JP2003031205A - 電池の製造方法 - Google Patents

電池の製造方法

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JP2003031205A
JP2003031205A JP2001214096A JP2001214096A JP2003031205A JP 2003031205 A JP2003031205 A JP 2003031205A JP 2001214096 A JP2001214096 A JP 2001214096A JP 2001214096 A JP2001214096 A JP 2001214096A JP 2003031205 A JP2003031205 A JP 2003031205A
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Japan
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terminal
hole
rivet
battery
current collector
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JP2001214096A
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Kuniyoshi Munenaga
胸永  訓良
Takeshi Shimozono
下薗  武司
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Japan Storage Battery Co Ltd
Original Assignee
Japan Storage Battery Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リベット端子7の集電リベット部7bをリベ
ッティングする際に周縁部を押圧治具10で圧迫してお
くことにより、集電接続体2や内部絶縁封止板3が反り
返るのを防止することができる電池の製造方法を提供す
る。 【解決手段】 蓋板4の開口孔4aの内外両周縁部に内
部絶縁封止板3と外部絶縁封止板6を配置すると共に、
内部絶縁封止板3に重ねて集電接続体2の本体2aを配
置し、リベット端子7の鍔部7aから突設した集電リベ
ット部7bを、外側からこれら内部絶縁封止板3と外部
絶縁封止板6に形成された貫通孔3aと貫通孔6cを通
して蓋板4の開口孔4aに貫通させると共に、集電接続
体2の本体2aに形成された端子孔2cにも貫通させた
状態で、この集電接続体2の本体2aにおける端子孔2
cの周縁部を押圧治具10で押さえて蓋板4側に圧迫
し、この圧迫された本体2aの端子孔2cから突出する
集電リベット部7bを突出端側からリベッティングする
ことによりリベット端子7を絶縁封止接続固定する構成
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池缶と蓋板等か
らなる電池外装体に端子を貫通させてパッキン材を介し
リベッティングすることにより、この端子を絶縁封止接
続固定する電池の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車等に用いられる大型の非水電
解質二次電池の構成例を図3に示す。この非水電解質二
次電池は、長円筒形の巻回型の発電要素1を4個密着し
て並べ並列接続したものである。これらの発電要素1
は、両端面部に配置された集電接続体2にそれぞれ正負
の電極が接続固定されて並列接続されている。集電接続
体2は、正極側の場合にはアルミニウム板、負極側の場
合には銅板からなり、水平に配置されたほぼ二等辺三角
形の板状の本体2aの底辺部から下方に向けて櫛状に突
出した複数本の接続部2bに、発電要素1の正極又は負
極が接続固定されている。これらの集電接続体2の本体
2aは、それぞれ内部絶縁封止板3を介して蓋板4の裏
面の両端部に配置される。内部絶縁封止板3は、絶縁性
の樹脂等からなる、集電接続体2の本体2aよりも一回
り大きい二等辺三角形の板材であり、裏面側の周囲を下
方に突出させた内側にこの集電接続体2の本体2aが嵌
まり込むようになっている。蓋板4は、矩形のステンレ
ス鋼板からなり、4個の発電要素1を収納するステンレ
ス製の容器である電池筐体5の上端開口部に嵌め込まれ
て溶接により固着されるようになっていて、これら蓋板
4と電池筐体5が非水電解質二次電池の電池外装体を構
成する。
【0003】上記蓋板4の上面の両端部には、それぞれ
外部絶縁封止板6を介してリベット端子7が配置されて
いる。リベット端子7は、正極側の場合にはアルミニウ
ム材、負極側の場合には銅材からなり、正方形状の四隅
を面取りした形状の鍔部7aの下面から筒状の集電リベ
ット部7bを突出させると共に、この鍔部7aの上面か
ら筒状の端子リベット部7cを突出させたものである。
集電リベット部7bと端子リベット部7cを筒状として
いるのは、リベッティングを容易にするためであり、こ
れら筒状の内穴はそれぞれ鍔部7aには達しない深さま
でしか形成されず、互いに貫通はしていない。また、こ
れら集電リベット部7bと端子リベット部7cは、筒状
ではなく円柱状の中実体であってもよい。外部絶縁封止
板6は、絶縁性の樹脂等からなる矩形の厚手の板材であ
り、上面の一端側にはほぼ正方形状の四角凹部6aが形
成されると共に、他端側には正六角形状の六角凹部6b
が形成されている。また、四角凹部6aの底面の中央部
には、裏面に貫通する貫通孔6cが形成されている。こ
の貫通孔6cの内径は、リベット端子7の集電リベット
部7bが嵌合する程度の大きさを有するが、外部絶縁封
止板6の下面は、貫通孔6cの開口部の縁が下方に向け
て蓋板4の板厚よりも少し長く筒状に突出している。そ
して、この蓋板4にも、上面の両端部に配置される外部
絶縁封止板6の貫通孔6cに対応する位置に、それぞれ
この貫通孔6cの下端部の筒状の突出部の外径が嵌合す
る大きさの開口孔4aが形成されている。また、この蓋
板4の下面の両端部に配置される内部絶縁封止板3と集
電接続体2の本体2aにも、開口孔4aに対応する位置
に貫通孔3aと端子孔2cが形成されている。内部絶縁
封止板3の貫通孔3aは、蓋板4の開口孔4aと同様の
大きさの孔であるが、集電接続体2の端子孔2cは、リ
ベット端子7の集電リベット部7bの外径が嵌合する大
きさの孔である。
【0004】上記蓋板4は、上下を逆にして示した図4
に示すように、裏面側(図4では上側)に、内部絶縁封
止板3を介して集電接続体2の本体2aが端子孔2cと
貫通孔3aとを開口孔4aの位置に合わせて配置される
と共に、表面側(図4では下側)には、外部絶縁封止板
6が貫通孔6cを開口孔4aの位置に合わせて配置され
る。この際、外部絶縁封止板6の筒状の突出部が蓋板4
の開口孔4aを貫通して内部絶縁封止板3の貫通孔3a
の途中まで嵌まり込む。そして、リベット端子7の集電
リベット部7bを外部絶縁封止板6の貫通孔6cに嵌入
させると共に、鍔部7aをこの外部絶縁封止板6の四角
凹部6aに嵌め込む。すると、集電リベット部7bは、
外部絶縁封止板6の筒状の突出部内を介して蓋板4の開
口孔4aを貫通すると共に、内部絶縁封止板3の貫通孔
3aも抜けて集電接続体2の本体2aの端子孔2cに嵌
入し、先端部をこの本体2aの裏面から突出させる。そ
こで、リベット端子7の鍔部7aを支持して、集電接続
体2の本体2aから突出するこのリベット端子7の集電
リベット部7bの先端部をリベッティングすることによ
り、このリベット端子7と集電接続体2とを接続固定す
ることができる。また、これらのリベット端子7と集電
接続体2との間に内部絶縁封止板3と外部絶縁封止板6
とを介して蓋板4を挟持圧迫することにより、開口孔4
aの封止固定を行うことができる。さらに、これらのリ
ベット端子7や集電接続体2と蓋板4との間には、内部
絶縁封止板3と外部絶縁封止板6が介在し、開口孔4a
を貫通する集電リベット部7bの周囲も外部絶縁封止板
6の筒状の突出部で覆われるので、この蓋板4との間も
確実に絶縁することができる。
【0005】上記外部絶縁封止板6は、図3に示すよう
に、六角凹部6bに端子ボルト8の頭部が嵌入されると
共に、上面に端子台9が配置される。これら端子ボルト
8や端子台9も、正極側の場合にはアルミニウム材、負
極側の場合には銅材からなる。端子ボルト8は、六角形
状の頭部の上面から上方に向けてボルト部を突設した六
角ボルト状のものである。端子台9は、外部絶縁封止板
6よりも小さい矩形の板状であり、一端側に形成された
カシメ孔9aにリベット端子7の端子リベット部7cを
嵌入させると共に、他端側に形成された貫通孔9bに端
子ボルト8のボルト部を貫通させる。そこで、端子台9
のカシメ孔9aから突出した端子リベット部7cの先端
部をリベッティングすることにより、リベット端子7と
端子台9とを接続固定すると共に、端子ボルト8を端子
台9に係止している。この端子ボルト8は、端子台9に
は直接固定されていないが、六角形の頭部が外部絶縁封
止板6の六角凹部6bに嵌まり込むことにより回り止め
され、端子台9によって抜け止めされている。そして、
この端子ボルト8のボルト部に電源コードの圧着端子等
を嵌めてナット等で螺着することにより、端子台9とこ
の圧着端子等との接続固定を行うことができ、これによ
りリベット端子7と外部の電源コード等との配線接続を
行うことができる。
【0006】なお、図3では、集電接続体2の接続部2
bに発電要素1を接続固定してからリベット端子7の集
電リベット部7bや端子リベット部7cのリベッティン
グが行われるように示されているが、実際には、これら
のリベッティングが行われてから発電要素1の接続固定
が行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記非水電
解質二次電池は、リベット端子7の集電リベット部7b
の先端部をリベッティングしたときに、集電接続体2の
本体2aや内部絶縁封止板3が端子孔2cや貫通孔3a
の開口縁部だけを強く圧迫されるので、図5に示すよう
に、これらの周縁部が逆に反り返って変形することにな
る。このため、樹脂等からなる内部絶縁封止板3が貫通
孔3aの開口縁部だけで蓋板4に密着し、その周縁部が
浮き上がるので、気密性が不確実なものになり信頼性に
欠けるおそれがあるという問題があった。また、これら
の集電接続体2の本体2aや内部絶縁封止板3に反り返
りの変形が生じると、電池外装体内部での設計位置をは
み出して配置されることになり、発電要素1等の他の部
品を圧迫したり、これらの部品との間の絶縁性を低下さ
せる原因になるおそれがあるという問題も生じる。しか
も、特に上記従来例の非水電解質二次電池の場合には、
集電接続体2の本体2aが変形することにより、櫛状の
接続部2bの配置位置にずれが生じ、発電要素1の接続
固定作業が面倒になるという問題もあった。さらに、上
記従来例と異なり、リベット端子7を電池外装体の外部
側でリベッティングする場合には、外部絶縁封止板6の
貫通孔6c等の周縁部が反り返って見栄えが悪くなると
いう問題が生じる。
【0008】本発明は、かかる事情に対処するためにな
されたものであり、端子のリベット部をリベッティング
する際に周縁部を圧迫しておくことにより、集電接続体
やパッキン材等が反り返るのを防止することができる電
池の製造方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の電池の製造方
法は、電池外装体に形成された開口孔の少なくとも内外
両周縁部にパッキン材を配置すると共に、内側のパッキ
ン材に重ねて集電接続体を配置し、端子の鍔部から突設
したリベット部を、外側からこれら内外のパッキン材に
形成された貫通孔を通して電池外装体の開口孔に貫通さ
せると共に、集電接続体に形成された端子孔にも貫通さ
せた状態で、この集電接続体における少なくとも端子孔
の周縁部を押さえて電池外装体側に圧迫し、この圧迫さ
れた集電接続体の端子孔から突出するリベット部を突出
端側からリベッティングすることにより端子を絶縁封止
接続固定することを特徴とする。
【0010】請求項1の発明によれば、集電接続体の端
子孔の周縁部を圧迫しながら、この端子孔から突出する
リベット部をリベッティングするので、端子孔の開口縁
部のみが強く圧迫されて集電接続体や内側のパッキン材
の周縁部が反り返るようなことがなくなる。
【0011】請求項2の電池の製造方法は、前記外側の
パッキン材に重ねて接続材を配置し、前記端子のリベッ
ト部を、外側からこの接続材に形成された貫通孔と内外
のパッキン材に形成された貫通孔を通して電池外装体の
開口孔に貫通させると共に、集電接続体に形成された端
子孔にも貫通させた状態で、この集電接続体における少
なくとも端子孔の周縁部を押さえて電池外装体側に圧迫
するものであることを特徴とする。
【0012】請求項2の発明によれば、端子は、リベッ
ティングによって、電池外装体の外部でも接続材に接続
固定されているので、任意の接続形態の端子を用いるこ
とができるようになる。
【0013】請求項3の電池の製造方法は、電池外装体
に形成された開口孔の少なくとも内外両周縁部にパッキ
ン材を配置すると共に、内側のパッキン材に重ねて集電
接続体を配置し、端子の鍔部から突設したリベット部
を、内側からこの集電接続体に形成された端子孔と内外
のパッキン材に形成された貫通孔を通して電池外装体の
開口孔に貫通させた状態で、この外側のパッキン材にお
ける少なくとも貫通孔の周縁部を押さえて電池外装体側
に圧迫し、この圧迫された外側のパッキン材の貫通孔か
ら突出するリベット部を突出端側からリベッティングす
ることにより端子を絶縁封止接続固定することを特徴と
する。
【0014】請求項3の発明によれば、外側のパッキン
材の貫通孔の周縁部が圧迫されているので、この外側の
パッキン材の貫通孔から突出するリベット部をリベッテ
ィングすることにより、貫通孔の開口縁部のみが強く圧
迫されてパッキン材の周縁部が反り返るようなことがな
くなる。
【0015】請求項4の電池の製造方法は、前記外側の
パッキン材に重ねて接続材を配置し、前記端子のリベッ
ト部を、内側からこの集電接続体に形成された端子孔と
内外のパッキン材に形成された貫通孔を通して電池外装
体の開口孔に貫通させると共に、接続材に形成された貫
通孔にも貫通させた状態で、この接続材における少なく
とも貫通孔の周縁部を押さえて電池外装体側に圧迫する
ものであることを特徴とする。
【0016】請求項4の発明によれば、リベッティング
によって、端子が電池外装体の外部でも接続材に接続固
定されているので、任意の接続形態の端子を用いること
ができるようになる。しかも、外側のパッキン材だけで
なく、この接続材の反り返りも防止することができる。
また、端子のリベット部は、外側のパッキン材に重ねた
配置された金属製の接続材上でリベッティングされるの
で、集電接続体側でリベッティングする場合と同様に、
このパッキン材には樹脂等の比較的硬度の低い材質のも
のを用いることができるようになる。
【0017】請求項5の電池の製造方法は、前記集電接
続体の端子孔の周縁部、又は、前記外側のパッキン材若
しくは接続材の貫通孔の周縁部が、端子の鍔部側を支持
して、リング状の押圧治具で押さえられることによりこ
の鍔部側に圧迫されることを特徴とする。
【0018】請求項5の発明によれば、集電接続体の端
子孔等の周縁部がリング状の押圧治具で圧迫され、この
リング状の内部で端子のリベット部をリベッティングす
ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0020】図1〜図2は本発明の一実施形態を示すも
のであって、図1は非水電解質二次電池の端子部分のリ
ベッティング工程を説明するための部分拡大縦断面図、
図2は非水電解質二次電池の端子部分のリベッティング
後の構造を示す部分拡大縦断面図である。なお、図3〜
図5に示した従来例と同様の機能を有する構成部材には
同じ番号を付記する。
【0021】本実施形態は、従来例と同様に電気自動車
等に用いられる大型の非水電解質二次電池について説明
する。この非水電解質二次電池は、従来例と全く同じ構
造であり、同様の製造方法によって製造される。ただ
し、図1に示すように、リベット端子7の集電リベット
部7bのリベッティング工程が従来例のものと相違す
る。以下に、このリベッティング工程の詳細を説明す
る。
【0022】図1は、リベッティングのために、図3に
示す蓋板4を上下逆にした状態を示しているので、内部
絶縁封止板3はこの蓋板4の上側に配置され、外部絶縁
封止板6はこの蓋板4の下側に配置されている。外部絶
縁封止板6は、貫通孔6cの開口部の縁から突出した筒
状の突出部を下方から蓋板4の開口孔4aに嵌入させて
配置される。また、内部絶縁封止板3は、貫通孔3aが
蓋板4の開口孔4aに重なるようにして上側に配置され
る。この際、内部絶縁封止板3の貫通孔3aには、蓋板
4の開口孔4aに嵌入された外部絶縁封止板6の突出部
の先端部が嵌入されることになる。さらに、集電接続体
2の本体2aは、端子孔2cが蓋板4の開口孔4aに重
なるようにして内部絶縁封止板3の上側に配置される。
そして、リベット端子7は、下方から集電リベット部7
bを外部絶縁封止板6の貫通孔6cに嵌入させると共
に、鍔部7aを四角凹部6aに嵌入させて配置される。
この際、リベット端子7の集電リベット部7bは、外部
絶縁封止板6の貫通孔6cを通ることにより、蓋板4の
開口孔4aや内部絶縁封止板3の貫通孔3aを貫通す
る。そして、この集電リベット部7bは、集電接続体2
の本体2aの端子孔2cをも貫通して、先端部がこの端
子孔2cから上方に突出することになる。
【0023】上記リベット端子7は、端子リベット部7
cや鍔部7aを下方から支持するように図示しない治具
上に載置される。また、集電接続体2の本体2aは、リ
ング状の押圧治具10によって上方から押圧される。押
圧治具10は、リング状の中央の開口部に本体2aの端
子孔2cの開口縁部が露出しリベット端子7の集電リベ
ット部7bが突出できるようになっている。従って、こ
の押圧治具10は、集電接続体2の本体2aと内部絶縁
封止板3とを蓋板4側に圧迫する。また、蓋板4は、外
部絶縁封止板6とリベット端子7とを介して下方から支
持される。
【0024】上記リベット端子7の集電リベット部7b
は、上方からリベッティング機のヘッドで押圧すること
によりリベッティングが行われる。リベッティング機の
ヘッドは、押圧治具10の中央の開口部を通して、集電
リベット部7bの先端部まで下降することができる。そ
して、この集電リベット部7bの筒状の先端部を下方に
圧迫しながら、集電接続体2の本体2aにおける端子孔
2cの上端側の開口縁部上に押し広げることにより、図
2に示すように、この集電リベット部7bの先端部をリ
ベットの頭部状に成形する。この際、リベット端子7の
集電リベット部7bの先端部は、鍔部7aとの間に、集
電接続体2の本体2aと内部絶縁封止板3と蓋板4と外
部絶縁封止板6とを挟持してこれらを圧接させることに
より、樹脂からなる内部絶縁封止板3と外部絶縁封止板
6を圧迫して、リベット端子7を貫通させた状態で、蓋
板4の開口孔4aを封止する。また、リベット端子7自
身は、内部絶縁封止板3と外部絶縁封止板6とを介して
蓋板4に絶縁した状態で固定されると共に、集電接続体
2の本体2aに接続固定される。
【0025】もっとも、従来であれば、リベット端子7
の集電リベット部7bの先端部は、集電接続体2の本体
2aにおける端子孔2cの開口縁部だけを強く圧迫する
ので、この端子孔2cの開口縁部の金属板が蓋板4側に
窪むと共に、この周縁部が逆に上方に向けて湾曲して反
り返るようになる。また、樹脂製の内部絶縁封止板3
も、これと同様に、周縁部が反り返って、蓋板4の裏面
との間に隙間が生じるおそれがある。しかしながら、本
実施形態の場合には、押圧治具10がリベッティング作
業の間にこれら集電接続体2の本体2aと内部絶縁封止
板3の反り返りを防止するので、図2に示すように、こ
の押圧治具10を取り外した後も、集電接続体2の本体
2aや内部絶縁封止板3が反り返って蓋板4の裏面より
も内部側に突出しないようにすると共に、この内部絶縁
封止板3と蓋板4の裏面との間に隙間が生じるのを防止
することができるようになる。
【0026】上記リベッティング工程によって蓋板4に
リベット端子7と集電接続体2が取り付けられると、従
来と同様に、図3に示した端子ボルト8や端子台9の取
り付けを行い、集電接続体2の接続部2bに発電要素1
を取り付けてから、これらの発電要素1を電池筐体5に
収納すると共に、この電池筐体5の上端開口部に蓋板4
を嵌め込んで溶接により固着される。
【0027】上記非水電解質二次電池の製造方法によれ
ば、集電接続体2の本体2aにおける端子孔2cの周縁
部を押圧治具10で圧迫しながら、この端子孔2cから
突出するリベット端子7の集電リベット部7bをリベッ
ティングするので、この端子孔2cの開口縁部のみが強
く圧迫されて周縁部が反り返るのを防止することができ
るようになる。
【0028】なお、上記実施形態では、厚い樹脂成形品
の内部絶縁封止板3と外部絶縁封止板6を用いる場合に
ついて説明したが、圧迫によって蓋板4の開口孔4aと
リベット端子7との間を封止することができ、適度な耐
熱温度や耐電解質の特性を有するパッキン材であれば、
どのような材質のものを用いることもできる。例えば、
小型の電池であれば、樹脂シートのような薄くフレキシ
ブルなものであってもよく、また、蓋板4との間の絶縁
が特に必要とされなければ、リベット端子7や集電接続
体2よりも硬度の低い柔らかい金属材料等を用いること
もできる。
【0029】また、上記実施形態では、リベット端子7
の集電リベット部7b側で蓋板4の開口孔4aを封止す
るためのリベッティングを行い、端子リベット部7c側
で、端子ボルト8を係止した端子台9のリベッティング
を行う場合について説明したが、リベット端子7自体
が、例えば端子リベット部7cに代えてボルト部を形成
する等により、外部との接続用の機能を有するものであ
ってもよい。さらに、端子台9等のような接続材を鍔部
7aと外部絶縁封止板6との間に配置して、このような
接続材を集電接続体2と共に一体的にリベッティングす
ることもできる。また、このリベット端子7の鍔部7a
は、集電リベット部7bよりも広い部材であればよく、
端子リベット部7cを設ける必要がなければ、リベット
の頭部状のものであってもよい。
【0030】また、上記実施形態では、リベット端子7
の鍔部7aを蓋板4の外側に配置し、集電リベット部7
bの先端部を蓋板4の内側の集電接続体2の本体2aに
リベッティングする場合について説明したが、この集電
接続体2の本体2aの内側に鍔部7aを配置し、この鍔
部7aから突出するリベット部を蓋板4の開口孔4aに
貫通させて、外部絶縁封止板6にリベッティングするよ
うに構成することもできる。さらに、外部絶縁封止板6
上に端子台9等の接続材を配置し、リベット部をこの接
続材にリベッティングすることもできる。
【0031】また、上記実施形態では、蓋板4にリベッ
ト端子7を絶縁封止固定する場合について説明したが、
電池筐体5にリベット端子7を絶縁封止固定することも
できる。さらに、上記実施形態では、電池外装体が電池
筐体5と蓋板4とで構成される場合について説明した
が、この電池外装体の構成は任意である。
【0032】また、上記各部品の材質は、上記実施形態
で示したものに限定されない。さらに、上記実施形態で
は、非水電解質二次電池について説明したが、本発明
は、電池の種類も限定されない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の電池の製造方法によれば、周縁部を圧迫した状態で端
子のリベット部をリベッティングするので、集電接続体
やパッキン材等の端子孔や貫通孔等の周縁部が反り返る
ようなことがなくなり、気密性や絶縁性が低下するのを
防止でき、組み立て作業の障害もなくすことができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであって、非水
電解質二次電池の端子部分のリベッティング工程を説明
するための部分拡大縦断面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示すものであって、非水
電解質二次電池の端子部分のリベッティング後の構造を
示す部分拡大縦断面図である。
【図3】非水電解質二次電池の構造を説明するための分
解斜視図である。
【図4】従来例を示すものであって、非水電解質二次電
池の端子部分のリベッティング工程を説明するための部
分拡大縦断面図である。
【図5】従来例を示すものであって、非水電解質二次電
池の端子部分のリベッティング後の構造を示す部分拡大
縦断面図である。
【符号の説明】
1 発電要素 2 集電接続体 2a 本体 2c 端子孔 3 内部絶縁封止板 3a 貫通孔 4 蓋板 4a 開口孔 6 外部絶縁封止板 6a 四角凹部 6c 貫通孔 7 リベット端子 7a 鍔部 7b 集電リベット部 9 端子台 9a カシメ孔 10 押圧治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5H011 AA01 EE04 FF04 HH08 5H022 AA09 AA19 BB03 BB19 CC02 EE01 5H029 AJ14 BJ02 CJ03 CJ28 DJ02 DJ03 DJ05 DJ14

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池外装体に形成された開口孔の少なく
    とも内外両周縁部にパッキン材を配置すると共に、内側
    のパッキン材に重ねて集電接続体を配置し、端子の鍔部
    から突設したリベット部を、外側からこれら内外のパッ
    キン材に形成された貫通孔を通して電池外装体の開口孔
    に貫通させると共に、集電接続体に形成された端子孔に
    も貫通させた状態で、この集電接続体における少なくと
    も端子孔の周縁部を押さえて電池外装体側に圧迫し、 この圧迫された集電接続体の端子孔から突出するリベッ
    ト部を突出端側からリベッティングすることにより端子
    を絶縁封止接続固定することを特徴とする電池の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記外側のパッキン材に重ねて接続材を
    配置し、前記端子のリベット部を、外側からこの接続材
    に形成された貫通孔と内外のパッキン材に形成された貫
    通孔を通して電池外装体の開口孔に貫通させると共に、
    集電接続体に形成された端子孔にも貫通させた状態で、
    この集電接続体における少なくとも端子孔の周縁部を押
    さえて電池外装体側に圧迫するものであることを特徴と
    する請求項1に記載の電池の製造方法。
  3. 【請求項3】 電池外装体に形成された開口孔の少なく
    とも内外両周縁部にパッキン材を配置すると共に、内側
    のパッキン材に重ねて集電接続体を配置し、端子の鍔部
    から突設したリベット部を、内側からこの集電接続体に
    形成された端子孔と内外のパッキン材に形成された貫通
    孔を通して電池外装体の開口孔に貫通させた状態で、こ
    の外側のパッキン材における少なくとも貫通孔の周縁部
    を押さえて電池外装体側に圧迫し、 この圧迫された外側のパッキン材の貫通孔から突出する
    リベット部を突出端側からリベッティングすることによ
    り端子を絶縁封止接続固定することを特徴とする電池の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 前記外側のパッキン材に重ねて接続材を
    配置し、前記端子のリベット部を、内側からこの集電接
    続体に形成された端子孔と内外のパッキン材に形成され
    た貫通孔を通して電池外装体の開口孔に貫通させると共
    に、接続材に形成された貫通孔にも貫通させた状態で、
    この接続材における少なくとも貫通孔の周縁部を押さえ
    て電池外装体側に圧迫するものであることを特徴とする
    請求項3に記載の電池の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記請求項1若しくは2の集電接続体の
    端子孔の周縁部、又は、前記請求項3の外側のパッキン
    材若しくは請求項4の接続材の貫通孔の周縁部が、端子
    の鍔部側を支持して、リング状の押圧治具で押さえられ
    ることによりこの鍔部側に圧迫されることを特徴とする
    電池の製造方法。
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