JP2003031313A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP2003031313A
JP2003031313A JP2001199349A JP2001199349A JP2003031313A JP 2003031313 A JP2003031313 A JP 2003031313A JP 2001199349 A JP2001199349 A JP 2001199349A JP 2001199349 A JP2001199349 A JP 2001199349A JP 2003031313 A JP2003031313 A JP 2003031313A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化、薄型化に配慮つつ、簡易な方法で確
実な誤挿入防止機能を付与すること。 【解決手段】 コネクタボディB内への挿入によって電
気的に接続されるカードCの誤挿入防止機構を備えたカ
ードコネクタである。コネクタボディBは、カードCの
電気接点eに接触する端子部材4が設けられたハウジン
グ2と、そのハウジング2を覆うメタルシェル3と、そ
のメタルシェル3とハウジング2との間に設けられたカ
ード挿入口21とを備える。メタルシェル3には、カー
ドCの挿入態様が正常でないときにカードCの挿入途中
でカードCの挿入を阻止する誤挿入防止機構が設けられ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCカード、メモ
リスティック等のカード形デバイスを接続するカードコ
ネクタに関し、特に、カードの誤挿入防止機構を備えた
カードコネクタの技術に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクタボディーに対するカードのセッ
ト位置への挿入と、セット位置からの排出とを、いわゆ
るプッシュ・プッシュ操作によって行う方式のイジェク
ト装置を備えたカードコネクタが知られている。
【0003】この種のカードコネクタは、実開平1−7
5983号、実開平1−150387号公報等に記載さ
れている。これらの公報に記載されているカードコネク
タにおいては、カード側の電気接点端子に対応する接点
を備えた端子部材がコネクタボディに組み込まれれてい
る。更に、このコネクタボディーには、スライダをカー
ドの挿入方向の前後にスライド自在に保持させている。
そして、カードを挿入することにより、カードの先端が
スライダ側の係合部に突き当たり、そのスライダがカー
ドと共に押し込まれるように設計されている。
【0004】また、プッシュ・プッシュ操作を可能にす
るために、カム機構が採用されている。このカム機構
は、カム部とそのカム部に対応するピン部材との組み合
わせで構成されていて、スライダの下面とその下面に対
応するコネクタボディの底面とに振り分けて配備されて
いる。このカード用コネクタでは、カム部とピン部材と
をコネクタボディーの厚さ方向に振り分けて配備してい
るため、カード用コネクタ全体の薄型化を図り難い。
【0005】この点に配慮したカードコネクタとして、
例えば特開平11−135192号公報に記載されたも
のが知られている。この公報に記載のカードコネクタで
は、スライダを、その前進位置と後退位置、及びそれら
の中間位置とに択一的に位置決めするためのカム機構を
装備している。そして、カム機構のカム部とピン部材と
を、スライダの側部とその側部に対向するコネクタボデ
ィの側壁とに振り分けて配置することで薄型化を図って
いる。
【0006】この種のカードコネクタの中でも、特に近
年において注目されている、マルチ・メディア・カード
用のコネクタにおいては、長さ数センチ程度のメモリス
ティックを含む、より小型のカードが用いられている。
そのため、このタイプのカードコネクタでは、これを搭
載する電子機器(例えばモバイルコンピュータ、デジタ
ルカメラ、携帯型デジタルビデオカメラ等)の小型化、
軽量化に寄与するために、カードコネクタ自体のさらな
る小型化、及び薄型化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このプッシ
ュ・プッシュ式のイジェクト装置を備えたマルチ・メデ
ィア・カード用のコネクタでは、カードサイズが小さい
ために、カード自体の前後、表裏の区別が付きにくい。
そのため、カードの挿入態様が正常であるか否かの判断
も付きにくい。このことから、既存のカードコネクタで
は、次の〜に示す誤挿入パターンが発生していた。
【0008】 コネクタボディに対するカードの前後
逆挿入による誤挿入。 コネクタボディに対するカードの表裏逆挿入による
誤挿入。 カードの前後逆挿入+カードの表裏逆挿入(+
)。
【0009】こうした誤挿入が発生すると、コネクタボ
ディーに設けてある端子部材や、その端子部材に接触さ
せるカードの電気接点を損傷させたり曲げたりする原因
を招く。
【0010】ここで、の表裏逆挿入に対する防止策に
ついては既に採用されている場合もある。例えば、コネ
クタボディのカード挿入口の形状とカードの端面形状と
を同一形状(相似形)として表裏逆挿入を防止する方法
である。既存のカードは、その両側面に、カードの厚さ
を異ならせるための段差部を設けている。これに対応さ
せてカード挿入口の形状を設定している。
【0011】従って、原理的にはカードを表裏逆に挿入
できない構成である。しかし、実際には、カードを強め
に挿入するとシールドシェルの上板部がハウジングから
離れる方向へ若干湾曲するために、カードの挿入態様が
表裏逆の場合でも挿入可能となる構成のものが多々あっ
た。
【0012】カードの誤挿入を防止するという観点から
すれば、シールドシェルを補強したり、誤挿入防止部材
を別途設ければ良い。しかし、それでは、コネクタの小
型化、薄型化に大きな影響を及ぼす。
【0013】よって、本発明の課題は、コネクタボディ
の小型化、薄型化に配慮つつ、特別な部材を設けること
なく簡易な方法でカードの誤挿入防止機能を確実に発揮
させることができるカードコネクタを提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、コネクタボデ
ィ内への挿入によって電気的に接続されるカードの誤挿
入防止機構を備えたカードコネクタであって、前記コネ
クタボディは、前記カードの電気接点に接触する端子部
材が設けられたハウジングと、そのハウジングを覆うメ
タルシェルと、そのメタルシェルとハウジングとの間に
設けられたカード挿入口とを備え、前記メタルシェルに
は、前記カードの挿入態様が正常でないときにカードの
挿入途中でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構が設
けられている構成とした。
【0015】本発明によれば、カード挿入口に対するカ
ードの挿入態様が正常でないときに、カードの挿入途中
でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構をメタルシェ
ルに設けている。従って、メタルシェルが外力により若
干湾曲しても誤挿入防止機能は確実に発揮される。
【0016】前記メタルシェルは、前記コネクタボディ
の表面を覆う上板部と左右の側板部とを備え、前記誤挿
入防止機構は、前記上板部に設けられた開口部を含み、
その開口部の縁部分に前記カードの端部がカード挿入途
中で突き当たるように設定されていることが望ましい。
このように構成すれば、メタルシェルに開口部を設ける
だけで済むので、誤挿入防止機構として特別な部材を設
けることなく簡易な手段でこれを実現することができ
る。
【0017】前記カードの挿入態様が正常であるとき、
前記カード挿入口の正面形状と、前記カードの挿入方向
の端面形状とが互いに合致していることが望ましい。こ
のようにすれば、カードの挿入態様が正常な場合にはカ
ードの挿入が許容され、正常でない場合にはカードの挿
入が規制される。そして、カードの挿入態様が正常でな
い場合に無理に挿入しても、開口部の縁部分でカードの
挿入が規制される。
【0018】前記カードの両側部に、カードの長さ方向
に延びる薄肉部分が形成され、その薄肉部分はカードの
裏面に設けた段差部によって形成されていることが望ま
しい。カードの両側部に薄肉部分を形成した場合、カー
ドの端面が長方形にならない。即ち、厚肉部分に対する
薄肉部分によってキー部分が形成される。
【0019】前記開口部の縁部分は、ハウジングの幅方
向に延びる直線部を有し、その直線部の長さ寸法β1が
前記カードの両側に設けた薄肉部分を含む最大幅寸法α
2よりも小さく、薄肉部分を除く厚肉部分の幅寸法α1
よりも大きく設定されていることが望ましい。このよう
に設定すれば、カードの厚肉部分のみが開口部から突出
しやすい形態となる。これにより、表裏逆の挿入態様に
おいてカードの端部が直線部に突き当たる。
【0020】前記メタルシェルの上板部には、前記カー
ド挿入口と前記開口部との間に、ハウジングの幅方向に
延びる帯板部分が存在する構成とすることが望ましい。
帯板部分は湾曲しやすいので、カードの端部が開口部の
縁部分に当接しやすい形態となる。即ち、帯板部分の湾
曲量が多いほど、カードはハウジングから離れる方向へ
変位する。従って、その先にある縁部分にカードの端部
がより確実に突き当たる構成となる。
【0021】前記帯板部分は、その長さ方向の両端部よ
りも中央部付近の幅が狭く形成されていることが望まし
い。このように形成すれば、帯板部分はさらに湾曲しや
すい形態となる。
【0022】前記開口部は、前記直線部を長辺とする平
面ほぼ矩形に形成されていることが望ましい。このよう
に形成すれば、開口部を必要以上に大きくすることな
く、開口部の機能を有効に発揮させることができる。
【0023】前記開口部の前記ハウジングの長さ方向に
対応する寸法は、前記帯板部分の幅寸法よりも大きく設
定されていることが望ましい。このように設定すれば、
帯板部分の湾曲作用を利用してカードの端部を開口部の
縁部分により確実に突き当てることが可能になる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明を圧肉部と薄肉部と
を有するカード用のコネクタに適用した実施の形態につ
いて説明する。図1はコネクタボディに対するカードの
挿入態様が正常でない場合(表裏逆挿入+前後逆挿入)
を示す平面図である。図2はカードの挿入態様が正常な
場合のコネクタボディとカードの関係を示す断面図であ
る。
【0025】このカードコネクタ1は、全体として平面
ほぼ矩形に形成されている。コネクタ1は、コネクタボ
ディB内に挿入されるカードCのイジェクト装置IJを
備えている。コネクタボディBは、カードCの挿入口2
1を有するハウジング2と、そのハウジング2を覆うメ
タルシェル3とで構成されている。ハウジング2は絶縁
性樹脂にて形成され、底板部2aと、左右の側壁部分2
2、23と、ハウジング2の一端部側に寄せて設けた端
子装着部24とを有する。
【0026】メタルシェル3は、バネ性のある薄い金属
板の打ち抜き及び曲げ加工により形成され、上板部31
と、左右の側板部32、33とを有する。このメタルシ
ェル3はコネクタ全体の電磁シールド機能を発揮できる
ように導電性金属板により形成されている。
【0027】端子装着部24には、カードCの電気接点
eと接触する接点部4aを有する端子部材4が複数組み
込まれている。各端子部材4は、カードCの電気接点e
に接触する接点部4aの他に、図示しない回路基板に接
続されるソルダーテール4bを備えている。接点部4a
及びソルダーテール4bは、カードCの挿入口21より
もカードCの挿入方向(反対側)へ離れた位置に配置さ
れている。
【0028】この実施の形態では、コネクタボディB内
への挿入によって電気的に接続されるカードCの誤挿入
防止機構が装備されている。即ち、コネクタボディB
は、カードCの電気接点eに接触する端子部材4が設け
られたハウジング2と、そのハウジング2を覆うメタル
シェル3と、そのメタルシェル3とハウジング2との間
に設けられたカード挿入口21とを備えている。そし
て、メタルシェル3には、カードCの挿入態様が正常で
ないときにカードCの挿入途中でカードCの挿入を阻止
する誤挿入防止機構が設けられている。
【0029】このように、カードCの挿入口21に対す
るカードCの挿入態様が正常でないときに、カードの挿
入途中でカードの挿入を阻止する誤挿入防止機構をメタ
ルシェル3に設けている。その理由は、メタルシェル3
が外力により若干湾曲しても誤挿入防止機能が確実に発
揮されるようにするためである。
【0030】即ち、この実施の形態による誤挿入防止機
構は、メタルシェル3の上板部31に設けられた開口部
35を含み、その開口部35の縁部分35aにカードC
の端部10がカード挿入途中で突き当たるように設定さ
れている。このように構成することにより、メタルシェ
ル3に開口部35を設けるだけで済む。従って、誤挿入
防止機構として特別な部材を設けることなく簡易な手段
でこれを実現することができる。
【0031】図2に示すように、カードCの挿入態様が
正常であるとき、挿入口21の正面形状と、カードCの
挿入方向の端面形状(図2においてハッチングで示す形
状とほぼ同様)とが互いに合致している。この構成によ
って、カードCの挿入態様が正常な場合にはカードCの
挿入が許容され、正常でない場合にはカードCの挿入が
規制(防止)される。しかも、カードCの挿入態様が正
常でない場合に無理に挿入しても、開口部35の縁部分
35aでカードCの挿入が規制される。
【0032】カードCの具体的形状について説明する。
カードCの両側部には、図1及び図2に示すように、カ
ードCの長さ方向に延びる薄肉部分11が形成され、そ
の薄肉部分11はカードCの裏面に設けた段差部11a
によって形成されている。カードCの両側部に薄肉部分
11を形成することで、カードCの端面(端部)10が
長方形にならない。即ち、厚肉部分12に対する薄肉部
分11によってキー部分が形成されている。従って、カ
ードCの挿入口21の内壁には、段差部11aに向かっ
て進入する凸部22a、23aがそれぞれ設けられてい
【0033】開口部35の縁部分35aは、ハウジング
2の幅方向に延びる直線部(ここでは縁部分と同じ部
分)を有し、その直線部35aの長さ寸法β1がカード
Cの両側に設けた薄肉部分11を含む最大幅寸法α2よ
りも小さく設定されている。さらに、縁部分35aの長
さ寸法β1は、薄肉部分11を除く厚肉部分12の幅寸
法α1よりも大きく設定されている。この設定によっ
て、カードCの厚肉部分12のみが開口部35から突出
しやすい形態となる。これにより、図1に示す表裏逆の
挿入態様においてカードCの端部10が縁部分35aに
突き当たるようにすることができる。
【0034】メタルシェル3の上板部31には、カード
Cの挿入口21と開口部35との間に、ハウジング2の
幅方向に延びる帯板部分36が存在する構成としてい
る。この帯板部分36は湾曲しやすいので、カードCの
端部10が開口部35の縁部分35aに当接しやすい形
態となる。即ち、帯板部分36の湾曲量が多いほど、カ
ードCはハウジング2から離れる方向へ変位する。従っ
て、その先にある縁部分35aにカードCの端部10が
より確実に突き当たる構成とすることができる。
【0035】帯板部分36は、図1に示すように、その
長さ方向の両端部よりも中央部付近の幅が狭く形成され
ている。このように形成することで、帯板部分36をさ
らに湾曲しやすい形態とすることができる。
【0036】開口部35は、直線の縁部分35aを長辺
とする平面ほぼ矩形に形成されている。このように形成
することによって、開口部35を必要以上に大きくする
ことなく、開口部35自体の機能を有効に発揮させるこ
とができる。
【0037】また、この実施の形態では、開口部35の
ハウジング2の長さ方向に対応する寸法β2は、帯板部
分36の幅寸法β3よりも大きく設定されている。この
ように設定したのは、帯板部分36の湾曲作用を利用し
てカードCの端部10を開口部35の縁部分35aによ
り確実に突き当てることが可能になるからである。即
ち、寸法β2が小さすぎると、縁部分35aが帯板部分
36に近づきすぎる。その結果、カードの端部10が縁
部分35aを通り過ぎる恐れがある場合も考えられるか
らである。
【0038】カードCの電気接点eは、カードCの挿入
方向に間隔をおいてカードCの片面(表面)に2列配置
され、各列がカードCの幅方向に延びている(図1参
照)。これは、電気接点eがカードCの片面に配列され
ているものでは、両面に設ける場合に比べてコネクタの
小型化、薄型化に配慮しやすい形態となるからである。
即ち、電気接点eをカードCの両面に設けた場合、端子
部材4もハウジング2に対して二段に設けなければなら
なくなり、その分、コネクタ自体が厚くなるからであ
る。
【0039】イジェクト装置IJは、カードCの挿入に
伴って押し込まれると共にカードCの装着位置である前
進位置とカードCの挿入初期位置である後退位置との間
でスライドするスライダ5と、そのスライダ5をカード
Cの後退位置側へ戻すように付勢するコイルスプリング
6と、スライダ5のスライド動作を規制するカム機構7
とによって構成されている(図1参照)。
【0040】カム機構7は、スライダ5の表面に設けら
れ、スライダ5の前進位置を決める第1のガイド溝と、
スライダ5の後退位置を決める第2のガイド溝(何れも
図示せず)と、各ガイド溝に沿って案内され、スライダ
5のスライド位置を決定するピン部材8とを備えてい
る。
【0041】そして、スライダ5は、ハウジング2の側
部に沿って設けた凹部内に収容され、メタルシェル3で
覆われている。
【0042】この実施の形態では、カードCを図1に示
すように、表裏逆挿入(裏挿入)でかつ、前後逆挿入
(尻挿入)した場合、カードCの端部10が開口35の
縁部分35aに突き当たり、それ以上の挿入が阻止され
る。即ち、カードCの厚肉部分12の幅寸法α1よりも
開口35の幅寸法β1が大きいため、及び帯板部分36
がハウジング2から離れる方向へ湾曲するため、厚肉部
分12の一部が開口35から突出する。その結果とし
て、コネクタボディBに対するカードCの誤挿入防止機
能が発揮されるのである。
【0043】カードCの挿入態様が前後は正常であり、
単なる裏挿入の場合も前述と同様の作用で誤挿入防止機
能が発揮される。
【0044】
【発明の効果】以上のように、本発明のカードコネクタ
によれば、小型化、薄型化に配慮つつ、簡易な方法でカ
ードの誤挿入防止機能を確実に発揮させることができる
といった優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカードコネクタの平
面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るカードコネクタの断
面図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 2 ハウジング 2a 底板部 21 挿入口 22 側壁部 23 側壁部 22a、23a 凸部 3 メタルシェル 31 上板部 32、33 側板部 4 端子部材 4a 接点部 4b ソルダーテール 5 スライダ 6 コイルスプリング 7 カム機構 8 ピン部材 10 端部 11 薄肉部分 11a 段差部 12 厚肉部分 B コネクタボディ C カード e 電気接点 IJ イジェクト装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 茂 神奈川県大和市深見東一丁目5番4号 日 本モレックス株式会社内 Fターム(参考) 5B058 CA03 CA07 CA13 KA12 KA24 5E021 FA05 FB18 FC38 HB15 HC36 JA04 5E023 AA04 AA21 BB19 CC26 DD17 DD19 FF20

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタボディ内への挿入によって電気
    的に接続されるカードの誤挿入防止機構を備えたカード
    コネクタであって、 前記コネクタボディは、前記カードの電気接点に接触す
    る端子部材が設けられたハウジングと、そのハウジング
    を覆うメタルシェルと、そのメタルシェルとハウジング
    との間に設けられたカード挿入口とを備え、 前記メタルシェルには、前記カードの挿入態様が正常で
    ないときにカードの挿入途中でカードの挿入を阻止する
    誤挿入防止機構が設けられている、カードコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記メタルシェルは、前記コネクタボデ
    ィの表面を覆う上板部と左右の側板部とを備え、前記誤
    挿入防止機構は、前記上板部に設けられた開口部を含
    み、その開口部の縁部分に前記カードの端部がカード挿
    入途中で突き当たるように設定されている、請求項1記
    載のカードコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記カードの挿入態様が正常であると
    き、前記カード挿入口の正面形状と、前記カードの挿入
    方向の端面形状とが互いに合致している、請求項1又は
    2記載のカードコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記カードの両側部に、カードの長さ方
    向に延びる薄肉部分が形成され、その薄肉部分はカード
    の裏面に設けた段差部によって形成されている、請求項
    1記載のカードコネクタ。
  5. 【請求項5】 前記開口部の縁部分は、ハウジングの幅
    方向に延びる直線部を有し、その直線部の長さ寸法β1
    が、前記カードの両側に設けた薄肉部分を含む最大幅寸
    法α2よりも小さく、薄肉部分を除く厚肉部分の幅寸法
    α1よりも大きく設定されている、請求項1〜4の何れ
    かに記載のカードコネクタ。
  6. 【請求項6】 前記メタルシェルの上板部には、前記カ
    ード挿入口と前記開口部との間に、ハウジングの幅方向
    に延びる帯板部分が存在している、請求項2記載のカー
    ドコネクタ。
  7. 【請求項7】 前記帯板部分は、その長さ方向の両端部
    よりも中央部付近の幅が狭く形成されている、請求項6
    記載のカードコネクタ。
  8. 【請求項8】 前記開口部は、前記直線部を長辺とする
    平面ほぼ矩形に形成されている、請求項5〜7の何れか
    に記載のカードコネクタ。
  9. 【請求項9】 前記開口部の前記ハウジングの長さ方向
    に対応する寸法は、前記帯板部分の幅寸法よりも大きく
    設定されている、請求項6〜8の何れかに記載カードコ
    ネクタ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006054692A1 (ja) * 2004-11-18 2006-05-26 Alps Electric Co., Ltd. カード用コネクタ装置およびカード用アダプタ装置

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