JP2002298037A - 自家用車貸借仲介方法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介業者サーバ及び自家用車貸借仲介プログラム - Google Patents

自家用車貸借仲介方法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介業者サーバ及び自家用車貸借仲介プログラム

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JP2002298037A
JP2002298037A JP2001094889A JP2001094889A JP2002298037A JP 2002298037 A JP2002298037 A JP 2002298037A JP 2001094889 A JP2001094889 A JP 2001094889A JP 2001094889 A JP2001094889 A JP 2001094889A JP 2002298037 A JP2002298037 A JP 2002298037A
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lending
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vehicle
terminal
borrowing
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JP2001094889A
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Ryuichiro Iwasaki
隆一郎 岩崎
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自家用車の保有者による有効的利用の要望
と、一般の者による自家用車の手軽かつ安価な借受の要
望とに応えることを可能とする。 【解決手段】 貸借仲介業者管理ネットワーク30にお
いて、貸出者端末10−1〜10−nから貸出者登録が
収集されデータベースサーバ32で記憶・登録される。
その後、借受者端末20−1から借受の借受条件が送ら
れてくると、その借受条件に示された申込条件の一部又
は全部と一致する貸出者登録情報が、データベースサー
バ32から検索され、貸出情報リストとして借受者端末
20−1へ送信される。借受者端末20−1で貸出情報
リストの中から借受を希望する貸出情報が選択される。
貸借仲介業者管理サーバ31において、受信された選択
貸出情報の示す貸出者端末10−1へ、借受者端末20
−1からの借受条件を示す貸出要求が送信され、貸出者
から借受者へ自家用車が配送される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭等の所有
する自家用車の貸し出し及び借り受けを仲介する自家用
車貸借仲介方法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介
業者サーバ及び自家用車貸借仲介プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】平成12年10月末現在、日本国内の自
動車保有台数は、貨物用、乗合用、乗用、特殊用途用
(二輪車を除く)を含めた全体で約七千万台であり、う
ち乗用は五千万台を突破している。こうした膨大な保有
台数に見られるように、今や、乗用自動車は、贅沢品か
ら高級所有品へと変遷しており、一般家庭においても、
一世帯あるいは一人に一台の割合で普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般家
庭で所有されている自家用車(自動車全体のうち、業務
用以外のもの)は、平日に利用されることがほとんどな
いか、さらには休日でさえも使われていないことが多
い。たとえば、運転免許証を有する者の中には、社会人
や学生が多いが、これらの者は、平日の勤務時間内や授
業時間中に自家用車を運転することはほとんどない。
【0004】また、通勤や通学の手段にしても、自家用
車は自宅に停めたままにして、公共の交通機関を利用す
る者も多い。このことは、鉄道網の発達・整備がすすむ
大都市部で顕著であり、また、通勤通学に限らず、所用
の場合にも、自家用車ではなく公共交通機関を用いるこ
ともある。
【0005】さらに、企業、官庁及び学校等にあって
は、週休二日制を導入するところが増加しているが、そ
のすべての休日において、必ず自家用車が利用されるわ
けではない。このように、自家用車は、せっかく高額で
購入されながらあまり利用されていないのが現状であっ
た。
【0006】ところが、こうした利用頻度の低い状況に
おいても、自家用車の所有者は、強制の自賠責保険や任
意の自動車保険、駐車場代、年間車検などに代表される
維持費用等を支払い続ける必要があった。このため、所
有者としては、利用頻度の低い所有車両を有効に利用で
きる手法の提供を望んでいた。
【0007】さらに、自動車は、通常、長く放置してお
くと、エンジンのかかりが悪くなるだけでなく、ガソリ
ンやエンジンオイルなどの劣化によりオーバーホールが
必要となることもある。このため、自動車は、コンスタ
ントにエンジンをかけて走行させることが望ましい。
【0008】ところで、自動車の貸し出しを事業として
いるものに、レンタカー業者がある。このレンタカー業
者は、会社の運営費、人件費、車両維持費等を、借受客
が支払ったレンタル料金から捻出する必要があった。こ
のため、レンタカー業者は、そのレンタル料金につい
て、各経費等の確保に必要な額よりも低く設定すること
ができなかった。
【0009】また、レンタカー業者は、通常、営業所ご
とに貸出車両を所有しているが、この所有台数は、営業
所の有する敷地の広さとも関係する。すなわち、営業所
は、駐車スペースとなる敷地の面積に応じた車両数を所
有していた。このため、自ずと貸出可能な台数が限られ
ていた。したがって、借りる者としては、借りたい日時
に希望の車種を借りることができない場合があった。
【0010】さらに、レンタカー業者は、貸出車両を、
排気量や仕様(スポーツタイプ、ファミリータイプ、ワ
ゴンタイプ、トラック等)などにもとづいて、複数のク
ラス(たとえば、Sクラス、Mクラス、Lクラスなど)
に分け、これらクラスのそれぞれにレンタル料金を設定
していた。このため、借りる者としては、レンタルを申
し込む際には、特定の車名や車種ではなく、クラスを指
定するしかできなかった。
【0011】また、レンタカーを借りる場合は、その営
業所まで出向いて所定の手続きを行った後、営業所内に
停めてある貸出車両を借りることとなっていた。したが
って、借りる者としては、レンタカーを借りるまでに、
営業所まで出向き所定の手続きを行う必要があるため、
手間がかかっていた。
【0012】このレンタカー業者の他に、車両を提供す
る業者としては、ディーラ(車両販売業者)がある。デ
ィーラは、販売したすべての車両及び購入者に関する情
報(販売車両情報)を、車両の販売時に取得し管理して
いる。一方、ディーラの乱立や自家用車の需要増大にと
もない、自動車メーカやディーラ間において販売競争が
激化している。これらより、販売車両情報を有効に活用
して、購入者のニーズに応えることが可能な新たなサー
ビスの提案が望まれていた。
【0013】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、所有者による自家用車の効率的な利用の要
望に応えるとともに、貸出車両を安価で借りることがで
き、かつ、借受者及び貸出者の手続きの簡素化、貸出可
能な車両の確認、及び、車名や車種の指定など借りる者
からの詳細な要求への対応を可能とする自家用車貸借仲
介方法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介業者サー
バ及び自家用車貸借仲介プログラムの提供を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の自家用車貸借仲介方法は、
貸借仲介業者ネットワークが、通信回線によって、複数
の貸出者端末から自家用車の貸出条件を収集して記憶
し、借受者端末から自家用車の借受条件を受け取ったと
きに、複数の貸出条件の中から、借受条件と一致する貸
出条件を検索して取り出し、この取り出した貸出条件の
送信元である貸出者端末へ、自家用車の貸し出しを要求
する貸出要求を通知する自家用車貸借仲介方法であっ
て、貸借仲介業者ネットワークは、借受条件を受け取っ
たときに、複数の貸出条件の中から、借受条件の一部又
は全部と一致する貸出条件を検索して取り出し、この取
り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報リストとし
て借受者端末へ送信し、この借受者端末において貸出情
報リストの中から選択された貸出条件を借受希望条件と
して受信し、この受信した借受希望条件の示す貸出条件
の送信元である貸出者端末へ、貸出要求を通知する方法
としてある。
【0015】自家用車貸借仲介方法をこのような方法と
すると、利用頻度の低い自家用車を、他者の利用に供す
ることができるため、その利用頻度を高めることができ
る。したがって、高額で購入し維持費も継続的に支払っ
ている自家用車について、効率的な利用が可能となり、
さらには、収入も期待できる。
【0016】また、貸し出す者としては、所有する自家
用車の利用頻度を高めることが目的であるとともに、レ
ンタカー業者における経営費用や人件費等の捻出を考慮
した料金設定を行う必要がないため、レンタル料金を低
く抑えることができる。したがって、借りる者として
は、その自家用車を安価で借り受けることができる。
【0017】さらに、貸出車両については、車両の情報
をデータベース化しておけばよいため、貸借仲介業者と
しては、貸出車両の駐車スペースを確保する必要がな
く、多数の貸出車両を扱い、これらを借受者に提供でき
る。このため、借受者としては、その提供される多数の
貸出車両の中から、希望にかなう車両を選択し借り受け
ることができる。
【0018】また、請求項2記載の自家用車貸借仲介シ
ステムは、自家用車の貸出条件を記憶する複数の貸出者
端末と、自家用車の借受条件を記憶する借受者端末と、
通信回線によって、複数の貸出者端末から貸出条件を収
集して記憶するとともに、借受者端末から借受条件を受
け取ったときに、複数の貸出条件の中から、借受条件と
一致する貸出条件を検索して取り出し、かつ、この取り
出した貸出条件の送信元である貸出者端末へ、自家用車
の貸し出しを要求する貸出要求を通知する貸借仲介業者
ネットワークとを有する自家用車貸借仲介システムであ
って、貸借仲介業者ネットワークは、借受条件を受け取
ったときに、複数の貸出条件の中から、借受条件の一部
又は全部と一致する貸出条件を検索して取り出し、この
取り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報リストと
して記憶し、借受者端末は、貸出情報リストを受信し、
この受信した貸出情報リストの中から借り受けを希望す
る貸出条件を借受希望条件として選択し、貸借仲介業者
ネットワークは、借受希望条件を受信し、この受信した
借受希望条件の示す貸出条件の送信元である貸出者端末
へ、貸出要求を送信する構成としてある。
【0019】自家用車貸借仲介システムをこのような構
成とすると、一般の人が所有する自家用車を他者に貸し
出すことができるため、その自家用車の利用頻度を高め
ることができる。これにより、長期の放置によるエンジ
ン始動のかかりにくさを解消できるとともに、ガソリン
やエンジンオイルが劣化してオーバーホールが必要とな
るというような状況に至る心配がなくなる。加えて、高
額で購入した自家用車を他者に貸すことで収入を得るこ
とができるため、ローン返済の負担軽減にもつながる。
【0020】さらに、貸出者は、貸出条件の中に貸出希
望日時を含むことにより、その貸出希望日時と合致した
日時を希望する借受者から貸出要求が届くこととなるた
め、自家用車の有効利用を図ることができる。一方、借
受者としては、貸出条件に含まれているデータ、たとえ
ば貸出希望日時や車名などの貸出車両に関する詳細なデ
ータを、借受者端末で確認したうえで貸出車両を選択で
きる。
【0021】さらに、自家用車の借り受けの予約を、借
受者の所有する端末で行うことができるため、借り受け
の手続きの簡素化を図ることができる。すなわち、借受
者としては、レンタカー業者でレンタカーを借りる場合
に、その営業所まで出向き所定の手続きを行うといった
手間を省くことができる。
【0022】また、請求項3記載の自家用車貸借仲介シ
ステムは、貸出条件が、自家用車の車名を示す車名デー
タを有し、借受条件が、車名の一つを指定する車名指定
データを有し、貸借仲介業者ネットワークが、収集した
複数の貸出条件を、車名データの示す車名ごとに分類し
ておき、借受条件を受け取ったときに、分類のうち、借
受条件の有する車名指定データにより指定された車名と
同一の車名を含む分類を選択し、この選択した分類に属
するすべての貸出条件を貸出情報リストとして記憶し、
この記憶した貸出情報リストを借受者端末へ送信する構
成としてある。
【0023】自家用車貸借仲介システムをこのような構
成とすれば、借受者は、貸出車両を、車名によって選択
できる。このため、従来のレンタカー業者で行われてい
たクラスによる予約では聞き入れられなかった車名によ
る予約が可能となる。すなわち、貸借仲介業者として
は、借受者からの貸出車両に関する詳細な要望に対して
も応じることができる。
【0024】また、請求項4記載の自家用車貸借仲介シ
ステムは、運送業者の所有する運送業者端末を有し、貸
借仲介業者ネットワークが、借受者端末から借受希望条
件を受信したときに、自家用車の運送を要求する運送要
求を、運送業者端末へ送信する構成としてある。
【0025】自家用車貸借仲介システムをこのような構
成とすると、貸出者から借受者への自家用車の運送依頼
を、その自家用車貸借仲介システム上で、直接運送業者
へ行うことができる。これによって、貸借仲介業者、貸
出者及び借受者の手続きの簡素化を図ることができる。
さらに、運送業者が借受者の自宅まで自家用車を運送し
てくれるため、レンタカーを借りる場合にレンタカー業
者の営業所まで出向くという手間を省くことができる。
【0026】また、請求項5記載の自家用車貸借仲介シ
ステムは、自家用車のディーラが所有するディーラ端末
と、自家用車の購入者が所有する購入者端末とを有し、
ディーラ端末が、購入者に販売した自家用車に関する販
売車両情報を作成し、貸借仲介業者ネットワークが、通
信回線によって、複数のディーラ端末から販売車両情報
を収集して記憶するとともに、借受者端末から借受条件
を受け取ったときに、複数の販売車両情報の中から、借
受条件に適合する販売車両情報を検索して取り出し、か
つ、この取り出した販売車両情報の送信元であるディー
ラ端末へ、自家用車の貸し出しを要求する貸出要求を通
知し、ディーラ端末が、通知を受けた貸出要求を購入者
端末へ送信する構成としてある。
【0027】自家用車貸借仲介システムをこのような構
成とすると、ディーラは、車両の販売時やその後におい
て取得した販売車両及び購入者に関する情報を、販売車
両情報としてディーラ端末に入力し、貸借仲介業者ネッ
トワークとのアクセスを図って、販売車両情報を貸借仲
介業者ネットワークのデータベースに記憶・登録させる
ことができる。
【0028】そして、ディーラは、ディーラ端末におい
て、その販売車両の借り受けを希望する者が見つかった
旨の通知を貸借仲介業者ネットワークから受けたとき
に、この通知を受けた旨を購入者の有する購入者端末へ
送信することができる。このため、ディーラとしては、
車両の貸し出し先を検索・斡旋するサービスを、貸借仲
介業者の業務窓口として、車両の購入者に提供できる。
【0029】さらに、貸出者としては、ディーラに対
し、購入車両の貸し出しを要望することで、借受者の斡
旋を受けられるため、自ら貸出者端末を用いて貸借仲介
業者ネットワークとのアクセスを行う必要がなくなるこ
とから、個人情報の入力処理等に代表される貸借仲介業
者への手続きの簡素化を図ることができる。さらにま
た、貸借仲介業者としては、ディーラにおいて販売時に
必ず取得される販売車両情報を収集してデータベース化
できるため、より多くの車両を借受希望者に提供でき
る。
【0030】また、請求項6記載の貸借仲介業者管理サ
ーバは、通信回線によって、複数の貸出者端末から自家
用車の貸出条件を収集するとともに、借受者端末から自
家用車の借受条件を受け取ったときに、複数の貸出条件
の中から、借受条件と一致する貸出条件を検索して取り
出し、かつ、この取り出した貸出条件の送信元である貸
出者端末へ、自家用車の貸し出しを要求する貸出要求を
通知する貸借仲介業者管理サーバであって、借受条件を
受け取ったときに、複数の貸出条件の中から、借受条件
の一部又は全部と一致する貸出条件を検索して取り出
し、この取り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報
リストとして借受者端末へ送信し、借受者端末におい
て、貸出情報リストの中から選択された貸出条件を借受
希望条件として受信し、この受信した借受希望条件の示
す貸出条件の送信元である貸出者端末へ、貸出要求を送
信する構成としてある。
【0031】貸借仲介業者管理サーバをこのような構成
とすれば、貸出者端末からの貸出条件の収集、貸借者端
末からの借受条件の受け取り、貸出条件内の検索、及
び、貸出情報リストや貸出要求の送信などの処理を、貸
借仲介業者管理サーバで実行できる。したがって、貸借
仲介業者管理サーバは、貸出条件の収集、借受条件の受
け取り、貸出情報リスト等の送信などの機能を有して、
貸出者が自己の所有する自家用車を貸し出して利用頻度
を高めたいとする要求と、借受者が簡易な手続きで車両
を借りたいとする要求とに応えることができる。
【0032】また、請求項7記載の自家用車貸借仲介プ
ログラムは、通信回線によって、複数の貸出者端末から
自家用車の貸出条件を収集して記憶するとともに、借受
者端末から自家用車の借受条件を受け取ったときに、複
数の貸出条件の中から、借受条件と一致する貸出条件を
検索して取り出し、かつ、この取り出した貸出条件の送
信元である貸出者端末へ、自家用車の貸し出しを要求す
る貸出要求を通知する処理を貸借仲介業者ネットワーク
に実行させる自家用車貸借仲介プログラムであって、借
受条件を受け取ったときに、複数の貸出条件の中から、
借受条件の一部又は全部と一致する貸出条件を検索して
取り出し、この取り出した一又は二以上の貸出条件を貸
出情報リストとして借受者端末へ送信し、この借受者端
末において、貸出情報リストの中から選択された貸出条
件を借受希望条件として受信し、この受信した借受希望
条件の示す貸出条件の送信元である貸出者端末へ、貸出
要求を送信する処理を貸借仲介業者ネットワークに実行
させる構成としてある。
【0033】自家用車貸借仲介プログラムをこのような
構成とすると、貸出者端末からの貸出条件の収集、貸借
者端末からの借受条件の受け取り、貸出条件内の検索、
及び、貸出情報リストや貸出要求の送信などの処理を貸
借仲介業者ネットワークに実行させることができる。こ
のため、自家用車貸借仲介プログラムは、コンピュータ
と協働して、貸出者に対し、手続きが容易で借受料金が
安価な自家用車の貸し出しサービスを提供することがで
きる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の自家用車貸借仲介方
法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介業者サーバ及
び自家用車貸借仲介プログラムの第一の実施形態につい
て、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態の自
家用車貸借仲介システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0035】同図に示すように、自家用車貸借仲介シス
テム1は、貸出者端末10−1〜10−nと、借受者端
末20−1〜20−nと、貸借仲介業者ネットワーク3
0と、通信回線40とを有している。ここで、貸出者端
末10−1〜10−nは、貸出者登録を行った者(貸出
登録者)の有する情報処理装置である。
【0036】貸出者登録は、所有する自家用車を他人に
貸すことを目的として行われる。また、貸出者登録は、
貸出者端末10−1〜10−nから貸借仲介業者管理サ
ーバ31へアクセスすることで画面表示された会員登録
ページにおいて、所定の事項を入力することにより行わ
れる。ただし、貸出者登録には、登録料の支払が必要と
なる。
【0037】なお、本発明において、自家用車とは、業
務用以外の自動車をいう。ただし、本発明は、業務用の
自動車、たとえば、貨物用、乗合用及び特種(特殊)用
途用を対象とすることもできる。また、自家用車には、
一般家庭で有されている乗用車の他、企業や商店等で所
有又は使用されている乗用車等を含むことができる。
【0038】借受者端末20−1〜20−nは、借受者
登録を行った者(借受登録者)の有する情報処理装置で
ある。借受者登録は、貸出者から貸し出される自家用車
の借り受けを目的として行われる。
【0039】また、借受者登録は、借受者端末20−1
〜20−nから貸借仲介業者管理サーバ31へアクセス
することで画面表示された会員登録ページにおいて、所
定の事項を入力することにより行われる。ただし、借受
者登録においては、借受者に対し、登録料を支払せるこ
ともできる。
【0040】なお、図1においては、貸出者端末10−
1〜10−nと借受者端末20−1〜20−nとはそれ
ぞれ別の端末で構成されているが、別に端末を用いる必
要はなく、たとえば、貸出者端末10−1〜10−nの
うち一又は二以上のものと、借受者端末20−1〜20
−nのうち一又は二以上のものが同一の情報処理装置で
あってもよい。
【0041】また、貸出者端末10−1〜10−n及び
借受者端末20−1〜20−nは、パーソナルコンピュ
ータ、ノートパソコン等に代表される情報処理装置に限
るものではなく、ウエブページの閲覧が可能な携帯電
話、PHS、PDAなどであってもよい。
【0042】貸借仲介業者ネットワーク30は、貸借仲
介業者管理サーバ31と、データベースサーバ32と、
WWWサーバ33とを有している。貸借仲介業者管理サ
ーバ31は、貸出者及び借受者の会員登録を管理する。
すなわち、貸出者又は借受者からの登録情報をデータベ
ースサーバ32へ送り記憶させることで、貸出者登録又
は借受者登録を行う。
【0043】また、貸借仲介業者管理サーバ31は、借
受者端末20−1〜20−nからの借受申込ページ送信
要求を受信したときに、WWWサーバ33へその送信要
求を送って、借受申込ページを借受者端末20−1〜2
0−nへ送信させる。さらに、貸借仲介業者管理サーバ
31は、貸借仲介業者管理サーバ31からのパスワード
による認証を行う。
【0044】なお、本発明においては、認証にパスワー
ドを用いることとしているが、パスワードに限るもので
はなく、認証可能なデータ、たとえば、公開鍵を用いて
情報の暗号化・復号化を行わせることもできる。
【0045】また、貸借仲介業者管理サーバ31は、借
受者端末20−1〜20−nから借受条件を受信したと
きに、データベースサーバ32で記憶された貸出者登録
情報の示す貸出条件の中から、借受条件の一部又は全部
と一致したものを検索して取り出す。そして、この取り
出した貸出条件を示す貸出者登録情報を貸出情報リスト
としてデータベースサーバ32へ送り記憶させる。
【0046】さらに、貸借仲介業者管理サーバ31は、
借受者端末20−1〜20−nからの借受希望条件をデ
ータベースサーバ32へ送り記憶させる。そして、この
借受希望条件の示す貸出者端末10−1〜10−nへ、
貸出要求及び借受条件を送信する。
【0047】貸出要求は、貸出者端末10−1〜10−
nに対し、借受者端末20−1〜20−nの有する借受
者へ自家用車を配送する旨を要求する命令である。この
貸出要求には、借受者端末20−1〜20−nの有する
借受者へ自家用車を配送する旨をメッセージとして含む
ことができる。このメッセージは、貸出者端末10−1
〜10−nで画面表示される。
【0048】なお、貸出者から借受者への自家用車の配
送は、運送会社や貸借仲介業者等が行うことができる。
また、貸出者が直接借受者に引き渡すことも、さらに、
借受者が貸出者のところまで取りに行くこともできる。
【0049】データベースサーバ32は、貸出者登録情
報、借受者登録情報、認証用パスワード、借受条件、貸
出情報リスト及び借受希望条件を記憶する。貸出者登録
情報には、貸出登録者の氏名、住所、連絡先電話番号、
会員番号及び貸出条件が含まれる。
【0050】貸出条件は、自家用車の貸し出し可能期
間、貸し出し可能時間帯、希望貸出料金(時間単位、日
単位、週単位、月単位などで設定可能)、受け渡し場
所、振込口座番号、受け渡し代行希望の有無(運送会社
やディーラ等に貸出車両の引き取り及び借受者への受け
渡しを依頼するか否かを示すデータ)、自家用車に関す
る情報などを含むことができる。また、自家用車に関す
る情報は、たとえば、車名(車名データ)、車種、購入
年月、走行距離、車検証名義人等を含むことができる。
【0051】借受者登録情報は、借受登録者の氏名、住
所、連絡先電話番号、会員番号等を含むことができる。
この借受者登録情報は、借受条件を含むことができる。
認証用パスワードは、借受者端末20−1〜20−nか
らのパスワードを認証する際に用いられる。
【0052】借受条件は、自家用車の希望車名(車名指
定データ)、希望車種、希望借受期間、希望借受時間
帯、希望受け渡し場所等をデータとして有する。貸出情
報リストは、貸借仲介業者管理サーバ31において、デ
ータベースサーバ32に記憶された貸出条件の中から、
借受条件の一部又は全部と一致する貸出条件が取り出さ
れ、この取り出された貸出条件の一覧として作成された
ものをいう。
【0053】なお、貸出情報リストは、通信回線を介し
て、貸借仲介業者管理サーバ31から借受者端末20−
1〜20−nへ送信され、画面表示される。借受希望条
件は、借受者端末20−1〜20−nで受信・表示され
た貸出情報リストのうち、借り受けを希望する車両を示
す貸出情報として選択されたものをいう。
【0054】なお、データベースサーバ32には、自家
用車貸借仲介システム1の利用履歴や、貸借仲介業者ネ
ットワーク30へのアクセス回数、会費・貸借費用の集
計結果などを記憶させることもできる。
【0055】WWWサーバ33は、会員登録画面、貸出
者登録情報入力画面、借受申込画面検索結果表示画面、
貸出情報リスト画面等をウエブページに掲載して、貸出
者端末10−1〜10−n又は借受者端末20−1〜2
0−nへ送信する。なお、貸借仲介業者管理サーバ3
1、データベースサーバ32及びWWWサーバ33は、
一つ又は二つのサーバとして構成することもできる。
【0056】また、貸借仲介業者ネットワーク30に
は、図示しないメールサーバを設けることができる。メ
ールサーバを設けることにより、貸借仲介業者から貸出
者や借受者、及び後述する運送業者や保険業者への連絡
及び通知等をメールにより行うことができる。
【0057】通信回線40は、従来公知の任意好適な公
衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。
通信回線40は、貸出者端末10−1〜10−n、借受
者端末20−1〜20−n及び貸借仲介業者ネットワー
ク30を無線あるいは有線で接続可能な回線であり、例
えば、携帯端末網,公衆回線網,専用回線網,インター
ネット回線網及びイントラネット網により構成すること
ができる。
【0058】また、図2に示すように、自家用車貸借仲
介システム1には、運送業者端末50を設けることもで
きる。運送業者端末50は、貸出者から借受者への自家
用車の運送業務を行う者が所有する。運送の依頼は、貸
借仲介業者ネットワーク30から行うことも、また、貸
出者端末10−1〜10−nから行うこともできる。
【0059】さらに、図3に示すように、自家用車貸借
仲介システム1には、保険業者端末60を設けることも
できる。保険業者端末60は、貸し出された自家用車の
故障、損傷、破損、紛失などにより、貸出者が被害を被
ったときの修理費用や賠償費用等を掛け金に応じて負担
する保険業者が所有する。
【0060】次に、本実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける貸出者の会員登録の動作について、図4を
参照して説明する。同図は、本実施形態の自家用車貸借
仲介システムにおける貸出者の会員登録の動作を示す動
作手順図である。なお、本実施形態においては、貸出者
端末10−1を所有する貸出者が会員登録を行うものと
する。
【0061】同図に示すように、貸出者端末10−1か
ら貸借仲介業者ネットワーク30へ、会員登録ページの
送信要求が送られる(ステップ10)。この送信要求の
受信された貸借仲介業者ネットワーク30の貸借仲介業
者管理サーバ31において、WWWサーバ33へ、会員
登録ページの送信要求が送られる。WWWサーバ33に
おいて、貸出者端末10−1へ、会員登録ページが送信
される(ステップ11)。
【0062】貸出者端末10−1において、受信された
会員登録ページが画面表示され、その表示画面の記載事
項にもとづき登録情報(貸出者登録情報)が入力される
(ステップ12)。この貸出車登録情報には、貸出条件
が含まれる。この入力された貸出者登録情報が、貸借仲
介業者管理サーバ31へ送信される(ステップ13)。
【0063】貸出者登録情報の受信された貸借仲介業者
管理サーバ31において、データベースサーバ32へ借
受者登録情報が送られ記憶される。この記憶により、貸
出者が登録される(ステップ14)。登録が確認された
貸借仲介業者管理サーバ31において、会員番号が発行
され貸出者端末10−1へ送信される(ステップ1
5)。
【0064】次に、本実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける借受者の会員登録の動作について、図5を
参照して説明する。同図は、本実施形態の自家用車貸借
仲介システムにおける借受者の会員登録の動作を示す動
作手順図である。なお、本実施形態においては、借受者
端末20−1を所有する借受者が会員登録を行うものと
する。
【0065】借受者が会員登録を行う場合は、同図に示
すように、借受者端末20−1から貸借仲介業者ネット
ワーク30へ、会員登録ページの送信要求が送られる
(ステップ20)。この送信要求の受信された貸借仲介
業者ネットワーク30の貸借仲介業者管理サーバ31に
おいて、WWWサーバ33へ、会員登録ページの送信要
求が送られる。
【0066】WWWサーバ33において、会員登録ペー
ジが借受者端末20−1へ送信される(ステップ2
1)。借受者端末20−1において、受信された会員登
録ページが画面表示され、この表示内容にもとづき、借
受者登録情報が入力される(ステップ22)。この借受
者登録情報に、借受条件を含めることもできる。
【0067】入力された借受者登録情報が、貸借仲介業
者管理サーバ31へ送信される(ステップ23)。貸借
仲介業者管理サーバ31において、受信された借受者登
録情報がデータベースサーバ32へ送られ記憶される。
この記憶により、借受者が登録される(ステップ2
4)。登録が確認された貸借仲介業者管理サーバ31に
おいて、会員番号及びパスワードが発行され借受者端末
20−1へ送信される(ステップ25)。
【0068】なお、貸出者及び借受者の会員登録につい
ては、会員登録ページ(ウエブページ)による登録に代
えて、登録用紙に所定事項を記入して貸借仲介業者へ郵
送等する方法を用いることもできる。また、ウエブペー
ジにはホームページが含まれる。
【0069】次に、本実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける貸借の申し込み処理について、図6を参照
して説明する。同図に示すように、借受者端末20−1
から貸借仲介業者ネットワーク30の貸借仲介業者管理
サーバ31へ、自家用車を借りるための借受申込ページ
の送信要求が送られる(ステップ30)。
【0070】貸借仲介業者管理サーバ31において、受
信された借受申込ページの送信要求がWWWサーバ33
へ送られる。このWWWサーバ33において、借受申込
ページが作成され、借受者端末20−1へ送信される
(ステップ31)。借受者端末20−1において、受信
された借受申込ページが画面表示され、この表示画面に
もとづきパスワードが入力される(ステップ32)。
【0071】入力されたパスワードが、借受者端末20
−1から貸借仲介業者管理サーバ31へ送信され(ステ
ップ33)、このパスワードによる認証が行われる(ス
テップ34)。認証の結果、パスワードが正しくないと
判断されたときは、再度パスワードを入力する旨、ある
いは、申込処理を中止する旨が借受者端末20−1へ送
られ、画面表示される。
【0072】一方、パスワードが正しいと判断されたと
きは、この結果が借受者端末20−1へ送られ(ステッ
プ35)、続いて、借受の借受条件が入力される(ステ
ップ36)。入力された借受条件が、借受者端末20−
1から貸借仲介業者管理サーバ31へ送られる(ステッ
プ37)。
【0073】借受条件が受信された貸借仲介業者管理サ
ーバ31において、データベースサーバ32に記憶され
た貸出者登録情報の示す貸出条件の中から、借受条件の
一部又は全部と一致する貸出条件が検索される(ステッ
プ38)。検索の結果、借受条件の一部又は全部と一致
する貸出条件を有した貸出者登録情報が取り出され、貸
出情報リストとしてデータベースサーバ32へ送られ記
憶される。
【0074】そして、貸出情報リストが、検索結果とと
もに借受者端末20−1へ送信される(ステップ3
9)。借受者端末20−1において、受信された検索結
果及び貸出情報リストが画面表示される。そして、貸出
情報リストの中から借り受けを希望する貸出者登録情報
が借受希望情報として選択される(ステップ40)。
【0075】この借受希望情報が、借受者端末20−1
から貸借仲介業者管理サーバ31へ送られ(ステップ4
1)、さらにデータベースサーバ32へ送られて記憶さ
れる(ステップ42)。また、貸借仲介業者管理サーバ
31において、借受希望情報の示す貸出者端末10−1
へ、貸出要求とともに、借受者端末20−1からの借受
条件が通知される(ステップ43)。
【0076】その後、貸出者端末10−1において、受
信された貸出要求及び借受条件が画面表示される(ステ
ップ44)。そして、貸出者端末10−1を所有する貸
出者から、借受者端末20−1の所有する借受者へ、借
受条件により指定された自家用車が配送される(ステッ
プ45)。
【0077】なお、自家用車の受け渡しは、貸出者が直
接行うことも、運送会社に依頼することも、あるいは貸
借仲介業者が仲介することもできる。また、レンタル料
金は、借受者が、貸出者あるいは貸借仲介業者の口座へ
の振り込むようにすることもできる。
【0078】さらに、上記貸借仲介業者ネットワーク3
0における貸出者登録処理、借受者登録処理、認証処
理、検索処理、発注情報送信処理などの処理は、自家用
車貸借仲介プログラムにより実行される。この自家用車
貸借仲介プログラムについては後述する。
【0079】また、貸借仲介業者ネットワーク30、運
送業者端末50、保険業者端末60及びディーラ端末7
0の相互間、あるいは、これらから貸出者端末10−1
〜10−n及び借受者端末20−1〜20−nへのデー
タ送信は、電子メールを用いることができる。
【0080】このデータ送信に電子メールを用いる場合
は、貸借仲介業者ネットワーク30にメールサーバが設
けられる。なお、メールサーバに代えて、貸借仲介業者
管理サーバ31に電子メール機能をもたせることもでき
る。また、運送業者端末50、保険業者端末60、ディ
ーラ端末70、貸出者端末10−1〜10−n及び借受
者端末20−1〜20−nにおいては、電子メールの送
受信を行うメールリーダ等が搭載される。
【0081】自家用車貸借仲介方法、自家用車貸借仲介
システム、貸借仲介業者サーバ及び自家用車貸借仲介プ
ログラムをこのような構成とすれば、貸出者としては、
所有する自家用車を有効に利用することができ、一方、
借受者としては、ウエブページ上で簡単に自家用車の借
り受けの申込みができ、かつ、安価で借り受けることが
できる。このため、貸借仲介業者としては、貸出者によ
る自家用車の有効利用の要求と、借受者による借受手続
きの簡素化及び借受料金の低廉化の要望とに応えること
ができる。
【0082】なお、本発明の自家用車貸借仲介システ
ム、自家用車貸借仲介方法、貸借仲介業者サーバ及び自
家用車貸借仲介プログラムにおける貸借の対象となる物
は、自家用車に限るものではなく、その他の耐久消費財
であってもよい。
【0083】この耐久消費財には、室内装飾品、インテ
リア用品、アクセサリー、家具、寝具、家電製品、オー
ディオ機器、楽器類、ベビー用品、健康器具などが含ま
れる。これら耐久消費財の中には、自家用車が時間単位
や日単位といった比較的短期間の貸し出しとなるのに対
し、長期間、たとえば週単位や月単位での貸し出しを可
能とするものもある。
【0084】また、貸借の対象が耐久消費財である場合
は、貸出者登録情報には、各耐久消費財に関するデータ
が含まれる。さらに、賃借の対象がパソコンであるとき
は、このパソコンに関する情報には、機種名、購入年
月、メモリ容量、CPUの処理速度、搭載されたアプリ
ケーション、付属品などのデータが含まれる。
【0085】貸借の対象が耐久消費財であっても、本発
明の自家用車貸借仲介システムを用いて、貸し借りを行
うことにより、貸出者により耐久消費財の有効な利用の
要求と、借受者による安価な借り受けの要求とを実現で
きる。
【0086】[第二実施形態]次に、本発明の自家用車
貸借仲介方法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介業
者サーバ及び自家用車貸借仲介プログラムの第二の実施
形態について、図7を参照して説明する。
【0087】本実施形態は、第一実施形態と比較して、
貸出条件を予め分類しておく点が相違する。すなわち、
第一実施形態では、貸出条件をそのまま記憶し、この中
から借受条件と一致するものを検索していたのに対し、
本実施形態では、予め貸出条件をこの貸出条件の有する
特定のデータにもとづいて分類しておき、借受者端末か
らの指定条件と一致した分類を借受者端末へ送信するこ
ととした点で相違する。他の構成要素は第一実施形態と
同様である。
【0088】次に、本実施形態のの動作について、図7
を参照して説明する。同図は、本実施形態の自家用車貸
出仲介システムの動作を示す動作手順図である。同図に
示すように、貸借仲介業者ネットワーク30の貸借仲介
業者管理サーバ31において、データベースサーバ32
で記憶された貸出条件が、この貸出条件の有するデータ
にもとづき分類される(ステップ50)。分類された貸
出条件は、データベースサーバ32へ送られ記憶され
る。なお、本発明においては、車名データにより貸出条
件を分類するものとする。
【0089】その後、借受者端末20−1から貸借仲介
業者管理サーバ31へ、借受申込ページの送信要求が送
られると、貸借仲介業者管理サーバ31において、受信
された借受申込ページの送信要求がWWWサーバ33へ
送られる。このWWWサーバ33から借受者端末20−
1へ、借受申込ページが送信される(ステップ51、ス
テップ52)。
【0090】借受者端末20−1において、受信された
借受申込ページが画面表示され、パスワードが入力され
る(ステップ53)。この入力されたパスワードが、貸
借仲介業者管理サーバ31へ送られ(ステップ54)、
このパスワードによる認証が行われる(ステップ5
5)。認証の結果、パスワードが正しいと判断されたと
きは、この結果が借受者端末20−1へ送られ(ステッ
プ56)、続いて、借受の借受条件が入力され、貸借仲
介業者管理サーバ31へ送られる(ステップ57、ステ
ップ58)。
【0091】借受条件が受信された貸借仲介業者管理サ
ーバ31において、データベースサーバ32に記憶され
た貸出条件の分類のうち、借受条件の有する車名データ
の示す車名と同一の車名を有する分類が検索される(ス
テップ59)。検索の結果、車名データの示す車名と同
一の車名を有する分類が発見されたときは、この分類に
属するすべての貸出条件が取り出され、貸出情報リスト
としてデータベースサーバ32へ送られ記憶される。
【0092】また、貸借仲介業者管理サーバ31から借
受者端末20−1へ、貸出情報リストが検索結果ととも
に送信される(ステップ60)。借受者端末20−1に
おいて、受信された検索結果及び貸出情報リストが画面
表示される。そして、貸出情報リストの中から借り受け
を希望する貸出者登録情報が借受希望情報として選択さ
れる(ステップ61)。
【0093】この借受希望情報が、借受者端末20−1
から貸借仲介業者管理サーバ31へ送られ(ステップ6
2)、さらにデータベースサーバ32へ送られて記憶さ
れる(ステップ63)。また、貸借仲介業者管理サーバ
31において、借受希望情報の示す貸出者端末10−1
へ、貸出要求とともに、借受者端末20−1からの借受
条件が通知される(ステップ64)。
【0094】その後、貸出者端末10−1において、受
信された貸出要求及び借受条件が画面表示される(ステ
ップ65)。そして、貸出者端末10−1を所有する貸
出者から、借受者端末20−1の所有する借受者へ、借
受条件により指定された自家用車が配送される(ステッ
プ66)。
【0095】なお、上記貸借仲介業者ネットワーク30
における貸出条件の分類処理、認証処理、検索処理、貸
出要求送信処理などの処理は、自家用車貸借仲介プログ
ラムにより実行される。この自家用車貸借仲介プログラ
ムについては後述する。
【0096】自家用車貸借仲介方法、自家用車貸借仲介
システム、貸借仲介業者サーバ及び自家用車貸借仲介プ
ログラムをこのような構成とすれば、借受者に提供され
る貸出情報リストが、複数の貸出条件のうち、車名指定
データにより指定された車名と同一の車名からなる貸出
車両を示した貸出条件で構成されるため、借受者として
は、既に希望した車名と同一の車名からなる貸出車両の
中から、貸し出しを希望する車両を選択できる。したが
って、借受者は、車両を借りる際には、従来のレンタカ
ー業者におけるクラスによる貸出車両の指定ではなく、
さらに詳細な条件をも考慮して貸出車両を選択できる。
【0097】[第三実施形態]次に、本発明の自家用車
貸借仲介方法、自家用車貸借仲介システム、貸借仲介業
者サーバ及び自家用車貸借仲介プログラムの第三の実施
形態について、図8を参照して説明する。同図は、本実
施形態の自家用車貸借仲介システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【0098】本実施形態は、第一実施形態又は第二実施
形態と比較して、自家用車貸借仲介システムにディーラ
端末を設けた点が相違する。他の構成要素は第一実施形
態又は第二実施形態と同様である。したがって、図8に
おいて、図1,図2又は図3と同様の構成部分について
は同一の符号を付して、その詳細な説明を省略する。
【0099】図8に示すように、自家用車貸借仲介シス
テム1は、ディーラ端末70を有している。ここで、デ
ィーラ端末70は、自動車の販売業者(ディーラ)の有
する情報処理装置であり、ディーラが販売した車両に関
する情報(販売車両情報)が入力される。
【0100】販売車両情報には、販売車名、販売車種、
自動車メーカ、販売日、購入者名、購入者住所、購入者
電話番号などのデータが含まれる。さらに、販売車両情
報には、購入者が購入車両の貸し出しを希望するか否か
を示す貸出希望データを含むことができる。
【0101】この貸出希望データが、購入車両の貸し出
しを希望する旨を示すときは、販売車両情報には、販売
車名等の他に、貸出希望日、貸出希望期間、貸出希望時
間帯、希望貸出料金(時間単位、日単位、週単位、月単
位などで設定可能)、受け渡し場所、振込口座番号、受
け渡し代行希望の有無、自家用車に関するデータなどを
含むことができる。
【0102】また、ディーラ端末70は、販売車両情報
を貸借仲介業者ネットワーク30へ提供することができ
る。この場合、購入車両の貸し出しを希望する旨を示す
貸出希望データを有した販売車両情報のみを貸借仲介業
者ネットワーク30へ提供することもできる。
【0103】さらに、ディーラ端末70は、ディーラに
関する情報(ディーラ情報)を作成することができる。
ディーラ情報には、ディーラ名、住所、電話番号、ディ
ーラの取り扱う自動車メーカなどを含むことができる。
【0104】なお、ディーラ端末70は、図4において
は、一つだけ設けてあるが、一つに限るものではなく、
複数設けることもできる。この複数のディーラ端末をデ
ィーラ端末70−1〜70−nとする。
【0105】次に、本実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムの動作について、図9を参照して説明する。同図
は、本実施形態の自家用車貸借仲介システムの動作を示
す動作手順図である。
【0106】購入者により車両が購入される際に、ディ
ーラ端末(たとえば、ディーラ端末70−1)におい
て、その購入車両に関する販売車両情報が作成されて
(ステップ70)、貸借仲介業者ネットワーク30の貸
借仲介業者管理サーバ31へ送られる(ステップ7
1)。なお、本発明において、貸借仲介業者管理サーバ
31へ送られる販売車両情報は、購入車両の貸し出しの
希望を示す貸出希望データを含む販売車両情報のみ送信
されるものとする。
【0107】貸借仲介業者管理サーバ31において、受
信された販売車両情報がデータベースサーバ32へ送ら
れて記憶される(ステップ72)。この記憶により、販
売車両情報の示す購入者は、貸出者として貸出者登録を
受けることとなる。そして、貸借仲介業者管理サーバ3
1において、借受者端末(たとえば、借受者端末20−
1)から借受条件が受信されたときに(ステップ7
3)、この借受条件と適合する販売車両情報が、データ
ベースサーバ32の有するデータベースの中から検索さ
れる(ステップ74)。
【0108】この検索は、たとえば、借受条件の有する
車名データの示す車名と、販売車両情報の有する販売車
名データの示す車名との照合により行うことができる。
また、この検索において、借受条件の有する借受者住所
データの示す住所と、販売車両情報の有する購入者住所
データの示す住所とを比較して、互いに遠距離にある場
合は、この販売車両情報を検索の対象から外すこともで
きる。
【0109】検索の結果、借受条件と適合する販売車両
情報が発見されたときは、この販売車両情報の送信元で
あるディーラ端末70−1へ、購入車両の貸し出しの承
諾を求める貸出承諾要求が、発見された販売車両情報及
び借受条件とともに通知される(ステップ75)。貸出
承諾要求、販売車両情報及び借受条件が通知されたディ
ーラ端末70−1において、その販売車両情報の示す購
入者へ、貸出承諾要求が送られる(ステップ76)。
【0110】この貸出承諾要求は、購入者の有する貸出
者端末(たとえば、貸出者端末10−1)へ、その貸出
承諾要求が記載された電子メールを送信することにより
行うことができる。なお、購入者が貸出者端末10−1
を有しない場合は、郵送あるいは電話等により、購入車
両の貸し出しの承諾が要求される。
【0111】また、貸借仲介業者管理サーバ31からデ
ィーラ端末70−1へ通知される貸出承諾要求と、ディ
ーラ端末70−1から貸出者端末10−1へ送信される
貸出承諾要求とは、双方に購入車両の貸し出しの承諾を
求める旨が記されているものであれば、同一であって
も、文章やデザイン等の相違があってもよい。
【0112】貸出者端末10−1において、表示された
貸出承諾要求にもとづき、購入車両の貸し出しを承諾す
るか否かが選択される(ステップ77)。この選択の結
果が、ディーラ端末70−1を介して貸借仲介業者管理
サーバ31へ送られ(ステップ78,ステップ79)、
結果の内容が確認される(ステップ80)。
【0113】この確認において、選択結果が購入車両の
貸し出しを承諾する旨であるときは、選択結果及び車両
の貸し出しに関する条件(車両貸出条件)が、借受者端
末20−1へ送られる(ステップ81)。なお、借受者
端末20−1へ送られる車両貸出条件は、貸出者端末1
0−1において購入車両の貸し出しの承諾が選択された
ときに、この画面上で購入者(貸出者)に入力させるこ
とも、また、貸出者登録においてデータベースに記憶さ
れる貸出条件を用いることもできる。
【0114】そして、借受者端末20−1において、受
信された車両貸出条件が画面表示され(ステップ8
2)、この車両貸出条件の内容を承諾するか否かが選択
され、選択結果が貸借仲介業者ネットワーク30へ送信
される(ステップ83)。この選択結果が貸借仲介業者
管理サーバ31で確認され(ステップ84)、車両貸出
条件の内容の承諾を示すものであるときは、ディーラ端
末70−1を介して貸出者端末10−1へ貸出要求が送
信され(ステップ85,ステップ86)、その後、貸出
者、貸借仲介業者又は運送会社等により借受者へ購入車
両が配送される(ステップ87)。
【0115】なお、貸借仲介業者管理サーバ31からデ
ィーラ端末70−1へ通知される貸出要求と、ディーラ
端末70−1から貸出者端末10−1へ送信される貸出
要求とは、双方に購入車両の貸し出しのための配送を要
求する旨が記されているものであれば、同一であって
も、文章やデザイン等の相違があってもよい。
【0116】一方、貸借仲介業者管理サーバ31におい
て、選択結果が車両貸出条件の内容の承諾を示すもので
ないときは、貸借仲介業者管理サーバ31において、再
度購入車両情報の検索が行われ、ディーラ端末(たとえ
ば、ディーラ端末70−2)への通知、貸出者端末(た
とえば、貸出者端末10−2)における承諾、借受者端
末20−1における承諾等の処理が行われる。
【0117】ところで、選択結果が購入車両の貸し出し
を承諾しない旨であるときは、貸借仲介業者管理サーバ
31において、再度販売車両情報が検索される。検索の
結果、借受条件と適合する販売車両情報が発見されたと
きは、この販売車両情報の送信元であるディーラ端末
(たとえば、ディーラ端末70−3)へ、購入車両の貸
し出しを要求する貸出要求が、発見された販売車両情報
及び借受条件とともに通知される。
【0118】貸出要求、販売車両情報及び借受条件が通
知されたディーラ端末70−3において、上記ディーラ
端末70−1における処理と同様の処理が行われる。な
お、貸借仲介業者管理サーバ31において、借受条件と
適合する販売車両情報が発見されなかったときは、この
発見できなかった旨が、借受者端末20−1へ送信され
る。
【0119】なお、貸借仲介業者ネットワーク30にお
いては、複数のディーラ端末70−1〜70−nから収
集した販売車両情報を、この販売車両情報の有する自動
車メーカデータにもとづき自動車メーカごとに予め分類
しておくこともできる。予め販売車両情報を自動車メー
カごとに分類しておくことにより、借受条件の示す自動
車メーカに分類された販売車両情報のみが、貸借仲介業
者管理サーバ31における検索の対象となるため、その
検索を効率的に行うことができる。
【0120】また、貸借仲介業者ネットワーク30のデ
ータベースサーバ32に記憶されるデータベースは、販
売車両情報ではなく、ディーラに関する情報(ディーラ
情報)で構成することもできる。ディーラ情報には、デ
ィーラ名、ディーラの取り扱う自動車メーカ、住所、電
話番号などを含むことができる。
【0121】この場合は、貸借仲介業者管理サーバ31
において、借受者端末20−1〜20−nからの借受条
件が受信されたときに、この借受条件の有する車名デー
タの示す自動車メーカと一致した自動車メーカを示す自
動車メーカを有するディーラ情報が検索され、発見され
たディーラ情報の示すディーラの端末へ、借受条件が送
信される。
【0122】すなわち、借受条件の示す自動車メーカが
メーカAであるとすると、この借受条件が、メーカAの
自動車を取り扱うディーラに設けられた端末のすべてへ
送信される。この借受条件が受信されたディーラ端末
(たとえば、ディーラ端末70−4〜70−n)のそれ
ぞれにおいて、販売車両情報の検索が行われる。
【0123】検索の結果、得られた販売車両情報は、貸
借仲介業者管理サーバ31へ送信される。貸借仲介業者
管理サーバ31において、受信された販売車両情報が、
データベースサーバ32へ送られ、貸出車両候補として
記憶される。
【0124】貸借仲介業者管理サーバ31で受信された
販売車両情報が複数ある場合は、この中からもっとも借
受条件に適合するものが選択され、この選択された販売
車両情報の送信元であるディーラ端末(たとえば、ディ
ーラ端末70−4)へ、貸出要求が通知される。一方、
貸借仲介業者管理サーバ31で受信された販売車両情報
が一つである場合は、この販売車両情報の送信元である
ディーラ端末(たとえば、ディーラ端末70−5)へ、
貸出要求が通知される。
【0125】なお、貸借仲介業者管理サーバ31で受信
された販売車両情報が複数ある場合であって、貸出者端
末(たとえば、貸出者端末10−3)における購入車両
の貸し出しの承諾がされなかったときは、他の貸出車両
候補の中からあらためて借受条件に適合するものが選択
され、この選択された販売車両情報の送信元であるディ
ーラ端末(たとえば、ディーラ端末70−5)へ、貸出
要求が通知される。
【0126】また、販売車両情報は、貸出を希望しない
旨を示す貸出非希望データを含むこともできる。この貸
出非希望データの含まれた販売車両情報は、貸借仲介業
者ネットワーク30及びディーラ端末70における検索
の対象とはされない。さらに、ディーラ端末70におけ
る貸出希望データの入力は、自家用車の購入時ではな
く、貸出者又は貸出者端末10−1〜10−nから入力
の請求があったときに行うこととすることもできる。
【0127】自家用車貸借仲介システムにディーラ端末
を設けることにより、ディーラは、車両の販売時やその
後において取得した販売車両及び購入者に関する情報
を、販売車両情報としてディーラ端末に入力して、貸借
仲介業者ネットワークのデータベースに記憶・登録させ
ることができる。そして、ディーラ端末において、貸借
仲介業者ネットワークから貸出要求の通知を受けたとき
に、購入者端末へ送信することができる。
【0128】このため、ディーラとしては、車両の貸し
出し先を検索・斡旋するサービスを、貸借仲介業者の業
務窓口として、車両の購入者に提供できる。さらに、貸
出者としては、ディーラに対し、購入車両の貸し出しを
要望することで、借受者の斡旋を受けられるため、自ら
貸出者端末を用いて貸借仲介業者ネットワークとのアク
セスを行う必要がなくなることから、個人情報の入力処
理等に代表される貸借仲介業者への手続きの簡素化を図
ることができる。
【0129】なお、上記の各実施形態における貸借仲介
業者ネットワークの貸出者登録、借受者登録、貸出条件
の分類、認証、検索、貸出要求送信などの機能は、コン
ピュータに記憶された自家用車貸出仲介プログラムによ
り実現される。この自家用車貸出仲介プログラムは、コ
ンピュータに読み込まれることにより、コンピュータの
各構成要素に指令を送り、所定の処理、たとえば、貸借
仲介業者管理サーバの貸出者登録処理、借受者登録処
理、貸出条件の分類処理、認証処理、検索処理、貸出要
求送信処理などを行わせる。これによって、貸出者登
録、借受者登録、貸出条件の分類、認証、検索及び貸出
要求送信等の機能は、自家用車貸出仲介プログラムとコ
ンピュータとが協働した貸借仲介業者管理サーバにより
実現される。
【0130】なお、貸出者登録、借受者登録、貸出条件
の分類、認証、検索、貸出要求送信等の機能を実現する
ための自家用車貸出仲介プログラムは、コンピュータの
ROMに記憶される他、コンピュータ読み取り可能な記
録媒体、たとえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に
格納することができる。外部記憶装置とは、CD−RO
M等の記憶媒体を内蔵し、貸借仲介業者管理サーバに外
部接続されるメモリ増設装置をいう。一方、可搬記録媒
体とは、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着で
き、かつ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえ
ば、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁気ディ
スク等をいう。
【0131】そして、記録媒体に記録されたプログラム
は、コンピュータのRAMにロードされて、CPUによ
り実行される。この実行により、上述した本実施形態の
貸借仲介業者管理サーバの機能が実現される。さらに、
コンピュータで自家用車貸出仲介プログラムをロードす
る場合、他のコンピュータで保有された自家用車貸出仲
介プログラムを、通信回線を利用して自己の有するRA
Mや外部記憶装置にダウンロードすることもできる。こ
のダウンロードされた自家用車貸出仲介プログラムも、
CPUにより実行され、本実施形態の貸借仲介業者管理
サーバの貸出者登録、借受者登録、貸出条件の分類、認
証、検索、貸出要求送信等の機能を実現する。
【0132】なお、本発明の自家用車貸借仲介システム
は、第一実施形態、第二実施形態及び第三実施形態のそ
れぞれにおける自家用車貸借仲介システムを任意に組み
合わせたものであってもよい。
【0133】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、利用頻
度の低い自家用車を、他者の利用に供することができる
ため、その利用頻度を高めることができる。したがっ
て、貸出者としては、高額で購入し維持費も継続的に支
払っている自家用車について、効率的な利用が可能とな
り、さらには、収入も期待することができる。
【0134】さらに、自家用車の利用頻度が高まること
により、長期の放置によるエンジン始動のかかりにくさ
を解消できるとともに、ガソリンやエンジンオイルが劣
化してオーバーホールが必要となるというような状況に
至る心配がなくなる。加えて、高額で購入した自家用車
を他者に貸すことで収入を得ることができるため、ロー
ン返済の負担軽減にもつながる。
【0135】また、貸出者としては、所有する自家用車
の利用頻度を高めることが目的であるとともに、レンタ
カー業者のように、経営費用や人件費等を捻出する必要
がない。このため、レンタル料金を低く抑えることがで
きる。したがって、借受者としては、その自家用車を安
価で借り受けることができる。
【0136】さらに、貸出車両については、車両の情報
をデータベース化しておけばよいため、貸借仲介業者と
しては、貸出車両の駐車スペースを確保する必要がな
く、多数の貸出車両を扱い、これらを借受者に提供でき
る。このため、借受者としては、その提供される多数の
貸出車両の中から、希望にかなう車両を選択し借り受け
ることができる。
【0137】また、貸出条件に車名データを設け、この
車名データにもとづいて貸出条件を分類しておくことと
すれば、借受者に提供される貸出情報リストを、複数の
貸出条件のうち、車名指定データにより指定された車名
と同一の車名からなる貸出車両を示した貸出条件で構成
することができるため、借受者としては、既に希望した
車名と同一の車名からなる貸出車両の中から、貸し出し
を希望する車両を選択できる。したがって、借受者は、
車両を借りる際には、従来のレンタカー業者におけるク
ラスによる貸出車両の指定ではなく、さらに詳細な条件
をも考慮して貸出車両を選択できる。
【0138】さらに、自家用車の借り受けの予約を、借
受者の所有する端末で行うことができるため、借り受け
の手続きの簡素化を図ることができる。すなわち、借受
者としては、レンタカー業者でレンタカーを借りる場合
に、その営業所まで出向き所定の手続きを行うといった
手間を省くことができる。
【0139】また、自家用車貸借仲介システムに運送業
者端末を設けることにより、運送業者に対し、貸出者か
ら借受者への自家用車の運送依頼を、その自家用車貸借
仲介システム上で行うことができる。これによって、貸
借仲介業者、貸出者及び借受者の手続きの簡素化を図る
ことができる。さらに、運送業者が借受者の自宅まで自
家用車を運送してくれるため、レンタカーを借りる場合
にレンタカー業者の営業所まで出向くという手間を省く
ことができる。
【0140】さらに、自家用車貸借仲介システムにディ
ーラ端末を設けることにより、ディーラは、車両の販売
時やその後において取得した販売車両及び購入者に関す
る情報を、販売車両情報としてディーラ端末に入力し
て、貸借仲介業者ネットワークのデータベースに記憶・
登録させることができる。そして、貸借仲介業者ネット
ワークから受けた貸出要求をディーラ端末で受けたとき
に、この受けた旨を購入者端末へ送信することができ
る。このため、ディーラとしては、車両の貸し出し先を
検索・斡旋する新たなサービスを、車両の購入者に提供
できる。
【0141】また、貸出者としては、ディーラに対し、
購入車両の貸し出しを要望することで、借受者の斡旋を
受けられるため、自ら貸出者端末を用いて貸借仲介業者
ネットワークとのアクセスを行う必要がなくなることか
ら、個人情報の入力処理等に代表される貸借仲介業者へ
の手続きの簡素化を図ることができる。さらにまた、貸
借仲介業者としては、ディーラにおいて販売時に必ず取
得される販売車両情報を収集してデータベース化できる
ため、より多くの車両を借受希望者に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態における自家用車貸借仲
介システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第一実施形態における自家用車貸借仲
介システムの他の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第一実施形態における自家用車貸借仲
介システムのさらに他の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第一実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける貸出者の会員登録の動作を示す動作手順図
である。
【図5】本発明の第一実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける借受者の会員登録の動作を示す動作手順図
である。
【図6】本発明の第一実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける貸出手続きの手順を示す動作手順図であ
る。
【図7】本発明の第二実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける貸出手続きの手順を示す動作手順図であ
る。
【図8】本発明の第三実施形態における自家用車貸借仲
介システムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第三実施形態の自家用車貸借仲介シス
テムにおける貸出手続きの手順を示す動作手順図であ
る。
【符号の説明】
1 自家用車貸借仲介システム 10−1〜10−n 貸出者端末 20−1〜20−n 借受者端末 30 貸借仲介業者ネットワーク 31 貸借仲介業者管理サーバ 32 データベースサーバ 33 WWWサーバ 40 通信回線 50 運送業者端末 60 保険業者端末 70 ディーラ端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貸借仲介業者ネットワークが、 通信回線によって、複数の貸出者端末から自家用車の貸
    出条件を収集して記憶し、 借受者端末から前記自家用車の借受条件を受け取ったと
    きに、 前記複数の貸出条件の中から、前記借受条件と一致する
    貸出条件を検索して取り出し、 この取り出した貸出条件の送信元である貸出者端末へ、
    前記自家用車の貸し出しを要求する貸出要求を通知する
    自家用車貸借仲介方法であって、 前記貸借仲介業者ネットワークは、 前記借受条件を受け取ったときに、前記複数の貸出条件
    の中から、前記借受条件の一部又は全部と一致する貸出
    条件を検索して取り出し、 この取り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報リス
    トとして前記借受者端末へ送信し、 この借受者端末において前記貸出情報リストの中から選
    択された貸出条件を借受希望条件として受信し、 この受信した借受希望条件の示す貸出条件の送信元であ
    る貸出者端末へ、前記貸出要求を通知することを特徴と
    する自家用車貸借仲介方法。
  2. 【請求項2】 自家用車の貸出条件を記憶する複数の貸
    出者端末と、 前記自家用車の借受条件を記憶する借受者端末と、 通信回線によって、前記複数の貸出者端末から前記貸出
    条件を収集して記憶するとともに、前記借受者端末から
    前記借受条件を受け取ったときに、前記複数の貸出条件
    の中から、前記借受条件と一致する貸出条件を検索して
    取り出し、かつ、この取り出した貸出条件の送信元であ
    る貸出者端末へ、前記自家用車の貸し出しを要求する貸
    出要求を通知する貸借仲介業者ネットワークとを有する
    自家用車貸借仲介システムであって、 前記貸借仲介業者ネットワークは、 前記借受条件を受け取ったときに、前記複数の貸出条件
    の中から、前記借受条件の一部又は全部と一致する貸出
    条件を検索して取り出し、 この取り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報リス
    トとして記憶し、 前記借受者端末は、 前記貸出情報リストを受信し、 この受信した貸出情報リストの中から借り受けを希望す
    る貸出条件を借受希望条件として選択し、 前記貸借仲介業者ネットワークは、 前記借受希望条件を受信し、 この受信した借受希望条件の示す貸出条件の送信元であ
    る貸出者端末へ、前記貸出要求を送信することを特徴と
    する自家用車貸借仲介システム。
  3. 【請求項3】 前記貸出条件が、前記自家用車の車名を
    示す車名データを有し、 前記借受条件が、前記車名の一つを指定する車名指定デ
    ータを有し、 前記貸借仲介業者ネットワークが、 収集した前記複数の貸出条件を、前記車名データの示す
    車名ごとに分類しておき、 前記借受条件を受け取ったときに、前記分類のうち、前
    記借受条件の有する前記車名指定データにより指定され
    た車名と同一の車名を含む分類を選択し、 この選択した分類に属するすべての貸出条件を前記貸出
    情報リストとして記憶し、 この記憶した貸出情報リストを前記借受者端末へ送信す
    ることを特徴とする請求項2記載の自家用車貸借仲介シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 運送業者の所有する運送業者端末を有
    し、 前記貸借仲介業者ネットワークが、 前記借受者端末から前記借受希望条件を受信したとき
    に、前記自家用車の運送を要求する運送要求を、前記運
    送業者端末へ送信することを特徴とする請求項2又は3
    記載の自家用車貸借仲介システム。
  5. 【請求項5】 前記自家用車のディーラが所有するディ
    ーラ端末と、 前記自家用車の購入者が所有する購入者端末とを有し、 前記ディーラ端末が、 前記購入者に販売した前記自家用車に関する販売車両情
    報を作成し、 前記貸借仲介業者ネットワークが、 通信回線によって、複数の前記ディーラ端末から前記販
    売車両情報を収集して記憶するとともに、前記借受者端
    末から前記借受条件を受け取ったときに、前記複数の販
    売車両情報の中から、前記借受条件に適合する販売車両
    情報を検索して取り出し、かつ、この取り出した販売車
    両情報の送信元であるディーラ端末へ、前記自家用車の
    貸し出しを要求する貸出要求を通知し、 前記ディーラ端末が、 通知を受けた前記貸出要求を前記購入者端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項2、3又は4記載の自家用車貸
    借仲介システム。
  6. 【請求項6】 通信回線によって、複数の貸出者端末か
    ら自家用車の貸出条件を収集するとともに、借受者端末
    から前記自家用車の借受条件を受け取ったときに、前記
    複数の貸出条件の中から、前記借受条件と一致する貸出
    条件を検索して取り出し、かつ、この取り出した貸出条
    件の送信元である貸出者端末へ、前記自家用車の貸し出
    しを要求する貸出要求を通知する貸借仲介業者管理サー
    バであって、 前記借受条件を受け取ったときに、前記複数の貸出条件
    の中から、前記借受条件の一部又は全部と一致する貸出
    条件を検索して取り出し、 この取り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報リス
    トとして前記借受者端末へ送信し、 前記借受者端末において、前記貸出情報リストの中から
    選択された貸出条件を借受希望条件として受信し、 この受信した借受希望条件の示す貸出条件の送信元であ
    る貸出者端末へ、前記貸出要求を送信することを特徴と
    する貸借仲介業者管理サーバ。
  7. 【請求項7】 通信回線によって、複数の貸出者端末か
    ら自家用車の貸出条件を収集して記憶するとともに、借
    受者端末から前記自家用車の借受条件を受け取ったとき
    に、前記複数の貸出条件の中から、前記借受条件と一致
    する貸出条件を検索して取り出し、かつ、この取り出し
    た貸出条件の送信元である貸出者端末へ、前記自家用車
    の貸し出しを要求する貸出要求を通知する処理を貸借仲
    介業者ネットワークに実行させる自家用車貸借仲介プロ
    グラムであって、 前記借受条件を受け取ったときに、前記複数の貸出条件
    の中から、前記借受条件の一部又は全部と一致する貸出
    条件を検索して取り出し、 この取り出した一又は二以上の貸出条件を貸出情報リス
    トとして前記借受者端末へ送信し、 この借受者端末において、前記貸出情報リストの中から
    選択された貸出条件を借受希望条件として受信し、 この受信した借受希望条件の示す貸出条件の送信元であ
    る貸出者端末へ、前記貸出要求を送信する処理を貸借仲
    介業者ネットワークに実行させることを特徴とする自家
    用車貸借仲介プログラム。
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