JP2003032352A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2003032352A
JP2003032352A JP2001212132A JP2001212132A JP2003032352A JP 2003032352 A JP2003032352 A JP 2003032352A JP 2001212132 A JP2001212132 A JP 2001212132A JP 2001212132 A JP2001212132 A JP 2001212132A JP 2003032352 A JP2003032352 A JP 2003032352A
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voice message
telephone
voice
message
call
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JP2001212132A
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Yukinori Asada
幸則 浅田
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字メッセージサービスなどの特別なサービ
スに対応していない電話機に対しても、簡単にメッセー
ジを伝えることができ、さらに、メッセージを受信した
側は、通常の通話と同様に特別な意識をする必要がな
い、電話機を提供すること。 【解決手段】 ユーザが操作を行う入力手段と、音声メ
ッセージを含む情報を記憶する記憶手段と、音声を出力
するスピーカと、音声を入力するためのマイクロホン
と、電話機全体の制御を司る制御手段とを備え、制御手
段中には、入力手段の操作によって、予め記憶手段に記
憶した音声メッセージ中の所望の音声メッセージを、所
望する相手先電話機に対して自動的に音声メッセージと
して送出する処理を行う音声メッセ−ジ自動送出手段を
具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電話機に係り、特
に、予め記憶してある音声メッセージ(本発明でいう音
声メッセージとは、話音または音楽または効果音または
これらの組み合わせを指す)を、自動送信する機能をも
つ電話機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機の使用形態として、例えば、毎日
帰宅する前に「今から帰ります」と自宅に電話したりす
るなど、同じ内容を同じ相手に繰り返し伝えることが少
なくない。しかし、毎日同じ操作を行い、同じ内容を話
すということは、非常に手間がかかる。そこで、気軽に
手間もかからずに同じ内容のメッセージを伝える方法と
して、文字メッセージサービスが現在普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、もし文
字メッセージを伝えたい相手の電話機が、文字メッセー
ジサービスに対応していなければ、これを利用できない
という問題点があった。さらに、文字メッセージを受信
したとき、受信した電話機のユーザは、文字メッセージ
を受信したということを認識し、それを意識しながら文
字メッセージを読むための操作を行う必要がある。これ
は、このような操作に慣れていない人にとっては、精神
的に負担をかける非常に煩わしい作業となる。
【0004】本発明の目的は、文字メッセージサービス
などの特別なサービスに対応していない電話機に対して
も、簡単にメッセージを伝えることができ、さらに、メ
ッセージを受信した側は、通常の通話と同様に特別な意
識をする必要がない、電話機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明による電話機は、ユーザが操作を行う入力
手段と、音声メッセージを含む情報を記憶する記憶手段
と、音声を出力するスピーカと、音声を入力するための
マイクロホンと、電話機全体の制御を司る制御手段とを
備え、制御手段中には、入力手段の操作によって、予め
記憶手段に記憶した音声メッセージ中の所望の音声メッ
セージを、所望する相手先電話機に対して自動的に音声
メッセージとして送出する処理を行う音声メッセ−ジ自
動送出手段を具備する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を用いて説明する。
【0007】図1は、本発明の一実施形態に係る電話機
の構成を示すブロック図であり、本実施形態は携帯電話
機への適用例である。
【0008】図1において、100は携帯電話機、10
1はアンテナ、102は無線信号の送受信を行う無線通
信部、103はチャネルコーデック、104は音声や着
信音などの処理を行う音声処理部、105はマイクロホ
ン、106はスピーカ、107はCPUを有して全体の
制御を司る制御部、108は電話帳や音声メッセージな
どを記憶する記憶部、109はキーパッドなどの入力
部、110はLCDなどの表示部であり、111は、制
御部107内に設けられて、入力部109の操作により
記憶部108に記憶された音声メッセージの中から選択
された音声メッセージを相手先電話機に音声メッセージ
として送出する処理を行う音声メッセージ自動送出手段
である。
【0009】本実施形態では説明の便宜上、音声メッセ
ージ自動送出手段111を制御部107内のブロックと
して表わしているが、制御部107のCPUがソフトウ
ェアによりこの機能を有するものであってもよい。
【0010】そして、本実施形態の携帯電話機1におけ
る上記音声メッセージ自動送出手段111は、次のよう
な機能を具備したものとなっている。
【0011】(1)所定の操作に応じて、送出したい音
声メッセージと送出先の電話番号とを関連付けして、記
憶部108に記憶させる機能、および、所定の操作に応
じて、記憶部108のデータを参照して、指定された電
話番号の電話機に対して発呼を行い、回線接続が確立さ
れた後に(相手先電話機がオフフックされた後に)、指
定された電話番号に対応付けられた音声メッセージ、あ
るいは電話番号とは対応付けられていない音声メッセー
ジを送出する機能。
【0012】(2)予め記憶してある音声メッセージを
送出する際、マイクロホン105の動作を停止させ、ま
た、音声メッセージの送出後は、マイクロホン105の
動作を開始させる機能。
【0013】(3)予め記憶してある音声メッセージを
送出する前に、該音声メッセージが予め記憶されたもの
でありかつ自動的に送出されるものである旨を、電話の
相手に通知する機能、および、音声メッセージの送出が
終了したときも、終了した旨を通知する機能。
【0014】(4)1つの呼び出し動作において、音声
メッセージの送出のための最初の発呼に失敗した場合、
所定の期間に所定の回数だけ自動的に発呼メッセージの
再送出を試みる機能、および、1つの呼び出し動作にお
いて、リングバックトーン信号があるにもかかわらず、
フックオフを示す信号が所定の期間待っても到来しない
場合には、1つの呼び出し動作を停止させる機能、およ
び、1回目の呼び出し動作が失敗した場合、所定の期間
に所定の回数だけ自動的に再呼び出し動作を試みる機
能。
【0015】ここで、前記機能(1)において、音声メ
ッセージを選択、確定するだけで、発呼と音声メッセー
ジの送信を自動的に行うために、図2に示すように、送
出したい音声メッセージデータ201(201A、20
1B、201C、…)と送出先の電話番号202(20
2A、202B、202C、…)は予め関連付けて、記
憶部108に記憶されている。記憶部108に記憶され
る音声メッセージデータ2は、人の発生した話声であっ
ても、合成された話声であっても、着メロを含む音楽で
あっても、効果音であってもよく、あるいは、これらが
混在したものであってもよい。
【0016】図3は、記憶部108の所定領域に音声メ
ッセージと電話番号とを対応付けて記録するための、表
示部110における操作用の表示画面の遷移例を示す図
である。
【0017】まず、図3の(a)に示すように、入力部
109を操作して表示部110にメニュー画面を呼び出
し、「音声メッセージ登録」モードを入力部109のア
ップダウンボタンで選択した後、これを入力部109の
OKボタンで確定する。
【0018】すると、図3の(b)に示すような、音声
メッセージの入力モードを選択するための画面が表示さ
れ、この画面において所望の入力モードを選択、確定す
る。図3の(b)に示した例では、音声メッセージの入
力モードとして、1.ユーザがマイクロホン105を用
いて入力するモード、2.インターネットあるいはパソ
コンなどと接続してダウンロードによって音楽、効果
音、話音などを入力するモード、3.携帯電話機100
に装着したICカードのデータ(音楽、効果音、話音な
ど)を入力するモード、4.携帯電話機100の内部デ
ータホルダに格納されているデータ(例えば、着メロ
音)を選択して入力するモード、5.ユーザが入力部1
09で文字入力したテキストデータを音声データとして
入力するモードが、用意されている。ここで、5.の文
字入力を選択した場合には、例えば、テキストデータを
音声データに変換する機能を有するICカードを、携帯
電話機100に装着するようにされる。なお、音声メッ
セージの入力モードは上記の例に限られることなく、任
意のものが採用可能である。
【0019】いま、図3の(b)の表示画面において、
1.のマイクを選択、確定したとすると、図3の(c)
に示すように、マイクロホン105から音声メッセージ
の入力を促す画面が表示される。この図3の(b)の画
面の表示状態において、OKボタンを押すと、マイクロ
ホン105から入力された音声を記録するモードをと
り、マイクロホン105からユーザによって入力された
音声メッセージが音声処理部104で適宜に変換処理さ
れた後、記憶部108に記憶される。この後、入力完了
ボタンを押すと、音声メッセージの入力モードを抜け
て、図3の(d)に示すような画面が表示される。な
お、記憶部108に登録された各音声メッセージには、
メッセージ1、メッセージ2といったような名称が自動
的に付与されるようになっているが、ユーザが音声メッ
セージに対して、文字入力でメッセージの名称や識別記
号を独自に入力できるようにしてもよい。
【0020】図3の(d)は、図3の(c)の表示画面
で入力した音声メッセージを確認するかどうかを選択す
る画面であり、ここで、YESを選択、確定すると、記
憶部108に記憶された当該音声メッセージデータが取
り出されて、音声処理部104で適宜に変換処理された
後、スピーカ106から出力される。また、図3の
(d)の表示画面でNOを選択、確定すると、図3の
(e)に示すような画面が表示される。
【0021】図3の(e)は、先ほど記憶した音声メッ
セージの送信先の電話番号を入力するためのモード選択
を促す図面で、この図3の(e)の表示画面において、
1.電話帳から呼び出す、または、2.直接入力するか
の、何れかを選択して、確定する。
【0022】いま、図3の(e)の表示画面において、
2.の直接入力するを選択、確定したとすると、図3の
(f)に示すような、ユーザの手入力によって電話番号
の入力を行う画面が表示される。そして、この図3の
(f)の表示画面において、電話番号を入力した後、登
録ボタンを押すと、先に登録した音声メッセージデータ
に対応付けて電話番号が記憶部108に記憶され、然る
後、図3の(g)に示すような画面が表示される。
【0023】図3の(g)は、続けて音声メッセージの
登録操作を行うかどうかを選択させるための画面で、こ
の図3の(g)の表示画面でYESを選択、確定する
と、図3の(b)の画面に戻り、また、図3の(g)の
表示画面でNOを選択、確定すると、図3の(a)のメ
ニュー表示画面に戻るようになっている。
【0024】上述した図3の登録操作例では、音声メッ
セージと電話番号を1対1に対応させて記憶させるよう
になっており、したがって、自宅などの同一の電話番号
に対して複数の異なるメッセージが登録可能となってお
り、後述するように送信する音声メッセージを選択、確
定するだけで、選択した音声メッセージに対応する電話
番号の相手先電話機に対して自動的に発呼が行われるよ
うになっている。
【0025】なお、音声メッセージと電話番号を対応付
けないで、音声メッセージのみを名称を付けて記憶する
ようにしてもよく、この場合には、登録した音声メッセ
ージから所望の音声メッセージを選択すると共に、この
音声メッセージを送信したい電話番号を入力部109に
よって選択するようにされる。
【0026】また、前記した機能(3)における、予め
記憶した音声メッセージの前後に自動的に送出する音声
メッセージデータも、上述したような音声メッセージの
登録手法で記憶部108に登録するようにされる。この
音声メッセージの前後に自動的に送出する音声メッセー
ジデータは、ユーザが登録した各音声メッセージに共通
のものであるので、場合によっては、電話機100の出
荷段階で記憶部108に予め記憶させておいてもよい。
【0027】また、前記機能(4)における、1つの呼
び出し動作において、最初の発呼が失敗した場合(つま
り、何らかの原因で発呼メッセージ(例えばCDMAの
場合、Origination Message)を送出したにもかかわら
ず、接続完了メッセージが戻ってこない場合)には、所
定の期間に所定の回数だけ自動的に発呼メッセージの再
送出を試みる機能を実現するための、上記の所定の期間
および所定の回数も、前記記憶部108に予め記憶して
おくようにされる。さらに、前記機能(4)における、
1つの呼び出し動作において接続完了メッセージが戻っ
てきて、続いてリングバックトーン信号があるにもかか
わらず、何らかの事情により相手先がフックオフできな
いなどの理由で、フックオフを示す信号が所定の期間待
っても到来しない場合には、1つの呼び出し動作を停止
させる機能を実現させるための、上記の所定の期間も、
前記記憶部108に予め記憶しておくようにされる。さ
らにまた、前記機能(4)における、1回目の呼び出し
動作が失敗した場合、所定の期間をおいて所定の回数だ
け自動的に再呼び出し動作を試みる機能を実現するため
の、上記所定の期間および所定の回数も、前記記憶部1
08に予め記憶しておくようにされる。この前記機能
(4)を実現するための制御設定値は、ユーザが任意に
設定できるようにしてもよいし、または、出荷時に予め
設定登録しておくようにしてもよい。
【0028】次に、音声メッセージを送信するための操
作手順を、図4を用いて説明する。図4は、記憶部10
8に記憶した音声メッセージを送信するための、表示部
110における操作用の表示画面の遷移例を示す図であ
る。
【0029】まず、図4の(a)に示すように、入力部
109を操作して表示部110にメニュー画面を呼び出
し、「音声メッセージ送信」モードを入力部109のア
ップダウンボタンで選択した後、これを入力部109の
OKボタンで確定する。
【0030】すると、図4の(b)に示すような、予め
記憶しておいた音声メッセージを選択するための画面が
表示される。この図4の(b)の表示画面においては、
電話番号が対応付けて登録してある音声メッセージに
は、メッセージ名称と共に番号登録有りの表示がなさ
れ、電話番号が対応付けられていない音声メッセージに
は、メッセージ名称と共に番号無しの表示がなされるよ
うにされている。そして、図4の(b)の表示画面で、
番号登録有りのメッセージ名称を選択し、確定する(送
信指示をする)と、直ちに選択した音声メッセージに対
応する電話番号の相手先電話機に対して、自動的に発呼
が行われるようになっている。
【0031】また、図4の(b)の表示画面で、番号登
録無しのメッセージ名称(ここではメッセージ2)を選
択、確定すると、図4の(c)に示すような画面が表示
される。この図4の(c)の表示画面は、音声メッセー
ジの送信先の電話番号を入力するためのモード選択を促
す図面で、この図4の(c)の表示画面において、1.
電話帳から呼び出す、または、2.直接入力するかの、
何れかを選択して、確定する。いま、図4の(c)の表
示画面において、2.の直接入力するを選択、確定した
とすると、図4の(d)に示すような、ユーザの手入力
によって電話番号の入力を促す画面が表示される。そし
て、この図4の(d)の表示画面において、電話番号を
入力した後、送信ボタンを押すと、入力した電話番号の
相手先電話機に対して発呼が行われるようになってい
る。
【0032】次に、音声メッセージの送信動作について
説明する。図5は、本実施形態の電話機における音声メ
ッセージの送信処理のフローチャートである。
【0033】まず、ステップS1において、前述したよ
うな操作によって音声メッセージの自動送信のための操
作を行う(音声メッセージを電話番号と対応付けて記憶
させてある場合には、送信する音声メッセージを選択
し、確定する(送信指示する)操作を行い、また、電話
番号と対応付けないで記憶してある音声メッセージを送
信する場合には、送信する音声メッセージを選択、確定
すると共に、送信先の電話番号を入力して(手入力もし
くは電話帳機能により入力して)、送信を指示する操作
を行う)。
【0034】これにより、ステップS2において、Orig
ination Messageを送出し、ステップS3において、発
呼が成功したか否かを判定し(接続完了メッセージが戻
ってきたか否かを確認し)、YESの場合はステップS
4に進み、NOの場合はステップS13に進む。
【0035】ステップS4では、予め定めたQ秒以内に
相手先電話機がフックオフしたか否かを判定し(回線接
続が確立したか否かを判定し)、YESの場合にはステ
ップS5に進み、NOの場合にはステップS15に進
む。
【0036】ステップS5では、マイクロホン105の
動作を停止させた後、ステップS6に進み、ステップS
6では、選択した音声メッセージの送信に先立つ、前知
音声メッセージを相手側電話機に送信する。ここでの例
では、前知音声メッセージには、選択された音声メッセ
ージを送出する前に、この音声メッセージが予め記憶さ
れたものでありかつ自動的に送出している旨を示すメッ
セージ内容と、相手先電話機に対して「#」ボタンを押
して欲しい旨のメッセージ内容とが含まれている。
【0037】ステップS6に続くステップS7では、予
め定めた所定秒時(例えば数秒)以内に相手先電話機か
らの「#」ボタンプッシュ信号を検出したか否かを判定
し、YESの場合にはステップS8に進んで、直ちに選
択された音声メッセージを送信し、この後、ステップS
10に進んで、音声メッセージの送出が終了した旨を示
す終了音声メッセージを送信する。また、ステップS7
でNOの場合にはステップS9に進んで、予め定めた所
定秒時(例えば10秒程度)の経過後に選択された音声
メッセージを送信し、この後、ステップS10に進ん
で、音声メッセージの送出が終了した旨を示す終了音声
メッセージを送信する。
【0038】図6は、ステップS6からステップS10
の動作を説明する図であり、図6の(a)に示すよう
に、前知音声メッセージの送信完了後、n秒以内に
「#」ボタンプッシュ信号が検出された場合には、
「#」ボタンプッシュ信号の検出後に直ちに選択された
音声メッセージを送信し、続いて念のため選択された音
声メッセージをもう一度送信した後、終了音声メッセー
ジを送信する。これは、「#」ボタンプッシュ信号が検
出されたということは、相手側電話機の聞き手が「#」
ボタンを操作しているので、相手側電話機が留守録モー
ドではないと判断できるからである。
【0039】また、図6の(b)に示すように、前知音
声メッセージの送信完了後、n秒以内に「#」ボタンプ
ッシュ信号が検出されなかった場合には、n秒後に選択
された音声メッセージを送信し、続いて、念のため選択
された音声メッセージをもう一度または複数回送信した
後、終了音声メッセージを送信する。これは、オフフッ
クされたにもかかわらず、「#」ボタンプッシュ信号が
検出されなかったということは、相手側電話機が留守録
モードとなっている可能性が高いため、確実に選択され
た音声メッセージを相手側電話機に録音させるためであ
る。
【0040】ステップS10に続くステップS11で
は、回線の切断動作を行った後、ステップS12に進ん
で、マイクロホン105の動作を開始させ、然る後、本
処理フローを終了する。
【0041】また、前記ステップS13では、Originat
ion Messageの送出が予め定めたP回目に達したか否か
を判定し、YESの場合は前記ステップS15に進み、
NOの場合はステップS14に進む。ステップS14で
は、予め設定した所定秒時が経過するのを待ち、前記ス
テップS2に戻る。
【0042】また、前記ステップS15では、呼び出し
動作が予め定めたR回目に達したか否かを判定し、YE
Sの場合は本処理フローを終了し、NOの場合はステッ
プS16に進む。ステップS16では、予め設定した所
定秒時が経過するのを待ち、前記ステップS2に戻る。
なお、ステップS15でYESの場合には、音声メッセ
ージの自動送信に失敗した旨を、適宜の手法で(例え
ば、マナーモードによる告知と失敗表示とで)、本実施
形態の携帯電話機の使用者に通知するようにすることが
望ましい。
【0043】ここで、前述した例では、音声メッセージ
と電話番号とは1対1に対応付けて記憶部108に記憶
させるようにしているが、図7に示すように、1つの同
一音声メッセージに複数の電話番号を同時に対応付けて
記憶させるようにすることも可能で、こうした場合に
は、1つの音声メッセージを選択、確定するだけで、順
次、複数の相手先電話機に音声メッセージを自動送信さ
せることが可能となる。かようにすると、例えば、自宅
の電話機と家族の持つ携帯電話機に、同一内容の音声メ
ッセージを順次自動送信することが可能になる。
【0044】また、前述した例では、電話番号と対応付
けないで記憶してある音声メッセージを送信する場合に
は、送信する音声メッセージとして単一の音声メッセー
ジを選択するようしていたが、図8に示すように、送信
する音声メッセージを複数組み合わせて選択し、これを
1つの電話番号の電話機に対して送信するようになすこ
とも可能である。
【0045】なおまた、前述した実施形態では携帯電話
機への適用を例にとったが、本発明は、携帯電話機に限
らず、有線の電話機においても適用可能であることは言
うまでもない。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、文字メッ
セージサービスなどの特別なサービスに対応していない
電話機に対しても、送信側がその場で音声入力を行うこ
となく、簡単な操作で自動的にメッセージを伝えること
ができ、かつ、メッセージを受信した側は、通常の通話
と同様の感覚で受信できる。また、電話機が携帯電話機
である場合には、マナー上、音声入力による通話がはば
かれるような場所においても、スマートに音声メッセー
ジを送信することができる。また、音声メッセージとし
て、話音以外の音楽などを用いるようにして、この音楽
などに当事者間でのみ通じる特定の意味を持たせておけ
ば、音声メッセージを受信した電話機で、聞いてほしく
はない人間が音声メッセージを受け取っても、意味がわ
からない、といった使い方もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る携帯電話機の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態における、記憶部に記憶す
る音声メッセージと電話番号との対応関係の一例を示す
説明図である。
【図3】本発明の一実施形態における、音声メッセージ
と電話番号とを対応付けて記録するための、操作用の表
示画面の遷移例を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施形態における、記憶した音声メ
ッセージを送信するための、操作用の表示画面の遷移例
を示す説明図である。
【図5】本発明の一実施形態における、音声メッセージ
の送信処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態における、相手側電話機が
留守録モードでない場合と留守録モードである場合の音
声メッセージの送信の仕方を示す説明図である。
【図7】本発明の一実施形態における、記憶部に記憶す
る音声メッセージと電話番号との対応関係の他の一例を
示す説明図である。
【図8】本発明の一実施形態における、送信する際の音
声メッセージの組み合わせと電話番号との対応関係の一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 携帯電話機 101 アンテナ 102 無線通信部 103 チャネルコーデック 104 音声処理部 105 マイクロホン 106 スピーカ 107 制御部 108 記憶部 109 入力部 110 表示部 111 音声メッセージ自動送出手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザが操作を行う入力手段と、情報を
    記憶する記憶手段と、音声を出力するスピーカと、音声
    を入力するためのマイクロホンと、電話機全体の制御を
    司る制御手段とを備え、音声メッセージを前記記憶手段
    に記憶することができる電話機であって、 前記入力手段の操作によって、前記音声メッセージ中の
    選択すべき音声メッセージを、相手先電話機に対して音
    声メッセージとして送出する処理が行われることを特徴
    とする電話機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記記憶手段には、各音声メッセージデータと1対1に
    対応して電話番号のデータが記憶されており、前記入力
    手段の操作によって音声メッセージを選択し、送信指示
    を行うことにより、選択した音声メッセージに対応する
    電話番号の相手先電話機に対して発呼が行われることを
    特徴とする電話機。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記記憶手段に記憶された音声メッセージ中の選択すべ
    き音声メッセージと、この音声メッセージを送信したい
    電話番号との組み合わせを、前記入力手段によって任意
    に選択可能にしたことを特徴とする電話機。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、 前記記憶手段に記憶した音声メッセージが送出される際
    には、前記マイクロホンの動作が停止されることを特徴
    とする電話機。
  5. 【請求項5】 請求項1記載において、 1つの呼び出し動作において、前記した音声メッセージ
    の送出のための最初の発呼に失敗した場合、所定の期間
    に所定の回数だけ発呼メッセージの再送出を試みること
    を特徴とする電話機。
  6. 【請求項6】 請求項5記載において、 1回目の呼び出し動作が失敗した場合、所定の期間に所
    定の回数だけ再呼び出し動作を試みることを特徴とする
    電話機。
  7. 【請求項7】 請求項1記載において、 前記選択された音声メッセージを送出する前に、該音声
    メッセージが予め記憶されたものでありかつ自動的に送
    出しているものである旨を示す前知音声メッセージを送
    出することを特徴とする電話機。
  8. 【請求項8】 請求項7記載において、 前記前知音声メッセージには、相手先電話機の相手に対
    して所定のボタン操作を依頼するメッセージが含まれ、
    相手先電話機で依頼した所定のボタン操作が行われたか
    否かに応じて、前記選択された音声メッセージを送出す
    るモードが変えられることを特徴とする電話機。
  9. 【請求項9】 請求項1記載において、 前記選択された音声メッセージの送出終了後に、該音声
    メッセージの送出が終了した旨を示す終了音声メッセー
    ジが送出されることを特徴とする電話機。
JP2001212132A 2001-07-12 2001-07-12 電話機 Pending JP2003032352A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101073763B1 (ko) 2004-08-11 2011-10-13 엘지전자 주식회사 밀폐형 압축기의 프레임과 실린더 결합구조

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