JP5241693B2 - デシカントシステム - Google Patents

デシカントシステム Download PDF

Info

Publication number
JP5241693B2
JP5241693B2 JP2009275071A JP2009275071A JP5241693B2 JP 5241693 B2 JP5241693 B2 JP 5241693B2 JP 2009275071 A JP2009275071 A JP 2009275071A JP 2009275071 A JP2009275071 A JP 2009275071A JP 5241693 B2 JP5241693 B2 JP 5241693B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
desiccant rotor
duct
desiccant
humidity
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009275071A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011115715A (ja
Inventor
威 高塚
敏彦 石澤
正純 神戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Nippon Air Technologies Co Ltd
Original Assignee
Shin Nippon Air Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shin Nippon Air Technologies Co Ltd filed Critical Shin Nippon Air Technologies Co Ltd
Priority to JP2009275071A priority Critical patent/JP5241693B2/ja
Publication of JP2011115715A publication Critical patent/JP2011115715A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5241693B2 publication Critical patent/JP5241693B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

本発明は、装置の小型化及び水分吸脱着の高効率化を図ったデシカントシステムに関する。
従来より、図14に示されるように、外気の供給および室内空気の排気を併行して行うために一方側ダクト51と他方側ダクト52とを独立的に形成し、これら一方側ダクト51と他方側ダクト52とが近接する部位において、両ダクト間に跨るとともに、両ダクトが接続されたケーシング内に吸着材を内蔵した回転式デシカントロータ53と、両ダクトが接続されたケーシング内に蓄熱体を内蔵した回転式顕熱ロータ54とを配設したデシカントシステム50が知られている。前記デシカントロータ53及び顕熱ロータ54はそれぞれ、中心部をダクト方向に沿って設けられた回転軸によって回転自在に支持され、各ダクトを流通する空気が端面側からロータ内部に流入し各ロータを厚み方向に通過するようになっている。かかるデシカントシステム50は、例えば、夏季運転の場合、一方側ダクト51の給気路では、高温多湿の外気がデシカントロータ53に供給され水分吸着が行われた後、顕熱ロータ54にて冷却されて室内に供給され、他方側ダクト52の排気路では、室内空気が顕熱ロータ54によって加熱され、デシカントロータ53によって水分脱着を行った後、室外へ排気される流路構成となっている。
また下記特許文献1では、上記デシカントシステム50に対する以下の欠点、すなわち、(1)デシカントロータ53が縦型に配置されており、このデシカントロータ53が比較的大きなものであることから、このデシカントシステム50が縦方向に大きなものとなる、(2)そのため、デシカントシステム50を薄型にすることができず、例えば、戸建て住宅の天井裏など狭い場所に設置することができない、(3)一方、デシカントロータ53を小さくすることで空調装置本体の小型化を図ろうとすると、除湿能力が低下して十分な除湿能力が確保されない、等の問題点を解決するため、図15に示されるように、デシカントロータ53及び顕熱ロータ54を略水平姿勢に支持した状態で回転駆動されるデシカント調湿機55が提案されている。
特開2003−74906号公報
上記特許文献1記載のデシカント調湿機55では、デシカントロータ53及び顕熱ロータ54を横置きとしたため、高さ方向に薄くなり、装置を小型化することができる一方で、図16に示されるように、空気は従来と同様にデシカントロータ53の端面を通じて厚み方向に通過するため、デシカント調湿機55に供給される水平方向の空気流れを、デシカントロータ通過時に垂直方向に変化させ、さらにその後水平方向の空気流れに戻すという流路を形成しなければならず、空気の流れ方向が急激に変化することによる圧力損失の増加や構造の複雑化などが問題となっていた。
また、従来のデシカントシステムでは、前述の通り、デシカントロータが縦置きとされ、空気がデシカントロータの端面を通じて厚み方向に通過するため、デシカントシステムが大型化するとともに、内蔵された吸着材による水分吸着の性能確保のためには、デシカントロータの厚さ(吸着領域の流路方向長さ)は、回転速度、吸着材の材料特性、水分吸着量、再生温度等を考慮して定められる一定以上の厚さを確保する必要があった。
さらに、従来のデシカントシステム50では、図14に示されるように、デシカントロータ53に内蔵された吸着材の水分吸着に伴う吸着熱によりデシカントロータ53を通過した空気が加熱されるため、デシカントロータ53の後段に顕熱ロータ54を設け、室内空気との間で顕熱交換することにより室内への供給空気の温度を低下させる必要があった。
そこで本発明の主たる課題は、圧力損失の増加や構造の複雑化が生じることなく薄型化による装置の小型化を図るとともに、水分吸脱着の高効率化を図ることにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、内部に中空部が形成され、外周面、内周面、上面及び下面を有する環状形デシカントロータを用いたデシカントシステムであって、
前記デシカントロータは、吸着材が塗布、含浸又は接着された多数の仕切板が半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されることにより外周面及び内周面を流出入口とする流路が形成されるとともに、前記中空部に、該中空部を直径方向に二分する隔壁を備え、
外気の供給及び室内空気の排気を併行して行うために、一方側ダクトと他方側ダクトとが近接する部位において両ダクト間に跨るように前記デシカントロータを配設し、 前記隔壁をダクト方向と平行する方向に配向し、外気を前記一方側ダクトから前記デシカントロータを経由して室内に供給するとともに、室内空気を前記他方側ダクトから前記デシカントロータを経由して室外に排出し、前記デシカントロータを前記一方側ダクトにおいて室内側から室外側に向けて回転させ、且つ前記他方側ダクトにおいて室外側から室内側に向けて回転させることにより、前記デシカントロータでは、前記一方側ダクトにおいて前段側で潜熱交換が行われ、後段側で潜熱交換及び顕熱交換が行われるとともに、前記他方側ダクトにおいて前段側で潜熱交換が行われ、後段側で潜熱交換及び顕熱交換が行われることを特徴とするデシカントシステムが提供される。
上記請求項1記載の発明は、第1形態例に係るデシカントロータを用いたデシカントシステムであって、内部に中空部が形成され、外周面、内周面、上面及び下面を有する環状形デシカントロータを用いている。このデシカントロータでは、吸着材が塗布、含浸又は接着された多数の仕切板が半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されることにより外周面及び内周面を流出入口とする流路が形成されるとともに、前記中空部に、該中空部を直径方向に二分する隔壁が備えられているため、外周面から流入した空気は前記仕切板に塗布、含浸又は接着された吸着材と水分交換が行われた後、前記隔壁で二分された中空部を通過して、さらに前記仕切板に塗布、含浸又は接着された吸着材と水分交換が行われ反対側の外周面から流出する。このように流路に対してデシカントロータを横置きで配置することができるため、デシカントロータの薄型化による装置の小型化が図れるとともに、このような横置きとした場合でも流路を複雑に変化させる必要が無く、圧力損失の増加や構造の複雑化を生じることがなくなる。
また、外周面及び内周面を流出入口とする流路が形成されるため、流通空気と吸着材との接触長さ(吸着領域の流路方向長さ)を長くすることができ、吸着材の利用効率が向上するとともに、水分吸脱着の高効率化を図ることができるようになる。
また、上記請求項記載の本発明は、外気の供給及び室内空気の排気を併行して行う換気モードの場合のデシカントシステムである。この場合、前記隔壁をダクト方向と平行する方向に配向することによって、外気を前記一方側ダクトから前記デシカントロータを経由して室内に供給するとともに、室内空気を前記他方側ダクトから前記デシカントロータを経由して室外に排出する流路を形成する。そして、デシカントロータの回転方向として、デシカントロータを一方側ダクトにおいて室内側から室外側に向けて回転させ、且つ他方側ダクトにおいて室外側から室内側に向けて回転させる。これにより、デシカントロータでは、一方側ダクトにおいて前段側(室外側)で潜熱交換が行われ、後段側(室内側)で潜熱交換及び顕熱交換が行われる。
具体的には、外気を室内に供給する給気ダクト(一方側ダクト)では、デシカントロータの前段側において、夏季運転時には吸着材への水分吸着(空気の除湿)とそれに伴う潜熱加熱が行われ、冬季運転時には吸着材の水分脱着(空気の加湿)とそれに伴う潜熱冷却が行われ、後段側において、夏季運転時には吸着材への水分吸着(空気の除湿)が行われると同時に、後述する排気ダクトの前段側で室内空気によって冷却されたデシカントロータが給気ダクト側に回転して顕熱冷却が行われ、冬季運転時には吸着材の水分脱着(空気の加湿)が行われると同時に、後述する排気ダクトの前段側で室内空気によって加熱されたデシカントロータが給気ダクト側に回転して顕熱加熱が行われる。この結果、室内に供給される空気は、室内温度に近い状態まで調整される。
一方、室内空気を室外に排出する排気ダクト(他方側ダクト)では、デシカントロータの前段側において、夏季運転時には吸着材の水分脱着(再生)とそれに伴う潜熱冷却が行われ、冬季運転時には吸着材への水分吸着とそれに伴う潜熱加熱が行われ、後段側において、夏季運転時には吸着材の水分脱着(再生)が行われると同時に、前述の給気ダクトの前段側で水分吸着に伴って潜熱加熱されたデシカントロータが排気ダクト側に回転して顕熱加熱(デシカントロータの冷却)が行われ、冬季運転時には吸着材への水分吸着が行われると同時に、前述の給気ダクトの前段側で水分脱着に伴って潜熱冷却されたデシカントロータが排気ダクト側に回転して顕熱冷却(デシカントロータの加熱)が行われる。
このように、本デシカントシステムでは、各ダクトに介在するデシカントロータの後段側で潜熱交換と同時に顕熱交換が行われるため、従来のデシカントシステムのようにデシカントロータと別に顕熱ロータを設ける必要が無くなり、システムの小型化が図れるとともに、水分吸脱着の高効率化が図れるようになる。
請求項2に係る本発明として、内部に中空部が形成され、外周面、内周面、上面及び下面を有する環状形デシカントロータを用いたデシカントシステムであって、
前記デシカントロータは、吸着材が塗布、含浸又は接着された多数の仕切板が半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されることにより外周面及び内周面を流出入口とする流路が形成されるとともに、前記中空部に、該中空部を直径方向に二分する隔壁を備え、
高湿度側から低湿度側への湿度の移動を行うために、一方側ダクトと他方側ダクトとが近接する部位において両ダクト間に跨るように前記デシカントロータを配設し、 前記隔壁をダクト方向と直交する方向に配向し、高湿度側の空気を前記一方側ダクトから前記デシカントロータを経由して前記他方側ダクトを通って高湿度側に戻すとともに、低湿度側の空気を前記他方側ダクトから前記デシカントロータを経由して前記一方側ダクトを通って低湿度側に戻し、前記デシカントロータを前記一方側ダクトにおいて高湿度側から低湿度側に向けて回転させ、且つ前記他方側ダクトにおいて低湿度側から高湿度側に向けて回転させることにより、前記デシカントロータでは、高湿度側において水分吸着が行われ、低湿度側において水分脱着が行われることを特徴とするデシカントシステムが提供される。
上記請求項記載の発明は、高湿度側から低湿度側への湿度の移動を行う湿度交換モードの場合のデシカントシステムである。具体的には、洗濯物等の被乾燥物を乾燥室で乾燥する場合又は冬季の浴室内温度を維持しながら湿分のみを排気する場合などに好適に用いられる。この場合、前記隔壁をダクト方向と直交する方向に配向することによって、高湿度側の空気を前記一方側ダクトから前記デシカントロータを経由して前記他方側ダクトを通って高湿度側に戻すとともに、低湿度側の空気を前記他方側ダクトから前記デシカントロータを経由して前記一方側ダクトを通って低湿度側に戻す流路を形成する。そして、デシカントロータの回転方向として、一方側ダクトにおいて高湿度側から低湿度側に向けて回転させ、且つ他方側ダクトにおいて低湿度側から高湿度側に向けて回転させる。これにより、デシカントロータでは、高湿度側において水分吸着が行われ、低湿度側において水分脱着が行われるため、高湿度側から低湿度側へ水分のみを移動させることが可能となる。
請求項に係る本発明として、前記隔壁は、配向方向を90°毎に切換可能とされ、
前記隔壁の配向方向を90°回動させるとともに、前記デシカントロータの回転方向を逆転させることにより、請求項記載のデシカントシステムと請求項記載のデシカントシステムとを切換可能としてあることを特徴とするデシカントシステムが提供される。
上記請求項記載の発明は、前記隔壁の配向方向を90°回動させるとともに、前記デシカントロータの回転方向を逆転させることにより、請求項記載の換気モードと、請求項記載の湿度交換モードとを切換可能としたものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、圧力損失の増加や構造の複雑化を生じることなく薄型化による装置の小型化が図れるとともに、水分吸脱着の高効率化が図れるようになる。
第1形態例に係るデシカントシステム1(換気モード:夏季運転時)の水平断面図である。 第1形態例に係るデシカントシステム1(換気モード:冬季運転時)の水平断面図である。 第1形態例に係るデシカントロータ2の斜視図である。 デシカント部6の一部拡大斜視図である。 夏季運転時の空気線図である。 冬季運転時の空気線図である。 デシカントシステム1(湿度交換モード)の水平断面図である。 図7の空気線図である。 参考的形態例に係るデシカントシステム1(換気モード:夏季運転時)の水平断面図である。 参考的形態例に係るデシカントシステム1(換気モード:冬季運転時)の水平断面図である。 参考的形態例に係るデシカントロータ2の斜視図である。 参考的形態例に係るデシカントロータ2の縦断面図である。 デシカントシステム1(湿度交換モード)の水平断面図である。 従来のデシカントシステム50の構成図である。 従来のデシカント調湿機55の斜視図である。 従来のデシカント調湿機55の縦断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
本発明に係るデシカントシステム1は、図1及び図9などに示されるように、一方側ダクト3と他方側ダクト4とが近接する部位において、両ダクト3、4間に跨るようにデシカントロータ2が配設されたものである。
以下、前記デシカントロータ2の構造によって2つの形態例に分けて説明する。
〔第1形態例〕
〈デシカントロータ2の構造〉
第1形態例に係るデシカントロータ2は、図3に示されるように、内部に中空部8が形成され、外周面2a、内周面2b、上面2c及び下面2dを有する環状形デシカントロータである。
本デシカントロータ2は、吸着材5が塗布、含浸又は接着された多数の仕切板10、10…が前記環状部分の半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されることにより外周面2a及び内周面2bを流出入口とする流路が形成されるとともに、前記中空部8に、該中空部8を直径方向に二分する隔壁7が備えられている。
このように、本デシカントロータ2は、外周面2a及び内周面2bを流出入口とするため、流路に対して横置きで配置することができ、従来のデシカントロータのように端面(上下面)を流出入口とした縦置きとしたものより、格段に高さ方向に薄型化することができ、装置の小型化を図ることができるようになる。また、このような横置きとした場合でも、流路を複雑に変化させる必要が無く、圧力損失の増加や構造の複雑化が生じない。
また、デシカントロータ2が横置きとされ、外周面2a及び内周面2bを流出入口とするため、流通空気と吸着材5との接触長さ(吸着領域の流路方向長さ)が長くなり、吸着材の利用効率が向上するとともに、水分吸脱着の高効率化が図れるようになる。
前記デシカントロータ2の構造について更に詳細に説明すると、前記上面2c及び下面2dは、少なくとも環状部分において通気性が遮断された平面状に形成されている。これら上下面2c、2dに跨って多数の仕切板10、10…が半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されている。この環状部分は、中心部に回転軸を設けこの回転軸の回転駆動や、外周面又は上下面と接触するローラの回転駆動などによって、所定の回転速度で連続的に回転している。
かかるデシカントロータ2を、一方側ダクトと他方側ダクトとが近接する部位において両ダクト間に跨るように配設すると、中空部8を介して前段側(上流側)と後段側(下流側)の2箇所に水分の吸脱着領域が形成されるため、水分吸脱着の高効率化を図ることができるようになる。
前記デシカントロータ2は、流通空気と吸着材5との接触長さ(吸着領域の流路方向長さ)を所定長さ確保するため、外周面2aの直径が、内周面2bの直径(中空部8の外径)に対して1.3〜2倍、好ましくは1.5倍程度で形成するようにする。
前記仕切板10は、図4に示されるように、デシカントロータ2の環状部分に対して半径方向に沿って周方向に間隔を開けて配設される平板状仕切板10aと、この隣接する平板状仕切板10a、10a間に配設され、断面形状を波形、三角形、四角形又は多角形などにコルゲート加工されたコルゲート状仕切板10bとから構成され、これによって中空部8に連通する多数の開孔10c、10c…が形成されている。このような構造により、少ない圧力損失で空気との接触面積を増大させることができる。なお、前記コルゲート状仕切板10bを省略してスリット状の連通溝としても良いし、一般的なハニカム構造によって前記開孔10cを形成しても良い。
なお、環状形デシカントロータに対して前記仕切板10が半径方向に沿って放射状に設けられるため、中空部8に連通する多数の開孔10cは、デシカント部6の外周面側から内周面側に向けて断面積が漸次小さくなる。その結果、前記開孔10cを通過する空気の流速は、外周面側から内周面側に向けて漸次増加し、逆に内周面側から外周面側に向けて漸次減少するようになる。
前記吸着材5としては、従来より公知のシリカゲル、ゼオライト、高分子収着材などを使用することができる。かかる吸着材は、粉粒状とされ、紙又は樹脂膜からなる基材の両面に、接着剤等による接着又はバインダーとの混合物の塗布又は含浸により固定されている。前記吸着材5は、仕切板に塗布、含浸又は接着することに代えて、仕切板10間に充填する充填型吸着材を使用しても良い。このとき、必要に応じて通気性を確保するために例えば中空状の充填物を併用することができる。この場合、デシカントロータ2の外周面及び内周面は、除湿材及び充填物の外形寸法より小さな開口を有する通気性の膜又は網により塞がれる。
前記隔壁7は、前記中空部8に対してほぼ隙間無く、該中空部8を直径方向に二分するように配設され、空気や水分を透過しない素材によって構成されている。この隔壁7は、デシカントロータ2の前記環状部分が回転中においても、前記ダクト3、4に対して所定の配向方向に固定的に設けられ、各ダクト3、4の空気の流れを一定の方向に制御している。また、後段で詳述する運転モードの切り換えのため、隔壁7の配向方向が90°毎に切換可能となっている。
〈運転モード〉
次に、上述のデシカントロータ2を用いたデシカントシステム1の運転モードについて説明する。本デシカントシステム1では、外気の供給及び室内空気の排気を併行して行う換気モード及び高湿度側から低湿度側への湿度の移動を行う湿度交換モードの運転が可能となっている。
(換気モード)
換気モードでは、外気の供給及び室内空気の排気が併行して行われ、新鮮な外気を夏季には除湿し、冬季には加湿して室内に供給することによって、夏季にはエアコン・除湿器等の除湿負荷を低減し、冬季には加湿器等の加湿負荷を低減することができるようにしたものである。
この換気モードにおいては、図1及び図2に示されるように、前記隔壁7をダクト3、4のダクト方向と平行する方向に配向し、外気を前記一方側ダクト3(給気ダクト3)からデシカントロータ2を経由して室内に供給するとともに、室内空気を前記他方側ダクト4(排気ダクト4)からデシカントロータ2を経由して室外に排出する流路を形成する。そして、デシカントロータ2の回転方向として、給気ダクト3において室内側から室外側に向けて回転し、且つ排気ダクト4において室外側から室内側に向けて回転する方向に回転させる。
以上の構成からなるデシカントシステム1の運転状態について、具体的な空気線図を例に、夏季運転時(図1及び図5)及び冬季運転時(図2及び図6)に分けて説明する。
先ず夏季運転時について説明すると、図1及び図5に示されるように、給気ダクト3を通って供給される高温多湿の外気(a点)は、前段側(室外側)のデシカントロータ2を通過した後、隔壁7で仕切られた一方側の中空部8aに導入される(b点)。この前段側デシカントロータ6aを通過しながら、吸着材への水分吸着(空気の除湿)が行われるとともに、この水分吸着に伴う吸着潜熱によって空気及び前段側デシカントロータ6aの構成部材が加熱される。その後、中空部8aの空気(b点)は、給気ダクト3の後段側(室内側)に位置する後段側デシカントロータ6bを通過した後、室内に供給される(c点)。この後段側デシカントロータ6bを通過しながら、後述する排気ダクト4の前段側デシカントロータ6cで冷却されたデシカントロータ6cが給気ダクト3側に回転して顕熱交換が行われる。この結果、室内に供給される空気(c点)は、室内温度に近い状態まで冷却される。前述の排気ダクト4の前段側デシカントロータ6cは、給気ダクト3の後段側デシカントロータ6bにおける水分吸着を促進するためのパージ領域としても作用し、給気ダクト3での水分吸着の効率化が図られるとともに、従来のデシカントロータで効率的な吸着を行うのに必要であったパージ領域を省略することができ、システムの簡略化が図れるようになる。
他方、排気ダクト4を流通する相対的に低温低湿の室内空気(d点)は、排気ダクト4の前段側デシカントロータ6cを通過した後、隔壁7で仕切られた他方側の中空部8bに導入される(e点)。この前段側デシカントロータ6cを通過しながら、室内空気は、加湿(吸着材の水分脱着)が行われるとともに、この水分脱着に伴う蒸発潜熱によって空気及び前段側デシカントロータ6cの構成部材が冷却される。なお、冷却された前段側デシカントロータ6cは、給気ダクト3の下流側に回転することにより、前述の通り給気ダクト3を流通する空気の冷却源となる。その後、中空部8bの空気(e点)は、排気ダクト3の後段側デシカントロータ6dを通過した後、室外に排気される(f点)。この後段側デシカントロータ6dを通過しながら、前述した給気ダクト3の前段側デシカントロータ6aで加熱されたデシカントロータの構成部材との間で顕熱交換が行われデシカントロータ構成部材が冷却される。
次に、冬季運転時の空気の状態について、図2及び図6に基づいて詳述する。流路構成は、上記夏季運転時と同様であるから、空気の状態について説明する。低温低湿の外気(a点)は、前段側デシカントロータ6aを通過しながら、加湿(吸着材の水分脱着)が行われるとともに、この水分脱着に伴う蒸発潜熱によって空気及び前段側デシカントロータ6aの構成部材が冷却される。その後、後段側デシカントロータ6bを通過しながら、後述する排気ダクト4の前段側デシカントロータ6cで加熱され、給気ダクト3側に回転したロータ部分によって顕熱加熱が行われ、室内温度に近い状態まで加熱される(c点)。
他方、排気ダクト4では、室内空気(d点)は、前段側デシカントロータ6cを通過しながら、室内空気は、除湿(吸着材の水分吸着)が行われるとともに、この水分吸着に伴う蒸発熱によって空気及び前段側デシカントロータ6cの構成部材が加熱される。なお、この加熱された前段側デシカントロータ6cは、給気ダクト3の下流側に回転することにより、前述の通り給気ダクト3を流通する空気の加熱源となる。その後、後段側デシカントロータ6dを通過しながら、除湿(吸着材の水分吸着)が行われるとともに、顕熱冷却が行われる。
(湿度交換モード)
湿度交換モードは、高湿度側から低湿度側への湿度の移動を行うことを目的としたものであり、具体的には、洗濯物等の被乾燥物を乾燥室で乾燥する場合又は冬季の浴室内温度を維持しながら湿分のみを排気する場合などに好適に用いられ、高湿度側の水分をデシカントロータ通過時に吸着材に吸着させると同時に、これに伴う吸着潜熱によって加熱された空気を高湿度側に戻すことにより、被乾燥物の効率的な乾燥又は浴室内温度の維持を可能としたものである。
湿度交換モードにおいては、図7に示されるように、隔壁7をダクト3、4のダクト方向と直交する方向に配向することによって、高湿度側の空気を一方側ダクト3からデシカントロータ2を経由して他方側ダクト4を通って高湿度側に戻すとともに、低湿度側の空気を他方側ダクト4からデシカントロータ2を経由して一方側ダクト3を通って低湿度側に戻す流路を形成する。そして、デシカントロータ2の回転方向として、一方側ダクト3において高湿度側から低湿度側に向けて回転し、且つ他方側ダクト4において低湿度側から高湿度側に向けて回転する方向に回転させる。
以上の構成からなるデシカントシステム1の運転状態について、具体的な空気線図(図8)を例に説明する。高湿度側の空気(a点)は、一方側ダクト3を通って、デシカントロータ2の一方側ダクト3に位置する前段側デシカントロータ6aを通過した後、隔壁7で仕切られた高湿度側の中空部8aに導入される(b点)。この前段側デシカントロータ6aを通過しながら、吸着材に水分吸着(空気の除湿)が行われるとともに、この水分吸着に伴う吸着潜熱によって空気及びデシカントロータ6aの構成部材が加熱される。その後、中空部8aの空気(b点)は、他方側ダクト4に位置する後段側デシカントロータ6bを通過した後、高湿度側に戻される(c点)。この後段側デシカントロータ6bを通過しながら吸着材に水分吸着(空気の除湿)が行われる。
他方、低湿度側の空気(d点)は、他方側ダクト4を通って、デシカントロータ2の他方側ダクト4に位置する前段側デシカントロータ6cを通過した後、隔壁7で仕切られた低湿度側の中空部8bに導入される(e点)。この前段側デシカントロータ6cを通過しながら、吸着材の水分脱着が行われるとともに、水分脱着に伴う蒸発潜熱によって空気及びデシカントロータ6cの構成部材が冷却される。なお、この冷却されたデシカントロータ6cは、高湿度側に回転移動することにより、前述の高湿度側空気の冷却源となる。その後、中空部8bの空気(e点)は、一方側ダクト3に位置する後段側デシカントロータ6dを通過した後、低湿度側に戻される(f点)。この後段側デシカントロータ6dを通過しながら、吸着材の水分脱着が行われる。
上述の換気モードと湿度交換モードとは、隔壁7の配向方向を90°回動させるとともに、前記デシカントロータ2の回転方向を逆転させることにより、容易に切換可能となっている。
参考的形態例〕
〈デシカントロータ2の構造〉
参考的形態例に係るデシカントロータ2は、図9〜図12に示されるように、外周面2a、上面2c及び下面2dを有する円柱形デシカントロータである。本デシカントロータ2は、吸着材5が塗布、含浸又は接着された複数の円形板12、12…を固定軸11に対し軸方向に間隔を空けて固設することにより上下面2c、2dに平行な層状の流路が形成されるとともに、前記円形板12、12に挟まれた各空間内に、該空間を直径方向に二分する隔壁13が備えられている。
このように、参考的形態例に係るデシカントロータ2においても、上記形態例と同様に、外周面2aに層状の流路が形成されるため、流路に対して横置きで配置することができ、従来のデシカントロータのように端面(上下面)を流出入口とした縦置きとしたものより、格段に高さ方向に薄型化することができ、装置の小型化を図ることができるようになる。また、このような横置きとした場合でも、流路を複雑に変化させる必要が無く、圧力損失の増加や構造の複雑化が生じない。
また、デシカントロータ2が横置きとされ、外周面2aを流出入口とするため、流通空気と吸着材5との接触長さ(吸着領域の流路方向長さ)が長くなり、吸着材の利用効率が向上するとともに、水分吸脱着の高効率化が図れるようになる。
特に本形態例では、前記円形板12の面全体を吸脱着領域とすることができるため、水分吸脱着が効果的に行われるようになる。また、単純な構造により生産コストの削減、メンテナンスの容易化等を図ることができる。
前記デシカントロータ2の構造について更に詳細に説明すると、前記デシカントロータ2は、前記回転軸11が回転モータなどの駆動装置によって回転駆動されることにより、該回転軸11に固定された円形板12、12…が所定の回転速度で連続的に回転するようになっている。
前記隔壁13は、前記デシカントロータ2の外側に設けられた固定用フレーム13aと、この固定用フレーム13aに固定され、前記円形板12、12に挟まれた各空間を直径方向に二分する複数の隔壁部材13b、13b…とから構成されている。この隔壁13は、上記形態例と同様に、デシカントロータ2の回転中においても、前記ダクト3、4に対して所定の配向方向に固定的に設けられるとともに、運転モードの切り換えのため、配向方向を90°毎に切換可能に設けられている。
〈運転モード〉
参考的形態例に係るデシカントシステム1でも、上記形態例と同様に、前記換気モード及び湿度交換モードの運転が可能となっている。
(換気モード)
換気モードでは、図9及び図10に示されるように、隔壁13をダクト3、4のダクト方向と平行する方向に配向し、外気を一方側ダクト3(給気ダクト3)からデシカントロータ2を経由して室内に供給するとともに、室内空気を他方側ダクト4(排気ダクト4)からデシカントロータ2を経由して室外に排出する流路を形成する。そして、デシカントロータ2の回転方向として、給気ダクト3において室内側から室外側に向けて回転し、且つ排気ダクト4において室外側から室内側に向けて回転する方向に回転させる。
これによって、夏季運転時には、図9に示されるように、給気ダクト3に介在するデシカントロータ2の内、前段側(室外側)が上記形態例における前段側デシカントロータ6aとして作用し、吸着材への水分吸着とそれに伴う潜熱加熱が行われ、後段側(室内側)が上記形態例における後段側デシカントロータ6bとして作用し、吸着材への水分吸着(空気の除湿)が行われると同時に、後述する排気ダクト4の前段側で室内空気によって冷却されたデシカントロータ6cが給気ダクト側に回転して顕熱冷却が行われる。
また、排気ダクト4に介在するデシカントロータ2の内、前段側(室内側)が上記形態例における前段側デシカントロータ6cとして作用し、吸着材の水分脱着(再生)とそれに伴う潜熱冷却が行われ、後段側(室外側)が上記形態例における後段側デシカントロータ6dとして作用し、吸着材の水分脱着(再生)が行われると同時に、前述の給気ダクトの前段側デシカントロータ6aで水分吸着に伴って潜熱加熱されたデシカントロータが排気ダクト側に回転して顕熱加熱(デシカントロータの冷却)が行われる。
一方、冬季運転時には、図10に示されるように、給気ダクト3に介在するデシカントロータ2の内、前段側(室外側)が上記形態例における前段側デシカントロータ6aとして作用し、吸着材の水分脱着(空気の加湿)とそれに伴う潜熱冷却が行われ、後段側(室内側)が上記形態例における後段側デシカントロータ6bとして作用し、吸着材の水分脱着による空気の加湿が行われると同時に、後述する排気ダクト4の前段側で室内空気によって加熱されたデシカントロータが給気ダクト3がわに回転して顕熱加熱が行われる。
また、排気ダクト4に介在するデシカントロータ2の内、前段側(室内側)が上記形態例における前段側デシカントロータ6cとして作用し、吸着材への水分吸着とそれに伴う潜熱加熱が行われ、後段側(室外側)が上記形態例における後段側デシカントロータ6dとして作用し、吸着材への水分吸着が行われると同時に、前述の給気ダクトの前段側で水分脱着に伴って潜熱冷却されたデシカントロータ6aが排気ダクト側に回転して顕熱冷却(デシカントロータの加熱)が行われる。
変わって、湿度交換モードでは、図13に示されるように、隔壁13をダクト3、4のダクト方向と直交する方向に配向することによって、高湿度側の空気を一方側ダクト3からデシカントロータ2を経由して他方側ダクト4を通って高湿度側に戻すとともに、低湿度側の空気を他方側ダクト4からデシカントロータ2を経由して一方側ダクト3を通って低湿度側に戻す流路を形成する。そしてデシカントロータ2の回転方向として、一方側ダクト3において高湿度側から低湿度側に向けて回転させ、且つ他方側ダクト4において低湿度側から高湿度側に向けて回転させる。
これによって、デシカントロータ2の内、高湿度側では水分吸着(空気の除湿)が行われ、低湿度側では水分脱着(空気の加湿)が行われる。
1…デシカントシステム、2…デシカントロータ、3…一方側ダクト(給気ダクト)、4…他方側ダクト(排気ダクト)、5…吸着材、6a・6c…前段側デシカントロータ、6b・6d…後段側デシカントロータ、7・13…隔壁、8…中空部、10…仕切板、11…回転軸、12…円形板

Claims (3)

  1. 内部に中空部が形成され、外周面、内周面、上面及び下面を有する環状形デシカントロータを用いたデシカントシステムであって、
    前記デシカントロータは、吸着材が塗布、含浸又は接着された多数の仕切板が半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されることにより外周面及び内周面を流出入口とする流路が形成されるとともに、前記中空部に、該中空部を直径方向に二分する隔壁を備え、
    外気の供給及び室内空気の排気を併行して行うために、一方側ダクトと他方側ダクトとが近接する部位において両ダクト間に跨るように前記デシカントロータを配設し、 前記隔壁をダクト方向と平行する方向に配向し、外気を前記一方側ダクトから前記デシカントロータを経由して室内に供給するとともに、室内空気を前記他方側ダクトから前記デシカントロータを経由して室外に排出し、前記デシカントロータを前記一方側ダクトにおいて室内側から室外側に向けて回転させ、且つ前記他方側ダクトにおいて室外側から室内側に向けて回転させることにより、前記デシカントロータでは、前記一方側ダクトにおいて前段側で潜熱交換が行われ、後段側で潜熱交換及び顕熱交換が行われるとともに、前記他方側ダクトにおいて前段側で潜熱交換が行われ、後段側で潜熱交換及び顕熱交換が行われることを特徴とするデシカントシステム。
  2. 内部に中空部が形成され、外周面、内周面、上面及び下面を有する環状形デシカントロータを用いたデシカントシステムであって、
    前記デシカントロータは、吸着材が塗布、含浸又は接着された多数の仕切板が半径方向に沿うとともに、周方向に間隔を空けて全周に亘って配置されることにより外周面及び内周面を流出入口とする流路が形成されるとともに、前記中空部に、該中空部を直径方向に二分する隔壁を備え、
    高湿度側から低湿度側への湿度の移動を行うために、一方側ダクトと他方側ダクトとが近接する部位において両ダクト間に跨るように前記デシカントロータを配設し、 前記隔壁をダクト方向と直交する方向に配向し、高湿度側の空気を前記一方側ダクトから前記デシカントロータを経由して前記他方側ダクトを通って高湿度側に戻すとともに、低湿度側の空気を前記他方側ダクトから前記デシカントロータを経由して前記一方側ダクトを通って低湿度側に戻し、前記デシカントロータを前記一方側ダクトにおいて高湿度側から低湿度側に向けて回転させ、且つ前記他方側ダクトにおいて低湿度側から高湿度側に向けて回転させることにより、前記デシカントロータでは、高湿度側において水分吸着が行われ、低湿度側において水分脱着が行われることを特徴とするデシカントシステム。
  3. 前記隔壁は、配向方向を90°毎に切換可能とされ、
    前記隔壁の配向方向を90°回動させるとともに、前記デシカントロータの回転方向を逆転させることにより、請求項1記載のデシカントシステムと請求項2記載のデシカントシステムとを切換可能としてあることを特徴とするデシカントシステム。
JP2009275071A 2009-12-03 2009-12-03 デシカントシステム Active JP5241693B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275071A JP5241693B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 デシカントシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009275071A JP5241693B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 デシカントシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011115715A JP2011115715A (ja) 2011-06-16
JP5241693B2 true JP5241693B2 (ja) 2013-07-17

Family

ID=44281695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009275071A Active JP5241693B2 (ja) 2009-12-03 2009-12-03 デシカントシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5241693B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019066153A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 株式会社デンソー 調湿装置
KR102058893B1 (ko) * 2019-04-29 2019-12-24 박준흥 환기 겸용 공기청정기
JPWO2022239822A1 (ja) * 2021-05-13 2022-11-17

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4115911Y1 (ja) * 1964-02-24 1966-07-25
JPS533664Y2 (ja) * 1974-08-01 1978-01-30
JP2002228189A (ja) * 2001-02-06 2002-08-14 Denso Corp 除加湿装置
JP4467357B2 (ja) * 2004-04-30 2010-05-26 株式会社西部技研 空調装置
JP4122346B2 (ja) * 2005-05-12 2008-07-23 株式会社西部技研 除湿空調装置
JP2008142656A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Noritz Corp 除湿装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011115715A (ja) 2011-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5771707A (en) Unitary heat exchanger for the air-to-air transfer of water vapor and sensible heat
JP4337402B2 (ja) 空気調和機、空気調和機の運転方法
JP5494811B2 (ja) 空調システム
JP4729409B2 (ja) デシカント換気装置
JP4341924B2 (ja) デシカント換気システム
KR100795101B1 (ko) 제습 장치와 그를 구비하는 공기 조화 장치 및 시스템
JP5241693B2 (ja) デシカントシステム
JP2008142656A (ja) 除湿装置
JPH07163830A (ja) 乾式除湿機およびこれを用いた空調設備
JP2006207875A (ja) 暖房乾燥装置及びその制御方法
JP2004069222A (ja) 換気調湿装置
JP2000205598A (ja) 除湿空調方法およびその装置並びにその装置の使用方法
JPH0814600A (ja) デシカント型空調機
JP2002001051A (ja) 調湿機
JP2005021840A (ja) 熱交換型除湿ローターおよびそれを用いたデシカント空調機
JP2005315545A (ja) 空調装置
JP5917787B2 (ja) 空気調和システム
JP2003004255A (ja) 空調装置
JP3407735B2 (ja) 調湿装置
JP2002273148A (ja) 調湿機
JP2006289258A (ja) 除湿体及びこれを用いたデシカント空調装置
JP2002147803A (ja) 調湿換気装置
JP2016023884A (ja) 調湿ユニット
JP4393478B2 (ja) デシカント換気システム
JP5896794B2 (ja) デシカント空調システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120220

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130311

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130402

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5241693

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250