JP2003033453A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッドInfo
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- JP2003033453A JP2003033453A JP2001221671A JP2001221671A JP2003033453A JP 2003033453 A JP2003033453 A JP 2003033453A JP 2001221671 A JP2001221671 A JP 2001221671A JP 2001221671 A JP2001221671 A JP 2001221671A JP 2003033453 A JP2003033453 A JP 2003033453A
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Abstract
易いゴルフクラブヘッドを提供する。 【解決手段】 ゴルフクラブヘッド1は、ヘッド本体1
0と、該ヘッド本体10に固着されたフェースプレート
20とを備えてなる。ヘッド本体10は、ネック部11
と、フェースプレート20が装着されるフェース外周体
12と、このフェース外周体12を横方向に横断する横
リブ13と、フェース外周体12の下部後方に張り出す
バックバルジ14とを有する。フェースプレート20を
フェース外周体12の凹段部15に嵌合させ、ボルト挿
通孔21を通してボルト22を雌螺子穴13bに捻じ込
む。フェースプレート20の外周縁部とフェース外周体
12の内周縁部とをレーザ溶接等に溶接することが好ま
しい。
Description
に係り、特にアイアン型のゴルフクラブヘッドの改良に
関する。
は、周知の通り、ボールをヒットするフェース部と、シ
ャフトが差し込まれて固着されるネック部とが鋳造や鍛
造などにより一体に形成されたものである。
合金とし、その他の部分をステンレス等で形成するな
ど、異種素材を組み合わせたアイアン型ゴルフクラブヘ
ッドが種々開発されている。本出願人も、特開平9−2
85578号で同様の構造のアイアン型ゴルフクラブヘ
ッドの改良型を提案している。
スプレートを枠形のヘッド本体に固着したタイプのゴル
フクラブヘッドにおいて、ボールヒット時のフェースプ
レートの振動を抑制して打感を向上させるために、フェ
ース本体の背後を縦通する縦リブを該ヘッド本体に設
け、フェースプレートを該縦リブに固着したものであ
る。
設け、該縦リブにフェースプレートを固着することによ
り、ボールヒット時のフェースプレートの振動を抑制す
ることは可能であるが、縦リブであるためにY軸(上下
方向軸)回りの慣性モーメントが小さく、打球が左右に
若干ブレる傾向が認められた。
が少ないゴルフクラブヘッドを提供することを第1の目
的とする。
であっても大きなボール上昇角度を得ることができる
(所謂、球が上がり易い)ゴルフクラブヘッドを提供す
ることを第2の目的とする。
ッドは、フェース外周体及びネックが一体に設けられた
ヘッド本体と、該フェース外周体に嵌合されて取り付け
られたフェースプレートとを備えてなるゴルフクラブヘ
ッドにおいて、該ヘッド本体は、さらに、該フェース外
周体の上下方向の中間付近を通って該フェース外周体を
横方向に横断する横リブを一体に備えており、該横リブ
に該フェースプレートが固着されていることを特徴とす
る。
ッド本体に横リブを設け、この横リブにフェースプレー
トを固着しているため、ボールヒット時のフェースプレ
ートの振動が抑制され、打球感が良い。また、横リブを
設けたことにより、Y軸回りの慣性モーメントが大きく
なり、球の左右のブレが抑制される。
体を設けることが好ましい。このようにすれば、ゴルフ
クラブヘッドの重心深度が深くなり、球が上がり易くな
る。
ぼ全体(横リブの上側及び下側の双方)に設けてもよい
が、横リブの下側にのみ設けるのが好ましい。このよう
にすれば、ゴルフクラブヘッドの重心が低くなり、球が
さらに上がり易いものとなる。
について説明する。図1は実施の形態に係るゴルフクラ
ブヘッドの背後方向からの斜視図、図2は実施の形態に
係るゴルフクラブヘッドの正面方向からの斜視図、図3
(A)は図1のIII−III線に沿う断面切断部の端面図、
図3(B)はこの断面の斜視図、図4はこの実施の形態
に係るゴルフクラブヘッドの分解斜視図である。
10と、該ヘッド本体10に固着されたフェースプレー
ト20とを備えてなる。
れて接着剤等によって固着されるネック部11と、フェ
ースプレート20が装着されるフェース外周体12と、
このフェース外周体12を横方向に横断する横リブ13
と、フェース外周体12の下部後方に張り出す背後膨出
体(以下、バックバルジという。)14とを有する。
体に連なり、ゴルフクラブヘッドのトウ側にまで延在し
ている。このフェース外周体12は、ゴルフクラブヘッ
ドのフェース部の外周縁部分を構成するものである。こ
のフェース外周体12には、フェースプレート20を受
容するための凹段部15がフェース部を周回して設けら
れている。この凹段部15の奥側には、内周リブ部16
が同様にフェース部を周回して設けられている。
16の前端面と面一状となるように設けられている。こ
の横リブ13は、フェース外周体12の上下方向の中間
付近を横方向(ゴルフクラブヘッドをソールした状態に
おいて略水平方向)に延在している。この横リブ13の
長手方向の中間にはボス部13aが設けられ、このボス
部13aに雌螺子穴13bが設けられている。横リブ1
3とフェース外周体12の上半分との間は開放空間部1
7となっている。
この横リブ13と、フェース外周体12の下辺部12b
と、フェース外周体12の下半側の両サイド部12t,
12n(横リブ13とフェース外周体12の下辺部との
間の領域のトウ側サイド部12tとネック側サイド部1
2n)とに連なっている。バックバルジ14は、このフ
ェース外周体12の下半部及び横リブ13から後方に膨
出した湾曲形状のものである。
2、横リブ13及びバックバルジ14はいずれも鋳造に
より一体に成形され、必要に応じ熱処理や研磨等の仕上
げ加工が施されたものである。
(打球面)のほぼ全領域にわたって存在する大きさの板
状部材である。このフェースプレート20の前面にはコ
ルゲーション(溝)が設けられている。また、この前面
の略中央にはボルト挿通孔21が設けられている。
2の凹段部15に嵌合させ、ボルト挿通孔21を通して
ボルト22を雌螺子穴13bに捻じ込む。また、フェー
スプレート20の外周縁部とフェース外周体12の内周
縁部とをレーザ溶接等に溶接することが好ましい。な
お、ボルト22の捻じ込み後に、ボルトの頭部を研削
し、フェース面と面一状とすることが好ましい。
ト20とを結合するために施されてもよい。この溶接
は、フェースプレート20の溶接熱による変形や割れ等
を防ぐためにレーザ溶接により行われることが望まし
い。
ルジ14を横リブ13の下側のみから後方に張り出すよ
うに設けているが、図5の通り、横リブ13の上側及び
下側の双方においてヘッド本体10’の後方に張り出す
バックバルジ14’を設けてもよい。このバックバルジ
14’は、上下方向の中間から前方へ向って延出する前
方延出部14aを備えており、この前方延出部14aの
前端に前記横リブ13(図5では図示略)及びボス部1
3aが設けられている。この前方延出部14aは、棒状
のものであってもよく、板状のものであってもよいが、
この実施の形態では、前方延出部14aは板状であり、
バックバルジ14’内が該前方延出部14aによって上
下2室に区画されている。
1〜4の実施の形態と同一である。
ェースプレート20の中央の1ヶ所を横リブ13に留め
付けているが、2ヶ所以上をボルトによって横リブ13
に留め付けてもよい。また、ボルトの代りにビスを用い
てもよい。ボルトやビスの代りに、フェースプレート2
0の背面からピン状の突起を突設し、この突起をボス部
13の穴に無理嵌めしてカシメ変形させるようにしても
良い。前記の通り、レーザ等による溶接を併せて行って
もよい。
軸回りの慣性モーメントIY、X軸(水平軸)回りの慣
性モーメントIX、重心高さHgr及びヘッド重量を測
定し、表1に示した。
ンチ(95.3cm)のカーボンシャフトを取り付け、
プロゴルファー2人が試打したときの打感評価を表1に
併せて示す。
(A),(B)に示す寸法a,c,g,θを次の通りと
して製作した。 a=79.0 c=42.0(ただし、ボルト22を通る位置の寸法) g=60.0 θ=26.5°
はステンレス(SUS630)製とした。フェースプレ
ート20の全周にわたりヘッド本体10にレーザ溶接し
た。ボルト22の捻じ込み後に研削してフェース面と面
一とした。
す寸法hを22mmとした他は実施例1と同様にして製
作した。特性の測定結果及び試打結果を表1に示す。
い、結果を表1に示した。
ス面の背面に凹部を有する所謂キャビティ型のゴルフク
ラブヘッドである。比較例2のゴルフクラブヘッドは、
フェース背面にリブの無い中空ゴルフクラブヘッドであ
る。
心深度を深くすることができ、Y軸周りの慣性モーメン
トを大きくすることができ、左右方向に安定した飛距離
を得ることができる。特に実施例1のゴルフクラブヘッ
ドは、重心深度が深く、更に重心高さ(Hgr)が低い
ため球が上がり易く好ましかった。また、試打した感触
もフェース背面に密接してリブを設けたことにより、従
来の中空アイアンやキャビティーアイアンなどのゴルフ
クラブヘッドに比べ打球感が向上し、上級ゴルファーに
とっても満足を得るものであった。
球方向が安定したゴルフクラブヘッドが提供される。本
発明によると、球が上がり易い構成とすることも可能で
ある。
向からの斜視図である。
向からの斜視図である。
部の端面図、図3(B)はこの断面の斜視図である。
視図である。
3(A)と同一部分の縦断面図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 フェース外周体及びネックが一体に設け
られたヘッド本体と、 該フェース外周体に嵌合されて取り付けられたフェース
プレートとを備えてなるゴルフクラブヘッドにおいて、 該ヘッド本体は、さらに、該フェース外周体の上下方向
の中間付近を通って該フェース外周体を横方向に横断す
る横リブを一体に備えており、 該横リブに該フェースプレートが固着されていることを
特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ヘッド本体は、
フェース外周体から後方に膨出し、且つ前記横リブに連
なる背後膨出体を一体に備え、該背後膨出体内が中空と
なっていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項3】 請求項2において、前記背後膨出体は前
記横リブの下側にのみ設けられていることを特徴とする
ゴルフクラブヘッド。 - 【請求項4】 請求項2において、前記背後膨出体は横
リブの上側及び下側の双方に設けられていることを特徴
とするゴルフクラブヘッド。 - 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項におい
て、前記フェースプレートは前記横リブに対しボルト留
め、ビス留め、カシメ及び溶接の少なくとも1種により
固着されていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221671A JP2003033453A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001221671A JP2003033453A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | ゴルフクラブヘッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003033453A true JP2003033453A (ja) | 2003-02-04 |
Family
ID=19055307
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001221671A Pending JP2003033453A (ja) | 2001-07-23 | 2001-07-23 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003033453A (ja) |
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2001
- 2001-07-23 JP JP2001221671A patent/JP2003033453A/ja active Pending
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