JP2003022403A - 対象物貸出マッチングシステム,サーバ装置,端末装置,プログラム,プログラムを記録した媒体,対象物貸出マッチング方法及びサーバ装置の処理方法。 - Google Patents

対象物貸出マッチングシステム,サーバ装置,端末装置,プログラム,プログラムを記録した媒体,対象物貸出マッチング方法及びサーバ装置の処理方法。

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JP2003022403A
JP2003022403A JP2001205074A JP2001205074A JP2003022403A JP 2003022403 A JP2003022403 A JP 2003022403A JP 2001205074 A JP2001205074 A JP 2001205074A JP 2001205074 A JP2001205074 A JP 2001205074A JP 2003022403 A JP2003022403 A JP 2003022403A
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JP
Japan
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lending
borrower
server device
lender
terminal device
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JP2001205074A
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English (en)
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Sumio Iwase
純夫 岩瀬
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Kenichi Fukahori
健一 深堀
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一時的に使用しない所有物を有効利用するた
めの対象物貸出マッチングシステム等を提供する。 【解決手段】 対象物の貸し出しを希望する貸出者の貸
出者端末と,貸出対象物の借入を希望する借入者の借入
者端末と,少なくとも貸出対象物の名称と前記貸出対象
物を貸出すことが可能な貸出可能期間とを含む貸出対象
物データを登録する貸出対象物登録手段を具備する事業
者サーバと,が公衆回線網を介して接続され,貸出者端
末は,貸出希望者の要求に応じて,事業者サーバにアク
セスして貸出対象物データを貸出対象物登録手段に登録
することが可能であると共に,借入者端末は,借入希望
者の要求に応じて,事業者サーバにアクセスして貸出対
象物登録手段に登録された貸出対象物データを検索可能
であり,かつ,検索した貸出対象物を貸出すことが可能
である場合には,貸出対象物が借入希望者に貸し出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,対象物貸出マッチ
ングシステム,サーバ装置,端末装置,記録媒体,プロ
グラム,プログラムを記録した媒体,対象物貸出マッチ
ング方法及びサーバ装置の処理方法に関し,さらに詳細
には,インターネット等の公衆回線網を利用した対象物
貸出マッチングシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては,例えば個人あるいは団
体,組織などが所有している所有物(借用物も含む。有
体物以外にも無体物を含む。以下貸出対象物という。)
を一時的あるいは長期間使用していない場合において,
かかる所有物を未使用時に有効利用できるサービスシス
テムは存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって,本発明の
目的は,未使用時に所有物を有効利用することが可能な
新規かつ改良された対象物貸出マッチングシステム等を
提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め,請求項1に記載の発明では,対象物の貸し出しを希
望する貸出者の貸出者端末装置と,貸出対象物の借入を
希望する借入者の借入者端末装置と,少なくとも前記貸
出対象物の名称と前記貸出対象物を貸し出すことが可能
な貸出可能期間とを含む貸出対象物データを登録する貸
出対象物登録手段を具備する事業者サーバ装置と,が公
衆回線網を介して接続されており,前記貸出者端末装置
は,前記貸出希望者の要求に応じて,前記貸出対象物デ
ータを前記貸出対象物登録手段に登録し,前記借入者端
末装置は,前記借入希望者の要求に応じて,前記貸出対
象物登録手段に登録された貸出対象物データを検索して
貸出対象物を選択し,かつ少なくとも前記選択した貸出
対象物の名称と前記貸出対象物の借入を希望する期間を
含む借入希望情報を事業者サーバ装置に対して送信し,
前記事業者サーバ装置は,前記送信された借入希望情報
に基づいて,前記貸出対象物が貸し出し可能であるか否
かを判断し,かつ前記貸出対象物が貸出可能である判断
する場合には,前記貸出対象物を貸出すための処理をお
こなう,ことを特徴とする対象物貸出マッチングシステ
ムが提供される。
【0005】本項記載の発明では,対象物の所有者が対
象物を一時的に使用しない場合であっても,貸出対象物
の貸出条件に合致する借入希望者を簡易かつ容易に見つ
けることができる。また,対象物の貸し出しを希望する
借入者にとっても,貸出条件に合致する貸出対象物を簡
易かつ容易に見つけることができる。このように,所有
物の未使用時に,貸出希望者と借入希望者の双方の貸出
希望条件に合致して対象物を貸し出すことができるの
で,所有物の有効利用を図ることができる。
【0006】また,請求項2に記載の発明のように,前
記貸出対象物は,予め設定された条件に応じて,自動的
に損害保険に加入される,如く構成すれば,例えば貸し
出された貸出対象物が破損した場合であっても,損害保
険により貸出者の損失が担保される。このことにより,
対象物の貸出希望者は安心してシステムに登録できるの
で,本システムへの加入が促進される。
【0007】また,請求項3に記載の発明のように,前
記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記貸
出希望者が貸出対象物の損害保険の加入を承認すること
である,如く構成すれば,例えば貸出者にとって不要な
対象物であれば,貸出対象物が損害保険の加入対象物と
されている場合であっても,貸出希望者の意志により損
害保険に加入しないという選択が可能である。
【0008】また,請求項4に記載の発明のように,前
記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記貸
出対象物が,損害保険に加入する貸出対象物として予め
決定されているものである,如く構成すれば,貸出対象
物を損害保険に加入すべきか否かの判断を省略できるの
で,効率的なシステムを構築することができる。
【0009】また,請求項5に記載の発明のように,前
記事業者サーバ装置は,さらに,貸出対象物の借入を希
望する借入者を登録する借入希望者登録手段と,前記事
業者サーバ装置にアクセスする借入希望者を認証する借
入者希望者認証手段と,を有する,如く構成すれば,登
録した借入希望者だけが本システムの利益を享受するこ
とができる。
【0010】また,請求項6に記載の発明のように,前
記借入希望情報は,さらに,前記借入希望者が指定する
貸出対象物の受渡方法に関する情報を含む,如く構成す
れば,借入者の希望する方法で貸出対象物を受け取るこ
とができる。
【0011】また,請求項7に記載の発明のように,前
記公衆回線網には,さらに,貸出対象物を配送する業者
の配送業者端末装置が接続されており,前記事業者サー
バ装置は,前記借入希望者が貸出対象物の配送を希望す
る場合には,前記配送業者端末装置に対して貸出対象物
の配送に関する情報を自動的に通知する,如く構成すれ
ば,貸出対象物の配送の指示を簡略化することができ
る。
【0012】また,請求項8に記載の発明のように,前
記貸出対象物の借入者には,貸出対象物の借入状況に応
じて所定の特典が与えられる,如く構成すれば,例えば
割引サービスのポイントが付与されるなどの所定の特典
が貸出対象物の借入に対して与えられるので,借入希望
者の本システムの利用が促進される。
【0013】また,請求項9に記載の発明のように,前
記貸出対象物の借入者は,貸出対象物の借入状況に応じ
てランキングされると共に,前記借入希望者のランキン
グに応じて,前記貸出対象物の異なる貸出条件が設定さ
れる,如く構成すれば,借入者のランキングに応じて,
貸し出し条件を設定することができる。例えば貸出期限
を守り,貸出対象物を良い状態で返却し,あるいは本シ
ステムの利用回数が多いなどの優良な借入者に対して
は,有利な条件で貸出対象物を貸し出すことができる。
一方,例えば貸出期限を渡過し,貸出対象物を破損した
状態で返却し,あるいは初めて本システムを利用するな
どの借入希望者に対しては,より厳しい条件を設定する
ことができる。さらに,本システムの信用を害するよう
な悪徳借入希望者に対しては,本システムの利用を禁止
するように登録することもできる。
【0014】また,請求項10に記載の発明のように,
前記貸出対象物登録手段には,さらに,既に貸し出され
ている貸出対象物の貸し出し状況に関するデータが格納
されていると共に,前記貸出者端末装置は,前記貸出者
の要求に応じて,前記貸出対象物登録手段の貸出対象物
の貸し出し状況が閲覧可能であり,前記事業者サーバ装
置は,前記貸出者が貸出対象物の返却を希望する場合に
は,前記借入者端末装置に対して前記貸出対象物の返却
が可能であるか否かを問い合わせる,如く構成すれば,
例えば貸出対象物の貸出者は,既に借入者に貸出されて
いる貸出対象物を急に使用する必要が生じた場合に,借
入者から貸出対象物を返却してもらうことも可能にな
る。
【0015】また,請求項11に記載の発明のように,
前記公衆回線網には,さらに,前記貸出対象物を借入し
た借入者に対して所定の料金を自動的に課金する課金手
段が接続されている,如く構成すれば,貸出対象物の借
入料を借入者に対してオンライン上で自動的に徴収する
ことができる。
【0016】また,請求項12に記載の発明のように,
前記公衆回線網には,さらに,前記貸出対象物の貸出者
に対して,貸出対象物の貸し出しに対する対価を自動的
に支払う対価支払手段が接続されている,如く構成すれ
ば,貸出対象物の貸出料の支払いを貸出者に対してオン
ライン上で自動的に支払うことができる。
【0017】また,請求項13に記載の発明のように,
前記課金手段は,前記借入者が前記貸出対象物の貸出を
キャンセルする場合には,予め設定された条件に応じて
所定のキャンセル料を前記借入希望者に対して自動的に
課金する,如く構成すれば,貸出対象物の借入をキャン
セルした借入者に対してペナルティが課されるので,本
システムにおける貸出対象物の取引の健全性が担保され
る。
【0018】また,請求項14に記載の発明のように,
前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセルする場
合には,前記対価支払い手段は,予め設定された条件に
応じて,所定のキャンセル料を前記貸出希望者に対して
自動的に支払らう,如く構成すれば,貸出対象物の貸し
出しの期待が消滅したことに対して補償することができ
る。このことにより,一旦,貸出対象物の取引が成立し
た場合には,貸出者の期待権が保護されるので,貸出希
望者に対して本システムの利用が促進される。
【0019】上記課題を解決するため,請求項15に記
載の発明では,対象物の貸し出しを希望する貸出者の貸
出者端末装置と,貸出対象物の借入を希望する借入者の
借入者端末装置とが公衆回線網を介して接続されるサー
バ装置であって,前記サーバ装置は,前記貸出端末装置
から送信された,少なくとも前記貸出対象物の名称と前
記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間とを
含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手段
と,前記借入者端末装置の要求に応じて,前記貸出対象
物登録手段に登録された貸出対象物データを前記借入者
端末装置に提供する手段と,前記借入者端末装置から送
信された,少なくとも前記借入を希望する貸出対象物の
名称と前記貸出対象物の借入を希望する期間を含む借入
希望情報を受信する手段と,前記送信された借入希望情
報に基づいて,前記貸出対象物が貸し出し可能であるか
否かを判断する手段と,前記貸出対象物が貸出可能であ
る判断する場合には,前記貸出対象物を貸出すための処
理をおこなう手段と,を有することを特徴とするサーバ
装置が提供される。
【0020】本項記載の発明では,対象物の所有者が一
時的に対象物を使用しない場合であっても,貸出対象物
の貸出条件に合致する借入希望者を簡易かつ容易に見つ
けるが可能なサーバ装置を提供することができる。ま
た,対象物の貸し出しを希望する借入者にとっても,貸
出条件に合致する貸出対象物を簡易かつ容易に見つける
ことが可能になる。このように,所有物の未使用時に,
貸出希望者と借入希望者の双方の貸出希望条件に合致し
て対象物を貸し出すことが可能なサーバ装置を提供でき
るので,所有物の有効利用を図ることができる。
【0021】また,請求項16に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,予め設定された条件に応じて,前記
貸出対象物を自動的に損害保険に加入する手段を有す
る,如く構成すれば,例えば貸し出された貸出対象物が
破損した場合であっても,損害保険により貸出者の損失
が担保される。
【0022】また,請求項17に記載の発明のように,
前記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記
貸出希望者が貸出対象物の損害保険の加入を承認するこ
とである,如く構成すれば,例えば貸出希望者にとって
不要な対象物であれば,貸出対象物が損害保険の加入対
象物となっている場合であっても,貸出希望者の意志に
より損害保険に加入しないこともできる。
【0023】また,請求項18に記載の発明のように,
前記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記
貸出対象物が,損害保険に加入する貸出対象物として決
定されていることである,如く構成すれば,貸出対象物
を損害保険に加入すべきか否かの判断を省略できるの
で,効率的なシステムを構築するサーバ装置を提供する
ことができる。
【0024】また,請求項19に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,貸出対象物の借入を希望する借入者
を登録する借入希望者登録手段と,前記事業者サーバ装
置にアクセスする借入希望者を認証する借入者希望者認
証手段と,を有する如く構成すれば,登録した借入希望
者だけがシステムの利益を享受するサーバ装置を提供す
ることができる。
【0025】また,請求項20に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,公衆回線網に接続されている,前記
貸出対象物を配送する業者の配送業者端末装置に対し,
前記貸出対象物の配送を指示する情報データを自動的に
通知する手段を有する,如く構成すれば,貸出対象物の
配送の指示を自動的におこなうことができる。
【0026】また,請求項21に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,前記貸出対象物の借入状況に応じて
所定の特典を付与する手段を有する,如く構成すれば,
例えば割引サービスのポイントが付与されるなどの所定
の特典が貸出対象物の借入に対して与えることができる
ので,借入希望者の利用を促進するシステムを構築する
サーバ装置を提供することができる。
【0027】また,請求項22に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,貸出対象物の借入状況に応じて借入
者をランキングする手段と,前記借入希望者のランキン
グに応じて,貸出対象物の異なる貸出条件を設定する手
段と,を有する如く構成すれば,借入者のランキングに
応じて,貸し出し条件を設定することができる。例えば
貸出期限を守り,貸出対象物を良い状態で返却し,ある
いは利用回数が多いなどの優良な借入者に対しては,有
利な条件で貸出対象物を貸し出すことができる。一方,
例えば貸出期限を渡過し,貸出対象物を破損した状態で
返却し,あるいは初めて利用するなどの借入希望者に対
しては,不利な条件で貸出対象物を貸し出すことができ
る。さらに,信用を害するような悪徳借入希望者に対し
ては,利用を禁止するように登録することもできる。
【0028】また,請求項23に記載の発明のように,
前記貸出対象物登録手段には,さらに,貸出対象物の貸
し出し状況に関するデータが,前記貸出者が前記貸出者
端末装置を介して閲覧可能に格納されている,如く構成
すれば,例えば貸出対象物の貸出者は,既に借入者に貸
出されている貸出対象物を急に使用する必要が生じた場
合であっても,貸出対象物の貸出状況を把握できるの
で,借入者から貸出対象物を返却してもらうことも可能
になる。
【0029】また,請求項24に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,さらに,前記貸出者の要求に応じ
て,前記借入者端末装置に対して前記貸出対象物の返却
が可能であるか否かを問い合わせる手段を有する,如く
構成すれば,例えば貸出対象物の貸出者は,既に借入者
に貸出されている貸出対象物を急に使用する必要が生じ
た場合であっても,貸出対象物を貸出者に返却すること
が可能になる。
【0030】また,請求項25に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,さらに,前記貸出対象物の借入者に
対して所定の料金を自動的に課金する課金手段を有す
る,如く構成すれば,貸出対象物の借入料を借入者に対
してオンライン上で自動的に徴収することが可能にな
る。
【0031】また,請求項26に記載の発明のように,
前記サーバ装置は,さらに,前記貸出対象物の貸出者に
対して,前記貸出対象物の貸し出しに対する対価を自動
的に支払う対価支払手段を有する,如く構成すれば,貸
出対象物の貸出料を貸出者に対してオンライン上で自動
的に支払うことが可能になる。
【0032】また,請求項27に記載の発明のように,
前記課金手段は,前記借入者が前記貸出対象物の貸出を
キャンセルする場合には,予め設定された条件に応じて
所定のキャンセル料を前記借入希望者に対して自動的に
課金する,如く構成すれば,貸出対象物の借入をキャン
セルした借入者に対してペナルティが課されるので,貸
出対象物の取引の健全性が担保することが可能になる。
【0033】また,請求項28に記載の発明のように,
前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセルする場
合には,前記対価支払い手段は,予め設定された条件に
応じて,所定のキャンセル料を前記貸出希望者に対して
自動的に支払う,如く構成すれば,貸出対象物の貸し出
しの期待が消滅したことに対して補償することができ
る。このことにより,一旦,貸出対象物の取引が成立し
た場合には,貸出者の期待権が保護されるので,貸出希
望者の利用が促進される。
【0034】上記課題を解決するため,請求項29に記
載の発明では,貸出対象物の借入を希望する借入者の借
入者端末装置と,少なくとも前記貸出対象物の名称と前
記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間とを
含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手段を
具備する事業者サーバ装置と,が公衆回線網を介して接
続される,対象物の貸し出しを希望する貸出者の貸出者
端末装置であって,前記貸出者端末装置は,前記貸出希
望者の要求に応じて,前記事業者サーバ装置にアクセス
して前記貸出対象物データを前記貸出対象物登録手段に
登録する手段を有する,ことを特徴とする貸出者端末装
置が提供される。
【0035】本項記載の発明では,対象物の所有者が一
時的に対象物を使用しない場合であっても,貸出対象物
の貸出条件に合致する借入希望者を簡易かつ容易に見つ
けることができる。
【0036】また,請求項30に記載の発明のように,
前記貸出者端末装置は,前記貸出対象物を損害保険に加
入するか否かの情報を前記事業者サーバ装置に送信する
手段を有する,如く構成すれば,貸出希望者の要求に応
じて,例えば貸出対象物の破損等に対する損害保険によ
り貸出者の損失が担保されるので,対象物の貸出希望者
の加入が促進される。
【0037】また,請求項31に記載の発明のように,
前記貸出者端末装置は,前記貸出者の要求に応じて,前
記事業者サーバ装置にアクセスして前記貸出対象物登録
手段に格納されている前記貸出対象物の貸し出し状況を
閲覧する手段を有する,如く構成すれば,例えば貸出対
象物の貸出者は,既に借入者に貸出されている貸出対象
物を急に使用しる必要が生じた場合であっても,貸出対
象物の貸し出し状況を確認することができる。
【0038】また,請求項32に記載の発明のように,
前記貸出者端末装置は,既に貸し出されている貸出対象
物の返却を前記事業者サーバ装置に要求する手段を有す
る,如く構成すれば,例えば貸出対象物の貸出者は,既
に借入者に貸出されている貸出対象物を急に使用する必
要が生じた場合であっても,借入者から貸出対象物を返
却してもらうことが可能になる。
【0039】また,請求項33に記載の発明のように,
前記貸出者端末装置は,前記貸出対象物の貸し出しに対
する対価の支払方法を指定する手段を有する,如く構成
すれば,貸出対象物の貸出料を希望する支払方法で支払
うことができる。
【0040】また,請求項34に記載の発明のように,
前記借入者が前記貸出対象物の貸出をキャンセルした場
合に,前記指定した対価支払方法により,所定のキャン
セル料が前記貸出希望者に対して自動的に支払われる,
如く構成すれば,一旦,貸出対象物の取引が成立した場
合には,貸出対象物の貸し出しの期待が消滅したことに
対して補償することができるので,貸出希望者の利用が
促進される。
【0041】上記課題を解決するため,請求項35に記
載の発明のように,対象物の貸し出しを希望する貸出者
の貸出者端末装置と,少なくとも前記貸出対象物の名称
と前記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間
とを含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手
段を具備する事業者サーバ装置と,が公衆回線網を介し
て接続される,貸出対象物の借入を希望する借入者の借
入者端末装置であって,前記借入者端末装置は,前記借
入希望者の要求に応じて,前記事業者サーバ装置にアク
セスして前記貸出対象物登録手段に登録された貸出対象
物データを検索する手段と,少なくとも前記選択した貸
出対象物の名称と前記貸出対象物の借入を希望する期間
を含む借入希望情報を事業者サーバ装置に対して送信す
る手段と,を有することを特徴とする借入者端末装置が
提供される。
【0042】対象物の貸し出しを希望する借入者は,貸
出条件に合致する貸出対象物を簡易かつ容易に見つける
ことが可能になる。
【0043】また,請求項36に記載の発明のように,
前記借入者端末装置は,借入希望者の会員登録を前記事
業者サーバ装置に対して要求する手段を有する,如く構
成すれば,会員登録した借入者は貸出対象物を簡易かつ
容易に借入することができる。
【0044】また,請求項37に記載の発明のように,
前記借入希望情報は,前記借入希望者が指定した前記貸
出対象物の受け取り方法に関する情報を含む,如く構成
すれば,借入者の希望する方法で貸出対象物を受け取る
ことができる。
【0045】また,請求項38に記載の発明のように,
前記借入者端末装置は,前記貸出対象物の借入状況に応
じて与えられた所定の特典を受信する手段を有する,如
く構成すれば,例えば割引サービスのポイントが付与さ
れるなどの所定の特典が貸出対象物の借入者に対して与
えられるので,借入希望者の利用が促進される。
【0046】また,請求項39に記載の発明のように,
前記借入者端末装置は,貸出対象物の借入状況に応じて
ランキングされた借入者のランキング情報を受信する手
段を有する,如く構成すれば,例えば異なる貸出条件が
設定される借入者のランキング情報を借入者が認識する
ことができる。かかるランキングにより,例えば貸出期
限を守り,貸出対象物を良い状態で返却し,あるいは利
用回数が多いなどの優良な借入者に対しては,有利な条
件で貸出対象物を貸し出すことができる。一方,例えば
貸出期限を渡過し,貸出対象物を破損した状態で返却
し,あるいは初めて利用するなどの借入希望者に対して
は,不利な条件で貸出対象物を貸し出すことができる。
さらに,信用を害するような悪徳借入希望者に対して
は,本システムの利用を禁止するように登録することも
できる。
【0047】また,請求項40に記載の発明のように,
前記借入者端末装置は,前記事業者サーバ装置から前記
貸出対象物の返却が可能であるか否かの問合せ情報を受
信する手段を有する,如く構成すれば,例えば貸出対象
物の貸出者は,既に借入者に貸出されている貸出対象物
を急に使用する必要が生じた場合に,借入者は貸出対象
物を返却することが可能になる。
【0048】また,請求項41に記載の発明のように,
前記借入者端末装置は,前記貸出対象物を借入に対する
課金方法を指定する手段を有する,如く構成すれば,指
定した課金方法により,貸出対象物の借入料を徴収する
ことができる。
【0049】また,請求項42に記載の発明のように,
前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセルする場
合には,前記指定した課金方法により,所定のキャンセ
ル料が自動的に課金される,如く構成すれば,貸出対象
物の借入をキャンセルした借入者に対してペナルティが
課されるので,貸出対象物の取引の健全性が担保され
る。
【0050】上記課題を解決するため,請求項43に記
載の発明では,前記請求項15から請求項28のうちい
ずれかに記載のサーバ装置の機能を実現することを特徴
とする情報処理プログラムが提供される。
【0051】上記課題を解決するため,請求項44に記
載の発明では,前記請求項29から請求項34のうちい
ずれかに記載の貸出者端末装置の機能を実現することを
特徴とする情報処理プログラムが提供される。
【0052】上記課題を解決するため,請求項45に記
載の発明では,前記請求項35から請求項42のうちい
ずれかに記載の借入者端末装置の機能を実現することを
特徴とする情報処理プログラムが提供される。
【0053】上記課題を解決するため,請求項46に記
載の発明では,前記請求項43から請求項45のうちい
ずれかに記載の情報処理プログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体が提供される。
【0054】上記課題を解決するため,請求項47に記
載の発明では,借入希望者に貸出対象物を貸し出すため
の対象物貸出マッチング方法であって,貸出者端末装置
が事業者サーバ装置にアクセスして,少なくとも貸出対
象物の名称と貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可
能期間とを含む貸出対象物データを登録する工程と,前
記借入者端末装置が前記事業者サーバ装置にアクセスし
て,前記貸出対象データを検索して借入を希望する貸出
対象物を選択する工程と,前記借入者端末装置が,少な
くとも前記選択した貸出対象物の名称と貸出対象物の借
入を希望する期間を含む情報を,前記事業者サーバ装置
に対して送信する工程と,前記事業者サーバ装置が,前
記送信された借入希望情報に基づいて,前記貸出対象物
が貸し出し可能であるか否かを判断する工程と,前記貸
出対象物が貸出可能である判断する場合には,前記貸出
対象物を貸出すための処理をおこなう工程と,を有する
ことを特徴とする対象物貸出マッチング方法が提供され
る。
【0055】本項記載の発明では,対象物の所有者が対
象物を一時的に使用しない場合であっても,貸出対象物
の貸出条件に合致する借入希望者を簡易かつ容易に見つ
けることができる。また,対象物の貸し出しを希望する
借入者にとっても,貸出条件に合致する貸出対象物を簡
易かつ容易に見つけることができる。このように,所有
物の未使用時に,貸出希望者と借入希望者の双方の貸出
希望条件に合致して対象物を貸し出すことができるの
で,所有物の有効利用を図ることができる。
【0056】また,請求項48に記載の発明のように,
前記事業者サーバ装置が前記貸出対象物データを登録す
る工程は,さらに,予め設定された条件に応じて,貸出
対象物を損害保険に加入する必要があるか否かを判断す
る工程と,前記貸出対象物を損害保険に加入する必要が
あると判断される場合には,損害保険に加入した後,前
記貸出対象物を登録する工程と,を含む如く構成すれ
ば,例えば貸し出された貸出対象物が破損した場合であ
っても,損害保険により貸出者の損失が担保される。こ
のことにより,対象物の貸出希望者は安心してシステム
に登録できる。
【0057】また,請求項49に記載の発明のように,
前記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記
貸出希望者が貸出対象物の損害保険の加入を承認するこ
とである,如く構成すれば,例えば貸出者にとって不要
な対象物であれば,貸出対象物が損害保険の加入対象物
とされている場合であっても,貸出希望者の意志により
損害保険に加入しないという選択が可能である。
【0058】また,請求項50に記載の発明のように,
前記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記
貸出対象物が,損害保険に加入する貸出対象物として予
め決定されているものである,如く構成すれば,貸出対
象物を損害保険に加入すべきか否かの判断を省略でき
る。
【0059】また,請求項51に記載の発明のように,
前記借入者端末装置が前記事業者サーバ装置にアクセス
する工程は,貸出対象物の借入を希望する借入希望者を
登録する工程と,前記事業者サーバ装置にアクセスする
借入希望者を認証する工程と,を含む如く構成すれば,
登録した借入希望者だけが本システムの利益を享受する
ことができる。
【0060】また,請求項52に記載の発明のように,
前記借入希望情報は,前記借入希望者が指定した前記貸
出対象物の受け取り方法を指定する情報を含む,如く構
成すれば,借入者の希望する方法で貸出対象物を受け取
ることができる。
【0061】また,請求項53に記載の発明のように,
さらに,前記貸出対象物の借入者が前記貸出対象物の配
送を希望する場合には,前記事業者サーバ装置が,公衆
回線網を介して接続される貸出対象物を配送する業者の
配送業者端末装置に対して貸出対象物の配送に関する情
報を自動的に通知する工程を含む,如く構成すれば,貸
出対象物の配送の指示を簡略化することができる。
【0062】また,請求項54に記載の発明のように,
さらに,前記事業者サーバ装置が,前記貸出対象物の借
入者を,貸出対象物の借入状況に応じてランキングする
工程と,前記ランキングに応じて,異なる貸出対象物の
貸出条件がを設定する工程と,を含むを含む如く構成す
れば,借入者のランキングに応じて,貸し出し条件が設
定される。例えば貸出期限を守り,貸出対象物を良い状
態で返却し,あるいは本システムの利用回数が多いなど
の優良な借入者に対しては,有利な条件で貸出対象物を
貸し出すことができる。一方,例えば貸出期限を渡過
し,貸出対象物を破損した状態で返却し,あるいは初め
て本システムを利用するなどの借入希望者に対しては,
より厳しい条件を設定することができる。さらに,本シ
ステムの信用を害するような悪徳借入希望者に対して
は,本システムの利用を禁止するように登録することも
できる。
【0063】また,請求項55に記載の発明のように,
さらに,既に貸し出された貸出対象物の貸し出し状況に
関するデータを前記事業サーバ装置に格納する工程と,
前記貸出者端末装置が前記事業者サーバ装置にアクセス
して,前記貸出対象物の貸し出し状況を閲覧させる工程
と,前記貸出者端末装置が前記事業者サーバ装置に対し
て,前記貸出対象物の返却を要求する工程と,前記事業
者サーバ装置が,前記借入者端末装置に対して前記貸出
対象物の返却が可能であるか否かを問い合わせる工程
と,含む如く構成すれば,例えば貸出対象物の貸出者
は,既に借入者に貸出されている貸出対象物を急に使用
する必要が生じた場合に,借入者から貸出対象物を返却
してもらうことができる。
【0064】また,請求項56に記載の発明のように,
さらに,前記事業者サーバ装置が,前記貸出対象物を借
入した借入者に対して所定の料金を自動的に課金する工
程と,を含む如く構成すれば,貸出対象物の借入料を借
入者に対してオンライン上で自動的に徴収することがで
きる。
【0065】また,請求項57に記載の発明のように,
さらに,前記事業者サーバ装置が,前記貸出対象物の貸
出者に対して,貸出対象物の貸し出しに対する対価を自
動的に支払う工程と,を含む如く構成すれば,貸出対象
物の貸出料の支払いを貸出者に対してオンライン上で自
動的に支払われる。
【0066】また,請求項58に記載の発明のように,
さらに,前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセ
ルする場合には,予め設定された条件に応じて所定のキ
ャンセル料を前記借入者に対して自動的に課金する工程
と,を含む如く構成すれば,貸出対象物の借入をキャン
セルした借入者に対してペナルティが課されるので,本
システムにおける貸出対象物の取引の健全性が担保され
る。
【0067】また,請求項59に記載の発明のように,
さらに,前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセ
ルする場合には,予め設定された条件に応じて,所定の
キャンセル料を前記貸出希望者に対して自動的に支払う
工程と,を含む如く構成すれば,貸出対象物の貸し出し
の期待が消滅したことに対して補償することができる。
このことにより,一旦,貸出対象物の取引が成立した場
合には,貸出者の期待権が保護されるので,貸出希望者
に対して本システムの利用が促進される。
【0068】また,請求項60に記載の発明のように,
対象物の貸し出しをマッチングするサーバ装置の処理方
法であって,貸出者端末装置から送信された,少なくと
も前記貸出対象物の名称と前記貸出対象物を貸し出すこ
とが可能な貸出可能期間とを含む貸出対象物データを登
録する工程と,借入者端末装置の要求に応じて,前記貸
出対象物登録手段に登録された前記貸出対象物データを
前記借入者端末装置に送信する工程と,前記借入者端末
装置から送信された,少なくとも選択した貸出対象物の
名称と貸出対象物の借入を希望する期間を含む借入希望
情報を受信する工程と,前記借入希望情報に基づいて,
前記貸出対象物が貸し出し可能であるか否かを判断する
工程と,前記貸出対象物が貸出可能である判断する場合
には,前記貸出対象物を貸出す処理をおこなう工程と,
を有することを特徴とするサーバ装置の処理方法が提供
される。
【0069】本項記載の発明では,対象物の所有者が一
時的に対象物を使用しない場合であっても,貸出対象物
の貸出条件に合致する借入希望者を簡易かつ容易に見つ
けることができる。また,対象物の貸し出しを希望する
借入者にとっても,貸出条件に合致する貸出対象物を簡
易かつ容易に見つけることが可能になる。このように,
所有物の未使用時に,貸出希望者と借入希望者の双方の
貸出希望条件に合致して対象物を貸し出すことができる
ので,所有物の有効利用が図られる。
【0070】また,請求項61に記載の発明のように,
前記サーバ装置が前記貸出対象物データを登録する工程
は,さらに,予め設定された条件に応じて,貸出対象物
を損害保険に加入する必要があるか否かを判断する工程
と,前記貸出対象物を損害保険に加入する必要があると
判断される場合には,損害保険に加入した後,前記貸出
対象物を登録する工程と,を含む,如く構成すれば,例
えば貸し出された貸出対象物が破損した場合であって
も,損害保険により貸出者の損失が担保される。
【0071】また,請求項62に記載の発明のように,
前記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記
貸出希望者が貸出対象物の損害保険の加入を承認するこ
とである,如く構成すれば,例えば貸出者にとって不要
な対象物であれば,貸出対象物が損害保険の加入対象物
となっている場合であっても,貸出希望者の意志により
損害保険に加入しないこともできる。
【0072】また,請求項63に記載の発明のように,
前記予め設定された条件のうち少なくとも1つは,前記
貸出対象物が,損害保険に加入する貸出対象物として決
定されているものである,如く構成すれば,貸出対象物
を損害保険に加入すべきか否かの判断を省略できるの
で,効率的なシステムを構築するサーバ装置を提供する
ことができる。
【0073】また,請求項64に記載の発明のように,
前記サーバ装置にアクセスする工程は,貸出対象物の借
入を希望する借入希望者を登録する工程と,前記サーバ
装置にアクセスする借入希望者を認証する工程と,を含
む,如く構成すれば,登録した借入希望者だけがシステ
ムの利益を享受することができる。
【0074】また,請求項65に記載の発明のように,
前記貸出対象物の借入者が前記貸出対象物の配送を希望
する場合には,さらに,公衆回線網を介して接続される
貸出対象物を配送する業者の配送業者端末装置に対して
貸出対象物の配送に関する情報を自動的に通知する工程
を含む,如く構成すれば,貸出対象物の配送の指示を自
動的におこなうことができる。
【0075】また,請求項66に記載の発明のように,
さらに,貸出対象物の借入状況に応じて借入希望者をラ
ンキングする工程と,前記借入希望者のランキングに応
じて,異なる貸出条件を設定する工程と,を含む如く構
成すれば,借入者のランキングに応じて,貸し出し条件
が設定される。例えば貸出期限を守り,貸出対象物を良
い状態で返却し,あるいは利用回数が多いなどの優良な
借入者に対しては,有利な条件で貸出対象物を貸し出す
ことができる。一方,例えば貸出期限を渡過し,貸出対
象物を破損した状態で返却し,あるいは初めて利用する
などの借入希望者に対しては,不利な条件で貸出対象物
を貸し出すことができる。さらに,信用を害するような
悪徳借入希望者に対しては,利用を禁止するように登録
することもできる。
【0076】また,請求項67に記載の発明のように,
さらに,既に貸し出された貸出対象物の貸し出し状況に
関するデータを前記事業サーバ装置に格納する工程と,
前記貸出者端末装置が前記事業者サーバ装置にアクセス
して,前記貸出対象物の貸し出し状況を閲覧させる工程
と,前記貸出者端末装置が前記事業者サーバ装置に対し
て,前記貸出対象物の返却を要求する工程と,前記事業
者サーバ装置が,前記借入者端末装置に対して前記貸出
対象物の返却が可能であるか否かを問い合わせる工程
と,含む,如く構成すれば,例えば貸出対象物の貸出者
は,既に借入者に貸出されている貸出対象物を急に使用
する必要が生じた場合であっても,貸出対象物を貸出者
に返却することができる。
【0077】また,請求項68に記載の発明のように,
さらに,前記貸出対象物の借入者に対して所定の料金を
自動的に課金する工程を含む,如く構成すれば,貸出対
象物の借入料を借入者に対してオンライン上で自動的に
徴収することができる。
【0078】また,請求項69に記載の発明のように,
さらに,前記貸出対象物の貸出者に対して,貸出対象物
の貸し出しに対する対価を自動的に支払う工程と,を含
む如く構成すれば,貸出対象物の貸出料の支払いを貸出
者に対してオンライン上で自動的に支払うことが可能に
なる。
【0079】また,請求項70に記載の発明のように,
さらに,前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセ
ルする場合には,予め設定された条件に応じて所定のキ
ャンセル料を前記借入者に対して自動的に課金する工程
と,を含む,如く構成すれば,貸出対象物の借入をキャ
ンセルした借入者に対してペナルティが課されるので,
貸出対象物の取引の健全性が担保することが可能にな
る。
【0080】また,請求項71に記載の発明のように,
さらに,前記借入者が前記貸出対象物の借入をキャンセ
ルする場合には,予め設定された条件に応じて,所定の
キャンセル料を前記貸出希望者に対して自動的に支払う
工程と,を含む,如く構成すれば,貸出対象物の貸し出
しの期待が消滅したことに対して補償することができ
る。このことにより,一旦,貸出対象物の取引が成立し
た場合には,貸出者の期待権が保護されるので,貸出希
望者の利用が促進される。
【0081】
【発明の実施の形態】以下,本発明の好適な実施の形態
について,添付図面を参照しながら詳細に説明する。
尚,以下の説明及び添付図面において,同一の機能及び
構成を有する構成要素については,同一符号を付するこ
とにより,重複説明を省略する。
【0082】なお,以下,対象物の貸し出しとは,個人
等が所有する物品(例えば道具,お宝,別荘などの有体
物)を借入希望者に渡して貸し出す事以外にも,貸出者
が貸出対象物を所持した状態で借入希望者に貸出対象物
の使用を提供する場合も該当する。
【0083】(第1の実施の形態)まず,図1を参照し
ながら,第1の実施の形態にかかる対象物貸出マッチン
グシステムについて説明する。なお,図1は,第1の実
施の形態にかかる対象物貸出マッチングシステムの構成
を示すブロック図である。
【0084】まず,図1に示すように,本実施形態にか
かる対象物貸出マッチングシステム10は,借入者端末
装置100−1…100−n,貸出者端末装置200−
1…200−n,事業者サーバ装置300,配送業者サ
ーバ装置400,課金処理サーバ500,料金支払い処
理サーバ550などがインターネット等のネットワーク
800を介して接続される。なお,借入者端末装置10
0及び貸出者端末装置200は,プロバイタ600,6
40の通信キャリア620,660を介して接続され
る。
【0085】ドメインネームサーバ700は,ドメイン
名とIPアドレスの相互変換を実行し,借入者端末装置
100あるいは貸出者端末装置200から送信されたU
RL等からIPアドレスを検索して借入者端末装置10
0あるいは貸出者端末装置200に返送する。
【0086】プロバイダ600,640は,通信キャリ
ア620,660を介して接続された借入者端末装置1
00とネットワーク800あるいは貸出者端末装置20
0とネットワーク800とを論理的に接続し,借入者端
末装置100とネットワーク800あるいは貸出者端末
装置200とネットワーク800との間で情報伝達を可
能とする。かかる通信キャリア620,640は,例え
ばNTTなどの通信サービス会社が提供する伝送媒体が
該当し,借入者端末装置100とプロバイダ600ある
いは貸出者端末装置200とプロバイダ640との間の
接続及び情報の伝達を可能としている。
【0087】借入者端末装置100は,図2に示すよう
に,事業者サーバ装置300との通信を制御する通信制
御装置110,事業者サーバ装置300から送信された
コンテンツを表示する表示手段(ディスプレイ)12
0,情報データなどの各種データを入力するための入力
手段130,事業者サーバ装置300から送信された情
報を記憶するための記憶手段140などから構成され
る。なお,借入者端末装置200は,デスクトップコン
ピュータ,ノート型パーソナルコンピュータ,携帯型端
末装置以外にも,iモード(商標名)機能を有する携帯
電話及びパーム等通信機能を有する端末も該当する。
【0088】貸出者端末装置200は,図3に示すよう
に,事業者サーバ装置300との通信を制御する通信制
御装置210,事業者サーバ装置300から送信された
コンテンツを表示する表示手段(ディスプレイ)22
0,情報データなどの各種データを入力するための入力
手段230,事業者サーバ装置300から送信された情
報を記憶するための記憶手段240などから構成され
る。なお,貸出者端末装置200は,デスクトップコン
ピュータ,ノート型パーソナルコンピュータ,携帯型端
末装置以外にも,iモード(商標名)機能を有する携帯
電話及びパーム等通信機能を有する端末も該当する。
【0089】次いで,図4に基づいて,本実施形態にか
かる事業者サーバ装置の構成を説明する。なお,図4
は,本実施形態にかかる事業者サーバ装置の構成を示す
ブロック図である。
【0090】図4に示すように,事業者サーバ装置30
0は,CPU310,電話通信ユニット320,通信ユ
ニット325,メモリ330,各種データベース340
などから構成される。
【0091】CPU310は,事業者サーバ装置300
の全体制御を実行する。電話通信ユニット320は,電
話回線を介した外部との通信を制御するユニットであ
る。通信ユニット325は,例えばインターネットを介
した外部との通信を制御するユニットである。
【0092】メモリ330は,CPU310によって,
アクセスされるためのプログラムやデータが格納される
もので,必要に応じて各種データベースから読み出され
て格納される。
【0093】また,データベース40は,図5に示すよ
うに,各情報を蓄積するための記憶装置であり,借入希
望者管理データベース350,貸出希望者管理データベ
ース360,貸出対象物管理データベース370,損害
保険データベース380,コンテンツデータベース39
0,ネットワークシステム800と接続して各データベ
ースとの通信を実行するデータベースドライバ395な
どから構成される。
【0094】借入希望者管理データベース350には,
図6に示すように,借入希望者の認証を行う際に照合を
行うための個人データとして,借入希望者氏名352
1,借入希望者住所3522,借入希望者ID352
3,借入希望者パスワード3524,ランキング352
5,割引ポイント3526などの情報からなる借入希望
者管理情報データ352が格納されている。
【0095】借入希望者氏名3521は,本システムを
利用する登録した借入希望者の氏名である。借入希望者
住所3522は,本システムを利用する登録した借入希
望者の住所である。借入希望者ID3523は,登録し
た借入希望者を特定するためのコードで文字あるいは数
字から構成される。借入希望者パスワード3524は,
借入希望者が指定した暗唱番号であり,例えば7桁の数
字あるいは文字から構成される。ランキング3525
は,例えば借入回数などの借入状況に応じて借入希望者
をランク付けし,異なる貸出条件を設定するためのもの
である。割引ポイント3526は,貸出対象物の借入時
に借入者に与えられる特典であり,次回の利用時から使
用することができる。
【0096】貸出希望者管理データベース360には,
図7に示すように,貸出希望者の認証を行う際に照合を
行うための個人データとして,貸出希望者氏名362
1,貸出希望者住所3622,貸出希望者ID362
3,貸出希望者パスワード3624,などの情報からな
る貸出希望者管理情報データ362が格納される。
【0097】貸出希望者氏名3621は,本システムを
利用する貸出希望者の氏名である。貸出希望者住所36
22は,本システムを利用する貸出希望者の住所であ
る。貸出希望者ID3623は,登録した貸出希望者を
特定するためのコードであり,文字あるいは数字から構
成される。貸出希望者パスワード3622は,貸出希望
者が指定した暗唱番号であり,例えば7桁の数字あるい
は文字から構成される。
【0098】貸出対象物管理データベース370には,
図8に示すように,例えば通番3721,貸出対象物3
722,貸出希望者氏名3723,貸出対象物登録日時
3724,貸出可能期間3725,貸出状況3726,
損害保険3727,料金支払状況3728などの情報か
らなる貸出対象物管理情報データ372が格納される。
【0099】通番3721は,貸出対象物を登録した日
時で時系列的に並べた通し番号である。貸出対象物37
22は,未使用時に貸出可能な物品である。貸出希望者
氏名3723は,登録した貸出対象物の所有者の氏名で
ある。貸出対象物登録日時3724は,貸出対象物を登
録した日時である。貸出可能期間3725は,貸出対象
物を貸し出すことが可能な期間であり,年月日時のデー
タとして記載されている。貸出状況3726は,貸出対
象物が現在貸出されているか否かの情報である。損害保
険3727は,貸出対象物が損害保険に加入しているか
否かの情報である。料金支払状況3728は,貸出対象
物の貸出しに対する対価が支払われているか否かの情報
である。
【0100】損害保険管理データベース380には,図
9に示すように,貸出対象物3821,貸出希望者氏名
3822,保険金額3823,保険期間3824,保険
料支払条件3825などの情報からなる損害保険管理情
報データ382が格納されている。
【0101】貸出対象物3821は,損害保険に加入し
ている貸出対象物である。貸出希望者氏名3822は,
貸出対象物の登録をする貸出希望者の氏名である。保険
金額3823は,貸出対象物に掛けられた保険金額であ
る。保険期間3824は,貸出対象物が加入している保
険期間である。保険料支払条件3825は,例えば貸出
対象物の破損事故等に対して保険料が支払われるための
各種条件である。
【0102】コンテンツデータベース390には,事業
者サーバ装置が提供するHTMLファイル,グラフィカ
ル・アイコン・ファイル(GIFファイルなど),音
声,画像オブジェクトなどのハイパーテキストオブジェ
クトなどのコンテンツが格納され,例えばインターネッ
トを介して,これらのオブジェクトが各端末装置に提供
される。
【0103】借入者端末装置100及び貸出者端末装置
200は,モデム(図示せず)を使用して,電話回線を
介して,事業者サーバ装置300に保存されているオブ
ジェクトにアクセスできる。このとき,事業者サーバ装
置300が提供するコンテンツは,後述する。
【0104】また,データベースドライバ395はネッ
トワーク800と接続され,貸出希望者が送信した貸出
対象物データを貸出対象物管理データベースに入力し,
借入者端末装置が要求した貸出物対象データを借入者端
末装置に送信し,あるいは貸出者端末装置が要求した貸
出対象物管理データを貸出者端末装置に送信する,など
の機能を有する。
【0105】次に,図10に基づいて,配送業者サーバ
装置の構成について説明する。なお,図10は,配送業
者サーバ装置の構成を示すブロック図である。
【0106】図10に示すように,配送業者サーバ装置
400は,CPU410,電話通信ユニット420,通
信ユニット430,メモリ440,データベース装置4
50などから構成される。
【0107】CPU410は,配送業者サーバ装置40
0の全体制御を実行する。電話通信ユニット420は,
電話回線を介した外部との通信を制御するユニットであ
る。通信ユニット430は,例えばインターネットを介
した外部との通信を制御するユニットである。
【0108】メモリ440は,CPU410によって,
アクセスされるためのプログラムやデータが格納される
もので,必要に応じてデータベース装置450から読み
出されて格納される。
【0109】また,データベース装置450は,各種情
報を蓄積するための記憶装置であり,貸出対象物配送情
報管理テーブル,コンテンツデータテーブルなどから構
成される。
【0110】貸出対象物配送情報管理テーブル452
は,図11に示すように,事業者サーバ装置から送信さ
れた貸出対象物の配送依頼情報データであり,通番45
21,貸出対象物4522,貸出者氏名4523,貸出
者住所4524,借入者氏名4525,借入者住所45
26,集荷日時4527,受渡日時4528,受渡場所
4529などの情報からなる貸出対象物配送情報データ
が格納されている。
【0111】通番4521は,配送する貸出対象物を時
系列的に並べた通し番号である。貸出対象物4522
は,借入者に配送される貸出対象物である。貸出者氏名
4523は,貸出対象物を所有する貸出者の氏名であ
る。貸出者住所4524は,貸出対象物を所有する貸出
者の住所である。借入者氏名4525は,貸出対象物を
借入する者の氏名である。借入者住所4526は,貸出
対象物を借入する者の住所である。集荷日時4527
は,貸出者が所有する貸出対象物を集荷する予定日時で
ある。受渡日時4528は,貸出対象物を配送して借入
者に受け渡す日時である。受渡場所4529は,借入者
の住所以外で貸出対象物を受け取る場合に,貸出対象物
を配送して借入者に受け渡す場所である。
【0112】コンテンツデータテーブル454は,配送
業者サーバ装置が提供するHTMLファイル,グラフィ
カル・アイコン・ファイル(GIFファイルなど),音
声,画像オブジェクトなどのハイパーテキストオブジェ
クトなどのコンテンツが格納され,例えばインターネッ
トを介して,これらのオブジェクトが各端末装置に提供
される。
【0113】課金処理サーバ500は,貸出対象物の貸
出料などの課金情報データに基づいて請求書金額情報を
検索した後,これを印刷もしくは電子的に出力する。ま
た,借入者毎に請求すべき当期間の請求情報を計算して
その結果を送信する。
【0114】課金情報データ520は,図12に示すよ
うに,通番5201,借入者ID5202,借入者氏名
5203,借入料金5204,課金方法5205,課金
結果5206等の情報が格納される。このとき,公知の
課金システムにより例えばクレジットカードにより,例
えば借入料が利用者に請求される。
【0115】通番5201は,貸出対象物の借入者を例
えば借入日時に応じて時系列的に並べた通し番号であ
る。借入者ID5202は,貸出対象物の借入した借入
者のIDであり,文字あるいは数字から構成される。借
入者氏名5203は,貸出対象物を借入した借入者の氏
名である。借入料金5204は,貸出対象物の借入に対
する料金である。課金方法5205は,貸出対象物の借
入に対する料金の課金方法であり,例えばクレジットカ
ード,銀行振込,コンビニ支払い,郵便振替などが該当
する。課金結果5206は,貸出対象物の借入者に対す
る課金がおこなわれたか否かの情報である。
【0116】料金支払い処理サーバ550は,料金支払
い管理情報データに基づいて支払い金額情報を検索した
後,これを印刷もしくは電子的に出力する。また,貸出
者毎に支払うべき当期間の支払情報を計算してその結果
を送信する。
【0117】料金支払い管理情報データ560は,図1
3に示すように,通番5601,ユーザID5602,
貸出者名5603,支払料金5604,料金支払方法5
605,料金支払い結果5606等の情報が格納され
る。このとき,公知の支払いシステムにより貸与者に口
座振り込み,郵便振り込み,郵送などの手段で料金を支
払うことができる。
【0118】通番5601は,貸出対象物を提供した貸
出者を貸出日時に応じて時系列的に並べた通し番号であ
る。貸出者ID5602は,貸出対象物を提供した貸出
者のユーザIDであり,文字あるいは数字から構成され
る。貸出者名5603は,貸出対象物を貸し出した貸出
者の氏名である。支払料金5604は,貸出対象物の貸
し出しに対して貸出者に支払う料金である。料金支払方
法5605は,貸出対象物の提供に対する料金の支払い
方法であり,例えば銀行振込,郵便振替,現金書留など
が該当する。料金支払い結果5606は,貸出対象物を
提供した貸出者に対する対価の支払いがおこなわれたか
否かの情報である。
【0119】次いで,図14から図19に基づいて,本
実施形態にかかる貸出サービスシステムの動作フローに
ついて説明する。なお,図14は,本実施形態にかかる
貸出希望者が事業者サーバ装置に貸し出しを希望する物
品を登録する動作フローを示すフローチャートである。
【0120】まず,ステップS100で,貸出者端末装
置は,例えばインターネットを介して,ポータルサイ
ト,プロバイダコンテンツページあるいは他のネット上
のサイトから,本実施形態にかかる事業者サーバ装置の
サイトにアクセスする(ステップS100)。このと
き,例えばi−mode(商標名)などを利用すること
ができる。
【0121】即ち,まず,例えばインターネットを介し
て,ポータルサイト,プロバイダコンテンツページある
いは他のネット上のサイトにアクセスする。各ポータル
サイトにあるアイコンをクリックすることにより,シス
テムの全体内容の紹介ページ(図示せず)が貸出者端末
装置の画面上に表示される。このとき,貸出対象物登録
のボタン(図示せず)をクリックすることにより,貸出
者端末装置の画面上には貸出対象物の登録画面が表示さ
れる。
【0122】次いで,ステップS102で,貸出者端末
装置の画面上に表示された貸出対象物の登録画面に,必
要事項を記載して事業者サーバ装置に送信する(ステッ
プS102)。
【0123】上記貸出対象物の登録画面は,図15に示
すように,「貸出希望者氏名」,「貸出対象物名称」,
「貸出可能期間」,「貸出希望料金」,「料金受取方
法」などが表示される。
【0124】なお,「貸出希望者氏名」は,貸出対象物
の貸し出しを希望する貸出者の氏名である。「貸出対象
物名称」は,貸し出しを希望する対象物の名称である。
「貸出可能期間」は,貸出対象物を貸し出すことが可能
な期間であり,年月日時を記載する。「貸出希望料金」
は,貸出対象物の貸し出しに対する希望料金である。
「料金受取方法」は,貸出者が貸出対象物の貸出しによ
る対価の受け取り方法を記載したものであり,口座振り
込み,郵便振り込み,郵送などが記載されている。
【0125】このようにして,貸出希望者は,貸出可能
な貸出対象物を貸出対象物登録データベースに登録する
ことができる。また,貸出希望者は,貸出可能期間を自
由に入力できるので,所有物を一時的に使用しない場合
に,他人に貸し出すことにより,所有物の有効利用を図
ることができる。
【0126】次に,ステップS104で,事業者サーバ
装置は,登録された貸出対象物を損害保険に加入する必
要があるか否かを判断する(ステップS104)。かか
る貸出対象物を損害保険の対象とするか否かは,例えば
損害保険の対象となる貸出対象物を予め決定しておくこ
とにより,貸出対象物を損害保険に加入するか否かの判
断を簡易かつ容易にすることができる。また,貸出対象
物の価格などのを条件にして貸出対象物を損害保険にか
けるか否かの判断基準とすることもできる。また,貸出
対象物の価値を個別具体的に判断して損害保険に加入す
るか否かを決定することもできる。
【0127】損害保険に加入しないと判断される場合に
は,ステップS110に移行し,損害保険に加入しない
で,貸出対象物を事業者サーバ装置の貸出対象物管理デ
ータベースに登録する(ステップS110)。
【0128】一方,貸出対象物が損害保険に加入する必
要があると判断される場合には,ステップS106に移
行し,貸出希望者にその旨を通知して貸出対象物を損害
保険に加入するか否かの確認をおこなう(ステップS1
06)。貸出対象物の貸出希望者が損害保険に加入する
必要がないとする場合には,ステップS110に移行
し,損害保険に加入しないで,貸出対象物を事業者サー
バ装置の貸出対象物管理データベースに登録する(ステ
ップS110)。
【0129】一方,ステップS106で,貸出者が貸出
対象物を損害保険に加入することを認証した場合には,
ステップS108に移行し,損害保険会社に連絡して損
害保険の手続きをおこなう(ステップS108)。その
後,ステップS110に移行し,貸出対象物を事業者サ
ーバ装置の貸出対象物管理データベースに登録する(ス
テップS110)。なお,損害保険の加入内容は,事業
者サーバ装置の損害保険管理データベースに登録され
る。
【0130】次に,図16に基づいて,本実施形態にか
かる借入希望者が貸出対象物を借入する方法を説明す
る。なお,図16は,本実施形態にかかる借入希望者が
貸出対象物を借入する動作フローを示すフローチャート
である。また,以下の説明においては,借入希望者は,
既に借入希望者登録されているものとして説明する。
【0131】まず,ステップS200で,借入者端末装
置は,借入希望者ID及びパスワードなどの認証処理を
経て,例えばインターネットを介して,ポータルサイ
ト,プロバイダコンテンツページあるいは他のネット上
のサイトから,本実施形態にかかる事業者サーバ装置の
サイトにアクセスする(ステップS200)。このと
き,例えばi−mode(商標名)などを利用すること
ができる。
【0132】即ち,まず,例えばインターネットを介し
て,ポータルサイト,プロバイダコンテンツページある
いは他のネット上のサイトにアクセスする。各ポータル
サイトにあるアイコンをクリックすることにより,シス
テムの全体内容の紹介ページ(図示せず)が借入者端末
装置の画面上に表示される。このとき,貸出対象物リス
トのボタン(図示せず)をクリックすることにより,借
入者端末装置の画面上には,貸出対象物管理データベー
スに登録されている貸出対象物のリストの画面が表示さ
れる。
【0133】かかる貸出対象物リストは,図17に示す
ように,「チェック項目」「通番」,「貸出対象物」,
「貸出可能期間」,「貸出料金」,「貸出者住所(都道
府県名)」,「関連情報」,「損害保険」などの情報デ
ータからなる。
【0134】「チェック項目」は,借入希望者が借入を
希望する貸出対象物をチェックするためのものである。
「通番」は,貸出対象物の貸出開始可能日時に応じて時
系列的に並べた通し番号である。「貸出対象物」は,貸
出者が貸し出しを希望する対象物である。「貸出可能期
間」は,貸出対象物を貸し出すことが可能な期間であ
り,年月日時のデータとして記載されている。「貸出料
金」は,貸出対象物の貸し出し料金であり,例えば1日
当たりの貸出料が記載されている。「貸出者住所(都道
府県名)」は,貸出対象物を所有する貸出者の住所であ
り,プライバシを保護するため都道府県名のみが表示さ
れる。「関連情報」は,例えば貸出対象物の製造年月
日,貸出対象物の状態,貸出対象物の型や色など貸出対
象物に関する各種情報である。「損害保険」は,貸出対
象物が損害保険に加入しているか否かを示す。
【0135】なお,本実施形態においては,貸出対象物
リストを借入者端末装置に表示する例を挙げて説明した
が,貸出対象物,貸出期間,貸出料金などの条件を入力
して検索した後,貸出対象物を選択する方法を採用する
こともできる。
【0136】さらに,ステップS202で,借入希望者
は,貸出対象物リストを閲覧し,借入を希望する貸出対
象物を選択してチェック項目をチェックして確認ボタン
を押すと,借入依頼情報の画面が表示される。借入希望
者は,借入依頼情報の必要事項を記載した後,事業者サ
ーバ装置に送信する(ステップS202)。
【0137】かかる借入依頼情報は,図18に示すよう
に,「通番」,「貸出対象物」,「貸出料金」,「借入
希望者氏名」,「借入希望者住所」,「借入希望期
間」,「受渡場所」,「受取方法」,「料金支払方法」
などが表示される。
【0138】「通番」は,貸出対象物リストの貸出対象
物の通番であり,予め記載されて画面に表示される。
「貸出対象物」は,借入希望者が選択した貸出対象物で
あり,予め記載されて画面に表示される。「貸出料金」
は,借入希望者が選択した貸出対象物の貸出料金であ
り,予め記載されて画面に表示される。「借入希望者氏
名」は,貸出対象物の借入を希望する者の氏名である。
「借入希望者住所」は,貸出対象物の借入を希望する者
の住所である。「受渡場所」は,貸出対象物の受け取り
場所が上記住所と異なる場合に記載する。「借入希望期
間」貸出対象物の借入を希望する期間であり,年月日時
を記載する。「受取方法」は,例えば本システムに加入
する配送業者出の配送,郵送,手渡しなどの受け取り方
法を記載する。「料金支払方法」は,口座振り込み,郵
便振り込み,郵送などの料金支払方法を記載する。
【0139】なお,以下では,貸出対象物の配送を本実
施形態にかかるシステムに加入している配送業者に依頼
したものとして説明する。
【0140】その後,ステップS204で,事業者サー
バ装置は,送信された借入希望対象物(貸出対象物)の
貸出状況を調査し,貸し出し可能か否かを判断する(ス
テップS204)。
【0141】送信された借入希望対象物(貸出対象物)
が貸し出し不可能であると判断される場合には,ステッ
プS212に移行し,その旨を借入希望者に通知した後
(ステップS212),処理を終了する。なお,貸し出
し不可能である場合とは,貸出対象物が既に貸し出され
ている場合や,貸出期間外にある場合などが該当する。
【0142】一方,ステップS204で,貸し出し可能
であると判断した場合には,ステップS206に移行
し,貸出対象物が貸し出し可能である旨を借入者端末装
置に対して通知する(ステップS206)。その後,ス
テップS208で,配送業者サーバ装置に配送の依頼を
通知する(ステップS208)。
【0143】次いで,ステップS210で,配送業者
は,貸出者から貸出対象物を集荷した後,借入者に指定
された日時で貸出対象物を配送する。(ステップS20
8)。このことにより,借入希望者は貸出対象物を受け
取ることができる。なお,このとき,貸出対象物の受け
渡しは,借入者の指定した受け渡し方法によりおこなう
こともできる。
【0144】次に,図19に基づいて,本実施形態にか
かる貸出対象物が借入希望者に貸し出された後,貸出者
に返却されるまでの時系列的な流れを説明する。なお,
図19は,本実施形態にかかる貸出対象物が借入希望者
に貸し出された後,貸出者に返却されるまでの流れを時
系列的に示すタイムチャートである。
【0145】図19に示すように,貸出対象物の貸出可
能期間が2つの期間で設定されている。借用者の借入期
間は,貸出対象物の受け取り及び返却のための配送期間
も考慮されて貸出者の貸出可能期間内で決定される。ま
た,損害保険の保険期間は,貸出対象物の配送期間を含
めて借用者の借入期間で設定される。
【0146】本実施形態においては,対象物の所有者が
一時的に対象物を使用しない場合であっても,貸出対象
物の貸出条件に合致する借入希望者を簡易かつ容易に見
つけることができる。また,対象物の貸し出しを希望す
る借入者にとっても,貸出条件に合致する貸出対象物を
簡易かつ容易に見つけることができる。このように,所
有物の未使用時に,貸出希望者と借入希望者の双方の貸
出希望条件に合致して対象物を貸し出すことができるの
で,所有物の有効利用を図ることができる。
【0147】(第2の実施の形態)上記実施形態におい
ては,個人等が所有する物品(例えば道具,お宝,別荘
などの有体物)を借入希望者に渡して貸し出す例を挙げ
て説明した,本実施形態においては,貸出者が貸出対象
物を所持した状態で借入希望者に貸出対象物の使用を提
供する場合を説明する。なお,本実施形態においては,
借入希望者としてヒッチハイカ,貸出希望者として乗用
車の空席を提供する者を例に挙げて説明する。
【0148】即ち,本実施形態にかかる貸出希望者は,
自分が運転する自動車の座席が空いていた場合にその空
席を他人に使用させることを希望している者であり,借
入希望者は,同じ方面へ行くための手段として交通機関
を探している者が該当する。なお,本実施形態にかかる
システムの構成は,第1の実施の形態と同様であるので
その説明は省略する。
【0149】以下,図20及び図21に基づいて,第2
の実施の形態にかかる対象物貸出マッチングシステムの
動作フローを説明する。なお,図20は,本実施形態に
かかる借入希望者の位置を特定するための手順を示すフ
ローチャートである。また,図21は,登録した貸出希
望者への情報案内手順を示すフローチャートである。
【0150】まず,ステップS400で,ヒッチハイカ
(借入希望者)は,例えば携帯電話などにより,事業者
に対して,例えば行き先場所,希望車種,希望値段,利
用時間などの貸出サービス希望情報や,服装,性別,必
要に応じて携帯番号などの情報を伝達する(ステップS
400)。
【0151】次いで,ステップS402で,借入希望者
は,携帯電話の基地局エリアを特定する(ステップS4
02)。次いで,ステップS404で,携帯電話の基地
局エリアを表示し,目標物を事業者に対して通知する
(ステップS404)。さらに,ステップS406で,
借入希望者のエリアを絞り込んで地図で表示した後,該
当地図表示で借入希望者の所在を入力する(ステップS
406)。
【0152】その後,ステップS408で,借入希望者
の借入条件に合致する貸出希望者を検索し,借入希望者
の要求に応じられるか否かを確認する(ステップS40
8)。以下,貸出希望者を検索して借入希望者の要求に
応じられるか否かの確認の手順について,図21に基づ
いて詳細に説明する。
【0153】まず,ステップS500で,事業者サーバ
装置は,借入希望者の所在位置付近及び行き先付近に該
当する貸出希望者を検索する(ステップS500)。次
いで,ステップS502で,貸出希望者が,借入希望者
の借入条件に合致するように自動車を運転中かあるいは
その予定があるかを確認する(ステップS502)。
【0154】さらに,ステップS504で,貸出希望者
が借入希望者の所在地点を通過したか否かを確認した後
(ステップS504),ステップS506で,借入希望
者の情報を貸出希望者に通知する(ステップS50
6)。
【0155】その後,ステップS508で,借入希望者
を自動車に搭乗させるか否かの確認を貸出希望者に対し
ておこなう(ステップS508)。貸出希望者が借入希
望者を自動車に搭乗させることを承諾しない場合には,
処理を終了する。一方,貸出希望者が借入希望者を自動
者に搭乗させることを承諾する場合には,ステップS4
08に移行する。
【0156】ステップS408(ステップ508)で,
貸出希望者が貸出希望者が借入希望者を自動者に搭乗さ
せることを承諾する場合には,ステップS410に移行
し,貸出希望者に対して,借入希望者を自動車に搭乗さ
せるように要請する(ステップS410)。
【0157】その後,ステップS412で,貸出希望者
は,借入希望者の所在場所に自動車を移動させて,借入
希望者を搭乗させる(ステップS412)。なお,この
とき,借入希望者は,自動車に搭乗したこと事業者に通
知することにより,本システムの利用が確認される。な
お,本実施形態においては,個人の所有物を貸し出すの
で,自動的に損害保険に加入するように構成することが
できる。
【0158】また,自動車の空席の貸出しに対する対価
は,借入者から貸出者に自動的に支払われるように構成
することもできる。また,料金の支払い方法は,に関し
ては,電子マネー,クレジットカード,銀行引き落とし
(デビットカードなど),振込みなどの手段を使用する
ことができる。
【0159】以上,本発明に係る好適な実施の形態につ
いて説明したが,本発明はかかる構成に限定されない。
当業者であれば,特許請求の範囲に記載された技術思想
の範囲内において,各種の修正例および変更例を想定し
得るものであり,それらの修正例および変更例について
も本発明の技術範囲に包含されるものと了解される。
【0160】例えば,借入希望者が,貸出者の貸出希望
期間の全期間にわたって貸出対象物を借入する場合に
は,次回からの割引サービスポイントが付与されるなど
の特典を設けることもできる。
【0161】また,借入回数などの借入状況に応じてラ
ンキングする手段を設けることができる。この場合に
は,借入者のランキングに応じて,貸し出し条件を設定
することができる。例えば貸出期限を守り,貸出対象物
を良い状態で返却し,あるいは本システムの利用回数が
多いなどの優良な借入者に対しては,有利な条件で貸出
対象物を貸し出すことができる。一方,例えば貸出期限
を渡過し,貸出対象物を破損した状態で返却し,あるい
は初めて本システムを利用するなどの借入希望者に対し
ては,より厳しい条件を設定することができる。さら
に,本システムの信用を害するような悪徳借入希望者に
対しては,本システムの利用を禁止するように登録する
こともできる。
【0162】また,例えば,借入者が貸出対象物の借入
をキャンセルした場合には,所定の条件に応じてキャン
セル料を支払うように設定することもできる。この場合
には,貸出対象物の借入をキャンセルした借入者に対し
てペナルティが課されるので,本システムにおける貸出
対象物の取引の健全性が担保される。また,借入者が,
事業者サーバ装置に問い合わせて自動的にキャンセル料
を支払うようにすることもできる。
【0163】また,貸出者が,貸出期間中に貸出対象物
の使用する必要が生じた場合には,事業者サーバ装置に
貸出対象物の貸出状況に関する情報を問い合わせること
ができる。さらに,必要に応じて,事業者サーバ装置が
借入者に対して,貸出対象物の返却が可能か否かを確認
し,返却可能な場合は貸出対象物を返却してもらうこと
もできる。このとき,貸出期間中に貸出対象物を返却し
た借用者に対しては,例えば割引サービスポイントを付
与するだの,何らかの補償をするのが良い。
【0164】
【発明の効果】対象物の所有者が一時的に対象物を使用
しない場合であっても,貸出対象物の貸出条件に合致す
る借入希望者を簡易かつ容易に見つけることができる。
また,対象物の貸し出しを希望する借入者にとっても,
貸出条件に合致する貸出対象物を簡易かつ容易に見つけ
ることができる。このように,所有物の未使用時に,貸
出希望者と借入希望者の双方の貸出希望条件に合致して
対象物を貸し出すことができるので,所有物の有効利用
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる対象物貸出マッチン
グシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態にかかる借入者端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施の形態にかかる貸出者者端末装置の
構成を示すブロック図である。
【図4】第1の実施の形態にかかる事業者サーバ装置の
構成を示すブロック図である。
【図5】第1の実施の形態にかかる事業者サーバ装置に
おけるデータベースの構成を示すブロック図である。
【図6】第1の実施の形態にかかる借入希望者登録情報
データの構成を示すブロック図である。
【図7】第1の実施の形態にかかる貸出希望者登録情報
データの構成を示すブロック図である。
【図8】第1の実施の形態にかかる貸出対象物登録情報
データの構成を示すブロック図である。
【図9】第1の実施の形態にかかる損害保険管理情報デ
ータの構成を示すブロック図である。
【図10】第1の実施の形態にかかる配送業者サーバ装
置の構成を示すブロック図である。
【図11】第1の実施の形態にかかる配送業者サーバ装
置に格納される貸出対象物配送情報管理テーブルを示す
説明図である。
【図12】第1の実施の形態にかかる課金情報データの
構成を示すブロック図である。
【図13】第1の実施の形態にかかる対価支払情報デー
タの構成を示すブロック図である。
【図14】第1の実施の形態にかかる貸出希望者が貸出
対象物を事業者サーバ装置に登録する工程を示すフロー
チャートである。
【図15】第1の実施の形態にかかる貸出対象物の登録
画面を示す説明図である。
【図16】第1の実施の形態にかかる借入希望者が貸出
対象物を借入する工程を示すフローチャートである。
【図17】第1の実施の形態にかかる借入者端末装置に
表示される貸出対象物リストを示す説明図である。
【図18】第1の実施の形態にかかる借入者端末装置に
表示される借入希望要項を示す説明図である。
【図19】第1の実施の形態にかかる貸出対象物を貸出
者から借入者に貸し出す工程を経時的に示すタイムチャ
ートである。
【図20】第2の実施の形態にかかる登録ユーザの位置
を特定する工程を説明するフローチャートである。
【図21】第2の実施の形態にかかる登録ユーザに情報
案内する工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 対象物貸出マッチングシステム 100 借入者端末装置 120 表示手段(ディスプレイ) 130 入力手段 140 記憶手段 200 貸出者端末装置 300 事業者サーバ装置 350 借入希望者管理データベース 360 貸出希望者管理データベース 370 貸出対象物管理データベース 380 損害保険データベース 390 コンテンツデータベース 400 配送業者サーバ装置 500 課金処理サーバ 520 料金支払い処理サーバ 600 プロバイタ 620 通信キャリア 700 ドメインネームサーバ 800 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深堀 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (71)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の貸し出しを希望する貸出者の貸
    出者端末装置と,貸出対象物の借入を希望する借入者の
    借入者端末装置と,少なくとも前記貸出対象物の名称と
    前記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間と
    を含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手段
    を具備する事業者サーバ装置と,が公衆回線網を介して
    接続されており,前記貸出者端末装置は,前記貸出希望
    者の要求に応じて,前記貸出対象物データを前記貸出対
    象物登録手段に登録し,前記借入者端末装置は,前記借
    入希望者の要求に応じて,前記貸出対象物登録手段に登
    録された貸出対象物データを検索して貸出対象物を選択
    し,かつ少なくとも前記選択した貸出対象物の名称と前
    記貸出対象物の借入を希望する期間を含む借入希望情報
    を事業者サーバ装置に対して送信し,前記事業者サーバ
    装置は,前記送信された借入希望情報に基づいて,前記
    貸出対象物が貸し出し可能であるか否かを判断し,かつ
    前記貸出対象物が貸出可能である判断する場合には,前
    記貸出対象物を貸出すための処理をおこなう,ことを特
    徴とする対象物貸出マッチングシステム。
  2. 【請求項2】 前記貸出対象物は,予め設定された条件
    に応じて,自動的に損害保険に加入される,ことを特徴
    とする請求項1に記載の対象物貸出マッチングシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記予め設定された条件のうち少なくと
    も1つは,前記貸出者が貸出対象物の損害保険の加入を
    承認することである,ことを特徴とする請求項2に記載
    の対象物貸出マッチングシステム。
  4. 【請求項4】 前記予め設定された条件のうち少なくと
    も1つは,前記貸出対象物が,損害保険に加入する貸出
    対象物として予め決定されているものである,ことを特
    徴とする請求項2または3項のうちいずれか1項に記載
    の対象物貸出マッチングシステム。
  5. 【請求項5】 前記事業者サーバ装置は,さらに,貸出
    対象物の借入を希望する借入者を登録する借入希望者登
    録手段と,前記事業者サーバ装置にアクセスする借入希
    望者を認証する借入者希望者認証手段と,を有すること
    を特徴とする請求項1,2,3あるいは4項に記載の対
    象物貸出マッチングシステム。
  6. 【請求項6】 前記借入希望情報は,さらに,前記借入
    希望者が指定する貸出対象物の受渡方法に関する情報を
    含む,ことを特徴とする請求項1,2,3,4あるいは
    5項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチング
    システム。
  7. 【請求項7】 前記公衆回線網には,さらに,貸出対象
    物を配送する業者の配送業者端末装置が接続されてお
    り,前記事業者サーバ装置は,前記借入希望者が貸出対
    象物の配送を希望する場合には,前記配送業者端末装置
    に対して貸出対象物の配送に関する情報を自動的に通知
    する,ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5ある
    いは6項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチ
    ングシステム。
  8. 【請求項8】 前記貸出対象物の借入者には,貸出対象
    物の借入状況に応じて所定の特典が与えられる,ことを
    特徴とする請求項1,2,3,4,5,6あるいは7項
    のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチングシス
    テム。
  9. 【請求項9】 前記貸出対象物の借入者は,貸出対象物
    の借入状況に応じてランキングされると共に,前記借入
    希望者のランキングに応じて,前記貸出対象物の異なる
    貸出条件が設定される,ことを特徴とする請求項1,
    2,3,4,5,6,7あるいは8項のうちいずれか1
    項に記載の対象物貸出マッチングシステム。
  10. 【請求項10】 前記貸出対象物登録手段には,さら
    に,既に貸し出されている貸出対象物の貸し出し状況に
    関するデータが格納されていると共に,前記貸出者端末
    装置は,前記貸出者の要求に応じて,前記貸出対象物登
    録手段の貸出対象物の貸し出し状況が閲覧可能であり,
    前記事業者サーバ装置は,前記貸出者が貸出対象物の返
    却を希望する場合には,前記借入者端末装置に対して前
    記貸出対象物の返却が可能であるか否かを問い合わせ
    る,ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8あるいは9項のうちいずれか1項に記載の対象物
    貸出マッチングシステム。
  11. 【請求項11】 前記公衆回線網には,さらに,前記貸
    出対象物を借入した借入者に対して所定の料金を自動的
    に課金する課金手段が接続されている,ことを特徴とす
    る請求項1,2,3,4,5,6,7,8,9あるいは
    10項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチン
    グシステム。
  12. 【請求項12】 前記公衆回線網には,さらに,前記貸
    出対象物の貸出者に対して,貸出対象物の貸し出しに対
    する対価を自動的に支払う対価支払手段が接続されてい
    る,ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,
    7,8,9,10あるいは11項のうちいずれか1項に
    記載の対象物貸出マッチングシステム。
  13. 【請求項13】 前記課金手段は,前記借入者が前記貸
    出対象物の借入をキャンセルする場合には,予め設定さ
    れた条件に応じて所定のキャンセル料を前記借入者に対
    して自動的に課金する,ことを特徴とする請求項11に
    記載の対象物貸出マッチングシステム。
  14. 【請求項14】 前記借入者が前記貸出対象物の借入を
    キャンセルする場合には,前記対価支払い手段は,予め
    設定された条件に応じて,所定のキャンセル料を前記貸
    出希望者に対して自動的に支払う,ことを特徴とする請
    求項12に記載の対象物貸出マッチングシステム。
  15. 【請求項15】 対象物の貸し出しを希望する貸出者の
    貸出者端末装置と,貸出対象物の借入を希望する借入者
    の借入者端末装置とが公衆回線網を介して接続されるサ
    ーバ装置であって,前記サーバ装置は,前記貸出端末装
    置から送信された,少なくとも前記貸出対象物の名称と
    前記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間と
    を含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手段
    と,前記借入者端末装置の要求に応じて,前記貸出対象
    物登録手段に登録された貸出対象物データを前記借入者
    端末装置に提供する手段と,前記借入者端末装置から送
    信された,少なくとも前記借入を希望する貸出対象物の
    名称と前記貸出対象物の借入を希望する期間を含む借入
    希望情報を受信する手段と,前記送信された借入希望情
    報に基づいて,前記貸出対象物が貸し出し可能であるか
    否かを判断する手段と,前記貸出対象物が貸出可能であ
    る判断する場合には,前記貸出対象物を貸出すための処
    理をおこなう手段と,を有することを特徴とするサーバ
    装置。
  16. 【請求項16】 前記サーバ装置は,予め設定された条
    件に応じて,前記貸出対象物を自動的に損害保険に加入
    する手段を有する,ことを特徴とする請求項15に記載
    のサーバ装置。
  17. 【請求項17】 前記予め設定された条件のうち少なく
    とも1つは,前記貸出者が貸出対象物の損害保険の加入
    を承認することである,ことを特徴とする請求項15ま
    たは16に記載のサーバ装置。
  18. 【請求項18】 前記予め設定された条件のうち少なく
    とも1つは,前記貸出対象物が,損害保険に加入する貸
    出対象物として決定されているものである,ことを特徴
    とする請求項16または17に記載のサーバ装置。
  19. 【請求項19】 前記サーバ装置は,貸出対象物の借入
    を希望する借入者を登録する借入希望者登録手段と,前
    記事業者サーバ装置にアクセスする借入希望者を認証す
    る借入者希望者認証手段と,を有することを特徴とする
    請求項15,16,17あるいは18項のうちいずれか
    1項に記載のサーバ装置。
  20. 【請求項20】 前記サーバ装置は,公衆回線網に接続
    されている,貸出対象物を配送する業者の配送業者端末
    装置に対し,前記貸出対象物の配送を指示する情報デー
    タを通知する手段を有する,ことを特徴とする請求項1
    5,16,17,18あるいは19項のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置。
  21. 【請求項21】 前記サーバ装置は,前記貸出対象物の
    借入状況に応じて借入者に対して所定の特典を付与する
    手段を有する,ことを特徴とする請求項15,16,1
    7,18,19あるいは20項のうちいずれか1項に記
    載のサーバ装置。
  22. 【請求項22】 前記サーバ装置は,貸出対象物の借入
    状況に応じて借入希望者をランキングする手段と,前記
    借入希望者のランキングに応じて,貸出対象物の異なる
    貸出条件を設定する手段と,を有することを特徴とする
    請求項15,16,17,18,19,20あるいは2
    1項のうちいずれか1項に記載のサーバ装置。
  23. 【請求項23】 前記貸出対象物登録手段には,さら
    に,貸出対象物の貸し出し状況に関するデータが,前記
    貸出者が前記貸出者端末装置を介して閲覧可能に格納さ
    れている,ことを特徴とする請求項15,16,17,
    18,19,20,21あるいは22項のうちいずれか
    1項に記載のサーバ装置。
  24. 【請求項24】 前記サーバ装置は,さらに,前記貸出
    者の要求に応じて,前記借入者端末装置に対して前記貸
    出対象物の返却が可能であるか否かを問い合わせる手段
    を有する,ことを特徴とする請求項15,16,17,
    18,19,20,21,22あるいは23項のうちい
    ずれか1項に記載のサーバ装置。
  25. 【請求項25】前記サーバ装置は,さらに,前記貸出対
    象物の借入者に対して所定の料金を自動的に課金する課
    金手段を有する,ことを特徴とする請求項15,16,
    17,18,19,20,21,22,23あるいは2
    4項のうちいずれか1項に記載のサーバ装置。
  26. 【請求項26】 前記サーバ装置は,さらに,前記貸出
    対象物の貸出者に対して,前記貸出対象物の貸し出しに
    対する対価を自動的に支払う対価支払手段を有する,請
    求項15,16,17,18,19,20,21,2
    2,23,24あるいは25項のうちいずれか1項に記
    載のサーバ装置。
  27. 【請求項27】 前記課金手段は,前記借入者が前記貸
    出対象物の貸出をキャンセルする場合には,予め設定さ
    れた条件に応じて所定のキャンセル料を前記借入希望者
    に対して自動的に課金する,ことを特徴とする請求項2
    5に記載のサーバ装置。
  28. 【請求項28】 前記借入者が前記貸出対象物の借入を
    キャンセルする場合には,前記対価支払い手段は,予め
    設定された条件に応じて,所定のキャンセル料を前記貸
    出希望者に対して自動的に支払う,ことを特徴とする請
    求項26に記載のサーバ装置。
  29. 【請求項29】 貸出対象物の借入を希望する借入者の
    借入者端末装置と,少なくとも前記貸出対象物の名称と
    前記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間と
    を含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手段
    を具備する事業者サーバ装置と,が公衆回線網を介して
    接続される,対象物の貸し出しを希望する貸出者の貸出
    者端末装置であって,前記貸出者端末装置は,前記貸出
    希望者の要求に応じて,前記事業者サーバ装置にアクセ
    スして前記貸出対象物データを前記貸出対象物登録手段
    に登録する手段を有する,ことを特徴とする貸出者端末
    装置。
  30. 【請求項30】 前記貸出者端末装置は,前記貸出対象
    物を損害保険に加入するか否かの情報を前記事業者サー
    バ装置に送信する手段を有する,ことを特徴とする請求
    項29に記載の貸出者端末装置。
  31. 【請求項31】前記貸出者端末装置は,前記貸出者の要
    求に応じて,前記事業者サーバ装置にアクセスして前記
    貸出対象物登録手段に格納されている前記貸出対象物の
    貸し出し状況を閲覧する手段を有する,ことを特徴とす
    る請求項29または30に記載の貸出者端末装置。
  32. 【請求項32】 前記貸出者端末装置は,既に貸し出さ
    れている貸出対象物の返却を前記事業者サーバ装置に要
    求する手段を有する,ことを特徴とする請求項29,3
    0あるいは31項のうちいずれか1項に記載の貸出者端
    末装置。
  33. 【請求項33】 前記貸出者端末装置は,前記貸出対象
    物の貸し出しに対する対価の支払方法を指定する手段を
    有する,ことを特徴とする請求項29,30,31ある
    いは32項うちいずれか1項に記載の貸出者端末装置。
  34. 【請求項34】 前記借入者が前記貸出対象物の借入を
    キャンセルした場合に,前記指定した対価支払方法によ
    り,所定のキャンセル料が前記貸出希望者に対して自動
    的に支払われる,ことを特徴とする請求項33に記載の
    貸出者端末装置。
  35. 【請求項35】 対象物の貸し出しを希望する貸出者の
    貸出者端末装置と,少なくとも前記貸出対象物の名称と
    前記貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間と
    を含む貸出対象物データを登録する貸出対象物登録手段
    を具備する事業者サーバ装置と,が公衆回線網を介して
    接続される,貸出対象物の借入を希望する借入者の借入
    者端末装置であって,前記借入者端末装置は,前記借入
    希望者の要求に応じて,前記事業者サーバ装置にアクセ
    スして前記貸出対象物登録手段に登録された貸出対象物
    データを検索する手段と,少なくとも前記選択した貸出
    対象物の名称と前記貸出対象物の借入を希望する期間を
    含む借入希望情報を事業者サーバ装置に対して送信する
    手段と,を有することを特徴とする借入者端末装置。
  36. 【請求項36】 前記借入者端末装置は,借入希望者の
    会員登録を前記事業者サーバ装置に対して要求する手段
    を有する,ことを特徴とする請求項35に記載の借入者
    端末装置。
  37. 【請求項37】 前記借入希望情報は,前記借入希望者
    が指定した前記貸出対象物の受け取り方法に関する情報
    を含む,ことを特徴とする請求項35または36に記載
    の借入者端末装置。
  38. 【請求項38】 前記借入者端末装置は,前記貸出対象
    物の借入状況に応じて与えられた所定の特典に関する情
    報を受信する手段を有する,ことを特徴とする請求項3
    5,36あるいは37項のうちいずれか1項に記載の借
    入者端末装置。
  39. 【請求項39】 前記借入者端末装置は,貸出対象物の
    借入状況に応じてランキングされた借入者のランキング
    情報を受信する手段を有する,ことを特徴とする請求項
    35,36,37あるいは38項のうちいずれか1項に
    記載の借入者端末装置。
  40. 【請求項40】 前記借入者端末装置は,前記事業者サ
    ーバ装置から前記貸出対象物の返却が可能であるか否か
    の問合せ情報を受信する手段を有する,ことを特徴とす
    る請求項35,36,37,38あるいは39項のうち
    いずれか1項に記載の借入者端末装置。
  41. 【請求項41】 前記借入者端末装置は,前記貸出対象
    物の借入に対する課金方法を指定する手段を有する,こ
    とを特徴とする請求項35,36,37,38,39あ
    るいは40項のうちいずれか1項に記載の借入者端末装
    置。
  42. 【請求項42】 前記借入者が前記貸出対象物の借入を
    キャンセルする場合には,前記指定した課金方法によ
    り,所定のキャンセル料が自動的に課金される,ことを
    特徴とする請求項41に記載の借入者端末装置。
  43. 【請求項43】 前記請求項15から請求項28のうち
    いずれかに記載のサーバ装置の機能を実現することを特
    徴とする情報処理プログラム。
  44. 【請求項44】 前記請求項29から請求項34のうち
    いずれかに記載の貸出者端末装置の機能を実現すること
    を特徴とする情報処理プログラム。
  45. 【請求項45】 前記請求項35から請求項42のうち
    いずれかに記載の借入者端末装置の機能を実現すること
    を特徴とする情報処理プログラム。
  46. 【請求項46】 前記請求項43から請求項45のうち
    いずれかに記載の情報処理プログラムを記録したコンピ
    ュータ読み取り可能な記録媒体。
  47. 【請求項47】 借入希望者に貸出対象物を貸し出すた
    めの対象物貸出マッチング方法であって,貸出者端末装
    置が事業者サーバ装置にアクセスして,少なくとも貸出
    対象物の名称と貸出対象物を貸し出すことが可能な貸出
    可能期間とを含む貸出対象物データを登録する工程と,
    前記借入者端末装置が前記事業者サーバ装置にアクセス
    して,前記貸出対象データを検索して借入を希望する貸
    出対象物を選択する工程と,前記借入者端末装置が,少
    なくとも前記選択した貸出対象物の名称と貸出対象物の
    借入を希望する期間を含む情報を,前記事業者サーバ装
    置に対して送信する工程と,前記事業者サーバ装置が,
    前記送信された借入希望情報に基づいて,前記貸出対象
    物が貸し出し可能であるか否かを判断する工程と,前記
    貸出対象物が貸出可能である判断する場合には,前記貸
    出対象物を貸出すための処理をおこなう工程と,を有す
    ることを特徴とする対象物貸出マッチング方法。
  48. 【請求項48】 前記事業者サーバ装置が前記貸出対象
    物データを登録する工程は,さらに,予め設定された条
    件に応じて,貸出対象物を損害保険に加入する必要があ
    るか否かを判断する工程と,前記貸出対象物を損害保険
    に加入する必要があると判断される場合には,損害保険
    に加入した後,前記貸出対象物を登録する工程と,を含
    むことを特徴とする請求項47に記載の対象物貸出マッ
    チング方法。
  49. 【請求項49】 前記予め設定された条件のうち少なく
    とも1つは,前記貸出者が貸出対象物の損害保険の加入
    を承認することである,ことを特徴とする請求項48に
    記載の対象物貸出マッチング方法。
  50. 【請求項50】 前記予め設定された条件のうち少なく
    とも1つは,前記貸出対象物が,損害保険に加入する貸
    出対象物として予め決定されているものである,ことを
    特徴とする請求項48または49に記載の対象物貸出マ
    ッチング方法。
  51. 【請求項51】 前記借入者端末装置が前記事業者サー
    バ装置にアクセスする工程は,貸出対象物の借入を希望
    する借入希望者を登録する工程と,前記事業者サーバ装
    置にアクセスする借入希望者を認証する工程と,を含む
    ことを特徴とする請求項48,49あるいは50項のう
    ちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチング方法。
  52. 【請求項52】 前記借入希望情報は,前記借入希望者
    が指定した前記貸出対象物の受け取り方法をに関する情
    報を含む,ことを特徴とする請求項48,49,50あ
    るいは51項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マ
    ッチング方法。
  53. 【請求項53】 さらに,前記貸出対象物の借入者が前
    記貸出対象物の配送を希望する場合には,前記事業者サ
    ーバ装置が,公衆回線網を介して接続される貸出対象物
    を配送する業者の配送業者端末装置に対して貸出対象物
    の配送に関する情報を自動的に通知する工程を含む,こ
    とを特徴とする請求項48,49,50,51あるいは
    52項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチン
    グ方法。
  54. 【請求項54】 さらに,前記事業者サーバ装置が,前
    記貸出対象物の借入者を,貸出対象物の借入状況に応じ
    てランキングする工程と,前記ランキングに応じて,異
    なる貸出対象物の貸出条件がを設定する工程と,を含む
    ことを特徴とする請求項48,49,50,51,52
    あるいは53項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出
    マッチング方法。
  55. 【請求項55】 さらに,既に貸し出された貸出対象物
    の貸し出し状況に関するデータを前記事業サーバ装置に
    格納する工程と,前記貸出者端末装置が前記事業者サー
    バ装置にアクセスして,前記貸出対象物の貸し出し状況
    を閲覧させる工程と,前記貸出者端末装置が前記事業者
    サーバ装置に対して,前記貸出対象物の返却を要求する
    工程と,前記事業者サーバ装置が,前記借入者端末装置
    に対して前記貸出対象物の返却が可能であるか否かを問
    い合わせる工程と,を含むことを特徴とする請求項4
    8,49,50,51,52,53あるいは54項のう
    ちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチング方法。
  56. 【請求項56】 さらに,前記事業者サーバ装置が,前
    記貸出対象物を借入した借入者に対して所定の料金を自
    動的に課金する工程と,を含むことを特徴とする請求項
    48,49,50,51,52,53,54あるいは5
    5項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチング
    方法。
  57. 【請求項57】 さらに,前記事業者サーバ装置が,前
    記貸出対象物の貸出者に対して,貸出対象物の貸し出し
    に対する対価を自動的に支払う工程と,を含むことを特
    徴とする請求項48,49,50,51,52,53,
    54,55あるいは56項のうちいずれか1項に記載の
    対象物貸出マッチング方法。
  58. 【請求項58】 さらに,前記借入者が前記貸出対象物
    の借入をキャンセルする場合には,予め設定された条件
    に応じて所定のキャンセル料を前記借入者に対して自動
    的に課金する工程と,を含むことを特徴とする請求項4
    8,49,50,51,52,53,54,55あるい
    は57項のうちいずれか1項に記載の対象物貸出マッチ
    ング方法。
  59. 【請求項59】 さらに,前記借入者が前記貸出対象物
    の借入をキャンセルする場合には,予め設定された条件
    に応じて,所定のキャンセル料を前記貸出希望者に対し
    て自動的に支払う工程と,を含むことを特徴とする請求
    項48,49,50,51,52,53,54,55,
    56,57あるいは58項のうちいずれか1項に記載の
    対象物貸出マッチング方法。
  60. 【請求項60】 対象物の貸し出しをマッチングするサ
    ーバ装置の処理方法であって,貸出者端末装置から送信
    された,少なくとも前記貸出対象物の名称と前記貸出対
    象物を貸し出すことが可能な貸出可能期間とを含む貸出
    対象物データを登録する工程と,借入者端末装置の要求
    に応じて,前記貸出対象物登録手段に登録された前記貸
    出対象物データを前記借入者端末装置に送信する工程
    と,前記借入者端末装置から送信された,少なくとも選
    択した貸出対象物の名称と貸出対象物の借入を希望する
    期間を含む借入希望情報を受信する工程と,前記借入希
    望情報に基づいて,前記貸出対象物が貸し出し可能であ
    るか否かを判断する工程と,前記貸出対象物が貸出可能
    である判断する場合には,前記貸出対象物を貸出す処理
    をおこなう工程と,を有することを特徴とするサーバ装
    置の処理方法。
  61. 【請求項61】 前記サーバ装置が前記貸出対象物デー
    タを登録する工程は,さらに,予め設定された条件に応
    じて,貸出対象物を損害保険に加入する必要があるか否
    かを判断する工程と,前記貸出対象物を損害保険に加入
    する必要があると判断される場合には,損害保険に加入
    した後,前記貸出対象物を登録する工程と,を含む,こ
    とを特徴とする請求項60に記載のサーバ装置の処理方
    法。
  62. 【請求項62】 前記予め設定された条件のうち少なく
    とも1つは,前記貸出希望者が貸出対象物の損害保険の
    加入を承認することである,ことを特徴とする請求項6
    0または61に記載のサーバ装置の処理方法。
  63. 【請求項63】 前記予め設定された条件のうち少なく
    とも1つは,前記貸出対象物が,損害保険に加入する貸
    出対象物として決定されているものである,ことを特徴
    とする請求項60,61あるいは62項のうちいずれか
    1項に記載のサーバ装置の処理方法。
  64. 【請求項64】 前記サーバ装置にアクセスする工程
    は,貸出対象物の借入を希望する借入希望者を登録する
    工程と,前記サーバ装置にアクセスする借入希望者を認
    証する工程と,を含むことを特徴とする請求項60,6
    1,62あるいは63項のうちいずれか1項に記載のサ
    ーバ装置の処理方法。
  65. 【請求項65】 前記貸出対象物の借入者が前記貸出対
    象物の配送を希望する場合には,さらに,公衆回線網を
    介して接続される貸出対象物を配送する業者の配送業者
    端末装置に対して貸出対象物の配送に関する情報を自動
    的に通知する工程を含む,ことを特徴とする請求項6
    0,61,62,63あるいは64項のうちいずれか1
    項に記載のサーバ装置の処理方法。
  66. 【請求項66】 さらに,貸出対象物の借入状況に応じ
    て借入希望者をランキングする工程と,前記借入希望者
    のランキングに応じて,異なる貸出条件を設定する工程
    と,を含むことを特徴とする請求項60,61,62,
    63,64あるいは65項のうちいずれか1項に記載の
    サーバ装置の処理方法。
  67. 【請求項67】 さらに,既に貸し出された貸出対象物
    の貸し出し状況に関するデータを前記事業サーバ装置に
    格納する工程と,前記貸出者端末装置が前記事業者サー
    バ装置にアクセスして,前記貸出対象物の貸し出し状況
    を閲覧させる工程と,前記貸出者端末装置が前記事業者
    サーバ装置に対して,前記貸出対象物の返却を要求する
    工程と,前記事業者サーバ装置が,前記借入者端末装置
    に対して前記貸出対象物の返却が可能であるか否かを問
    い合わせる工程と,を含むことを特徴とする請求項6
    0,61,62,63,64,65あるいは66項のう
    ちいずれか1項に記載のサーバ装置の処理方法。
  68. 【請求項68】 さらに,前記貸出対象物の借入者に対
    して所定の料金を自動的に課金する工程を含む,ことを
    特徴とする請求項60,61,62,63,64,6
    5,66あるいは67項のうちいずれか1項に記載のサ
    ーバ装置の処理方法。
  69. 【請求項69】 さらに,前記貸出対象物の貸出者に対
    して,貸出対象物の貸し出しに対する対価を自動的に支
    払う工程と,を含むことを特徴とする,請求項60,6
    1,62,63,64,65,66,67あるいは68
    項のうちいずれか1項に記載のサーバ装置の処理方法。
  70. 【請求項70】 さらに,前記借入者が前記貸出対象物
    の借入をキャンセルする場合には,予め設定された条件
    に応じて所定のキャンセル料を前記借入者に対して自動
    的に課金する工程と,を含むことを特徴とする請求項6
    0,61,62,63,64,65,66,67,68
    あるいは69項のうちいずれか1項に記載のサーバ装置
    の処理方法。
  71. 【請求項71】 さらに,前記借入者が前記貸出対象物
    の借入をキャンセルする場合には,予め設定された条件
    に応じて,所定のキャンセル料を前記貸出希望者に対し
    て自動的に支払う工程と,を含むことを特徴とする請求
    項60,61,62,63,64,65,66,67,
    68,69あるいは70項のうちいずれか1項に記載の
    サーバ装置の処理方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006163493A (ja) * 2004-12-02 2006-06-22 Akira Inoue 在庫商品貸借支援装置、在庫商品貸借支援プログラム
JP2009104294A (ja) * 2007-10-22 2009-05-14 Masatoshi Saeki インターネット衣装レンタルシステム及びインターネット小物レンタルシステム
JP2010224696A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Fujitsu Ltd 物品貸出処理システム、物品貸出処理方法および物品貸出処理プログラム
JP2019200458A (ja) * 2018-05-14 2019-11-21 レッドフォックス株式会社 貸出管理装置、およびそのプログラム

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