簡易実験機3
00にセットしてテストピースを再生させるということ
を5回繰り返して行った。このテストピースの吸着と再
生を繰り返す際に吸着後のテストピースの重量と再生後
のテストピースの重量を測定してその差の平均を除湿量
として求めた。
【0083】なおテストピースNo.1については、再生用
簡易実験機300にセットする場合にシリカ粉末が担持
されている端面側から空気が導入され、ゼオライト粉末
が担持されている端面側から空気が放出され、吸着用簡
易実験機200にセットする場合にゼオライト粉末が担
持されている端面側から空気が導入され、シリカ粉末が
担持されている端面側から空気が放出される場合を試験
例1とした。試験例1は、本発明のガス交換装置を実施
した場合のように、シリカ粉末が担持されている端面側
から乾燥した空気が導入され、ゼオライト粉末が担持さ
れている端面側から湿った空気が導入される場合に相当
する。
【0084】そして試験例1とは逆の場合即ち再生用簡
易実験機300にセットする場合にゼオライト粉末が担
持されている端面側から空気が導入され、シリカ粉末が
担持されている端面側から空気が放出され、吸着用簡易
実験機200にセットする場合にシリカ粉末が担持され
ている端面側から空気が導入され、ゼオライト粉末が担
持されている端面側から空気が放出される場合を試験例
2とした。
【0085】またテストピースNo.2を用いた場合を試験
例3とした。
【0086】テストピースNo.3を用いた場合を試験例4
とした。
【0087】なお吸着用簡易実験機200及び再生用簡
易実験機300に上記3種類のテストピースがセットさ
れるが、これらのテストピースについていずれも図4及
び図5においては同一の符号Aを用いた。以下詳細に説
明する。なお比較試験の条件は表1に示す。なお表1中
「吸着」とは吸着用簡易実験機200にテストピースを
セットした1回当たりの時間であり、「再生」とは再生
用簡易実験機300にテストピースをセットした1回当
たりの時間である。
【0088】図4に示す吸着用簡易実験機200は、エ
アコンプレッサ210とレギュレータ220と第1恒温
槽240と第2恒温槽241と整流板260と第1PV
Cパイプ250、第2PVCパイプ251、第3PVC
パイプ252等を有しており、上述のテストピースAが
第2PVCパイプ251と第3PVCパイプ252との
間の位置にセットされるようになっている。なお第1恒
温槽240と第2恒温槽241には水が容れられてい
る。また第2恒温槽241に入れられている水は40℃
に加熱されている。
【0089】この吸着用簡易実験機200を以下のよう
に用いて、テストピースAに空気中の水分を吸着させ
た。エアコンプレッサ210からレギュレータ220に
よって空気の風速を調節しつつ第1パイプ230を通過
させて、第1恒温槽240に溜められた水の中に導入し
た。第1恒温槽240に溜められた水の中に導入された
空気はバブリングを生じさせて水分を含むことになる。
そしてこの水分を含んだ空気を第2パイプ231を通過
して第2恒温槽241に導入した。第2パイプ231は
ゴムチューブ232と連通しており、ゴムチューブ23
2は第2恒温槽241に溜められた水の中に沈められて
おり、ゴムチューブ232を通過する空気を加熱するよ
うに設定されている。そしてこの第2恒温槽241を経
て加熱された空気は第3パイプ233を通過して、第1
PVCパイプ250に導入される。そして第1PVCパ
イプ250に導入された空気は、整流板260を通過し
て第2PVCパイプ251を経てテストピースAに導入
される。テストピースAに導入された空気はテストピー
スAによって水分を除湿されて、第3PVCパイプ25
2を通過して外部に放出された。なおテストピースAに
導入される空気は風圧が2m/秒、温度が40℃、湿度
が55%とした。またテストピースAが吸着用簡易実験
機200にセットされて水分を吸湿する時間は1回につ
いて90秒とした。このように水分を吸湿した後、上述
したようにテストピースAの重量を測定した。
【0090】図5に示す再生用簡易実験機300は、ホ
ットブラスタ310とこのホットブラスタ310と第4
PVCパイプ320と第5PVCパイプ321とを有し
ている。第4PVCパイプ320は、ホットブラスタ3
10の温風送出管311に装着されており、テストピー
スAは第4PVCパイプ320と第5PVCパイプ32
1との間にセットされるようになっている。
【0091】図4に示す吸着用簡易実験機200にセッ
トされて水分を吸着したテストピースAは、上述したよ
うに向きを反転させて図5に示す再生用簡易実験機30
0にセットされることになる。そしてこの再生用簡易実
験機300を用いてテストピースAを乾燥させてテスト
ピースAを再生した。この場合ホットブラスタ310の
温風送出管311から第4PVCパイプ320に温風を
送出して、テストピースAに温風を導入した。テストピ
ースAを通過して、テストピースAを乾燥させた温風は
第5PVCパイプ321を経て、外部に放出された。テ
ストピースAに導入される空気は、風速が2m/秒、温
度が120℃とした。またテストピースAが再生用簡易
実験機300にセットしてテストピースを再生する時間
は1回について30秒とした。
【0092】
【表1】
【0093】比較試験の結果を表2及び図6に示す。表
2及び図6から明らかなように試験例1の場合が最も優
れた除湿量を得ることができた。
【0094】これはシリカ粉末とゼオライト粉末は、水
分を吸着しまた再生する吸着帯域が異なっていると考え
られるからである。シリカ粉末とゼオライト粉末とを比
較すると、シリカ粉末の方がより乾燥したガスで再生さ
れ、ゼオライト粉末は湿ったガスでも再生され得ると考
えられるからである。従ってシリカ粉末は、乾燥したガ
スが導入される側に配置して、ゼオライト粉末は湿った
ガスが導入される側に配置することによって効率よくこ
れらの吸湿剤を再生することができ、従って水分の吸湿
性能を発揮させることができると考えられる。
【0095】試験例2〜4においてはこのような機構を
発揮できないことから除湿量が低いと考えられる。
【0096】
【表2】
【0097】なお図7に吸着剤としてシリカ粉末のみを
用いた試験例3と吸着剤としてゼオライト粉末のみを用
いた試験例4が先の比較試験において水分を吸着してい
る吸着帯域をそれぞれ示す。なお図7において、再生用
簡易実験機に10分間セットして乾燥させたときの初期
重量を0とし、吸着用簡易実験機に10分間セットして
水分を吸着させたときの飽和重量を1とした。このよう
に試験例3と試験例4とは水分の吸着帯域が異なってい
る。シリカ粉末を用いた試験例3の方が、ゼオライト粉
末を用いた試験例4よりも吸着帯域が低いことが分か
る。
【0098】
【発明の効果】本発明のガス交換装置は、効率よく吸湿
剤の吸湿性能を再生させることができ、吸湿剤の吸湿性
能を効率よく発揮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のガス交換装置の概要を示す図であ
る。
【図2】 実施例のガス交換装置の吸湿体の軸直角断面
の一部を示す図である。
【図3】 テストピースNo.1の概略を示す図である。
【図4】 吸着用簡易実験機の概略を示す図である。
【図5】 再生用簡易実験機の概略を示す図である。
【図6】 比較試験の結果を示す図である。
【図7】 試験例3と試験例4の吸着帯域を示す図であ
る。
【符号の説明】
10:第1部材 20:第2部材 30:芯パイプ 40:平板 50:波板 60:担持層 70:通孔 80:仕切り板 90:ヒータ 100:ガス交換装置 200:吸着用簡易実験機 210:エアコンプレッサ 220:レギュレータ 230:第1パイプ 231:第2パイプ 232:ゴムチューブ 233:第3パイプ 240:第1恒温槽 241:第2恒温槽 250:第1PVCパイプ 251:第2PVCパイプ 252:第3PVCパイプ 260:整流板 300:再生用簡易実験機 310:ホットブラスタ 311:温風送出管 320:第4PVCパイプ 321:第5PVCパイプ A:テストピース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L053 BC03 BC09 4D052 AA08 CB01 CB04 DA02 DB01 GA04 GB01 HA00 HA01 HA02 HA03 HA36 HB02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に延びる多数の通孔を有する円盤
    状のハニカム基体と該ハニカム基体の各該通孔を区画す
    る壁面に担持された吸湿剤とを有する吸湿体と、該吸湿
    体を回転させる駆動手段と、該吸湿体の一端側の回転中
    心より周縁にまで拡がる所定の端面より該一端側の乾燥
    ガスを送り、該吸湿体の他端側の該所定の端面以外の他
    端面より該他端側の湿ガスを送るガス交換手段とを備え
    るガス交換装置において、 前記乾燥ガスが導入される前記一端側の前記通孔を区画
    する前記壁面に担持された前記吸湿剤はシリカであり、
    前記湿ガスが導入される前記他端側の前記通孔を区画す
    る前記壁面に担持された前記吸湿剤はゼオライトである
    ことを特徴とするガス交換装置。
  2. 【請求項2】前記所定の端面は、前記吸湿体の一端側の
    回転中心より所定角度の扇状の端面である請求項1記載
    のガス交換装置。
  3. 【請求項3】 前記ハニカム基体は、前記吸湿剤として
    シリカが担持された前記一端側の円盤状の第1部材と前
    記吸湿剤としてゼオライトが担持された前記他端側の円
    盤状の第2部材とに軸方向に分離している請求項1又は
    2記載のガス交換装置。
  4. 【請求項4】 前記ハニカム基体は、金属からなる請求
    項1〜3記載のガス交換装置。
  5. 【請求項5】 前記金属は、アルミニウム系金属である
    請求項4記載のガス交換装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス交換手段は前記扇状の端面にガ
    スを供給する送風機である請求項1〜5記載のガス交換
    装置。
  7. 【請求項7】 前記ガス交換手段は前記扇状の端面にガ
    スを供給する送風機及び該送風機で送風されるガスを加
    熱する加熱手段とからなる請求項1〜5記載のガス交換
    装置。
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